まちづくりワークショップ
第3回
まとめ
<第5部会:産業・環境>
日 時:平成21年4月10日(金)18:30∼20:30
場 所:市役所議会棟4階第一委員会室
出席者:上田、木下、小林、野岸、福岡、本多、南、(若林) 計8人
<意見のポイント>
○「農業・農空間について」
−良くない点−
・農業は業として成り立たない
・農業で食べることができないので、「守っているだけ」に見える
・農業用水路がコンクリートになってしまっている箇所が多い
・農地の多面的な活用が少ない(ため池など)
・農地が減少している
・用水路の不法占用
○「みずと緑について」
−良い点−
・用水路がまちづくりに活用されはじめた(まだ少ないが)
・川の名前を市名にしている
・最近は川で鯉が泳いでいる(水質が良くなっている?)
・川の再生(寝屋川駅前、幸町公園、点野茨田樋の整備)など、他に例を見ない川を生
かしたまちづくりが進んでいる。
・自然環境を課題とした活動団体がある
・駅前の川沿いを市民に見てもらうことにより、水質改善の意識を高めている
(イベントを行うとか)
・下水道の整備に伴って水路がきれいになった
・下水道設備がほぼ整ったので、河川への汚水放流が激減した(皆無とはいえないが)
−良くない点−
・淀川が遠いものになっていて、まちづくりに生かされていない(スポーツを除く)
・緑があっても本物の自然でなく、人のための緑で終わっている
・自然環境がどんどん減っていく
・最近、開発で里山がつぶされた。復元(ミチゲーション)が必要
○「ごみ、ボランティア、市民意識について」
−良い点−
・清掃活動など市民が協力的である
・環境改善へのボランティア参加が、以前に比べて増えたように思う
・ボランティア活動としてごみ拾いや清掃活動を行っている
・前向きな取組は評価できる(市、市民)
−良くない点−
・相変わらず不法投棄されたごみが目立つ
・ごみのポイ捨てが多い(農地に捨てるのが多い)
・川にごみが浮いている
・河川にごみが多い、川にごみを捨てる人が多い
○「産業・働く場について」
−良い点−
・中小企業が多い
−良くない点−
・産業において中心となるものがない
・工場と住居が混在していて住環境の面であまり良くない
・職住近接がない。市内で働ける場所(会社)が少ない(ない)
・大企業が少なく、地元での雇用が少ない
○「消費生活について」
−良い点−
・物価が安い
・店が多く、自由に買い物ができる
・大規模店舗があり買い物に便利
・香里園東側の改造に期待している
−良くない点−
・個人商店、対面販売が減少
○「マナーについて」
・腰掛け都市、通過都市から脱却することでまちづくりを良い方向に進める
・治安が悪い。マナーが悪い
・下町ほど住民のマナーが悪い
・他市の人に寝屋川市を紹介するのに、犯罪の多さ等マイナス面ばかりが頭に浮かぶ
○「その他」
・生活弱者も含めた都市計画ができていない(現在はともかく以前はひどい)
<次回すること>
・産業、消費生活に関する項目が少なかったので再度、課題の整理を行ってみる。
(寝屋川市の産業のイメージ、買い物先 など)
・時間に応じて水辺環境についての活動実態を紹介していただく。
・第5回に向けて、これまで出された問題点や課題への対応、アイデアを考えておいて
もらう。
まちづくりワークショップ
第4回
まとめ
<第5部会:産業・環境>
日 時:平成21年4月24日(金)18:30∼20:30
場 所:市役所議会棟4階第一委員会室
出席者:上田、木下、小林、野岸、本多、南、(若林) 計7人
<意見のポイント>
○「農業・農空間について」
(生業としての農業)
・農業を産業として見ると孤立してしまう
(農地の多面的な機能)
・農地は無料の遊水池 税制の優遇措置を!
・農地は自然の保水機能をもっている
・農地を災害時にプレハブ用地等に提供できる条例は、大阪で寝屋川市が唯一
・市民生活にとって農ある風景は必要である
・農地は景観作物等をとおして、人の目をなごませることができる
(地域密着、地産地消)
・せせらぎ公園で朝市を!地域に愛着が湧く(社会実験)
・スローライフ(生き方)(価値観)と地元の農業の連携
・農業は子どもの教育(食育)に貢献できる
・地産地消を皆で大事に取り組めば市民にメリットが生まれる(安心・安全・新鮮、作る
人の顔が見える)
・国産食糧/自給率の減少を何とか食い止める施策が市・市民で出来ないのか
・地産地消が広がれば地域に愛着が湧く!
