精神科看護師による急性期にある精神疾患患者の家族への看護
全文
(2) 甘佐. 12. Ⅱ .研 1.研. 2)デ. 究方 法. 京子. ー タ収 集. カ ル ガ リー の 家 族 介 入 モ デ ル を 基 に 、 イ ン タ ビ ュ ー ガ. 究 目的. イ ドを 作 成 し半 構 造 化 面 接 を 実 施 し た 。. 本研 究 の 目的 は、 以 下 の二 点 で あ る。 1)精 神 科 病 棟 に勤 務 す る看 護 師 が 急 性 期 の 患 者 を もっ. 5.分. 析方 法. 家族 に対 して 実 施 して い る ケ アの 内 容 を 明 らか にす る。 2)カ ル ガ リー 家 族 介 入 モ デ ル")に 基 づ い て各 介 入 領 域. 急 性 期 の 家族 へ の ケ ア にっ い て、 どの よ うな 実 践 が な. (認 知 ・感 情 ・構 造)別 に、 急 性 期 に お け る家 族 へ の看. た め に 、 イ ン タ ビ ュ ー か ら得 ら れ た デ ー タ を 全 て 逐 語 録. 護 介 入 の 構 造 を、 検 討 す る。. さ れ て い るの か 、 内 容 お よ び そ の意 味 や過 程 を 確 認 す る. に お こ し、 意 味 を な す 文 節 毎 に 番 号 を 付 加 した 。 初 期 コ ー デ ィ ン グ で は デ ー タ の コ ー ド化 と類 似 し た コ ー ドの カ テ. 2.用. 語の定義. ゴ リー 化 を 行 っ た 。 さ ら に 、 類 似 し た カ テ ゴ リ ー が 示 す. 1)患. 者 の 家 族:家 族 と は 同一 世 帯 で生 活 を 送 る血 縁 関. 意 味 を 検 討 し、 家 族 介 入 の3領. 域(認 知 領 域 ・感 情 領 域 ・. 係 を 結 ぶ 小 集 団 で あ る(広 辞 苑)。 本 研 究 で は、 精 神 疾. 行 動 領 域)を 軸 に 分 類 した 。 な お 、3領. 患 で あ る患 者 と同 居 して お り、 か っ 患 者 の 保 護 的 役 割. た も の は 、 今 回 は デ ー タ か ら排 除 し、 あ ら た め て そ の 意. を担 う もの で あ り主 に父 母 と限定 す る。. 味 を検 討 す る こ と に した。. 2)精. 神 疾 患:本 研 究 にお いて 、ICD(国. 際 疾 病 分 類). 域 に該 当 しなか っ. 逐 語 録 に 起 こ し コ ー ド化 し た 時 点 で メ ン バ ー チ ェ ッ キ. 分 類 さ れ る、 統 合 失 調 症 お よ び 統 合 失. ング を行 う と と も に、 精 神 科 領 域 で 臨床 経 験 の あ る看 護. 調 型 障 害 、 妄 想 性 障 害 等 を精 神 疾 患 とす る。 3)急 性 期:妄 想 ・幻 聴 、 さ せ られ体 験 な どの 精 神 科 特. 教 員 に ス ー パ ー バ イ ズを 受 け なが らデ ー タを検 討 す る こ. 10分 類 でF2に. 有 の 激 しい陽 性 症 状 を示 し、 患 者 が 病 的 世 界 に支 配 さ れ て い る状 況 で 、 混 乱 の 時期 で あ り看 護 上 、 特 別 な配 慮 を 要 す る時 期 で あ る12)。 4)家 族 介 入:カ ル ガ リー 家 族 介 入 モ デ ル(Calgary Family Intervention Model:以 下CFIMと. 略 す)13)を. 基 に した 、 認 知 領 域 、 感 情 領 域 、 行 動 領 域 と い った家 族 機 能 の3っ の 側 面 へ の看 護 介 入 と定 義 す る。 5)相 互 作 用:複 数 の事 物 、 現 象 が相 互 に作 用 し合 って 、 互 い が 刺 激 一反 応 の 連 鎖 を 繰 り 返 す 関 係(G.H. Mead)'n)と 定 義 す る。. と で 信 頼 性 と妥 当 性 の 保 持 に 努 め た 。. 6.倫. 理 的配 慮. 研 究 参 加 者 に は、 事 前 に研 究 の 趣 旨 を 口頭 で 説 明 し、 プ ライ バ シー 保 護 の 権 利 、 参 加 中断 の権 利 及 び 特 定 の 質 問 に対 して 回 答 を 拒 否 す る権 利 を保 証 した。 同 時 に、 面 接 の 中 で語 られ た 患 者 情 報 に関 して は 匿名 性 を 保 っ と共 に、 個 人 が特 定 され る よ うな特 殊 な背 景 に つ いて は、 内 容 か ら削 除 す る こ と も説 明 した。 イ ン タ ビ ュ ー は病 院 内 の個 室 で行 い 、 参 加 者 の 許 可 を得 て、 録 音 お よ び メ モ に 記 録 した。 ま た 、 デ ー タ にっ い て は研 究 者 が厳 重 に保 管 し、 本 研 究 の 全 過 程 が 終 了 した後 で、 す べ て を 破 棄 す る. 究デザイ ン. こ とを確 約 した 。 本 研 究 は、 神 戸 大 学 大 学 院 医 学 倫 理 委. 質 的記述的研究. 員 会 の審 査 を受 け承 認 され た もの で あ る(承 認 番 号 第293. 3.研. 号)。 4.対. 象 お よ び デ ー タ収 集 方 法. 1)対. 象. 精 神 科 の 勤 務 経 験 が5年 以 上 で あ り、 急 性 期 病 棟 で の 勤 務 も し くは急 性 期 の患 者 を看 護 す る経 験 を も ち、 研 究 の趣 旨 を 理 解 し参 加 を 申 し出 た看 護 師10名(表1)。. Ⅲ .研 究 結 果 面 接 時 間 は 、27分 (±7.5)分. か ら52分 で あ り 、 平 均 時 間 は33.4. で あ り、 収 集 した デ ー タ を質 的 に分 析 した 結. 果 、 実 施 し て い る ケ ア 内 容 に 関 連 し た67の 表1 . 出 さ れ た 。 そ の う ち50フ. 対 象 者 プ ロフ ィー ル. フ レー ズが 抽. レ ー ズ は 、 コ ー ド化 後 、CFIM. で 使 用 さ れ て い る 家 族 機 能 の 三 領 域(「 行 動 」 「認 知 」. 単科精神病院A 2名 勤. 務. 病. 院. 「感 情 」)の カ テ ゴ リ ー に 分 類 さ れ た 。 な お 、 各 領 域 の 中. 単科精神病院B 4名. 位 カ テ ゴ リー は 【. 総合病院精神科病棟 4名 精 神 科勤 務 平 均 年 数 他 科 勤 務 経 験 男. 女. 比. 12.1±6.2年. 有 り6名. 】 で 囲 み 、 下 位 カ テ ゴ リー につ いて. は 、 二 重 下 線 を 引 い た 。 ま た 、 生 デ ー タ は 『』 で 囲 み 斜 め文 字 と した。. 無 し4名 1.「 認 知 」 に対 す る介 入. 男 性2:女 性8 N=10. 「認 知 」 に対 す る介 入 は 【患 者 の情 報 を伝 え る】、 【病.
