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「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」

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(1)

「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」

報告集

東京学芸大学学校図書館運営専門委員会

平成

24

年度 文部科学省事業 確かな学力の育成に関わる実践的調査研究

「学校図書館の有効な活用方法に関する調査研究」

(2)

もくじ

〈口絵〉東京学芸大学附属学校図書館 館内展示・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1

はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5

第 一 部 「 先 生 の た め の 授 業 に 役 立 つ 学 校 図 書 館 活 用 デ ー タ ベ ー ス 」の 概 要 サイトトップページ画像説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6

1.

本プロジェクト目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7 2.

研究内容

3.

課題の検証

1

)事例の質的・量的向上 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8

2

)データベースが学力向上に寄与しているかの検証 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

10

3

)広報活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12

事業委員による評価と課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

18

資料

1

データベース入力シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

26

資料

2

入力までの手順と事例募集Q&A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

28

資料

3

データベース実践事例一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30

第 二 部 学 校 図 書 館 運 営 専 門 委 員 会

図書館プロジェクトに係る会議一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

39

資料

4

東京学芸大学学校図書館運営専門委員会設置要項 ・・・・・・・・・・・・・・・

40

資料

5

附属学校図書館データ一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

42

第 三 部

報 告 会 の 記 録

3

回先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース報告会の記録・・・

45

資料

6

袖ケ浦市立昭和中学校 学校図書館運営計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

52

資料

7

Web

サイト構築のこれまで ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

56

報告 学校図書館活用データベースの広報活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

58

報告 平成

24

年度日本教育大学協会研究集会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

60

報告 各附属学校司書教諭 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

62

資料

8

学校司書入門・応用講座の記録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

68

資料

9

大学新規選択科目「学校図書館サービス特論」の記録・・・・・・・・・・・・・

69

おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

70

学校図書館運営専門委員会委員一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

71

編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

72

(3)

11 月

●館内展示から見る、東京学芸大学附属学校図書館●

5 月&6月

入学進級にあわせ、「チャレンジ新しいこと」

図書展示

(附属国際中等教育学校)

四季の移り変わりと

学校行事にあわせた展示

1 月 3 月

2 月

4 月 7 月

9 月&10 月 12 月

5 月 3 日の憲法記念日にあわせ

「憲法をもっと知ろう」図書展示

(附属竹早小学校)

クリスマスツリーにはおすすめの本 の紹介カードをつけました

(附属世田谷小学校)

「卒業、新しい旅立ち」

さまざまな卒業や出発の本を 展示

(附属国際中等教育学校)

「七夕、星に願いを」ディスプレイ

(附属特別支援学校)

毎年 9 月のお月見の時期には、

「月の本」を展示します

(附属小金井小学校)

お正月の時期は日本の伝統文化の 本を紹介しています

(附属世田谷小学校)

「ふゆのほん」コーナー。家の中で過ごす ことが多いこの時期は、じっくりと物語の 世界にひたってほしい

(附属大泉小学校)

読書の秋。SSH 関連教員推薦図書と生徒

作製ポスターの協同展示

(附属高等学校)

(4)

2012 年 5 月 22 日完成、東京スカイツリーを記念して

「東京スカイツリーと下町が舞台の小説」展示

(附属国際中等教育学校)

教科のテーマや 時事キーワードの展示

館内でさまざまな展示をすることで、

普段書架に埋もれている本が、児童 生徒の目にふれやすくなります。

友だちと展示された本を手にしながら 話題にし、教科で芽生えた興味関心 を深める機会になることを願い、館内 では工夫をこらした展示がなされます。

中学 2 年生の総合学習でおこなわれた「職業調べ」

これにあわせてさまざまな職業を紹介する「職業いろいろ」

図書展示コーナー

(附属小金井中学校)

2012 年 5 月 21 日の金環日食にあわせ、地学の 教員協力のもとにおこなった展示

(附属高等学校)

山中伸弥教授のノーベル医学・生理 学賞受賞にあわせ「iPS 細胞と再生医 療関係の本」を展示

(附属国際中等教育学校)

毎年 6 月 5 日は環境の日。

これにあわせて「地球問題を考えよ う!-美しい地球を-」図書コーナーを つくりました

(附属竹早中学校)

中学 3 年生の家庭科「幼児に役立つものをつくろう」の単

元時に、図書館で幼児関係の資料や手作りおもちゃの資

料にあたり、アイデアをふくらませた。

(附属世田谷中学校)

(5)

生徒や教員とともに

共同しておこなったイベントや館内展示

■学芸発表会での図書委員による二択クイズ■

”どんな本を読んだらいいのかわから ない”という人に、二択クイズに答えて もらい、A~D の 4 つのタイプから おすすめの本が書かれた栞を手渡 す企画。実際に栞に書かれた本も 館内に展示しました。

(附属小金井中学校)

■チョコ

レートを科学しよう!■

普段食べているチョコレートを油脂としてとらえ、

テンパリングの必要性、融点、結晶化などの観点 から実験します。

附属高等学校図書館では理科との恊働展示として 食品としての歴史、社会との関わりも踏まえての資

料提供を行います。ディスプレイは、生徒力作の

『お菓子の家』。(附属高等学校)

■あなたが選ぶ POP 大賞■

夏休みに読んだ科学の本または宮沢賢治作品のどちら かで、POP を描くというのが1年生国語の課題となって いました。休み明けに提出してもらった作品の中からクラ スの優秀作品を選んでもらい、さらに全クラスの優秀作 品を本と共に図書館の展示コーナーに並べて、全校生 徒および教職員の皆さんに自由に好きな POP を選ん で投票してもらいました。(附属世田谷中学校)

■THE WALL- Visit Palestine 写真展 ■ 社会科の教員がパレスチナを訪問し撮影した 7000 枚 におよぶ写真の中から、「The WALL(壁)」というテーマで パネル展示。あわせて館内でパレスチナとイスラエルの 図書展示をおこない、中学 3 年生には講演会も実施。

生徒は現地のようすを教員から聞いたあと、現地写真を

興味深く見ていた。(附属国際中等教育学校)

