• 検索結果がありません。

川津哲郎 第1報 中学生の進学準備と生態反応

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "川津哲郎 第1報 中学生の進学準備と生態反応"

Copied!
49
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

学校保健事業と学徒の生態反応 其の四 進学準備生活と生徒の生態反応

長崎大学学芸学部保健研究室

川津哲郎

第1報 中学生の進学準備と生態反応

川津哲郎・園田敏子

Studies on the Physical Reaction of Students in Health Activities at School.

Part IV

The Physical Reaction of Students in the Preparing Life for the Entrance Examination

Tetsuro KAWATSU (Health Labar)

I Report On the Pupils of Junior High School

T. Kawatsu & T. Sonoda

目的

我々の日常生活に或る刺戟が加わる時は何等かの反応を生じている。反応か有利に作用する か不利に作用するかは刺戟の性質及び大きさと反応体の性質及び保有する力によって違うもの であることも常識である。その刺戟が日常繰返されているものは別として,時偶加わる刺戦に 対しては一時マイナス(負)になることは今迄何回か報告しているが(')‑(s)此の負は閲も

なく恢復し逆に今迄以上のブラスになることも少くない。学校生清では日常繰返される刺我と なるものは授業としての学習であるが,時折加わる刺戟となるべきものは学校行事の参加であ る。この学校行事は殆んどが健康と結付いているもので,学校保健事業として取挙げられるわ けであり,今迄に数回以上の報告はしているものであるが,今回引続き進学準備叉は補習教育 と云う問題を二取挙げて見たのである。

進学準備生活は可なり長期間継続される内容であるので,特別な行事と云うより既に生活化 された行為になっていて,従来の学校行事の時の反応の様に判然たる姿が見出し難かろうとも 予想し,生体反応をFlicker testのみとせず発育反応も併せて考慮したのである。

第一部Flicker testによる生態反応

*長崎市立西浦上中学校

(2)

54 長崎大学学芸学部自然科学研究報告 第工0号(1959)

測 定 条 件

対  象:市周辺部新住宅街にある普通中学の3年生男女55名。測定対照を第1表の区分に従 って行う。人数の選択及び決定は一回の測定に可能な人数とし,第3学年7クラ入ある為各ク ラスから男女各4名宛を択びその内2名を進学2名を就職希望者とし,更にその内の1名を運 動選手乃至是に準ずるものとし他の1名を運動好者でないものとした。従って進学一運動の組

(1),進学一非運動の組(E組),就職一運動の組(皿組),就職一非運動の組(IV組)の4組 7人宛の対照が男女共出来たわけである(男子IV組は測定途中転校により6名となる)。

       第1表   測定人数と組群分類

.譲

        男    子       運動者

         非運動        計       M 群

         N 群 進学群A群

就職群B群

14

7 6

⊥3

14 13 27

運動者

M 群

7

14

非運動

N 群 7 7

ユ4

14 14 28

28 27 55

第2表 測定日と同回数

1 1

測 定 日 数

⊥7目 14日 1工日

3

18

12

12

4

⊥9

9

13

6

ユ3

5

20 10 14

7

14

5

2』L

工工

15

3

22 12

].6

3

測定回数

朝帰り

6  6 5  6 6  6 2  2 3  3

、轡3

12

1工

12

ユ0

45画

測定時期:昭和31年.2月より翌年3月の4ヶ月間。月の測定は第2表に示す様に学習日1週間 とし(3月のみ学校行事の都合と,高校入試日前後を一応必要としたので,この為測定回数を 減らして2週に亘って測定した),1日の測定時間を朝の始業前と午后の終業時(3時前後)

とした。土曜日のみは12時半〜13時の間の測定である。尚12月は本実験の前週を予備実験とし ている。12月より測定開始したのは秋は運動その他の学校行事が多く,その影響の治まるのを 待つ意昧があったこと』,生徒側にも全般的に受験気分が未だ現われていない事を感じたから であった。測定方法等その他の条件は従前の測定(1)・(5)と同一である。

測 定 成 績

 12月は10日前後に於て学期試験があ ・たので之を避けて17日の月曜日から測定を開始した。

試験後から此の間の3・4日を測定準備に当てたのである。学期試験の生徒に与える影響につ

(3)

川津:学校保健事業と学徒の生態反応 55

いては既に測定実験をしているので別報するが,試験後は一時FFは低下するものである。術 Flicker testによる被検者の認識値は筆者の経験では初期は安定しない様に思えるので,初心 者には3・4回の準備期は必要の様に思う。例えば,小学児童では慣れた認識値より初回は低

く,高校生では逆に初回が高い様であった。中学生では今迄の対象が3年生が多いが之も高校 生同様初回は高く答える様である。今回の対象も之を裏付けするものと思う。即ち準備期の初 めと終りを比較すると第3表に示したが,男子では2.!cyc/secの違いがあって危険率1%で初       第3表  準備期のF・F.

