マシンオートメーションコントローラ NJシリーズ
EtherNet/IP
T M接 続 ガイド
日 本 ナ シ ョ ナ ル イ ン ス ツ ル メ ン ツ
株 式 会 社
NI LabVIEW編
著作権・商標について
スクリーンショットはマイクロソフトの許可を得て使用しています。
Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。 ODVA、EtherNet/IPTMは、ODVA の商標です。 EtherCAT®は、ドイツのベッコフオートメーション株式会社がライセンスを供与した登録商標で あり、特許取得済みの技術です。 Sysmac®はオムロン株式会社製 FA 機器製品の日本およびその他の国における商標または登録 商標です。 本資料に記載されている会社名・製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
1. 関連マニュアル ... 1 2. 用語と定義 ... 1 3. 注意事項... 2 4. 概要 ... 4 5. 対象機器と対象ツール ... 4 5.1. 対象機器... 4 5.2. デバイス構成 ... 5 6. EtherNet/IPの設定内容 ... 6 6.1. EtherNet/IP通信設定 ... 6 6.2. タグ情報設定 ... 6 6.3. LabVIEW画面の設定 ... 7 7. 接続手順... 8 7.1. システム概要 ... 8 7.2. 作業の流れ ... 9 7.3. パソコンの設定... 10 7.4. コントローラの設定... 13 7.5. National Instruments製LabVIEWの設定... 20 7.6. EtherNet/IP通信の確認... 33 8. 初期化方法 ... 35 8.1. コントローラの初期化 ... 35 9. 改訂履歴... 36
1.関連マニュアル
1. 関連マニュアル
本資料に関連するマニュアルは以下のとおりです。 システムを安全にご使用いただくため、システムを構成する機器・装置のマニュアルや取扱 説明書などを必ず入手し、「安全上のご注意」「安全上の要点」など安全に関する注意事項を 含め、内容を確認のうえ使用してください。 Man.No. 形式 マニュアル名称 SBCA-358 形 NJ501-□□□□ 形 NJ301-□□□□ NJ シリーズ CPU ユニット ユーザーズマニュアル ハードウェア編 SBCA-359 形 NJ501-□□□□ 形 NJ301-□□□□ NJ シリーズ CPU ユニット ユーザーズマニュアル ソフトウェア編 SBCD-359 形 NJ501-□□□□ 形 NJ301-□□□□ NJ シリーズ CPU ユニット内蔵 EtherNet/IPTM ポート ユーザーズマニュアルSBCA-362 形 SYSMAC-SE2□□□ Sysmac Studio Version 1 オペレーションマニュアル
参考 LabVIEW の詳細に関しましては、オンラインヘルプを参照してください。 日本ナショナルインスツルメンツ株式会社の Web にクイックガイドなどが掲載されていま す。(http://www.ni.com/labview/ja/)
2. 用語と定義
用語 説明・定義 タグ 自身のメモリエリアおよび相手のメモリエリアを指定するときのデータ エリアの単位を「タグ」と呼びます。 「タグ」は、ネットワーク変数名または物理アドレスで指定できます。3. 注意事項
(1) 実際のシステム構築に際しては、システムを構成する各機器・装置の仕様をご確認のう え、定格・性能に対し余裕を持った使い方をし、万一故障があっても危険を最小にする 安全回路などの安全対策を講じてください。 (2) システムを安全にご使用いただくため、システムを構成する各機器・装置のマニュアル や取扱説明書などを入手し、「安全上のご注意」「安全上の要点」など安全に関する注意 事項を含め、内容を確認のうえ使用してください。 (3) システムが適合すべき規格・法規または規制に関しては、お客様自身でご確認ください。 (4) 本資料の一部または全部を、オムロン株式会社の許可なしに複写、複製、再配布するこ とを禁じます。 (5) 本資料の記載内容は、2013 年 2 月時点のものです。 本資料の記載内容は、改良のため予告なく変更されることがあります。3.注意事項
