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(1)

PRUDENTIAL

SPIRIT OF

COMMUNITY

2016

活 動 報 告 書

アワード

第20回ボランティア・スピリット賞

PRUDENTIAL

SPIRIT OF

COMMUNITY

2016

活 動 報 告 書

活 動 報 告 書

活 動 報 告 書

活 動 報 告 書

活 動 報 告 書

活 動 報 告 書

回ボランティア・スピリット賞

2017.4 主催:プルデンシャル生命保険株式会社 ジブラルタ生命保険株式会社 プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 日本教育新聞社 後援:文部科学省 日本赤十字社 アワード

ボランティア・スピリット賞 事務局

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY

(2)

CONTENTS

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY

ごあいさつ

P.2

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY

ボランティア・スピリット賞

アワード

(通称

SOC

20周年記念

    メッセージ

P.4

    先輩受賞者パネルセッション

P.5

    これまでの歩み

P.6

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY

第20回ボランティア・スピリット賞

アワード

 

受賞者紹介

    文部科学大臣賞(2名)

P.8

    米国ボランティア親善大使(2名)

P.9

    

SPIRIT OF COMMUNITY

奨励賞(8名/グループ)

P.10

    ブロック賞(28名/グループ)

P.12

    コミュニティ賞(150名/グループ)

P.17

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY

ボランティア・スピリット賞

アワード

とは?

P.32

先輩受賞者のスピーチ紹介

P.36

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY

全米表彰式とは?

P.38

    第19回

SOC

米国ボランティア親善大使レポート

P.40

    全米特別賞受賞者の活動(10名)

P.42

    各国の親善大使の活動(12名)

P.44

第20回

SOC

応募内容について

P.46

第20回

SOC

応募校一覧

P.48

(3)

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY

 20周年を迎えられた日本のSOCプログラムの受賞者の皆さま、おめでとうございます。

皆さまは、献身的な思いやりの気持ちと革新的な考えを持って、他の人々が夢をかなえるお手伝いを

してきました。

 1995年以来、SOCは世界中でボランティアに取り組む15万人以上の青少年を称えてきました。

私たちは、青少年と彼らの未来に対するこの重要な投資が、これから彼らが出会う人々の重荷を

軽くし、人生の質を高めるものと信じています。

 これからも世界を大きく変えていくであろう青少年の皆さんにスポットライトを当てるのを

楽しみにしています。

ジョン R. ストレングフェルド

(プルデンシャル・ファイナンシャル・インク 会長 兼 最高経営責任者)

 SOC 20周年、おめでとうございます。

 プルデンシャルは、創業以来の長い歴史を通じて、社員が働いたり暮らしたりする地域社会に

活力を与えてきました。そのような歴史を踏まえ、若いボランティアたちのお互いを思いやる心を

称えるために、1995年にSOCをスタートさせたのです。

 受賞者の皆さまは、地域社会のニーズを把握し、ユニークで革新的な方法で支援してきました。

そして、こうした行動を通じて、若者たちの評判を高めてきたのです。

皆さまの活動にスポットライトを当てることで、他の若者たちにも大きな刺激になるものと思います。

 SOCでは、今後も若いボランティアの皆さまを称えていきます。

チャールズ F. ラウリー

(プルデンシャル・ファイナンシャル・インク エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント 兼 国際保険事業部門 最高執行責任者)

 この度はPRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリット賞(通称SOC)

に全国から多くのご応募をいただき、誠にありがとうございました。皆さまのボランティア・

スピリットに心から敬意を表したいと思います。

 日本でSOCがスタートしたのは1997年ですが、おかげさまで昨年2016年には20周年を迎える

ことができました。これも毎年のようにご応募くださる中学生・高校生の皆さまはもとより、授業

の合間を縫って彼らを指導され、ボランティア活動に導かれていらっしゃる担当教諭の皆さま、

そして日々、家庭で彼らを見守り、支えていただいている保護者の皆さまのご協力の賜物と心よ

り感謝申し上げます。

 振返りますと、この20年、実にさまざまな出来事が日本を襲いました。中でも6年前に発生した

「東日本大震災」は、その被害の大きさ、悲惨さが記憶に新しいところです。東日本大震災では、

日本中から一般市民のボランティアが東北に駆けつけ、復興の担い手として活躍されました。

そして、多くの中学生・高校生も「自分のできることは何か」を考え、さまざまな形でボランティア

として協力したのです。その様子は、SOC応募用紙から窺い知ることができます。

 SOCは、このような若者たちを認め、称えることで彼らに自信を持っていただくと同時に、受賞

者同士が出会い交流することを通じて、成長する機会を提供しています。

SOCの受賞はゴールではありません。むしろ、新しいスタート地点です。

SOCへのご応募を一つのきっかけとして、ボランティアの素晴らしさを次世代に伝えるリーダー

になってください。

 最後に、皆さまのボランティア・スピリットと行動力に、心から「ありがとう」の言葉を贈ります。

日本におけるプルデンシャル・グループの代表として

倉重 光雄

(プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 代表取締役会長 兼 最高経営責任者)

ごあいさつ

(4)

 本年度20回目の表彰を終えた「ボランティア・スピリット賞」。1997年、創設時の名称は「全国

青少年ボランティア・コンクール」だった。

 創設当初は、高校入試や内申書などでのボランティア活動の「評価」に対して、批判的な声が

あった時代。そこで活動の優劣を競うのではなく、活動を奨励し、情報交換を促す。生徒が気軽に

ボランティア活動に参加できる社会環境の醸成を目指して歩んできた。

 米国の青少年のボランティア活動との差も歴然だった。米国では地域社会との関わりの中で、

貧困状態にある子ども、身近な高齢者などへの慈善的な活動ばかりでなく、教育、環境、文化、政治

など幅広い分野で取り組んでいたのに対し、日本では福祉活動が主たるもので、学校ぐるみの

活動が多かった。

 だが、アワードも回数を重ねるにつれ、日本の中・高生の「個人」活動が目立つようになった。

これには大きく二つの要因が考えられる。

 一つは、大人自身のボランティア活動が盛んになり、多様になったこと。特に、1995年1月の阪神・

淡路大震災を契機に、いわゆる「NPO法」

(特定非営利活動促進法、1998年3月)が施行され、地域に

内在する課題を解決しようとする市民の輪に中学生、高校生が加わるようになった。さらに、

生徒自身が必要に応じ組織作りを手掛け始めた。

 もう一つは、小学校時代の総合的な学習の時間での学びである。福祉施設での学習体験を契機

に、活動中の「ありがとう」の一言を支えに、中学校進学後も活動を継続する生徒たちがいた。

20回を重ね、足元の課題から、海外での貧困問題まで活躍の舞台は広がり、その対象も老若男女を

問わない。学校で学んだ知識を生かした活動から、活動のために学習を重ねる活動など、深化し

続けている。

 だが、いまだ保護者や学校が自主的な活動の壁になっているという悩みも聞く。

 OBとなった「中・高生ボランティア」の中には、NPOを自ら立ち上げ、社会貢献活動へと夢の

続きを駆け続けている者もいる。生徒らの活動を温かく見守り、寄り添いたい。

矢吹 正徳

日本教育新聞社 取締役 編集局 編集局長 日本教育新聞社は、ボランティア・スピリット賞の共催会社として、 プルデンシャル・グループとともに日本の青少年のボランティア活動の 発展に尽力いただき、同社の矢吹取締役には、ボランティア・スピリット賞 開始当初より、審査員としてご協力いただいております。