○「商店街、商業施設」
・老齢化が進む社会で商店街近くで品数が多いことが望ましい 少々値が高くともよい
・大型ショッピングセンターに行く人が増えて、商店街のお店や小売店に行く人が減った
・商業店(大中小)棲み分けがしにくい。共存共栄でなく一人勝ち
・商店街に学生等が立ち寄る店が少ない
・道を挟んで右も左も薬屋さん 法を犯さなければなんでもあり 商道徳は?
・生活必需品の市内での消費量は一定。客の獲得合戦に終わりはない。むしろ指向の多様
性に見合った地域密着型で、高齢者の需要に応えられるものがいい
○「買い物環境について」
・歩行者・自転車が安心して通行できる道が確保できれば、住民も増えるのではないか(買
い物に自転車利用が多い)(希望)
・買い物を宅配してくれる、少し遅くなっても。店が増えたらな!(希望)
・宅配サービスの話がでました。ボランティアを募れば小規模店舗でも出来るかな?小規
模農業
・タウンくるのような小型バスや無料タクシーなどを運行して、離れたところ(市内)へ
の移動をラクにできるようにしたい
○「産業全般について」
・寝屋川市の特色といえるものがない
・産業を続けていくための後継者が減ってきて、一代で終わってしまっている
・産業の誘致活動が出来ていないのではないか(第何次産業中心の町か)
・幹線道路沿いに物流センター/ターミナルが出来つつある様子(第三次産業が振興か)
・有名にはなっていないものの、ごまのカタギ食品や自動車部品の生産などにおいて、優
れた技術をもっている。
・寝屋川から働きに出る人と、寝屋川市に働きに来る人の人口はほぼ同じである。
(もっと情報交流、情報交換ができるのでは)
○「その他」
・市民には埋もれた専門家の集団がいる?
積極的にボランティアとして参加し地域の役に立ってもらう
・各分野のアドバイザー集団をつくり、まちづくりに寄与できる制度が必要
<次回すること>
・これまで出てきた課題や問題点、特色などを今後どう克服し、活性化させていくべき
か考える。
・時間に応じて水辺環境についての活動実態を紹介していただく。
・第6回に向けて、具体的な活動の主体や行動のイメージを宿題とする。
まちづくりワークショップ
第5回
まとめ
<第5部会:産業・環境>
日 時:平成21年5月8日(金)18:30∼20:30
場 所:市役所議会棟5階第二委員会室
出席者:上田、木下、小林、野岸、本多、南、(若林) 計7人
テーマ:産業・環境に関連する寝屋川市の課題の解決に向けて
∼具体的な行動案につなげていく∼
<産業(工業)>
−課題の解決に向けて−
・何を寝屋川市の特色とするのかをはっきりさせる必要がある
・産業誘致に関する寝屋川市の税制が知りたい(優遇策があるのか)
・公共施設のフロアーなどを利用して優れた技術のPR、産業展など多く行う
(あまり知られていない)
・東西の道路の整備拡幅など
−具体的な行動案−
・産業振興策が必要。まず住んでいる所と買い物をする場所を調査しては。
(市内で住んでいても、市内で家庭用品・食料品を買っているか(例))
・テーマを絞ってアンケートを実施しては。
((例)「あなたはこの市が住みやすいと思いますか」来庁者だけにしても良い(1ヶ月間位))
・産業誘致活動として中小企業団地のようなものがつくれないか
<産業(農業)>
−課題の解決に向けて−
・農ある風景を市民に認知してもらう
・農業者も市民も 都市の中の農 について再認識、啓発すべき
・都市の中の農業・農地の必要性を市民に積極的にアピールする
・都市農業のあり方(モデル)を全国に向けて情報発信するぐらいの行政、市民の取り組
みを実現する。
・地場産業の魅力(安心・安全・鮮度等)を多くの世代にアピールする
・市民とのかかわりの中で都市産業を成り立たせる。
・学校給食に野菜を納入している農業者を学校に招き、ゲストティーチャーとして子ども
<産業(商業)>
−課題の解決に向けて−
・全体的に弱者に優しい町にして公平感を持てるように