(6)

学校司書応用講座 ver2.「授業に生かす学校図書館」 2012 年 11 月 17 日(土)

東京学芸大学公開講座

会場校 附属国際中等教育学校の館内展示から

公開講座を附属の学校図書館内でおこなうことで、参加された方々が講義を聞く だけではなく、館内の展示物や書籍など、日常の図書館のようすを見学してもらえる ようにしています

▲カウンターの前には、司書がおすすめする本と一緒に、季節に応じたミニ紹介文を掲示しています。

左は 11 月の「読書紹介のクリ」。 右は過去に掲示した紹介本カード。

▲高校 3 年生の農業の学習テーマにあわせ、「農林水産業」がテーマの小説を中心に展示

▲古切手収集BOX ▲ジェンダーについての図書展示 ▲生徒の新聞投稿掲載記事の掲示

▲秋の読書週間にあわせて作成 した「読書の木」。小さな紙袋の 中にはおすすめの本のカードが。

▲「スポーツの小説」「本屋が

舞台の小説」「文化部の 小

説」など、関心のあるテーマの

紹介カードが眺められます。

(7)

はじめに

学校図書館をめぐって現在二つの流れがぶつかりあっているように思う。

ICT

化の嵐が大きく図書館 を揺さぶる一方で、教育における図書館の重要性が高らかに謳いあげられている。この二つは決して矛 盾しないはずだが、現実にはデジタル教材と本の教材とが、必ずしもうまくすみ分けられていないよう に見える。最も進歩したデジタル教科書は、教育をする上で、もはや図書館の本を必要としない時代が 来たような印象を与える。しかし他方で、パソコンを使って手軽に情報を得ることが、本当に子どもた ちの言語活動の充実につながるのだろうかという疑問もわだかまっている。

そうした中で本学が文部科学省から指定を受けて実施している「確かな学力の育成に係る実践的調査 研究(学校図書館の有効な活用方法に関する調査研究)」事業は、この両者をつなぐ役割を果たしてい る。それは単に本学附属学校図書館の司書の諸氏が中心となってウェブサイトを構築し、ツィッターや フェイスブックを使って利用の促進をはかっているという、形の上の融合にとどまらない。この事業は

ICT

を使った教育と、図書館を使った教育との関係に深く関わっている。

デジタル教材は二つの種類に分けることができる。開放型のものと閉鎖型のものである。開放型の典 型はインターネット上のウェブサイトである。そこでは世界の無数のサイトに自由にアクセスができて、

自由に教材となる情報を入手できる。一方、精密に作られたデジタル教科書は、閉鎖型である。そこに は教育に最も効果的だと思われる情報があらかじめ組み込まれていて、子どもたちを驚かせ、喜ばせ、

知的な刺激を与え、勉強のやる気を引き出すように設計されている。

開放型・閉鎖型のメリットをあげれば以上のようになるが、デメリットも存在する。開放型ではイン ターネットを相手にするわけだから、不良サイトに出会う危険性が相当に高い。逆に閉鎖型はその危険 がないかわりに、無数の情報への自由なアクセスはできない。作り手が与えたいと考えている情報にし かアクセスすることができないのである。

本書で報告されている「学校図書館活用データベース」は、基本的にはインターネットの上に位置づ けられた開放型のデジタル教材であり、誰にでもアクセスが可能である。しかし同時に司書、司書教諭、

教科教諭らの複数の目で内容がチェックされている。従来司書が行ってきた選書に似たチェックを経て、

レファレンスを含む授業記録が提供されているのが、このデータベースの特徴である。開放型のデジタ ル教材のメリットを生かしながら、同時にそのデメリットを抑止し、かつ読書活動に子どもたちを誘う 仕組みを持っている。学校図書館と

ICT

を結びつけるこうした試みに、ぜひ注目していただきたいと思 う。

平成

25

3

月 東京学芸大学副学長・図書館長 藤井健志

(8)

キーワードを入れて検索できます。

学校図書館の機能を活かした 授業をしている先生にその秘 訣 を イ ン タ ビ ュ ー し て い ま す。

事例を探すときはここをクリック!

右カラムと同じものです。

クリックすると、毎月いろい ろな学校図書館の様子を見る ことができます。

事例の応募はここをクリック!

毎月更新事項

「今月の学校図書館」・・・附属学校図書館または、他校の図書館を紹介

「学校図書館の日常」・・・原則、附属学校図書館司書が、交替で以下の記事を更新 学校図書館トピックス・よみきかせ・ブックトーク・広報(お薦め本)・テーマ展示・

レファレンス 事例があれば更新

「学校図書館活用 DB」「授業と学校図書館」「情報リテラシー教育」「テーマ別ブックリスト」

「資料アラカルト」

メルマガ登録はここから

「詳細を表示」をクリックすると、

詳しいデータ内容を見ることがで きます。

(9)

1.本プロジェクトの目的

「教員のサポート機能強化に向けた学校図書館活性化プロジェクト」として

2009

年に立ち上げた「先 生のための授業に役立つ学校図書館データベース」(以下「

Web

サイト」という)も

4

年目となり、

今年は以下のような研究課題に取り組んだ。

(

1

) 研究課題

① 「

Web

サイト」の充実を図る。

すべての教科・領域の事例を収集し、情報提供できる事例を増加する。

学内入力者および他校入力協力者の入力がスムーズになるようなシステム化をめざす。

② 教員のためのサポート機能強化として立ち上げた

Web

サイトが、実際にどのように役立ち子ども の学力向上に貢献しているかを、東京学芸大学学校図書館運営専門委員会司書教諭で研究する。

③ 本サイトを広く知ってもらうための方法を検討し、実施する。

(

2

) 研究課題の設定理由

1. 平成

23

年度までに

92

の事例を入力したが、校種、教科・領域別に見れば、偏りも多い。この 偏りをなくすためにも、学内事例だけではなく学外の事例入力者に協力を求める必要性がある。

そのためには、わかりやすい事例入力の方針を定め、入力のしかた・入力にあたってのルール づくりが必要となる。また、学外の入力協力者・事例提供者を増やすことによって、教員のレ ファレンスに応えうる人材の発掘・育成にも貢献できる。

2. 教員のためのサポートに役立つ

Web

サイトかどうかは、教員の目でチェックする必要がある。

そこで、本委員会の司書教諭で、このサイトが教員にとって役立つものになっているかを検討 し、Web サイトのさらなる改良点を研究し、サイト内で反映・発信していくことが必要と考え る。

3.

