中学部
「豊かな人間関係」 につながる指導内容の 検討 と授業づ くり
「豊かな人間関係」につなが る指導 内容の検討 と授業づ くり 一中学部 における 「くらし」の再考か ら一
池尻加 奈子 鈴木 笑 実 中揮恵 中村 昌宏 野原 隆弘 原 田純 二 蓮香美 園 松 田久美子 夫 間直世 山内裕 史
伊藤 友彦 加瀬進 潰 田豊彦
Ⅰ は じめに
1.本校 の 「くら し」 につ いて 1)本校 の教 育課程 と 「くら し」
本校 では、平成12年度 か ら平成 15年度 までの4年 間、 「個別 のニーズ に こた え る教育課程 」 をめ ざ して研 究 を進 めて きた。そ して、個別 教 育計画 に よる個別 の教 育的ニー ズの把握 の累積 の結 果 と、近年 の社会 的要請 の観 点 か ら、教 育課程 を編成す るた めの新 しい 内容 区分 を以 下 の よ うに考 えた。す なわ ち、知 的障害 の あ る幼児児童 生徒 の教 育的 ニーズ に応 じた支援 内容 として、 「生活 支 援」 「学習支援」 「就 労支援」 「余 暇支援」の 4つ の区分 と、それ らの基礎 ・基本 とな.るコ ミュニ ケー シ ョン支援 を加 えた支援 内容 区分 で あ る。 この取 り組 み の 甲で 「生活支援 」 の 中軸 とな る新 教科 と して新設 した ものが 中学部 ・高等部 の 「くらし」 で あった。
本校 の 「生活支援」の指導 内容 は 『身辺 生活』『家庭 生活』『集 団生活』『地域 生活』『経 済生活 』
『健康 ・安全 ・性 』か ら指導 内容 を配列 し、家庭や地域 で暮 らす た めの基礎 的 な知識 や技能 、態度 を形成 す る とともに、将来 の生活 を主体 的 に切 り開いてい こ うとす る力‑ の支援 を趣 旨 とす る。 一 人一人 ゐ 自立生活 をめ ざ した 「生活支援 」 とい う視 点 を導入す る こ とに よって、 「生活支援」の趣 旨 と内容 を象徴す る新 しい教科 の創 設や授 業 の創 造 を 目指 した のが 「くらし」で、それ を中学部 ・ 高等部 の生徒 の生活支援 の内容 を扱 う中心的 な教科 として位 置 づ けるこ ととした。(本校紀要NO.
4 8)
2)中学部 の 、「くら し」
「くらし」が新設 され た 当初 の指 導計画作成 にあた って 中学部 では、① 生徒 の生活 実態 に即 した 指導 内容 で あ るこ と。 ② 技能 と知識 の獲 得 の両側 面 か らの指導 内容 で あ る こ と。 この2点 に関 して 検討 が行 われ 、その上 で、 中学部 にお け る 「くらし」のね らい は次 の よ うに設 定 され た。
家庭 生活 に必要 な調 理 、被服 、住 まい な どに関す る基本 的な知識 と技能 を身 につ け る とと
前 述 ① の 生徒 の生活 実態 に即 した指 導 内容 準備 として は、個別教 育計画 の希 望調 査 で あが って きた生活 に関す る希 望 な ども参考 に しなが ら、内容 の検討 が行 われ た。さ らに、前述② に関 しては、
生活 の技能獲得 を重視 した授 業 「くらし (技能)」と生活 の知識獲得 を重視 した授 業 「くら し (生 活知識)」とい った2つ の授 業 が設 定 され た。そ の年 間の指導 時 間につ いては、以 下の よ うに考 え
られ ていた。 (本校紀 要NO.4 7)
「くら し (技能 )」 :2時間×20回
「くらし (生活知識 )辛 :1時間×14回
3)高等部の 「くら し」との関連 や段 階性 につ いて
高等部 の 「くらし」 との相違点 としては、高等部 では学習 内容 、学習方法 な どを生徒本人 が選択 す る機 会 を保 障 していた り、支援表 明 (援助 が必要 な時は積極 的に依頼 を行 う)を重要視 してい る が、中学部 では指導計画で準備 された内容 を一通 り学習 し、能力 にあった実力 が身 につ け られ るよ うに内容 を設定 した。中学部 で一通 りの学習 を行 った後 に、高等部 において よ り本人 のニー ズに基 づいて学習 内容 の選択 がお こなわれ る とい った流れ が組 まれ て きた。これ は高等部 において、繰 り 返 しの学習機 会 を持つ ことに よって技能や知識 の獲得 を促 してい くこ とを重視 してい る。家庭 での 生活 の知識 ・技能 の獲得 を重視 し、さらには将来 的 に地域生活‑ の方 向性 を促 してい く中学部段 階 に とって必要 な流れ と考 え られ ていた。
さらに、指導形態 については、新設 当初 、高等部 は課題別 に よるグル ープ編成 での授 業 を行 って いたが、中学部 では、学年別 に よる内容 の設 定や学年別 に よる授業 を設 定 して きた。他 の学校 か ら 入学 して くる生徒 が比較 的多い 中学部 に とっては、生徒達 の獲得 して きた生活 の知識や技能 の差 が 大 きいた め、学年 ご とに内容 を押 さえた方 が望 ま しい と判断 したためで ある。 また、設 定 した指導 内容 を一 通 り学習す る こ とが望 ま しい と判 断 した理 由か らもこの学年別 に よる内容 の設 定や 学年 別 による授 業の設定 を行 った。√ (本校紀要NO.4 7)
高等部 との指導 内容 のつ なが りに向けては、 「くらし (技能)」では 『調理』 『被 服 』 『住 まい』
といった分野 を高等部 と共通 して持つ こととし、 「く らし (生活知識)」において もその内容 に継 承性 が持 て るよ うに と考 え られ た。
4)中学部 の 「くら し」 の現状 と課題 つ いて
「くらし」 が新設 され てか ら、授 業実践 を重ねてい くなかで、大き く2つ の課題 カミ繰 り返 し話 題 になって きた。
一つ には、新設 され た 当初 の 「くらし」の指導計画 と関わ る課題 で あった。新設 当初 の指導計 画 は学年毎 に各題材 の期 間 ・目標 ・内容 ・方法が示 され てはあるものの、例示 が簡 単 な記載 に と