・地域通貨の活用を促す げんき通貨など
・ひったくりや空き巣などの犯罪の多いまちというイメージを払拭する(訪れる人を増や
す)
・人が増えたとしても、まちが一丸となって監視し合うことで、商業を振興できるのでは
ないか
・商店街で空店舗が発生しても賃料が高止まりしているため、次が入らないでシャッター
通りとなっていく。賃料を下げてでも店舗を入れ、活性化につなげる。そのためにも地
権者の協力が必要
−具体的な行動案−
・市民にアンケートを取ったり、意見を聞いてニーズを把握する。
<自然環境(緑)>
−課題の解決に向けて−
・法的に可能な限りこれ以上、里山はつぶさないで(現状での再利用を考えよう)
・緑が減っている、里山が減っているがまちづくりに当事者以外の市民も入ったワークシ
ョップをする
・子どもの頃から自然の中で遊び学ぶ活動ををする場を
・小学校の総合学習に市民団体などが積極的に関わることでつながりを拡げる
・植樹を行い、緑を増やす(街路樹など)
・人工的なまちづくりではなく、不便さ(草刈りなど)があるが、自然を残したまちづく
りに取り組む。そのためにも各地域の方々の理解・協力が必要になる。
・造園的、人工的な緑ではなく、昔のような自然に近い草木を増やす
・自然環境保全活動へ積極的な参加を図る。活動状況の紹介、広報活動
<自然環境(水)>
−課題の解決に向けて−
・ヤクルト容器のようなものを利用して、水質改善の活動を自発的に行う
・水を流す機能を持った施設としての川・水路を人々の憩いの場、生き物の生息空間に
−具体的な行動案−
・市内水路のアドプト制度を確立する(支援策も含めて)
・1級河川寝屋川の再生プランに対応する 水路の再生プランを策定する
・一定規模以上の水路に接して開発する場合 開発行為に伴う緑地確保を水辺に義務づけ
る
・水質改善のためのイベントやボランティア活動を行う
・自然や水辺の活動を発表する「場」をつくることで、水辺や自然を扱った総合学習を活
性化させる
<環境(ごみ)>
−課題の解決に向けて−
・「ゴミを捨てないで」より「きれいにして頂いてありがとう」を看板にする
・レジ袋不要/持参運動推進
・多重包装お断り運動推進
・ポイ捨てをすると罰金を支払う制度(川に監視カメラを設置)をつくる
・玄関前の掃除から始める(昔は自分の家の前の道は各自で掃除していたと思う)
・①小中学校で「ゴミ分別」の教育を徹底する ※ 学校で出る「ゴミ」の分別作業から徹
底すれば出来るはず
・②小中学校で教育した「ゴミ分別」を自宅に持ち帰り、親の分別をチェックしてもらう
(親のゴミ分別が不十分で分別せず出すケース多い)
・日常の生活から遠い存在の水路を生活の中で必要とする場所にすることで(生活空間)
ゴミを減らす
<ねや川水辺クラブの活動紹介>
・今回は、30分ほど時間を取り、寝屋川水辺クラブの発足の経緯から、寝屋川市駅前や
幸町公園の親水空間の整備など具体的な活動内容と、今後の取り組みについての報告を
いただく勉強会を開催
・市民参画・協働による水辺の復元・再生の過程など活動の事例を参考に、今後の部会で
の提案につなげたい。
<次回すること>
・中間報告のためのまとめと、次々回に向けて具体的な活動の主体や行動のアイデアを宿
まちづくりワークショップ
第6回
まとめ
<第5部会:産業・環境>
●農業の振興
・食育としての農業 ・もっと地産地消を ・せせらぎ公園で朝市を
・農ある風景を市民に認知してもらう
・農業者も市民も 都市の中の農 について再認識、啓発すべき ・都市の中の農業・農地の必要性を市民に積極的にアピールする
●商業の振興
・老齢化社会に商店街が近く品数が多いことが望ましい
・生活必需品の市内での消費量は一定。客の獲得合戦に終わりはないむしろ指向の多様性に見合った地域 密着型で高齢者の需要に応えられるものがいい
・歩行者・自転車が安心して通行できる道が確保できれば、住民も増えるのではないか ・買い物を宅配してくれる、少し遅くなっても。店がふえたらな!
