BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 井上和郎 大会名:Tour de Guadeloupe(フランス、UCI2.2) 開催日:2015 年 7 月 31 日(金)-8 月 9 日(日) 開催地:フランス海外県・グアドループ島 アンカーメンバー:井上和郎、ダミアン・モニエ、トマ・ルバ、内間康平、 寺崎武郎、椿大志 出場チーム:海外招待 8 チーム、グアドループ島内 16 チーム 出走:24 チーム、139 人 中間スプリントポイント 1 位:5 点・3 秒、2 位:3 点・2 秒、3 位:1 点・1 秒 ゴール 1 位:25 点・10 秒、2 位:20 点・6 秒、3 位:16 点・4 秒、4 位:14 点・・・ 15位:1 点 ゴール(ハーフステージ) 1 位:10 点・6 秒、2 位:9 点・4 秒、3 位:8 点・2 秒・・・ 10位:1 点 山岳ポイント 1 級 1 位:10 点、2 位:8 点、3 位:6 点、4 位:4 点・・・6 位:1 点 2級 1 位:6 点、2 位:4 点、3 位:2 点、4 位:1 点 3級 1 位:4 点、2 位:2 点、3 位:1 点 UCIヨーロッパツアーのステージレース。 ヨーロッパツアーに属しているが、場所はカリブ海のど真ん中。 湿度、気温共に高く、スコールのような通り雨も頻発する島。 平坦もあるが、ほとんどが勾配の厳しいアップダウンを繰り返すコース設定が多い。 第 2 と第 8 ステージは、それぞれ a、b の 2 ステージあり、 いずれも a が 100km 程度のマスドロードレース、b が個人タイムトライアルとなっていて、 大会 10 日間で全 12 ステージと、結構厳しい日程となっているのも特徴的である。 各ステージ間でのホテル移動がなく、全日程同じホテルに宿泊出来るが、 その分、各ステージのスタート、ゴールとホテル間のバス移動があり、 スケジュール的には毎日余裕がなく、マッサージを受ける時間がなかったり、
レーサージャージなどの洗濯は、各自が手洗いしたりと、 日々の回復力も成績に影響するレース。 チームでは、ダミアンとトマ、どちらかの総合優勝と、 全員の区間優勝を目指しスタートした。 7月 31 日(金)プロローグ(チームタイムトライアル)Point-a-Pitre 16:00~ 天候:晴れ、気温 26~28℃ 距離:5.5km 結果
1 BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 6分 54 秒 47.8km/h 2 SELECTION CLUB DE MARTINIQUE +15 秒
3 A.S. BAIE-MAHAULTIENNE +18 秒 自転車レースにおけるプロローグは顔見せの要素が強く、 特に、この大会のプロローグは総合成績には全く反映されない正に顔見せレース。 ただ、上位に入ることで表彰を受けられたり、 各賞ジャージが上位チームに配分されたりする。 チームで唯一タイムトライアル専用バイクを持ち込んだダミアンが、 コースの約半分を引いて高速を維持し、 トップタイムでゴール。 チームトップでゴールした椿がリーダージャージを、 井上がチーム総合リーダージャージを獲得した。 8月 1 日(土)第 1 ステージ Point-a-Pitre→Sainte-Anne 10:00~ 天候:晴れ、気温 27~34℃ 距離:157.6km スプリントポイント:22.6、45.6、113.2km、山岳ポイント:15.3km=3 級、78km=3 級 結果
2 Ludovic TURPIN - VELO CLUB DE GRAND CASE +0 秒
3 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒 16 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 秒 18 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 秒
19 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 秒 51 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +10 分 10 秒 91 寺崎武郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +11 分 4 秒 参加選手のレベル差が激しいため、アジアツアーと同じく、 初日から大きなタイム差が付く集団形成がされる可能性がある。 さらに、50km 過ぎから海風をまともに受けるコース設定で、 ここで大きく集団が分断することは明白だった。 チームとしては、この横風を利用して集団を分断し、 ダミアンとトマを含めつつチームメイトを先頭に多く残し総合を有利に進めることが 作戦として確認された。 スタートからのアタック合戦は、横風が始まるまで続いたが、 風にさらされると有力チームがこぞって集団の先頭に集まる。 アンカーも全員で前に上がり、60km 地点で一気に加速。 あっという間に 30 人ほどに集団を絞り込んだ。 ここに、井上、ダミアン、トマ、内間の 4 人を残しそのままゴールを目指す。 残り 7km 地点で、が抜けだし、これにトマが反応、 約 10 秒差を保ちゴールに飛び込み 3 位でゴール。 井上、ダミアン、内間は秒遅れの追走集団でゴール。 総合を狙ううえで、ダミアン、トマを筆頭に、 有効なアドバンテージを手に入れたステージとなった。 個人的には、力が入りづらく、ただひたすら食らいついたステージとなった。 8月 2 日(日) 第 2 ステージ a Sainte-Anne→Gourbeyre 9:00~ 天候:晴れ、気温 27~34℃