どまってい るため、生徒 の実態 をふ まえた授業‑展 開 してい く際の解釈 の幅が広す ぎ、担 当者 に よって指導 内容 が大 き く異 な り、偏 りがでやすい とい うこと。 さらに、実際 には生徒 の実態や個 別教育計画 との関係 もあ り、各学級 の実態 にあわせ 指導計画 を立て授 業 を展 開 してい るが、取 り 上 げ る時期や 回数 は学級 よって様 々であるこ と。 また、新設 され た 当初 の指導計画 の資料 だ けで は担 当者 になった時 「何 を どの よ うに教 えるか悩 んで しま う」等、の声 も繰 り返 し聞かれ ていた。
そ して、も う一つ には、高等部 とのつ なが りに関わって検討 を積 み重ね る必要性 についてで あ る。 現実 としては、 「くらし (技能)」 「くらし (生活知識)」のいずれ も指導 内容 の段 階性 、系統性 、 妥 当性等 で高等部 の指導 内容 と、一つひ とつ の実践 を踏 まえたす りあわせ を行 う必要 があ る。
今年度 の本校 の全校 テーマ は 「豊かな人 間関係 をめ ざ した授業づ く り」である。 「くらし」の特 に 『生活知識』の指導計画 には豊 かな人 間関係 を育 んでい くた めに必要 と考 え られ る指導 内容 も複 数配列 され てい る。 今年度 は新設 当初 の指導計画見直 しか ら、授業作 りを行 い、全校 テーマ に迫 っ てい きたい。この取 り組 み において、中学部段 階で育てたい こ とを明 らかに してい くこ とは 中学部 で課題 になってい るこ とに対す る解決 の一助 とな り、高等部 との関連や段 階性 について議論 を深 め てい くた めの足がか りに もな る と考 えてい る。
2.今年度の 目的
前述 した こ とをふ まえ、以下の2点 を今年度 の 目的 とす る。
【目的1】個別の教育的ニーズ支援 システ ム (S IEN)に従 って、中学部 にお ける 「くらし」
の指 導 計 画 を見直 してい く上 で の視 点 を整 理 す る。
【目的2】中学部 にお け る 「く ら し (生活 知識 )」の指 導 計 画 を見直 し、豊 か な人 間関係 につ なが る指 導 内容 の検討 と授 業 作 りを行 う。
Ⅱ 方法
1. 【目的 1】 に対 す る方法
1)「個別 教 育計画 (B)」にお い て 「く ら し」に関わ る 『本 人 ・家族 の希 望』の傾 向の検討 を
′行 い 、生徒 の生活 実態 に即 した指 導 内容 作成 に向 けて資料 を得 る。
2)今年 度 当初 の各 学年 で作成 した指 導 計画 を 「く ら し (技 能 )」の調理 ・被 服 ・住 まい と 「く ら し (生活 知識 )」に再分類 して整 理 し、実践 資料 とも照会 し、指 導 内容 を検 討 してい く 上 で の資料 を得 る。
3)研 究授 業 で授 業や個別 教 育計画 の評価 等 を行 い 、指 導計 画 を見直 してい く上 で の視 点 を整 理 す る。 具 体 的 には以 下 の手続 きで検討 す る。
(1)授 業者 は指 導案 を作成 し、題 材 設 定 の理 由を詳述 、生徒 の実態 と課題 をふ ま えた題 材 感 につ いて言及 す る。
(2)指導案 に則 った研 究授 業 を行 う。
(3)授 業研 究会 を行 い 、そ こで の協議 と授 業や 個別 教 育計画 の評価 等 か ら、指 導計 画 見 直 しの手 がか りとな る視 点 を抽 出す る。
(4) 共 同研 究者 の助 言 を得 て、抽 出 した視 点 を分類 す る。
2. 【目的 2】 に対す る方法
1)前述 の検討 に よ り得 た成果 を踏 ま え、 「く ら し (生活 知識 )」の指 導 計画 を見直す。
2)新 た な 「指 導 計画」に基 づ いた授 業 作 りを行 い、中学部 段 階 でお さえたい 、豊 か な人 間 関 係 につ なが る指 導 内容 に関 して議 論 を深 め る。
Ⅲ 結果 と考 察
1. 「個 別 教育 計画 (B)」 にお ける 「く らし」に 関わ る 『本人 ・家族 の 希 望 』 の傾 ii ii i i m2009年 度 の『本人・家族 の希望』十 仙
22家 族 か ら誓 聖霊竿 竿 芸 : 2rlOl 童 0)を も とに 、
動 」 「進路 」希 望の割合 を比 べ た もの を図 1に示 した。「生活」 に関わ る希 望 が全 体の 49%であった。「く らし」を 教 科 と して 立 ち上げた2002 年 度 に も過去3年 分 の希望の割 合 につ い て 明 らか に して いる。当時は生活 40% 、
学 習28%行動 18%、進路 14% と 図1「個別教育計 画」本人 .家族の希望割合 い う割 合 で 、 それ が 「く ら し」 を新 教
科 と して立 ち上 げる背景のひ とつにもなっていた。(本校 紀要NO.4 7)図 1の結果をそれ と単純
に比較 す るわ けにはいか ない ものの、「生活 」 に関わる希望 は依 然と して高い ことは明 らかで ある 。
次 に、 「生活 」の希望 (のべ 98)を更 に 「身辺生活」「家庭生活」「集団生活」 「地域生活」 「経
済生活」「健康 ・安全 ・性 」で分類 し、比較 した ものが図2である。 最 も多 かったのは 「身辺 生活」
「集 団生活」 であった。
「身辺生活」では二次性徴 に対応 して身 につ けたい知識や身辺処理 の技能 に関す るものや 、『身 だ しなみ を 自己チ ェ ックできる』『スカー トで足 を開かない』『姿勢 よ くす われ るよ うに したい』
『気温 に応 じた衣類 の調節 がで きるよ うにな る』『公衆 トイ レに一人 でい ってで きるよ うに した い』等 の 日常生活 において 自分で着実 に身辺処理 を行 える力 をつ け させ たい とい うものが 中心 に なってい る。