・宅配サービスの話がでました。ボランティアを募れば小規模店舗でも出来る?小規模農業
・タウンくるのような小型バスや無料タクシーなどを運行して、離れたところ(市内)への移動をラクに できるようにしたい
・全体的に弱者に優しい町にして公平感を持てるように
・ひったくりや空き巣などの犯罪の多いまちというイメージを払拭する(訪れる人を増やす) ・人が増えたとしても、まちが一丸となって監視し合うことで、商業を振興できるのではないか
・商店街で空店舗が発生しても賃料が高止まりしているため、次が入らないでシャッター通りとなってい く。賃料を下げてでも店舗を入れ、活性化につなげる。そのためにも地権者の協力が必要
●地場産業の振興
・有名にはなっていないものの、ごまのカタギ食品や自動車部品の生産などにおいて、優れた技術をもっ ている。
・寝屋川から働きに出る人と、寝屋川市に働きに来る人の人口はほぼ同じである。 (もっと情報交流、情報交換ができるのでは)
・何を寝屋川市の特色とするのかをはっきりさせる必要がある ・産業誘致に関する寝屋川市の税制は?
・優れた技術があまり知られていない ・東西の道路の整備拡幅など
●自然環境・環境保全
・最近、開発で里山がつぶされた。復元(ミチゲーション)が必要
・法的に可能な限りこれ以上、里山はつぶさないで(現状での再利用を考えよう) ・子どもの頃から自然の中で遊び学ぶ活動ををする場を
・人工的なまちづくりではなく、不便さ(草刈りなど)があるが、自然を残したまちづくりに取り組む。 そのためにも各地域の方々の理解・協力が必要になる。
・ヤクルト容器のようなものを利用して、水質改善の活動を自発的に行う
・水を流す機能を持った施設としての川・水路を人々の憩いの場、生き物の生息空間に ・川で遊んだり自然観察をして、川と友達になることで、人々の関心を水路・水辺に向ける ・淀川は国の管理。しかし市域の河川、まちづくりに活用する
まちづくりワークショップ
第7回
まとめ
<第5部会:産業・環境>
日 時:平成21年6月19日(金)18:30∼20:30
場 所:市役所議会棟5階第2委員会室
出席者:木下、小林、野岸、福岡、南、(若林) 計6人
テーマ:部会からの提案内容のまとめと各主体の関わりや取り組み内容について
<農業の振興>
−市民−
・(一部地場産業)JA−恒常売店を。空き店舗利用で売店を。
JA敷地内ではされているが。
・都市農業のモデルとして
どのような都市農業を目指していくかという目標を決めて有志の農業の方と協働する。
それを情報発信。
・まちの中の畑、田んぼに興味を持つ。
学校の食育教育などを通じて自分達の身近なこととしてとらえる。
(レンゲ開放農地でのレンゲ摘みなどは市民に身近なものになった)
・市民が理解することが大事。(農地への苦情も多い。特に移住してきた新住民)
−事業者−
・スーパー等で「地産品」の表示
・「フードマイレージ」の表示(エコにもつながる)
・地域に根ざした立場であることを理解し、都市農業が地域に貢献できる点を認識する。
(農地のイベント提供、農作業の見学、景観を市民に開放するなど、積極的な情報発信
と仲間づくり)
・地元産品のPR
生産者が地元産品の強みである、安心・安全、鮮度をもっと消費者へ伝える。具体的
には口頭だけで示すのではなく、生産記録を示しながら伝える。
・農地を保全する(耕作放棄地が宅地へと変わって行っている)
−行政−
・公立中学校での地産地消を、親や市民へもPR
・市やJAなどの公共的な意味合いが強い団体が市民、事業者の意識を啓発し、積極的な
リーダーシップを発揮していただきたい。(北河内、寝屋川市の特産品づくり、寝屋川の
特色をアピールできる点)
・大阪府の「エコ農産物の認証」を受けられる体制をとる。
・事業者とともに都市農業のモデルとしての具体的なビジョンを市民に示す。
<商業の振興>
−市民−
・商店街の活性化
商店街に対するニーズをたくさん出して、今の商店街には何が足りないのかや改善策
を出す。
−事業者−
・宅配サービスの共同運営が出来ないか。
(個々の商店で難しければ、商店街で共同して行う。)
・高齢社会などへの対応
移動手段や宅配サービスなどを行う事業者が集まり、高齢者を手助けするための事業者
間のコミュニティを形成する。
・商店街ごとにその商店街の良いところ、悪いところ、足りない業種、ほしい店舗などア