本資料で使われているマークには、次のような意味があります。 安全上の要点 製品を安全に使用するために実施または回避すべきことを示します。 使用上の注意 製品が動作不能、誤動作、または性能・機能への悪影響を予防するために実施または回避す べきことを示します。 参考 必要に応じて読んでいただきたい項目です。 知っておくと便利な情報や、使用するうえで参考となる内容について説明しています。4. 概要
本資料は、日本ナショナルインスツルメンツ株式会社(以下、National Instruments)製 LabVIEW を、オムロン株式会社(以下、オムロン)製マシンオートメーションコントローラ NJ シリーズ(以下、コントローラ)と、EtherNet/IP で接続する手順とその確認方法をまと めたものです。5. 対象機器と対象ツール
5.1. 対象機器
接続の対象となる機器は以下のとおりです。 メーカ 名称 形式 バージョン オムロン NJ シリーズ CPU ユニット 形 NJ501-□□□□ 形 NJ301-□□□□ National Instruments LabVIEW -National Instruments EtherNet/IP 用 NI LabVIEW
ドライバ - 5.2 項で記 載したバー ジョン以降 参考 本資料では、上記対象機器の中から 5.2.項に記載された機器を使用し接続確認を行っていま す。上記対象機器の中で、5.2.項に記載されていない機器を使用する場合は、本資料の内容 を参考に接続確認を行ってください。 参考 本資料は機器の通信接続確立までの手順について記載したものであって、機器個別の操作や 設置および配線方法に関しては記載しておりません。 上記製品(通信接続手順以外)の詳細に関しましては、対象製品の取扱説明書を参照するか、 機器メーカまでお問い合わせください。 (日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 http://www.ni.com/labview/ja/) 上記連絡先は、本資料作成時点のものです。最新情報は各機器メーカにご確認ください。 参考 接続の対象となる機器のバージョンは、5.2 項に記載されたバージョン以降になります。5.2 項にバージョンが記載されていない機器は、機器のバージョン管理していないものやバージ ョンによる制限がないものになります。 5.2 項に記載されていない接続対象機器を使用する場合は、記載されている機器と同等のバ ージョンを使用してください。
5.対象機器と対象ツール
5.2. デバイス構成
本資料の接続手順を再現するための構成機器は以下のとおりです。 LAN ケーブル 形 NJ501-1500 (内蔵 EtherNet/IP ポート) スイッチングハブ 形 W4S1-05C パソコン (Sysmac Studio、 LabVIEW、EtherNet/IP 用 NI LabVIEW ドライバ インストール済み、 OS:Windows 7) メーカ 名称 形式 バージョン オムロン NJ シリーズ CPU ユニット (内蔵 EtherNet/IP ポート) 形 NJ501-1500 Ver.1.03 オムロン 電源ユニット 形 NJ-PA3001 オムロン スイッチングハブ 形 W4S1-05Cオムロン Sysmac Studio 形 SYSMAC-SE2□□□ Ver.1.04 - パソコン(OS:Windows 7) - - LAN ケーブル(Ethernet カテ ゴリ 5 以上の STP(シールド ツイストペア)ケーブル) - National Instruments LabVIEW - Ver.12.0f3 National Instruments EtherNet/IP 用 NI LabVIEW ド ライバ - Ver.1.2.1 使用上の注意 Sysmac Studio は、本項記載のバージョン以降に、オートアップデートしてください。 なお、本項記載のバージョン以外を使用すると、7 章以降の手順に差異があることがありま す。その場合は、「Sysmac Studio Version 1 オペレーションマニュアル」(SBCA-362)を参 照して、手順と同等の処理を行ってください。
参考
構成機器、バージョンが異なる場合再現できないことがあります。構成、形式、バージョン を確認のうえ、お客様の構成と異なる場合は、オムロンまでお問い合わせください。
6. EtherNet/IP の設定内容
