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[ 目次 ] 今週の注目チャート 1 Ⅰ. 経済 金融市場動向 3 金融市場見通し 3 金融市場レビュー 4 内外経済指標の解説と予測 5 Ⅱ. トピックス 8 米国主要企業の1~3 月期決算の動向 8 英総選挙 : 保守党が予想外の単独過半数確保 10 Ⅲ. 参考資料 12 今週 来週の主要経済指

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2015 年 5 月 15 日号

[経済・金融市場動向]

◆ 金融市場見通し・内外経済指標

来週にかけての金融市場は、欧米長期金利にらみの

展開が続こう。米長期金利は横ばい圏でのもみ合い

が予想され、株、為替市場も方向感は出にくい

[トピックス]

◆ 米国主要企業の2015年1~3月期決算の動向

米国の主要企業の2015年1~3月期決算は総じて事前

予想比良好であった。業種別にはドル高の悪影響が

懸念された業種でポジティブサプライズが相次いだ

◆ 英総選挙:保守党が予想外の単独過半数確保

英総選挙は、与党保守党と、スコットランド国民党

の大勝という結果に終わった。保守党勝利で、英国

のEU離脱を問う国民投票実施の可能性は高まった

金融市場ウィークリー

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金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号)

✣[目次]✣

今週の注目チャート ···

1

Ⅰ.経済・金融市場動向 ···

3 金融市場見通し ··· 3 金融市場レビュー ··· 4 内外経済指標の解説と予測 ··· 5

Ⅱ.トピックス ···

8 米国主要企業の1~3月期決算の動向 ··· 8 英総選挙:保守党が予想外の単独過半数確保 ··· 10

Ⅲ.参考資料 ···

12 今週・来週の主要経済指標 ··· 12 月次・四半期のスケジュール ··· 14 今週の金融市場の動き ··· 17 最新リポート一覧 ··· 18

〰〰

マーケット時流潮流

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中国経済の下振れリスク 調査本部本部長代理 長谷川克之 中国経済の減速懸念が強まっている。今週発表の景気指標(4月)は生産・投資、小売り等、軒 並み市場予想を下回った。貸出やマネーサプライ等の金融指標も然りだ。M2の前年比伸び率は 10.1%と、中国としては過去最低を更新した。先週末の中国人民銀行の利下げも合点がいく。 デフレ懸念も根強い。物価の前年比伸び率は、消費者物価こそは2%弱を維持しているが、生産 者物価を見ると3年以上もマイナスの状況が続いており、ここ4カ月は▲4%台で推移している。物 価の総合的な動きを示すGDPデフレーターは本年1~3月期にはマイナスに落ち込んだ。 実体経済が悪化する中で、企業の信用状況も悪化している。米系大手格付機関2社による中国で の格下げが年初来急増している。実際、中国企業によるデフォルトも徐々に増えつつある。銀行の 不良債権残高も前年比5割超の急上昇。大手行の1~3月期の決算では金利自由化と金融緩和に伴う 利鞘縮小、信用コスト負担等から増益率が大幅に鈍化している。銀行株の値動きも冴えない。 こうした中では更なる追加緩和は時間の問題だろう。実質金利は未だ高いと考えられ、預金準備 率も二桁台の後半と明らかに高い。金融緩和はまだまだ序の口かもしれないが、気になるのは金融 緩和効果が減殺されてしまっている可能性があることだ。事実上ドルにペッグしている人民元は、 ドル高が進めば貿易量で加重平均した実効レートベースでは金融緩和にも係らず人民元高になっ てしまう。最近では、資本流出への警戒か、はたまた、今後のSDR(IMFの特別引出権)配分 への布石か、許容される対ドルでの僅かな変動幅内でもほぼ横這いとなっている。 ソフトランディングがメインシナリオだか、中国経済の下振れリスクの高まりには警戒が必要だ。

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~今週の注目チャート~

【 日銀国債買入れオペ応札倍率の推移 】

年初以降やや低下 【解説】日銀の国債買入れオペ(残存 5~10 年)の応札倍率の推移を過去 3 カ月平均で見ると、年初以降や や低下している。国債買入れの持続性を懸念する見方もあるが、年初以降の長期金利上昇によるボラティリ ティの高まりで市場の売買高が減少したことも倍率低下の要因と考えられる。但し、年初以降は応札倍率が 1 倍台となった買入れオペもあり、今後の動向に留意が必要だ。

【 日銀のETF保有残高と上限 】

日本株の下落局面で実施される日銀によるETF購入 【解説】今週は前場に下落基調が強まった 12 日から 14 日の 3 営業日連続で日銀がETFを買入れ、日本株 の良好な需給環境に伴う下値の堅さが確認された。昨年 10 月末の追加緩和でETF保有額の増加ペースの拡 大を決定後、日銀は 1 回あたりのETF購入額を増額している。しかし、2015 年末時点の保有残高の上限ま で買入れ余力は 2 兆円近く残っており、当面日本株の下支え効果を発揮しそうだ。 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 14/10 14/12 15/02 15/04 (年/月) (倍) (※)残存期間5~10年の国債買入れオペ応札倍率(過去3カ月平均) (資料)日銀よりみずほ総合研究所作成 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 10/11 11/11 12/11 13/11 14/11 15/11 ETF保有残高 ETF保有残高上限 (兆円) (年/月) 量的・質的金融緩和導入 追加緩和 (注)保有残高は2015年5月14日時点。 (資料)日本銀行より、みずほ総合研究所作成

(4)

金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号) 2

ユーロドル相場と関連指標 】

ユーロ反発の背景に底打ちした原油相場 【解説】ドイツの長期金利が上昇し、市場の注目を集めている。ドイツの 10 年債利回りはECBの量的緩和 を受けて低下傾向にあったが、4 月下旬から上昇基調に転じると僅か 3 週間余りで 60bp 以上上昇し、ユーロ ドル相場も反発する展開となっている。ドイツの金利上昇の一因にはインフレ期待の持ち直しがあると見ら れ、米国での生産調整の予想を受けた原油相場の上昇が影響していると考えられる。

株価の長期推移 】

中国の突出した株高は持続するか? (資料)Bloomberg 【解説】中国株は昨年後半から急速な上昇基調が続いているが、短期的には 4 月下旬をピークにそれまでの 株高トレンドに一服感が見られる。長期低迷から脱した昨年後半以降も、中国経済の減速傾向は変わってお らず、急速な株高の持続性を問題視する見方もある。今週は利下げが実施され株価も反発したが、先週の調 整を相殺するまでには至らなかった。景気と乖離しながら進んだ中国の株高について、先行きが懸念される。 70 90 110 130 150 170 190 210 230 250 08 09 10 11 12 13 14 15 新興国株(MSCI エマージング指数) ダウ平均 上海総合 ユーロ・ストックス (2009/3末=100) (年) ユーロドル相場 ドイツの長期金利 インフレ期待 原油相場 (資料)Bloomberg 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 2.0 2.1 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.00 1.05 1.10 1.15 1.20 1.25 1.30 1.35 1.40 1.45 1.50 1.55 1.60 1.65 1.70 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 14/7 14/9 14/11 15/1 15/3 15/5 15/7 (ユーロ/バレル) 右目盛① (%) 右目盛② (%) 右目盛③ (ドル/ユーロ) (年/月) 原油相場(ユーロ建てブレント価格、左目盛) 期待インフレ率(右目盛①) ※ユーロ圏の5年先5年インフレスワップ・フォワードレート 独10年債利回り(右目盛②) ユーロドル相場(右目盛③)