距離:100km
スプリントポイント:21.1、59km、山岳ポイント:88km=2 級、100km=2 級 結果
1 Hernan Dario PARRA SUAREZ - VELO CLUB DE GRAND CASE 2 時間 25 分 37 秒 41.2km/h
2 Ludovic TURPIN - VELO CLUB DE GRAND CASE +0 秒 3 Diego MILAN - INTEJA MMR DCT +0 秒
5 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒
9 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +23 秒 11 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +37 秒
12 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +47 秒
31 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +3 分 13 秒 70 寺崎武郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +6 分 28 秒 今大会最初の 2 ステージある日。 午後の個人タイムトライアルが重要なのは言うまでもないが、 午前中も終盤に山岳が連続するうえに、ゴールが数 km の山頂にあり、 総合を狙ううえで重要なステージ。 頻繁なアタック合戦の末に、井上、寺崎を 10 名ほどの逃げが決まる。 終盤の厳しいアップダウン区間で、内間、椿も複数人で先頭に合流し、 残り 30km で内間が先頭集団からアタック、2 名で抜け出す。 メイン集団もペースアップして人数を減らしながら最後の登りにさしかかる。 残り 2km で先行していた内間を、10 名ほどになったメイン集団が捕らえ、 ここにダミアンとトマが残る。 そのままゴール勝負にもつれ込み、 トマがステージ 5 位に入った。 井上は、終盤に、先頭集団からメイン集団に戻ってしまうという判断ミスに加え、 登りでの切れ味がなく、結局、3 分以上も遅れてしまった。
8月 2 日(日) 第 2 ステージ b(個人タイムトライアル) Gourbeyre→Gourbeyre 15:00~ 天候:晴れ時々雨、気温 22~28℃
距離:9.5km
山岳ポイント:9.5km=1 級 結果
1 Boris CARENE - A.S. BAIE-MAHAULTIENNE 19 分 54 秒 44 28.5km/h 2 Ludovic TURPIN - VELO CLUB DE GRAND CASE +8 秒 34
3 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +25 秒 13
4 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +29 秒 31 17 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +2 分 31 秒 63 25 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +3 分 3 秒 84 41 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +3 分 44 秒 11 44 寺崎武郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +3 分 51 秒 71 スタートして 3km はアップダウン、その後 6km で 480m を駆け上がる、 登りの個人タイムトライアル。 総合成績に大きく影響することと、 チーム総合成績のために全力で挑んだ。 トマ、ダミアンがそれぞれ 3、4 位に入り、総合成績でも 3、4 位につけた。 個人的には、全力で挑んだものの、 仕上がりに乏しい調子のため、タイムが伸び悩んだ。 8月 3 日(月) 第 3 ステージ Gourbeyre→Anse-Bertrand 10:00~ 天候:晴れ、気温 24~35℃ 距離:154km スプリントポイント:26.3、42.8、76.4km、山岳ポイント:5km=3 級 結果
1 Mickaël LAURENT - SELECTION CLUB DE MARTINIQUE 3 時間 35 分 17 秒 42.9km/h 2 Jordan NACTO - VELO CLUB SAINTANNAIS +0 秒
13 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒 23 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒
36 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +2 分 20 秒 42 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +2 分 20 秒 46 寺崎武郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +2 分 20 秒 98 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +19 分 46 秒 この日は、最初に登るものの、後はほぼ平坦なコース。 しかし、後半は吹きさらしのコース。 昨日に総合成績でタイム差が付いたこともあり、 序盤の逃げが最後まで行く可能性もあり、それに乗れるように走った。 激しいアタック合戦の末に、椿を含む 10 数名が先行する。 そのまま、中盤を過ぎて、激しい横風区間を経て、 ダミアン、寺崎を含む追走集団が形成された。 先頭集団にいた椿をダミアンの追走まで呼び戻し、そのまま先頭集団を追う。 最終的に、ダミアン、椿を含む先頭集団は、 トマ、内間の残ったメイン集団に対して 2 分 20 秒を稼ぎ逃げ切り、 ダミアンがリーダージャージに袖を通した。 個人的には、序盤の逃げに乗れず、 その後の横風でも遅れてしまい、全くいいところのないステージとなった。 8月 4 日(火) 第 4 ステージ Anse-Bertrand→Vieux-Habitants 10:00~ 天候:晴れ、気温 27~34℃ 距離:142.6km スプリントポイント:18.5、50、83.3km 山岳ポイント:57.5km=3 級、103.2km=1 級、111.4km=1 級、128km=2 級 結果
1 Boris CARENE - A.S. BAIE-MAHAULTIENNE 3 時間 30 分 46 秒 40.5km/h 2 Diego MILAN - INTEJA MMR DCT +2 分 33 秒
7 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +2 分 39 秒 12 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +7 分 18 秒 27 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +10 分 53 秒 43 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +12 分 23 秒 51 寺崎武郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +17 分 29 秒 61 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +17 分 35 秒 序盤は平坦基調だが、残り 50km は高低差 200m 未満ながら、 勾配が非常に厳しいアップダウンを繰り返す今大会 1、2 を争う厳しいステージ。 チームとしては、ダミアンのリーダージャージを守るべく、 残り 50km までしっかり集団をコントロールすることと、 その後の力勝負でダミアン、トマがしっかり走ることが確認された。 中盤までに繰り返されたしつこいアタック合戦の末、数名が先行する展開。 チームは、井上、内間、寺崎、椿の 4 名でしっかり集団をコントロール。 残り 50km を過ぎての 1 級山岳に向けて、 Boris CARENE 擁する A.S. BAIE-MAHAULTIENNEが一気に加速すると集団は崩壊。 前日の晩からお腹を壊したダミアンは苦しみながらも、 トマのアシストを受けて何とか 7 位でゴール。 圧倒的な力を見せつけて独走勝利した Boris CARENE がレースリーダーとなった。 個人的には、相変わらず出力が高い領域に対応出来ず、 集団をコントロールした後は大きく遅れてゴールした。 8月 5 日(水) 第 5 ステージ Vieux-Habitants→Goyave 10:00~ 天候:晴れ、気温 27~35℃ 距離:148.7km スプリントポイント:11.1、57、95.3km 山岳ポイント:13.2km=3 級、28.8km=1 級、76.1km=3 級、114.5km=3 級 結果
2 LA ROCHELLE Stéphane - V.C.T.R./E.D.S. +0 秒 3 Boris CARENE - A.S. BAIE-MAHAULTIENNE +0 秒
6 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒 10 寺崎武郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒
13 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒 15 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒
36 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +44 秒 41 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +7 分 17 秒 スタートしてすぐに厳しいアップダウンを経ながら、 28.8kmの 1 級山岳へ一気に 7km 登り、そして一気に下る。 その後は、3 級山岳を含む大きな周回を 2 周してゴールに向かう。 序盤の山岳は厳しいものの、総合成績が動く厳しさではないため、 日本人選手にとっては逃げてステージ優勝のチャンスがある。 スタートしてすぐに内間が複数人と逃げ始め、40 秒程度のタイム差を稼ぐ。 1級山岳を越えていったん捕まるものの、更にアタックし 3 名で抜け出す。 しかし、状況的に厳しいと判断した監督の指示で内間はメイン集団に戻る。 それと入れ違いに 10 名に先行され、ここにアンカーは入れない。 人数を減らしたメイン集団をアンカーがコントロールし、 内間、寺崎のゴール勝負に持ち込んだが、連携がとれずに上位に入れなかった。 個人的には、1 級山岳こそいったん遅れたが、 終盤の 3 級山岳では何とか生き残り、最後に仕事をしてゴール出来た。 わずかだが、調子の上がりを感じられたステージとなった。 8月 6 日(木) 第 6 ステージ Goyave→Pointe-Noire 10:00~ 天候:晴れ、気温 29~35℃ 距離:146km スプリントポイント:9.1、55.7、72.3km 山岳ポイント:86.5km=2 級、88.7km=2 級、133.4km=2 級