性別

,蹄

1 1

IV

平均

13日  15日 木   土

34.9   33.5 35.4  33.8 35.0   33.5 37.8   33.8 35.8  33.7

1.4 1.6 1.5 4.0 2.1

13日  15日 木   土

33.3    3=L.9

33.6   32.5 33.0    32.0

33.3   33.0 33.3    32.3

1.4 1.1

]一.0

0.3 1.0

      6

期が高いことを示している。人数的にも81.5%の生徒が初回に高い値を示している。女子でも 平均値1.Ocyc/secの差が5%危険率で認められるし,人数的には75.0%の生徒が初回が高くな

っている。

 初回の測定は週半ばに当っているので普通はFFの高まっている時期にあり終りは週末のFF の低まる時期に相当するので,之を以て先のことを立証することは根拠不充分も思えるが,初 回測定は学期末試験明けの機能が低下しているべき時と考えれば(既測定資料による),今回 の初回の測定値も慣れた値いより高く認識され,安定した固有値と違うのではないかと推測す

るのである。

 Flicker値(以後F.F。と略す)の全測定値を掲げると男子は別表第4表,女子は第5表であ る。彪大な数値であり観察方法も色々存在するので,次の様な方法で観察して見よう。その一 つは始業前と始業後の違いより来る日変動の観察である。次は,週内のF・F。の変動は一定の 意義をもつのであってこの週内変動の(叉は週変動)の観察によるもの,次に月による変動と 分けて記載する。

 測定対象が中学3年生であるので男子と女子とでは身体の機構的にも機能的にも大きな差違 を生ずる時であり,環境条件の作用が同一に現われるとは思われ難い。従って男女は区別して

観察する。

1. 日変動について:

 一日変動の変化を概略知る為に第4・5表から平均値を求めたものが第6表である。月別に

よる均一性を調べた所,測定月による違いは顕著でない。叉組による違いも見られない。此の

(4)

56

第6表

長崎大学学芸学部自然科学研究報告 第工0号(⊥959)

F.F.日!変動の月別,組別平均値とその均一性 (単位はcyc/sec)

1

丑 皿

IV

平均

皿  1  π  皿

0.6  0.2  0。9 

1.5

ユ.2  0.7  0.7 

1.2

0.8  0.9  0.6 

1.2 1.4  0.8  0.7  0.9

1.O]. 0.62  0.70  工.25

平均

0.77 0。95 0.91 0.95 0.89

月差(一)(α=0.05),組差(一)1α=0.05)

湿  1  π  皿

1.2  0.7 

1.2

1.2  0.8 

1.2

1.2  0.9 

0.6 1.工  1.1  0。6

0.8 1.4 ユ.3 1.1

1.18  0.89  0.93  二L.ll

平均

0.98 1.15 1。Ol O.97 1.03

月差(一),組差(一)(共にα=0・05)

日変動随は上昇変動値と下降変動値の平均であって(+)と(一)が相殺されているので,符 号を除外した場合は均一性が無くなって来る。即ち曜日によって変動様式が変っているのであ る。従って各月σ)曜日別の日変動値(第7表及第8表)によって内容を追求することにした。

男子の雇日別・組別の変動は,2月は危険率5%,他の月は危険率1%で各月共曜日の日変動 には差違いがある。組による差違は3月では弱い乍ら(6%危険率位)12月同様あるが,1月 2月は組による差違いは顕著でない。従って曜日に差違のあることは月に関係なく一貫して存 在している。その差違(変動)が組によって違う場合と一様な変動をしている場合とあるが,

1及2月は後者の場合で組の個性が少い為に現われた変動であろう。女子に就いては,曜日に よる日変動の違いは12〜2月まではあるが(2月のみ5%危険率,12・1月は1%),3月は 認められ難い。組による違いは2月のみ(1%危険率で)認められ,他の月は変動の開きが少

い様である。

 組の違いが生じた場合果して進学群と就職群に違いがあるか否かを知る為には各個の組の変 動を追って記することにする。(男子は第7表,女子は第8表参照)。

 男子の組別日変動:進学群に属する1組では,12月変動は平均一〇.6c/sで有意の変動を示し 帰りのF.F.は朝より下っている。その主な原因は火曜・木曜日の下降である。月曜日は却っ て帰り値の方が上昇している。見掛けの上昇ならば水・土曜日も上昇する。見掛けと云うのは 5%以内で有意の変動差を示さないものを一応斯く云うておく。金曜日は見掛けの下降であ る。従って曜日数から云えば週の半ばは下降し,半ばは上昇している。

 12月のE組の平均は一1.3c/sで,1組同様水・木曜目の下降がその主原因であろう。上昇を 示した曜日は月・土であるが何れも有意の変動ではない。見掛けの下降は水曜もしており,週 半ばが矢張り下降している。

 之に対し就職群に属する皿組では,平均値は一〇.8c/sで有意の変動をなし,その変動の主休

も前同様火・木雇日の下降によるものである。上昇も月曜日は有意の変動であるが水・金曜目

(5)

第7表 男子F.F.の日変動平均値

(単位cyc/sec)

.聴

1組 1〃

皿〃

IV〃

A群 B〃

M群

N〃

備考

12月

1.5◎

0.9

1.50

0.8

1.2◎

ユ.1◎

1.5◎

0.90

一工。70

−4.00

−2.70

−3.6◎

一2.8◎

一3.1◎

一2.2◎

一3.8◎

工.2◎一2.9◎

0.2 一工.1

0.!

