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カップリング状モデルの局部すべりによる減衰能: University of the Ryukyus Repository

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Title

カップリング状モデルの局部すべりによる減衰能

Author(s)

久米, 靖文

Citation

琉球大学理工学部紀要. 工学篇 = Bulletin of Science &

Engineering Division, University of the Ryukyus.

Engineering(9): 1-10

Issue Date

1975-03-01

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12000/26314

(2)

1

カップリング状モデルの局部すべりによる減衰能

文本

S

l

i

p

Damping i

n

Coupling Model

Y

asuf umi KUME

Summary

Slipdamping depends on the coefficient offriction

clamping pressure

shear stress and straindistributionand the contactsurface geometry.T‘herefore, slip damping occurs at an interfacesurfaceCasurface integral),whereas material damping Qccurs throughout the volume of a partCavolume integral).

In this paper, we considered the ~behavior oftorsion barwith contactsurIace for damping mechanism and evaluated the damping ofthis caseanalytically and tried to measure the damping ofcouplingmode1.

Itbecame clear that maximum damping 0

urs at..optimum " pressure.

1

.

ま え が き 接合函を含む結合部の減衰能は以前から注目されて いる。しかしその減衰飽の発生機構についての研究は 1) ほとんどされていない。したがって,既報では接合面 の減衰能を評価するために接合函を含む系の挙動であ る矩形波応答発生限界を明らかにした。この報告か ら,系の挙動の応答が正弦波状である場合の接触機構 にはこつの場合があると考えられる。一つは局部すべ りを行なっている場合で,他は完全に一体運動を行な っている場合である。前者は2伺の局部弾性体が接合 されていると考えられる。したがって局部すべりを行 なっている場合は減衰飽が接触機構と振動系の挙動に 依存することになるし,この場合の減衰能はこの系の 消散エネノレギーを求めて,これを振動エネノレギーで無 2) 次元化すればよい。 面圧はもちろん減衰能に大いに影響するが商問介在 物,あるいは面あらさは減衰能に影響する因子のうち で,摩僚係数を変化させるものであると考えることが できる。ここでは局部すべりによる減衰能の発生機構 に関する一考察を述べる。 受付:1974年10月3.!一日 権琉球大学理工学部機械工学科 減衰能の発生機携の模型としてはl端固定の中空丸 棒のねじりの挙動を想定する。その中空丸棒は紬と直 角に接合商をもち,接合函が完全国着結合した場合の l次のねじり振動モードのみを考え,この場合の減衰 能を評価する。つぎにカップリング状モデルを使用し て実験を行ない。減衰能を測定し,減衰能と面圧との 関係を明らかにした。

2

.

1

端固定の中空丸様で舶に直角な 接合面をもっ場合の減衰能 Fig.1のようなl端固定の中空丸棒が輸に直角な 接合面をもっ場合の減衰飽を評価する。解析において はつぎのような仮定を設定した。 1) 丸棒の中心軸は変形後も直線を保つ。 2) 接合面上ではクーロン型の摩擦特性をもっ。 イ.摩僚係数は同じ面を何回繰返しすべらせても 等しい。 ロ.摩擦係数は法線方向の圧カには独立である。 ノ¥静摩擦係数と運動摩擦係数の大きさが等し U

ι3) 接合面上での商圧は一定とする。 L端固定の中空丸棒が接合函A - Aで接合していると きのねじりの挙動を考える。この接合面は丸棒の軸と

(3)

久米:カップリング状モデノレの局部すぺりによる減衰能 りμ-σnである。このμσnとせん断応力Tが等しい ところがす〈りの限界となる。この限界せん断応力を τ。とすると,T。より大きいせん断応力のところで は相対すべりが発生し T。より小さいせん断応力で は相対すペりは発生しない。すべり領域は半径方向 で,グ。からグ2となり斜線の部分が相対すべりが発生 している領域となる。そのときのねじれ角をθ。とす ると,次式が成立する。 T o = G r o =

乎。

相対すぺりを発生している領域で, 1の部分は r8。 の変位をし, 2の部分はヘθ。の変位をする。この領 域での相対すべりの大きさは r80 -ro 8。である。し たがって,微小面積ムSに生ずる消散エネルギームD はつぎのようになる。 ムD = (rθ

。-

r 080)μσnム

s

(2) ム

s=

ムr.r.ムθであるので, 消散されるエネ/レ ギー Dは (1)