Web

サイトは、Web という利点をいかし、誰もが気軽にアクセスできるものとなっている。し かし、そもそも

Web

サイトの存在を知らなければ、教員のサポート・教員のレファレンスに応 えうる人材の育成としての意味を果たさない。そこでいかにして、このサイトを知ってもらう かを考え、具体策を実施していく。(現在、メールマガジンを登録者には月に

1

回発行し、更新 した事例の紹介は行っている。)

2.

研究内容

1)事例の質的・量的向上

① 事例の少ない教科・領域の事例を洗い出し、学校図書館活用実践を行う、または広く収集して、

事例に入れ、Web サイトの充実を図る。

② 学外入力協力者や事例提供者に対して分かりやすい

Web

サイト方針と入力マニュアルとを作成 する。

③ 学外入力協力者や事例提供者に対して、講習会を

3

か所で行う。

④ Web サイト内のコンテンツやデザインの改良を図り、アクセスしやすいシステム改良を行う。

2)データベースが学力向上に寄与しているかの検証

① 本委員会の司書教諭による蓄積事例の分析と評価。その成果を

Web

サイト内で発信。

② 本委員会の司書教諭または附属学校教員による実践研究とその事例を

Web

サイトに掲載。

③ 附属学校教員へのアンケートまたは聞き取り調査の実施

(10)

3

)サイトの認知度を高める

① 附属学校研究発表会および本委員会委員が所属する教育研究会や図書館研究会で実践発表し、

チラシを配布する。

② 学内広報のために本学附属図書館においてデモンストレーションを実施する。

Twitter

Facebook

、または 掲示板を作り事例の評価をもらうとともに、

Web

サイト閲覧

者と双方向のコミュニケーションを図る。

④ 学内・学外の

Web

サイトにリンクを貼ってもらう。

⑤ 本学附属図書館内に設置している、ミニ学校図書館との連携。

3.

課題の検証

1

)事例の質的・量的向上

① 事例の少ない教科・領域の事例を洗い出し、学校図書館活用実践を行う、または広く収集して、

事例に入れ、

Web

サイトの充実を図る。→

2013

年、

3

月までの事例数推移を以下の表にまとめ てみた。目標数値

142

事例を達成することができた。

実践事例数の推移 平成

21

年度 平成

22

年度 平成

23

年度 平成

24

年度 データベース

23

51

93

142

件 授業と学校図書館

2

5

10

13

情報リテラシー

0

4

10

15

今月の学校図書館

3

15

27

37

(11)

② 学外入力協力者や事例提供者に対して分かりやすい

Web

サイト方針と入力マニュアルとを作成す る。→新たな

ID

を作成。入力に関しては以下のように対応した。

〈事例入力ルール〉

東京学芸大学附属学校内の事例→各校の司書・または司書教諭による入力 学外事例に関して→外部入力協力者の登録

千葉県船橋市立小学校司書 中村貴子氏 千葉県市川市立小学校司書 高桑弥須子氏 東京都立高等学校司書 依頼中

→その他の外部事例入力に関しては、事例提供者とメールでのやり取りをし、

教科に関する内容に関しては、必要に応じて、各学校の教科教諭に相談した。

小学校事例 → 附属小学校司書 中学校事例 → 附属中学校司書

高校事例 → 附属高校司書・附属国際中等司書

〈事例の承認に関するルール〉

各校種の司書が入力した事例を、各附属学校の司書教諭・教科教諭がチェックをし、公開。

〈事例以外の記事入力〉

・「今月の学校図書館」「授業と学校図書館」「情報リテラシー教育」に関しては、他校に依頼 する場合は、原則として依頼者が入力。

・「今月の学校図書館」・・・毎月原則第

1

日曜日の翌日にあたる月曜日に更新。

(その

1

週間前に、トップ画面に使う

3

枚の画像を(資)風夢に送る。内

1

枚は学校図書館内 での学習の様子がわかるものを。画像ファイルはなるべく大きなものを。)

・「授業と学校図書館」「情報リテラシー教育」の更新は適宜。

・「学校図書館の日常」に関しては、毎月

15

日前後に更新。記事は原則、附属学校司書が交替 で執筆。外部へ原稿依頼をした際は附属学校司書が入力する。

・ブックリストに関しては、データベースの事例登録時に入れる。

現在はテーマの五十音順に並ぶブックリストだが、今後増えればカテゴリ化も検討する。

ファイル名は「

Excel 97-2003

」のバージョンで統一し、ファイル名を以下のように付ける。

「 ブ ッ ク リ ス ト の テ ー マ ( 対 象 学 年 教 科 ) 作 成 年 」 例)幼児のおもちゃ関連資料(中 2 家庭科)2012

・「資料アラカルト」 → 適宜依頼者に

PDF

ファイルを提供してもらい掲載。

・メールマガジン → 原則毎月中旬に発行。

2013

2

月現在 メールマガジン

26

号を発行

・入力のお願い、入力に関する

Q&A

に関しては、資料

2

参照。

③ 学外入力協力者や事例提供者に対して、講習会を

3

か所で行う。

→千葉県袖ケ浦市立昭和中学校にて事例の収集(

8

月)。学校図書館問題研究会千葉支部(

12

月)、学校図書館問題研究会東京支部会(

2

月)にて、事例募集からアップまでの流れと、事例

入力シートの入力方法についての講習を行った。

(12)

Web

サイト内のコンテンツやデザインの改良を図り、アクセスしやすいシステム改良を行う。

→検索キーを上部に移動。データベース事例項目の変更。(報告会資料

2

参照)