一!.1

一〇.4

−0.4

0.2 一ユ.1

一〇.4

一3.0◎

一4.工◎

一3.8◎

一3.30 一3.6◎

一3.6◎

一3.4◎

一3.8◎

一3.6◎

・一 .6

0

0.2

−0,4

一〇。3 ・ 一〇.1

一〇.2

−0.2

一〇。2

0.3 0.7

−0.2

−1.0

0.5

−0.6

0.1

−0.1

0

平均

一〇.6◎

一工.30

−0.8◎

一1.40 一〇。9◎

一ユ.1◎

一〇.7◎

一工.30 一1.0◎

曜差(+)(α=0・Ol),組差(+)(α=・0.01)

1月

一1.工⑥一〇.4

−1.50トーo。5

−1.5◎一〇.5

−0.7  −0.3

一工.3◎

一1.10

一一

.3◎

一1。IO 一1.2◎

一〇.4

−0.4

一〇.5

−0.4

一〇.4

金1

一〇.3

−2。0⑥

一〇.8

−1.2

O.6

0

−0.8

−0.9 一1.1

一ユ.0

0.3

−O,90

一〇.5  −0.1

−1.60−o。4

  1 覗・1一α3

0。3 0.7 0.3

−1.0

0.5

−0、3

0.3

−0.:L

平均

一〇.2

−O.60

−0。70

−o.80 一〇.40

−0.7◎

一〇.4

−O.7◎

0.1 −0.6◎

曜差(+)(α霞0。05),組差(一)(α=0.05)

2月

一1.40

−0.5

−1.70

−1.0

i火/水

一上70LO,90

一ユ.0 一ユ.4

−1.1

O。1

−O.3

−0.3

『LOOrl・4◎rα4

−1,4◎一1.30LO.3

一上6◎ド6◎

一〇.8  −1.工

一L2◎ド3◎

,一 .6

−0.1

一〇.4

一〇.7◎

一ユ.20

−0.3

−0.5

・一

.9◎

一〇.4

一〇.5

−0.9

一〇.7

一〇.工

一ユ.10

−0.5

−1.1◎

一〇.6

−0.8◎

一〇.3

−1.1◎

一〇。7◎

一〇.4

−0.1

0.8

−O.1

一〇.3

−0.4

0.2

−0.1

0.1

平均

一〇.9◎

一〇.7

−o。60

−o。70 一〇.8◎

一〇.60 一〇.7◎

一〇.70 一〇.7◎

曜差(+)(α・=0。0エ),組差(一)(α窪0.05)

3月

一1.7◎

一1.ユ ー⊥.3

−0.9

一1.4◎

一1。20 一1.5◎

一⊥.OO 一1.90

−2.5◎

一2.O◎

一1。30 一2.2◎

一1.7◎

一1.9◎

一1.9◎

−1.6◎

一1。6◎

一1.4

−1.0

一1.6◎

一1.2

一1.5◎

一1,30 一1。3◎一1.9◎一1.4◎

一1。OO

−0.8

−1.5

−0.8

一〇。90

−o。50 一〇。70

−0.8

一〇.7◎

一1.5◎

一1,4

−0.3

−0.6

一1.OO

−0.5

一〇.90

−1.0

一1.OO

平均

一1.5◎

一1.5◎

一1ユO

−o.90 一1.5◎

一1.0◎

一1.3◎

一1.2◎

一1.3◎

曜差(+)(α=0。0⊥),組差(一)(α翫0.05)

      (但しα≒0。03ならば+)

全平均

一〇.8◎

一ユ.0◎

一〇。80

−1.OO 一〇.9◎

一〇.9◎

一〇.8◎

一工.0◎

一〇.9◎

◎は1%危険率

○は5%危険率で 日変動の認められ るもの(朝と帰り に差のあるもの)

⑥は略々6%危険 率のもの

22回測定中 変動のあっ た回数と率

⊥2回54.5%

73工.8

627.3

3工3.6 1254.5 1150.0 12S4.5

940,9

1359.1

e

(6)

58 長崎大学学芸学部自然科学研究報告 第10号(1989)

は見掛けのものであって,一日置きに週半ばが上昇し半ばが下降する。IV組の平均値は一1.4 c/sとなったが此の組は個人差が大きい為か,月曜日を除いては金曜日下降値を示しているが 木曜日以外は見掛けの下降である。(只し火曜日は6%位の危険率なら有意の変動を示す)

 従って曜日別にすれば,月曜日は各組共朝より終業時の方が機能的に上昇を示している。之 は普通学習時に屡々生ずる正規ケースと思われるものである。危険率から見れば1組と皿組の 方が確実であるので運動群の方が運動を余りしない群より上昇変動が強いものと思われる。火 曜日と木曜日は各組共終業時は大きく機能の低下を生ずるが(此の理由は後段にて触れる),

他の曜日は組によって一律でない。進学(A群)と就職(B群)とに分けて考えれば,土曜日 のみA群は上昇し,B群は下降し両者に変動の開きを見るが他の曜日には特別な違いはなく,

A群一〇.9c/s,B群一1.1c/sの平均値にも有意の差がない。之に対し運動(M群)と非運動

(N群)とでは各曜日幾分宛の確実な開きがあって,平均値のM群一〇.7c/sとN群一1.3c/sと の間には有意の差が認められる。従って12月の日変動は進学差より運動性の差の方にF。F.か

ら見る機能的違いが現われている。

 1月の日変動は,進学の1組の平均値が一〇.2c/sで小さく,一日の変動に乏しいか曜日に叢 があるかである。即ち月曜・土曜日は上昇値,他が下降値を示しているが,水曜日の一1.1c/s が6%危険率で変動を認めた以外はいづれも確実な変動でないので曜日に叢があると共に日変 動にも乏しい。

 ∬組の平均値は一〇.6c/sで有意の変動を示すがその主原因は水・金曜日が下降する為である。

木曜日も見掛けは下降する。月・土曜は1組同様見掛けは上昇する。就職群の皿組の平均値は 一〇.7c/sで有意の変動となるが,月曜日以外全曜日が下降値を示す為である。水曜日以外は上 昇も下降も見掛けのものである。IV組の平均値一〇.8c/sは全曜日が下降しているので確実な下 降である。以上を曜日分類にすれば,各組共確実に機能低下を示したのは水曜目であり,之に 続くものは金曜日である。木曜日も下降傾向と見てよい。月曜土曜目は組によって違う。進学 群と就職群に分けた場合に此の土曜日に違いが生じて来る。A群は上昇したがB群では下降し ているので進学群は12月同様週末振作の現象は保有しているものである。月曜日をA群が上昇,

