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平家物語
古典って楽しい!
第4
回 「平家物語」の無常観を 子どもたちにとらえさせる ため、私はまず 唱歌「荒城の月」と 出会わせます。 このようにして、第一連から第四連まで ていねいに学習していくと 子どもたちは「平家物語」に通じる 世界観を感じとることができます。 音読・視写の後 内容理解に入ります。 模造紙に書きこんでおくと 後で振りかえることができます。 新しい教科書には 古典が多く 扱われていますね こうして 見ると 古典は 楽しそう ですね 「荒城」って 何かな? この「かげ」はどんな意味かな 辞書で調べてみよう いない! 今は住んで 住んでいたけど 昔は人が 荒れた城! 「日・月・電灯 などの光」だって 明るくても 「かげ」なんだ そうなんです 作・画/吉永直子 筑波大学附属小学校 青山由紀先生 子どもたちが より楽しく 古典の世界に 親しめるようにひと工夫した 「平家物語」の授業を ご紹介します この「かげ」は 光と影の どっちだろう? これは「昔の光はどこに 行ったんだろう?」と いう意味だよ むかしの光を 知っている人が 言っているのかな? 栄えて いたのに 滅びちゃった のか 月の光が うつっているんだ! 光だ! ゆうれいだよ! はかないね 落武者 ⁉ ※「荒城の月」をじっくり鑑賞するため、詩の単元に組みこんで年間指導計画を立ててもよいかもしれません。26 27 古典って楽しい! 「国語デジタル教科書」を 使えば映像もいっしょに 見せることができ、 子どもたちは引きこまれます。 つづく そしていよいよ 「平家物語」の学習に 入ります。 観念的で言葉も難しい 「平家物語」の冒頭部を 子どもはなんとなく とらえることができます。 次に、琵琶奏者が弾き語りをしている 音声を聴かせます。 そのため音読へも スムーズに つなげられます。 この後は 暗唱をさせます。 授業のあたまに十分ほど 発表する時間を設けて 継続的に指導すると いいでしょう。 自宅で暗唱の練習をすると 親や祖父母の世代も 暗唱していることに 気づくでしょう。 「荒城の月」 、「平家物語」と 学習することで 時代が違っても人の営みには 共通点があり、それが現代へと つながっていることを感じとる ことができます。 「荒城の月」は明治時代の 歌だけど、これから 八百年以上前につくられた お話を読みます 「たけき者も つひには滅びぬ、 ひとへに風の前の 塵に同じ。 」 わ、悲しい はかないなぁ 「荒城の月」 みたいだ じゃ、もう一度 音読して みよう さっそく 授業に 取り入れて みたいです 次回も実践的な例を ご紹介します これ 戦に 負けた後でしょ