「集 団生活 」 に関す る希望 は主 に2 つ に大別 され た。一つ には 『友 だ ち と のや りと りの 中で、思 い を伝 えること 相 手 の気持 ちを考 えるこ とを学 んでほ しい』『友 だ ち と仲 良 く遊 んだ り、行動 で きる』『中学生 らしい コ ミュニケー シ ョン、人 との距離 の取 り方』『異性 に対 す る接 し方』等 の友 だ ち とのかかわ り 方 に関連す る力 をつ け させ たい とい う もの。 も う一つ は 『挨拶 、返事 が きち ん とで きる』『挨拶 が きちん とで きる』
『年上 の人 に対 して適切 な言葉遣 いが
で きる』等 、挨拶 ・言葉遣 い に関連す るスキル ・態度 をつ け させ たい とい うもので あった。
「地域生活」では 『駅や電車 内でマナ」 を守 る。 』『一人 で登下校 がで きる』等 、大部分 が登 下 校 に関わ るものであった。 これ は、全校 生徒 が公 共機 関 を使 って登 下校 を してい る本校 な らでは
ともい える。
「家庭 生活 」では 『料理 の レパー トリー を増や したい』『裁縫 、ミシンか けに挑戦す る』『洗濯 、 調理 、掃 除、片付 け、お風 呂、買い物等家庭 生活 で必要 な技術 を身 に付 ける』 『片付 けや掃 除が 上享 にでき る』等 の家庭生活 に必 要な調理 、被服 、住 まいに関す る基本 的技能 ・知識 をつ け させ たい とい うもの、さらに 『毎 日の生活 の中で本人 の仕事 の確 立』『手伝 い な ど役割 をきちん とで き る』等家族 の一員 として役割 を果 たせ るよ うになってほ しい とい うもので あった。
「健康 ・安全 ・性」では 『健唇 的な生活 リズムを作 り、か らだ を動 かす習慣 を作 る』『やや肥満 の解 消』等 の健康維持 に向け運動す る習慣 を身 につ け させ たい とい うものが大部分 を 占めていた。
なお、 「経 済生活」 に分類 され る希望 は 「生活」 には記載 がなかっ.たが、 「学習」 に 『お金 の理 解』 『お金 の使 い方 の学習 が多 めにある といい』 とい うものが あった。
2.新設 当初 と平成 2 1年度の 「くら し」指導計画の比較か ら
新設 当初 (平成14年度)の 「くらし」の授 業 は、3学年 とも、技能 の授業 を水曜 日の3、4校 時 に年 間20回、生活知識 の授業 は月曜 日3校 時に年 間 14回 を標 準 として指導計画 が立て られ てい た。その後 、他学部 との教室使用調整等 の関わ りや 、適時奉 の見直 しな ども経 て、今年度 (平成2
1年度)は1年生が月曜 日4校 時 と火 曜 日の3、4校 時、2年生 が月曜 日5校 時 と火 曜 日の3、4 校 時、3年 生が火 曜 日の3、4校 時 と水曜 日5校 時 とい う扱 い とな ってい る。週時表上 は新設 当初
と全学年 同様 な時数 の確保 を 目指 してい るものの、行 事や休 日との兼 ね合 いで、実際の年 間総 時数 は学年 よって違 いがあ る (表1参照)0
各指導 内容 取 り扱 い に関 して着 目す る と、例 えば、 「調理」で は新設 当初 の時数 で は1つ の題 材 2hとい うこ とで指導 内容 を配列 してい るが、昨年度 と今年度 の実 際 にお いて は、実習 で扱 うメニ ュー に関す る栄養 素や 買い物等 の学習 の時 間 を確保 した上 で、調理 実習 を行 う指導計画 が多 く、1 つ の題材 の調理実習 に3hで進 め、 当初 の指導計画 と取 り扱 いの違 いが あ る。 また、 「生活知識 」 の学習 において も、 よ り体験 的 に、生徒 が理解 で きるよ うに と授 業作 りを して きた経緯 のなかで、
新設 当初 は1hで扱 うよ うに配列 され ていた内容 も、2hで扱 う指導 内容 も出て きた。
次 に技能 と生活知識 の各 々 にか けてい る時間のバ ランス とい うこ とに着 目す る。 昨年度 は、学部 内での使 用教室 の調整 の難 しさもあ り、例 えば、現在 の 中2は昨年度 「被服 」に関す る授 業 が極 端 に少 ないな ど、指導 内容 に よってか けてい る時 間の差 が大 きか った。この反省 をふ ま えて今年度 の 指導計画 を作成 し、表 の よ うな時数 になった。 しか し、こ うした取 り組 み の 中で、各 学級 が実態 と 課題 に応 じて指導計画 を立て る際 、各 内容 を取 り扱 う時数 も異 なって くる とい う議論 もあった̲0
これ らの議 論 を経 て、どんな実態 の学級集 団 において も中学部段 階で押 さえたい指導 内容 の絞 り 込み と時数 の配分 につ いて検討 し、実態 に対応 して柔軟 に各学年 が指導計画 を立て られ るよ うに し てい く必 要 が あ るこ とを確認 した。
表1 「くら し」の授 業時数
学
午 調理 くらし (被服 技能) 住 まい (生活 知識 )くらし 総 時数
2
午 2hX10回 (20h) 2hX5回 (lob) 2hX3回 (6h) 2hX21hX14回回 ((4h)14h) 54h
H21作成指 導計画年 度 当 初 午1 2hX41hX0回回 ((Oh)8h) 2hX5lhX3回 (回 (lob) 2hX33h) 1hX0回回 ((qh)6h) 1hX42hX4回回 ((4h)8h) 39h
2 1hX4回 (4h) 1hX3回 (3h) 1hX0回 (Oh) 1hX9回 (9h) 48h 午 2hX4回 (8h) 2hX6回 (12h) 2hX2回 (4h) 2hX4回 (8h)
3 1hX8回 (8h) 1hX5回 (5h) 1hX.8回 (8h) 53h
3.研究授 業か ら見 えて きた 「指導計画」見直 しの視 点
技能 (調理 、被服)、生活知識 に関 しての授 業研 究会 を行 った。それ ぞれ の授 業研 究会 で議論 さ れ た内容 の抜粋 は次 の通 りで あ る。
中1/被服 の授 業研 究会 よ り (授 業 日 :6月23日、授 業研 究会 :7月13日)
○家庭 でのお手伝 いの実態 の こ ともふ ま え、授 業 を進 めた○̲新設 当初 の指導計画 で は、お 手伝 い等 、家族 の 中で の役割 につ い て は生活 知識 で取 り扱 うこ とになってい たが、.中学