B群は下降値を示すもB群の下降はIV組のみの現象であるので進学別の特徴とは云えない。他 の曜日は両群に差がない。1月に於ける両群の違いを敢て他に見付けようとすれば有意の変動 を示す曜日が進学群の方に多かったことである。運動性の違いは,M群は一〇.4c/sの見掛けの 下降値に対し,:N群の平均値一〇。7c/sは有意の変動を示しているので非運動群の方が変動値が 大である。以上から12月同様1月も進学差より運動性の差に機能的特徴があるものと思われる。

 2月の日変動について,1組の平均値は一〇.9c/s,全曜日下降するが金曜・土曜日は見掛け

の下降である。然し変動は可なり確実のものである。皿組は水曜日以外は下降値を示している

が,有意に変動するのは木・金曜日で平均値の一〇・7c/sは有意の変動とならない。就職皿組の

平均値一〇.6c/sは変動巾は少いが有意の変動である。土曜日以外は全曜日下降値を示すが,月

(7)

川津:学校保健事業と学徒の生態反応 59

曜日だけが有意の変動をするだけである。IV組の平均値一〇.7c/sは全曜日が下降する為に生ず るもので,下降は確実性がある。以上を曜日別に観察する時は,月火木金は下降を示すが,水 土曜日は組によって異る要素となっている。従って2月の日変動は帰り値が上昇すると云うケ

ースが非常に少い月であった。従って叉鼓舞的要素が少く,負担要素が強いのでないかとも見 られるものである。進学別では,A群一〇.8c/s,B群一〇.6c/sで両群には差違がない。只組に よる特長は可なりあり(特に1組,W組),有意の変動を示した曜日の数から見て,進学群の 方が遙かにその数は多く変動に叢が少ないとも考えられる。運動性の区別では,M・N群共平 均値は一〇.7c/sで両群に差なく,此の場合も1組とIV組の影響で運動群に有意の変動を示す曜 日が多い。以上から2月は進学に対する影響が強く現われているが運動性に対する影響も残っ ている月と見倣すものである。

 3月の日変動は入試前と入試後の2回に渡・,て測定しているので,前後で意昧合が違うもの と思われるから二つに分けて考えよう。入試日前の日変動は,1組が最も強い変動を示す傾向 にあるが,各組共明確な差があるには至らない。之に対し入試後の日変動は開きがあり,1組 が最も強く及応し之に次ぎ皿組,皿組,IV組の順になる(皿・IV組は有意の変動ではない)。

進学と就職に区別すれば,A群一1.5c/Sに対しB群一1.Oc/sで此の間には差が認められる。従 って3月に入って初めて日変動では進学・就職の差がは.,きり現われたのである。

 運動性の区別では,M群一1.3c/s,N群一1.2c/sで差違なく,只M群の方が曜日に於ける変 動の確実な日数が多いので,運動群に於て変動が強い傾向にありと見られないでもない。

 以上月別個々の日変動を追って見て月に特徴を示したのは,入学試験のある月に近づくにつ れて僅かながらではあるが進学準備の者に影響が現われて来ることである。その現われは2月 頃から以後である。それ迄は運動性のあるなしの方に日変動の特徴はある。即ち日常のほ父平 等に受ける学校生活の刺戟叉は負担(マ)に対し運動をよくする者では類似の反応を起し易い が,運動を余りしない者では人によって反応は待ち待ちの性格が強いと見徹されるものである。

初頭月別の比較で,組別の違いがはっきり現われなかったことを申したが,全平均値の組別の 値は1組皿組夫々一〇.8,一1.Oc/sで共に1%危険率で有意の変動をしているに対し,皿組IV 組は夫々一〇.8,一1.Oc/sで同一数字にあり乍ら危険率は5%で変動している点や,全測定回 数22回の内有意の変動を示した回数が1・∬・皿,IV組夫々12,7,6,3回で,之より階乗

(x2)を求めると此の回数にも差があることなどで,A群,B群の平均値が例え一〇.9c/sと一 致していても進学群の方が就職群より日変動は強く現われれているものと見るべきであろう。

 叉運動性に対する区別では,運動群の方が確実な変動を示すものが多いことに依って,N群 の平均値一1.Oc/sはM群の一〇.8c/sより大きい数値だが分散が広く叢があることで,運動群の 日変動の方が纏っているものと云えよう。薮でも非運動群の方は個人的叢や曜日に一定の反応 を示すことが少いことを知る。

 日変動は大き過ぎることも良くないが,巾の少いことも必ずしも疲労してないとは云えない

(8)

60       長崎大学学芸学部自然科学研究報告 第工O号(エ959)

と思う。始業時のF.F.が既に低い時は日変動は案外少少いものであって,日変動の大きい場 合より却って悪い場合があるからである。或る一定の範囲ならば日変動が確実にある方が順調 な機能体とも云えようし,適当な刺戟に対して順序な反応が現われるのが生きた健康体と見た 方がよいと思うからである。

 一般に個人差のある生体に一様に反応する適当な刺戟があるかどうかと云うことも考えねば ならない。一様に一定方向に反応を起さしめる刺戟は可なり強いものであろうと云うことにも なる。例えば既報(1)(4)の運動会に対する疲労の場合,運動選手は他の一般が運動会終了後一 律に非常に機能の落ちるのに対し,選手の中には余り機能の落ちないものもいるなどは此の問 の考えを物語るものである。