活動多様に 深まる質

―中・高生ボランティアの20年―

SOC20周年記念 メッセージ

SOC20周年記念 先輩受賞者パネルセッション

2016年12月に開催された全国表彰式では、ボランティア・スピリット賞20周年特別プログラムと

して、先輩受賞者によるパネルセッションが行われました。先輩たちが語ったボランティアやSOCに

対する想いの一部をご紹介します。

※全国表彰式のパネルセッションの模様は、SOCのホームページ(www.vspirit.jp)でご覧いただけます。

長坂 朋美

さん 第11回SOC全国賞受賞 ボランティアをしているとき、本当にこれでいいのかとか、自分のしていることに意味があるの かと思ったこともありましたが、自分が迷ったときや苦しいときに、必ず正しい道を教えてくれた のはボランティア活動の経験でした。ボランティア活動は単なる社会貢献活動ではありませ ん。自分自身を成長させる、ものすごい力を持っているのがボランティアだと思います。苦しい とき、迷ったとき、何かを選ばなければならないときは、ボランティア活動を続けてきた自分を信 じてください。そうすれば、きっと大丈夫です。

田中 清隆

さん 第3回SOC米国ボランティア親善大使 全米表彰式に行ったときに、現地の受賞者から贈られた言葉があります。それは、“Never stop, because someday we will be united.”「立ち止まらないで。いつかまた自分たちは つながることがあるから」という意味で、いい言葉だなってそのときに思いました。皆さんも、こ れからそれぞれの道を歩んで行かれると思いますが、SOCの心を持っていれば、またいつか 一緒にできることがあるはずです。ですから、これから一緒に頑張りましょう。

川口 加奈

さん 第11回SOC米国ボランティア親善大使 SOCの全米表彰式に参加したときに、海外の受賞者の皆さんが、自分ができることの延長 線上で物事を考えるのではなくて、問題を解決するために、世界をよくするために、今自分が 何をするべきか、逆算して考えて活動しているのを見て感銘を受けました。そして、受賞して終 わりではなくて、ここから始まるんだと自分に言い聞かせながら、活動をより深め、広げていこう と決意しました。それからは、自分がすべきこと、自分ができること、自分がしたいことという、私 が大切にしている3つの矢が交わることをやっていくことに決めました。 ₂₀周

(5)

第20回(2016)

ポーランドでSOCスタート

1997

第1回

1998

第2回

1999

第3回

2000

第4回

2001

第5回

2002

第6回

2003

第7回

2004

第8回

2005

第9回

2006

第10回

2007

第11回

2008

第12回

2009

第13回

2010

第14回

2011

第15回

2012

第16回

2013

第17回

2014

第18回

2015

第19回

2016

第20回

第1回(1997)

プルデンシャル・スピリット・オブ・コミュニティ

全国青少年ボランティア・コンクール

全国9ブロックでスタート ブロック賞:各ブロックより4名、計36名を選出 全国賞:ブロック賞受賞者より10名を選出

第2回(1998)

奨励賞を新設、全国より50名を選出

第5回(2001)

審査員賞受賞者数を100名に変更 応募者全員に感謝状と参加賞を贈呈

第6回(2002)

全国8ブロックに変更 ブロック賞受賞者数を40名に変更 台湾でSOCスタート

第7回(2003)

ジブラルタ生命が主催に加わる

第10回(2006)

アイルランドでSOCスタート

第13回(2009)

文部科学省が後援 文部科学大臣賞を新設、  ブロック賞受賞者より2名を選出

第17回(2013)

中国でSOCスタート

第19回(2015)

ブラジルでSOCスタート

第12回(2008)

全国7ブロックに変更 グループ応募を新設 全国表彰式を大阪で初開催

第3回(1999)

プルデンシャル・スピリット・オブ・コミュニティ

プルデンシャル・ボランティア賞に名称変更

審査員賞を新設、全国より50名を選出 米国ボランティア親善大使を新設、ブロック賞受賞者より2名を  選出 SOCのホームページ開設 韓国でSOCスタート アワード

第14回(2010)

プルデンシャル・スピリット・オブ・コミュニティ

ボランティア・スピリット賞に名称変更

全国賞を廃止 SOC奨励賞を新設、ブロック賞受賞者より8名を選出 米国ボランティア親善大使の選出方法を変更、  受賞者の投票により代表2名を選出 プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命が主催に加わる インドでSOCスタート アワード

第8回(2004)

スピリット・オブ・コミュニティ

ボランティア・スピリット賞に

名称変更

奨励賞、審査員賞を廃止 コミュニティ賞を新設、全国より150名  を選出 アワード

SOC20周年記念 これまでの歩み

₂₀周

(6)

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ※順不同

文部科学大臣賞 紹介

米国ボランティア親善大使 紹介

※順不同

保 育 園や幼 稚 園・学 校・図 書 館などで、創 作 絵 本ライブ

「ベンチくん、どうしたの?」の読み聞かせを多数行ってい

る。このほか、江 戸 時 代からの伝 統 芸 能である皿 回しや

書 道パフォーマンスを披 露することで、地 域 貢 献に努め

ている。こうした活 動が評 価さ

れ、第19回S O Cで コミュ ニ

ティ賞を受賞。さらに活動を広

く認 知してもらうために、広 報

部をつくり、朗読ライブ後の様

子 などをまとめたニュースレ

ターを発行するほか、活動の場

を地元だけでなく、他地域まで

広げていくことにも取り組んで

いる。

週に1回のペースで病院や老人ホームを訪れ、得意とする

ピアノ演奏や歌を披露したり、一緒に将棋を指したりするな

ど、多彩な活動を展開。患者さんや高齢者の方々にできる

だけ多くの“非日常”