○各 学年 で ワー クシー トを作成 し、使 用 してい る○ 生徒 自身 の振 り返 りと家庭 との連携 を p図 る為 に必 要○ 活動 の写真 を ワー クシー トに貼 りポー トフォー リオ の形式 を とった りも
してい る○ この ワ† クシー トを共有 してい けないか○
○洗濯 の手順 の教 え方 は高等部 の手順 の教 え方 とのす りあわせ が も う一歩必要 と思 われ る が、 中学部段 階での家庭 での経験 をふま えた学習 の進 め方 もあ るので はないかo
中1/調理 の授 業研 究会 よ り (授 業 日 :7月4日、‑授 業研 究会 :7月13日)
○新設 当初 の指導計画 で は、栄養 素 は 中2か ら扱 うこ.とにな ってい るが、偏 食 の生徒 ‑ の
る こ とは必要○栄養 素 の教 え方 は 中 .高で統二 した方 が よい○
○各 ク ラス に家庭 でい くつ かの メニ ユ二 を一人 で作 ってい る生徒 か ら、調理器 具 の扱 い方 を身 につ け る段 階 の生徒 までがい る○ 調 理 の実技 的 な課題 差 カ亨大 きいo 新設 当初 の各 学 年 の指導計画 では現実 的でや いo各 クラスの実態 に合 わせ た展 開例 の麿 積 .共有 が必 要○
中2/生活知識 の授業研 究会 よ り (授 業 日∴1.0月26日、授 業研 究会 :10月29日)
○指導計画 の見直 し作業 で明 らか になった個別 教育計画 に関わ る結果 も考慮 に入れ 、人 との つ きあい方 に関す る内容 を生徒 にわか りやす い題材名 「中学生 らしいマナー」と して2h 計画 で扱 い、1/ 2hは 『プ ライベ ー トとパ ブ リックの 区別』、2/ 2hは 『人 との距離 の取 り方』 とい う観 点 か ら 日常場 面での生徒 の課題 を整 理 して 取 り上 げた○
○生活指導 で も繰 り返 し指導 され て̲いる 内容 を授 業 として取 り上 げ る事 での成果 は、生徒 の 日常‑ の定着 の経過 を見 ていかな くては授 業 の評価 がで きない帝 が ある○
○教員 がモデル となった良い例 と悪 い例 の写真 教材 を作成 したo生徒 の実 際の場 面 を撮影 し た もの を教材 とす るの早ま生徒 自身 の気持 ちを考 え避 け る.べ き と判 断 した○
○写真教材 で生徒 が何 を注 目すべ きか明確 にす る工夫 の余地 があ った○
○翌 日の連解 帳 にて、7人 中3人 の生徒 の保護考 か らの反響 が あ り、家庭 との具体 的な 課題
これ らの授 業研 究会 を経 て、 また共 同研 究者 の助 言 も得 て、以 下の課題 が確認 され た。
一つ は 「くらし」の授 業 にお け る共通 した準備 物 で あ るワー クシー トの在 り方 と共有化 に向 け、
各学年 が 「くらし」で作成 してい る略案 とワー クシー トを集 め、整 理 ・検討 してい くこ とで あ る。
そ して、 も う一つ は技能 、特 に 『調理』 において は、実際の各学年 にお け る展 開例 (略案 とワー クシー ト) を蓄積 ・共有化 を図 った上で、障害程度 や経験 して きた こ との差 が顕著 な幾つ かの事 例 につ いて3年 間の指導経過 を検討 してい く必 要 が ある とい うこ とで あ る。
4. 「くら し (生活知識 )」の指導計画見直 し
前述 の略案 とワー クシー トを学部 内の教員 で共有化 してい くと りくみ として 「く らし実践 資料 集 」 を作成 してい きなが ら、新設 当初 の 「くらし (生活知識 )」の指導計画 を見直 した。
まず 、 「2.新 設 当初 と平成 2 1年 度 の 『く ら し』指 導 計 画 の比較 か ら」で確 か めた 点 をふ ま え、
学年 毎 に指 導 内容 を配 列 す るので はな く、どの実 態 の学 級集 団 にお い て も中学 部 3年 間 で押 さえた い指 導 内容 の絞 り込 み を行 うこ と と した。
実 際 に は、① 中学 部 教 員 各 人 が 、新 設 当初 の指 導 計 画 の各題 材 に対 して、 「必 要 な 内容」 「実 態 に応 じ必 要 な 内容」 「技 能 に あわせ て実施 す べ き」 「どち ら ともい えない」 とい う4つ の何 れ か で チ ェ ック した もの を集 計 した結果 と、② 「個 別 教 育 計 画 (B)」にお け る 「く ら し」に 関わ る 『本 人 ・家族 の希 望 』の傾 向、そ して③ 各 学年 にお け る平成 2 1年 度 の指 導 計 画 をふ ま え検 討 した。 こ の結 果 、 中学 部 3年 間 で押 さえて お きた い 「生活 知識 」 指 導 内容 と して は、18題 材 に絞 られ た。
絞 った18題 材 は表 2の通 りで あ る。 さ らに 「実態 に応 じて必 要 な指 導 内容 」 は7題 材 (表3) 、
「技 能 に あわせ て実施 す べ き指 導 内容 」は 7題 材 (表 4)で あ った。 これ らの題 材 につ い て は 引 き 続 き実践 に よ る検 証 が必 要 な もの もあ るが 、す で に これ ま で に実 践 して きた 内容 につ い て は 「く ら し実践 資 料集 (資料 2)」とも可能 な限 り対応 させ つ つ 、学 部 内 の共 通理 解 につ な げ る よ うに した。
表 2 中学部 3年間 でお さえた い生活知識 の題材
題材 名 目標 生活支援内容配列表区分
1 身 体 の清潔 と健康 ○適切な執○身体を消潔にしようという気持ちをもつ⊃、の仕方を身につけるO. 健康 .安全 .悼 2 成長す るか らだ ○男女のから紬 、と吉昭名がわかる○ 健康 .安全 .性
(か らだの名 前) ○男対 日互に認めあう気持ちをも‑3. し
3 成長す るか らだ (成長す るか らだ (男子)女子) ○二次闇蛎 財ヒとしくみを知る○○二次性徴に古化を受け止めようとする○封国人差があることを知り、自分の身体の変 健康 .安全 .悼
4 生命誕生 ○自分が生まれた日○命甲大切さを考える○柵 口る○ 健康 .安全 .悼.