(5)

Ⅰ.経済・金融市場動向

~金融市場見通し~

来週も引き続き欧米金利 にらみの展開 FOMC議事録では、利上 げが金融市場に与える影 響への議論に注目 日本の 1~3 月期GDPは 増加、欧州では 5 月のPM Iに注目 今週の金融市場では、債券価格は下落、株価は概ね横ばい圏でのもみ合 い、為替市場ではドルが下落した。今晩以降も引き続き欧米金利動向睨み で、経済指標に振らされ易い展開が予想される。 今晩以降、米国では、5月のミシガン大学消費者信頼感指数(5/15)、4月 の鉱工業生産(同)、5月のNY、フィラデルフィア連銀景況感指数(5/15、 21)などの経済指標が発表される。企業関連指標は低迷が続く一方、消費 関連指標は底堅さを維持する見込み。FOMC議事録(5/20)では、米利上げ が金融市場へ与える影響に関する言及があるかなどに注目したい。 日本では、1~3月期GDP成長率(5/20)が発表される。みずほ総合研 究所では前期比+0.4%と、市場予想と同程度の成長を予想している。欧州 では、5月の合成PMI(5/21、速報値)が発表される。足元でユーロ圏の 消費環境には減速の兆しもあり、サービス業PMIの変化が注目される。 ギリシャ情勢については、来週、債権者との合意に至る可能性は低い。 米長期金利はもみ合い、日 米株も欧米金利や米経済 指標にらみ 米10年国債利回りは、2.3%台を中心としたもみ合いを予想する。イエレ ン議長が先週示した利上げに伴う長期金利上昇リスクが、FOMC議事録でも 言及されれば金利上昇に繋がる可能性はある。しかし、金利上昇局面では、 内外投資家の押し目買いも出やすい。経済指標も強弱まちまちの内容が見 込まれ、来週は長期金利に方向感を与えるまでには至らないだろう。日本 の10年国債利回りは、先週来の急上昇の反動から、今晩以降は低下含みの 展開を予想する。日米株は、上下に振れやすい地合いが続こう。米国株は、 米経済指標や長期金利にらみで、米国債同様に方向感が出づらい。日本株 は、決算発表がほぼ一巡し、海外市場動向に反応しやすい。 ドル円、ユーロドルともに 来週は方向感出にくい 内外株や債券市場同様に、ドルは対円、対ユーロでもみ合う展開を予想 している。為替市場は今週の米小売統計に大きく反応しており、米経済指 標への注目は高まりそうだ。しかし、今晩以降の米経済指標にサプライズ が無ければ、為替相場も方向感が出るには至らないだろう。(吉田健一郎) 【 来週の予想 】 USD LIBOR 3カ月(%)

0.265 ~

0.285

米10年国債(%)

2.10 ~

2.40

円 TIBOR 3カ月(%)

0.16 ~

0.18

10年国債(%)

0.35 ~

0.45

ダウ平均(ドル)

17,800 ~

18,400

NASDAQ総合指数(ポイント)

4,900 ~

6,000

日経平均(円)

19,200 ~

20,100

TOPIX(ポイント)

1,570 ~

1,650

円/ドル

118.0 ~

121.0

ドル/ユーロ

1.110 ~

1.155

円/ユーロ

133.0 ~

138.0

為 替 項目 予想レンジ 内外金利 内外株式

(6)

金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号) 4

~金融市場レビュー~

<内外金利動向>

日米独 10 年国債利回りは 上昇後やや低下 先週末以降の米 10 年国債利回りは、独国債利回りの上昇などを受け一時 2.3%台半ばまで上昇した。4 月の米雇用統計(5/8)や小売売上高(5/13) など経済指標は市場予想を下回る結果となった。週後半は良好な国債入札 結果などを受け利回りがやや低下している。独 10 年国債利回りは 0.7%台 に上昇した。1~3 月期のユーロ圏GDP(5/13)が小幅に加速するなど、 景気回復が意識され易い状況が続いている。日本の 10 年国債利回りは、欧 米金利の上昇や、10 年国債入札(5/12)が低調な結果となったことを受け 0.4%台半ばに上昇した。30 年国債入札(5/14)もやや弱めの結果となった が、入札後は買戻しの動きから利回りがやや低下している。 (野口雄裕)

<内外株式動向>

日米株とも米雇用統計と 金利上昇一服を受けて上 昇。日本株は良好な需給 環境も投資家心理を下支 え 先週末以降の米株式相場は上昇した。4 月の米雇用統計(5/8)は非農業 部門雇用者増加数が前月から持ち直したものの、早期の利上げを意識させ る程良好な内容ではなかったことが好感され株価は大幅に上昇した。その 後は長期金利の上昇に対する警戒感が強まり上値の重い展開となったが、 週末にかけては金利上昇一服とともに大幅に上昇した。日本株は上昇した。 雇用統計後の米株高を受けて上昇基調を強めた。上値では利益確定売りに 押される場面もあったものの、日銀が 3 日連続でETFの買入れを実施し、 良好な需給環境から底堅い展開となった。週末は米株が再び最高値圏に戻 し安心感が広がり、日本株も上昇幅を拡大させた。 (大塚理恵子)

<為替動向>

ユーロ高方向への揺り戻 しが続くユーロドル相場 為替相場は今週もユーロ高基調を維持している。週初は、米国の長期金 利が上昇したことを受けて先週半ば以降のドル安ユーロ高の流れが続いた ものの、ドイツの長期金利が今週も上昇していることなどから、その後は 再びドル安ユーロ高方向で推移した。米国の 4 月の小売売上高(5/13)が 予想を下回る結果であったこともあり、ユーロドル相場は足元で1ユーロ =1.14 ドルを上回る展開となっている。ドル安方向への振れは、ドル円相 場でも見られた。週前半は1ドル=120 円前後で落ち着いた値動きを見せて いたものの、ユーロドル相場と同様に低調な米国の小売売上高の発表を受 けて、一時1ドル=119 円台を下回る展開となった。 (井上淳)

<新興・資源国動向>

株価は上値が重く、通貨 は世界的なドル安を受け て対ドルレートが増価 新興国では金融緩和の動きが続いている。今週も、中国が貸出基準金利 と預金基準金利の引き下げを実施し(5/11)、その影響から中国株は先週末 より値を上げている。ただし、先週の調整を取り戻すまでには至っておら ず、4 月下旬につけたピークを下回ったままとなっている。株安基調に転じ たとまでは言えないものの、利下げ直後の反発は限定的だったと評価でき よう。また、中国株に限らず ASEAN や NIEs などのアジア株についても上値 の重さが目立つ展開が続いている。新興国株は 4 月に見られた持ち直しが 総じて一服している。一方、通貨は世界的なドル安を受けて反発しており、 特にユーロ高につられた中東欧通貨が増価している。 (井上淳)

(7)