(3) 精神科看護 師による急性期 にある精神疾患患者 の家族 への看護. 13. 気 の 情 報 を 伝 え る 】、 【治 療 環 境 に つ い て 説 明 す る 】、 【情. 伝 え る】 こ と は、 患 者 の 最 も身 近 に い て、 そ の 日常 を把. 報 の 抑 制 】 の4っ. 握 して い る看 護 師 な らで は の介 入 で あ る。 わ ず か な変 化 で あ って も家族 に と って は、 患 者 の様 子 を知 る重 要 な機. の 中 位 カ テ ゴ リー に 分 類 さ れ た 。4っ. の 中位 カ テ ゴ リー の 内容 に っ い て デ ー タを 抜 粋 しなが ら. 会 とな る。 ま た 、 病 気 や 治 療 、 予 後 に つ い て 家 族 が 知 る こ とは、 病 気 を 持 ち これ か ら生 き て い く こ と にな る患 者. 提 示 す る。 (1) . 【患 者 の 情 報 を 伝 え る 】. こ の カ テ ゴ リ ー に は 、 以 下 の2っ. の下 位 カ テ ゴ リーが. と し っか り向 き合 う こ との 第1歩. で あ り、 【病 気 の 情 報. 存 在 す る。. を伝 え る】 こ と は、 家 族 の漠 然 と した 不 安 を消 失 させ 、. ① 良 い 兆 しと な る情 報 を伝 え る. 問 題 の明 確 化 を促 す こ とに繋 が る。一 方 、 急 性 期 とい う、. 泥少 乙 で る長1の護 分 を提示 ず る こ ど で、 妾ラ ど㌧ 威 が(家. 患 者 の状 態 が安 定 しな い時 期 で あ るか ら こそ、 状 況 に応. 痴 ジ6τ るか な っ τ の づのが θ θノ. じて、 【情 報 の 抑 制 】 を お こな う こ と も必 要 で あ る。 知. ② 患 者 の 状 態 にっ いて 伝 え る. る こ とで 不安 が 減 少 す る場 合 と、 逆 に知 る こ とで 不 安 が. . 増 す 場 合 もあ る こ とを 看 護 師 は理 解 して 介 入 して い る。. 流匠 会 を瓢. 乙た 玩 熊 ンビっ た.俵孝 さん ノTった の でる ま. ず ぱ そ の謡. が 底 え6カ. る.鉱働 夕 で、,俵「 孝 さ ん の 次i冴 、. 遊初 を 家 瑛 〆 ご諒 砺1乙 τ θ θノ (2) . さ らに、 精 神 科 病 院 その もの に対 し偏 見 を 持 っ 家 族 は 少 な くな い。 治 療 環 境 そ の もの に対 す る不 安 は、 今 後 の. 【病 気 の 情 報 を 伝 え る 】. こ の カ テ ゴ リ ー に は 、 以 下 の2っ. の下 位 カ テ ゴ リーが 存. 治 療 関係 に影 響 を 及 ぼ す 可 能 性 もあ り、 入 院 時 に適 切 な 【治 療 環 境 に っ い て 説 明 す る】 こ とが必 要 で あ る。 特 に 保 護 室 の使 用 や 抑 制 帯 の 装 着 な ど は、 主 治 医 か らの 説 明 が 当然 な さ れ るが 、 看 護 師 か ら も随 時丁 寧 な説 明 が 必 要. 在 す る。 ① 疾 患 や 治 療 にっ いて の説 明 を す る. 〃譲 ぱ 、 ど ラ の づ形 で善 乃 で の ぐの、 かみ た 己)な感 び の ご どな訪 卿 乙ま ずカ。 る ちぢん 雛 グ博 と か、 砺 と か. で あ る。. が ㍉ あ る蒔 ぱ話 乙ま ず 乙 ・ ・ノ. した が って 、 この 領 域 にっ い て は 【患 者 の情 報 を 伝 え る】 の カ テ ゴ リーか ら、 ① 患 者 の状 態 を伝 え る、 ② 患 者. ② 回復 ま で の 経 過 を説 明 す る. の 良 い兆 し と な る情 報 を 伝 え る、 【病 気 の 情 報 を伝 え. . る】 の カ テ ゴ リー か ら③ 疾 患 や 治 療 に っ い て説 明 す る、. プ今 ど 協 な 献. ど ラ の った 雌 譲. 〆 ごあ る の か ど の づ こ ど ど 、 こ カ か6、 と か を受 グて のか カ るか っ τ の づ、 フe撚. の∠ ヲ安 の 諒 卿 と か で ず カ 。ノ (3) . か ら⑤ 他 患 者 の(症 状 に伴 う)行 動 を説 明 す る、 ⑥ 治 療 環. 【治 療 環 境 に つ い て 説 明 す る 】. こ の カ テ ゴ リ ー に は、2っ. の 下 位 カ テ ゴ リー が 存 在 す る。. 吻 発 の.療孝 さ ん ぽ 、(71翻. ぱ、 券 辮. 境 を説 明 す る、 さ らに、 状 況 に応 じて必 要 と され る⑦ 情 報 の抑 制 の7項. ① 否 定 的 な 印 象 を与 え な い . ④ 回復 ま で の 経 過 を 説 明 す る、 ま た、 入 院 が 初 め て で あ る こ とを考 慮 して 【治 療 環 境 を説 明 す る】 の カ テ ゴ リー. 〆 ご茨 な イ メ ー ジ を 髪 さ ぜ な の 凝 〆 ご 乙 τ、 ぞ ラ. 2.「. 感 情 」 に対 す る介 入. の つの 〆 こ、 毎 か カ 、 一 重 き を 置 の τ の る み た の な ど こ ろ.が. . あ っ てノ. め 労 う】. ② 病 棟(室)に 蘇 鯉. つ いて 説 明 す る. な、 蟹 の ど か 、 6 ク な,が6る. 「感 情 」 に 対 す る 介 入 は 【話 を 聞 く】 【疲 労 を 受 け と 【親 と して の 気 持 ち を 支 え る】 の3っ. テ ゴ リー に 分 類 さ れ た 。