5. 人 の一生〜ライフサイクル〜 ・〇人の「生をおおまかにとらえられる〇〇もうすくう壁学することがわかる○(中3) 健康 .安全 .悼
6 救急 箱 の 中身 ○身近な救急用品がわかる○○=新庄瑚 急用品の用途がわかる○ 健康 .安全 .悼
7 かんたんな傷 の手 当て C○自分で簡単な傷の手当てができる○軽い陸技.火傷の基衡勺な処置の弔煩を知る○ 健康 .安全 .性 8 中学生 らしいマナー ○行掛するの古事目応LV噺 ミあることがわかる○ 健康 .安全 .悼
(プライノキー‑トとパブリックの区醐 ○マナーを守って行動する気持ちを高めるO. 集団生活 9 中学生 らしいマナー ○友だちと按する時のマナーを知る○ 健康 .安全 .性
(人 との距離の取 り方) ○友だちと適切な関わり方をしようという気持ちをも‑3 . 集団生活 10 友 だ ちの良い ところ ○友だちの良いところを認め合う○ 健康 ..安全 .性
○自分のよいところを知り、自己肯起盛を高めるo 集団生活 ll 変 な人 につ いていかない ○変な人に声をかけられた時の対処法がわかるo 健康 .安全 .悼
○樹疑場面て潮碍する○ 地域生活
○食品の適切な保存方法を知る○ 経済生活
13 食 品 と栄 養 素 ○3○バランス良く食べようという気持ちをもつo色紙 群について知る○ 家庭 生活
14 家 の 中 の仕 事 ○家の中の仕事を知り、家抑 嬉lO麺 室で自分の役割を担う蕪持ちを高めるolを考えるo 家庭生活
15 色 々 な.標 識 や 通 学 の マ ナ ー ○○公共の場の主物通挙寺のマナーをしり、守ろうとする○ミわかる○ 地域生活 16 ゴ ミの 分 別 ○ゴミのう○ゴミを捨てる際に分別しようという気持ちをも‑頴Uの仕方を知る○ 3. 地域生活
17 リサ イ クル .○リサイク′○リサイクルゴミの捨て方について知る○レできるものを知るO 地域生活
18 ラ ン ビニ で 買 い 物 し よ う ○ほしい品物の探し方がわかるo 家庭生活 .地域生活
表3 学 級 の 実 態 に 応 じて お さ え た い 生 活 知 識 の 題 材
題 材 名 目標 生活支援内容配列表区分
1 気温 と衣服 ○季節 にあった服装 ができ るo (○寒暖 に合 わせ て上着 の調節 をす るO寒暖 に対応)L 家庭生活
2 トイ レのマナー ○正 しい トイ レの使 い方 がで きる○○ トイ レを汚 さず に用 が足せ る○ 身辺生活
3 食 品衛 生 ○かび た物 、腐 った物 の見分 け方 がわか る○○食 中毒 の原 因が分 か り、予防 の基礎 を知 る○ 家庭 生活
4 薬 の飲 み方 ○正 しい薬 の飲 み方 が分か る○○いや が らず に薬 を飲 む こ とがで きる○ 健康 .安全 .性 5 好 きな人 がで きた ら ○異性 ‑ の好意 の伝 え方 を知 る○ 集 団生活 .