 こんな訳で進学群の方が変動が多かったことが順調な反応であったか果して悪い結果であっ たか之だけで推論し兼ねるものがある。又運動群に対しても変動の多かったことが却って良い ことか疲れ過ぎていることかも結論し難い。兎に角進学と運動の二性格を持つた1組に変動多 く,就職と非運動の逆な要素を持ったIV組に変動が少いことから,進学・運動の要素が或る強 い刺戟を有したものであることには異論がない。尚週変動の要素から此の点を更に確かめて見

ようと思う。

 女子の組別日変動:12月日変動について,進学に属する1組は水・木曜日の下降した変動が 作用して平均値の一1.2c/sも有意の変動を示す。月曜日を除く他の曜日も一応下降値を示す。

H組の平均値は一1.2c/sであり,水・木曜日の下降する変動が強く作用していることも1組同 様である。月濯日の上昇することも同じだが此の方がはっきりしている(危険率は略々6%)。

就職に属する皿組では前二者より火曜日の変動もはっきりして (一1.7c/s,6%危険率)下っ ているので平均値の一1.3c/sは最も確実な変動をする。IV組は平均値も少く(一1.1c/s)月曜

・土雇同が上昇し,はっきり下降したのは木羅だけであるので最も弱い下降変動を示している。

之等を曜日別に整理すれば,月曜日は上昇の性格を帯び火曜以後金曜日迄は下降現豫を示して いる。土曜日のみ組によって性格を異にしているので,12月の女子変動は男子より纏っている。

進学有無の区別では,A群B群共に一1.2c/sO)平均値を示すが変動数から見て変動の確実なの は准学群の方であろう。此の点男子の12月と性格が少しく違ったものを見る。運動性の区別で はM・N群夫々一L2,一L lc/sで差がなく変動数から見ても判っきりした性格を現わしてい ない月である。

 1月の日変.動について,1組の変動は全曜日下・)ているが弱く,水曜日のみが確実である。

上昇値がないので平均値一〇.7c/sも有意の変動となる。∬組では1組と全く同じ動きだが,加 えて木雇日も大巾な変動を示しているので平均値の一〇.8c/sは尚確実性をもつ。皿組では,僅 かではあるが月・金、曜日が上昇しているに拘らず水曜日の下降する変動が大きい為に平均値の

一〇.9c/sも有意の下降変動を示す。IV組は前3組と違って平均値の低下も大きく(一L lc/s),

水曜日以外の金曜・ニヒ曜日も有意の下降変動をしているので機能低下の最も大きく現われた組

(9)

第8表 女子F.F.の日変動平均値

(単位cyc/sec)

1組 亙〃

皿〃

IV〃

A群 B M群

N〃

備考

12月

0.7

1.2⑥

0.5 0.2

o。90

0。3 O.6 0.7

一1.0

−0.7

−1.7⑥

一1.9

一〇.9 一工.8

一1.4

一工.3

一2.2◎

一2.10

−1.60

−1.3

一2.2◎

一1.5◎

一1.9◎

−1.7◎

一3.1◎

一3ユ◎

一3。1◎

一3.6◎

一3.ユ◎1

−3.3◎

一3.1◎

一3.3◎

o.60

一・・3・1一・・8◎一3・2◎

一〇.2

−1.4

−1.2

−0.3

一〇.80

−0.7

一〇.7

−0。90

一1.3

−1.1

−0.5

0。6

一1.2

0.1

一〇.9

−0.2 一〇.8◎一〇.6

  1

平均

一L20

−1.2◎

一1.3◎

一1.IO 一1.2◎

一1.2◎

一1.2◎

一工.1◎

一1.2◎

曜差(+)(α=0・0工);組差(一)(α一〇.05)

工月

水1木

一1.9◎一〇.3

一1.20

−3.20

−2.60 一1.6◎

一2.9◎

一2.5◎

_2.0

一工。2⑥

一〇.6

−O.4

一〇.7

−0.5

一〇.5

−0.7 一2.2 ◎一〇.6

一〇.4

_0.8

0.3

−1.20

一〇.6

−0.4

0

−1。00

一〇.5

一〇.6

−0.5

−1.0

一工.20

一〇.6

−!。IO 一〇。80

−o。90

一〇.5

−0.4

0.2

−0.2

一〇.4

0

一〇.2

−0.3 一〇.9◎一〇.2

平均

一〇.70

−O.80

−o.90

−1.IO 一〇.8◎

一1.0◎

一〇.8◎

一1.0◎

一〇.9◎

曜差(+)(α=0。Ol),組差(一)(α=0。05)

2月

一1.7◎

一1。50

−1.IO

−O.3

一1.6◎

一〇.7

一工.4◎

一〇.9

一工.2◎

水「木

_1.7◎_o.60」1.6◎

一〇.70−o.80−1.7◎

_1.1   0.4  −0.9

一]』.OO

−o.2  −o.4

一工.2◎

一1.00 一1.4◎

一〇.8◎

一1.1◎

一〇.70

0.1 一〇.1

−0.5

一〇.3

一1.6◎

一〇。7

「1・2◎

一1.1◎

一1.2◎

一ユ.4◎

一〇.6

−0.8

−0.9◎

一工.0◎

一〇.80

一1.1

−0.90

−0.3

−0.8

一1。00

−0.5 一1.1◎一〇.7

−0・7◎rO・9◎

一〇.9◎一〇.8◎

平均

一1.3◎

一1.0◎

一〇.60

−o.60 一1.2◎

一〇.6◎

一1.0◎

一〇.8◎

一〇.9◎

曜差(+)(α=0.05),組差(+)(α=0・0工)