2

)データベースが学力向上に寄与しているかの検証

① 本委員会の司書教諭による蓄積事例の分析と評価。その成果を

Web

内で発信。

図書館活用が教材の発掘、授業の改善を促し、最終的には子どもの学力の向上に寄与するものと してとらえ、本サイトが「教員のためのサポート」として役立つサイトになっているかというこ とについて、

7

人の司書教諭の意見をまとめた。

1

)学校図書館を活用する意義が伝わる事例

よかった事例 理由

A0002

小学校

5

年 理科 天気の変化

A0085

小学校

5

年 理科 人の誕生

A0048

小学校

6

年 理科 土地のつくりと変化

いずれも調べ学習に頼らざるを得ない面があ り、児童が興味関心を持つ本が紹介されている。

A0062

中学校

2

年 家庭科 幼児のおもちゃづ

くり

生徒の作品(プリント含む)があげられ、過程 とそこから結果が想像できると、学校図書館の 公共図書館との違いが伝わるのではないか。

A0081

高校

2

年 数学 漸化式 文系女子が興味を持つような絵本をつかった授

業の工夫があり、自校での応用が可能。

・教科書のサブ的なもの―理科的に参考になる本、図鑑、ガイドブックなどが必要になってきて いる。

・多くの校種、教科、領域からの実践が見られて、内容的にもよい。

・小中学校の実践はおおむね、意義が伝わっている。

→授業内容に即した、調べる活動にふさわしい本、子どもの興味関心をそそる本の紹介と授業 の内容がわかりやすくなる指導案がつき、子どもたちのワークシートや作品が見られると、学 習の過程がイメージしやすくなる。今後、どの本を、学習展開のどの場面で、どのように使用 すればよいかを、より明確にできるとよい。

→事例は東京学芸大学附属内では高校は

1

校、中等教育学校が

1

校ということもあり、校数が 少ない上に多様な教科があるので、高校事例がもっとほしい。現段階では、質よりもデータベ ースという以上は「事例数」を増やすことが肝要。次年度は「全教員

1

事例アップ」としても よいのではないか。

2

)事例の見せ方

Web

サイトへの入り方

→大学のホームページ上から入る。各図書館や教育センターが本サイトのリンクを貼るとよい のではないか。⇒研究

3

・検索の方法・事例一覧

→検索はしやすい。目的を持って事例を探す人にとっての検索サービスの方法は優れているが、

一方で、授業内容でまとめて、教科、学年、単元名、教材の一覧表のようなものをつくって案

(13)

内することも考えてもよいのではないか。

「一覧に戻る」「ブラウザの←」をクリックすると、検索前の教科や学年に戻ることが難点。

・検索してあがってくる文章表記

→その本で学べること、実際に学んだ内容がわかる「言葉」を入れる。文章は簡潔にする。

・事例の見せ方

→授業が具体的にわかりやすく視覚で見ることができる表現ができるとよい。検索した画面に も本サイトのタイトルや写真、右カラムが常についてくるのがうるさい。シンプルにならない か。プリントアウトした時に、余計なものが多いと思われる。

3

)不足分野

教科 不足している分野 算数・数学 算数分野がない。

理科 物理・化学領域 (エネルギーや粒子など)

/

環境・技術・総合学習との連携事例 社会 小学校事例がほとんどない。

家庭科 被服(「食」は食育もあり、校種を越えてあげやすい)

・事例が少ない教科としては、書道、音楽、技術、情報。夏休みの課題との連携も視野に。

・技術の情報分野では、コンピュータで充分との認識がつよいので、図書館活用がしにくいか。

・検索のシステムや、今ある事例の質はよく、教材の発掘、応用が利き、教員をサポートしてい る一方で、不足分野をなくし、一定量の事例数をあげることが当面の課題といえる。校種、教 科、学年、単元名、教材の一覧表をつくって閲覧者のニーズを掘り出すような事例の見せ方を 考えたい。

参考)2012年度 東京学芸大学附属学校園間貸出の記録

(14)

② 附属学校教員へのアンケートまたは聞き取り調査の実施→今年度は、各学校で情報担当の教 員・情報助手の方々に、

WEB

上でのサイトについて聞き取り調査をした。

主な意見

・ひと目見て、どのようなサイトなのかがわかるし、目を惹く。他大学にある他のデータ ベース類と比べても遜色はない。トップページをスクロールすると、新着記事があるの も事例を見てみようという気になるのでよい。

・検索キーを上部に移動したとのことだが、人が

WEB

を見る時の視点の動きを考えると、

左上ではなく、中央上に持ってきたほうがいいのではないか。また、サイト内検索を右 カラム上に移動することで、トップ画面の上部のスペースを無くすことができる。検索 によってデータベース詳細を見る時に、データベース部分以下が表示するような設定が できるのではないか。字体がばらばらなのが気になる。

・更新情報がもっと目立つような工夫が必要ではないか?

・ホームページのコンサルティングという視点から、今後サイトの使いやすさ、見え方の 向上のためのアドバイスができる人がいてもいいのでは。

3)

広報活動

① 附属学校研究発表会および本委員会委員が所属する教育研究会や図書館研究会で実践発表し、

チラシを配布する。→チラシ配布総数

12155

2012

年度 チラシ配布状況

6

7

8

9

10

11

12

1

2

月 計

全附連・教大協 450

250 700

附属学校研究会

300 580 500 1025 1100 3505

東京学芸大学

940 700 1640

教育系会

300 1720 550 350 2920

図書館系会

680 75 1800 2555

各自治体・

地区研修会

40 730 65 835

1090 4650 1375 3875 1165 12155

6 月:日本教育大学協会附属学校連絡協議会、東京学芸大学附属学校公開研究会(附属高等学校、附属国際 中等教育学校)社会科教育連盟全国大会、鳥取県立高等学校図書館研修会

7 月・8 月:東京学芸大学附属学校(現職教員研修会、理科面白ゼミナール、算数教育研究会)、東京学芸大

(15)