○相手 の気持 ちを考 えるこ とがで きる○
○好 きになった ときの適切 な接 し方 を知 る○ 健康 .安全 .悼
6 恋愛 と結婚 ○結婚 の年齢 (○妊娠 、 出産 、子育 てについて知 るo法的 な) を知 る○ 健康 .安全 .悼 7 生命誕 生 の仕組 み ○結婚 、妊娠 、 出産,sTDにつ いて知 る○ 健康 .安全 .悼
表4 生 活 知 識 か ら技 能 で お さ え る こ と に す る題 材
題 材 名 目標 技 能 の 分 野
1 洗濯用洗剤 の種類 と使 い方 ○用途や繊維 に合 った洗剤 の選 び方 を知 る○ 被服
○奉示 され た分量 を使 うこ とを知 るo
2 食 品のカ ロ リー ○カ七 リー の高い食 品、低 い食 品 を知 る○ 調理
○ダイエ ツ下につ いて考 えられ るo
3 食 品衛 生 (保存) ○冷蔵庫 の利用 の仕方 がわか る○ 調理
4 バランスのよい献立 〇三大栄養素と30品目を知 り、献立作 りに役立てるo .調理
○好き嫌いなく食べようという気持ちを高める○
5 色々な献立とバランスのよい食事 ○和風、‑.洋風、中華風等の違いが分かる○ 調理
○カロリーの高い物、低い物がわかる○
○好き嫌いなく食べようという気持ちを高める○
6 住まいの洗剤の種類 と使い方 ○使 う場所や用途に合わせた洗剤が分かる○〜 す まい
○表示 された方法で使 うことを知る○
技能 につ いて は、研 究授 業 での議 論 もふ ま え、今年度 は実践例 の蓄積 を共有 してい くところまで としてい る (資料2/くらし実践 資料集 )。 表4の指導 内容 も含 め、障害程度や経験 差 をふ ま えた 中学部3年 間の指導計画 の在 り方 を継続 して検討 してい く必要 が あ る。
5. 「豊かな人間関係」につなが る指導内容の検討 と授業作 り
1)授 業作 りの題材
前述 の よ うに検討 して きた生活知識 の題 材 の うち、 「中学生 らしいマナー (人 との距離 の取 り 方)」を取 り上 げ、授 業作 りを行 い、豊 か な人 間関係 につ なが る指導 内容 の検討 を行 うこ ととし た。
中学部 にな る と、男女 ともに二次性徴 を迎 え、か らだっ きの変化 もそれ ぞれ にはっ き りと見 ら れ てい る。 どの生徒 に とって も、 自分 の体 の変化 を受 け止 め、年齢 に相応 しいマナー を獲得す る こ とは課題 で あ る。 実 際 に、生徒 た ちは、中学生 らしく しよ うとい う気持 ちは もってい るものの、
人前 で鼻 くそ を とった り、お なかや お尻 をか く等 、周 囲 を意識 しないで行動 して しま う生徒 も多 い。 また、夢 中になってい る時 に人 を押 しの けた り、並 んで歩 く時 に も くっつ きす ぎた り、 くっ つ かれ て もそ のままでいた り、幼 い頃のままの接 し方 で異性 と接 した り等 、人 と接す る際 の距離 の取 り方や接 し方 の課題 も各学年 それ ぞれ に色 々見 られ てい る。 さらに、異性 にあ こがれ た り、
複数 の異性 か ら好意 を寄せ られ て 困った りす る姿 もみ られ 、異性 と.の関わ り方 、気持 ちの表 し方 の課題 が見 られ る生徒 もい る。
個別教 育計画作成 時 の 「本 人 ・家族 の希 望」において も、 「人 との関わ り方や マナー を身 に付 け て ほ しい」等 の希望 が多 くの保護者 か らあげ られ てお り、保護者 も子 どもた ちの課題 をはっ き りと 意識 してい る。
こ うした生徒 の実態 と課題 、お よび保護 者 の希 望 を踏 ま え本題 材 で の授 業作 りを行 うこ とと し た。
2)授 業作 りに向 けて 1
本題材 は10月 に 中2で1回 目の研 究授 業 を行 い、さ らに、指導計画 の見直 しを行 った経緯 の 中 で、生徒 の実態 を踏 ま え中1で も同題材 を指導計画 に加 え研 究授 業 を重ね た。
授 業作 りにお いて は、 「具体 的 な活動 を学習活動 の 中に用意す るこ と」を第‑ に考 えた。そ の上 で、授 業 で用 い る教材 は生徒 の課題 ‑ の対応 のみ な らず 、授 業作 りの コンセ ンサ スの得やす さに通 じる、作 りやす さや教員 間での共有 の しやす さに も注 目し、加 えて家庭 との連携 の図 りやす さに も 考慮す るこ ととした。
3)授 業研究会 か ら
中2での授 業研 究会 の議論 (Ⅲ.3)を踏 ま え、中1での授 業研 究会 (資料1)につ なげた。学
級 を構成す る生徒 の実態 と課題 の違 いか ら、取 り上 げ る要素の扱 い方 は異 なってい るものの、本題 材 を 「くらし (生活知識)」で取 り上 げてい く上 での授業作 りについて議論 し、主 に以下の こ とを 課題 として挙 げ られ た。
○学習活動 において模擬場面 を用意 し具体的 に進 め る有効性 はある。 しか し、その時 には、さ らに様 々な実態 の生徒 、例 えば、ど う行動すべ きか を良 く理解 で きてい る生徒 に とっての学習 課題 は何 か、理解 が難 しい生徒 に とっての学習課題 は何 か をもっ と整理 して場面 を用意 し展 開 す るこ とが必要で ある。
○ ワー クシー トを実態 と対応 して2種類用意 した ことは よい。
○ こ うした内容 の授業 の場合 、生徒 が本 時に何 を学習す るか を しっか り理解 した上で模擬場 面 での活動 がで きるこ とが大切 である。 そ うした意 味で、生徒 が理解 し、意識 しやす いキー ワー
ドを予 め整理 して授 業 の導入部分 を展 開す るこ とが必要 である。
こ うした授業改善 に向けての事項 は他 の 「くらし (生活知識)」の題材 において も通 じる大切 な 内容 と考 えた。
Ⅳ ま とめ と今後の課題
個別 の教育的ニー ズ支援 システ ム (S IEN)に従 って、中学部 にお ける 丁くらし」の指導計画 を見直 してい く上での視 点 を整理 し、実践資料 の共有化 を図 りなが ら、今年度 は 「くらし (生活知 識 )」の精選 を行 った。実践資料 は資料集 としてま とめた。また、 「くらし (生活知識)」は前述 の表2‑ 4の よ うに、中学部3年 間でお さえたい生活知識 の18題材 、学級 の実態 に応 じてお さえ たい生活知識 の7題材 、生活知識 か ら技能 でお さえることにす る7題材 と し、各学年 が実態 に応 じ て指導計画 を組 めるよ うに した。さらに、こ うして整理 した題材 の中か ら授業作 りを行 い、授業改 善 に向けての一定の視 点 を確認 で きた。しか しなが ら、指導 内容 で挙 げた題材 の妥 当性や実践資料 集 としてま とめた ものの有効性 の検討 は今後 の授 業実践 の中で検証 してい く必要があ る。 さらに、
「くらし (技能)」の題材 の精選や 、中学部 と高等部 の指導 内容 の段 階性 、系統性 、妥 当性等 につ いて検討 してい くた めの実践資料 の蓄積 につ いて も十分 とは言 えない。
残 され た課題 に引き続 き取 り組 んでいきなが ら授業作 り、改善 を行 ってい くこ とが大切 と考 えて い る。
Ⅴ 引用 ・参 考 文 献
・東京学芸大学附属特別支援 学校研 究紀要No.47 (2002)
・東京学芸大学附属特別支援 学校研 究紀要No.48 (2003)
【資料1】
中学部 生活支援 くらし (生活知識 )学習指 導案
日 時 平成22年 1月29日 (金) 10:10‑ ll:00 対 象 中学部 1年7名 男子4名 女子3名.