3月

rO.1

−2.1◎

一2.1◎

一2.4◎

一1.2◎

一2.2◎

一1.2

−2.3◎

一1.7◎

一〇.8

−1.0

−1.1

−0.6

一〇.90

−0.9

一〇.9◎

一〇.8

一〇.90

一〇.1

−1.30

−0.9◎

一〇.2

一〇.7

−o.60

一〇.5

−o.80 一〇。70

一1.60

−2.1◎

一〇.5

−1.30 一1.8◎

一〇.9

一1.1◎

一工.7◎

一1.4◎

一1.2

−O,7

−2.1◎

−0.5

平均

一〇。8

−1.5◎

一1.3◎

一1。20 一1.OOI−1,1◎

一1.30−1.2◎

一1.6◎

一〇.6

一1.1◎

一工.1◎

一1.3◎

一工.2◎

曜差(一)(5%),組差(一)(共にα=0・05)

全平均

一1.0◎

一1.1◎

一1.0◎

一1.0◎

一1.1◎

一工.0◎

一工.0◎

一工.0◎

一1.0◎

◎は危険率工%

○は危険率5%

⑥は危険率6%で 日変動の認められ るもの(朝と帰り に差あり)

22回の測定 中変動のあ った回数と

9回40。9%

1250.0

731.8 836.4

1463.6

940.9

ll50.O l359.1 1777.3

e

(10)

62 長崎大学学芸学部自然科学研究報告 第10号(1959)

である。之等を曜日別に纏めれば,水曜と土曜日が確実な下降となる。男子の場合は水・金曜 が下降し土濯日は週末振作の現象もあったのに対し,女子には之が見受けられなかった。木曜 日は下降性の変動であったこと,月曜日の上昇性変動は組によって異ることなど男子と同じで

ある。

 群別区別では,A群一〇.8c/s,B群一1.Oc/sの平均値も,又有意の変動回数夫々1及2回も 共に互には差があるものではないが.就職群の方に幾分強い変動を示すものではないかと思わ れる。叉運動性区分でもM群一〇.8,N群一1.oc/sの平均値も,有意な変動回数夫々2回と3 回も互の差はない乍ら,非運動群の方に下降する変動が生じ易いものと思われる。此の現象は 男子の1月にも見られたものである。従ってIV組の影響を受けて非運動要素にも就職要素にも より多い反応を示したものと云えよう。

 2月の日変動は,男子と違って進学群に特に強い変動が現われている。 1組の平均は一1・3 c/sで全曜日が低下する。1組も平均一1.Oc/sで全曜日が低下する。1組は土曜旧のみ有意の 変動でなかったのに対し1組は之が金曜日に現れただけの違いで両者共変動は強く下降する。

就職群に該当する盟組とIv組では両者共平均値一〇.6c/sで下降するが,皿組では水曜日は上昇 もし確実な下降は月曜日だけであり,IV組も確実な下降は火・金曜日に過ぎなく進学の1・皿 組に比べて遙かに弱いものである。曜日別の区別で纏めれば,水曜日を除けば変動は全曜日は 下降している。12月1月に見られた月曜・土曜日の上昇変動は全く見られない。之は男子でも 見られた問題である。群別区別では,A群の一1.2c/sとB群の一〇.6c/sとでは全くの違いがあ り,前申した様に進学の日変動は強且大であるが運動区別のM・N群の場合は夫々平均一1・0,

一〇・8c/sであり,有意な変動回数から見ても両者に違いのあるものではない。

 3月の日変動は1・皿・皿・Iv組夫々平均値一1.o・一1.1・一1.o・一1・oc/sでいづれも個 々の数字は有意な下降変動であるが互いには差はない。確実な下降を示す日数を拾えば夫々1 回,3回,3回,2回となって1組が特別弱い変動であった。曜日別の特徴は全週に亘ってい ない為もあって全曜日(火水木)下降しているがこの現象は男子と変りがない。入試日前と後 とで特別違う様なものも認められなかった。進学と就職,運動と非運動と纏めた場合,1組だ けの変動は弱くても之が皿組の変動性格と類似するのでA群は割方纏った変動をなし,平均値 もA・B群夫々一1.1,一1.2c/sで開きがなく,両群の違いは敢て見出せない。叉M・N群に 於ても平均値夫々一1.1,一1.3c/sで共に1%以内の危険率の変動であるし,有意な変動回数

も同じであるし両群の特徴が生じているものとは解し難い。

 以上のことを月別に纏めた場合,男子の反応とは大部異るものを見る。即ち12月は進学有無 の要素に反応特徴を微か乍ら示すが,1月は運動進学有無の両要素に反応を示している。所が

2月になれば全く進学要素が大きく反応して,3月に至れば群別特徴は見られない。初頭月別 に示した曜日別組別変動の推定をした結果と一致したものである。

 全測定日数22回中有意の変動を示した回数(6%危険率であった日も含む)は1・∬・皿・

(11)

川津:学校保健事業と学徒の生態反応 63

IV組夫々9,13,8,8回となり,此のx2/nを求めて見ても各組に大した違いはない様である。

従って此の方面からの検討でも女子には男子の様な組の差が余り見られない。仮に組に差を生 ずるとするならば,経過中即ち月によって或いは違いがあるかも知れないと云うことになろう。

