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平成  年  月  日

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(様式第3号) 平成 25 年 3 月 1 日 石巻市議会議長 阿部 和芳 殿 会 派 名 グローバル石巻 代表者名 高橋 誠志 ㊞

調 査 報 告 書

調査した概要は次のとおりであります。 記 1 調 査 者 氏 名 髙橋誠志、西條正昭、後藤兼位、阿部仁州 2 調 査 期 間 平成 25 年 2 月 19 日から 平成 25 年 2 月 21 日まで 3 日間 3 調 査 地 及び調査内容 (1) 埼玉県 戸田市 戸田市政策研究所について (2) 新潟県 長岡市 震災の記憶・記録・教訓と復興への取り組みについて ① 長岡震災アーカイブセンターきおくみらい ② やまこし復興交流館 ③ 川口きずな館 4 調 査 目 的 (1) 埼玉県 戸田市 戸田市政策研究所について 戸田市では、平成20 年 4 月に市政に関する総合的な調査研究を行うため、市長を政策 面から補佐するとともに、市全体の政策形成力の向上を図ることを目的に政策研究所を設

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置した。副市長が所長を務め、政策秘書室職員が兼務で研究員として活動している。 外部から学識経験者1 名を政策形成アドバイザーとして採用している。政策秘書室、政 策研究所は部局に所属しない市長直轄の組織となっており、研究成果の施策化に向けたト ップの迅速な意思決定ができるようにしている。専任の職員を最小限とし、研究員の兼務・ プロジェクトチームの設置等少ない経費で高い成果を上げることを目指し実践している。 この取り組みについて視察し、今後、本市において参考とすべく視察する。 (2) 新潟県 長岡市 震災の記憶・記録・教訓と復興への取り組みについて ① 長岡震災アーカイブセンターきおくみらい ② やまこし復興交流館 ③ 川口きずな館 長岡市では、最大震度7を記録した中越大地震の記憶・記録・教訓を後世に残し、未来 の安全・安心に活かすため、先進技術により蓄積・発信する拠点「長岡震災アーカイブ センターきおくみらい」を開設している。長岡市は小地谷市と共に(社)中越防災安全推 進機構と連携し、震災の教訓を伝える7 施設(4 施設 3 公園)を「中越メモリアル回廊」 として整備した。「長岡震災アーカイブセンターきおくみらい」はその中核となる施設 である。 この取り組みについて視察し、今後、本市において東日本大震災の記録・記録・教訓を どのように後世に残し伝えるべきか、参考とすべく視察する。 5 調 査 概 要 (1) 埼玉県 戸田市 戸田市議会事務局島崎局長の歓迎の挨拶を受け、戸田市政策研究所について、山本政策 秘書室長(政策研究所副所長)より、説明を頂いた。 <研究所設置の経緯> ・「地方分権一括法」の施行(H12)をはじめとする地方分権改革の進展、基礎自治体への 大幅な権限移譲があり ⇒ 自治体は自身の責任と判断で進むべき方向を決定し、自立 した都市経営を行う必要がある。都市間競争の時代、競争に勝つためには政策形成力の 向上が不可欠な要素になる。 (平成 20 年度の大規模組織改正により設置) 組織改正の方向性=重点課題分野の強化と効率化  トップマネジメント機能の強化、トップ層の政策決定の補佐機能充実 ⇒ 政策研 究所の設置 ・総合政策部行政経営課より政策研究機能を分離移管 ・市長直轄の「政策秘書室」を設置、戸田市政策研究所を開設した。 ・設置:要綱による。 類型:内部設置型、常設型。

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・設置にあたり配慮したこと:少ない人員・予算で高い成果、調査研究・提言以外の波 及効果を求めた。 「戸田市政策研究所設置趣旨」には、戸田市が、将来にわたり市民満足度の高い市政運 営を継続し持続的な発展を目指すには、今後も変化する社会状況に合致した政策を展開 していく必要がある。そこで、戸田市の政策形成力を高め、政策を的確に実践していく ために「戸田市政策研究所」を設置する。 (政策形成力とは) ①問題・課題の発見の力 ②論理的・科学的な裏付けづくり・資料を 作る力 ③納得させる説明ができる力 職員個々の政策形成能力の向上⇒戸田市全体の政策形成力の向上へ (戸田市政策研究所の使命) 調査研究機能、政策支援機能の 2 つの機能を持つことが戸田市全体の施策形成力の向上 となり、戸田市の将来にわたる持続的な発展、市民満足度の高い市政運営の継続が高い 目標となる。 (研究所の組織体制) 所長(1 名)副市長、副所長 政策秘書室長、主任研究員(2 名) 政策秘書室長 担当課長、 研究員(3 名)専任 政策担当 兼務 広報・広聴担当、兼務 広報広聴担当、政策形成ア ドバイザー 非常勤(1 名) 必要に応じて研究員を任命、プロジェクトチームを設置(H 24 年度 2 研究で設置、9 名) (平成24 年度予算) 510 万円 (戸田市政策研究所の機能と事業)別添資料添付 (活動 4 年間を通じての課題) 1. 調査研究機能 ① 調査事業:基礎調査、②研究機能:基礎研究、テーマ設定の弾力化、③研究体制: 兼務研究員の負担、研究員のスキルと向上策 2. 政策支援機能 ① 研修教育事業:人事課主催研究と関係調整、②政策相談事業:支援のあり方、 ③情報発信事業:研究経過の報告 3. その他 ① 研究成果の実現:実現に向けた仕組みづくり、②研究活動の評価:行政評価とは 異なる評価視点、③研究所中期計画:単年度計画と中期計画。 (研究成果の事業化) 市長へ研究成果提言⇒市長による実施決定⇒実施指示書⇒担当課 ⇒実施指示書⇒財政・経営企画課 (今後の方向性) 基礎づくり期(2008 から 2011 年度)から発展期(2011 年度から)へ 研究技術、専門性向上:大学、民間研究機関等との連携。外部機関との連携の検討。情 報収集機能の強化。政策支援機能強化。研究評価:外部識者等による評価の実施。評価方

