一 新型 インフル エン ザ等 対策 特別 措置 法( 平成 二十 四年 法律 第三 十一 号) 目次 第一章 総則 (第 一条 ―第五条) 第二章 新型インフルエンザ等対策の 実 施に関する計画等(第六条―第十三条) 第三章 新型 イン フル エン ザ等の発生時にお ける 措置 (第十四条 ―第 三十 一条) 第四 章 新型 イン フル エン ザ等緊 急 事態 措置 第一 節 通則(第三十 二条―第 四十 四条 ) 第二 節 まん延 の 防止に関する措置(第四十五条・第四十六条) 第三 節 医療等の提供体制の確保に関する措置(第 四十七条―第 四十 九条 ) 第四節 国民 生活及び 国民 経済 の安 定に 関す る措 置( 第五十条 ―第 六十一条 ) 第五 章 財政 上の 措置 等( 第六 十二 条― 第七 十条 ) 第六章 雑則(第七十一条―第七十 五条 ) 第七章 罰則(第七十六条―第七十八条 )
二頁 附則 第一章 総則 (目 的) 第一 条 こ の 法律 は 、 国民 の大 部分が現 在そ の免 疫を 獲得して いな いこ と等 から 、新 型インフ ルエ ンザ等が 全国 的かつ急速に まん 延し、かつ、 これにかかっ た場 合の 病状 の程 度が重 篤 とな るお そ れ があ り、 また、 国民 生活及び 国民 経済 に重 大な 影響を及 ぼす おそれが あること に鑑み、新型 インフ ル エンザ等対 策 の実施 に関する計画 、新 型インフ ルエンザ等の発生時にお け る 措置、新型インフルエンザ等 緊 急事態措置その他 新型 イン フル エン ザ等に関 する 事項 につい て 特別の措置を定め ることにより、感染症の予 防及 び感染症の 患者に対する医療に関する 法律(平成十 年法律第 百十 四号。以下「感染症法」と いう。)その他新 型イン フル エン ザ 等 の発 生の 予 防 及び まん 延の 防止 に関す る 法律 と 相 まって 、 新 型 イン フ ル エン ザ等 に対 する 対 策の 強化 を図り、 もっ て新型イ ンフルエ ンザ 等の 発生 時におい て国 民の 生命 及び健康 を保 護し、 並 びに 国 民生活及び国民経済に及ぼす影響 が 最 小となるようにすることを目的と する。 (定 義)
三 第二条 この法 律 におい て 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 用 語の意 義 は、そ れ ぞれ 当該各号に定 める ところ に よる。 一 新型イ ン フルエ ン ザ 等 感染 症法 第六条第七項 に規 定する新型イ ンフルエンザ等感染症及び同条第九 項に規定する新感染症(全国的かつ 急速なま ん延のおそれのあるものに限る。 ) を い う。 二 新型インフルエンザ等対策 第十五条第一項の規定により同項に規定する政府 対 策本部 が 設置さ れ た 時か ら第二十一条第一項の規定により当 該 政府対策本部 が廃 止さ れる までの間におい て 、国 民の生命 及 び健 康を保 護 し、 並びに国 民生 活及 び国 民経 済に 及ぼ す影 響 が 最小 とな るよ うに する ため 、 国 、 地 方公 共団体並びに指定公共 機関及び指定 地方公共 機関がこ の法律及び感染症 法その他 の法律 の 規定 に よ り実 施する措置をいう。 三 新型インフルエンザ等 緊急事態措置 第三 十二条第一項の規定に より同項に規定す る新 型インフ ルエ ンザ 等 緊 急事 態宣 言が され た時 から 同条 第 五 項の 規定 に よ り同 項に 規定 する 新 型 イン フ ル エン ザ等 緊急 事態解除宣言 がさ れる までの間におい て 、国 民の生命 及び健康を 保 護し、並びに国民生活及び国民経済 に及 ぼす 影響が最小と なる よう にす るた め、国、地方公共 団体並び に指 定公 共 機 関及び 指 定 地 方公共 機 関がこ の 法律 の規定に より実施 する措置を い う。
四頁 四 指定 行政機関 次に掲げる機関で政令 で定めるも の を い う。 イ 内 閣 府、宮内 庁並びに内閣 府設 置法(平成十一年 法律 第八 十九 号)第四十九条第一項及び 第二項に 規定 する機関 並びに国 家行 政組 織法 (昭 和二 十三年法 律第百二 十号) 第 三条 第二 項に規定 する機関 ロ 内閣 府設 置法第三 十七 条及び第 五十 四条並び に宮内庁 法( 昭和 二十 二年 法律 第七 十号 )第 十六 条第 一項 並び に国 家行 政組 織法 第八 条に 規 定 する 機 関 ハ 内閣府設置法 第三十九 条及 び第五十五条 並びに宮 内庁法第十六条第二項 並びに国家行政組 織法 第八 条の二に規 定 する機関 ニ 内閣府設置法 第四 十条 及び第五 十六条並 びに 国家行政 組織法第 八条の 三 に規 定する機 関 五 指定 地方 行政機関 指定 行政機関の地方支 分部局(内閣 府 設置法第四十三条及び第 五 十七条(宮内庁 法第十八条第一項におい て 準用する場合を含む。 )並 びに宮内 庁法第十 七条第一 項並びに国家 行政組織 法第九条の地 方支分部 局をいう 。) その 他の 国の 地方行政 機関 で 政 令 で 定め るもの を いう 。 六 指定公共 機関 独立行政 法人 (独立行政法人通則法 (平 成十 一年 法 律 第百 三 号 ) 第 二 条 第 一 項 に 規 定 する 独立行政法人をいう。 )、日本銀行、日 本赤十字 社、日本放 送 協会その他の公共的機関及び医療、