学教育実習オリエンテーション、東京学芸大学司書教諭講習、第 94 回数学教育学会全国大会、第 75 回 国語教育全国大会、第 28 回学図研福島大会、第 38 回全国学校図書研究大会、埼玉大学司書教諭講習会、

子どもの本研究会第 44 回全国講座、中野区小教研図書館部会、川崎市国語科研修会、川崎市教育センタ ー、愛媛県こどもの読書活動推進のための研修会

9 月・10 月:日本教育大学協会研究集会、全国国立大学附属高等学校連盟年次大会、第 62 回日本社会科教育 学会、学校図書館教育研究会 2012 年度大会

11 月・12 月:東京学芸大学附属学校公開研究会(附属世田谷中学校、附属小金井中学校、附属幼稚園竹早園 舎・附属竹早小・中学校、附属幼稚園小金井園舎)、東京学芸大学 学校図書館活用フォーラム、東京学 芸大学附属図書館、中等社会科教育学会、日本教科教育学会、図書館総合展、学校図書館を考える会、

全国公共図書館児童・青少年部門研究集会、学校図書館シンポジウム Liper3、報告会 みんなで使おう!

学校図書館 Vol.4、

1 月・2 月:東京学芸大学附属学校公開研究会(附属世田谷小学校、附属小金井小学校)、

新潟県高等学校教育研究会図書館部会講演会、小田原市小学校教育研究会国語部会

② 学内広報のために本学附属図書館においてデモンストレーションを実施する。

12/13

9

時~

17

時)、

12/14

13

時~

17

時)の両日実施。

東京学芸大学附属図書館1階ロビーにて、

PC2

台を使って、学部学生

1

名が本データベースの 説明をし、閲覧してもらった。回答者

71

名。

「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」大学附属図書館アンケート結果

*2012 年度及び

2013

年度の比較*

2012

3

7

2012

12

13・14

回答者(人)

46(学生37

院生

5

教員2他)

71(学生62

院生

6

教員

1

他)

DB

を知っている:知らない

(人)

9

20

%):

37 23

32

%):

48

どこで知ったか?

(人)

授業

4

実習

0

知人

0

インターネット

1

附 属図書館サイト

3

1

授業

10

実習

0

知人

2

インターネット

2

附属図書館サイト

8

チラシ

1

DB

を見た:見ていない(人)

6 :3

7 :16

2013

年度 本サイト閲覧 回答者

34

名(学生

28

、院生

4

、他

1

)の回答は以下にまとめる。

・興味あるコンテンツ上位

3

位は昨年度と同じで、学校図書館活用

DB

(授業事例)

21

名、テーマ別ブ ックリスト

9

名、授業と学校図書館

6

名で、これに情報リテラシーが

5

名と続いた。

・誰にこの

Web

サイトを紹介したいかの問いには、友人

9

名、教員志望者

8

名、教育実習生

6

名、教

(16)

4

名、司書志望

1

名他、中にはすべての人に紹介したいという回答もあった。

・画面上目立つものは今月の学校図書館

7

、右カラム

6

、「今すぐ検索」ボタン

5

、タイトル

5

・昨年あった「文字が多すぎる」「何を収集したページなのか説明がほしい」という改良点がなくなり 改善されていることを示す一方、事例の増加(特に指導案付き事例)やブックリストの校種別・教科別 の整理など、昨年度同様の意見もあり、改善が求められている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*アンケート実施時の様子*

アンケートを実施・集計をしてみて、昨年度よりもデータベースを知っている人が増えたように感じ る。回答時に「司書教諭の授業関係のアンケートですか。」と尋ねられることもあり、アンケートの結 果からもわかるように大学(院)の授業内でデータベースについて紹介があったことが理由ではないか と考える。一方で、「このデータベースは誰でも見られますか?」「どこからアクセスできますか?」

などの質問もあり、データベースの存在を知らせるだけでなく、今回のアンケートのように、実際に

Web

サイトを閲覧・活用してもらう紹介の機会があると良いと思われる。

また、実際に

Web

サイトを見て回答してもらった際には、授業事例検索やテーマ別ブックリストを 見て興味を示す人が多く、実際に行われている学校図書館を活用した授業への関心の高さを感じた。ア ンケート終了後、学生の回答者に教育実習について尋ねると「教育実習はこれからなので、データベー スを使ってみたい。」「教育実習は済んだがデータベースを後輩に教えたい。」などの意見も多く、「知 ることができてよかった。」という回答もあった。このような回答者の様子からも、今回アンケートを とるだけでなく、データベースについて紹介・説明ができる点で良い機会であると感じた。

N

4

年 土田茉央)

Twitter

Facebook

、または 掲示版を作り事例の評価をもらうとともに、

Web

サイト閲覧者 と双方向のコミュニケーションを図る。→

12

15

日から実施。

Twitter

アカウント

@schoolibdb

フォロワ―は

94

名(

2012.12.22

)、

188

名(

2013.3.3

Facebook

「いいね!」

56

名(

2012.12.22

)、

106

人(

2013.3.3

Facebook

は開設一晩で

54

人の「いいね!」を獲得した。

(17)

2012

12

22

日開催の報告会のお知らせ、報告会当日のライブビデオサービス

Ustream

による実 況中継や録画配信のお知らせをし、同時

Twitter

を行った。

・中継と録画配信は東京大学教育学研究科特任研究員 今井福司氏

・同時

Twitter

は大妻女子大学非常勤講師 野口久美子氏

toggetter

@usuzumisakura

氏 中継閲覧者

13

名、録画配信の閲覧回数

26

回(

part1

)、録画配信用資料ダウンロード

59

通常は事例や記事をアップするごとに発信をする。

Twitter

に書き込みをすると、自動的に

Facebook

に開催されるように設定している。書き込みは司書部会で行い、同じユーザー名とパスワードを使って 行い、内容は相互管理をする。

各図書館等にリンクを貼る依頼や、アンケート協力の依頼なども随時

SNS

を活用した。

例)返信コメントを

2013

2

1

日にもらい、その後事例提供の連絡を取っている。

@schoolibdb 「たくさんのふしぎ」ポスターの実践、参考にさせていただきました。シート左半分B5

をアレンジし

て、5 年国語コラムを書く前のネタ探しに。4 年国語「引用」学習後の練習に。本に書いてあることと、自分の考 えを分けて書くようにしました。なかなか好感触。

掲示板での事例の評価に関しては、掲示板に変わって、サイト上でのアンケート調査に切り替えた。

アンケートは、

2

週間程度の期間、

Twitter

Facebook

、メールマガジン、学校図書館関係者のメー リングリスト等で呼びかけ、協力を求めたが短期間に

154

名の方から回答を得ることができた。

以下が集計結果である。

1

.サイトを見る頻度

必要に応じて・・・という回答が最も多かった。

これは、言い方を変えれば、見る必要性を感じ るサイトとして認知されつつあると言えるかも 知れない。

2

.よく見るコンテンツは何ですか?