本資料で設定する通信パラメータおよび変数名などの仕様を示します。6.1. EtherNet/IP通信設定
通信設定は、以下になります。 ■IP アドレス コントローラ パソコン IP アドレス 192.168.250.1 192.168.250.10 サブネットマスク 255.255.255.0 255.255.255.06.2. タグ情報設定
コントローラのグローバル変数にネットワーク公開属性を設定し、タグとして使用します。 ■コントローラのグローバル変数 グローバル変数名 データ型 ネットワーク公開 Data_INT_IN INT 公開のみ(※1) Data_INT_OUT INT 公開のみ(※1) ※1 CIP 通信による外部からのアクセスが可能な属性です。6.EtherNet/IP の設定内容
6.3. LabVIEW画面の設定
LabVIEW 画面として、以下の画面設定を行います。 ■LabVIEW 画面 フロントパ ネル表示 ブロックダイアグラ ム上の VI 内容 IP Address タグを送受信するコントローラの IP アドレスを指定しま す。 Read Tag データを読み出したいコントローラのタグ名を指定しま す。 Write Tag データを書き込みたいコントローラのタグ名を指定しま す。 Number of Read Data データを読み出したいタグのサイズを指定します。 Read Data 読み出したタグのデータを表示します。データは配列に なります。左側の数字(0)は、読み出したいデータの位置 (配列番号)を示します。 たとえば、サイズが「3」の場合は、「0」,「1」,「2」を 指定することで、それぞれ、配列の 0 番目、1 番目、2 番 目を読み出せます。 Write Data 書き込みたいタグのデータを設定します。データは配列 になります。左側の数字(0)は、書き込みしたいデータの 位置(配列番号)を示します。- EtherNet/IP Tag Read の関数になります。
本関数を実行すると、指定されたアドレスの指定された タグデータを読み出します。
- EtherNet/IP Tag Write の関数になります。
本関数を実行すると、指定されたアドレスの指定された タグデータに、データを書き込みます。
7. 接続手順
本章では、LabVIEW をコントローラに EtherNet/IP 接続する手順について記載します。 本資料では、コントローラが工場出荷時の初期設定状態であることを前提として説明します。 コントローラの初期化については「8.初期化方法」を参照してください。 パソコン コントローラ7.1. システム概要
コントローラを LabVIEW に接続するシステム構成は、以下のとおりです。 ・IP アドレスの設定 ・Tag Write の設定 ・Tag Read の設定 ・グローバル変数の登録 ・通信パラメータの設定 プロジェクト データの転送Sysmac Studio LabVIEW
EtherNet/IP 通信
7.接続手順
7.2. 作業の流れ
LabVIEW をコントローラに接続設定する手順は以下のとおりです。 7.3.パソコンの設定 パソコンの設定を行います。 ▼ 7.3.1.IP アドレスの設定 パソコンの IP アドレスを設定します。 ▽ 7.4.コントローラの設定 コントローラの設定を行います。 ▼ 7.4.1.Sysmac Studio の起動と通信パ ラメータの設定Sysmac Studio を起動し、内蔵 EtherNet/IP ポートの 通信パラメータを設定します。 ▼ 7.4.2.グローバル変数の登録 タグ通信用のグローバル変数を登録します。 ▼ 7.4.3.オンライン接続とプロジェクト データの転送 Sysmac Studio をオンライン接続し、プロジェクト データをコントローラに転送します。 ▽
7.5. National Instruments 製 LabVIEW の 設定
National Instruments 製 LabVIEW の設定を行いま す。
▼
7.5.1.LabVIEW の起動 LabVIEW を起動します。 ▼
7.5.2.Tag Read の設定 Tag Read の設定を行います。 ▼
7.5.3.Tag Write の設定 Tag Write の設定を行います。 ▽ 7.6.EtherNet/IP 通信の確認 EtherNet/IP 通信が正しく実行されていることを確 認します。 ▼ 7.6.1.送受信データの確認 正しいデータが送受信されていることを確認しま す。