A

2

P

2

A

勺 “ 、 , J

A U

r o a v r , t

r n

σ

μ ・

。 “

r r β v fill-/3G π r 勺 a

AU // t i--j

一 一

D ( 3 ) となり, μとσnは接合面上では一定であるとして積 分すると, る す 入 o b L W r ι 1

π

を ' 2

F

τ

J

J 且 ・

1J

九 -1 ノ = -q ι M O l l 3 2 r F i

h

i

J 2 2 r

π

令 2 一 3 〆 } ー に

ρ v n

σ

μ

一 一

D ( 4 ) Model for analysis 垂直である。しかも,接合面を完全国着結合と考えた 場合の l次のねじりモードのみを考える。接合面のせ ん断応力分布は Fig.2のようになり実線は完全国者 の場合の応力分布である。この接合面上に働く摩擦係 Fig.l 'z"0 ==μσn, T.rn2

I

1 1 ,,4 _ 4 ,,2 _ 2 . 2 D=

-

G

-

_~2

-

-

._ ~

l

0 ";:?μσnμσn十

i

3 T~

)

n

(5)式より最適なσnを求めてみると To σnt0.365-7F となり,式 (6) が最適な締結圧力を求める式であ る。またμ

=0

.366T2/σnはσnが与えられたとき の最適摩擦係数となる。つぎに Fig.3から明らかな ように lサイクノレあたりに消散されるエネノレギーを Dcycとすると ( 5 ) (6) となる。 と, となる。 4n

σ

' a y

μ

q r

“ 。

4 1 ム ヂ t ・ 4π

e

.

df

1 Dcyc=4D=- ~__"l3 ^ ^ つ l rσ い -~ T 2μσnj となる。ここでUは

μ=

∞のときの最大ひずみヱネノレ ( 7 ) Shear stress distribution 数をμ,面lこ直角な方向の応力すなわち法線圧力を σnとすると,面に沿って働く摩擦カは単位面積あた Fig.2

(4)

3 琉球大学理工学綿紀要(工学篇) したがって,

φ

φ2Gd4πρif

1 f.l4σ22 =

Ip .et' ~G

l

言一子子一

μ 2 , 2 _ .. _ I σ~+ す t' 2 μσnj (8) ギーとすると, 内 49 “ 百 49 “ T

-一

r

p

も 一

3

G T A 一 今 必

一 一

U (10) である。

I

p=π(1

ーが〕寸

/2

n="l /

"2 '

B

=

μσ

n/

t'2とすると,

a' ?: 1 1 1 1 1 1 1 t t i -‘ 8 φ

ご(品了

{

B4-B2

+

t B

}

t

ll) となる。 nをパラメータとして横軸にB =μσn/τ2, 縦軸にφ =Dcyc/Uをとると,式(11)はFig,4のよ うになる。 (9)式からも明らかのように減衰能は接合面での 消散エネノレギーと最大弾性エネノレギーとの比によって 表わす。また消散エネルギ{は摩擦力と相対すべりの 積である。したがって,接合面の摩擦係数と外トルク を一定にすると,法線圧力のσnはBが0.366までは σn を大きくすれば減衰能は大きくなる。Bが0.366を越え ると, σnが大きくなると相対すペりムdを発生するこ とを妨げるので,消散エネルギーが小さ〈なり,減衰 能

φ

も小さくなると考えることができる。同様なこと 01,) となる。減衰能を評価する無次元量

φ

を次式で表す。 φDcyc

- u

Hysterisisloop Fig.3 d (9) φ =

6 5

.9 1.0 B =μσn

一-f 2 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1

Relationship between φand

B

Fig.4

(5)

4 カップリング状モデノレの局部すべりによる減衰能 が摩擦係数μについても言える。つぎに銭合商の摩擦 係数と法線圧力を一定にすると,

B

が0.366までは外ト ルクが大きくなれば減衰能が小さくなる。とれは外ト ルクによる格対すベりムdと摩擦カとの積である消散 エネノレギーに比して,最大弾性エネルギーが大きくな るので,減衰能は小さくなる。Bが0.366以上ではτ2 すなわち外トルクが小さくなるにつれて,

φ

が小さく なる。とれは"l"2が小さくなって最大弾性エネJレギー も小さくなる。またムdも小さくなるけれども,その 弾性エネルギーに比して,ムdμσnによる消散エネ ノレギーが小さくなる。つぎにnすなわちグ1/ηが大き 〈なると,半径に比して肉厚がうすくなるということ である。肉厚がうすくなると,摩擦カは小さくなるけ れどもム dが大きくなって,減衰能が大きくなる。

3

.