を提供することを心がけている。高校1

年生の時に肺がんで亡くなった

父の闘 病 生 活を通して、笑 顔

がいかに大切なものかというこ

とを学び、多くの人を楽しませる

ことを決意した。患者さんや高

齢者が喜びそうな遊びを考え、

一人でシミュレーションするなど

万全の準備を整え活動していく

うちに、集まる人の数が 増え、

笑顔の輪も広がっている。

小学校3年生から合唱団に所属し、池上本門寺の法要の

聖歌隊として、周囲の人を幸せにするために歌を披露する

ほか、リーダーとして自ら合唱団のミニコンサートを企画・開

催。幅広い年齢層の方々が多数訪れ、年配者からは「自

分の孫にもこんな活動をしても

らいたい」という高評価を受け

た。さらに、本門寺の「お会式」

の手伝いでは、人員整理や清

掃などに取り組んだ。こうした

活動を通し、身の回りでできる

小さな親切や助け合いこそが、

ボランティアの 原 点だと実 感

し、地域に密着した活動を続け

ていくことを決意している。

東京都

首都圏ブロック

東京都立国際高等学校 鈴

すず

か さん

東日本大震災で被災した塩害農地に、いつまでも「伸び続

ける」という特性を持つ蕎麦を植え、

「復興し続ける」という

願いを込めた。その際、蕎麦の花が紅白に咲くように2品種

植え、空から見ると星形とハート形になる蕎麦アートを制作

した。収穫後は、仮設住宅で打

ち立ての蕎麦を振る舞った。ま

た、ふるさと納税の返礼品とし

て蕎麦打ちツアーを商品化し、

納税金は名取市に寄付するこ

ととした。自分が学んだ仮設校

舎の卒業後の撤去が決まって

おり、なんらかの足跡を残すた

めに、蕎麦打ちを通したボラン

ティア活動に打ち込んでいる。

文部科学大臣賞

宮城県農業高等学校 金

かな

やま

ざわ

あん

じゅ さん

宮城県

北海道・東北ブロック

米国ボランティア親善大使

兵庫県

関西ブロック

大分県

九州ブロック

相生学院高等学校明石校

創作絵本ベンチプロジェクト

大分県立大分上野丘高等学校 小

がわ

り さん

 永

なが

はる

き さん 使

(7)

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY  応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同

SPIRIT OF COMMUNITY

奨励賞 紹介

長野県下高井農林高等学校 園芸交流クラブ

北関東・信越ブロック

長野県

高齢者の現状を知り、その課題を見つけるため、アンケートや聞き取り調査

を実施。その結果を分析したところ、お年寄りが若い頃から親しんできた農

作業を、高齢になっても地域の中で行えることが大切だということが判明し

た。そこで、JAや村役場、地域住民の協力のもと、耕作放棄地だった200

㎡の畑を耕し、農業交流が行える環境づくりを整備した。高齢者が農業を続

けるためには何が必要かを考え、様々な工夫を施した結果、収穫した野菜を

使って、味噌やおやきなどの伝統料理を作る講座が開かれるようになるな

ど、大きな成果をもたらしている。

神戸龍谷高等学校 山

やま

もと

しずく

さん

関西ブロック

兵庫県

高校ではジュニア・ボランティア・クラブ(JVC)に所属し、ネパールの教育

支援や災害支援募金活動を展開している。また、生徒会長として、関西生

徒会連盟に加盟するなど、対外的な活動にも力を入れた。 2016年は1 ヶ

月間、ネパールでボランティア活動に打ち込み、現状視察をはじめ、教育問

題・都市と田舎との格差問題・障がい者施設などを視察し、支援場所の訪

問を行った。帰国してからは、全校生徒の前で途上国の現状を伝えたり、外

部のイベントや大学でスピーカー役としてネパールの現状報告に取り組ん

でいる。

女子聖学院高等学校 川

かわ

しま

えみ さん

首都圏ブロック

東京都

学校が支援する「アジアキリスト教教育基金(ACEF)」は、バングラデシュ

でのスタディーツアーを展開しており、この活動にかかわるため、2016年

にメンバーの一員として「ACEFyouth」を発足させた。そこで取り組んだの

が本の出版で、テーマは「バングラデシュより50倍の物で溢れる国で暮らし

て幸せですか?」というもの。過去にスタディーツアーに参加した6人に呼び

かけて座談会を開き、その内容と自分の日記で本を構成したところ、

「何か

に挑戦したくなる」という評価を受け、9月末に刊行された。

善通寺市立西中学校 善通寺東西中学校ボランティアクラブ

中国・四国ブロック

香川県

善通寺市の東中学校と西中学校のボランティア部が合同で「ボランティア

クラブ」を結成し、2016年は新たな活動として、学校と病院で有効活用さ

れていない土地を再生して「庭づくり」に挑んだ。学校には、みんながほっと

でき気持ちをリフレッシュできる、花と野菜いっぱいの農園「なごみの庭」を

つくった。また、病院の6階には屋上庭園「ホスピタルガーデン」をつくり、患

者さんたちの癒しの空間として、元気を提供している。

静岡雙葉高等学校 カラフルピース

東海・北陸ブロック

静岡県

社会福祉会館を訪問し、弱い立場にある子どもたちの勉強サポートや、悩み

ごとの相談にのる活動に取り組んでいる。この活動が子どもたちの通う学

校へ伝わると、参加人数が少しずつ増え、地道な活動が地域の中で徐々に

広がっていくのを実感した。さらに、子どもを送迎する母親たちとも、同じ境

遇の者同士として心が通い合い交流が深まった。私たち「一人」の存在は

小さな流れにすぎないが、世界中の「一人」が合流すれば、必ず大河になる

ことを信じて活動に打ち込んでいる。

上毛町立上毛中学校 特別支援知的学級

九州ブロック

福岡県

校内では様々なボランティアに取り組んでいるが、特別支援知的学級で

は、毎日給食の牛乳パックを洗浄して再生トイレットペーパーにする活動を

行っている。 3年生3人が卒業してしまったので、2015年4月からは1人

で引き継いだため、活動に無理が生じてしまった。そこで、校内の「外庭掃除

グループ」に相談したところ、雨が降って掃除ができない日は、13人の友達

が15分間手伝ってくれるようになり、効率よく作業がはかどるようになった。

終業式の日、学校に180個のトイレットペーパーを贈る実績を残すことがで

きた。

岡崎市立竜南中学校 竜南いのち守り隊

東海・北陸ブロック

愛知県

学区内や地域の資源を回収し、環境保全に貢献したのをはじめ、熊本地震

募金や清掃ボランティアなど幅広い活動に取り組んでいる。東北訪問で

は、2016年で4回目となる「津波被災農地復興支援ボランティア」に参加

し、現地の方々との繋がりを強くした。また、地域のサマーコンサートや夏祭

りなどでは、子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層の方々と交流を深めた。

先輩たちの伝統を受け継ぐことに加え、自分たち独自の企画を実施していく

決意を抱いている。

佐賀県立唐津東高等学校 科学部

九州ブロック

佐賀県

高校と大学の連携活動をきっかけに、国産初のグレープフルーツ「さがんル

ビー」と出会い、その果汁を利用した「さがんルビーサイダー」を商品化してい

る。また、商品にできない果実や果皮も、サイダーやリップクリームとして有効

活用することに成功した。

「さがんルビー」のことを多くの人に知ってもらいた

いという一念からスタートした活動は順調に発展し、サイダーは学校の自動

販売機をはじめ、地元のレストランや物産館で販売。リップクリームはサイ

ダーと一緒に通販サイトで販売できるようにするなど販路が広がっている。

SPIRIT OF COMMUNITY

(8)