7.3. パソコンの設定
パソコンの設定を行います。7.3.1. IPアドレスの設定
パソコンの IP アドレスを設定します。1
パソコンとコントローラをスイ ッチングハブ経由で LAN 接続 し、パソコンを administrator 権 限のあるユーザでログインしま す。 コントローラの電源を投入しま す。2
[スタート]メニューから[コ ントロール パネル]を選択しま す。 [コントロール パネル]ウィン ドウから、[ネットワークとイン ターネット]→[ネットワーク と共有センター]を選択します。 ※ご使用のパソコンの設定によ り表示は異なります。3
[ネットワークと共有センタ ー]ダイアログが表示されます ので、コントローラと接続して いるネットワークを選択しま す。 ※本資料では、[ローカルエリア 接続]を選択します。 コントローラ スイッチングハブ LAN ケーブル LAN ケーブル パソコン7.接続手順
4
[ローカルエリア接続の状態] ダイアログが表示されますの で、[プロパティ]をクリックし ます。5
[ローカルエリア接続のプロパ ティ]ダイアログが表示されま すので、[インターネット プロ トコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]を選択して[プロ パティ]をクリックします。 ※ご使用のパソコンの構成によ り表示は異なります。6
[インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)のプロ パティ]ダイアログが表示され ますので、[次の IP アドレスを 使う]を選択して、[IP アドレス] と[サブネットマスク]を設定 し、[OK]をクリックします。 IP アドレス:192.168.250.10 サブネットマスク: 255.255.255.07
手順 5 の[ローカルエリア接続 のプロパティ]ダイアログに戻 りますので、[閉じる]をクリッ クします。 ※ご使用のパソコンの構成によ り表示は異なります。 手順 4 の[ローカルエリア接続 の状態]ダイアログに戻ります ので、[閉じる]をクリックしま す。 [コントロール パネル]ウィン ドウを閉じます。7.接続手順
7.4. コントローラの設定
コントローラの設定を行います。
7.4.1. Sysmac Studioの起動と通信パラメータの設定
Sysmac Studio を起動し、内蔵 EtherNet/IP ポートの通信パラメータを設定します。 Sysmac Studio をあらかじめパソコンにインストールしてください。
1
Sysmac Studio を起動します。 [インポート]をクリックしま す。 ※起動時に、アクセス権確認用 のダイアログが表示される場 合、起動する選択を行ってく ださい。2
[プロジェクトのプロパティ] ウィンドウが表示されます。 ※本資料では、プロジェクト名 を、「新規プロジェクト」とし ます。 [デバイス選択]の[カテゴリ] および[デバイス]が使用する 機器になっていることを確認し ます。 バージョンのプルダウンメニュ ーから、使用機器のバージョン [1.03]を選択します。 ※本資料では、バージョンとし て、[1.03]を選択しています が、実際に使用するバージョ ンを選択してください。3
[作成]をクリックします。4
[新規プロジェクト]画面が表 示されます。 画面左側を「マルチビューエク スプローラ」、右側を「ツールボ ックス」、中央を「エディットウ ィンドウ」といいます。5
[マルチビューエクスプロー ラ]から、[構成・設定]-[コ ントローラ設定]-[内蔵 EtherNet/IP ポート設定]をダブ ルクリックします。6
[エディットウィンドウ]に、 [内蔵 EtherNet/IP ポート設定] タブが表示されます。 [TCP/IP]を選択し、[IP アドレス] の固定設定のチェックボックス を選択し、以下の設定を行いま す。 IP アドレス:192.168.250.1 サブネットマスク: 255.255.255.0 エディット ウィンドウ ツール ボックス マルチビュー エクスプローラ7.接続手順
7.4.2. グローバル変数の登録
タグ通信用のグローバル変数を登録します。1
[マルチビューエクスプロー ラ]から、[プログラミング]- [データ]-[グローバル変数] をダブルクリックします。2