実 敏 装 置 鰯庁結果を確かめるために Fig.5のようなカップ リング状モデJレを製作した。このモデJレは円錐台形の 接合面をもち,これによって回転中心軸のずれを防止 することができる。回転トルクはカップリング上部に 取付けたレバーで与え,擦れ角はカップリング下部と 一体になっている薄肉円筒にひずみグージをはって カップリング凹部

一 庁

th 十

h

E

P

Fig.5 Coupling model

測定した。カップリング状モデルとレバーの寸 法 は Fig. 6に示す。その他の詳細については既報1)に述 べているのでここでは省略する。 カップリング凸昔~ 160 励仮レパー

+

-

-

-

L

-

~j

t

(6)

琉球大学理工学総紀要(工学篇〉

4

.

接触面上での静力学 l端国定の中空丸様で輸に直角な接合面をもっ場合 の減衰能発生機構をカップリング状モデノレによる実験 によって,確かめるためにつぎのような接触面上での 静カ学を考察した。 いま Fig.7のように,任意の半径7および小幅円 P 5 周の長さは2πκ 微小円錐台の面積は2π7・d1'/sin α,円錐面の法線カは2π1'.drρ/sinα, 円 錐 面 の 法 線カの勅方向分力は2π1'

P

d

r

,円錐面の法線カによる 円錐面上の摩擦カは2πFμdゆ'/sinα,向上の軸方向 の分カは2πμ1'd1'pcosα/sinαとなる。したがって, 軸荷重Pはつぎのようになる。

l

加 μ附 smα 2πγPdγ smιr Fig.7 Static equilibrium fr. ーー,λf". p= 2π 1 ~ pr dr+ 2πμ

主主芸

1--Prd1' jι 1 ~"'r J 1'1 (12) 庄カ小

P

は円錐面上で,一様分布をしているとすると, Ir! fr p = 2πpjr2rdr+2π

凶器引

rlrdr

=

π

p(r~-

r1

)(

l+

μ

去三)

(13) となる。円錐面上の法線カによる円周方向の摩擦カは 2πタμd/sinαであるので,勝機トルクは2πタ2 μd1'p/sinαである。したがって伝達ねじりモーメン トはつぎのようになる。 T == -

1

.

smα) .:_-πμ(r2 :_ I Prr

n

_

.

-

2 d

'

_

r

_

=

_

2πp

ー-

p

.

1 3 smα

(ri-~)

(凶 n , b ' A VA

+

r 1 -H 2

+

r a -一 ぬ 4 一 r

+

角 4 。 , “ -L ﹄

r

る 取

μ

2

3

比 = 均 T

P レ ι T l (15 α+μcosα となる。したがって,摩擦トルクと軸荷重との関係は つぎのようになる。 2 ..r~ + r. r 1

+

T =μ:>.1-r2 r 1 1-ri r2

+rl

P (16)

+

μ

との式から最大摩擦係数μと内径"1,外径"2軸荷重 P,円錐半角 αを与えれば,最大静止摩擦トルクTは 決まる。

5

.

実 験 方 法 実験は接合商の潤滑の状態を一定にするために,潤 滑油は

SWARUBE

RO

4

0

0

を使用し,一定温度〈皇室 温),一定圧カで接合商に注入した。文献3)による と,この状態がクーロンの摩擦特性に近い挙動をする ということが述べられている。まず静的な状態で,最 大静止摩擦トルクと軸荷重との関係を7ltI

J

定する。つぎ に励振周波数を一定にして,励振振幅を制御して,正 弦波領域から矩形波領域へ移る限界をシンクロスコー プで観測して求め,正弦波領域のところでの励振振幅 を測定した。 I紬荷重については実験装置の都合上, 8-32c1gを4lcgおきに実験を行なった。励振装置は市 販の動電型励振器(励振カ101cg)を使用した。

(7)

6 カップリング状モデルの局部すべりによる減衰能

6

.