結果
1 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 3 時間 34 分 4 秒 40.9km/h 2 Juan Engelberth MURILLO ORTIZ - GWADA BIKERS 118 +8 秒
3 Antonio PEDRERO - INTEJA MMR DCT +8 秒
8 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +19 秒 20 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 分 37 秒 29 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +9 分 7 秒 89 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +27 分 45 秒 DNF 寺崎武郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
スタートして 80km 地点までは緩いアップダウンのみだが、 残り 65km はカテゴリー 2 級を 3 つ含む激しいアップダウンコース。 各自のステージ優勝を目標にスタートした。 30km地点で、寺崎、椿を含む 10 数名が先行して、 そのまま終盤のアップダウン区間へ進む。 逃げ集団からは椿が 3 名で先行するが、 その後ろの集団で寺崎が落車しそのまま救急搬送されてリタイア。 骨折などの大事には至らなかった。 激しくスピードアップするメイン集団が人数を減らしながら椿の集団を捕らえ、 そこからトマが 3 名でアタックを開始。 ゴール前の登りで他 2 名を振り切って、独走でゴールし、 チームに今大会 2 勝目をもたらした。 個人的には脚に力がなく、残り 65km でメイン集団から脱落。 27分以上も遅れてゴールした。 8月 7 日(金) 第 7 ステージ Pointe-Noire→Moule 10:00~ 天候:晴れ時々雨、気温 20~34℃ 距離:151km スプリントポイント:30.8、59.2、82km、山岳ポイント:12.2km=1 級、53.6km=3 級
結果
1 Diego MILAN - INTEJA MMR DCT 3 時間 50 分 37 秒 39.2km/h 2 Stéphane LA ROCHELLE - V.C.T.R./E.D.S. +0 秒
3 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒 39 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +24 秒 44 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +24 秒 45 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +24 秒 DNF ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM スタートして 5km で第 5 ステージに登った 1 級山岳を越え、 その後、平坦とアップダウンを繰り返すステージ。 この日も総合成績が動きそうにないので、各自のステージ優勝を目標とした。 最初の登りですぐに内間が飛び出し、3 名で逃げる。 1級山岳を超えて、平坦区間で井上、椿が 15 名で内間に合流するが、 これはメイン集団に吸収される。 その後のアップダウン区間で再度、内間が逃げに乗り、 最終的に 3 名でゴールを目指す。 メイン集団も横風やアップダウン区間で 50 名に人数を減らしながら内間に迫る。 内間を含む 3 名が、残り 1.5km でメイン集団に捕まる直前、 道幅の狭い区間で激しい位置取りがあった結果、 集団の先頭 3 名を残し約 45 名が絡む大落車が発生。 これにより、6 名でゴール勝負となり、 この日全ての逃げに乗る動きで脚を使ったにもかかわらず、 内間が 3 位に入る走りを見せた。 大落車の影響で、井上以外が落車してしまい、 ダミアンが鎖骨骨折でそのままリタイア、 トマが全身打撲、椿がお尻を強打と、 非常に大きな痛手を負ったステージとなった。
8月 8 日(土) 第 8 ステージ a Moule→Abymes 9:00~ 天候:晴れ、気温 27~34℃
距離:97.1km
スプリントポイント:6、47.5km、山岳ポイント:59km=3 級、83.3km=3 級 結果
1 Sylvain GEORGES - TEAM PRO IMMO NICOLAS ROUX 2 時間 11 分 57 秒 44.1km/h 2 Hervé ARCADE - SELECTION CLUB DE MARTINIQUE +22 秒
3 Jordan NACTO - VELO CLUB SAINTANNAIS +25 秒