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同

ブロック賞 紹介

老人ホームでのピアノ演奏をはじめ、地域の祭りの手伝い、塾の中学1・2年生合宿のサポートなど、様々な 活動を行っている。小学生のときに老人ホームを訪問した際、お年寄りから「歌ったり聴いたりするのが大好 きなの」と言葉をかけられたのを契機に、自分の趣味で特技でもあるピアノを弾く活動を4年間続けてきた。と くに、地域の祭りのボランティアでは、3年間熱心に取り組んだ結果、町内会から「中学校を卒業したら、役 員になってください」と依頼を受けた。高校入学後はその期待に応え、役員を引き受ける決意をしている。

札幌市立札幌中学校 鎌

かま

ゆう

た さん

北海道

車いす生活を送っている方々が駐車場で不自由をしている実態を知り、店舗などの入り口に近い駐車場の端 のスペースをピンク色のペンキで塗る「ももいろのハートゾーン」を作成し、障がい者や高齢者への便宜を図っ た。このほか、道路のガムを除去する「チューインガムクリーン活動」をはじめ、「地域のクリーンアップ活動」や 「介護老人福祉施設訪問」などに取り組んだ。また、母校の中学校を訪れ、2016年の「ももいろのハートゾー ン」作成や「チューインガムクリーン活動」への参加を呼びかけるなど、後輩の育成にも力を注いでいる。

秋田県立能代高等学校 鈴

すず

りん さん

秋田県

「高齢者と若者の交流機会を創出し、魅力あるまちづくりに貢献する」「高齢者の犯罪被害・事故被害を減少 させる」「農産物を活用した見守りサービスを普及させる」の3つを目標に活動した。まず手がけたのは、簡易水 耕栽培装置の開発。この装置を利用してもらうため、高齢者にアンケートをとったところ、9割の方が水耕栽 培に興味を持ち、高校生との交流を望んでいることが判明した。そこで2週間に1回、訪問・交流・栽培管理を 指導したり、各種被害予防を呼びかけたりする、高齢者支援の新たな「共助ネット増高モデル」を創造した。

秋田県立増田高等学校 農業科学科 野菜専攻班

秋田県

全校生徒で実施する「中学生が主導する住民参加型の地域防災訓練」を通して積極的な社会貢献を果た している。また、部活動単位のボランティアでは、吹奏楽部が地域行事で演奏を披露したり、科学部が小学生 を対象に実験講座を開くなどの活動に取り組んでいる。中学生が地域住民の方々と一緒になって毎年継続 して活動することで、世代を越えた交流を行うことができ、地域の絆づくりに寄与した。こうした地域防災訓練 を経験した卒業生が増えていけば、地域の安心と安全が年々高まっていくことが期待される。

仙台市立郡山中学校 生徒会

宮城県

伝統野菜の紅大豆やおかめささぎ(ライ豆の一種)など、農産物を題材に食育活動を行い、「豆育と呼ばれる子ど も対象の食育活動」「豆の栽培や料理の伝承活動」「地元の豆や豆商品を紹介する普及活動」によって地域 活性化を目指している。活動開始前の事前学習で、「高校生が取り組めば、伝統野菜の危機も解消できる」と声 をかけられたのを契機に、伝統を継承していくことが自分たち若者の使命だと気づいた。今回の学習活動や生活 と密接にかかわる取り組みも、ボランティア活動となることを学び、学校と地域が連携できることを確信している。

山形県立置賜農業高等学校 チーム Agriction

山形県

児童館や障がい者福祉施設を訪問して交流を深めるほか、地域や学校周辺の清掃などに取り組んでい る。加えて、障がい者スポーツ教室をはじめ、高齢者施設の夏祭りやコンサート、クリスマスイベントの手伝 い、日赤病院のイベント補助など、その活動は多岐にわたっている。 2016年度からは、障がい者への理 解を深めるためのパンフレットを作成し、来館者に配布する「図書館プロジェクト」を新たに行った。文化祭 では障がい者と一緒に販売を行うことで、JRC部の活動内容を啓蒙することができたと自負している。

栃木県立真岡女子高等学校 JRC部

栃木県

“ものづくり”と“科学”の楽しさを教えながら、子どもと高校生との“ふれ合い”を大切にする「こども工作教 室」を実施している。また、近隣の市町村と協力して「自然災害の防災テレビ番組」の制作に取り組んだ。 さらに、地元で絶大な人気を誇る、環境戦隊ヒーローが登場する「テックレンジャー」では、“自然と共存する 人間”をテーマとし、子どもに興味を持ってもらえるように、悪役も登場する、見応えのあるヒーローショーを 披露している。このショーの規模は年々拡大し、現在では年20回以上開催するまでに成長している。

長野県飯田OIDE長姫高等学校 コンピュータ制御部

長野県

中学時代「守谷野鳥の森少年団」の一員として、森を守る活動に参加していたことから、「鳥の資料館」の 館長をサポートするボランティア活動を開始した。野生動物の保護では、事故に遭うなどした野鳥たちを資料 館や自宅で保護してリハビリを行い、自然に返す活動に取り組んだ。また、リハビリの甲斐なく野生に復帰で きなかった鳥たちが「Education Bird」として活躍する、環境保全を啓蒙する教育プログラムにも携わった。 さらに、環境保全への関心を持ってもらうためにホームページを立ち上げ、様々な情報を発信し続けている。

茨城県立土浦第一高等学校 髙

たか

はし

ほ さん

茨城県

地域住民と交流を図るためのイベントを主催し、劇や脳トレクイズをはじめ、創作ダンスなどを披露した。このほ か、青少年赤十字の講習会で学んだ「ハンドケア(マッサージ)」を来場した方々に感謝の気持ちを込めて施術 した。このイベントは、自分たちがゼロから企画したため、催し物を決めるまで何度も試行錯誤を繰り返した。中 でも、ハンドケアを成功させるため、部員同士でハードな練習を重ねた。当日、施術を受けた人からの「気持ちよ かった」という言葉を励みに、人の役に立つ活動を展開していく決意を新たにした。