~内外経済指標の解説と予測~

<国

内>

企業マインドは緩やかに 改善 4月の景気ウォッチャー調査(5/13)は景気の現状判断DIが53.6(50が 景気の良し悪しの境目)と前月から1.4ポイント上昇し、5カ月連続の上昇 となった。雇用関連が5カ月ぶりに低下したが、家計動向関連、企業動向関 連が上昇した。家計動向関連では、賃上げが消費の押し上げに寄与してい るほか、旧正月後も外国人観光客が順調に増加しているといったコメント がみられた。なお、北陸新幹線の開業効果もあり、北陸の現状判断DI (59.9)は全地域で最も高い水準となった。 経常収支は大幅に改善 3月の国際収支(5/13)は、経常収支(季節調整値)の黒字額が2兆663億 円と前月(6,061億円の黒字)から大幅に増加した。米国向け・EU向けを 中心に輸出が増加する一方、輸入が大幅に減少し、貿易収支が大幅に改善 したことが経常収支の黒字幅拡大につながった。 来週は実質GDP(1次速報)や機械受注統計などが発表される。 実質GDPは 2 四半期連 続でプラス 1~3 月期の実質GDP(1 次速報)(5/20)は、前期比+0.4%、年率 +1.6%と 2 四半期連続のプラス成長を予測する。輸出の増加が続いたほ か、設備投資が緩やかに持ち直したとみられる。もっとも、個人消費が小 幅な増加にとどまる中で、在庫投資が大幅なプラス寄与に転じるなど、景 気回復の力強さには欠ける内容となった見込みである。 機械受注は 3 カ月ぶりの 前月比プラス 3 月の機械受注(船舶・電力を除く民需)(5/18)は、前月比+2.2%(2 月同▲0.4%)と予測する。月々の振れを均してみれば、製造業が増加傾向 にあることに加え、非製造業からの受注も上向いてきており、1~3 月期は 内閣府見通し(前期比+1.5%)を達成するとみられる。 (川口亮) 【 実質GDP成長率の推移 】 【 機械受注(船舶・電力除く民需)の推移 】 (注)2015年第1四半期はみずほ総合研究所による予測値。 (資料)内閣府「国民経済計算」 (期) (年) ▲ 5 ▲ 4 ▲ 3 ▲ 2 ▲ 1 0 1 2 3 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 2013 2014 2015 (前期比、%) 家計 (消費+住宅) 公的需要 外需 民間 在庫投資 民間設備投資 実質GDP 成長率 予測 90 95 100 105 110 115 120 125 130 135 140 12/01 13/01 14/01 15/01 3カ月後方 移動平均 月次 予測値 (注)2015年3月の値はみずほ総合研究所による予測値。 (資料)内閣府「機械受注統計調査報告」 (2010年=100) (年/月)

(8)

金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号) 6

<海

外(米国)>

先週末以降発表された経済指標は、経済への寒波による悪影響ははく落 したが、その後の持ち直しテンポは足元緩やかであることを示している。 雇用統計は底堅い結果。3 月の急減は悪天候による 一時的なものであったこ とを示唆 4 月の雇用統計(5/8)では、非農業部門雇用者数が前月差+22.3 万人と、 増加基調に復している。天候の影響を受けやすい建設業や外食サービスの 雇用が増加に転じたことは、3 月の急減が悪天候による一時的なものであっ たことを示唆している。 失業率は 4 月に 5.4%まで低下し、代替的失業率も低下傾向を維持してい る。週当たり賃金は前月比+0.1%と緩やかな上昇率にとどまったが、労働 需給は改善傾向にあるといえよう。 4 月の小売売上高は前月 から横ばい推移 一方、小売売上高(5/13)は 3 月実績が前月比+0.9%から同+1.1%に 上方修正されたものの、4 月は横ばいとなった。コア小売(自動車、ガソリ ン、建材・造園関連を除く小売)は同+0.1%と緩やかな増加を示した。 住宅関連指標は良好な結 果を示す見込み。製造業 部門の指標は緩やかな改 善を予想 来週発表となる住宅関連指標は、良好な結果となる見込みだ。住宅着工 件数は、悪天候の影響のはく落を背景に持ち直し、中古住宅販売件数も堅 調さを示すと予想する。一方、製造業部門の指標は緩やかな改善を示す結 果となろう。4 月の鉱工業生産指数(5/15)は小幅な増産となる見込みで、 5 月の連銀製造業業況指数(ニューヨーク:5/15、フィラデルフィア:5/21) は、製造業業況の緩やかな改善を示唆すると予想している。 FOMC 議事録では、経済、 物価の持ち直しに関する 議論がポイントに 5 月 20 日には、4 月 FOMC(4/28、29)の議事録が発表となる。声明文で は景気判断が下方修正されたものの、その背景として一時的な要因への指 摘がみられた。議事録では今後の経済と物価の持ち直しに対する見方に関 する議論が重要なポイントになろう。来週発表となる 4 月のコア消費者物 価指数(5/22)は、前月比緩やかな上昇にとどまる見込みだ。 (山崎亮) 【 非農業部門雇用者数 】 【 小売売上高 】 ^ (資料)米国労働省より、みずほ総合研究所作成 (資料)米国商務省より、みずほ総合研究所作成 (前月差、千人) ▲100 0 100 200 300 400 500 600 700 2014/4 2014/7 2014/10 2015/1 2015/4 サービス(除く外食)+政府 製造業 鉱業 建設業+外食 非農業部門合計 (年/月) 建設業+外食が増加に 転じ、3月の急減が 寒波による一時的なもの であったことを示唆 (前月比、%) ▲1.5 ▲1.0 ▲0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2014/4 2014/7 2014/10 2015/1 2015/4 コア小売 自動車・部品 建材・造園 ガソリン 小売売上高 (年/月) 3月は前月比+1.1%に 上方修正された一方、 4月は前月から横ばいの推移

(9)

<海

外(欧州)>

今週発表された経済指標は、ユーロ圏及び主要国が 1~3 月期も緩やかな 景気回復を続けたことを示した。 1~3 月期のユーロ圏成長 率はやや加速。フランス やイタリアの停滞感は払 拭されつつある状況 1~3 月期のユーロ圏GDP(5/13)は、前期比+0.4%と 10~12 月期(同+ 0.3%)から小幅に加速した。現時点で需要項目別の内訳は不明だが、個人 消費が成長の牽引役となった模様である。国別にみると、ドイツは減速し たが、堅調な回復傾向を維持した。フランスやイタリアは成長率がプラス 圏に浮上しており、停滞局面から脱しつつあると判断される。スペインは 一段と加速し、景気の好調さが際立っている。 3 月のユーロ圏鉱工業生産(5/13)は、前月比▲0.3%と減少した。均せば 増産傾向だが、前月と同様、アイルランドの大幅増産が全体を大きく押し 上げた点に留意が必要だ(ユーロ圏全体に対する同国の寄与度は+0.4%pt 程度)。この点を考慮すると、ユーロ圏生産の回復テンポはヘッドラインの 数値が示すよりも緩やかであると考えられる。 ギリシャの資金繰りは更 に悪化 ユーロ圏財務相会合(5/11)は、ギリシャへの資金支援の承認を見送った。 5/12 が期限のIMFへの返済は予定通り実行されたが、一部報道によると、 ギリシャはSDR(特別引出権)を利用して返済に充てた模様である。ギリ シャの資金調達環境が一段と悪化している様子がうかがわれる。 5 月のPMIが来週の注 目点 来週は、5 月のユーロ圏合成PMI(5/21、速報値)や、4 月のECB政策 理事会の議事要旨(5/21)の公表が予定されている。ユーロ圏合成PMIは 引き続き 50 超を維持し、緩やかな景気回復の持続を示唆するとみられる。 国別では、フランスの結果が注目される。フランスの合成PMIは 4 月に 50 近傍まで低下した。1~3 月期の景気の好調さが持続的かを考える上で、 5 月のPMIが反発するかが重要となるだろう。 (松本惇) 【 ユーロ圏・主要国GDP成長率 】 【 ユーロ圏鉱工業生産 】 (資料) Eurostat より、みずほ総合研究所作成 (資料)Eurostat より、みずほ総合研究所作成 ▲ 1.0 ▲ 0.8 ▲ 0.6 ▲ 0.4 ▲ 0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 2013 2014 2015 ユーロ圏 ドイツ フランス イタリア スペイン (前期比、%) 99 100 101 102 103 13/9 14/3 14/9 15/3 鉱工業生産 鉱工業生産(除くアイルランド) (2010=100)