此の現象なら男子にても生じ得ることなので次に組別に月のx2/nを求めて観察する。

 有意変動日数からの検討について:第9表は男女別の組別・月別有意な日変動回数を示した

第9表

性別・組別月の有意日変動回数及同出現率

1

1

VI

A

B

M

N

変動回数 同出現率 備  考 変動回数 同出現率 備  考 変動回数 同出現率 備  考 変動回数 同出現率 備  考

変動回数

同出現率

変動回数

同出現率 変動回数 同出現率 変動回数 同出現率

距  1  亙  皿

3回  1  4  5

50%    20〃  66   100〃

月差(+)(P<。Ol)

2回  2  2  2

33%    40〃  33〃  40 月差(一)(P<0.05)

3回  1  工  1

50%    20〃  17〃  20

月差(+)5%(P<0・05)

2回  O  l  l

33%    0〃  17〃  20〃

月差(一)(P<0.05)

5  3  6  7

42%  30〃  50〃  70〃

5  1   2  2

42%  10〃  17   20〃

6   2   5   6

50%  20〃  42〃  60〃

4  2  3  3

33%  20〃  25〃  30〃

13 59.ユ〃

8

36.4

6

27.3〃

4

18.2〃

21

47.5〃

10

22.7

19

43.2〃

].2

27.3〃

距  I  I  皿 2回  1  5  1

33%   

20〃  82〃  20〃

月差(+)(P<O。Ol)

3回  2  5  3

50%    40〃  82〃  60〃

月差(+)(P<0。05)

3回  !  l  4

ε0%    20〃  17   80〃

月差(+)(P<0.05)

1回  3  2  2 17% 60〃33〃40〃

月差(一)(P<O.05)

5   3  10   5

42%30〃82〃50〃

4   4  3   6

33%  40〃  25〃  60〃

5   2   6   5

42%  20〃  50〃  50〃

4  5   7   6

33%50ク58〃60〃

9

41.4〃

13

59.1〃

8

36.4

8

36.4

23

52.3〃

工6

36.4〃

17

38.6〃

22

50.0〃

表である。男子から組別に月のx2/nを求めると,1組と皿組(即ち運動群)に月による変化が

見られる。1組は1月に変動が弱く他の月は強い。而も月の進むにつれ変動は確実となって行

く.之に対し皿組は12月に変動が強く現われ1月以後は弱く而も一律的で,1組とは変動様相

を全く異にする(逆な動きである)。∬組IV組(非運動群)は月の変化に乏しいし互いの動き

が似ている。各組共通の現象は1月の変動が弱いことである。之は休暇明けの特殊現象で稿を

改めて報告する。群別の区別をしても,A群(進学)は1月を除けば月の進むに従って変動が

多くなる。B群(就職)は初期の12月はA群並に多いが,他の月は多くなく叉月の進むにつれ

(12)

64 長崎大学学芸学部官然科学研究報告 第ユ0号(1959)

増すこともない。M・N群での特徴は群別自体の違いであってM群の方が始めから変動が多く 月によって変って行くヶ一スのものとは思われない。

 女子の日変動数では進学の1組と豆組は略々同一の変動様相をもつに拘らず就職の皿組IV組 は進学とも異り叉各自互の共通性もない。然も1〜皿組迄は月によって変化するがIV組のみは 変化のないものと思われる。男子の様に月に依って各組共通した現象の月は見出し難い。敢え

て月の特徴を求めるならば測定月に差のあった1〜皿組の内1〜皿組の進学群のみ月の変化に 共通性が伺える。

 従って男子では共通した反応が非運動群に生じたが女子では進学群に現われ,男女では元々 反応に違いがあると見た方がよい様である。

2.週内変動について

 先づ総体的変動の方向付けをして検討して見よう。3月は週が2回に亘り曜日が完全でない ので一応除外して2月迄の週内変動について組別の特徴があるかどうか,曜日因子と組因子と によって要因分析を求めたものが第10表である。男子にては,始業前値(朝値)は曜日に差違 があり(危険率1%),組の特質も現われている(危険率5%)(以後()内%は危険率を示 す)叉終業値(帰り値)に於ても曜日変動も組差も朝値同様認められる(危険率も共々同じ)。

     第10表    性 別 組 別 週 内F.F.変 動    (12月〜2月平均値)

藻・

1

π 皿

IV 平均 備考

II

IV 平均 備考

朝 

32.ユ

32.8 32.6 32.2 32.4

32.5

32.ぢ

33.4 33.3

3zgI

32.『

32.2 32.9 32.4 32.5

32.4 31.8 32.9 32.1

32.2

3]..8

32.2 31.6

31.7 30.7 32.1 31.7

32.3  32.0  31.6

平均 32.2 32.0 32.7 32.2 32.3 週間(+)(α=0。OL%),組差(+)(α=0。05)

30.ε

31.4 30.8 30.8

30.5 30.8 30.5 30.9

13α7

30.4 31.5 30.8 31.3

13L・

30.6 31.3 30.6 31.O

29.8

3工.4

29.9 30.9

13α5

30.2 31.0 29.9 30.4

30.3 31.2 30.4 30.9

30.9 30.9 30.4  30,7

週間変動(+)(α=0。05),組差(+)(α=0.01)

帰 り 値

32.3 33.1 32.1 31.8

31.4

3工.2

32.2 31.7

31。9 31.4 32.4 31.7

木1

31.0 29.8 31.3 30.7

31.8 30.8 31.8 30.7

31.9 30.9 32.0 31.0

32.3  31.6  31.9  30.7  31.3  31.4

平均 31.7 31.2 32.0 31.3 31.E 凋彊変動(+)(α=0・0エ),組差(+)(α=O.05)

