【課題】
訪日外国人旅行者が集中している都市部を中心に宿泊施設が不足
【現在の運用】
各自治体における一般的な取扱い
宿泊施設の整備に着目した容積率緩和制度の創設
・容積率は都市計画決定権者である地方公共団体の
判断により緩和が可能。
・これまでは、住宅や国際会議場等の整備に着目して
容積率を緩和。
・宿泊施設の整備に着目した事例は見られない。
特に限られたエリア(都市再生特別地区)に
おいては、宿泊施設の整備を評価した容積
率の緩和をプロジェクトごとに実施している
例も見られる。
<取組の方向性>
宿泊施設の整備に着目した容積率緩和を国の指針として初めて明示
観光立国に対応し、都市の魅力の向上を図るための宿泊施設について、地方公共団体が積極的に
評価し、柔軟に容積率の緩和を行えるように都市計画運用指針等に明確に位置づけ、通知を発出。
適切なインセンティブの付与により、民間主導の下、宿泊施設の整備を強力に推進
地方公共団体が、高度利用地区、高度利用を促進するための地区計画
※
等の都市計画を定める際、
宿泊施設の整備に着目して容積率を緩和
都市計画は原則として市区町村決定(※:3haを超えるものは都決定)
(例)丸の内1-1地区
国際級ホテル、歩行者ネットワーク、
観光センター等の整備を総合的に評
価し、容積率900%→1,300%に緩和
【丸の内トラストタワー/シャングリラ東京】
○観光立国の推進を図る上で、宿泊施設不足がボトルネック。地方都市も含めた全国において、新築のみならず増改築・用途変更も含め
て、大規模なものから小規模なものまで多様な宿泊施設の供給を促進し、適切な場所への立地を政策的に誘導することが必要
○宿泊施設が立地する場所の周辺環境等を踏まえ、都市計画的手法で設定したルール(壁面後退等)なども活用して良好な市街地環境を
確保しつつ容積率を緩和
都市計画制度(高度利用型地区計画、再開発等促進区、高度利用地区、特定街区)を活用して、市街地環境に配慮しつつ容積率を緩和
宿泊施設の整備に着目した容積率緩和制度<概要>
容積率緩和のパターン
都市貢献による緩和と併せて行う場合の考え方
全てホテルの建築物
容積率600%
ホテルが5割、ホテル
以外が5割の建築物
容積率500%
ホテル以外の建築物
容積率400%
ホテル部分
緑化を評価
公共施設
整備を評価
地下鉄出入口
整備を評価
都市に賑わいをもたらす
ホール等の整備を評価
<活用イメージ>
<活用イメージ>
○公共施設整備等の都市貢献による緩和後の容積率の
1.5倍以下
、かつ、
+300%
を上限に
容積率を
緩和
ホテル整備を評価してさらに緩和
緩和後容積率の1.5倍
以下、かつ、+300%
を上限に容積率緩和
公共施設整備等の
都市貢献に応じて
容積率緩和
指定容積率
都市貢献による
緩和容積率
その他
配慮事項
○【高さ制限等】市街地環境に配慮しつつ、都市計画制度の柔軟な活用により対応
○【駐車場附置義務】立地場所の特性に応じた附置義務駐車施設の台数の減免や、既存の駐車場の有効活用等
により柔軟に対応
○指定容積率の
1.5倍以下
、かつ、
+300%
を
上限に
容積率を緩和
ホテル部分 ホテル部分
ホテル部分
【本制度の活用】
【従来】
○
誘導すべき区域を事前に定めて面的に緩和
⇒高度利用型地区計画、再開発等促進区を適用
○
個々のプロジェクト単位で緩和
⇒再開発等促進区、高度利用地区、特定街区を適用
※市街地環境が悪化しないよう、必要に応じて壁面後退等を設定
基本的な考え方
(宿泊施設部分の割合に応じた緩和)
【指定容積率400%の場合】
<緩和の例>
<緩和の例>
⇒ 上記内容をまとめて、単独で通知。 併せて、都市計画運用指針にも位置づけ (発出時期?)