3っ. 誕 室 仁1警 の τ、 泣 の τ 乙 ま づ多雛 ξが の る の で、<<≠7 魏. 目を ケ ア項 目 と した。. 〆 こ2の ぜ る よ ク る ま ず. 、 ま あ 、 添 ン《の. (1) . 【話 を 聞 く】. ノ 珍療 の た め っ τ の づ こ ど で、 ぞ づ長 ぐ憂 わ な の っ τ の ラ よ ラな 專 を訪4ヴ 乙 な が6ρ. す る。. θノ. 遡. 纒. (4) . ぽ2ち ょ っ と の や や な と 、 危. を癖 び ぱ る ん や ど。 初 め τス Lτ 某 ぱ った の で 、. 砦 さん.屠 〆 ここ6カ. る ど 、 ち ょ っ ど こ っ ち6考. 飴. 母 さ ん が ∼6Z皇 分 のジ、 望 の か 話 ぜ る ど ご ;;; つ τ、. だ か6、. πこ こ で な る ラ 、 乙 や べ っ τ る6っ. ず よ ノ6た. の なo来. τ の の./1i. τ ぐだ さ った 借 ぱ 、 〃苧骸. クまず. ② 家 族 の不 安 は随 時 聞 く. 〆 ごぱ 言 の5ξぜん 。1宮 こ づ,ψ ∫ど づ な ク ま 乙た っ. τ、 房ダの τ こ6カ. . よゴ ど,か。ノ. た ん だ ど.蟹 の ま ず よ っ τ 言 づ τ6ノ. 【情 報 の 抑 制 】. 翅 要麗. の下 位 カ テ ゴ リーが 存 在. ① 母 親 の話 しや 不 安 な 思 い を聞 く. の.俵「i孝 さん ∠ ヲ身 が \ 多ゲ乙 のノ(か ス っ τ き ぱ っ た6、. 見 〆 こき た ク ず る の で、 縢. の 中位 カ テ ゴ リーの 内 容 に. っ い て デ ー タ を 抜 粋 し な が ら提 示 す る。. こ の カ テ ゴ リー に は 、 以 下8っ. ③ 他 患 者 の(症 状 に 伴 う)行 動 を 説 明 す る. の中位 カ. え て彙跡. 乙. τ の るん で 島 ノ. . 泥家 瑛 の ス,が㍉ 方 謂. ぞ つ な 頚 乙 τ ぱ った6、. の τ ぽ 乙 の とか 、z5よ ち ょ っ ど 幽 墜7ご 脇. っど不亥コ. で 、 少 乙右. 話 を 房ダの ノ をク ぱ 乙τ の ま 島 ノ ③ 初 発 患 者 の 家 族 に は面 接 の時 間 を設 け る. 急 性 期 の 認 知 領 域 へ の ケ ア介 入 と して 、 【患 者 の 情 報 を. ノコ や っ ぱ゜ ク 婬(Lの. づ の なフeき の てドプー 、 メ ヒねo紹. 鉄. 謝.
(4) 甘佐. 14. 症 な ク、 勿 な ク 、 初肇 の 、 俵孝 さん の、家 瑛 っ τ の つの、 が1 や っぱ゜ ク カ,か6な /デ ぐ6の. のか6、. ぽ ん と/ご、,碧 孝 さ ん と 同 駐. 疲 弊 さ れ て い る こ と も少 な くな い。 【疲 労 を受 け と め労 う】 こ とで、 看 護 師 は家 族 の頑 張 りを認 め、 さ ら に家 族 自身 に認 識 して も らう こ とで 次 へ の段 階 へ の エ ネル ギ ー を充 填 しよ う と して い る。 な お、 家 族 の疲 労 にた い して. で 、 ケ ア ど の ラ、 か 、 話 を 乙た ク ど.かノ. ④ じ っ く り話 を 聞 く 嗣. 京子. な 、 る づ言 つ よ ク る、 嚴 ぐ ぽ づ で ず カ 。 ち ょ っ と. は、 精 神 的 な 疲 労 、 身 体 的 な疲 労 両 面 に介 入 が あ る。. 厘 で ず か カ 。ノ. 上 記 に加 え 、 子 ど もが 精 神 病 に罹 患 した こ と に よ る親 の 自責 感 や絶 望 感 は計 り知 れ な い もの で あ り、 こ う した. ⑤ 治 療 に 対 す る不 満 等 を聞 く. 状 況 で 【親 と して の 気 持 ち を支 え る】 こ と は、 病 気 の 受. 謂. ぱ か か ク ま ず グ とち6ラ. Z嫉 〆 ごo.碗 ふo(餐. が 言 の易 の0や. 、 ひ た ず6房 ダの τ、 そ の 都'. な の で ずか 、 や っぱ ゜ ク、 謙. ぞ〆 ご〉 げ ず る,ヲモ≡ ぞ(ま、 か、 ノ 珍贋 〆 ご.灼{ずる.砺. どZラ)、.ふ. ξフ ゴ左生 〆 ご言 の 〆 ご ぐ の よ ラ な ご ど る言 っ τ66っ. 容 に も大 き く影 響 して くる と考 え られ る。 この 領 域 で は、 【話 を 聞 く】 の カ テ ゴ リー か ら① 母 親 の話 しや 不 安 な 思 い を 聞 く、 ② 家 族 の 不 安 は 随 時 聞 く、. た ク と か ・ ・ノ. ④ じ っ く り と話 を 聞 く、 ③ 初 発 患 者 の家 族 に は面 接 の 時. ⑥ 患 者 に 対 す る否 定 的 な思 い を 聞 く. 間 を設 け る、 ⑤ 治 療 に対 す る不 満 等 を 聞 く⑥ 患 者 に対 す. ノス 鮪. の 次i冴 〆 ご る よ る グ カ ど る、 勇ξ営 〆 ご肪 の、 望 のを. ス カ〆 こ ぐ の か6、. に伝 え る、 ⑧ 話 が で き る時 間 と場 所 を提 供 す る、 【疲 労. そ の こど 〆 こつ の τ、 本/《 の后 瀕 勿 た め. を受 け とめ労 う】 の カ テ ゴ リーか らか ら⑨ 精 神 的 な疲 労. 〆 ご る、 家 瑛 の、 蟹 の を 言 つ τ る6づ. を労 う、 ⑩ 身 体 的 な 疲 労 を労 う、 【親 と して の 気 持 ち を. 