調布市立第五中学校 ボランティア・ダンス部

東京都

自然に恵まれ、水源豊かな地元で栽培されている「開成弥一芋」の研究に取り組んでいる。弥一芋は、生 産が激減して“幻の芋”となっていたのを復活させたもの。ところが現在、生産者の高齢化と後継者不足に 悩んでいるため、「特産品」というブランドを立ち上げることで、栽培用の種芋生産と普及活動に努めた。こ のほか、園芸ボランティアにも取り組み、卒業式を花で飾る飾花活動を展開している。また、幼稚園での 「開成弥一芋」栽培プロジェクトでは、食育を兼ねた栽培が2年目を迎えている。

神奈川県立吉田島総合高等学校 井

いの

うえ

とも

か さん

神奈川県

北海道・東北ブロック

ケガ人を助ける救急法を学んだり、避難所体験などを行う防災講座をはじめ、東日本大震災や栃木大雨災害 のボランティア活動に取り組んだ。また、自分たちが暮らす地域の危険箇所が確認できる「まち歩き防災マッ プ」を制作した。さらに、災害時に避難所をどのように運営していくかシミュレーションする「HUG(避難所運営 ゲーム)」に参加したほか、避難所で役立つストレッチ講座も開催した。最近では、地域住民の意識が高まり、 要請を受けて地元自治会を会場にした出前型の防災講座を受け持つなど、積極的な活動を展開している。

栃木県立学悠館高等学校 JRC部

栃木県

北関東・信越ブロック

北関東・信越ブロック

フィリピンのルソン島を訪れ、教育的支援活動を実施した。子どもたちにはハンカチ落としなどの日本の遊 びを通して、日本文化を体験してもらった。また、貧困層の子どもたちには、自分の将来像を絵にすること で、就学意識を高めるサポートを行った。さらに、ばい菌への注意喚起と手洗いの大切さを伝えるため、英 語とタガログ語を用いた「手洗い講座」も開催した。これらの活動を外部に向けて発表したところ、国際ボ ランティアに興味を持った高校生の増加につながった。

順天高等学校 GLAP1フィリピン派遣チーム

東京都

首都圏ブロック

(9)

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY 富士吉田地域に根づく食文化「吉田のうどん」を全国に紹介し、文化を継承する次世代を育成することで地 域活性化に貢献している。吉田のうどん作り体験講座の開設をはじめ、フリーペーパーの作成と情報発信者 の育成などに取り組んでいる。加えて、児童養護施設・子ども食堂・学童保育などで、「うどん作り体験講座& 食事提供」をするほか、プチ観光大使育成のための講習会を実施している。フリーペーパー作成は、2016 年で「vol.5」を発行。この活動が認められ、富士吉田市から「吉田のうどん観光大使」に任命された。

山梨県立ひばりが丘高等学校 うどん部

山梨県

首都圏ブロック

森林減少を防ぐために開発された「ネリカ米」の知名度を上げるため、「ネリカ米プロジェクト」に取り組み、アフリ カの食料問題改善を訴求。「住吉案山子プロジェクト」と連動してネリカ米を配布したほか、パン屋と連携して「ネ リカ米食パン」「ネリカ米塩パン」を販売することで、ネリカ米の普及活動を展開した。このほか、学校でもネリカ 米の栽培を始め、日本人の舌にも合うようにカレーやパエリアなどのメニュー開発にも取り組んだ。今後は小中 学生に対し、ネリカ米の田植え体験を通してネリカ米を身近に感じてもらう機会を増やしたいと考えている。

大阪府立農芸高等学校 尾

たに

くれ

は さん

大阪府

関西ブロック

YKG60は地元の小中高生が中心となって結成した団体で、当初は小規模だったが、活動を続けていくうちに 認知度が高まり、加入者が増加した。お互いに意見を出し合って活動する中で、それぞれの得意分野を生かし た「Y★can」と「YKGすみれ」の2つのグループが発足。「Y★can」は国際交流に力を入れ、岡山大学留学 生との交流や「イングリッシュキャンプ」に取り組み、「YKGすみれ」は障がい者との交流を深めるなど、多岐に わたる活動を展開している。こうした活動が評価され、持続可能な団体として県内外から注目を集めている。

岡山県立矢掛高等学校 YKG60

岡山県

中国・四国ブロック

ふるさと郡上をよりよい街にしていくことを目標に、若者の釣り人口を増やすための企画を練って提案したところ、郡 上市から優秀賞を授与された。これを契機に同市が伝統漁法継承事業の一環として開催している「第2回中高生 鮎友釣り選手権」に実行委員会として参加。鮎友釣り経験がない中高生を対象に、座学講習会と実技講習会を開 催し、鮎友釣りの普及と啓蒙活動を行った。また、中学校の授業で鮎友釣り教室も受け持つようになった。実行委員 会という責任のある立場を任され、私生活の時間を割いて運営に協力したことで、大会運営の大変さを実感した。

郡上鮎の会

岐阜県

東海・北陸ブロック

日本初の民間経営による子どものための地域型ホスピス「TSURUMIこどもホスピス」を、自分たちが得意と する商業的技術で支援する活動に取り組んだ。まず、市場には出回らないC級品の「河内レンコン」に「6次 産 業 」プロデュースを行い、新たなビジネスを創 出。次に地 域の事 業 者に利 益をもたらしたうえで、 「TSURUMIこどもホスピス」に寄付するという支援活動を計画し実行した。この活動は地域で話題を呼び、テ レビ・ラジオ・新聞などに報道され、「TSURUMIこどもホスピス」の認知度を高めることができた。

大阪市立鶴見商業高等学校 地域連携プロジェクト実行委員会

大阪府

関西ブロック

野生のキノコから新たな植物成長調節物質を抽出し、それを製紙の廃材であるペーパースラッジに浸透・ 乾燥させたチップを開発。このチップを活用して、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた地域の回復 や塩害対策に取り組んでいる。今後も、東北を元気にするボランティア活動と復興プロジェクトを継続して いくことを決意している。「被災地の力になりたい」という思いは東北に広がり、現地のNPO法人と連携 し、東北の子どもたちにチップを活用した「エコ授業」を実施することにも成功した。

静岡県立富岳館高等学校 キノコ研究班

静岡県

美しい街づくりのための「清掃プロジェクト」をはじめ、子供たちの心を豊かにする「フラワープロジェクト」や、病 気と闘う人を応援する「千羽鶴プロジェクト」を展開。加えて、大規模な大会を支援する「岡山マラソンプロジェ クト」と、県民の気持ちを県外の人に届ける「熊本地震募金プロジェクト」も実施した。とくに「清掃プロジェク ト」では、作業中にすれ違う人にあいさつすることで、地域住民との交流が深まった。人から「ありがとう」という 言葉をかけられることが、活動する際の励みになることを学んだ。