五頁 医 薬 品( 薬事 法( 昭和 三十 五年 法律 第 百 四十 五号 )第 二条 第一 項に 規定 する 医 薬 品を い う 。 以 下 同 じ 。 )又 は医療機器 ( 同条第四項 に 規 定 する医療機 器 をい う。 以下 同じ。)の製 造又は販 売、電気 又は ガス の供給、 輸送、通信その他の公益的事業 を営 む 法 人 で 、政 令で定め るものをいう 。 七 指定 地方公共 機関 都道府県の区域におい て 医療 、医 薬品 又は 医療 機器 の製 造又は販 売、電気 又は ガ ス の 供給、輸送 、 通信その他の公 益 的事業を営む 法人、地方道路公社( 地方 道路公社 法( 昭和 四十 五年 法律第八十二 号) 第一条の 地方道路公社を い う。)そ の他 の 公 共的 施設 を管 理す る法 人 及 び地 方独 立行 政法人( 地方 独立行政法人法( 平成 十五年法律第 百十八号) 第 二条第一 項に 規定する地方 独立行政法人 をい う 。 ) の う ち 、 前 号の 政 令 で定 め る もの 以 外 の も ので、あらかじめ当該法人の意見を聴 い て 当 該都 道府県の知 事 が指定するも のをいう。 (国、地方公共団体等 の責務) 第三条 国は、新型インフルエンザ等から国 民の 生 命 及び健 康 を保 護し、 並 びに 新型 イン フル エン ザ等 が国 民生活及び国民経済に及ぼす影響 が 最小となるようにするため、 新 型イン フ ルエンザ等が発生 したときは 、自 ら新 型イ ンフ ルエ ンザ 等対 策を 的確かつ迅速に実施し、 並 びに地方 公共団体及び指定公共機関が実施
六 頁 する新型インフルエンザ等対策を的 確か つ迅 速に 支援 すること によ り、国全 体と して 万全の態勢を整 備 す る責 務 を 有 す る 。 2 国は、新型イ ンフルエ ンザ 等及 びこ れに係る ワク チンその 他の 医薬 品の 調査 及び研究 を推 進す るよ う努 めるも の とす る。 3 国は、世界保健機 関その他の国際機 関及 びアジア諸国その他の諸 外 国 と の 国 際 的 な 連 携 を 確保するとと もに、新型イ ンフルエ ンザ 等に 関す る調査 及 び研究に 係る 国際 協力 を推 進す るよ う努 める もの とす る。 4 地方公共 団体は、新型 インフル エンザ等 が発 生したときは 、第 十八 条第一項に規定す る基本的 対処方針 に基 づ き 、自 らそ の 区 域に係る 新型 イン フル エン ザ等 対策 を的確かつ迅速に 実施し、 及び当該地方 公共団 体の区域におい て 関係機関が実施する新型インフルエ ンザ 等対策を総合的に推進する責務 を有する。 5 指定公共 機関及び指定 地方公共 機関は、新型インフル エン ザ等 が発 生し たと きは 、こ の法律で 定 め ると ころによ り、 その 業務 につ い て 、新型イ ンフルエ ンザ 等対 策を 実施 する責務 を有 する 。 6 国、地方公共団体並びに指定公共機 関及び指 定地方公 共機関は 、新 型インフル エ ン ザ 等 対 策を実 施 す る に当たっては、相互に連携協力し、その的確かつ 迅速 な実 施に 万全を 期 さなけれ ばならな い。
七 (事業者及び 国民 の責務) 第四 条 事業 者及び国民は 、新 型インフ ルエンザ等の予防 に努めるとと もに 、新 型インフ ルエンザ等対策に 協力 するよう努め なけ ればならない 。 2 事業 者は 、新 型インフ ルエンザ等のまん延に より生ず る影 響を 考慮し、その事業 の実 施に関し 、適切な 措置 を講 ずる よう 努め な け ればなら ない 。 3 第二 十八条第一項 第一号に規定する 登録 事業者は、新型イ ンフルエンザ 等が発生 した ときにおい て も、 医療 の提 供並びに 国民 生活及び 国民 経済 の安 定に寄 与 する業務を 継 続的 に実 施す るよう努 めなけれ ばなら ない 。 (基本 的 人 権 の 尊 重) 第五条 国民 の自由 と 権利が尊重されるべ き こと に鑑み、 新型インフルエンザ等対策を実施する場合におい て、 国民の自由 と 権利 に制 限が 加え られる と きであっ ても、そ の制 限は当該 新型 イン フル エン ザ等 対策 を 実施するため必要最小 限のものでなけれ ばならな い。 第二章 新型インフルエンザ等対策 の実 施に 関す る 計 画等
