地盤情報活用システム ver. 1.20
利用者マニュアル
ジーエスアイ株式会社
目次
1 はじめに... 2
1.1 動作環境... 2
2 利用方法... 3
2.1 システムの起動... 3
2.2 システム画面の説明... 4
2.3 地図の操作... 5
2.3.1 地図の移動... 5
2.3.2 地図の拡大... 5
2.3.3 緯度経度表示... 5
2.4 地図・オーバーレイの選択... 6
2.5 ボーリングデータの表示... 8
2.5.1 ボーリングデータの表示... 9
2.6 ボーリングデータ検索...11
2.6.1 検索領域の選択...11
2.6.2 検索項目の設定... 12
2.6.3 検索の実行・クリア... 13
2.6.4 検索結果一覧... 13
2.7 断面図の作成... 14
2.8 オブジェクトデータ... 16
2.8.1 詳細凡例について... 18
2.8.2 詳細表示... 19
2.8.3 オブジェクトデータ検索... 20
3 付録... 22
3.1 本システムで使用している標高データについて... 22
1 はじめに
地盤情報活用システム(以下、本システム)は、公開されているボーリングデータ及び、社内に蓄積さ れたボーリングデータを一元的に管理できるWebシステムです。サーバとなるPCに本システムをイン ストール・運用すれば、ネットワークに繋がっているPCのWebブラウザから閲覧・利用することができ ます。登録されたボーリングデータは地図上に表示され、検索や柱状図表示、断面図表示が行えます。
また、Pro版では、任意オブジェクト(点、線、ポリゴンデータ)をシステムに追加することが出来ます。
各オブジェクトには任意の項目を設定することが可能なので、幅広い利用が可能となります。また、登録 したオブジェクトを検索する機能も備えています。
1.1 動作環境
本システムは以下のWebブラウザから利用することができます。
Windows: (検証ブラウザ)
・ Internet Explorer 8以上
・ FireFox 16以上
・ Google Chrome 23以上
* その他のブラウザに関しては、動作確認をしておりません。
* 本システムではjavascriptを使用しています。
2 利用方法
2.1 システムの起動
Webブラウザを起動し、本システムのURLにアクセスします。本システムのURLに関しては本シ ステムの管理者にお問合せください。通常以下のようなURLになります。
本システムのURL例) http://********** /gsimap/
※ **********の箇所がインストール環境によって変更されます。
アクセスすると以下のような画面が表示されます。
2.2 システム画面の説明
システムの画面は以下のような構成になります。
①
⑤
②
③
④
⑥
各項目の説明
項目名 説明
1 地図表示領域 地図とボーリングデータが表示される領域です。
2 地図の移動拡大 地図の移動、拡大を行うボタンです。
3 操作パネル 以下の操作パネルを切り替えて操作を行う。
ボーリングデータ表示・・・ボーリングデータの表示切り替えを行う。
ボーリングデータ検索・・・表示ボーリングに対する検索を行う。
断面図・・・ボーリングデータを投影した断面図を作成する。
データ表示・・・・オブジェクトデータの表示切替を行う。(Pro版のみ) データ検索・・・・オブジェクトデータの検索を行う。(Pro版のみ) 4 表示地図・オーバー
レイの選択
表示地図・オーバーレイを選択するパネルを表示する。
5 緯度経度表示 地図上のマウスカーソル位置の緯度経度を表示する。
6 スケール 地図のスケールを表示する。
2.3 地図の操作
地図の移動・拡大方法を説明します。
2.3.1 地図の移動
地図上をマウスドラッグして地図を移動します。また、地図左上にある上下左右の方向ボタンをクリッ クして移動することも可能です。
2.3.2 地図の拡大
地図の拡大縮小は地図左上の拡大縮小ボタンで行います。
また、以下の動作でも拡大縮小の動作を行うことができます。
a) 地図上をダブルクリック・・・・・地図の拡大。
b) 地図上でマウスホイールスクロール・・・・・地図の拡大縮小。
c) shiftキー + マウスドラッグによるエリア選択・・・・選択領域の拡大(断面図画面では利用できま
せん)。
2.3.3 緯度経度表示
地図上にマウスカーソルをおくと、画面下にカーソル地点の緯度経度が表示されます。
2.4 地図・オーバーレイの選択
地図画面右上の+ボタンをクリックすると地図選択パネルが表示されます(-ボタンをクリックすると 非表示)。
上部のbaseLayerが背景地図です。本システムでは以下の地図が利用できます。利用したい地図の
ラジオボタンを選択すると地図が切り替わります。
名称 説明
OpenStreetMap OpenStreetMapとは、自由な地図を作成する事を目的とした世界的なプロジ
ェクトで、その地図は様々な分野で活用されています。
OpenStreetMapの利用規約については以下URLを参照してください。
http://www.openstreetmap.org/
KIBAN 25000 WMS 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構が運営している「基盤地図
情報25000WMS配信サービス」および「地名WMS配信サービス」を利用し
ています。
利用規約等については以下URLを参照してください。
http://www.finds.jp/wsdocs/kibanwms/index.html