岡山理科大学附属高等学校 RIDAIFUボランティア

岡山県

島の魅力を紹介する観光冊子「巡り人」を観光客に配布するなど、おもに観光客向けにPR活動を展開してい る。2016年は、地域の内部も見直そうと、「ワールド・カフェ」を主催し、地域住民と話し合いができる場を提供 した。実際にこのカフェで、地域住民と一緒に半年間、島の活性化について話し合い、地域住民が安心して 楽しく暮らすための「福祉マップ」という冊子を作成した。このほか、島内の伝統的な行事にはほぼすべて参加 し、地域団体企画のイベントにも声をかけてもらうなど、確かな信頼関係を築くことができた。

広島県立瀬戸田高等学校 しまおこし事業部

広島県

地域との絆を深めるため、朝のあいさつ運動や清掃をはじめ、絶滅危惧種の保護増殖活動や、地球温暖化 防止に向けた活動を展開した。また、植物廃材となる刈草をリノベーションした土壌改良材「もったいない2 号」の開発に成功。高校生の組織として全国初の販売業の登録許可を受け、夏場の緑のカーテンとして活 用するために、この「もったいない2号」を県内外に無料提供している。さらに2016年からは、地元をフィールド にして、パッションフルーツを使った地域創生と地域活性化に向けたボランティア活動に取り組んでいる。 新野高等学校・小松島高等学校・小松島西高等学校勝浦校  緑のリサイクルソーシャルエコプロジェクトチーム

徳島県

水泳でインターハイを目標に練習に励む傍ら、様々なボランティアに取り組んでいる。国立青少年教育振興機構主催 の『こどもゆめ基金』関連イベントで東京都や大阪府、岡山県、兵庫県などに出かけて読書キャンプや保護者への啓 発などの読み聞かせイベントに講師の一員として参加している。特技を生かしてスイミングのアシスタントコーチに取り 組んだり、介護施設への“花の慰問ボランティア”にも取り組むことで、老人から幼児まで様々な人と触れ合い視野を広 げている。将来は、教職を目指しながら、高齢者や障がい者のスイミングボランティアに取り組みたいと考えている。

徳島文理高等学校 天

もう

あや さん

徳島県

小学生のころからボランティアに興味を持っており、中学校入学後にJVCというボランティア活動の会員となり、 本格的な活動を開始した。町内の福祉施設を訪問し、お年寄りの食事や掃除、運動のサポートを行うことで交 流を深めている。また、町内の様々なイベントに参加し、スタッフのサポートに取り組んだ。さらに、保育園を訪問 し、掃除や草むしりのほか、お昼寝やプール遊びをサポートした。JVCの夏休み福祉体験では全5日間を皆勤し、 たくさんの笑顔と感謝の言葉をもらうことが励みとなり、今後もずっとボランティアを続けていくことを決意した。

大口町立大口中学校 近

こん

どう

な さん

愛知県

学校の先輩たちが立ち上げた「旭LINE同盟」に入会し、大人を対象にした無料通信アプリ「LINE」の使い方講 座を開催している。2016年に熊本で講座を行った2週間後に現地で地震が起き、学校で募金活動に取り組ん だ。また、現地で出会った高校生たちに来阪してもらい熊本応援イベントを開催。熊本が舞台の映画のチャリ ティー上映会や、熊本物産展、熊本と大阪の高校生によるトークショーを行い、多くの募金を熊本県に送ることが できた。このイベントでは立候補して実行委員長を務め、熊本県事務所と掛け合い、くまモンの来場を実現させた。

大阪府立旭高等学校 川

かわ

さき

よ さん

大阪府

※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同

ブロック賞 紹介

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PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY

コミュニティ賞 紹介

※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りと させていただいております。 ※順不同 岩見沢市内のすべての高校が参加し、「第5回復興支援東北の物産販売高校生プロジェクト in 岩見沢」に取り組んでい る。物産販売の売上は、東日本大震災と熊本地震で被災した子どもの支援として全額寄付した。また、被災地から写真を提 供してもらい写真展を開催。一口500円で活動支援金を集めた結果、2016年の売上は約50万円を計上することができた。

第5回復興支援東北の物産販売高校生プロジェクト in 岩見沢

北海道

子どもたちの社会的自立を目標に活動しており、2015年には「第2回ワイルドキャンプ」を主催した。2016年は新メン バーで「第2回ウィンターキャンプ」や「白樺樹液祭り」などの各種イベントに取り組んだ。活動を通して、「自分たちの手で 何かを創り上げていく楽しさ」「繋いでいくことの難しさ」「世界が広がっていく」という3つのことを学んだ。

FLEAD

北海道

子どもたちと一緒に野菜づくりをして、過疎地域に人を呼び込む活動をはじめ、高齢者の自立支援施設でレクリエーションの 手伝いや、小中学生の学習サポートなどを行った。このほか、保育園での読み聞かせ、障がい児野外キャンプのボランティ ア、「ボランティアスクール」小学生の部の補助など、幅広い活動に積極的に参加した結果、知名度もアップしている。

北海道苫小牧南高等学校 ボランティア局

北海道

保育園や特別養護老人ホーム訪問、エコキャップやプルタブ回収活動、小学生の学習サポート、交通安全街頭キャンペー ンの手伝い、花いっぱい運動などを継続的に行っている。新たな活動として、道の駅との商品開発と販売をはじめ、歴史的 文化財を調査保護する団体の手伝いで、観光マップ作成のための町歩きや古文書の整理などに取り組んだ。

北海道寿都高等学校 ボランティア部

北海道

町内の保育園訪問をはじめ、地域の高齢者と介護予防運動を行っているほか、町内や河川敷での清掃ボランティア、 障がい者の方々とのスポーツ体験などに取り組んでいる。なかでも力を入れているのが、「放課後サロンエルム」活動。 毎週金曜日、町内の放課後の小学生たちのために居場所をつくってあげ、公園遊びや室内遊びを提供している。

北海道池田高等学校 ボランティア部

北海道

様々な施設からの要請に応じて、絵本を読み聞かせる活動は4年目を迎え、現役高校生10名の隊員に加え、県内の大 学や短大で、保育や福祉を専攻するOBたちも携わっている。このほか、岩手県三陸地域の保育所などを訪れ、絵本の 読み聞かせを通じて復興支援事業を実施し、青森県立青森聾学校を訪れた際は、手話を通して交流を深めた。

青森県立青森中央高等学校 読み聞かせ隊

青森県

草花による室内環境の改善に挑戦し、まずアミノレブリン酸という肥料を散布することで、室内での植物栽培に成功。そして、この アミノレブリン酸にサンパチェンスの草花を組み合わせると高い浄化効果を発揮することを突き止めた。そこでこの草花を使って、 図書館や病院等の公共施設の空気清浄ボランティアに取り組み、人工的な装置に頼るというこれまでの常識に一石を投じた。