八 頁 (政府行動計画の作 成 及 び 公表等) 第六条 政府は 、 新型 インフル エン ザ等 の発 生に 備えて 、 新型 インフル エン ザ等 対策 の実 施に 関す る計画( 以下「政 府行 動計 画」 とい う。) を 定め るもの と する 。 2 政府行動計画にお い て は、次に 掲げ る事 項を 定めるも のと する。 一 新型 イン フル エン ザ等 対策の 実 施に 関す る基 本 的 な方針 二 国が実施する次に掲げる措置に関する事項 イ 新型インフルエンザ等及び感染症法第六条第七項 に規定す る新 型インフ ルエンザ等感 染症 に変 異す るおそ れ が高い動物のイン フ ルエンザの外国及び国 内に おけ る発 生の 状況 、動 向及び原 因の情報 収集 ロ 新型インフルエンザ等に関する情報の地方公共団 体、 指定公共機関、事業者及び国民への 適切な方 法に よる 提供 ハ 新型 イン フル エン ザ等が国 内におい て 初 め て 発生 した場合にお ける 第十 六条 第八項に規定 する政府 現地対策 本部による新 型インフ ルエンザ等対策の総合的な推進 ニ 検疫、第 二十八条第三 項に規定する 特定 接種 の実 施 そ の他 の新 型イ ンフ ルエ ンザ等 の まん延の防止
九頁 に関する措置 ホ 医療の 提 供 体 制の確 保 の た めの総合調 整 ヘ 生活関連物資の価格の 安定のための 措置その他の 国民生活及び国民経済の安定に関する措置 三 第二十八 条第一項第一 号の 規定 による厚 生労働大臣の登録の基準に 関す る事 項 四 都道府県及び指 定 公 共 機関が そ れ ぞ れ 次 条第一 項 に 規 定す る都道府県行動計画及び第 九条第一 項に 規 定する業務計 画を作成する際の基準 となるべ き事項 五 新型インフルエンザ等 対策を実 施す るた めの体制に関する事項 六 新型 イン フル エン ザ 等 対策 の 実 施に 当 た っ て の地 方公 共団 体相 互の 広 域 的な 連携 協力 その 他の 関係 機 関相互の連携協力の確保に関する事項 七 前各 号に 掲げ るも ののほか 、新 型インフ ルエンザ等対策の実施に関し必要な事項 3 政府行動計画 は、 新型イン フルエンザ等が発生する前 の段階、 新型イン フルエンザ等が外国におい て 発 生し た段 階及 び新 型イ ンフ ルエ ンザ等が 国内 にお いて 発 生 し た 段 階 に区 分し て 定 め る も の と す る 。 4 内閣総理 大臣は、政府行動計画 の案を作成し 、閣 議の 決定 を求 めなけれ ばならな い。
一 〇 頁 5 内閣総理 大臣は、前項の規定に より政府行動計画 の案 を作成しよ う とする と きは、あ らか じめ、感染症 に関 する専門的な知 識 を有する者その 他 の 学 識経 験者 の意 見を 聴 か なけ れば なら な い 。 6 内閣 総理大臣 は、 第四項の 閣議の決 定があっ たと きは 、遅 滞な く、政府行動計画 を国 会に報告する とと もに、その旨を公示しな け ればならない。 7 政府 は、政府行動計画 を定める ため必要 があると認める と きは、 地 方公共団体の長その他の執行機関 ( 以下「地方公共団体 の 長等」という。 ) 、指定公共 機関 その他の関係者に対し 、 資 料 又は情 報 の提供、意 見の陳述 その他必要な協力を求 めること ができる。 8 第三項か ら前項ま で の 規定は、政府行動計画の変更につい て 準 用する。 (都道府県行動計画) 第七条 都道 府県 知事は、 政府 行動 計画 に基づき 、当該都 道府県の区域に係る新 型インフ ルエンザ等対策の 実施に関する計画( 以 下「都道府県行動計画 」という。 ) を 作 成するものとする。 2 都道 府県 行動 計画 にお い て は、おおむ ね 次に 掲げ る事 項を 定めるも のと す る 。 一 当該 都道 府県 の区 域に 係る 新型 インフル エン ザ等 対策 の総 合的 な推 進に 関す る事 項
一 一 二 都道 府県が実 施す る次に掲げる措置に関する事項 イ 新型インフルエンザ 等 の都道府県 内 における発生の状況、動向及び原因の 情報収集並びに調査 ロ 新 型 インフ ル エンザ等に関する情 報 の市町村、指定 地方公共 機関 、医療機関、事業者及び住民へ の 適切 な方 法に よる提供 ハ 感染 を防止するための 協力の要請その他の新型イ ンフルエンザ等のまん延の防止に関する措置 ニ 医療従事者の確保その 他の 医療の提供体制の確保 に関 する 措置 ホ 物資 の売渡し の要 請その他 の住民の生活 及び 地域 経済 の安 定に 関す る措 置 三 市町 村及び指定地方公共機関がそれぞ れ次条第一項に規定する市町 村 行動計 画 及び第九条第一項に規 定す る業 務計画を 作成する 際の基準と な るべき 事 項 四 新型インフルエンザ等 対策を実 施す るた めの体制に関する事項 五 新型 イン フル エン ザ等 対策の 実 施に 関す る他 の地 方公 共団 体その他の関係機 関との連携に関する事項 六 前各 号に 掲げ るも ののほか 、当該都 道府県の区域に係る新 型インフ ルエンザ等対策に関し都道府県知 事が 必要と認 める事項