ンケート調査し、消費者のニーズを把握する。
・若者が遊べるように。
−行政−
・市営駐車場を中心地に作れないか。
・高齢者優先駐輪場を設置できないか。
・地域通貨の活用
寝屋川市だけでなく、他の市にもアピールすることによって、より地域通貨の価値を
上げられる政策を打ち立てる。
・商店街の成功例を探す。(商店街で幅広い年齢層をターゲットに活性化した例など)
<地場産業の振興>
−事業者−
・地元産品のPR
地場産業にはどのようなものがあり、どういったところが魅力なのかについて積極的
にアピールする。(広告やチラシを入れる。)
・大学の研究室などと連携してみてはどうか。
−行政−
<自然環境、環境保全>
−市民−
・小中学校でのビオトープ設置・維持に協力
−事業者−
・緑化運動に積極参加を期待する。
・まだ工業排水が出ているのはやめてほしい。
−行政−
・ボランティア参加者への元気券給付の予算化(お茶代程度)
・広報、周知、アピール
例:水辺クラブの貴重な活動→知らない人に知らせる活動
・市民にもメリットのある政策を。
<ごみ問題>
−市民−
・レジ袋/買い物袋の持参・励行
・地域で清掃活動を活発に行う。自宅前はもちろん、地域でごみ0(ゼロ)運動を展開す
る。(ごみの全然無いところではポイ捨てが減る。)
−事業者−
・レジ袋不要者へのポイント制の採用を徹底。(レジ袋+ごみ処理量+CO2排出防止効果)
・ごみを出さない運動の徹底
レジ袋を出さないため、エコバッグの無料配布を行ったり、レジ袋が必要な場合は5円
を払うなどして、それをエコ活動へつなげる。
−行政−
・ごみ減量推進運動時に配った買い物袋の使用耐用日数が短い。→安価なもの縫製が悪い。
2∼3回で破れた。
<農商工の連携、資源の循環について>
食育 教育 農 業
◎ 予算化
◎ システム
※ 問題点は多い
農業者の負担だけになっている
全くのボランティア状態
学校によって対応が様々
↓
<菜々クラブでの農業と商業、市民との連携>
<地域循環型システム(例)>
<次回すること>
・天候が良い場合は、市内見学。
・雨天の場合は今回の続きを予定。 農業者
加工・製品化
商店での販売
市 民
ひまわりの栽培
↓
油をしぼる
↓
石けんをつくる
↓
市民が理解、協力する
業 者
地域の農業者が
作物に利用 市 民
食品ごみの堆肥化
農業者
地元スーパーなど
地場産品として販売 理解し、高い
意識を持って
協力
地域循環システム
まちづくりワークショップ
第8回
まとめ
<第5部会:産業・環境>
日 時:平成21年7月4日(土)13:00∼15:00
場 所:市役所議会棟4階第1委員会室、現地(南農園、寝屋川せせらぎ公園)
出席者:上田、小林、野岸、南、(若林) 計5人
テーマ:市内の農園と親水公園を見学
<南農園>
市内で農業を営まれている南さんの農園にうかがって、栽培の様子を見学し、地産地消
の取り組みなどお話を聞かせていただきました。
小高い丘の上の住宅地に隣接した農地 ビニールハウスの中も見学
トマトが実っていました。
とれたてを食べさせていただきました。
<寝屋川せせらぎ公園>
続いて、寝屋川市駅に近い寝屋川せせらき公園を見に行きました。市民に親しまれる魅
力ある公園として、計画段階から市民と行政が意見交換を行いながら整備したそうです。
まちの中心部とは思えない水と緑の空間になっています。
栽培方法などを教えていただきました。 室内は40度以上ありましたが、光合成で酸
素が多いせいか涼しく感じました。
農園横の大きな機械でお米を乾燥されてい
ます。
<次回すること>
・せせらぎ公園のお話を聞く。
・部会の提言の取りまとめに向けた議論をする。
・活動のキャッチフレーズやキーワードを出し合う。
魚や虫など小さな生き物も生息しています。 デッキ下の護岸は石積みになっています。
沈下橋の上。水の量の多い日で川を近くに
感じることができました。
部会名
第5部会:産業・環境に関すること
分野に対する
考え方
思いやり
があり
地域と
密着し
た産業のま
ち
自然環境の創出を通じ
たコ
ミ
ュ
ニティ
の再生
農 業:地域に密着した都市農業のモデル地域に
商 業:地域のニーズに対応した思いやりのあるげんき商業に
地場産業:優れた地場産業の技術のPRにより市民が理解する 自然環境:私たちによる川と緑の再生から地域のつながりへ ごみ問題:資源の再利用と地域で協力したエコ活動を