青森県立名久井農業高等学校 TEAM FLORA PHOTONICS

青森県

「高校生が農業の力で秋田を元気に!」をスローガンに、農業体験を通して、秋田のいいところを発見する活動に取り組 んだ。また、若者の県外流出対策として、農業や子育て環境の魅力をアピールした。親子で苗植えから収穫までを体験し たり、お菓子作りをするなど、活動4年目の2015年は170人の参加が実現し、地域活性化に寄与した。

秋田県立金足農業高等学校 生活科学科トントちゃんクラブ

秋田県

地域との交流不足を感じたのをきっかけに、おもに「地域貢献活動」「被災地支援活動」「防災減災活動」の3つに取り組 んで5年目を迎えた。被災地支援活動では、福島の子どもを招いたイベントに参加した。また、市の防災訓練では、子どもから 高齢者まで幅広い年齢層を対象にした防災教室を開催するなど、地域コミュニティの輪を広げることを目指している。

秋田県立仁賀保高等学校 Benkyo & Volunteer 同好会

秋田県

2005年から活動を開始し、津波模型の製作と実演による防災意識の啓蒙活動を行って12年目を迎えた。これまで12基の 津波模型などを製作し、市役所や学校へ寄贈。学校関係の実演会は67回を数えている。東日本大震災前、15校で23回 の実演会を行ったが、実施校の児童・生徒は全員無事だったため、この活動の当初の目的が達成されていると自負している。

岩手県立宮古工業高等学校 機械科 課題研究津波模型班

岩手県

北海道・東北

ブロック

「根こぶ病」対策を施すことができるように、生産者の土壌のpHを測定し、根こぶ病原菌の有無を確認する 発病診断を行っている。この活動が地域の生産者から支持されたことを励みに、農業高校生らしい結果を残 すことを目指して活動に打ち込んでいる。また、啓発活動として根っこ部専用のホームページを作成し、多くの 人に活動内容を発信している。今後は、これまで培ってきた技術を継承しながら、新しい防除技術を開発して、 自分たちが指導機関となって世界中の畑を根こぶ病から守る、という大きな目標を掲げている。

福岡県立糸島農業高等学校 根っこ部

福岡県

九州ブロック

生産者から、かぼちゃ収穫後に焼却処分している、大量の蔓や葉の有効活用についての相談を受け、かぼ ちゃの和紙づくりの試作に挑んで成功した。地域の保育園や幼稚園を訪問し、自家製のかぼちゃの和紙を 使った紙芝居で、園児たちとの交流を図っている。そのほか、高齢者福祉施設では、かぼちゃ和紙を折り紙の ように用いて一緒に手鞠をつくるなど、お年寄りに物づくりの楽しさを伝えている。和紙をつくる際に最も重要 な繊維の抽出法や漂白法、紙漉き技術を学ぶなど、創意工夫しながら活動を展開している。

長崎県立諫早農業高等学校 食品科学部

長崎県

熊本地震による被害で、今まで見慣れた風景が変わり果てた姿になってしまったことに衝撃を受け、何ができ るかを生徒会執行部で話し合った。その結果、嘉島町を少しでも元気にするため「嘉島中復興プロジェクト」を 立ち上げた。復興プロジェクトスローガンが書かれた看板を作成するほか、学校横にある避難所の清掃活動 や、花いっぱい活動にも取り組んでいる。ボランティア活動を行っている自分たちも被災者の一人だということ を意識しながら、復興に向けて一人ひとりができることを頑張っていくことの大切さを実感した。

嘉島町立嘉島中学校 生徒会(全校生徒)

熊本県

週に1回、市民図書館で数学研究会を開催している。このイベントは、数学好きな生徒だけでなく不得手な生 徒にも配慮した内容となっており、2016年8月24日で、100回目を迎えた。研究会のメンバーの保護者の 方々にも数学に興味を持ってもらえたことで、活動は広がりをみせるようになった。現代社会では理系の人たち が集う場所や、専門的に学べる勉強会が少ないことを危惧しながら活動に尽力している。数学そのものの面 白さを人々に伝え、理数系の学問を通して、少しでも世界平和に寄与したいという抱負を抱いている。

中城村立中城中学校 佐

はる

ゆき さん

沖縄県

※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同

ブロック賞 紹介

(11)

PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY

コミュニティ賞 紹介

※ボランティアグループ名などは、応募用紙の記載通りとさせていただいております。 ※順不同 近隣の保育園、小学校、老人ホーム訪問に加え、キャップ回収や東日本大震災と熊本地震の復興募金などに取り組む ほか、国際交流にも力を入れている。また、手話を広めるために、復興支援ソング『花は咲く』の手話ソング・ビデオを製作 し、被災地の高校にメッセージを届けた。この手話ソングは、JRC部の活動を大きくする原動力となっている。

群馬県立桐生南高等学校 JRC部

群馬県

生徒会が中心となり、全校生徒が学年を越え、自分が住んでいる地区ごとに4つのグループに分かれ、仮設住宅周辺の 清掃、イベントでの「侍ソーラン」披露、熊本地震被害への応援メッセージ旗の贈呈などに取り組んだ。また、活動を通し て笑顔になった地域の方々の写真を撮り、毎年「スマイルカレンダー」を作成して配布し、好評を博している。

石巻市立牡鹿中学校

宮城県

田んぼや河川の生き物調査や沼地再生の草刈りをはじめ、植樹活動や外来魚駆除活動に取り組んでいる。加えて、河 川清掃や地域の除草作業など幅広い活動を手がけている。2016年は、荒地となった棚田の再生プロジェクトにも携 わった。重労働だったが、完成したときの達成感は大きく、今後も地域住民と深く交流していくことを願っている。

栃木県立宇都宮白楊高等学校 環境科学部

栃木県

2016年4月に施行された障がい者差別解消法を学んだことをきっかけに、既存のボランティア活動に参加するだけでな く、障がい者差別を考えるフォーラムを開催した。パネルディスカッションや体験ブースなどが、新聞やTVにも取上げられ 大きな反響があった。障がい者への正しい理解から差別のない環境づくりを若者から発信する意義を実感している。

クラーク記念国際高等学校 福祉心理コース

宮城県

地域の小学校で「夏休み学習室」という学習支援ボランティアに11年継続して取り組んでいる。この活動では、校内に呼 びかけをして、部員以外の生徒たちからも協力を得ることができた。このほか、救援募金や献血推進、地域イベントの手伝い など活動は多岐にわたっている。部員同士で案を出し合って試行錯誤し、より質の高いボランティアを目指している。

栃木県立小山城南高等学校 JRC部

栃木県

高齢者や障がい者、子ども連れなど、すべての人に気仙沼を楽しんでもらうため「気仙沼観光バリアフリーマップ」を作成し た。地域の協力を得た取材では、バリアフリーの視点から町を見つめることで、様々な優しさを発見することができた。マップ を観光案内所や市役所などに設置したところ、企業からの協力で再配布されることになり、次号の誌面充実を期している。