一 二 頁 3 都道 府県 知事は、都道 府県 行動 計画を 作 成す る場合に おいて 、 他の地方公共 団体と 関 係がある事 項 を 定 める ときは、当該他の地方公共団体の長 の意 見を 聴か なけ れば なら ない。 4 都道府県知事は、都道府県行動計画 を 作 成したと きは、 内 閣総 理大 臣に 報告 しな けれ ばな らない 。 5 内閣総理 大臣は、前項 の規定に より報告を 受 けた 都道 府県 行動 計画 につ い て 、必要が あると認 めるとき は、当該都道府県知事に対し、必要な助 言又 は勧 告をする ことが で きる。 6 都道府県知事は、都道府県行動計画 を 作 成したときは 、速 や か に、 これを 議 会に報告し 、 並びに当該都 道府県の区域内の市町村の長 及 び関係 指 定地方公共機 関に通知するとと もに 、公 表し なければ なら ない。 7 都道府県知事は、都道府県行動計画 を 作 成するため必 要がある と認める ときは、 指定行政機関の長 (当 該指定行政機関が合議制の機関 で あ る場合にあっ ては 、当 該指定行政機関。以下同じ。)、指定地方行政 機関 の長 、地方公 共団体の長等 、指 定公 共機関、指定 地方公共機関その他の関係者に対し 、 資料又は情報 の提供、 意見の陳述その他必要 な協力を求め ることが できる。 8 前条第五 項の 規定は、都道 府県 行動 計画 の作成に ついて 準 用す る。 9 第三 項から前 項まで の 規定は、都道 府県 行動 計画 の変 更に ついて 準 用す る。
一 三 (市 町村 行動計画 ) 第八条 市町村長は、都道 府県 行動 計画 に基づき 、当該市 町村 の区 域に 係る新型 インフル エンザ等 対策 の実 施に関する計 画(以下「市町村行動計画 」という。 ) を 作 成するものとする。 2 市町村行動計画におい て は、 おお むね次に掲げる事項 を 定め るもの と する 。 一 当該市町 村の 区域に係る新型インフルエ ンザ 等対策の総合的な推進に関する事項 二 市町 村が実施する次に掲げる措置に関する事項 イ 新型 インフル エン ザ等 に関する情報 の事 業者 及び 住民 への適切 な方 法に よる 提供 ロ 住民に対する予防接種の実施 そ の他の新型イ ンフルエンザ等 の まん 延の 防止 に関 する 措置 ハ 生活 環境 の保全そ の他 の 住 民 の 生活及び地域経 済 の安定 に 関する措置 三 新型インフルエンザ等 対策を実 施す るた めの体制に関する事項 四 新型 イン フル エン ザ等 対策の 実 施に 関す る他 の地 方公 共団 体その他の関係機 関との連携に関する事項 五 前各 号に 掲げ るも ののほか 、当該市 町村 の区 域に 係る新型 インフル エンザ等対 策 に 関 し 市 町村長が必 要と 認 め る事 項
一 四 頁 3 市町村長は、市町村行動計画を 作 成する場合におい て 、 他の地方公共団体と 関 係がある事項を定 めると き は 、当該他の地方公 共団体の長の意見を聴 かなけれ ばならな い。 4 市町 村長 は、 市町 村行 動計 画を作 成 した ときは、 都道府県知 事 に報 告し な け ればならない 。 5 都道 府県 知事は、前項 の規定に より報告を 受 けた 市町 村行動計画につい て 、必 要がある と認める ときは 、当 該市町村長に 対し、必 要な助言又は勧告 をすることができる 。 6 市町 村長 は、 市町 村行 動計 画を作 成 した ときは、 速 や かに、 こ れを議会 に報 告す る と ともに、 公表 しな けれ ばならな い。 7 第六条第五項 及び前条第七項の規定は、 市町 村行 動計 画の 作 成 につ い て 準用 する 。 8 第 三 項 か ら 前 項 ま での規 定 は、 市町 村行 動計 画の 変更 につ い て 準用 する 。 (指定公 共機関及び指定地 方公共機関の業務計画 ) 第九 条 指定 公共機関又は指定地方 公共機関 は、 そ れ ぞれ 政府行動計画又は都道府県行動計画に基 づき、そ の業 務に 関し 、新 型イ ンフ ルエ ンザ 等対 策に 関す る業 務計画( 以下 「業 務計画 」 と い う。)を 作成す る も のと す る 。
一 五 2 業務計画におい て は、次に掲 げ る事 項を 定めるも のと する。 一 当該指定公共 機関 又は指定 地方公共 機関が実施する新 型インフ ルエンザ等対策の内容及び 実施方法に 関する事項 二 新型インフルエンザ等 対策を実 施す るた めの体制に関する事項 三 新型 イン フル エン ザ等 対策の 実 施に 関す る関 係機 関 と の 連 携 に 関 す る 事 項 四 前三号に掲げるものの ほか、新型イ ンフルエ ンザ 等対策の 実施に関 し必 要な 事項 3 指定公共 機関及び指定 地方公共 機関は、そ れ ぞれ その 業務計画を作成したときは 、速やかに、指定公共 機関にあっては当該指定公共機関を 所管する指定行政機関の長 を経由し て内閣総理 大 臣に、指定地方公共 機関にあっ て は当該指定地方公共 機 関を指定した都道府県知事に報告しなけれ ば ならな い 。こ の場合にお いて 、内 閣総 理 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 は 、 当 該 指 定 公 共機関又は指定地方公共機関に対し 、必要な助言を する ことができる 。 4 指定公共 機関及び指定 地方公共 機関は、そ れ ぞれ その 業務計 画 を作成したと きは、速 やか に、 これを関 係都道府県知事及び関 係市 町村 長に通知するとと もに、その要旨 を 公表しなければならない。