取扱厳重注意
未定稿
■
:90.0%以上
■
:80%以上
太字
:1位
宿泊旅行統計調査(平成27年10月・第2次速報)の結果概要(客室稼働率)
(左、単位:%、右:宿泊施設タイプ別の都道府県順位)
旅館 リゾート
ホテル ビジネス
ホテル シティ
ホテル 簡易宿所 旅館 リゾート
ホテル ビジネス
ホテル シティ
ホテル 簡易宿所
全国 41.1 - 60.6 - 79.2 - 84.3 - 26.3 - 三重県 30.8 40 57.0 27 73.2 34 83.9 11 4.1 47
北海道 51.0 9 45.0 38 78.1 19 83.8 12 20.5 20 滋賀県 38.9 26 60.5 21 79.5 15 82.7 16 22.5 17
青森県 53.9 7 73.1 8 72.5 36 71.8 38 14.5 31 京都府 54.3 6 56.0 30 89.2 2
94.4 1 42.8 4
岩手県 48.9 11 57.1 25 81.5 13 75.7 27 15.6 28 大阪府 45.9 18 84.5 2
89.3 1 91.3 2 54.6 2
宮城県 56.1 5 50.2 34 77.0 23 75.0 32 31.7 12 兵庫県 36.6 33 60.7 20 85.6 4 82.9 14 15.4 29
秋田県 44.8 21 59.4 22 70.5 40 76.9 25 23.8 14 奈良県 41.9 23 84.3 3 75.7 26 82.6 17 23.8 14
山形県 38.1 27 37.5 43 78.3 18 75.4 29 8.4 43 和歌山県 53.5 8 56.8 28 68.5 42 75.3 30 21.8 18
福島県 44.9 20 51.9 32 82.7 10 88.0 4 11.5 39 鳥取県 44.1 22 32.3 45 83.7 8 66.8 43 13.6 35
茨城県 21.3 46 39.9 42 66.7 46 71.9 37 14.3 32 島根県 40.8 25 58.4 24 77.6 22 85.7 7 22.7 16
栃木県 46.4 17 68.6 11 73.5 32 69.1 42 13.9 34 岡山県 33.9 36 56.6 29 77.0 23 73.3 35 17.8 25
群馬県 58.1 4 51.9 32 73.8 30 75.3 30 8.2 44 広島県 41.6 24 74.4 7 85.2 5 76.8 26 19.8 21
埼玉県 24.1 45 31.9 46 79.1 16 84.7 8 13.4 36 山口県 49.1 10 70.1 10 74.5 28 74.2 33 35.3 6
千葉県 34.2 35
84.9 1 71.4 37 82.9 14 13.3 37 徳島県 24.6 44 57.1 25 76.7 25 70.5 40 5.5 45
東京都 59.7 2 75.4 6 89.2 2 87.9 5
66.3 1 香川県 37.1 32 63.0 16 71.3 38 69.8 41 32.0 9
神奈川県 46.8 15 60.9 19 81.7 12 84.1 10 33.8 7 愛媛県 58.9 3 45.4 37 68.1 43 78.4 23 9.0 42
新潟県 28.4 42 30.0 47 71.2 39 72.2 36 36.9 5 高知県 33.9 36 46.8 36 66.9 44 75.5 28 15.3 30
富山県 47.2 14 71.6 9 83.3 9 77.5 24 32.2 8 福岡県 38.0 28 78.8 5 78.6 17 88.5 3 25.3 13
石川県
64.6 1 67.0 13 85.2 5 80.3 21 31.9 11 佐賀県 47.5 13 68.3 12 73.8 30 62.6 46 11.0 40
福井県 32.6 38 35.6 44 72.8 35 64.1 45 5.4 46 長崎県 48.7 12 62.6 17 77.8 20 82.0 19 18.8 24
山梨県 38.0 28 66.5 14 73.9 29 71.2 39 19.8 21 熊本県 46.8 15 62.6 17 75.7 26 81.6 20 13.3 37
長野県 26.2 43 42.3 40 80.0 14 83.7 13 10.2 41 大分県 37.3 31 64.0 15 64.6 47 64.5 44 19.5 23
岐阜県 45.2 19 55.8 31 83.9 7 84.6 9 15.9 27 宮崎県 31.0 39 41.9 41 66.9 44 60.5 47 21.2 19
静岡県 37.7 30 48.6 35 73.5 32 79.2 22 16.6 26 鹿児島県 34.9 34 42.4 39 70.1 41 74.1 34 14.3 32
愛知県 29.0 41 58.6 23 82.1 11 86.0 6 43.0 3 沖縄県 7.1 47 82.7 4 77.8 20 82.2 18 32.0 9