提
言
農業の振興に向けて
(背景)産業としての農業だけではなく、都市景観や自然環境として都市
農業の大切さを市民にもっと知ってもらうことが必要。
◆ 提言1【都市農業のモデルとして情報発信】《行政主導》
・都市農業のモデルを具体的に示し、全国に向けて情報発信する
◆ 提言2【地場産品のPR】《事業者主導》
・地場産業の魅力(安心・安全・鮮度等)を多くの世代にアピールする
◆ 提言3【学校との連携・交流】《協働》
・学校給食に野菜を納入している農業者を学校に招き子ども達との交流を
図る
◆ 提言4【地元食材の活用】《事業者主導》
・地場産品の販売と料理方法を教える
商業の振興に向けて
(背景)高齢者が安心して買い物ができるようにする必要がある。
市民のニーズをちゃんと把握し、それに合わせた商品構成などが
必要。また、地域通貨をもっと活用してはどうか。
◆ 提言5【高齢社会などへの対応】《協働》
・老齢化社会に対応した地域密着型の品揃えや宅配サービスを充実する
・安心して買い物に行ける道路の整備や移動手段を確保する
◆ 提言6【ニーズの把握】《協働》
・アンケートなどで市民の行動やニーズを把握する
◆ 提言7【商店街の活性化】《行政・事業者》
・商店街の店舗更新を促進する(空き店舗を減らす政策)
◆ 提言8【地域通貨の活用】《協働》
提
言
地場産業の振興に向けて
(背景)寝屋川市の産業の特色があまり出せていない。
住む場所や働く場所として寝屋川市はどう思われているのか。
市内には優れた産業技術がありますが、PRできていないのでは。
◆ 提言9【産業振興のための政策】《行政主導》
・新たな産業振興策を打ち出す
・積極的な産業誘致活動を行う
◆ 提言10【アンケート調査の実施】《協働》
・テーマを絞ってアンケートを実施する(1 ヶ月間位))
◆ 提言11【優れた技術のPR】《行政・事業者》
・公共施設のフロアーなどを利用して優れた技術のPR、産業展などを行
う
◆ 提言12【市内工場の見学】《協働》
・親子で市内の工場を見学する取り組みなどで地場産業の魅力を知る
自然環境、
環境保全の取り
組み
(背景)水辺の再生など、これまでも市民との協働の取り組みは評価され
ている。
この取り組みをもっと広げていく必要がある。
人工的な緑ではなく、もっと自然に近い緑を増やす必要がある。
◆ 提言13【市民との協働による自然環境の保全】《市民主導》
・まちづくりに当事者以外の市民も入ったワークショップを開催する
・市内水路のアドプト制度の確立する(支援策も含めて)
・小学校の総合学習に自然や水辺の活動を取り入れ、市民団体などが積極
的に関わる
◆ 提言14【積極的な緑化活動の推進】《市民主導》
・造園的、人工的な緑ではなく、植樹などで昔のような自然に近い草木を増
やす
・水路に接して開発する場合緑地確保を水辺に義務づける
・水質改善のためのイベントやボランティア活動を行う
◆ 提言15【自然環境保全活動のPR】《協働》
・自然環境保全活動へ積極的な参加を図る。活動状況の紹介、広報活動を
行う
◆ 提言16【水路の再生プラン】《協働》
・1級河川寝屋川の再生プランに対応する水路の再生プランを策定する
◆ 提言17【ホタル舞う水路の復活】《協働》
提
言
ごみ問題・
リ
サイク
ル活動
(背景)農地や水路へのポイ捨てなどが多く見られるため、規制が必要。
スーパーなどのレジ袋をもっと減らす取り組みが必要。
一方で、清掃した道路の横には「きれいにしてありがとう」と
いう看板が見られ、ポイ捨てを少なくする効果もある。
小学校や中学校で家庭のごみの分別方法を教えてはどうか。
◆ 提言18【小中学校との連携】《協働》
・小中学校で「ゴミ分別」を教育し、自宅で親の分別をチェックする
◆ 提言19【「協力にお礼」の看板設置】《協働》
・「ゴミを捨てないで」より「きれいにして頂いてありがとう」を看板
にする
◆ 提言20【ごみを出さない運動の徹底】《協働》
・レジ袋不要/持参運動推進や多重包装お断り運動などを推進する
◆ 提言21【ポイ捨ての規制】《行政主導》
・ポイ捨てをすると罰金を支払う制度(川に監視カメラを設置)をつく
る
◆ 提言22【身近なところからの清掃活動】《市民主導》
・玄関前の掃除から始める(昔は自分の家の前の道は各自で掃除してい