乙 か 、 な のoノ. ⑦ 心 配 な こ と は 何 で も聞 く よ う に 伝 え る !お 母 さ ん 〆 ご、 π不 安 な ご ど が な の か9ノ ラな 話 を 、n勿. る否 定 的 な思 い を 聞 く、 ⑦ 心 配 な こ とは何 で も聞 くよ う. 蕨 乙 の ぼ ど受 グ. 乙 τ の た ク と か 、(症 次 ψジ 齪 乙 グ カ 賦. っ τ の づよ. を 痔 っ τ、 者 替 え どか を痔 っ 窃 ξτ ぐカ. 支 え る】 の カ テ ゴ リーか ら⑪ 回 復 を保 証 す る、 ⑫ 自責 感 の軽 減 を 図 る(病 気 は家 族 の責 任 で は な い こ と を伝 え る) こ との12項 目の ケ アを 抽 出 した。. 1とr4チ 〆 ご、 必 ず房グぐよ づ〆 ごノ 3.「. ⑧ 話 が で き る時 間 と場 所 を提 供 す る 、傷 ζ族rのノ(6、. ま、 右 謂. の τ ぽ 乙 の ど.か、 ち ょ っ ど. 不 安 ぞ ラな 顔 己 τ ぱ った6、. ち よ っ ど 窟z室 〆 ごI-/で. 、∠ 少. 乙 右 話 を房ダの た ク な 、 乙 τ の ま プbノ (2)【 鍍. 疲 労 を 受 け と め 労 う】. ノZがあ る の で、 や っ ぱ゜ ク、 そ の 、 家2箆 が 今 ま で麹. (3)【. す】. θ ノ. の. (1)【. 治 療 へ の 参 加 ・協 力 を 促 す 】. ① 面 会 や面 接 を 依 頼 す る. の 下 位 カ テ ゴ リー が 存 在 す る。. 傑. 〃泌 ず捜 ぐな る の で、m、. 今 ぱ こ づ の ラ次 庇1で プ辱. グ カ ど る、 ぞ づG>づ る の で ずか6、. 良 ぐ な ク ま ず よゴ っ. 気 は家 族 の責 任 で は な い こ と. π 瑳病 γこ灘 乙 て2家 挽1夕 磧. てドプー よ ね ノ之、.急醐7て ド{るoづ/ILpあ. の ラ、. この ∠ ヲ〆 ご、/c/'乙. 今憂 ぱ の つ来6カ. τ の き ま 乙 よ つ と ψ〕σθ θo. ま ず か と 傲 の た ク ・ ・ノ. ② 必 要 に 応 じて 付 き 添 い を 依 頼 す る. τ、 禦 ク返 乙、 禦 ク返 乙、 訪 砺1を ず る。ノ. を伝 え る. な0}簸. 来 τ ぐだ さ'の っ τ 、 ご の 、 こ の ∠ ヲ〆 こ身ξτ 天 さ の っ τ の づ ノ か、. ① 回復 を 保 証 す る. ② 自責 感 の 軽 減 を 図 る:病. 【新 た な 行 動 獲 得 に 向 け た 方 法 を 伝. の 中 位 カ テ ゴ リ ー に 分 類 さ れ た 。3っ. 示 す る。. 親 と して の 気 持 ち を 支 え る 】. こ の カ テ ゴ リ ー に は、2っ. 【休 息 を 促 す 】. 授 す る 】 の3っ. 【治 療 へ の 参 加 ・協 力 を 促. 中 位 カ テ ゴ リー の 内 容 に つ い て デ ー タ を 抜 粋 しな が ら提. τ き た っ τ の づ の る、 あ のガ 、 か る 乙、 そ の ご ど る受 グ と め τ あGfな.が6θ. 行 動 」 に対 す る介 入. 「行 動 」 に 対 す る 介 入 は 、. プ添 ス の 不 安 が 髪 の 借 〆 ごぱ 、1/6っ たo家. た ク 乙 τ5ξ乙. 瑛 の 不 安 るあ の 、 家 瑛 の 希 望 〉 があ っ τ 、 本 ノ(さん. か1勇 ξ営 〆 ご不 安 〆 ごな った ク ど か っ τ、 の ラ ご ど.が1孝 め 台 づみ た の な こ と 、 ぽ. ん ど〆 ご、 傷 っ の τ の る 多諺 ε6の る の で 、/τ育 で 方 云 々 っ τ の ラ,專でマ ぱ 、 な の の で ず よノ み た の なoノ. 6カ. る場 今 な 、 そ の 与 を家 族 〆 こ底 え ◎ 寿τ る6っ. ③ 家 族 を治 療 に 巻 き込 ん で い く 乃 うク ど羅 の鼎. 急 性 期 で は、 家 族 の感 情 は様 々 な不 安 を 抱 え て い る こ とが予 測 で き る。 看 護 師 は、 面 会 な ど様 々 な 機 会 を活 用. え. τノ. を る巷 き込 ん で の ぐべ き と か 、 そ の護7ど. ど か 、 そ の へ ん を ご ラ,講. 忽 か ぐ、 傲 き な が6、. こ っ ち る支 慶 ぱ や っ τ の た ん で、ノ (2)【. 休 息を促す】. して、 この 家 族 の 感 情 を受 け とめ て い る。 【話 を 聞 く】. 『最 初 の 入 院 の 時 に は 、 と り あ え ず 、 疲 れ て い る の で 、. た め に 積 極 的 に時 間 や 場 所 を も うけ た り、 言 葉 を か け た. 家 族 の 方 が ま ず 休 息 を さ れ る よ う に 、 大 変 だ っ た か ら、. りす る こ とで き っか け を作 ろ う と して い る。 ま た、 入 院. ゆ っ く り休 ん で 下 さ い て い う声 か け を し て い ま す 。』. 前 に、 精 神 症 状 に伴 う問 題 行 動 の エ ピ ソ ー ドが あ る ケ ー ス は、 家 族 が そ の 行 動 に翻 弄 さ れ、 精 神 的 か つ 身 体 的 に. (3)【. 新 た な 行 動 獲 得 に向 け た方 法 を伝 授 す る】. こ の カ テ ゴ リ ー に は 、2っ. の下 位 カ テ ゴ リーが 存 在 す.