宮城県気仙沼西高等学校 社会福祉部

宮城県

おもちゃ図書館や介護老人施設をはじめ、被災地の仮設住宅を訪問して交流を図るほか、手話講習会も開催している。2016年 は、自治医科大学附属病院での小中学生とのふれ合い活動と校舎のベランダ清掃の2つを新たに実現した。また、部員が増えた こともあり、親睦を深めるためにみんなで餃子づくりを楽しんだ。今後も活動を通して様々な人を支援していくことを決意している。

栃木県立小山西高等学校 JRC部

栃木県

絶滅の危機にある植物「オキナグサ」の保護・増殖活動と、それを守る環境保全意識を啓発する取り組みを展開している。環 境学習イベントを実施した際、絶滅危惧種保護のほか、地球温暖化によるオゾン層破壊などの認識も低いと知り、「地球環境 を守ろう!」という抽象的な呼びかけは無意味だと判断した。そのため、以後は環境保全を広く訴求する活動へと切り替えた。

山形県立村山産業高等学校 農業部バイオテクノロジー班

山形県

図書館で幼児対象の工作会を実施したほか、社会福祉協議会と連携した様々なイベント補助に取り組んだ。また、「サマー スクール」では、保育所や高齢者福祉施設での研修にリーダーとして参加。ペットボトルキャップ回収や施設清掃に加え、学 校祭における被災地支援の物品販売も行った。こうした活動によって、地域から愛され、頼りにされる存在となっている。

栃木県立上三川高等学校 社会福祉部

栃木県

産学官連携で18種の会津伝統野菜を栽培し、次世代へ繋ぐ活動に挑戦している。収穫した伝統野菜のセットを地元スー パーやインターネットで販売し、2日間で完売するなど手応えを実感している。また、貴重な種子を保存するシードバンクの運 営に乗り出すほか、子どもたちへの食育支援や、伝統農法の普及と世界農業遺産を目指す活動もスタートしている。

福島県立会津農林高等学校 人と種をつなぐ会津伝統野菜専攻班

福島県

老人保健施設や高齢者デイサービスセンター訪問に加え、知的障がい者の余暇支援や一人暮らし高齢者見守り活動などに 取り組んだ。こうした活動は、1976年から40年以上継続して行っている。このほか、点字・手話学習や手話ソングの披露にむ けて、毎月手話と点字を1回ずつ学習するなどの地道な努力が実を結び、障がい者の方々との深い交流を実現している。

新潟県立新井高等学校 社会科クラブ

新潟県

「フラを通していわきを、福島を元気にしたい!」との思いから、高齢者福祉施設や地域住民との交流を行っている。健康 体操やフラを一緒に踊る参加型のイベントを開催し、心の復興支援と新たな絆づくりを目指している。また、震災時の恩 返しの気持ちから、県外イベントにも積極的に参加するなど、活動は年100回に及んでいる。

福島県立いわき総合高等学校 家庭クラブフラチーム Alohi mino’aka

福島県

10年以上継続して、毎年秋に「ハンセン病支援募金」に取り組んでいる。活動を展開するにあたり、ハンセン病について自分た ちで調べたり、先生に取材するなどの準備をした上で、募金活動のための呼びかけの仕方を工夫したり、ポスターなどの資料を 作成した。活動を成功させるためには、自分たち自身が知識を持って取り組むことが大切だと感じ、さらなる飛躍を目指している。

新潟市立鳥屋野中学校 福祉委員会

新潟県

物資を回収し、様々な支援に役立てる活動をしている。アルミ缶回収による車いす寄贈では、これまで37台を老人ホームへ 寄贈。ペットボトルキャップの回収ではワクチン1,000人分を達成し、インクカートリッジ回収では海外の教育支援を行った。 このほか、マリ共和国へ衣類や靴を支援するなど、2016年4月から「青少年赤十字」にも加盟し活動の場を広げている。

福島県立平工業高等学校 生徒会

福島県

学年の福祉委員長となった際、副委員長と相談し、NPOを通じて未使用の鉛筆をカンボジアの4つの小学校に贈る活 動に取り組んだ。全校生徒に関心を持ってもらうため、現地の実態を模造紙にまとめ、文化祭で展示するなどの工夫を 凝らした。自分たちが贈った鉛筆が、子どもたちの夢を叶える一助となり、より良い未来に繋がることを願っている。

上田市立第四中学校 飯

いい

じま

もえ

さん

長野県

「障がいのある私たちにもできることがある」との思いから、献血の呼びかけや募金活動をはじめ、古本支援、支援学校ス ポーツ大会の手伝いなどに取り組んでいる。障がい者ならではの視点が社会貢献に役立つと考え、献血や募金の啓発活 動を行っている。支援は「お互い様」であり、「積極的に支援する側」として、今後も活動を続けていくことを決意している。

福島県立平養護学校高等部 ボランティア部

福島県

地域住民と一緒に自然環境保全に取り組み、外来植物種の駆除や在来種の苗づくりから定植、苗の配布までを行ってい る。活動にあたっては、「駆除」するだけでなく「増殖」することでバランスを取るように心がけている。出前講座や環境フェア 参加による普及活動に加え、駆除した植物をクリスマスリースなどに再利用するなど、地域貢献にも寄与している。

エクセラン高等学校 環境科学コース

長野県

震災復興と学校の活性化を目指し、4人の先輩がフラチームを結成した。福祉施設や仮設住宅の慰問のほか各種イベン トに参加し、手づくり衣装で笑顔と元気を届ける活動を11名で行っている。施設や年齢層に応じて参加型の踊りや歌を取 り入れるなど、人々の交流にも注力している。これまで多いときで1日5か所、合計103回の活動を行っている。

福島県立好間高等学校 Uilani O’

lapa

福島県

「地域を活性化させたい」という思いから米粉製品の開発に取り組んでいる。栄養価の高い「玄米粉」を使って焼き菓子を 商品化し、露店営業の許可を取りイベント販売した。さらに、旧酒蔵を無償で借り、定期的に「チャレンジカフェ」や「蔵まつ り」を開催し、好評を博した。この活動を通して、誰も使わなくなった空き家の新たな活用法として、注目を集めることとなった。

長野県下高井農林高等学校 地域活性プロジェクトチーム

長野県

G-NEC(自然環境科学卒業生の会)と G-nec(在校生によるボランティアクラブ)が連携して、自然遊びや畑づくり、伝 統文化などの体験活動を実施している。また、自然遊びを通して地域の自然を再発見し、生活の知恵や伝統文化を若者た ちに伝承する活動にも取り組んでいる。先輩から受け継いだ活動を広げるため、次世代へ繋いでいくことを決意している。

群馬県立尾瀬高等学校 G-nec クラブ

群馬県

北関東・信越

ブロック

北海道・東北

ブロック

北関東・信越

ブロック

参照

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