一 六 頁 5 第七条第七項の規定は 、業 務計 画の作 成 につい て 準用する。 6 前三項の規 定 は、業務計 画 の 変 更につい て準用する。 (物 資及 び資 材の 備 蓄 等) 第十条 指定 行政機関 の長及び指定 地方 行政機関 の長、地 方公 共団体の長等並び に指 定公 共機関及び指 定地 方公共機 関(第十二条 及び第五 十一条におい て「 指定行政機 関 の長等」という 。 ) は 、政府行動計画、都 道府 県行 動計 画、 市町 村行 動計 画又 は業務計 画で定め ると ころによ り、 その 所掌 事務又 は 業務 に係 る新型 インフ ル エン ザ等 対策 の実 施に 必要 な医 薬品 その 他の 物資及び 資材を備蓄し 、整 備し 、若しくは点 検し 、 又は新 型 インフ ル エンザ等対策の実施に必要な そ の管 理に 属する施 設及 び設備 を 整備 し、 若し くは 点検 し なけ れば なら な い 。 (災害対策基本法の規定によ る 備 蓄 との関係) 第十 一条 前条 の規定に よる 物資及び 資材の備蓄と 、災害対 策基本法(昭和三 十六 年法律第 二百二十三号 ) 第四十九条の規 定 による物資及び資材の 備蓄とは 、相互に兼ねる こ とができ る。 (訓練)
一 七 第十 二条 指定行政機関の長 等は、政府行 動計 画、 都道府県 行動計画、市町村行動計画又 は 業務計 画 で定め るところ により、そ れ ぞれ 又は 他の指定 行政機関の長 等と 共同して 、新 型インフ ルエンザ等対策に ついて の訓練を行うよう努めなければならない。この場合に おい ては、災 害対策基 本法 第四 十八条第 一項の防災 訓練との有機的な連携が図られ るよう配慮するも の と する。 2 都道府県 公安委員 会は、前項の 訓練の効 果的な実施を図 る ため特 に 必 要 がある と 認める と きは、政令 で 定め ると ころによ り、 当該 訓練の実施に必要な限 度で 、区域 又 は 道 路 の 区 間 を 指 定して 、 歩行者 又 は 車 両 の道路に おけ る通 行を 禁止 し、 又は 制限 すること がで き る 。 3 指定行政機関の長 等は、第 一項の訓練を行お うとする ときは、住民その他関係の ある 公私の団体に協力 を要請 す る こ とができ る。 (知識の普及等) 第十 三条 国及び地方公 共団体は 、新 型インフ ルエンザ等の 予防 及び ま ん 延 の 防止 に関 する 知識を普 及す る とと もに 、新 型インフ ルエンザ等対策の重要 性に つい て国民の理解と関心 を 深 め るため、 国民に対する 啓 発に 努めなければ なら ない。
一 八 頁 第三 章 新型インフルエンザ等の発生 時 における措置 (新型イン フ ル エ ン ザ 等の発生等に関 す る報告) 第十四条 厚生労 働 大 臣 は、感染症法第四十四条の二 第一項又 は 第四十四条の六第一項の規定により新型イ ンフ ルエ ンザ等が 発生したと認 めた 旨を 公 表 するとき は、内閣総理大 臣 に対し、当 該 新型インフルエンザ 等 の 発生の状況 、 当該新型インフ ル エンザ等にかかっ た場合の病状の 程 度その 他 の 必 要 な 情報の 報 告 を し なければならない。 (政府 対 策本部の設置) 第十五条 内閣総理 大臣 は 、 前条 の報告が あったと きは 、当該報告に 係る 新型 インフル エン ザ等 にか かった 場 合 の 病 状の程 度 が、感染症法 第六条第六項 第一号に 掲 げ るイ ンフルエ ンザ にか かっ た場 合の 病状 の程 度 に比して おおむね同程度以下で あると認 められる場合 を除き 、 内閣 法( 昭和 二十 二年 法律 第 五 号)第十 二 条第四項 の規 定に かか わら ず、 閣議 にか けて、臨 時に 内閣 に新型イ ンフルエ ンザ 等対策本部 ( 以下「政 府 対策 本部」と いう 。)を設 置す るも のと する 。 2 内閣総理 大臣は、政府対策 本部を置 いたとき は、当該 政府対策 本部の名称並びに設置 の場所及び期間を
一 九 国会 に報告す ると とも に、これ を公示しなければ なら ない。 (政 府 対 策 本 部 の 組 織 ) 第十 六条 政府対策 本部の長は、新型インフルエンザ等対策 本部長( 以下「政府対策本 部長」と いう。)と し、内閣総理 大臣(内 閣総理大臣に事故があるときは 、そのあらかじめ指名する国務 大臣 )を もって 充 て る。 2 政府 対策本部 長は、政府対策本部の 事務 を総括し、所部の職員 を指揮監 督する。 3 政府対策 本部に、新型インフルエンザ等対策副本部長 (以下 こ の 条 及び第二十条第三項におい て「政府 対策 副本部長 」という 。)、新型イ ンフルエ ンザ 等対 策本 部員 (以 下この条 にお い て 「政 府対 策本 部員 」 という 。 ) そ の 他 の職員 を 置く 。 4 政府対策副本 部長は、国務 大臣をも っ て 充 て る。 5 政府 対策 副本部長 は、政府 対策本部 長を助け、政府対 策本 部長 に事故がある ときは、 その 職務 を代 理す る。 政府対策副本部長が二人以上置かれて い る場合に あっ ては、 あ らかじめ政府 対策本部 長が 定め た順 序 で 、 その職務を代理する。