最も多い回答はデータベース 事例だと思っていたが、予想に反 して「授業と学校図書館」がトッ プだった。先生へのインタビュー が役立つ情報として多くの人に読 まれていることは嬉しい。また、

テーマ別ブックリストの利用も多 いことがわかり、さらに使いやす いものにしていく必要性を感じた。

4

27 33

89

0 20 40 60 80 100

毎日 週12回 月1~2回 必要に応じて

95 104 47

54 52

75 23

0 20 40 60 80 100 120 データベース事例

授業と学校図書館 情報リテラシー学習 学校図書館の日常 今月の学校図書館 テーマ別ブックリスト

資料アラカルト

(18)

3

. サイトをどのように活用していますか?

教員に図書館を授業で活用す るためのヒントにして欲しいと 立ち上げたサイトだが、付随し て多様な活用のされかたをして いることがわかる。実際に見て いる教員がまだ少ないという現 状もあるが、学校図書館職員を 通して教員への認知が広がる可 能性もある。

4

.今後データベースの質と量のどちらをより優先すべきですか?

量的な充実を望む人が多かったが、質を 保って欲しいという意見もかなりあった。

運営する側としても、まずはデータベース と言えるだけの数を増やすことは最大の課 題ではあるが、図書館を活用した意義が感 じられる事例の充実も欠かせない要素だと 感じた。

5

.事例は、先生にとって授業をするうえでヒントになりますか?・・・という問いに対し、

61

人がヒン トになる、

19

人が少しヒントになる、

1

人がヒントにはならないという回答だった。

6

.今後事例を提供して頂けますか?

この問いには、

3

分の

1

強の方々から提供でき るという回答を得ることができた。今後、広く事 例を収集するうえでは心強い意見である。無理な く事例を収集、掲載していける運営の工夫が必要 だと感じた。

アンケートに回答してくださった方々の内訳は、学校図書館専任職員(専任司書教諭・学校司書)が もっとも多く

72

名だったが、兼務の司書教諭・教科教諭・研究者・公共図書館員・自治体の学校図書 館担当者・図書ボランティア・学生といった幅広い方々から回答をいただき、多様な立場の方々に関心 を持っていただいていることがわかった。この場をお借りして御礼申し上げます。

55 62 37

0 20 40 60 80

提供できる できない その他

量を増や す, 85 質を保つ,

68

85 58

45

64 32

24

0 20 40 60 80 100

授業活用のヒント 先生への紹介 資料購入のため 運営の参考にする 機能を知らせる その他

(19)

④授業に役立つ学校図書館活用データベース リンク先一覧

(2013年225日確認)

1.国立国会図書館>Dnavi (017 学校図書館)http://dnavi.ndl.go.jp/bnnv/servlet/bnnv_user_top.jsp

2.国立国会図書館> レファレンス協同データベース事業>事業のページ>参考情報>事例データ公開機関等

リンク集 (その他) http://crd.ndl.go.jp/jp/library/links.html

3.国立国会図書館国際子ども図書館>研修・交流>関連機関等リンク集>学校図書館関係団体・学校図

書館支援センター等

http://www.kodomo.go.jp/study/link/school.html

4.島根県立図書館>子ども読書県しまね>

リンク

http://www.lib-shimane.jp/dokusyoken-shimane/link/

5.山梨県立図書館>調査>調査相談>リンク集>社会科学 https://www.lib.pref.yamanashi.jp/reference/link/link3.html#s4 6.愛媛県立図書館>子ども読書支援センター

http://www.ehimetosyokan.jp/contents/kodomo-situ/siensenta.htm

7.鳴門教育大学附属図書館>蔵書・文献等検索>もっと探しましょう>教育関係リンク http://www.naruto-u.ac.jp/library/search/004.html

8.奈良教育大学附属図書館>電子ジャーナルデータベース

(役立つサイト)

http://www.nara-edu.ac.jp/LIB/lib-ejdb.htm

9.山口県

山陽小野田市立図書館>支援事業>学校図書館支援事業(関連リンク)

http://library.city.sanyo-onoda.lg.jp/staticData/sLibSupport/sLibSupport.html 10.SLiiiC>学校図書館関係リンク集 http://www.sliiic.org/?page_id=125

11.ほんとも!~学校図書館おたすけサイト>学校図書館お役立ちリンク集>学校図書館関連サイト http://hontomo.wwww.jp/slwebsite/

12.「学校図書館を考える会・横浜」のブログhttp://gtk-yokohama.seesaa.net

13.学図研神奈川支部のブログ http://gakuto-kanagawa.seesaa.net

14.学校図書館問題研究会千葉支部http://www.geocities.jp/chibagakuto/link.htm 15.学校図書館問題研究会東京支部 http://liblib2.cho88.com/

16.(株)ヴィアックス アウトソーイング事業本部 児童サービス担当者支援ブログ

http://viax-childrensbooks.jp/search.html

学内

1.東京学芸大学附属図書館 http://library.u-gakugei.ac.jp/

2.東京学芸大学附属図書館>データベース http://library.u-gakugei.ac.jp/database.html 3.東京学芸大学>附属学校課 http://www.u-gakugei.ac.jp/06fuzoku/

ほかに附属世田谷小学校、附属小金井小学校のホームページ、附属高等学校関連サイトにリンク

⑤本学附属図書館内に設置している、ミニ学校図書館との連携。

l

ミニ学校図書館で学校図書館活用

DB

の広報を行うと共に、活用事例で紹介された本のうち

未購入だった本

24

冊を購入し、配置した。

(20)

事業委員の先生方より ~今後の活動に向けての提言~

学校図書館活動の旗艦に!