35 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +25 秒 37 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +25 秒 45 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +25 秒 DNS トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 前日の落車の影響で、総合 3 位にいたダミアンがリタイア、 総合 7 位にいたトマがこの日の出走を断念し、 アンカーは残り 3 名となった。 しかし、各ステージ、各チーム上位 3 名のタイムを加算していって争う、 チーム総合成績に関しては、2 位に対して 12 分 22 秒を保持していて、 残った 3 名の第 1 目標は、このチーム総合 1 位を最後まで守ることとなった。 もちろん、ステージ優勝もチャンスを見つけて狙った。 レースの距離自体は短いが、高低差 100m に満たないもののアップダウンが頻発し、 かなり厳しいレースになることが予想された。 序盤から激しいアタック合戦となり、10 名ほどが先行するが、 特に終盤に連続するアップダウンに備え、逃げには乗らなかった。 メイン集団は徐々にスピードアップしていき、人数を減らし、 最後のアップダウンを終えて数名に先行されている状態。 残り 1km で内間がメイン集団からアタックするが失敗。 そのカウンターで井上もしかけるが、これも失敗。 そのまま 2 名に逃げ切られるも、アンカー 3 名ともメイン集団でゴールした。
チーム総合成績を視野に入れたため、序盤は消極的になってしまったが、 最後に仕掛けを打てたのは良かった。 個人的にも、残りステージが少ないながらも脚が回ってきた印象だ。 8月 8 日(土) 第 8 ステージ b(個人タイムトライアル) Abymes→Abymes 15:00~ 天候:晴れ、気温 27~29℃ 距離:20km 結果
1 Boris CARENE - A.S. BAIE-MAHAULTIENNE 26 分 15 秒 98 48.3km/h 2 José Isidro CHACON DIAZ - GWADA BIKERS 118 +12 秒 84
3 Adam Josef PIERZGA - A.S. BAIE-MAHAULTIENNE +24 秒 83
34 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +3 分 45 秒 53 43 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 分 6 秒 87 47 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 分 22 秒 61 前半 10km はほぼアップダウン、後半 10km はほぼ平坦と、 出力が大きいことと空力対策が重要なステージ。 しかし、チームは諸事情によりタイムトライアル専用バイクを持ち込まず、 ノーマルバイクで挑まざるを得なかった。 唯一、内間のみが空力に優れたホイールを使用することが出来たが、 それでも厳しいことには変わりない。 チームの目標は、チーム総合成績を守ることだが、 午前中を終えて 2 位につけている INTEJA MMR DCT には 12 分 58 秒のリード。 このステージで守るためには、INTEJA MMR DCT のステージ上位 3 名に対して、 アンカーの 3 名がそれぞれ 4 分は遅れられる計算。 それでも十分とは言えず、各選手全力で挑んだ。 ステージ成績で下位に沈み、かなりタイムを失ったが、 このステージで好走し、
何とか 6 分 59 秒差を確保して最終日に挑むこととなった。 8月 9 日(日) 第 9 ステージ Abymes→Basse-terre 13:00~ 天候:晴れ、気温 27~34℃ 距離:123km スプリントポイント:39.6、62.4、73.1km、山岳ポイント:97.7km=2 級 結果
1 Antonio PEDRERO - INTEJA MMR DCT 2 時間 51 分 9 秒 40.6km/h 2 Diego MILAN - INTEJA MMR DCT +0 秒
3 Cédric EUSTACHE - SELECTION CLUB DE MARTINIQUE +0 秒 9 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +22 秒
17 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +1 分 2 秒 18 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +1 分 2 秒 この日の目標は、チーム総合 1 位の死守。
最終表彰台になんとしても登りたい。
チーム総合 2 位の SELECTION CLUB DE MARTINIQUE に対しては、
6分 59 秒のタイム差。 各選手均等に割ると 2 分 20 秒弱、 決して油断出来ないが、最後の坂でも勝負に持ち込めれば、 チーム総合の保持だけでなく、ステージ優勝の可能性もある。 前半は多少のアップダウンがあるものの平坦基調で、 残り 25km から厳しいアップダウン区間に突入する。 昨日の午前は、慎重になりすぎたので、 逃げに乗ることも考えてスタートした。 アタック合戦で、逃げに乗ろうとがんばったが、 内間が乗った逃げが決まったことで集団は沈静化、後半勝負に切り替えた。 メイン集団も最後のアップダウンに入ると一気に加速して、 逃げていた選手を次々に吸収していく。 内間も吸収されてしまうが、最後の登りを前に、
アンカーは 3 名とも 20 名ほどのメイン集団に生き残り、 井上、椿がそれぞれステージ優勝に挑んだ。 椿は、残り 500m で仕掛けたが、カウンターで行かれステージ 9 位。 内間、井上も約 1 分遅れでゴールし、 何とか、チーム総合 1 位を獲得した。 個人総合時間
1 Boris CARENE - A.S. BAIE-MAHAULTIENNE 30 時間 25 分 52 秒 40.8km/h 2 Diego MILAN - INTEJA MMR DCT +3 分 39 秒