二〇頁 6 政府対策 本部 員は 、政 府対 策本 部長及び 政府対策副本 部長 以外 の全て の 国務 大臣を も って 充て る。こ の 場合におい て 、国務大臣が不在の と きは 、そのあらか じめ指名する副大臣(内閣官房副長官 を 含 む 。)が その職務 を 代 行することが できる。 7 政府対策副本 部長及び 政府対策 本部員以外の政府対策 本部の職員は 、内閣官房の 職員、指定行政機関の 長(国務大臣を除く。)その他の職 員又は関係する指定地方行政機関の 長その他 の職員のうち から 、内 閣 総理大臣が任 命する。 8 新型インフルエンザ等が国内におい て発 生した場合には、政府対策 本部に、政府対策 本部長の定めると ころにより政府対策本部の 事務の一部を行う組織とし て 、 新型イン フルエン ザ等現地 対策本部 (以 下この 条に おいて「 政府現地対策 本 部 」という。 ) を 置 くこ とが できる。 こ の 場合におい て は、 地方自治法(昭 和二十二年法律第六十 七号 )第 百五十六 条第 四項 の規定は 、適 用し ない。 9 政府 対策本部 長は、前項の規定によ り政府現地対策本 部を置い たと きは当該政府 現地 対策本部の名 称並 びに設置 の場所及び期間を 、当該政 府現 地対 策本 部を 廃止 したとき はその旨を 、 国会に 報 告 す るとと も に 、こ れ を 公 示 し な け れ ば な ら な い。
二一 政府現地対策 本部に、新型インフルエンザ等 現地対策 本部長( 次項及び第十 二項において「 政 府現地対 10 策本部長」 と い う。)及び新型インフルエンザ 等現地対 策本部員 (同項におい て「政府 現地 対策本部員」 とい う 。 ) そ の 他 の職 員 を 置 く 。 政府現地対策 本部長は 、政府対策本部長の命を受 け 、 政府現地対策 本部の事 務を 掌理する。 11 政府 現地 対策本部 長及 び政府現地対 策 本 部員その他の職員は、政府対策副本部長、政府対策本部員その 12 他の 職員 の う ちか ら、 政府 対策 本部 長 が 指名 する 者 を もっ て充 てる 。 (政府 対 策本部の所掌事務) 第十七条 政府対策 本部は、次に 掲げ る事 務を つか さど る。 一 指定 行政機関 、地方公 共団体及び指定公共 機 関が 次条第一項に規定する基本的対処方針に基づ き 実施 する新型インフルエンザ等対策 の総 合的 な推 進に 関す るこ と 。 二 第二 十条第一項及び第三十三条第一項の規定に より 政府対策 本部長の権限に属する事務 三 前二号に掲 げ るも ののほか、法令の 規定 に よ りそ の権 限に 属す る事 務 (基本 的 対処方針)
二二頁 第十 八条 政府対策 本部は、政府行動計画に基づき 、新 型イ ンフ ルエ ンザ等へ の基 本的 な対 処の方 針 ( 以 下 「基本 的 対処方針」 と い う。)を定めるものとする。 2 基本的対処方 針においては 、次に掲げる事項を定 めるものとする。 一 新型 イン フル エン ザ等の発 生の 状況に関 する 事実 二 当 該 新型インフルエンザ等への対処に関する全般的な方針 三 新型 イン フル エン ザ等 対策の 実 施に 関す る重 要事項 3 政府対策 本部長は 、基本的対処方針を定 めたとき は、 直ち に 、 こ れ を 公 示 し て そ の周 知を 図ら なけ れ ば ならない 。 4 政府対策 本部長は 、基本的対 処 方 針 を 定 めようとす る ときは 、 あらかじめ、感 染 症 に 関する専門的な 知 識を 有す る者 その他の学識経験者の意見を聴 かなけれ ばならない 。 ただし、緊 急 を要する場合で、あらか じ め 、その意見を聴くいとまがない ときは 、 こ の 限り で な い。 5 前二項の規 定 は、基本的対処方針の変更につい て 準用する。 (指定行政機関の長の権限 の委任)
二三 第十九条 指定行政機関の長 は、政府 対策本部 が設置さ れた ときは、 新型イン フルエンザ 等 対策の 実 施のた め必 要な権限の 全 部又は一部 を 当 該 政府対策本部の職 員 で ある 当該指定 行政機関 の職員又は当該指定地方 行政機関の長若しくはその職員 に委 任することが できる。 2 指定 行政機関 の長は、前項の規定に よる 委任をし たと きは 、直ち に 、そ の旨を公 示し なけ れば なら ない。 (政 府 対 策本 部長 の 権 限) 第二 十条 政府対策 本部 長は 、新 型イ ンフ ルエ ンザ 等対 策を 的確かつ迅速 に実 施す るた め必要が あると認 め ると き は 、基 本的 対処 方 針 に 基 づき 、指 定 行 政機 関の 長及び指定地方行政機関の長並びに前条 の規定によ り権限を委任された当 該指定行政機関の職員 及び当該 指定地方行政機関の職員、 都道府県の知 事その他の 執行 機関(以下「 都道 府県 知事等 」 と い う。)並び に 指 定 公 共 機関に対し 、 指 定 行 政 機関、 都 道 府 県及び 指定公共 機関が実施する新 型インフ ルエンザ等対 策に関す る総合調整を 行うこと ができる。 2 前項 の場 合に おい て、 当該都道府県知 事 等及 び指 定公共機 関は、当 該都 道府 県又 は指 定公共機 関が 実施 する新型インフルエンザ等対策に関 して 政府対策 本部長が 行う総合調整に関し 、 政府対策本部長に対して 意見を申 し出るこ とができ る。