〔:0.2

31.3 30.6 30.8

30.3 31.1 30.5 30.7

29.5 30.5 29.3 29.9

29.0 29.7 29.1 29.6

29.6 30.7 29.4 30.1

29.4 30.3 29.3 29.9

29.7 30.6 29.7 30.2

30.7  30.6  29.8  29.4  29.9  29.7  30.0 週間変動(+),組差(+)(共α=0・0⊥)

 女子にても,曜日による違いも組差も,朝値(夫々5%,1%)に於ても帰り値(曜組共1

%)に於ても認められるものである。従って更に組毎に分けて各組の曜日による影響と月によ る影響の有無を検討したものが第11〜14表である。此の要因分析には3月も入れている。

男子について:朝値の変動から申すと(第11表),1組では週内変動(曜日の差)も判っきり

せず月による差も現われていない。∬組では週内変動は有意であるが(1%),月の違いは6

(13)

第11表

川津・学校保健事業と学徒の生態反応

男子の各組別・月別朝の週内F。F.変動

(単位cyc/sec)

65

M

渾.

M

 I

π

皿前

皿後

平均

⊥2〜2

A 群(進学)

3ユ.4

32.0 33.0

32.7 32.4 32.1

32.4 32.8 32.2 32.8 32.5

33.0 32.4 31.8 32.7 32.0

金土1平均

N

32.8 32.1 31.6

31.8 31.6 31.8

32.3

32.2

32.]

(32.4)

32.1  32.5  32.5  32.4  32.2  3上.7  32.2

備考

、x旺

1

皿 皿前

皿『

(1組)曜日差(一),月差(一)(共にα=O・05)

33.2

32.4 32.8

平均

上2〜2,

33.8 31.2 32.0

32.4 33.2 31.1

3工.8

32.3 32・5

32.9 31.6 31.0 32.8

3主.3

31.7 32.2

3⊥.6

30.2

3]一.工

30.8

32.8 32.2  31。8  31.8  30。7

32.4 32.1 31.4

(32。0)

32.0

備考1(蜘曜日差(+)(α一…⊥),藤+Pα一…6)

B群(就職)

31.6 32.8 33.5

34.0 32.9 32.9

33.1 33.2 32●5 33.2 33.9 32.1

33・4「

32.9

木  金

33.8 33.0

3工.8

33.2

32.工

32.5 32.0 32.0

32.9  32.7 32.2 32.7 31.5

平均 32.9 32.7 32.4

(33.1)

32.1  32.7

(皿 細)曜日差(+),月差(一X共にα=0・05)

31.1 32.4 33.0

34.4 32.3 32.7

32.1 33.3

3工.9

33.2 32.3

32.7 31.8 31.7 32.4 31.6

31。5 31.5 31.8

31.0 31.9

32.工

32.1 32.2 32.1

(32.4)

32.2  33.3  32.4  32。1  31.6  31.7  32.1

(IV組)曜日差(+),月差(一)(共にα=0。05)

第12表

男子各細別・月別帰りの週内F.F.変動

(単位cyc/sec)

∵一

M

12

1 2

31

32

進学 A 群

32.9 32.3 31.6

工2〜2 平均

31.0 32.5 30.7 30.5

32.6 31.8 31.3

3ユ.1

31.4

29.9 32.1 31.1 30.8 30.6

32.2 31.8 31.5

32.1 32.2

3⊥.4

平均

ヲF

N

 31.8

11:1

(ll:1)

12

1 2

31

32

12〜2

平均

32.3  31.4  3]一.9  31.0  31.8  31.9  3』L.7

34,1 33.1 32.2

29.8 33.6 30.2 30.3

31.3 31.7 31。2 30.6 31.5

28.7

31.ユ

29.7 30.4

3L.].

31.7 30.2 30.5

30.9 31.1

30.「7

 3⊥.l

l諺

(ll:1)

33。1 3⊥.2 31.4 29.8 30.8 3・・9

3L2

i組月変動(+),曜日差(+)(共α=・001)

1【組 月差(一)(α=0。05),曜日差(+)(α=0。0⊥)

就職 B 群

33.2 33.2 31.7

32.71

32.0 31.4 32.0

31.3 33.9 31.5 31.5

33.3 31.7 32.2 31.6 32.4

32.2  32.4

30.8 33.2 31.1 31.6

31.0 32.6 31.6 31.9 32.O

30.0 32.5 31.5

3」.,2

32.8 32.7 31.2

3工.5

32.0 31.9 32.2

平均

 32.1  32.4

31118

(32.、)

31.3 31.8 32.0 32.]、

29.4 31.5 31.2

3工.2

32.0 31.1 30.3 30.7

29.9 31.0 32,0

/3…

 30.7

1i:1

(ll:1)

31.8  3⊥.7  3二L.7  30.7  30.7 31.3

皿組 月差(一),曜日差(一)(共α置0。05)

IV組:年差(+),曜日差(一)(共α=0・05)

参照

関連したドキュメント

1 月13日の試料に見られた,高い ΣDP の濃度及び低い f anti 値に対 し LRAT が関与しているのかどうかは不明である。北米と中国で生 産される DP の

67 の3−12  令第 59 条の7第5項の規定に基づく特定輸出者の承認内容の変 更の届出は、

今年度は 2015

 学年進行による差異については「全てに出席」および「出席重視派」は数ポイント以内の変動で

(2014年11月)と第15回(2015年6月)の測定結果には約7mm程度の変化

【目的・ねらい】 市民協働に関する職員の知識を高め、意識を醸成すると共に、市民協働の取組の課題への対応策を学ぶこ