減衰能の評価方法 定数んより減衰比をつぎのようにして求め, 前節で述べた実験方法では面庄の分布状態を測定し ていないので,直接,消散エネルギーを測定すること ができない。ゆえに,ここでは減衰能を次式を用いて, 等価粘性減衰定数4)として表わした。 T

=

=

-,,:.~:;'_~-' (17) 8 - 080ωres ここで,

T

.

は励振トルク, ()80はねじれ角, ωresは 共振角振動数である。このようにして求めた等価ねじ り減衰定数らと質量慣性モーメントんとねじりばね ~

5

宅h ム 200 150

1

4

+

<

E桜 50 20 Cs

ζ==2";

ζ

(18) とした。

7

.

実験結果および考察 Fig.8は最大静止摩擦トルクと軸荷重の関係を示 している。軸荷重が8kg以下と40kg以上では少し実験 点がぱらついているけれども,この図のような直線で 40

軸 荷 重kg Fig.8 Relationship between maximum static friction torque and axial load あると仮定して実験債を整理した。そしてつぎのよう な実験式で表わした。 Tc = 3.376P - 23.66

Tc (C1ft-kg) ,

P

(kg) (19) この図でO印は油圧を開放した場合であるが, x印 は油圧を負荷した場合である。このような静的な実験 では油圧は劫荷重を除荷するはたらきをしているとと がわかる。ある軸荷重に注目すると,油圧負荷の場合

(8)

琉球大学理工学部紀要〈工学篇〉

v

。 。 。

ト は最大静止摩擦トルクは減少している。この原因は接 合商の摩擦係数の減少と油圧による輸荷重の減少とが 考えられる。もしも接合面の摩擦係数が減少している とすると,この直線の勾配が減少するはずである。し かし2本の直線の勾配はほとんど等しい。したがって 0.:1 l._.f' 0.2 心 叫 刷 刑 笈 0.1 lIJ 7 油圧負荷は軸荷重を除荷する働きをしていると考え た。実験式 (19)と(16)式から最大静止摩擦係数を 求めることができる。

Fig.9

は減衰比と軸荷重との関係を示している。

O

印は実験模型の応答を変位で検出し..印は加速度 20 3U 40

Fig. 9 Damping of coupJing model

車出荷重 P で検出した場合である。実験装置の都合上.8 kg-32 kg関.4kgごとの軸荷重で実験を行なった。軸荷重8 kg附近では矩形波応答発生限界の実験値を得ることが 非常に図難であった。 12kg以上では軸荷重とともに単 調に減少するという傾向を示した。これは軸荷重の増 加とともに相対すべりの領域を減少させるものと思わ れる。低い軸荷重では実験装置の系金体が不安定にな るとともあって,実験値がぱらつき,実験値を得るこ とができなかった。したがって,実験では減衰能の最 大値に対する最適軸荷重を明確にすることができなっ た。この実験で用いたカップリング状モデルは接合面 が完全国者の場合は一体運動をするがそれ以外では局 部すべりか全体すペりである。局部すべりによる減衰 能の発生機構の研究は弾性接触の機構と摩擦の特性が 明らかになればある程度,定量的にも明確にすること ができると考えた。しかし接触機構に関する研究はヘ ルツによって研究5)された弾性接触論以来,わずか にソ連で研究されていただけである。とくに,相対す べりが発生する場合は弾性接触論的な立場から研究さ れていない。スティック・スリップに関する研究6) では剛体同志の接触で全体すべりと付着すべりが発生 するとされている。相対運動のある剛体と弾性体の接 触機構についてはソ速のガーリンの研究7)がある。 また一方接触によるコンプライアンスについてはミン ドリンの研究8)があるにすぎない。 ここでは摩擦特性はもっとも簡単なクーロンの摩擦 特性,接触機簿は非常に簡単化した解析をして,近似 的な局部すべりによる減衰能発生機構を考察した。実 験で減表能を求める場合は矩形波応答発生限界より求 めている。したがって消散エネルギーには円錐接合商 で局部すぺりによって消散されるエネルギーとねじり 角の検出器となっている円筒管部での材料減衰能によ る消散エネルギーとが合まれている。が材料減衰能 は円錐接合商での局部すペりによる減衰能に比べて小 いとして無視した。つぎに

T

a

b

l

e

1.

Fig .