二四頁 3 政府対策 本部長は 、第一項の規定に よる権限 の全 部又は一 部を 政府対策副本 部長に 委 任すること が でき る。 4 政府 対策本部 長 は 、前項の 規 定 によ る委 任 を した ときは、 直 ち に、 その 旨 を 公示 しな ければな らない 。 (政府対 策本 部の廃止 ) 第二 十一 条 政府 対策本部 は、 第十五条 第一項に規定する新型イ ンフルエ ンザ 等にかかった場合の病状の程 度が、感染症法第六条第六項第一 号 に掲 げるインフ ル エンザにかかった場合の病状の程度に比 しておお む ね同 程度 以下 で あ るこ と が 明ら かと なっ たと き 、 又は 感染 症 法 第 四 十 四 条 の 二第 三 項 の規定に よる 公 表 が され、若 しくは感染症法第五十三条第一項の政令が 廃止さ れ た と きに、 廃 止さ れるものとする。 2 内閣総理 大臣は、政府対策本部が廃止 さ れ た ときは 、 その 旨を国会に報 告するとともに、 これを公示し なけ れば なら な い 。 (都 道府 県対 策本 部の 設置 及び所掌 事務) 第二十二条 第十 五条第一 項の規定 により政 府対 策本 部が 設置 され たと き は 、都道府県知事は 、都道府県行 動計 画 で 定め ると ころによ り、 直 ち に、 都道府県対 策本 部 を 設置 しな ければな らない。
二五頁 2 都道 府県対策 本部は、当該 都道 府県及び 当該 都道 府県 の区 域内 の市 町村並び に指 定公共 機 関及び 指 定 地 方 公 共 機 関が 実施 する 当該 都道 府県 の区 域に 係る 新型 インフル エン ザ等 対策 の総 合的 な推 進に 関す る事 務 をつ かさ どる 。 (都道府県対策本部の組織 ) 第二 十三 条 都道府県 対策本部 の長 は、 都道府県 対策本部長 と し、都 道 府 県 知 事 をもっ て 充 て る 。 2 都道府県 対策本部 に本部員 を置 き 、 次に掲げる者 (道 府県知事が設置するものにあっ ては、第四号 に掲 げる者を除く。)をも っ て 充 て る。 一 副知 事 二 都道府県教育委員会の教育長 三 警視総監 又は 道府県警 察本 部長 四 特別区 の 消防長 五 前各 号に 掲げ る者 のほ か、都道 府県 知事 が当該都道府県の 職員のうちから 任 命する者 3 都道 府県対策 本部に副 本部長を 置 き 、前 項の本部 員のうち から 、都道府県知事が指名する。
二六 頁 4 都道 府県対策 本部長は 、必要が あると認 めるとき は、国の 職員その他当該都道府県 の 職 員 以外の者を 都 道府県対策本部の会議に出席させることが で きる。 (都 道府 県対 策本 部長 の権 限) 第二十四条 都道 府県対策 本部長は 、当該都道府県の区域に係 る新 型インフ ルエンザ等対 策を 的確かつ迅速 に実施するため必 要がある と認める ときは、当該都道府県及び関係市町村並びに関係指定公共機関及び指 定地方公共 機 関が実施する当該都道府県の区域に係る新 型インフ ルエンザ等対策に 関す る総 合調 整を 行う ことができる。 2 前項 の場 合に おい て、 関係 市町 村の 長そ の他 の執 行機 関(第三十三条第二項において「関係市町村長等 」 と い う 。)又 は 関係 指 定 公共機関若し くは 指定地方 公共機関 は、 当該 関係 市町 村又 は関係 指 定公共機 関 若し くは 指定 地方 公共 機関 が実 施す る当該都道府県の区域に係る新型イ ンフ ルエンザ等対策に関して 都 道 府県 対策本部 長が行う 総合調整に関 し、 当該都道府県 対策本部 長に 対し て意見を申し出る ことができる 。 3 都道 府県対策 本部長は 、当該都道府県の区域に係る新 型インフ ルエンザ等対策 の 実施に関し 、 指定行政 機関 又は 指定 公共 機関と 緊 密な連絡を図 る必要が ある と認めるときは、当該連絡を要する事項を所管する
二七頁 指定 地方 行政 機関 の長(当該指 定地方行 政機関が ないとき は、当該指定 行政 機関 の長 ) 又 は 当 該指定公共 機関に対し、その指名する職員を派 遣す るよう求 めること がで きる。 4 都道府県 対策本部 長は、特 に必 要がある と認める ときは、政府 対策本部 長に 対し、指定行政機 関 及 び 指 定公 共機関が実施する新型インフル エンザ等対策に関する総合調整を行 うよう要請する こ とができ る。こ の場 合におい て 、 政府 対策本部 長は、必 要がある と認めると き は、所要の 総 合調整 を 行 わ な け ればな ら な い。 5 都道 府県 対策 本部 長は 、第 一 項 の総 合調 整を 行う た め 必要 があ ると 認 め ると き は 、政 府対 策本 部長 に対 し 、 当該都道府県の区域に係る新 型インフ ルエンザ等対 策の実施に関し必要な情報の提供 を 求める こ とが でき る。 6 都道府 県 対策本部長 は 、 第一項の 総 合調整 を 行 う ため 必要 があ ると 認 め ると き は 、当 該総 合調 整 の 関係 機関に対し、それぞれ当該都道府県の区域に係る新型イ ンフ ルエ ンザ等対 策の実施 の状況に ついて 報 告 又 は資料の提出を求 めること ができる。 7 都道 府県対策 本部長は 、当該都道府県警 察及び当該都 道府県の教育 委員会に対し 、当該都道府県の区域