[エディットウィンドウ]に、 [グローバル変数]タブが表示 されます。 [名称]の下をマウスでクリッ クすると、新規変数を入力でき るようになります。 [名称]に、[Data_INT_OUT]を 入力します。 [データ型]に、[INT]を入力し ます。 [ネットワーク公開]に、メニ ューから[公開のみ]を選択し ます。3
入力確定後、マウスの右ボタン をクリックし、メニューから、 [新規作成]を選択します。4
手順 2 と同様に、新規作成エリ アに以下のデータを入力しま す。 ・名称:Data_INT_IN データ型:INT ネットワーク公開:公開のみ7.4.3. オンライン接続とプロジェクトデータの転送
Sysmac Studio をオンライン接続し、プロジェクトデータをコントローラに転送します。 Sysmac Studio からユーザプログラム、「構成/設定」のデータ、デバイス変数、 CJ ユニット用メモリの値を転送するときは、転送先ノードの安全を確認してか ら行ってください。 CPU ユニットの動作モードにかかわらず、装置や機械が想定外の動作をする恐 れがあります。1
メニューバーから、[プロジェク ト]-[全プログラムチェック] を選択します。2
[エディットウィンドウ]下に、 [ビルドウィンドウ]が表示さ れます。 エラーおよびワーニングが、と もに「0」であることを確認しま す。3
メニューバーから、[プロジェク ト]-[リビルド]を選択しま す。4
[ビルドウィンドウ]内のエラ ーおよびワーニングが、ともに 「0」であることを確認します。5
メニューバーから、[コントロー ラ]-[通信設定]を選択しま す。7.接続手順
6
[通信設定]ダイアログが表示 されます。 [接続方法]から、[Ethernet - HUB 接続]を選択します。 [USB - リモート/ Ethernet - HUB 接続 接続先 IP アドレス] に「192.168.250.1」を入力し、 [通信テスト(Ethernet)]をクリ ックします。 結果、[通信テスト OK]が表示 されたことを確認し、[OK]をク リックします。 ※[通信異常が発生しました] と表示された場合は、LAN ケ ーブルが正しく接続されてい るか、コントローラとスイッ チングハブの電源が投入され ているか、あるいは、「7.3. パ ソコンの設定」に戻り、パソ コンの IP アドレスが正しく設 定されているかを確認し、再 度本手順を実行してくださ い。 ※[コントローラが見つかりま せん]と表示された場合は、 コントローラの IP アドレスが 初期状態でない可能性があり ます。パソコンとコントロー ラを LAN ケーブル、あるいは、 USB ケーブルで直接接続し、 コントローラの初期化を行っ たあと、再度本手順を実行し てください。初期化について は、「8. 初期化方法」を参照し てください。7
メニューバーから、[コントロー ラ]-[オンライン]を選択し ます。 確認のダイアログが表示されま したら、[はい]をクリックしま す。 ※使用するコントローラの状態 により、表示されるダイアロ グが異なりますが、[はい]や [Yes]など処理を進める選択を 行ってください。参考
コントローラとのオンライン接続に関する詳細については、「Sysmac Studio Version 1 オ ペレーションマニュアル」(SBCA-362)の「第 5 章 コントローラとの接続」を参照してくだ さい。
8
オンライン状態になると、[エデ ィットウィンドウ]の上段に、 黄色い枠が表示されます。9
メニューバーから、[コントロー ラ]-[同期]を選択します。10
[同期]ダイアログが表示され ます。 転送したいデータ(右図では、 [NJ501])にチェックがついてい ることを確認して、[転送[パソ コン→コントローラ]]をクリッ クします。 ※[転送[パソコン→コントロ ーラ]]を実行すると、Sysmac Studio のデータをコントロー ラに転送して、データの照合 を行います。7.接続手順
11
確認ダイアログが表示されます ので、[はい]をクリックします。 同期中の画面が表示されます。 確認ダイアログが表示されます ので、[いいえ]をクリックしま す。12
同期したデータの文字色が[同 期済み]色になり、 「同期は成功しました。」と表示 されていることを確認します。 問題がなければ、[閉じる]をク リックします。 ※「同期は成功しました。」と表 示されることで、Sysmac Studio のプロジェクトデータ とコントローラのデータが一 致したことを示します。 ※同期が失敗した場合は、配線 を確認のうえ、手順 1 から再 実行してください。7.5. National Instruments製LabVIEWの設定