(5) ていうか. 精神科看護 師による急性期 にある精神疾患患者 の家族 への看護. る。. 15. Ⅳ.考. ① 患 者 との 関 わ り モ デ ルを見 せ る:『 その畿(家族には) 、もう少し冷静に. 話していく っ. (1)「. 察 認 知 」 に お け る 介 入 構 造(図1). 、こう患者さんと接してもら. 情 報を伝 える. 指 導 す る:『指導みたいなもの、う わないと、っていう様な感じで、』 ん 、 必 要 な人は 、お 母 さんと か 、御両親. の指導、. そ の人自身. あれば、. なこと を』. り. ② 悪 化 の 予 測 を 見 越 した対 応 が で き る 『「悪化. のサ イ ンは 、 こういうことじゃ. ど か。 ま あ 、「入院前にあったことなんか な る ま でに、何か. ⑧ 家族 教 室 に誘 う. 治療 環境 につ いて説 明する. ち ょ っと関りま. では 、無理なことをすけど、たぶん 、 や っ ぱ`. 、 今 ま で 守ら な き ゃいけないよう. 病気の情報を 伝える. ないですか. 患者の 状態を 伝える. 患者の 良い情 報を伝 える. 疾患や 治療に ついて 説明す る. 回復 ま での経 過 につ いて説 明 する. ね」. 病 棟(室) に 特性 につい て説 明 する. 他 の患 者 の(症 状 に伴 う)行動 を説 明 する. 、問題が大き. 、早く対応しましょう」っていうこ く 良くない情 報 の 抑制 をす る. とで。』. 『( 急姓期 の 家族教室の参加は)はい。 今 の時点. 呼 び かけて。ど. で、 ちょっと 、 私 の感触で うでしょうか。 、実. 患 者 の 今 ま で ・今 ・ これ か らを知 り、予 測 できる. ま あ 、いって 際の数とかは、わかってないんですけど。 6割. 、台 か な、 来 るとしたら 瑠. 、6割よりは. 、もうちょっ は と来てるけど』. 図1「 認 知 」へ の 介 入 構 造. 家族の認知への介入中 位力テゴリ 家族の認知への介入下 位カテゴリ 介入により予測され る家族の認知の変 化 影響の方向性. 入 院 とい う事 実 は、 患 者 に と って も家 族 に と って も未 知 の 出 来 事 で あ り、 不 安 の強 さ か ら治 療 を 拒 否 す る こ と も少 な くな い。 入 院 前 の エ ピ ソー ドに よ って は、 家 族 が 患 者 に 会 う こ と に抵 抗 を示 す 場 合 もあ るが 、 家 族 が 患 者 と共 に 治 療 に参 加 して も らえ る よ う、 家 族 の 負 担 に な ら な い範 囲 で 【治 療 へ の参 加 ・協 力 を促 す 】 こ と も必 要 で あ る。 ま た 、 感 情 面 で の ね ぎ らい だ けで な く、 行 動 と し て休 息 を 取 れ る よ う に 【休 息 を促 す 】 こ と は、 自責 感 や. 「認 知 」 領 域 にお け る介 入 技 術 は認 知 領 域 の 変 化 を起 こす た め に、 家 族 に新 しい考 え方 や情 報 を提 示 す る こ と で あ る'3)。 精神 病 に対 して 多 くの家族 は確 か な知識 を持 っ. 不 安 が 強 く自 ら休 息 を取 る こ とを た め ら う家 族 に は有 用 で あ る。. て は い な い。 特 に精 神 症 状 を伴 う急 激 な発 症 に よ る入 院. さ らに 、 【新 た な行 動 獲 得 に 向 け た方 法 の 伝 授 】 は退. 見 通 し を 説 明 して ほ しか っ た。」 等 の 思 い を 持 っ て い. 院後 の 生 活 を 念 頭 に置 い た介 入 で あ る。 統 合 失 調 症 は慢 性 疾 患 で あ りそ の病 と共 に生 活 を 送 らな け れ ば い け な い。. る2)と考 え られ る。 そ こで 、 看 護 師 は、 ひ とつ は精 神 病 の一 般 的 な病 状 や そ の 経 過 にっ い て、 家 族 の わ か る言 葉. 症 状 の 再 燃 を 繰 り返 す こと は、 患 者 の 予 後 を 悪 化 させ る. で伝 え る よ う に して い た 。 特 に入 院 間 も な い 時 期 で は、. の場 合 、 家 族 は 「何 は何 だ か わ か らな か っ た」 「回 復 の. と と もに 、 生 活 能 力 の低 下 を余 儀 な くさせ る。 患 者 ・家. ど の よ うに 回 復 して い くか と い う所 に ポ イ ン トを 置 いて. 族 が共 に 生 活 を 送 る た め に も重 要 な 介 入 で あ る。. 説 明 して い た。 また 、 一 般 的 な 内容 に留 ま らず 、 入 院 期. この 領 域 で は、 【治 療 へ の 参 加 ・協 力 を促 す 】 よ り、. 間 が短 く と も、 日々 の 患 者 の変 化 、 特 に良 くな っ た回 復. ① 面 会 や 面 接 を 依 頼 す る、 ② 必 要 に応 じて 付 き添 い を依. した と考 え られ る部 分 を 意 図 的 に伝 え るよ う に も して い. 頼 す る、 ③ 家 族 を意 図 的 に巻 き込 ん で い く、 そ して 【休 息 を促 す 】 の カ テ ゴ リー か ら④ 休 息 を 促 す 、 【新 た な行. た。 これ は、 急 性 期 で あ り、 不 安 の 強 い家 族 に 対 して、. 動 獲 得 に 向 け た方 法 を伝 授 す る】 の カ テ ゴ リーか ら、 患. 今 後 の 目途 を っ け る こ と と、 安 心 感 を持 って も ら う こ と を 目 的 と して い る と考 え られ る。 しか し、 家族 に情 報 を. 者 との 関 わ りか た を獲 得 す る た め に、 ⑤ 関 わ りの モ デ ル を 見 せ る、 ⑥ 関 わ り方 を指 導 す る、 ⑦ 悪 化 の 予 測 を見 越. 伝 え る一 方 で 、 家 族 に と って 不 安 要 素 とな る情 報 にっ い て は伝 え る こ とを セ ー ブ しよ う とす る意 思 も働 く。 これ. した対 応 を 身 に付 けて も ら う、 ⑧ 家 族 教 室 に誘 う、 の8. は急 性 期 だ か ら こそ の 配 慮 と推 測 さ れ、 家 族 の 受 容 が 進. 項 目の ケ アが 抽 出 され た。. む に っ れ て、 こ う した ネ ガ テ ィブ な情 報 も伝 え て い く必 要 が 出 て く る と考 え る。.
