演習用スライド
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(2) はじめに この演習課題は、【問題発見と情報システム化による解決】の理 解を深めるために、架空の都市A市の図書館情報システムに関 する要求定義のための演習課題です。 この演習では、1チーム3-5名でのチーム演習を通して、 【問題発見と情報システム化による解決】の知識やスキルを修 得するだけでなく、コミュニケーションやチームワークなどのパー ソナルスキルの修得も目指しています。 スキルアップのためには、皆さんが演習に参加することが必要 不可欠です。失敗を恐れず、積極的に取り組んでください。. Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 1.
(3) 目次 1. A市図書館システムの概要 2. 演習課題1 問題と要求の抽出 3. 演習課題2 モデリング手法. 現図書館 システムの 理解. 演習課題1 問題と要求の 抽出. 演習課題2 モデリング 手法. Copyright©2013 IPA All Right Reserved.
(4) 1. A市図書館システムの概要 1.1 A市図書館の概要 1.2 図書の予約・貸出に関する現業務(抜粋) 1.3 A市図書館の現システム構成. Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 3.
(5) 1.1 A市図書館の概要 1.1.1 経営理念と経営課題 経営理念 利用者の課題解決や暮らしに役立つ情報を提供し、より便利 で快適な図書館を目指します。 経営目標(中期5か年計画) -. 利用者数の10%増加(延22万人) 年間貸出図書冊数の10%増加(延440万冊) 蔵書の再構成による蔵書数削減(約10万冊) 図書館情報システムの更改(1年後サービスイン) 司書の人材育成(年間10日間の研修). Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 4.
(6) 1.1 A市図書館の概要 1.1.2 統計データ A市の人口 :約100万人 A市立図書館の館数 :10館 A市立図書館の利用者数 :延べ約20万人 (複数の図書館に重複登録している利用者あり) 年間貸出図書冊数 :延べ約400万冊 蔵書数 :約170万冊 年間入館者数 :延べ約300万人 年間貸出利用者 :延べ約250万人 各図書館の職員数 :平均約10名 各図書館のシステム管理者数 :平均約2名. Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 5.
(7) 1.2 図書の予約・貸出に関する現業務(抜粋) 利用者登録 - 利用者は窓口で利用者登録用紙を職員に提出する。 - 職員は利用者登録用紙を参照し、システムに利用者情報を登録する。 - 利用者登録を登録すると利用者カードが発行され、利用者に渡す。. 図書登録 - 職員は購入または寄贈された図書情報をシステムに登録する。. 図書予約 - 利用者は予約申請用紙に貸出希望図書情報を記入し、利用者カード とともに職員に渡す。 - 職員は図書情報を検索の上、予約登録をする。 - 予約登録が完了したら、印刷した予約票と利用者カードを利用者に渡 す。. Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 6.
(8) 1.2 図書の予約・貸出に関する現業務(抜粋) 利用者図書検索 - 図書館の利用者は、図書館に設置されている図書検索端末より、 所蔵図書と貸出可否について検索する。. 所蔵図書貸出 - 利用者は所蔵図書と利用者カードを職員に渡す。 - 職員は貸出登録をする。 - 貸出登録が完了したら、貸出図書と貸出票、および利用者カードを 利用者に渡す。. 予約図書貸出 - 利用者は予約票と利用者カードを職員に渡す。 - 職員は予約用書庫より図書を取り出し、貸出登録をする。 - 貸出登録が完了したら、貸出図書と貸出票、および利用者カードを 利用者に渡す。. Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 7.
(9) 1.3 現図書館システムの構成 現図書館システムは、図書館内に閉じたネットワーク構成と なっている。. スイッチ. サーバー. 利用者用 図書検索端末(約2台). 職員窓口用端末(約3台). Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 8.
(10) 2. 演習課題1. 問題と要求の抽出. 2.1 問題と要求抽出の説明 2.2 成果物 2.3 作業手順. Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 9.
(11) 2.1 問題と要求の抽出の説明 皆さんの立場 皆さんはA市の「新図書館情報システム」プロジェクトにアサインされ、要求 定義を担当することになりました。 A市図書館を取り巻く環境変化 A市は、前述の経営理念のもと図書館事業を営んできましたが、昨今の市 の厳しい財政状況の中、図書などの資料購入予算が減少しています。効率 的な管理運営を行って限られた資源を有効活用しなければいけません。ま た図書館に対する要求も高度化・多様化しています。オフィス街に近い図書 館はビジネス書、団地に近い図書館では生活関連図書、高齢者は年金・医 療・福祉に関連した図書の貸出要求が増加しています。一方、インターネッ トを活用した商品販売の事例に見られるような、人手ではできなかったこと や従来できなかった新たなサービスが最新のITを活用することにより実現で きるようになりました。新図書館情報システムには、こうした高度情報化時代 への対応も求められています。 Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 10.