場 所 中学部 1年 教室
指導者 MT野原 隆弘 ST l中村 昌宏 ST 2鈴 木笑 実
1.題材 名 「中学生 ら しいマナー」
2.題材設定の理 由
中学部1年 生 の生徒数 は、男子 が4名 で女子 が3名 の7名 で構成 され てい る。 学習課題 に際 して は、自分 か ら積極 的 に取 り組 め る生徒 か ら個別 に支援 を必 要 とす る生徒 まで様 々で あ る。 生徒 は本 校小学部 よ り2名 が進 級 し他校 か ら5名 を迎 えた。今 日まで約 10ケ月 を経 て少 しずつ友 だ ちに慣 れ仲 間関係 が深 まって きた。言葉 のや りと りや受 ける側 の ち ょっ とした気持 ちのずれや 関わ り方 の 未 熟 さか ら言葉 の行 き違 い に発展す るこ ともよ くあ る。
また、夢 中になってい る時 に人 を押 しの けた り、われ先 に とタイ ムカー ドを押 そ うとす るこ とや 、 座席等 に座 る時 に密 着 しす ぎてい た り、幼 い頃のままの接 し方 で教員 と接 した りす る等 、人 と接 す
る際の距離 の取 り方や接 し方 の課題 も多 い。 さらに、最近 は、クラス外 の友 だ ち とも関わ りが増 え 仲 間関係 の広 が りもあ り、遠 く離れ た ところか ら相手 が秘密 に したが ってい る話 を大 きな声 です る な ど、困 った姿 も時 々み られ るよ うにな った。
そ こで本題材 では、一人ひ と りの友人 との関係 の実態 を も とに、各生徒 が取 り組 む課題 や 内容 を 押 さネ 、学級 の仲 間 と一緒 に課題 を共有 してい ける よ うに と考 えた。 人 との関わ り方や マナー は、
学校 生活 の 中でそ の場 を捉 えて相応 しい行動 の と り方等 を繰 り返 し教 え る機 会 が あ る。こ うした 日 常的 な指導 に加 え、授 業場面 で生徒 た ちの 日,頃の課題 を取 り上 げお互 い に確認 す るこ とは、小学生 か ら中学生 にな った とい う環境 の変化 と精神 的 な面 か ら集 団性 が育 ちつつ あ る現段 階 だか らこそ、
普段 の生活 に活 か してい くきっか け とな る と考 えた。友 だ ちの 中での 自分 を考 える こ とは、他 人 を 気遣 える姿勢等‑つ なが り将来 の社会生活 で大切 な要素 とな る。 さ らに、この学習 を通 して身近 な 友 だ ち関係 に も一定 のル ールや マナー が あ る こ とに気づ いて欲 しい と願 い この題材 を設 定 した。
3.目標
①友 だ ち と按す る時のマナー を知 る
②友 だ ち と適切 な関わ り方 を しよ うとい う気持 ちを持 つ
4.指導計画
(1)中学生 らしいマナー Ⅰ (友 だ ち との関わ り方 距離 の取 り方) 1h (本 時) (2)中学生 らしいマナ ーⅡ (友 だ ちの良い ところを見つ け よ う) 1h
5.本 時の学習 (1)本 時 の 目標
①友 だ ち と仲 良 くす るた めのル ール を知 る
②仲 良 くす るた めのル ール を守 ろ うとい う気持ち を持つ
(2)準備 物 : ワー ク シー ト、名 札 、文 字 ・絵 カ ー ド、教材 箱 (タイ ム カー ド機 ・カー ド) 椅子 7脚 、テ レビ他
(3)生徒の実態及び個人 目標 ・手だて
生徒の実態 個 人 目標 指導の手だて 個別教育計画関連す る
A ・友 だ ちが好 きで積極 的 ・人 と接 す る時の適切 ・適切 な距離 の取 り 自分 の気持 ち を表
だ ちに伝 えたい こ とが ある と耳元近 くで話す等相 手 と適切 な距離 が取れ な
い ことがある〇・その都摩指導 され ると納 る■.適切な距離のルール を 示す〇o ・設定場面で うま くで す るo
得す るが、まだ身に付いて きた経験 を重ね、しっ
お らず、同 じことを繰 り返 守って友だちと関わる気 か り認 め る○
す○ 持 ちを持つo
B 気持 ちはあ るが適切 な言い方や接 し方 がで きないこ とが あ る・友 だ ち と仲 良 く したい・わか ってい るが リラ γ〇 方 を確 か め る・適切 な言 い方 、接 し・適切 な言 い方 、接 し 的 な友 だ ちの意 見 で 身 に付 ける と とが〇 理解 に繋 げ る・写真 カー ドや 具体 適切 な人 間関係 を・設 定場 面 (o ̲並ぶ) で き る○
クスす るとつい友だちの顔 方 で友だちと関わる気持 で うま く関われ る経 に触れ るな ど友だちのいや ちを高める○ 験を重ね 、その都 度
がる接 し方 をして しま う時
がある○ しっか り認 める○
C を引いた り、顔 を撫 で る わ り方 を知 る・友 だ ちが大好 きだが手 ・友 だ ち との適切 な関・マナー を守 って友 だ二 ドを提示 し対比 しな 作れ る○・具体 的 な写真 カー 良好 な人 間関係 を 等幼 い 関わ り方 もあ るo が ら確 か め る○
・友 だ ちの 中で注 目され ・設 定場 面 (並ぶ).