National Instruments 製 LabVIEW の設定を行います。
7.5.1. LabVIEWの起動
LabVIEW を起動します。
LabVIEW および EtherNet/IP 用 NI LabVIEW ドライバをあらかじめパソコンにインストー ルしてください。
1
LabVIEW を起動します。 ※LabVIEW の設定状況により、各種 確認画面が表示されますが、 LabVIEW を起動させる選択を行 ってください。 メイン画面が表示されます。2
メニューバーから、[ファイル]-[新 規 VI]を選択します。3
[ブロックダイアグラム]ウィンド ウと[フロントパネル]ウィンドウ が表示されます。4
メニューバーから、[ウィンドウ]- [左右にならべて表示]を選択しま す。 [ブロックダイアグラム]ウィンド ウと[フロントパネル]ウィンドウ が左右に並んで表示されます。7.接続手順
7.5.2. Tag Readの設定
Tag Read の設定を行います。1
[ブロックダイアグラム]ウィンド ウ上で、マウスの右ボタンをクリッ クします。 表示される関数パレットから、 [Industrial Communications]- [EtherNet/IP]-[Messaging]-[Tag Read]を選択します。2
マウスをウィンドウの任意の位置に 動かし、クリックします。 [ブロックダイアグラム]ウィンド ウ上に VI が作成されます。3
VI のデータ型(SINT)を選択します。 表示されるメニューから、[INT]を選 択します。 VI のデータ型が、[INT]になります。4
VI 上でマウスの右ボタンをクリッ クして、メニューから[ヘルプ]を 選択します。右図のように必要な入 出力が分かります。 ※本資料では、以下の端子を使用し ています。 ・Network Path ・Tag Name ・Number of Elements ・Data ※ヘルプ画面の一部5
[フロントパネル]ウィンドウ上で、 マウスの右ボタンをクリックしま す。 表示される制御器パレットから、[テ キスト制御器]-[文字列制御器] を選択します。6
文字列制御器が表示されますので、 表示させたい位置で、マウスの右ボ タンをクリックします。 ※以降の手順 7 と 8 では、ラベルの 名称を変更しています。文字列制 御器の文字列部分をダブルクリッ クしますと、直接ラベル変更も可 能です。7
文字列制御器を選択して、マウスの 右ボタンをクリックします。 表示されるメニューから、[プロパテ ィ]を選択します。7.接続手順
8
[文字列プロパティ]ダイアログが 表示されますので、[外観]タブを選 択します。 [ラベル]に[IP Address]を設定しま す。 [OK]をクリックします。9
表示が[IP Address]に変わります。 データ部に、「192.168.250.1」を入 力します。10
データ部で、マウスの右ボタンをク リックしてメニューを表示します。 メニューから、[ページ操作]-[現 在の値をデフォルト設定にする]を 選択します。11
手順 5~10 と同様の手順で、[Read Tag]を作成します。 [ラベル]に[Read Tag]を設定し、 データ部に「Data_INT_OUT」を入 力し、デフォルト設定にします。12
[フロントパネル]ウィンドウ上で、 マウスの右ボタンをクリックしま す。 表示される制御器パレットから、[数 値制御器]-[数値制御器]を選択 します。13
数値制御器が表示されますので、表 示させたい位置で、マウスの右ボタ ンをクリックします。 数値制御器を選択して、マウスの右 ボタンをクリックし、メニューから、 [プロパティ]を選択します。14
[数値プロパティ]ダイアログが表 示されますので、[外観]タブを選択 します。[ラベル]に[Number of Read Data] を設定します。
15
[データタイプ]タブを選択し、[表 記法]のアイコンをクリックします。16
表示されるダイアログから、[U32] (符号なし倍長整数)を選択します。17
[表記法]のアイコンが、[U32](符 号なし倍長整数)に変わります。 [OK]をクリックします。7.接続手順
18