(12) 2.1 問題と要求の抽出の説明 以下にステークホルダの意見を示します。 図書館利用者 ・スマートフォン、タブレットにも対応した検索ページでいつでもどこからでも 図書を探せるようにしてほしい。 ・インターネットを利用して、所蔵図書の検索や予約できるようにしてほしい。 ・遠方の図書館に行くのが大変なので、移動図書館を設けてほしい。 ・開館日、開館時間を拡大してほしい。 ・市民の意見が反映される仕組みづくりにより、市民参加の図書館にしてほ しい。 図書館長 ・税収減少に対応するために、図書館の運営費用を削減したい。 ・図書の貸出実績を様々な角度から分析し、図書購入の無駄を省きたい。 ・市内の図書館を連携させることで、図書の重複購入を減らし、図書を最適 に配置したい。 Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 11.
(13) 2.1 問題と要求の抽出の説明 窓口職員 ・利用者の貸出、返却、予約の手間を省き、サービスを向上したい。 ・利用者が窓口を利用しなくても、利用者自身がシステムを操作して貸出し できる仕組みがほしい。 ・業務を効率化して、負荷を軽減したい。 司書 ・専門性を活かした十分なサービスを提供するために、専門的能力のスキ ルアップを図りたい。 ・図書の有無の確認等、非専門的業務にかかる業務を効率化したい。 情報システム管理者 ・10の図書館に分散している情報機器やデータを一元管理したい。 ・最新の情報通信技術を活用したシステムにしたい。. Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 12.
(14) 2.2 成果物 2.2.1 テンプレート 演習課題1 問題と要求の抽出 1. 経営要求(経営課題) ○○. ビジネス要求 1-1 ○○ 1-2. 2. 2-1 2-2 2-3. 3. 3-1 3-2. 情報システム/手作業要求 1-1-1 ○○ 1-1-2 システムによる○○ 1-2-1 1-2-2 2-1-1 2-1-2 2-2-1 2-2-2 2-3-1 2-3-2 3-1-1 3-1-2 3-2-1 3-2-2. Copyright©2013 IPA All Right Reserved. システム 手作業 ○ ○. 13.
(15) 2.2 成果物 2.2.2 成果物のイメージ 経営要求 (経営課題) 経営レベルと して解決すべ きこと. ビジネス 要求. 情報システム 要求 システムを構成する 業務アプリケーション、 PCやサーバなどの機器、 ネットワークに関する要求. ビジネスで行 っている事業 に関する要求. 手作業の 要求 システムを使わ なくてもできる 業務に関す要求. Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 14.
(16) 2.3 問題と要求の抽出演習の作業手順 チーム ビルディング. ① 自己紹介(氏名、部活・サークル、出身、趣味 など) ② チーム内の役割分担決定(リーダ、書記、メンバ). ケーススタディ の理解. ① 演習課題の資料を読む ② A市図書館を取り巻く環境変化を読んで、A市図書館の 経営要求(経営課題)を抽出する。. 問題と要求の 抽出 チーム内で討議. ① ステークホルダの意見を参考に、ビジネス (図書館の事業)要求を抽出する。 ② ビジネス要求を情報システムで解決する要求と手作業で 解決する要求に分ける。 ① 経営課題を解決するための要求が漏れなく明確化 されているかメンバ全員で検証する。. 2チーム間確認. ① 成果物を2チーム間で交換し、良かった点や改善点を 指摘する。. 演習結果発表. ① 代表チームが成果物を発表する。 Copyright©2013 IPA All Right Reserved. 15.
(17) 科目名:要求工学を活用した問題発見と情報システムによる解決 問題発見と情報システム化による解決 演習用スライド. 発行者. 独立行政法人 情報処理推進機構 〒113-6591 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコート センターオフィス 15階. 連絡先 IT人材育成本部 産学連携推進センター Tel:03-5978-7536 Fax:03-5978-7516 Copyright©2013 IPA All Rights Reserved.
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