(10)

8 金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号)

Ⅱ.トピックス

~米国主要企業の 2015 年 1~3 月期決算の動向~

事前予想比で良好だった 米国企業の 1~3 月期決算 米国の主要企業の 2015 年 1~3 月期の決算がほぼ出揃った。今期の決算 はドル高や原油安の悪影響が懸念され、S&P500 指数採用企業の決算発表シ ーズン直前のEPS(1 株当たり利益)の予想増益率(前年同期比)は▲2.8% と 21 四半期ぶりとなる減益が予想されていた。しかし、5 月 11 日時点では +2.1%に上方修正されており、予想比では総じて良好な結果となり増益に 留まった模様である。但し、2014 年 10~12 月期の増益率が 7.0%、さらに 1 期前の 2014 年 7~9 月期の増益率が 10.3%だったことを考慮すると、米 国経済の一時的な停滞とともに企業収益の改善ペースも減速したと言える だろう。 事前のアナリストの予想平均と実績とを比較すると、予想を上回った企 業は約 68%、予想通りが約 10%、予想を下回った企業は約 22%であった。 企業側が保守的な業績見通しを示すこともあり、発表された決算の内容は アナリストの事前予想と比較してポジティブサプライズが多くなる傾向が あるが、今期もポジティブサプライズ比率は過去と同水準となった(図表 1)。 ドル高の悪影響が懸念さ れた業種で相次いだポジ ティブサプライズ 業種別に見ると、生活必需品やエネルギー、ヘルスケアにポジティブサ プライズが目立っている。食品や家庭用品といった価格以外の差別化が図 りにくい財を販売している生活必需品業種のグローバル企業では、ドル高 による価格競争力低下等を通した業績悪化が懸念されていた。しかし、ド ル高のネガティブな影響が予想の範囲内に留まったことで、市場に安心感 を与えた。ヘルスケアも海外売上高比率が 50%を超え相対的に高い業種で あることから、ドル高の影響が注目されたが、事前の予想EPS増益率(前 【 図表 1 S&P500 採用企業の事前予想と実績 】 【 図表 2 S&P500 採用企業の増益率予想変化 】 -30% -20% -10% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 11 1Q 11 3Q 12 1Q 12 3Q 13 1Q 13 3Q 14 1Q 14 3Q 15 1Q 30%-20-30% 10-20% 0-10% ▲30%-▲20-▲30% ▲10-▲20% ▲0-▲10% ポジティブサプライズ ネガティブサプライズ (注)決算が市場の予想コンセンサスを上(下)回った銘柄の全体に占める割合 (コンセンサスからの乖離ごとに集計) (資料)Bloomberg ↑ ↓ -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 3/2 3/9 3/16 3/23 3/30 4/6 4/13 4/20 4/27 5/4 5/11 15/1Q 15/2Q 15/3Q (%) (月/日) (注)アナリストによる予想EPSの前年同期比。

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年同期比)は 7.2%であったのが 18.0%と大幅に上方修正された。技術力 の高い米国企業のドル高に対する耐性が示された例として、ダウ平均株価 の構成銘柄でもある製薬大手のメルクが挙げられる。同社は 1~3 月期の純 利益は減益であったものの、がん治療の新薬の販売等が伸びていることか ら、通期の業績見通しを引き上げ、株価は決算発表前後で 5%以上上昇して いる(図表 3)。海外売上高比率が最も高い情報技術業種でも、半導体のイ ンテルやソフトウェアのマイクロソフトといった市場への影響度が大きい 銘柄の決算で、成長分野の収益拡大が好感され、決算発表前後の騰落率が 高かった(図表 3)。エネルギー関連は原油安が一服していることで予想を 上回る決算が相次いだと見られる。 4~6 月期は未だ減益予想 であり、企業収益への懸念 は株価の上値抑制要因 1~3 月期決算の発表により、株式市場では企業収益に対する警戒感がや や和らいでいる。一方、4~6 月期決算のアナリストの予想EPS増益率(前 年同期比)を見てみると、3 月末の 0.5%減益から 2.6%減益に下方修正さ れており、先行きの企業業績について楽観視は出来ない(前頁図表 2)。特 に、資本財・サービスの下方修正が顕著であり、ドル高の逆風が吹く製造 業部門の動向が注目される。足元ではドル高に一服感が見られているが、4 ~6 月の経済指標にて景気持ち直しが確認されるまで、企業収益への懸念は 株式市場の上値抑制要因となりそうだ。 (大塚理恵子) 【 図表 3 米国主要企業の 2015 年 1~3 月期の決算概要と発表前後の株価騰落率 】 会社名 発表日 業種 増収率 ( 前年比、 % ) 増益率 ( 前年比、 % ) EPS ( ドル) 予想EPS ( ドル) 発表前後の 株価騰落率 ( % ) NIKE Inc 3/20 耐久消財・アパレル 7.00 15.98 0.89 0.84 3.72

JPMorgan Chase & Co 4/14 銀行 3.67 21.38 1.61 1.41 1.56

Johnson & Johnson 4/14 医薬品・バイオテク -4.09 -4.65 1.56 1.53 -0.03

Intel Corp 4/15 半導体 0.13 4.18 0.41 0.41 4.26

UnitedHealth Group Inc 4/16 ヘルスケア機器 12.77 31.98 1.46 1.35 3.65 Goldman Sachs Group Inc/The 4/16 総合金融 14.47 38.36 6.00 4.26 -0.44

American Express Co 4/16 総合金融 -2.73 6.62 1.48 1.37 -4.44

General Electric Co 4/17 資本財 -2.67 -4.61 0.31 0.30 -0.11

International Business Machines Corp 4/21 ソフトウェア -11.90 -8.30 2.91 2.81 -1.14 EI du Pont de Nemours & Co 4/21 素材 -9.44 15.98 1.34 1.31 -2.95

Travelers Cos Inc/The 4/21 保険 -1.36 -17.52 2.53 2.52 -4.01

United Technologies Corp 4/21 資本財 -1.38 14.89 1.58 1.46 0.38 Verizon Communications Inc 4/21 電気通信 3.78 45.78 1.02 0.95 -0.43

Boeing Co/The 4/22 資本財 8.23 38.38 1.97 1.80 -1.4

Coca-Cola Co/The 4/22 食品・飲料 1.12 18.55 0.48 0.42 1.3

McDonald's Corp 4/22 消費者サービス -11.07 -22.12 1.01 1.06 3.13

Procter & Gamble Co/The 4/23 家庭・パーソナル用品 -7.63 -8.52 0.92 0.92 -2.58

Caterpillar Inc 4/23 資本財 -4.07 2.32 1.72 1.35 -0.09

3M Co 4/23 資本財 -3.23 -0.66 1.85 1.93 -3.04

Microsoft Corp 4/24 ソフトウェア 6.50 -11.50 0.62 0.53 10.45

Apple Inc 4/28 テクノロジー・ハード 27.09 32.73 2.33 2.16 -1.58

Merck & Co Inc 4/28 医薬品・バイオテク -8.17 -15.08 0.85 0.747 5.04

Pfizer Inc 4/28 医薬品・バイオテク -3.82 -17.11 0.51 0.50 -0.32

Exxon Mobil Corp 4/30 エネルギー -36.92 -45.71 1.17 0.83 -0.57

Visa Inc 4/30 ソフトウェア 7.78 -2.88 0.63 0.624 0

Chevron Corp 5/1 エネルギー -37.68 -41.73 1.37 0.79 -1.82

Walt Disney Co/The 5/5 メディア 6.97 11.92 1.23 1.10 -0.20

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10 金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号)