3 Antonio PEDRERO - INTEJA MMR DCT +4 分 15 秒
13 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +25 分 48 秒 20 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +42 分 49 秒
30 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +1 時間 15 分 8 秒 完走 70 名
個人総合ポイント賞
1 Diego MILAN - INTEJA MMR DCT 125 点
2 Boris CARENE - A.S. BAIE-MAHAULTIENNE 94 点 3 Antonio PEDRERO - INTEJA MMR DCT 73 点
12 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 26 点 28 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 7 点 個人総合山岳賞
1 Alexis DULIN - TEAM PRO IMMO NICOLAS ROUX 45 点 2 Boris CARENE - A.S. BAIE-MAHAULTIENNE 32 点
3 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 25 点 18 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 2 点 19 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 2 点 中間ポイント賞
1 Jordan NACTO - VELO CLUB SAINTANNAIS 36 点 2 Adrien ALIDOR - U.S.R. VELO 26 点
3 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 15 点 16 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 3 点 複合賞
1 Boris CARENE - A.S. BAIE-MAHAULTIENNE 5 点 2 Diego MILAN - INTEJA MMR DCT 8 点
3 Cédric EUSTACHE - SELECTION CLUB DE MARTINIQUE 16 点 9 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 28 点 16 椿大志 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 67 点 団体総合時間賞
1 BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 91時間 57 分 5 秒 2 SELECTION CLUB DE MARTINIQUE +7 分 6 秒
3 INTEJA MMR DCT +9 分 10 秒 ダミアン、トマでの総合優勝、 各選手の区間優勝を目指した今大会。 目標に対しては、トマのステージ優勝のみと、 非常に厳しい結果となってしまった。 各選手の落車による怪我の影響によるところは大きい。 その中でも、連日逃げに乗り、 果敢にステージ優勝を目指した内間の走りは素晴らしかった。 対して、 私自身は、調子を上げていかなければいけないレースで低迷し、 最後の 2 日間のみ脚が回るという情けないレースをしてしまった。 前回のレースから間隔があいてしまったこともあるが、 それでも思っていた走りにはほど遠かった。 これから気を引き締めて、シーズン終盤戦に挑まなければいけない。 プロローグのチームタイムトライアルでの勝利は非常に嬉しかったし、 トマの区間優勝と個人タイムトライアル 3 位、
ダミアン・モニエのリーダージャージ 1 日、 内間康平のステージ 3 位により、
UCI18点を獲得したのも収穫であった。
機材
フレーム:ANCHOR RIS9 460 RACING RED(GA) コンポ:SHIMANO DURA-ACE 9000 および 9070(Di2) クランク:53×39T 170mm
ハンドル、ステム:PRO STEALTH EVO ブラック コンパクト(120mm、420mm c-c) バーテープ:KABUTO BT-1
ホイール:SHIMANO DURA-ACE WH-9000-C24・C35・C50-TU(11-25T) ペダル:SHIMANO DURA-ACE PD-9000 ボトルケージ:KABUTO PC-3(ホワイト) メーター:GARMIN Edge 510J シューズ:SHIMANO SH-R321(38) レーシングウエア: WAVE ONE(レジェフィットプロ半袖ジャージ、 レジェフィットプロサイクルパンツ、レーシングソックス) ヘルメット:カブト ゼナード(チーム別注カラー)
サングラス:OAKLEY RADARLOCK(レンズ Positive Red Iridium) 補給食:SAVAS、VAAM
ボディサポート:SEV ルーパー type 3G、ルーパーブレスレット 2、アンダーインソール、 フラットパネル
アフターレース用コンプレッション:2XU コンプレッション・レッグスリーブ、 コンプレッション・パフォーマンスランソックス
プロローグのチームタイムトライアルで優勝し、表彰台に登りました。
チームみんなで稼いできたタイム差を、残った 3 名で守り切り、 チーム総合 1 位を最終的に獲得しました。