(6) 甘佐 京子. 16. (2)「. (3)「 行 動 」 に お け る介 入 構 造(図3). 感 情 」 に お け る 介 入 構 造(図2). 初発患 者の 家族 には面 接 時間を設 ける. 心配なこと は何 でも聞 くように伝 え る. 話ができる 時 間と場所 を提供する. 聞 くべき内 容. 母親 の話や 不安 な思 いを聞 く. 休息を促す. 話を聞くた めの準備. 面会や面接 を依頼する. 治 療へ の 参加 ・ 協力 を促す. 家族の 不安は随 時 聞く じっくりと 話を聞く 患 者に対する 否 定的な思い を聞 く. 治療 に対する 不満等を聞く. 関わりのモ デルを見せ る. 話を聞く姿勢. 新たな行動獲得に向 けた方法を伝授する. 親として病気 と向きあ う. 図2「感 情 」へ の 介 入構 造. 親としての気持ちを 支える. 不安の軽 減 ・ 感情 的カタルシスを得る. 親としての頑 張 りを認め 自信を回復. 疲労を 受け止め労う. 精神 的 疲 労を 労う. 必要に応じ て付き添い を依頼する. 関わり方を 指導する. 話を聞く. 身体 的 な疲労 を労う. 家族を意 図 的に巻き込 んでいく. 家族教室 に 誘う. 自責感 の軽減 を図る. 治療 に参 加する ことから病 気を 持 つ患者 との生 活 を再 構築 する. 回復 を 保証す る. 家族 の感情 への介 入 中位カテゴリ 家 族の感情 への介 入 下 位カテゴリ 介入により予測され る家族の感 情の変 化. 悪化の予測 を見越した 対応を身に 付けてもらう. 図3「行 動 」 へ の介 入構 造. 家族の行動への介入 中位カテゴリ 家族の行動への介入 下位カテゴリ 介入により予測される 家族の行動の変化 影響の方向性. 影響 の方向性. 「行 動 」 領 域 にお け る介 入 は、 家 族 の行 動 パ タ ー ンに 「感 情 」 にお け る介 入 の 目標 は、 感 情 的 興 奮 を 和 らげ た り肯 定 的 な感 情 を 増 加 させ た りす る こ とに あ る13)。急. 気 づ き有 効 な 行 動 パ タ ー ンへ 誘 導 し、 ど う して 良 いか わ か らな い家 族 へ 新 しい行 動 パ ター ンを提 示 す る こ とで あ. 性 期 の この 時 期 、 看 護 師 は感 情 表 現 を 促 す た め に も、 ま ず 家族 の 話 を 無 条 件 に聞 く こ とに 力 を 入 れ て い た。 中 で. る'3)。今 回 抽 出 さ れ た 介 入 内 容 は、 入 院 を 契 機 に、 家 族 が 患 者 との 関 わ り方 や 病 気 と の 向 き合 い方 に関 して 、 新. も、 家 庭 内 で 患 者 と関 わ る こ とが 多 い母 親 の 話 を 聞 くよ. しい有 効 な行 動 パ タ ー ンを得 る よ うに な る こ とが 最 終 的. うに して い た 。 病 気 等 に関 連 した不 安 や 、 治 療 等 へ の不. な 目 的 とな る。 しか し、 そ の行 動 パ ター ンを 身 に付 け る. 満 な ど母 親 の ネ ガ テ ィ ブな感 情 を受 け とめ て い た。 この 、. 前 に 、 まず 、 家 族 が 治 療 へ の 参 加 ・協 力 の意 思 を 持 ち、. 不 安 や 不 満 な 感 情 を受 け と め た上 で 家族 の 「認 知 」 に働. 行 動 を 変 化 させ る こ とが 必 要 と な る場 合 も少 な くな い。. きか け る こ とが 、 精 神 病 院 や精 神 疾 患 に 対 す る不 安 を軽. さ らに、 入 院 す る迄 の 状 況 に よ って は、 精 神 的 に も身 体. 減 す る こ とに 繋 が る と考 え られ る。 さ ら に、 看 護 師 は 、. 的 に も疲 労 を 抱 え て い る家 族 もい る。 こ う した 家 族 の 場. 入 院 に 至 る まで に家 族 が 受 け た体 験 等 に つ いて も、 聞 く. 合 、 治 療 に協 力 した り参 加 した り とい う気 力 が 低 下 して い る と推 測 され る。 仮 に、 治 療 に参 加 す る意 思 が あ る と. よ うに して い る。 入 院 前 に激 しい精 神 症 状 に伴 い暴 力 等 の 問題 行 動 が 生 じる こ とは少 な くな い。 そ う した体 験 は、 家 族 の 心 理 に大 き な恐 怖 と して残 りや す い 。 特 に、 母 親 は暴 力 の 対 象 に な る確 率 も高 く15)、患 者 を愛 し く思 い心 配 す る一 方 で 、 恐 れ を抱 く とい うア ン ビバ レ ンッ な状 況 に お か れ る こ と と な る。 母 親 を は じめ とす る家 族 が こ う. して も、 心 身共 に余 裕 の な い状 況 で は逆 に 自 らを 追 い込 ん で しま う こ と も考 え られ る2)。 そ こで 、 看 護 師 は 「行 動 」 領 域 で は 、 治 療 へ の 協 力 を優 先 せ ず に状 況 に よ って は家 族 に休 息 を 促 す こ とで 、 次 の ス テ ップ に移 行 で き る 力 の補 充 を 図 って い る と考 え られ た。. した 「体 験 」 を 言 葉 にす る に は、 看 護 師 との 信 頼 関 係 の 構 築 な どが 重 要 で あ る。 そ の た め、 看護 師 は聞 き 出す の で は な く、 落 ち着 い た場 所 で 時 間 を か けて 、 た だ 一 心 に. V.結. 聞 く こ とを 大 切 に して い る と考 え られ る。. 1.精. 論 神 科 病 棟 に勤 務 す る看 護 師 が急 性 期 の患 者 を もっ. 家 族 に実 施 して い る ケ ア内 容 と して は、 認 知 領 域7項.