下部のoverlaysは背景地図の上にオーバーレイ表示するレイヤー名です。本システムではデフォル
トで以下のレイヤーを表示できるようにしています。オーバーレイしたい項目にチェックを入れると表示 されます。
名称 説明
シームレス地質図 独立行政法人 産業技術総合研究所が運営している「シームレス地質図」
を利用しています。
国土数値情報 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構が運営している「国土数 値情報WMS配信サービス」を利用しています。河川、湖沼、空港、鉄道 などが表示されます。
利用規約等については以下URLを参照してください。
http://www.finds.jp/etude/ksjwms.html
歴史的農業環境関東平野 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構が運営している「歴史的 農業環境WMS配信サービス」を利用しています。関東エリアの明治初期 に作成された「第一軍管地方二万分一迅速測図原図」および「東京図測量
原図」の一部を見ることができます。
利用規約等については以下URLを参照してください。
http://www.finds.jp/wsdocs/hawms/kanto/index.html.ja
* baselayerおよびoverlaysは上記の説明のように各機関様が配信しているWMSを使用して表示
しております。したがって、各機関様がWMSの配信サービスを停止したり、サービスの変更を行った りした場合、システム上で表示することができなくなります。あらかじめご了承ください。
2.5 ボーリングデータの表示
ボーリングデータの表示を行うにはシステム画面左の操作パネルから「ボーリングデータ表示」を選 択します(下図)。登録されているボーリングデータがツリービュー表示されます。表示したいボーリング 名にチェックを入れます。「全選択」・「全解除」ボタンですべてのボーリングデータの表示・非表示を切 り替えることができます。「ボーリング範囲までズーム」ボタンをクリックすると、表示中のボーリングデ ータがすべて表示できるように地図の位置・拡大率が自動的に変更されます。
+ボタンを選択するとその中にあるデ ータが展開されます。-ボタンを選択 するとデータが閉じられます。
ボーリングデータ表示例)
2.5.1 ボーリングデータの表示
ボーリング地点をクリックするとボーリング情報ポップアップが表示されます。クリック地点に複数ボ ーリングがある場合は最大2点まで同時に表示されます。
タイトル部がxmlファイル名のリンクになっており、クリックするとボーリング柱状図が表示されます。
柱状図表示説明
名称 説明
拡大縮小ボタン 柱状図表示の拡大率を0.75, 1, 1.5倍に変更する。
画面移動ボタン 柱状図が長い場合、柱状図の最上部と最下部に飛 ぶことができる。
柱状図印刷 柱状図の印刷用画面に移動する。
柱状図印刷ボタンを選択すると以下のパネルが表示されます。印刷品質、用紙サイズ、白黒 or カラ ーを選択して、印刷実行ボタンをクリックします。印刷用のページに切り替わり、印刷ダイアログが表示 されるので印刷を行います。なお、印刷ダイアログの用紙サイズはこの画面で選択したサイズに設定 し、用紙の向きは縦に設定してください。
メモ:
ポップアップに画像ファイルやpdfファイル等のリンクがある場合は、それらを表示することができま す。ブラウザで表示できないものはダウンロード扱いになります。
2.6 ボーリングデータ検索
検索対象のボーリングデータを表示状態にしておきます。システム画面左の操作パネルから「ボー リングデータ検索」を選択します(下図)。
2.6.1 検索領域の選択
検索領域を設定します。検索領域は「全域」「表示領域」「指定範囲」から選択します。各領域は以下 のようになります。
領域種類 説明
全域 表示中のボーリングデータすべてが検索対象となります。
表示範囲 現在表示中の地図範囲にあるボーリングデータが検索対象となります。
指定範囲 ユーザーが検索する範囲を指定することができます。範囲は左下経度、左下緯 度、右上経度、右上緯度を指定します。
また、ctrlキー + マウスドラッグによって検索範囲を指定することができます。指定すると自動的に
「指定範囲」が選択され、左下経度、左下緯度、右上経度、右上緯度には選択した領域が自動入力さ れます。
なお、検索領域は赤い四角で表示されます。消去したい場合は、領域種類の「全域」を選択します。
2.6.2 検索項目の設定
ボーリングデータを検索する際の項目は下図の通りです。検索したい項目にチェックを入れると、
その下に入力欄が表示されます。文字列の場合は文字を、数値の場合は対象範囲を入力します。
検索項目を複数指定するとAnd検索の扱いになります。「土質試験結果」結果データがあるかどう かを判断します。
メモ:
数値の範囲指定で50以上という判定をしたい場合は最小値に「50」と入力して、最大値は空白とし ます。また、50以下としたい場合、最小値は空白として、最大値に「50」と入力します。
2.6.3 検索の実行・クリア
検索領域の選択および検索項目の設定が完了したら、「検索」ボタンをクリックします。しばらくす ると、検索条件に一致するデータが赤丸で表示されます(表示ボーリングデータ数が多いと検索に時 間がかかります)。検索結果をクリアしたい場合は「クリア」ボタンをクリックします。
2.6.4 検索結果一覧
検索結果が表示された状態でボーリングデータ検索パネルの一番下にある「検索結果一覧」をク リックすると、下図のように検索結果一覧表が表示されます。最大200個まで表示され、ダウンロー ドリンクから一覧表のcsvファイルをダウンロードすることができます。