八洲学園大学生涯学習学部教授 高鷲 忠美 氏

学校図書館活用データベース事業が始まって

4

年目を迎えている。ただ、なかなか思うとおりにデー タが増えないのも事実である。まずは東京学芸大学附属学校園の授業実践が増えなければ、この事業も 先に進めない。

東京学芸大学は、以前から「教員養成の旗艦」と称してきた。そのプライドがあるなら、学校図書館 活用教育においても「旗艦」であってほしい。そのために教員志望の学生すべてが何らかの形で学校図 書館の知識や実践を学ぶような形にしてほしい。教員としての必須の基盤の一つとして「学校図書館」

をとらえてほしいと思う。授業を組み立てるとき、授業関係の資料を探し、入手する際にまず学校図書 館を利用し、専門職員である司書教諭や学校司書の手助けをごく当たり前に得て授業実戦に臨んでほし いと思う。もう一つ言えば、すべての教員志望者に「司書教諭」資格を獲得して学校図書館を身近な存 在と考えてもらいたい。

カナダのアルバータ州は、教員養成はクローズドシステムで、教育学部出身者でないと教員にはなれ ない。アルバータ大学の教育学部のカリキュラムには学校図書館関係の科目が複数存在し、学生はすべ て学校図書館の意義や使い方を学んでいる。また、アルバータ州では、「司書教諭」はおおよそ勤続

10

年程度の教員が選ばれ、大学院修士課程で学ぶ。その過程で先輩の司書教諭がチューターとしてつき、

相談に乗ったり指導を行っている。もちろん、待遇の面でもそれなりの計らいを受けている。

日本では同じことは無理だとは思うが、すべての教員志望者に学校図書館をしっかり認識をしてもら わないと、今の状況はなかなか打ち破れないと考えている。

また、教員だけが司書教諭だけが学校図書館に熱心でも、授業に活用されることに直結しない。教育 課程の中に学校図書館が位置付けられ、読書活動や、図書をはじめとする資料の探し方、読み方、まと め方また自分の意見を交えてレポートを書き、発表する方法を会得する方法を、各教科、各学年で、担 任や各教科担当者とが協働して実施できるようにしなければならない。そのためには、校長の役割が大 変重要である。

島根県が「こども読書県しまね」を発足させた時、この法案を審議していた県議会で、ある議員から 学校司書を配置しても校長や教頭といった管理職の意識が変わらなければ、意味がないと思うがとの質 問に対し、県教委の教育長は、そう思いますので、あらゆる機会をとらえて「読書の重要性」や学校図 書館の重要性を伝えますと回答されている。校長などの上に立つ教育委員会などの意識改革も必要で、

この方面への働きかけも重要である。

せっかく、東京学芸大学で学校図書館振興のためにデータベース事業に取り組んでいるので、より多 角的な取り組みを全学をあげて考え、進めていただきたいと切に願う。

(21)

青山学院女子短期大学教授 堀川 照代 氏

平成

24

年度から事業委員として参加させていただいたが,本事業には当初から大きな関心を抱いて いた。本事業は取り組んでから

4

年が経過したという。昨年度の報告発表会と比して,今年度の発表会 はさらにこの事業が拡張されてきたことが感じられた。

本事業の大きな特徴は,東京学芸大学全体で組織的に取り組んでいる点である。計画から運営・実践 までが学校図書館活用という面で幼稚園から大学までつながっている。データを生み出す実践もデータ の収集・入力も

Web

ページの作成もひとつの輪の中で実施されている。学校図書館領域の関係者だけ では難しい他領域での各種学会や研究会における学校図書館活用の実践発表やチラシの配布などは,附 属学校という強力な先生方と実践の場をもつ組織だからこそ可能となる。教員養成大学として学校教育 のインフラ

=

学校図書館に関する多面的な事業の実施と発信の意義は大きい。

この事業によって,全国各地の実践がつながってきている。外部協力者も増え,点として存在してい た実践が,このデータベースによってつなげられ線として見え始めている。しかし,やはりデータベー スは量と質と,使い勝手が勝負であろう。量と

してはデータの収集と入力の問題がある。入力 は基本的に司書部会が行っており,入力の講習 会も開催されているという。これをさらに,学芸 大の「学校図書館入門講座」に入力作業を組み込 んだり,全国

SLA

の全国大会で分科会をひとつも らって周知したりすることも考えられないだろう か。データの登録前に附属学校の先生によるチェ ックがあり一定の質を保証しているのも,この事

業の大きなポイントである。使い勝手については,「学年」「教科」「単元」から検索できるようにと いう先生からの要望が出ているが,索引の必要性が事業委員会で提案されているとおりだと思われる。

実践例・指導案にキーワードをたくさん付与してもらうことも必要であろう。

図示したように,広報の対象として「実践」「収集」「入力」「アクセス(利用)」という各面を考 えるならば,各々の対象をもっと絞り込んだ広報も可能であろう。例えば,日本社会科教育学会におい て実践(学校図書館活用)に向けた広報をするには,やはり社会科教育に特化したデータベースの紹介 が必要となる。

今後,「教育委員会のためのデータベース」として,学校図書館入門講座や各地の研修会の報告など も掲載して,学校図書館担当者の研修企画や司書教諭養成担当者に役立つような情報も提供していただ けると大変有難いが,実際の運用に関わっている学校司書の方々の作業量を考えると,とても無理が言 えないのがつらいところである。

実践

収集・チェック

データベース (量と質)

アクセス (使い勝手) 入力

広報

(22)