表示が[Number of Read Data]に変 わります。 データ部に、「1」を入力します。 手順 10 と同様の操作で、デフォル ト設定にします。19
[フロントパネル]ウィンドウ上で、 マウスの右ボタンをクリックしま す。 表示される制御器パレットから、最 下段の[ ]を選択します。 選択可能な全データが表示されま す。 表示される制御器パレットから、[モ ダン]-[配列、行列&クラスタ] -[配列]を選択します。20
配列が表示されます。 配列を選択して、マウスの右ボタン をクリックします。 表示されるメニューから、[プロパテ ィ]を選択します。21
[配列プロパティ]ダイアログが表 示されますので、[外観]タブを選択 します。 [ラベル]に[Read Data]を設定しま す。 [OK]をクリックします。22
[フロントパネル]ウィンドウ上で、 マウスの右ボタンをクリックしま す。 表示される制御器パレットから、[数 値表示器]-[数値表示器]を選択 します。7.接続手順
23
マウスを手順 20 で表示された配列 の上に移動します。 配列の上で、マウスをクリックしま す。 数値配列表示器に変更されます。24
数値配列表示器のデータ部分を選択 して、マウスの右ボタンをクリック します。 表示されるメニューから、[プロパテ ィ]を選択します。25
[数値プロパティ]ダイアログが表 示されますので、[データタイプ]タ ブを選択します。 [表記法]のアイコンをクリックし ます。 表示されるダイアログから、[I16](ワ ード整数)を選択します。26
[表記法]のアイコンが、[I16](ワ ード整数)に変わります。 [OK]をクリックします。27
[ブロックダイアグラム]ウィンド ウ上に、手順 1~27 で作成した VI が表示されていますので、配線しや すい位置に移動します。28
[Tag Read]アイコンの[Network Path]端子を選択し、[IP Address]ア イコンに接続します。29
手順 28 と同様に、[Tag Name]端子と[Read Tag]、 [Number of Elements]端子と [Number of Read Data]、
[Data]端子と[Read Data]の配線を行 います。
7.接続手順
7.5.3. Tag Writeの設定
Tag Write の設定を行います。1
[ブロックダイアグラム]ウィンド ウ上で、マウスの右ボタンをクリッ クします。 表示される関数パレットから、 [Industrial Communications]- [EtherNet/IP]-[Messaging]-[Tag Write]を選択します。2
マウスをウィンドウの任意の位置に ィンド 動かし、クリックします。 [ブロックダイアグラム]ウ ウ上に VI が作成されます。3
VI のデータ型(SINT)を選択します。 I のデータ型が、[INT]になります。 表示されるメニューから、[INT]を選 択します。 V4
VI 上で右ボタンをクリックして、メ ニューから[ヘルプ]を選択します。 右図のように必要な入出力が分かり ます。 ※本資料では、以下の端子を使用し ています。 ・Network Path ・Tag Name ・Data ※ヘルプ画面の一部5
「7.5.2.Tag Read の設定」の手順 5 ~10 と同様の手順で、[WriteTag]の 入力部を作成します。 [ラベル]に[Write Tag]を設定し、 データ部に「Data_INT_IN」を入力 し、デフォルト設定します。6
「7.5.2.Tag Read の設定」の手順 19 ~21 と同様の手順で、[Write Data] のアイコンを作成します。 [ラベル]に[Write Data]を設定しま す。7
[フロントパネル]ウィンドウ上で、 マウスの右ボタンをクリックしま す。 表示される制御器パレットから、[数 値制御器]-[数値制御器]を選択 します。8
マウスを手順 6 で表示された配列の 上に移動します。 配列の上で、マウスをクリックしま す。 数値配列制御器に変更されます。7.接続手順
9
数値配列制御器のデータ部分を選択 して、マウスの右ボタンをクリック します。 表示されるメニューから、[プロパテ ィ]を選択します。10
[数値プロパティ]ダイアログが表 示されますので、「7.5.2.Tag Read の設定」の手順 25 と同様の操作で、 [表記法]を、[I16](ワード整数) に変更します。 [OK]をクリックします。11