* 検索結果が多い場合は、一覧表示されるまで時間がかかります。
2.7 断面図の作成
断面図に使用したいボーリングデータを表示状態にしておきます。システム画面左の操作パネル から「断面図」を選択します。
はじめに、断面線のポイントを地図上にプロットします。本システムでは折れ線の断面図も表示可 能です。地図上をクリックすると断面線のポイントが追加されるので、必要分だけ順次プロットします。
ctrlキーを押しながらクリックするとその地点が断面線の最終点となり、断面線が決定されます。断 面線がうまく作成できなかった場合は、「クリア」ボタンをクリックすると断面線が削除されます。
メモ:
断面線作成中は、地図上のマウス操作は断面線のポイントのプロット処理しか受け付けません。したがっ て、マウス操作による拡大縮小やボーリング柱状図の選択操作などは行えません。また、断面図に投影 されるデータはXMLファイルのボーリングデータのみが対象となります。
断面線作成例) ・・・ 断面図パネルの総延長で作成した断面線の総延長が確認できます。
断面図に投影されるボーリングデータは赤丸で表示されます(上図)。投影されるボーリングデー タは、【ボーリング取得範囲】設定によって変化します。単位は「m」と「%」で選択することができます。
「%」とすると断面線の総延長の指定%がボーリング取得範囲となります。なお、断面線の始点は黒 丸で表示されます。
ctrl+クリックで、投影対象のボーリングデータ(赤丸)を選択すると、投影対象から解除することが できます。再度、選択すると投影対象に復帰させることができます。
ctrl + クリックすると解除
断面線が作成できたら「断面図作成」ボタンをクリックします。画面下部に断面図が作成されます。
赤い線は標高線を示しており、標高データがある場合に表示されます。また、逆△マークは、断面線 の折れ線頂点を表しています。本システムで利用している標高線データについては付録を参照してく ださい。
さらに「断面図拡大作成」ボタンをクリックすると、下図のように画面一杯に断面図が表示されます。
元に戻すには、「断面図作成」ボタンをクリックします。断面図を削除したい場合は、「クリア」ボタンを 選択します。
2.8 オブジェクトデータ
Pro版では、ボーリングデータ以外の点、線、ポリゴンデータが登録されている場合、それらのデー タを表示することができます。この章は、Pro版を利用されているユーザー様のみ参照してください。
画面左の「データ表示」メニューを選択します。登録されているデータがリストアップされます。表示し たいデータにチェックを入れると地図にデータが表示されます。各データ名の前に表示されているマー クによってデータの種類を判別できます。「全選択」、「全解除」ボタンですべてのデータの表示/非表示 を切り替えることができ、「データ範囲までズーム」ボタンで現在表示中のデータを包括する範囲に移 動・ズームします。
以下に点、線、ポリゴンデータの表示例を示します。各データともラベルが指定されていれば、ある 拡大率からラベルが表示されます。
点データ表示例)
線データ表示例)
ポリゴンデータ表示例)
2.8.1 詳細凡例について
データ内でさらに詳細凡例が設定されている場合、以下のように凡例onというボタンがデータ名 の横に表示されます。クリックすると以下のように詳細凡例が表示されます。詳細凡例表示中は凡 例offになります。凡例offをクリックすると詳細凡例が隠れます。
凡例on
凡例off
凡例のon/offに関わらず、データが表示されている場合は、詳細凡例に即した表示が行われま
す。以下の例では、「A業務」のデータは詳細凡例に当てはまるデータではないので、このデータの デフォルト色である青色で表示されます。
2.8.2 詳細表示
表示されているオブジェクトを表示すると、ポップアップが表示されます。リンクが張られている場 合は、クリックすることでそのデータを閲覧することができます。
2.8.3 オブジェクトデータ検索
点、線、ポリゴンデータを検索することが出来ます。検索したいデータに表示して「データ検索」メニ ューを表示します。下図に示したように、「データ検索」メニュー欄には表示中のデータ名が表示され ます。
この状態で「データ検索」を開く この状態で「データ検索」を開く
検索を行いたいデータ名にチェックを入れます。そのデータの検索項目が表示されます。
使用する検索項目にチェックをつけて、検索条件を入力します。数値の場合は範囲を指定します。
条件を入力したら、検索ボタンをクリックします。該当データがあれば、地図に赤色で表示されま す。検索結果はクリアボタンでクリアすることができます。なお、検索は複数のデータを同時に行うこ とも可能です。
検索後、検索結果一覧ボタンをクリックすると検索結果を一覧表示することができます。複数のデ ータを検索した場合は、対象データコンボボックスの切り替えにより検索結果の表示を切り替えます。
なお、検索結果表示は、「データ検索」メニューを抜けると、自動的に消去されます。
3 付録
3.1 本システムで使用している標高データについて
本システムで使用している標高データは、国土地理院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を加工して 作成したものです。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標 高)を使用した。
承認番号 平24情使、 第136号」
なお、本システムで使用している標高データを複製し、他のシステムで利用することは禁止します。