1

0

の 関係を用いて整理し,解析と実験を比較したのが

(9)

8 カップリング状モデルの局部すべりによる減衰能 Table

1

Specifcation of coupling model

p

σ

n

=

A (sinα+μcosα)

Zp = 1

0

8

.

4

5

c

m

J

Tc

γ2

=

5

.

3

8

1

5

c

m

7 2 =

ヲ ア

μ =

0

.

1

I

T

c

=3.376 P-23. 5

6

α =

1

0

T

c

(cm-

k

g

)

P (

k

g

)

一一一一「!?!?-P

σ

n

Eig.

1

0

Equivalent model

(10)

琉球大学理工学部紀要(工学篇〉 ー」 十ーー ---" ト

行て

。 。 。

- 0

ト 『 t ト 6 1 Fig.11である。予想していたように,面圧と減衰能 の関係、には減衰能を最大にする最適面圧が存在するこ とがわかる。また材料減衰能については現在検討中で C I φ 0.40 咽32 G.21ト 1 3 1 J 0.08 10 9 あり,さらに弾性接触についてのより厳密な解析をす れば,もっとはっきりした形で局部すべりによる減衰 能の発生機構が明らかになると思う。 20 :lIJ 40 !I~liî,;il[<: l'kg 0.8167 1.270 1.693 面圧 σnk

:

g

/

c

m

2

0.4234

Fig.11Comparative damping of coupIing model oftheexperimentalresults

with calculated results

8

.

結 論 減衰能と面圧との関係が明らかになり,接合面と弾 性部をもつような系の減衰能は接合面圧に最適値が存 在する。 ]端固定,勅に直角な接合面をもっ中空円筒の紺斤 によると,減衰能の最大値に対して,接合図上の摩擦 係、数, 接合商圧,外トJレクに最適値が存在することが 明らかになった。 この報告守は接合商の接触機構を近似的に解析した が,もっと厳密な解析は後報で行なう。 おわりに,大阪府立大学工学部橋本文雄教授からい ろいろとご助言をいただいたことに感謝する。この報 告は精機学会の全国大会にて発表し た も の に 加 筆 し た。 重 要 考 文 献 1) 橋本文雄,久米靖文. "カップリング状モデノレ の矩形波応答発生限界泊精密機械, voI.38, No. ユ

o

(1972)P844. 2) B.J.Iazan

:

Damping of Materisls and Members inStructural Mechanics" Perga -mon Press, London 196823. 3) I.E. Goodman J.H.Klumpp : "Analysisof SIipDamping With ReferencetoTurbine.

Blade Vibration" J. AppI.Mech.

P424

(Sep.1956)

4) R. Plunkett

Measurement of Damping

StructuraI Damping, Pergamon Press,

London, 1960117・130. め た と え ば

Timoshenko and Goodier:

Theory of

Elasticity..McGRAW-HILL, PP 372・376 (1951). め たとえば,加藤仁,丸井悦男:機械振動学,コ ロナ社PP276~294 (1972). 7) ガーリン著,佐藤常三訳:弾性接触論, 日刊工 業, PP152~ 157(1958)

(11)

カップリング状モデルの局部すべりによる減衰能 摩擦係数が∞のときの最大ひずみエネルギー 極断面2次モーメント Dcyc/U 内径と外径との比

μσn/τ2

伝達ねじりモーメント 軸 荷 重 円錐面上の法泌カ 円錐面上の圧力 円錐半角 等価粘性減衰定数 励振トノレク ねじれ角 (l)res共振角振動数

1

9

質量慣性モーメント ん ねじりばね定数

C

減 衰 比 h 接触平均半径

u

h

φ

ρ α Cs T. 080 n B T P N R. D. Mindlin: ..Compliance of Elastic BodiesinContact" ]. AppI. Mech. pp259・

268(Sep.1949). 回 写す 接合面上に働く摩擦係数 面に直角な方向の応力 限界せん断応力 ナペり領域の限界半径 外 半 径 内 半 径 限界せん断応力に達したときのねじれ角 横弾性係数 部材の長さ 微小面積 微小面積ムSに生ずる消散エネルギー t'2 外半径でのせん断応力 Dcyc 1サイクJレあたりに消散されるエネルギー

D

0から最大ひずみまでの消散エネルギー 記 ユ

o

8)

σa

S D

g

μ

- ・

" ' u ' E

・ ・

T

F

F

f

o

G

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