配列アイコンのデータ部に、「1234」 を入力します。 「7.5.2.Tag Read の設定」の手順 10 と同様の操作で、デフォルト設定に します。12
[ブロックダイアグラム]ウィンド ウ上に、手順 1~11 で作成した VI が表示されていますので、配線しや すい位置に移動します。※[IP Address]は、[Tag Read]と同じ ものを使用します。
13
「7.5.2.Tag Read の設定」の手順 28 と同様に、[Tag Write]VI の各端子の 配線を行います。[Network Path]端子と[IP Address]、 [Tag Name]端子と[Write Tag]、 [Data]端子と[Write Data]の配線を行 います。
※本資料では、[error in]や[error out] 端子の配線を行っていません。デ ータのつながりが必要な場合は、 [error in]や[error out]を接続し、エ ラー発生時、通信を実行しないよ うにしてください。
14
「6.3. LabVIEW 画面の設定」で説明した以下の画面が完成します。 左側の[フロントパネル]で、設定や動作確認を行います。7.接続手順
7.6. EtherNet/IP通信の確認
EtherNet/IP 通信が正しく実行されていることを確認します。7.6.1. 送受信データの確認
正しいデータが送受信されていることを確認します。 Sysmac Studio からユーザプログラム、「構成/設定」のデータ、デバイス変数、 CJ ユニット用メモリの値を転送するときは、転送先ノードの安全を確認してか ら行ってください。 CPU ユニットの動作モードにかかわらず、装置や機械が想定外の動作をする恐 れがあります。1
Sysmac Studio のメニューバーか ら、[表示]-[ウォッチウィンドウ] を選択します。 ※Sysmac Studio がオンライン状態 でない場合は、「7.4.3.オンライン 接続とプロジェクトデータの転 送」の手順 6~8 を参考に、オン ラインにしてください。2
[エディットウィンドウ]の下段に、 [ウォッチウィンドウ 1]タブが表 示されます。3
[ウォッチウィンドウ 1]に、以下 のようにモニタする[名称]を入力 します。新規名称の入力時は、「名前 を入力…」をクリックします。 Data_INT_IN Data_INT_OUT4
[Data_INT_OUT]の[変更]エリアに、 「5678」を入力します。 エンターキーを入力して、値を確定 します。[モニタ値]が、[5678]に変 わります。5
LabVIEW の[フロントパネル]ウィ ンドウを表示します。[Read Data]の値が、[0]であることを 確認します。
[Write Data] の値が、「7.5.3. Tag Write の設定」の手順 11 で設定した [1234]であることを確認します。
6
メニューバーから、[操作]-[実行] を選択します。7
通信が実行され、[Read Data]の値 が、手順 5 で設定した[5678]になっ たことを確認します。8
Sysmac Studio の[ウォッチウィン ドウ 1]を確認します。 [Data_INT_IN]の[モニタ]エリアの 値が、手順 6 で確認した [1234]にな ったことを確認します。8.初期化方法
8. 初期化方法
本資料では、工場出荷時の初期設定状態であることを前提としています。 初期設定状態から変更された機器を利用される場合には、各種設定が手順どおりに進めるこ とができない場合があります。8.1. コントローラの初期化
コントローラの設定を初期設定状態に戻すためには、Sysmac Studio のメニューバーから[コ ントローラ]-[メモリオールクリア]を選択します。[メモリオールクリア]ダイアログが 表示されますので、[OK]をクリックします。 初期化前にコントローラをプログラムモードにしてください。9. 改訂履歴
改訂記号 改訂年月日 改訂理由・改訂ページ
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー ●その他のお問い合わせ 納期・価格・サンプル・仕様書は貴社のお取引先、または貴社 担当オムロン販売員にご相談ください。 オムロン制御機器販売店やオムロン販売拠点は、Webページで ご案内しています。 ●製品に関するお問い合わせ先 クイック オムロン