(7) 精神科看護 師による急性期 にある精神疾患患者 の家族 への看護. 目、 感 情 領 域12項 目、 行 動 領 域8項. 目、 合 計27項 目が. 抽 出 され た 。 2.精 神 科 病 棟 に勤 務 す る看 護 師 は、 急 性 期 と い う特 異. 17. 護 学 研 究,2,53-59,2005. 6)菊. 池 美 智 子,山. 田 浩 雄,佐. 竹裕美. な状 況 にあ る患 者 の家 族 に対 して、 家 族 シ ス テ ム の再. 県 立 看 護 大 学 紀 要12,23-31,2006.. 構 築 に 向 けて 構 造 的 な介 入 を行 って い た 。. 7)高. 橋 清 美:統. 研 究.福. V.結. 他:精. 神科 初回. 入 院 患 者 の 親 へ の 看 護 援 助 に 関 す る事 例 研 究,愛. 知. 合 失 調 症 障 害 者 家 族 へ の看 護 に関 す る. 岡 県 立 大 学 看 護 学 部 紀 要,3(2),82-88,. 2006.. 語. 8)池. 今 回 、 精 神 感 の 看 護 師 が 急 性 期 に お い て 家 族 に実 施 し て い る家 族 ケ ア を明 らか に し、 そ の構 造 にっ いて 検 討 し. 邉 敏 子,片. 岡 三 佳,高. 橋 香 織 他:精. 家 族 援 助 の 内 容 と 気 付 き の 検 討,岐. 神科 病棟で の 阜県立 看護大学. 紀 要,5(1),19-25,2005.. た。 家 族 ケ ア は、 家 族 シス テ ム に何 らか の 影 響 に よ り生. 9)後. じた 悪 循 環 パ タ ー ンを、 新 た な肯 定 的 な パ タ ー ンに再 構. 支 援 に関 す る研 究. 築 す る こ とが 介 入 の 大 き な 目的 と な っ て い る'3)。3領 域 の入 院 時 の パ タ ー ンを考 え た と き、 認 知 領 域 で の 「知 識. 護 学 会 論 文 集,精. の 不 足 」 が 、 感 情 領 域 で の 「不 安 の増 大 」 を 引 き 出 し、. を もっ 家族 の メ ンタル ヘ ル ス 向上 に 向 けた 援 助 ガ イ. そ の 「不 安 な 気 持 ち」 が 「患 者 に 関 わ る こ とを さ け る」. ド ラ イ ン の 開 発,メ. とい った 行 動 を 生 み 出す 非 効 果 的 な フ ィ ー ドバ ックが 存. 助 成 報 告 集,15,51-56,2004.. 在 す る。 例 え ば、 看 護 師 が 認 知 領 域 に介 入 す る こ とで 、. 11) Wright, L. M. , Leahey, M. : Nurse and famil ies. A guide to family assessment and interve ntion. Philadelphia:F. A. Davis, 1984.. 家 族 の 「病 気 の 理 解 」 が 進 み、 家 族 は、 先 の 見 通 しが 立 っ こ とで 「安 心 」 す る こと が で き、 病 気 す な わ ち患 者 と. 10)田. 藤 忠 博,江. 藤 伸 吾,林. 上 美 千 佳,新. 秀 子:精. 本看. 神 看 護,35,136-138,2005. 村 順 子,長. 嶋 佐 由 美:樋. 神科看護 師の家族. 看 護 師 の 意 識 調 査 か ら,日. 直 子 他:統. 合失 調症患者. ンタ ル ヘ ル ス 岡本 記 念 財 団 研 究. 向 き合 い 、 家 族 と して の 「新 しい行 動 パ タ ー ンを 身 にっ け て い く」 こ とが 可 能 と な る。3領 域 で 介 入 が 循 環 的 に. 12)野. 口 康 子,稲. 影 響 し合 って い る こ と と い う こ とは、 看 護 師 が 家 族 ケ ア の3領 域 の いず れ か に介 入 して い く こ とが 、 家 族 ケ ア と. 72-79,1996,文. 光 堂,東. 13)森. 族 看 護 モ デ ル ーア セ ス メ ン ト と援 助. して有 効 で あ る こ と を示 唆 して い る。. の 手 引 き 一(第1版),第4章. (第1版),第5章. 山 美 和 子:家. 謝. 辞. 津 衛:シ. 監 修,精. 神 看護. 京.. カ ル ガ リー 家 族 介 入 モ. デ ル,107-134,1995,医 14)船. 岡文昭. 精 神 の 健 康 障 害 の 諸 側 面 と 看 護,. 学 書 院,東. 京.. ン ボ リ ッ ク 相 互 作 用 論 の 世 界.,宝. 月誠. 編, 1995,恒. 星 社 厚 生 閣.. 本 研 究 に ご協 力 い た だ い た、 精 神 科 看 護 に従 事 され て い る看 護 師 の 方 々 に深 く感 謝 い た しま す 。 な お こ の論 文. 15)手 島 ち づ 子:思. 春 期 家 庭 内 暴 力 精 神 科 外 来 で み られ. は2008年 神 戸 大 学 大 学 院 医 学 系 研 究 科 保 健 学 専 攻 科 に提. 1982.. 出 した 博 士 論 文 の 一 部 を改 編 した もの で あ る。. 16)甘. た 症 例 の 検 討,臨. 佐 京 子,比. 床 精 神 医 学,11(8),1025-1033,. 嘉 勇 人,牧. 野 耕 次:急. 性 期 にお け る統. 合 失 調 症 患 者 家 族 ア セ ス メ ン ト ツ ー ル の 考 案,人. 文 献 1)吉. 17)C.M. . 浜 文 洋/日 本 精 神 科 看 護 技 術 協 会 監 修:精. . 護 白 書2004-2005(第1版),精. . 状,13-40,精. 2)甘. 佐 京 子:新. Anderson, . D. J. Reiss, G. E. Hogaty(1988)/. 神看護. 鈴 木 浩 二,鈴. 木 和 子 監 訳:分. 神 科 医 療 ・看 護 の 現. 第4刷,1999,金. 剛 出 版,東. 18)石. 神 看 護 出 版. た な 家 族 支 援 に 向 け て 一精 神 分 裂 病 患. 川 か お り,岩. 崎 弥 生,清. 上 の 困 難 と 対 処 の 実 態,精. 