~英総選挙:保守党が予想外の単独過半数確保、”Brexit”の可能性高まる~

英総選挙は保守党が予想 外の単独過半数を獲得し て勝利 SNPが大勝、UKIP、自民 党は敗北 5 月 7 日(木)、英国で 5 年ぶりの総選挙が実施され、8 日(金)に全て の議席が確定した。注目されたのは、保守党の過半数獲得とSNPの躍進 であった。事前の世論調査では二大政党である保守党・労働党の支持率が 拮抗し、どの党も過半数を獲得できないハング・パーラメント(宙ぶらり ん国会)になる可能性が高いとされていた。しかし、ふたを開けてみれば 保守党が議席数を選挙前の 302 から 330 に伸ばし、単独で過半数(総議席 数は 650 議席)を獲得する結果となった(図表 1)。一方、労働党の議席数 は 256 から 232 に減少し、選挙での敗北を受けてミリバンド党首は辞任を 表明した。その他の政党では、スコットランド国民党(SNP)がスコッ トランドの議席 59 のうち 56 を獲得する大躍進をみせる一方、英国独立党 (UKIP)の獲得議席は 1 にとどまり、ファラージ党首も落選した。また、 前回(2010 年)の総選挙で 57 議席(当時)を獲得し連立政権の一角を担っ てきた自民党は、議席数を 8 に大きく減らした。自民党のクレッグ党首は 自身の議席は確保したものの、敗北の責任をとり党首辞任を表明した。 注目される Brexit の行方 新内閣の政策の注目点は二つある。第一は外交面の問題で、EU(欧州 連合)に残留するか離脱するかを問う国民投票の行方である。 保守党は 2017 年末までにEU残留・離脱を問う国民投票を実施すること を公約しており、それに先立ち、EU加盟条件の再交渉を表明している。 EUに移譲した権限のうち何を回復する交渉を行うのか、具体的な内容は 明らかにしていないが、英国内での不満が大きい移民規制のあり方を議論 しようとすれば、域内の人の移動の自由を基本理念とするEUとの交渉難 航は必至である。 【 図表 1 英総選挙の結果 】 選挙前議席数 選挙後議席数 増減 獲得票数 保守党 302 3 3 0 2 8 11,334,576 労働党 256 232 -24 9,347,304 スコットランド国民党(SNP) 6 5 6 5 0 1,454,436 自民党 56 8 -48 2,415,862 民主統一党(DUP) 8 8 0 184,260 シン・フェイン(アイルランド) 5 4 -1 176,232 社会民主労働党(SDLP、アイルランド) 3 3 0 99,809 プライド・カムリ(ウェールズ) 3 3 0 181,704 北アイルランド同盟党 1 2 1 114,935 英国独立党(UKIP) 2 1 -1 3,881,099 グリーン 1 1 0 1,157,613 リスペクト 1 0 -1 9,989 無所属 5 1 -4 n.a. 議長 1 1 0 n.a. 合計 650 650 0 0 (資料)英下院、BBCよりみずほ総合研究所作成

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内政面ではスコットラン ドへの自治権拡大が注目 第二の注目点は内政上の問題で、スコットランドへの対応である。今回 の総選挙によりSNPが第 3 党に躍進したことで、これまで以上にスコッ トランド問題への対応には慎重さが求められることになる。キャメロン首 相は当選後のスピーチで「すべての党が合意したウェールズ・スコットラ ンド・北アイルランドへの自治権移譲(devolution)を可能な限り早く実 行する」と発言した。スコットランドではさらなる自治権移譲や再度の住 民投票を求める声が高まる可能性もある。 金融市場は好感も、中期的 には楽観できず 今回の予想外の保守党勝利は、有権者が 2013~2014 年の英国経済回復を 与党の経済政策の成果と評価したことに加え、労働党への政権交代(特に SNPに支えられる形での政権交代)によって政治が不安定化するリスク を嫌った結果とみられる。保守党の勝利が伝えられると、金融市場は株高・ ポンド高という反応をみせた(図表 2)。 しかしながら、今回の保守党勝利により、EUとの関係を問う国民投票 が実施される蓋然性がかなり高まったことは間違いない。キャメロン首相 自身はEU残留を望んでいるとされるが、EUとの交渉が難航し、英国が 十分な譲歩を引き出すことができなければ、国民投票でEU離脱が選択さ れる可能性が高くなる。とりあえず保守党の単独政権誕生を好感した金融 市場だが、中長期的にみて今回の選挙結果が英国経済の成長や政治安定に つながるかどうかは、こうした内外の問題に第 2 期キャメロン政権がどう 対応するかにかかってくるだろう。 (吉田健一郎) ※詳細は 2015 年 5 月 11 日付みずほインサイト「保守党勝利で注目される ”Brexit”~英国総選挙の注目点(後編)~」をご覧ください。 http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu150511.pdf 【 図表 2 英総選挙後の為替相場・株価の動き 】 1.44 1.46 1.48 1.50 1.52 1.54 1.56 1.58 6,200 6,300 6,400 6,500 6,600 6,700 6,800 6,900 7,000 7,100 7,200 英国株価(FTSE100) ポンドの対ドル相場(右目盛) (ドル/ポンド) ポンド 高 ポンド 安 (資料)Bloomberg (年/月) 選挙日 (Pt)

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金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号) 12

Ⅲ.参考資料

今週の主要経済指標

予想:情報ベンダー(Bloomberg、Reuters 等)の取りまとめた予想コンセンサス。米国の経済指標は特に断りのない限り季調値。R は改定値。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 日 付 今回実績 予想 5/8(金) 米 前月差 前月比 5.4% +223千人 +0.1% 5.4% +228千人 +0.2% R R 5.5% +85千人 +0.2% 5/9(土) 中 消費者物価指数(4月) 前年比 +1.5% +1.6% +1.4% 5/11(月) 英 5/12(火) 日 景気動向指数(3月速報) 55.6% 40.0% 105.5 109.5 N.A. N.A. 105.5 109.7 60.0% 70.0% 104.7 110.7 米 5/13(水) 日 景気ウォッチャー調査(4月) 53.6 52.3 52.2 国際収支(3月速報) +27,953億円 -+6,714億円 -+20,613億円 -+5,275億円 -+14,401億円 +140.5% ▲1,431億円 -730 N.A. 847 中 鉱工業生産(4月) 前年比 +5.9% +6.0% +5.6% 米 小売売上高(4月) 前月比 ▲0.0% +0.2% R +1.1% 欧 +0.4% +0.4% +0.3% 5/14(木) 日 マネーストック(4月速報) M2 M3 広義流動性 前年比 前年比 前年比 +3.6% +3.0% +3.1% +3.6% +3.0% N.A. +3.6% +3.0% +3.3% 米 前月比 前月比 ▲0.4% ▲0.2% +0.1% +0.1% +0.2% +0.2% 264千人 273千人 265千人 比 5/15(金) 日 国内企業物価指数(4月) 前月比前年比 +0.1%▲2.1% +0.1%▲2.1% +0.3%+0.7% 消費動向調査(4月) 41.5 41.8 41.7 韓 金融政策決定会合 黒田日銀総裁講演(読売国際経済懇話会) 消費者態度指数 経 済 指 標 等 前回実績 3年国債入札:最高利回り 1.000%、 平均利回り 0.969%、 入札倍率 3.34倍 雇用統計(4月)  失業率  非農業部門雇用者数  時間当たり賃金(全従業員ベース) 英中銀金融政策委員会(8・11日) 10年利付国債入札:最高利回り 0.445%、 平均利回り 0.434%、 入札倍率 2.24倍 先行DI 一致DI 先行CI 一致CI 30年利付国債入札:最高利回り 1.526%、 平均利回り 1.514%、 入札倍率 2.74倍 10年国債入札:最高利回り 2.237%、 平均利回り 2.220%、 入札倍率 2.72倍 現状判断DI 経常収支 (前年比) 貿易収支 (前年比) 全国企業倒産件数[帝国データ](4月) ユーロ圏GDP速報(1~3月期速報) 金融政策決定会合 生産者物価指数(4月)  [食品・エネルギーを除く] 30年国債入札:最高利回り 3.044%、 平均利回り 2.980%、 入札倍率 2.20倍 失業保険新規申請件数(~5/9)