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法の確立。 (2) 新潟県 長岡市 震災の記憶・記録・教訓と復興への取り組みについて 長岡市地域振興戦略部田辺特命主幹、中村主任、議会事務局須貝主事の説明、案内で各施 設を視察した。 ① 長岡震災アーカイブセンターきおくみらい 「震災の記憶を、未来の希望に」をテーマとした長岡震災アーカイブセンターきおく みらい。先進のIT技術を活用した知的情報集積拠点となっている。 ・映像で知る、地震の物語をテーマとする「シアター」に案内される。中越大震災の 実際の映像と被災者のインタビューで構成された、発災から復興までの記録(15分) を上映。臨場感のあふれる大スクリーンからは、大震災の怖さ悲惨さと、そこから立 ち上がる人間の強さが受け止められた。 ・(震災MAP)足元に新潟県中越大震災被災の跡が残る航空写真がある。その上をi Pad片手に歩くと、画面上に3Dのアイコンが出現し、それにふれれば、どこでど んな被害があったかなど、様々な資料が表示される仕組みだ。 ・大型画面で知りたい情報を確認できる「マルチビジョン」が設けられ、防災学習用 機器として使用できる。 ・1,000点を超える地震や防災の書籍を用意した「図書スペース」が設けられて いる。 ② やまこし復興交流館 原風景の再生と地域の持続可能性の獲得を目的とした山の暮らし再生拠点として整 備を進めている。現在建設中。 中越大震災に発生した土砂ダムによる河道閉塞が起こり、村々が水没した。全村避難 から「帰ろう山古志へ」のスローガンの下、帰村を果たした。 山古志では、「中越まるごとアーカイブ」一環として、被災の爪痕をそのまま「震災 の記憶」として残してきた。震災を経験した復興の過程を伝えることも、次の被災地 へのエールになると考えている。「震災の記憶」の資料がいっぱい展示されていた。 ③ 川口きずな館 大雪のため現地視察は中止となった。 6 所 感 (1) 埼玉県 戸田市 「戸田市の政策形成力を高め」、政策を的確に実践しようとする「戸田市政策研究 所」の設置は、「地方分権一括法」の施行をはじめとする地方分権改革の進展に伴 う対応を具体的に促進している。「戸田市の将来にわたる持続的な発展、市民満足 度の高い市政運営の継続」を高い目標とする研究所の使命は、変化が激しい社会状 況に対応する政策立案に合致した展開ができるものと思料される。

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(2) 新潟県 長岡市 2004年10月23日午後5時56分に発生した新潟県中越大震災。「長岡震災 アーカイブセンターきおくみらい」等を視察して、震災の記憶と復興の軌跡に触れ ることができた。「新潟県中越大震災」の巨大な実像が把握でき、苦難を乗り越え た人々の想いがうかがえた。 7 調査による石巻市への政策提言等について (1) 埼玉県 戸田市 戸田市政策研究所は「将来にわたる持続的な発展、市民満足度の高い市政運営の継続」を 高い目標とする研究所の使命と位置付けていた。変化が激しい社会状況に対応する時代にお いて、行政も時代に合った組織改革を行い政策立案能力を向上していくことが必要だと考え る。 (2) 新潟県 長岡市 「震災の記憶を、未来の希望に」をテーマとした『長岡震災アーカイブセンターきおくみ らい』は、先進のIT技術を活用した知的情報集積拠点となっており、『中越メモリアル回廊』 の中心的存在だ。メモリアル拠点である4施設、3メモリアルパークを結ぶ『中越メモリア ル回廊』は被災地・中越地域をそのまま情報の保管庫にする試みだ。東日本大震災を経験し た当市において、石巻版「メモリアル回廊」の構築も必要ではないか。また、体験型の震災 ミュージアムの建設も必要だと考える。 8 調 査 経 費 265,228円 9 添 付 書 類 別添資料のとおり

参照

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