帝京大学准教授 鎌田 和宏 氏

「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」のプロジェクトも本年度で

4

年が経過す る。データベースへの登録件数も

100

件を超え、ウェブサイトのアクセスも増加してきた。データベー スを知らせるチラシを学会や附属学校の公開研究会等で配布し、成果についても積極的に発表している 結果として、認知度も向上してきている。本プロジェクト関係者以外からも紹介されているものも目に するようになってきた。

恒例行事となってきた、年末に実施される報告会は、学校図書館を活用して授業実践に取り組んでい る先進事例を知る場となっているが、それと同時に、東京学芸大学附属学校の司書教諭による実践報告 の場ともなっている。その報告も年々豊かになってきている。当初は、司書教諭の存在感があまり感じ られなかったが、昨年度・本年度とずいぶん明確になってきているように思う。附属学校運営部のリー ダーシップの元に、本プロジェクトを契機として、附属学校各校の環境整備と実践を促す働きかけが良 好に行われている成果があらわれてきたのであろう。

学校図書館を活用した授業は現代社会に求められている授業である。知識基盤社会においては、知識 を活用し問題解決を図っていく能力を育てることが必要であり、現行の学習指導要領では国語科以外の 各教科・領域等でも言語活動の充実を図ることが求められている。学校図書館を活用した授業は、この 言語活動の中核として位置付くものとなろう。しかしながら、学校図書館を活用した授業を受けた者は 少ない。また、教員養成段階では教えられておらず、現職研修でも学ぶ機会が少ない。実際に実践され ている授業を見るためには、限られた先進校を訪れねばならず「知られざる教育」といってもよい状態 である。

このような現状においては、本プロジェクトのデータベースはきわめて有用である。情報の少ない学 校図書館を活用した授業実践について知る事ができるからだ。ただ、データベースに収録する授業実践 を行うことは現状では難しいだろう。受けたことも、見たこともない授業を、新たに研究・開発しつつ 実践することになるからだ。その様な新たな実践に取り組むことは教育実践研究校である附属学校の得 意とするところのはずである。データベースの収録事例を広く求めていくことは重要であるが、現状か らすると附属学校からの事例を豊富にすることが望まれる。。多くの使命をもった附属学校の事情は推 察するが、是非ともこれまで以上に果敢に実践に取り組まれ、成果をデータベースに収録して頂きたい。

本プロジェクトの中核を担い、推進している各校の学校司書は、図書館活用教育のために調査・研究 しつつ、授業実践に取り組まれている。それぞれ、専門家として有用な経験が蓄積されているが、これ らの経験から醸成される専門性を尊重し、教師との協働を可能とする環境整備についても検討をお願い したい。本プロジェクトを担う東京学芸大学は教員養成の基幹大学である。新たな教育実践を可能とす る学校組織や、教職員の処遇等についても成果を還元できるはずである。

専修大学准教授 野口 武悟 氏

2009

(平成

21

)年度にスタートした「先生のための授業に役立つ学校図書館データベース」(以下、

データベースとする)も、

4

年度目を終えようとしている。私は、担当している学校図書館関係の講義

(23)

のなかで、このデータベースについて必ず紹介するようにしている。特に、夏期の現職教員を主対象と した「司書教諭講習」で紹介すると、「こういうデータベースがあるのをもっと早く知りたかった」「さ っそく使ってみたいと思います」などの意見が聞かれる。現職教員のデータベースへの関心の高さを示 すものといえよう。

データベースの事例やコンテンツは日々充実してきているが、来年度以降のさらなる充実を期待して、

気付いた点をいくつか記しておきたいと思う。

1

)国語以外の教科の事例(特に理数系教科)が少ない。また、特別支援学校と幼稚園の事例も少な い。「データベース」である以上、ある程度の事例数の蓄積が欠かせない。例えば、“各校種・各教科 とも、最低

3

事例以上を掲載する”などの最低目標ラインを設定し、意識的に事例を収集してはどうだ ろうか。事例は附属学校・園のものを中心にしつつ、積極的に他校事例も収集することが必要だろう。

そのための事例の募集方法の工夫も必要と思われる。

2

)掲載されている各事例がどのような内容なのか(例えば、指導案があるのかないのか、など)が 一目で分かるようになると、より使いやすくなるように思われる。内容がぱっと見で分かるようなアイ コンを付けるというのも一案かもしれない。

3

)「テーマ別ブックリスト」は、書式やファイル形式(ワードとエクセル(

xls

形式と

xlsx

形式も混 在))が統一されていないためにやや使いにくい。せめて、ファイル形式だけでも統一してもらえると ありがたい。

4

)「授業と学校図書館」は、せっかく「カテゴリ選択」できるようになっていても、「カテゴリ」

が設定されていないため、検索しにくい。校種などの「カテゴリ」別に過去の記事が検索できるように なると、利便性がさらに向上すると思われる。

最後に、今年度末をもって、このデータベース事業の基礎を築かれ、発展へと導いてくださった運営 専門委員会委員長の五十嵐一郎参事が退任される。しかし、今後のデータベース事業の充実には、五十 嵐先生のお力は欠かせない。ご退任後も引き続き何らかの形でご指導をいただけるとありがたいと思っ ている。

埼玉県立図書館司書 長谷川 優子 氏

手元の

Shien

(発行:子ども読書支援センター 埼玉県立久喜図書館内)という情報誌を広げて思い

がけなく目に飛び込んで来たのが「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」の文字。

「おすすめホームページ」に全国学校図書館協議会と並び紹介されています。この情報誌の編集は、埼 玉県の読書ボランティアの方々。同号には、中学校での読み聞かせレポートも掲載され、子ども読書支 援活動の担い手として、ボランティアからの学校への関心がさらに広まっていることがうかがわれます。

校内の努力にもかかわらず、学校外からは思いのほか、学校の日常的な教育活動は見え難いものです。

ましてや、学校図書館はさらに見え難い。近年自治体全域に展開された学校図書館整備の契機が、ボラ ンティアとして学校図書館の実態を知った保護者の声であった例が象徴するように、校内校外からとも に学校図書館活動は見え難い存在でした。

そこで、「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」が果たす役割―校外の市民に現

参照

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