ることを好み周囲の気 を引 ち と一緒に行動 しよ うと で リーダー的な役割 こう̲と、碍動か らはずれた い う気持 ちを高める○ を担えるよ うす る0..
り、マナー違反 をす ること 適切 な行動 をとって
D̲・友 だ ちに幼 い関わ り方 ・不適切 な関わ り方 を ・写真 カー ドで適否 友だ ち との関わ り を され て も、そのままで され た時の対応 の仕方 を示 し具体 的に意思 を楽 しむ○
い るこ とがある・クラスメー トと楽 しん〇 を知 る・設 定場面で友 だ ちの .を表現す る機会 を作〇 る〇・設定場 面で適切 に
をじっくり見てか ら同 じように活動す ることが多い○ うとす る し活動 を支える○
E ・大人 に対 して幼 い関わ ・不適 切 な関わ り方 を ・写真 カー ドで適否 り方 をす ることがまだ あ され た時の態度 につい を確 かめた後 で実際
るが、 自分 に幼 い関わ り
方 を され る と嫌 な気持 ちを表現す ることが増 えてきた〇・身体接触 を伴 う幼い関わ て確 かめ る・設定場面で友だちと適 にや つてみ るOb ・友だ ちに もたれ た〇
り方がおか しいことは気が 切にかかわ りなが ら活動 りしない よ うロール
ついている○ す る○ できたことをしっかプ レイで適切 に行動で きるよ う援助 し、り褒めるo
F ・タイ ムカー ドの順番 をp ・順番 を意識 して待つ ・適切 な方法 を写真 学級 の友 だ ちにき 守れず友 だちよ り先 に押 こ とや友 だ ち との距離 カー ドで確 かめ ロー ちん と挨 拶 がで き
そ うとす るこ とがあ る・友 だ ち といっ しょに過O. の取 り方 を知 る・順 番 を守 って行動す〇 ル プ レイでや ってみる・.〇設定場 面 (タイ ム ろ ○
G ・友 だ ち‑ の思いが先行 ・相手 の立場や状況 に ・対比 した例 を具体 適切 な対人 関係 を.
す るあま り「方 的な話 し ついて知 る・友 だ ちゐ立場 を考 え 的 に示 しどち らが良 .身 に付 け るこ とが〇
方 をす るこ とがあ る・友 だ ち と上手 に関わ ろ〇 いか考 え させ る・設定場面 ̀.(並ぶ) で きる〇 ○
うとい う気持ちはもってい るが、気持ちが通 じない と
途中か ら大声で関わるこ ともある○ ○て関わる気持ちを高める で適切 に行動できている姿を認め友だちが喜んでいることに注 目させ るo
(2)本 時 の展 開
学習活動 指導 内容 留意点
10:10 10:15 10:20 10:25 10:45 10:55
ll:00 ・挨 拶 をす る・今 日の学習 につ い て聞 く〇 ○ ・今 日の学 習 内容 をみ ん なで ・時 間で始 め られ る よ う・始 ま りを意識 す る〇 予 め確認 してお く・文字 カー ドや絵 カー ドを〇 (中学生 ら しいマ ナー) 読 ん で確認 す る○ 貼 るo
・クラスの 中の友 だ ち との関 ・ク ラスの 中のマナー につ い ・意 見 が 出ない ときは、S
わ りで 良か つた事 、悪 か つた て気 づ い た こ とを発 表 す る・p出て きた写真 を見 て どん な〇 Tが絵 カー ドや簡 単 な動 作 事 につ いて 聞̲・仲 良 しクイ ズ をす るく〇 で ヒン トを与 え る・それ ぞれ の写真 を一 定 の〇
*タイ.ムカ⊥ ドの場 面 物 か言 う○ ス ピー ドで提示 し、楽 しい
*友 だ ち を さそ う ・挨 拶 や お 互 い の順番 を意識 雰 囲気 で学習 で き るよ うに(物や 場 面 カー ド等)
*挨 拶 の写真
*み ん なで移 動
・友 だ ち とロール プ レイ をす す る・写真 カー ドを対 比 して示〇
る して行 動 で き る す ○
*朝 の準備 の場 面 ・.教員 の顔 を見 て挨 拶 す るO. ・適 切 に行 動 してい る姿 を
挨 拶‑ タイ ムカー ド‑ 着席*み ん なで移 動 の場 面 ・友 だ ち‑優 しく声 をか け誘 に活 かそ うとい う気持 ちに・友.ドを押す〇だ ち と順番 に タイ ムカー しっか り̲つ な げ る・適 切 に行 えてい る姿 を し認 め、普段 の生活
日直 の声‑整 列 ‑移 動‑ 着席・ワー クシー トを記入 す る・今 日の キー ワー ド (中学 生〇 う つか り認 め る○ 生徒 同士 の
・日直 を交代 して もで き る
・ワー クシー トの写真 を見 て ̲感 想 も取 り上 げ る生徒が仲介 して他 の生徒 に伝 わる よ うにす る・生徒 の課題 に応 じたD、Eの気持 ちはST2種
正 しい方 を選 び確認 す る・キー ワー ドを読 んで再確認 類 の ワー クシー トを用 意す〇 る・全 体や個 人 で確 認 す るO . ○
ら しいマナー) を読 む〇・ま とめ を聞 く・終 りのあい さつ○〇 す る・いつ も今 日の よ うにマ ナー〇
が守れ る よ う確認 しあ うo STは仲 良 く して楽 い 、中
(5)評 価 (省 略)