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来週の主要経済指標

予想:[ ]はみずほ総合研究所予想、それ以外はコンセンサス(Bloomberg 等)。予定は変更になる可能性があります。 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ、中:中国、韓:韓国、印:インド、尼:インドネシア、 泰:タイ、比:フィリピン、伯:ブラジル、馬:マレーシア 日 付 予 想 前 回 前々回 5/15(金) 米 鉱工業生産指数(4月) 設備稼働率(4月) 前月比 [+0.1%] 78.3% ▲0.6% 78.4% +0.1% 79.0% [3.0] ▲1.2 +6.9 [97.0] 95.9 93.0 5/18(月) 日 前月比 前年比 [+2.2%] [▲1.8%] ▲0.4% +5.9% ▲1.7% +1.9% 設備稼働率(3月) N.A. 101.0 104.3 第3次産業活動指数(3月) 前月比 [▲1.2%] +0.3% +0.7% 5/19(火) 日 米 住宅着工件数(4月) 住宅着工許可件数(4月) 年率 年率 [106.0万件] [109.0万件] 92.6万件 104.2万件 90.8万件 110.2万件 尼 5/20(水) 日 GDP(1~3月期1次速報) 前期比 [+0.4%]1~3月期 10~12月期+0.4% 7~9月期▲0.7% 米 5/21(木) 日 全産業活動指数(3月) 前月比 [▲1.5%] +0.1% +0.5% 中 N.A. 48.9 49.2 米 中古住宅販売件数(4月) 年率 [523万件] 519万件 489万件 [8.0] +7.5 +5.0 [270千人] 264千人 265千人 欧 53.9 53.9 54.0 5/22(金) 日 米 前月比 前月比 [±0.0%] [+0.1%] 0.004 +0.2% +0.2% 独 ifo景況感指数(5月) 108.1 108.6 107.9 ユーロ圏合成PMI(5月速報) HSBC製造業PMI(5月速報) 消費者物価指数(4月)  [食品・エネルギーを除く] フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5月) 5年利付国債入札 経 済 指 標 等 失業保険新規申請件数(~5/16) 日銀金融政策決定会合(21・22日) 日銀総裁定例記者会見 ニューヨーク連銀製造業業況指数(5月) ミシガン大消費者信頼感指数(5月速報) 機械受注(3月)   [船舶・電力を除く民需] 金融政策決定会合 FOMC議事録(4/28・29)

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金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号) 14

5 月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 消費者物価(3 月全国・4 月都区部) 新車販売台数(4 月),毎月勤労統計(3 月速報) 家計調査(3 月),労働力調査(3 月) 1 米 製造業ISM指数(4 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(4 月確報) 2 2 3 憲法記念日(日本休場) 3 4 みどりの日(日本休場) 4 米 製造業新規受注(3 月) 5 こどもの日(日本休場) 5 米 非製造業ISM指数(4 月) 貿易収支(3 月) 6 振替休日(日本休場) 6 米 イエレンFRB議長講演(ワシントン D.C.) 労働生産性(1~3 月期暫定) 7 7 8 日銀金融政策決定会合議事要旨(4/7・8 分) 10 年物価連動国債入札 8 米 雇用統計(4 月) 9 9 10 10 11 11 英 英中銀金融政策委員会(8・11 日) 12 10 年利付国債入札 景気動向指数(3 月速報) 12 米 連邦財政収支(4 月) 3 年国債入札 13 景気ウォッチャー調査(4 月) 国際収支(3 月速報) 13 米 小売売上高(4 月) 10 年国債入札 14 マネーストック(4 月速報) 30 年利付国債入札 14 米 PPI(4 月) 30 年国債入札 15 黒田日銀総裁講演(読売国際経済懇話会) 企業物価指数(4 月) 消費動向調査(4 月) 15 米 鉱工業生産・設備稼働率(4 月) ネット対米証券投資(3 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月速報) ニューヨーク連銀製造業業況指数(5 月) 16 16 17 17 18 機械受注統計(3 月),設備稼働率(3 月) 第 3 次産業活動指数(3 月) 18 19 5 年利付国債入札 19 米 住宅着工・許可件数(4 月) 20 GDP(1~3 月期 1 次速報) 20 米 FOMC 議事録(4/28・29) 21 全産業活動指数(3 月) 21 米 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(5 月) 中古住宅販売件数(4 月) 景気先行指数(4 月) 22 日銀金融政策決定会合(21・22 日) 日銀総裁定例記者会見 22 独 米 ifo景況感指数(5 月) CPI(4 月) 23 23 24 24 25 日銀金融経済月報(5 月) 貿易統計(4 月) 25 米 メモリアルデー(米国休場) 26 20 年利付国債入札 26 米 耐久財受注(4 月),新築住宅販売件数(4 月) S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・3 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(5 月) 2 年国債入札 27 日銀金融政策決定会合議事要旨(4/30 分) 27 米 5 年国債入札 28 商業動態統計(4 月速報) 2 年利付国債入札 28 米 7 年国債入札 29 鉱工業生産(4 月速報) 消費者物価(4 月全国・5 月都区部) 家計調査(4 月),労働力調査(4 月) 29 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(5 月確報) GDP(1~3 月期暫定) 企業収益(1~3 月期暫定),シカゴPMI指数(5 月) 30 30 31 31 *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ

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6 月のスケジュール

国 内 米 国 他 1 法人企業統計調査(1~3 月期) 新車販売台数(5 月) 1 米 製造業ISM指数(5 月) 個人所得・消費支出(4 月) 2 毎月勤労統計(4 月速報) 10 年利付国債入札 2 米 製造業新規受注(4 月) 3 3 欧 米 ECB政策理事会 非製造業ISM指数(5 月),貿易収支(4 月) ベージュブック(地区連銀経済報告) 4 30 年利付国債入札 4 英 米 英中銀金融政策委員会(3・4 日) 労働生産性(1~3 月期改訂) 5 景気動向指数(4 月速報) 5 米 雇用統計(5 月) 6 6 7 7 8 GDP(1~3 月期 2 次速報) 景気ウォッチャー調査(5 月) 国際収支(4 月速報) 8 9 マネーストック(5 月速報) 消費動向調査(5 月) 9 米 3 年国債入札 10 機械受注統計(4 月),企業物価指数(5 月) 10 米 連邦財政収支(5 月),10 年国債入札 11 20 年利付国債入札 法人企業景気予測調査(4~6 月期) 11 米 小売売上高(5 月) 30 年国債入札 12 設備稼働率(4 月) 第 3 次産業活動指数(4 月) 12 米 PPI(5 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月速報) 13 13 14 14 15 15 米 鉱工業生産・設備稼働率(5 月) ネット対米証券投資(4 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(6 月) 16 5 年利付国債入札 16 米 住宅着工・許可件数(5 月) 17 貿易統計(5 月) 17 米 FOMC(16・17 日) 18 40 年利付国債入札 18 米 CPI(5 月), フィラデルフィア連銀製造業業況指数(6 月) 経常収支(1~3 月期),景気先行指数(5 月) 19 日銀金融政策決定会合(18・19 日) 日銀総裁定例記者会見 全産業活動指数(4 月) 19 20 20 21 21 22 日銀金融経済月報(6 月) 22 米 中古住宅販売件数(5 月) 23 23 米 耐久財受注(5 月),新築住宅販売件数(5 月) 2 年国債入札 24 日銀金融政策決定会合議事要旨(5/20・21 分) 24 独 米 ifo景況感指数(6 月) GDP(1~3 月期確定) 企業収益(1~3 月期改訂),5 年国債入札 25 2 年利付国債入札 25 米 個人所得・消費支出(5 月),7 年国債入札 26 消費者物価(5 月全国・6 月都区部) 家計調査(5 月),労働力調査(5 月) 26 米 ミシガン大学消費者信頼感指数(6 月確報) 27 27 28 28 29 鉱工業生産(5 月速報),商業動態統計(5 月速報) 資金循環統計(1~3 月期速報) 29 30 毎月勤労統計(5 月速報) 30 米 S&Pケース・シラー住宅価格指数(20 都市・4 月) シカゴPMI指数(6 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(6 月) *印は期日未定、網掛け部分は休場を示す〔予定は変更の可能性があります〕 日:日本、米:米国、欧:欧州、英:英国、独:ドイツ

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金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号) 16

四半期スケジュール

7 月 8 月 9 月 日 本 1 新車販売台数(6 月) 日銀短観(6 月調査) 2 10 年利付国債入札 6 景気動向指数(5 月速報) 7 10 年物価連動国債入札 8 国際収支(5 月速報) 景気ウォッチャー調査(6 月) 9 マネーストック(6 月速報) 30 年利付国債入札 機械受注統計(5 月) 10 企業物価指数(6 月) 消費動向調査(6 月) 13 設備稼働率(5 月) 第 3 次産業活動指数(5 月) 15 日銀金融政策決定会合(14・15 日) 日銀総裁定例記者会見 16 日銀金融経済月報(7 月) 5 年利付国債入札 22 全産業活動指数(5 月) 20 年利付国債入札 23 貿易統計(6 月) 28 2 年利付国債入札 29 商業動態統計(6 月速報) 30 鉱工業生産(6 月速報) 31 消費者物価(6 月全国・7 月都区部) 家計調査(6 月) 労働力調査(6 月) 3 新車販売台数(7 月) 4 毎月勤労統計(6 月速報) 7 日銀金融政策決定会合(6・7 日) 日銀総裁定例記者会見 10 国際収支(6 月速報) 日銀金融経済月報(8 月) 景気ウォッチャー調査(7 月) 11 マネーストック(7 月速報) 12 設備稼働率(6 月) 企業物価指数(7 月) 第 3 次産業活動指数(6 月) 17 GDP(4~6 月期 1 次速報) 19 全産業活動指数(6 月) 貿易統計(7 月) 28 商業動態統計(7 月速報) 消費者物価(7 月全国・8 月都区部) 家計調査(7 月) 労働力調査(7 月) 31 鉱工業生産(7 月速報) 1 法人企業統計調査(4~6 月期) 新車販売台数(8 月) 毎月勤労統計(7 月速報) 8 GDP(4~6 月期 2 次速報) 国際収支(7 月速報) 9 マネーストック(8 月速報) 10 企業物価指数(8 月) 11 法人企業景気予測調査(7~9 月期) 15 日銀金融政策決定会合(14・15 日) 日銀総裁定例記者会見 16 日銀金融経済月報(9 月) 17 資金循環統計(4~6 月期速報) 貿易統計(8 月) 25 消費者物価(8 月全国・9 月都区部) 30 鉱工業生産(8 月速報) 商業動態統計(8 月速報) 毎月勤労統計(8 月速報) 米 国 1 製造業ISM指数(6 月) 2 雇用統計(6 月) 3 非製造業ISM指数(6 月) 7 貿易収支(5 月) 米 3 年国債入札 8 FOMC 議事録(6/16・17) 米 10 年国債入札 9 米 30 年国債入札 13 連邦財政収支(6 月) 14 小売売上高(6 月) 15 鉱工業生産・設備稼働率(6 月) PPI(6 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(7 月) ベージュブック(地区連銀経済報告) 16 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(7 月) 17 CPI(6 月) 住宅着工・許可件数(6 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月速報) 22 中古住宅販売件数(6 月) 23 景気先行指数(6 月) 24 新築住宅販売件数(6 月) 27 耐久財受注(6 月) 28 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・5 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(7 月) 米 2 年国債入札 29 FOMC(28・29 日) 米 5 年国債入札 30 GDP(4~6 月期速報) 米 7 年国債入札 31 雇用コスト指数(4~6 月期) ミシガン大学消費者信頼感指数(7 月確報) シカゴPMI指数(7 月) 3 個人所得・消費支出(6 月) 製造業ISM指数(7 月) 5 貿易収支(6 月) 非製造業ISM指数(7 月) 7 雇用統計(7 月) 11 労働生産性(4~6 月期暫定) 米 3 年国債入札 12 連邦財政収支(7 月) 米 10 年国債入札 13 小売売上高(7 月) 米 30 年国債入札 14 鉱工業生産・設備稼働率(7 月) PPI(7 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月速報) 17 ニューヨーク連銀製造業業況指数(8 月) 18 住宅着工・許可件数(7 月) 19 CPI(7 月) FOMC 議事録(7/28・29) 20 フィラデルフィア連銀製造業業況指数(8 月) 中古住宅販売件数(7 月) 景気先行指数(7 月) 25 新築住宅販売件数(7 月) S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・6 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(8 月) 米 2 年国債入札 26 耐久財受注(7 月) 米 5 年国債入札 27 GDP(4~6 月期暫定) 企業収益(4~6 月期暫定) 米 7 年国債入札 28 ミシガン大学消費者信頼感指数(8 月確報) 個人所得・消費支出(7 月) 31 シカゴPMI指数(8 月) 1 製造業ISM指数(8 月) 2 労働生産性(4~6 月期改訂) ベージュブック(地区連銀経済報告) 3 貿易収支(7 月) 非製造業ISM指数(8 月) 4 雇用統計(8 月) 8 米 3 年国債入札 9 米 10 年国債入札 10 米 30 年国債入札 11 連邦財政収支(8 月) PPI(8 月) ミシガン大学消費者信頼感指数(9 月速報) 15 鉱工業生産・設備稼働率(8 月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(9 月) 小売売上高(8 月) 16 CPI(8 月) 17 FOMC(16・17 日) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(9 月) 住宅着工・許可件数(8 月) 経常収支(4~6 月期) 18 景気先行指数(8 月) 21 中古住宅販売件数(8 月) 22 米 2 年国債入札 23 米 5 年国債入札 24 新築住宅販売件数(8 月) 耐久財受注(8 月) 米 7 年国債入札 25 ミシガン大学消費者信頼感指数(9 月確報) GDP(4~6 月期確定) 企業収益(4~6 月期改訂) 28 個人所得・消費支出(8 月) 29 S&P/ケース・シラー住宅価格指数(20 都市・7 月) カンファレンスボード消費者信頼感指数(9 月) 30 シカゴPMI指数(9 月) 欧 州 9 英中銀金融政策委員会(8・9 日) 16 ECB政策理事会 6 英中銀金融政策委員会(5・6 日) 3 ECB政策理事会 10 英中銀金融政策委員会(9・10 日) *印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕

(19)

今週の金融市場の動き

(注)前週末比は、海外などについては現時点での直近値と前週末値との比較。 東京市場の発行日表示値は終値もしくは 15:00 時点値。 米国 10 年債、米金利スワップ 10 年物は Bloomberg の終値。 日本株出来高・売買代金はそれぞれ東京証券取引所第一部出来高・売買代金。 TIBOR は全銀協発表のユーロ円 TIBOR 平均値。 新発 10 年国債は日本相互証券発表の気配値。 金利先物は東京金融取引所(TFX)のユーロ円 3 ヵ月金利先物。 独・英 10 年国債は Bloomberg の提示する終値。 為替は NY 時間終値(発行日のみ東京時間 15:00 時点、出所:Bloomberg)。

[海外金利]

5/7 5/8 5/11 5/12 5/13 5/14 5/15 前週末比 ドルLIBOR 3M(%) 0.27885 0.27985 0.27660 0.27500 0.27390 0.27600 ▲ 0.00385 ユーロドル金先(Dec15) 99.380 99.420 99.395 99.405 99.435 99.460 0.040 米国債(10年、%) 2.180 2.148 2.280 2.249 2.293 2.230 0.082 スワップ金利(10年、%) 2.260 2.224 2.347 2.318 2.350 2.287 0.064 独国債(10年、%) 0.590 0.547 0.610 0.675 0.724 0.702 0.155 英国債(10年、%) 1.921 1.876 1.949 1.984 2.021 1.982 0.106

[内外株式]

5/7 5/8 5/11 5/12 5/13 5/14 5/15 前週末比 ダウ平均(㌦) 17,924.06 18,191.11 18,105.17 18,068.23 18,060.49 18,252.24 61.13 S&P500指数 2,088.00 2,116.10 2,105.33 2,099.12 2,098.48 2,121.10 5.00 NASDAQ総合指数 4,945.54 5,003.55 4,993.57 4,976.19 4,981.69 5,050.80 47.25 日経平均(円) 19,291.99 19,379.19 19,620.91 19,624.84 19,764.72 19,570.24 19,732.92 353.7 TOPIX(Pt.) 1,574.64 1,587.76 1,598.33 1,602.27 1,604.21 1,591.49 1,607.11 19.35 出来高(百万株) 2,365.67 2,565.27 2,893.78 2,731.28 2,791.60 2,574.84 2,548.72 ▲ 16.55 売買代金(億円) 28,617.96 28,001.70 28,468.03 27,512.50 29,213.18 27,762.56 25,775.36 ▲ 2,226.34 日経JASDAQ平均(円) 2,541.26 2,562.81 2,572.81 2,566.70 2,571.70 2,570.39 2,567.89 5.08

[円金利]

5/7 5/8 5/11 5/12 5/13 5/14 5/15 前週末比 TIBOR 3カ月(%) 0.16900 0.16900 0.16900 0.16900 0.16900 0.16900 0.16900 0.00000 ユーロ円金先(Mar16) 99.845 99.850 99.855 99.850 99.840 99.845 99.850 0.000 新発国債(10年、%) 0.430 0.420 0.390 0.445 0.455 0.445 0.390 ▲ 0.030 長国先物(Jun15) 146.77 146.97 147.20 146.60 146.63 146.80 147.27 0.300 スワップ金利(5年、%) 0.306 0.294 0.286 0.304 0.303 0.289 0.268 ▲ 0.026

[為替]

5/7 5/8 5/11 5/12 5/13 5/14 5/15 前週末比 円/$ 119.74 119.76 120.08 119.87 119.15 119.18 119.50 ▲ 0.2580 $/EUR 1.1267 1.1199 1.1155 1.1213 1.1354 1.1410 1.1383 0.0184 円/EUR 134.91 134.18 133.96 134.41 135.29 135.98 136.04 1.86

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金融市場ウィークリー(2015 年 5 月 15 日号) 18

最新リポート一覧

<みずほインサイト>

2015 年 5 月 12 日 米財政運営の正常化は緩やかに~6 年ぶりの予算決議、財政規律に弛緩の兆し ~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/us150512.pdf 2015 年 5 月 11 日 保守党勝利で注目される”Brexit”~英国総選挙の注目点(後編) ~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu150511.pdf 2015 年 5 月 11 日 物価目標達成に向けた不確実性~量的・質的金融緩和の効果と副作用 ~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/mk150511.pdf 2015 年 5 月 8 日 消費税の設計シリーズ⑥~金融活動税(FAT) ~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/pl150508.pdf

<内外経済見通し>

2015 年 3 月 9 日 2014・15・16 年度 内外経済見通し(2014 年 10~12 月期 GDP2 次速報後改訂) ~世界経済の回復は勢いを欠くも、日米の成長ペース拡大~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150309.pdf 2015 年 2 月 17 日 2014・15・16 年度 内外経済見通し ~世界経済の回復は勢いを欠くも、日米の成長ペース拡大~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/forecast/outlook_150217.pdf 2014 年 10 月 2 日 内外経済の中期見通しと人口・地域の課題~みずほ総研が描く 2020 年の世界~ http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/urgency/report141002.pdf 執筆担当者 ・市場調査部 武内浩二 03-3591-1244 koji.takeuchi@mizuho-ri.co.jp 野口雄裕 03-3591-1249 takehiro.noguchi@mizuho-ri.co.jp 井上 淳 03-3591-1197 jun.inoue@mizuho-ri.co.jp 大塚理恵子 03-3591-1420 rieko.otsuka@mizuho-ri.co.jp ・欧米調査部 小野 亮 03-3591-1219 makoto.ono@mizuho-ri.co.jp 吉田健一郎 03-3591-1265 kenichiro.yoshida@mizuho-ri.co.jp 松本 惇 03-3591-1199 atsushi.matsumoto@mizuho-ri.co.jp 山崎 亮 03-3591-1289 ryo.yamasaki@mizuho-ri.co.jp ・経済調査部 多田出健太 03-3591-1283 kenta.tadaide@mizuho-ri.co.jp 松浦大将 03-3591-1435 hiromasa.matsuura@mizuho-ri.co.jp 川口 亮 03-3591-1243 ryo.kawaguchi@mizuho-ri.co.jp 発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-2-1 TEL.03-3591-1296 当レポートは情報提供のみを目的として作成されたものであり、商品の勧誘を目的としたものではありません。 本資料は、当社が信頼できると判断した各種データに基づき作成されておりますが、その正確性、確実性を保証 するものではありません。また、本資料に記載された内容は予告なしに変更されることもあります。

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