裂 病 と 家 族(上. 水 邦 子:家. 57, 2003.. . 学 部 学 術 雑 誌,vol . 19) Lorraine M : A Systemic Belief Epileptic Seizures , Contemporary rapy, 13( 2 ), 165-177, 1991.. 5,53-69,2001.. 祐 子:若. い統 合 失 調 症 患 者 を 持 っ 父 母. の 生 活 困 難 度 お よ び 家 族 機 能,家. 族 看 護 学 研 究,12. 族 の ケ ア提 供. 神 科 看 護,30(5),53-. 者 家 族 の 訴 え を 通 し て 一,滋 賀 県 立 大 学 看 護 短 期 大. 佐 京 子,泊. ・下),. 京.. . 3)甘. Approach to Family The. (1), 11-21, 2001.. 20)野 嶋 佐 由 美:野 嶋佐 由美 監 修,精 神 看 護 学(第1刷),. 4)山. 第2章. 5)甘 . 田 え い 子:初. 間. 看 護 学 研 究,3,23-33,2006.. 発 統 合 失 調 症 患 者 の 家 族 へ の 援 助.. 第15項 家 族 を 支 援 す る技 術,234-250,2002,. 本 にお け る精 神. 日本 看 護 協 会 出 版 会,東 京. 21)佐 京 俊 明,豊 田 和 人,衛 藤 和 郎:精 神 分 裂 病 者 の 家. 科 急 性 期 看 護 の 家 族 ケ ア に 関 す る 文 献 研 究,人 間 看. 族 か らみ た 入 院 理 由 と 日常 困 惑 事 項 の社 会 心 理 学 的. 健 生 病 院 医 報,29,49-51,2006. 佐 京 子,比. 嘉 勇 人,牧. 野 耕 次:日.
(8) 甘佐 京子. 18. 研 究,臨. 床 精 神 医 学,23(8),929-938,1994.. 22)山 口 瑞 穂 子,吉. 岡 征 子,藤. ふ ま え た 経 過 別 看 護1急. 村 龍 子 監 修:看. 習 研 究 社,東 護診 断 を. 性 期(初 版),32,1998,学. 京..
(9) 精神科看護 師による急性期 にある精神疾患患者 の家族 への看護. 19. (Summary) Background In acute psychiatric wards, patients with severe psychiatric symptoms or those experiencing the first episode of psychiatric disorders a treated. Families of such patients should also feel anxiety, particularly during the early stages of hospitalization. In order to carry out systematic family care, it is important to clarify the contents of interventions actually being performed by nurses. Objective The present study aimed at both clarifying the type of care that was actually implemented by psychiatric nurses toward families of acute phase patients, and examining the structure of nursing interventions for such families. Methods Subjects were 10 nurses who had worked at a psychiatric department for 5 or more year s. Semi-structured interviews were conducted regarding "care being practiced" which had been offered to families of acute phase patients. Data. were. qualitatively. Results. Contents. interviews odified.. analyzed. of family. consisted Similar. According. content. to the. directed. items. for interventions. to family. 7 items and. 12 items. main,. culminating. structured family dge,. emotion,. tients. during. and the. behavior,. d. knowledge. do. to the. emotional. do. of 27 items. nurses. aiming. specific. 8. behavior. to the. ward three. c. interven-. included. to the. in a total. in those. the. were. categorized.. functioning. related. interventions system. then. related. Psychiatric. from. which. nursing. for related. main, Conclusion. was. interve. tions omain,. care obtained. of 50 phrases,. at. carried. out. rebuilding. the. domains. of knowle. to families. context. of the. of paacute. hase. Key Words nia. family. care,. acute. phase,. schizophre-. p.
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