二八 頁 に係る新型インフ ルエンザ等対策を 実施 するた め 必要 な限 度に おいて 、 必要 な措 置を 講ずる よ う求 めるこ とが できる 。 8 都道府県 対策本部 長は、当 該都 道府 県の 区域に係 る新 型イ ンフルエ ンザ 等対策を的確 かつ 迅速に実施す るた め必要が あると認 めるとき は、指定 行政機関 の長 又は 指定 地方 行政 機関 の長 に対 し 、 これ ら の 所 掌 事 務に係る新型イン フルエンザ等対策の実施に 関し必要な要請 を することが で きる。 9 都道府県 対策本部 長は、当 該都 道府 県の 区域に係 る新 型イ ンフルエ ンザ 等対策を的確 かつ 迅速に実施す るた め必要が あると認 めるとき は 、 公私 の団 体又は個 人に 対し 、そ の区 域に 係る 新型 インフル エン ザ等 対 策の 実施 に関 し必 要な 協力 の要請 を する ことが で きる 。 (都道府県対策本部の廃止 ) 第二十五条 第二十一条第一項の規定により政府対策本部が廃 止されたときは、都道府 県 知 事 は、遅滞なく 、都 道府 県対 策本 部 を 廃止 する もの とする。 (条例へ の委任) 第二十六条 第二十二条から前条まで及び第三十三条第二項に 規定 する も の のほ か 、 都道 府県 対策 本部 に関
二九頁 し必要な事項は、都道府県の条例 で 定める。 (指定公共機関及び指定地方公共機関の応 援 の要求) 第二 十七 条 指定 公共機関又 は 指定地方 公共機関 は、 その 業務 に係 る新型イ ンフルエ ンザ 等対 策を 実施 する ため特に必 要 がある と 認める と きは、 指 定行政機関の 長若しくは指定地方行政機関の長又は地方公共団体 の長 に対 し、 労務 、 施 設、 設備 又 は 物資 の確 保に つい て応 援 を 求める こ と が で き る 。 この場 合 に お い て 、 応援 を求めら れた指定行政機関の長 及び指定地方行政 機関の長 並びに地方公共団 体の 長 は 、正 当な 理由 が ない限り、応援を拒んではならない。 (特 定接 種) 第二十八条 政 府 対 策 本 部 長 は 、 医 療の 提供 並びに国 民生 活及 び国 民経 済の 安定 を確 保す るため緊 急の 必要 があ ると 認 め ると き は 、厚 生労 働 大 臣に 対し 、次 に 掲 げる 措 置 を 講 ず る よう 指示 すること がで き る 。 一 医療の提供の 業務又は国民生活及び国民経済の安定に 寄与 する 業務 を行 う事 業者 であ っ て 厚生 労働大 臣の定める と ころ により厚生労働大臣の登録を受けて いるもの(第三項及び第四項におい て 「 登 録 事業 者」という。 )のこれらの業務に従事する者(厚生労 働大臣の定める基準 に 該当する者に限る。)並び
三 〇 頁 に新 型インフ ルエンザ等対 策の実施 に携わる国家 公務 員に対し 、臨時に 予防 接種を行うこと 。 二 新型イ ン フルエ ン ザ 等 対策の 実 施に携 わ る地方公務員に 対し、臨 時に予防接種 を行 うよ う、 当該地方 公務員の 所属 する都道府県又は市町 村の 長に 指示する こと。 2 前項の規定に よる指示をす る場合には、政府対策 本部 長は 、予防接種の期間を指定す るも のと する。 3 厚生労働大臣は、 第一項の規定によ る 指示に基づ き 行う 予防接種( 以 下この条及び第三十一条におい て 「特 定接 種」 とい う。) 及 び同項 第 一号 の 登 録の 実施 に関 し必 要が ある と認める ときは、 官 公 署に 対し、 必要 な書 類の 閲覧 若し くは 資料 の提 供を 求 め 、又は登 録事業者 その他の関係者に対し 、 必要な事項の報告 を求める ことがで きる 。 4 厚生労 働 大 臣 は、特 定 接種 及び第一項第一号の登録の 円 滑な実施 のた め必要が あると認 めるとき は、登 録事業者 、都道府県知事、市町村長及び 各省各庁 の長(財 政法(昭 和二十二年法律第三十 四号 )第 二十 条 第二 項に 規 定 する 各省 各庁の長 をい う。) に 対し て、 労務又は施設の確 保その他の必 要な協力 を求める こ とができ る。この場合におい て 、協力 を 求められた登 録事業者 、都道府県知事及び市町村長は、正当な理 由がない限り、協力 を 拒んではならない。
三 一 5 厚生労 働 大 臣 が行う特定接種 は、予防接種法(昭和二十 三年法律第六十八号) 第六条第一項の規定によ る 予 防 接 種と みな して 、同 法( 第 二 十 二 条及 び第 二十 三条 を除 く。 )の 規定 を適 用す る。こ の 場合 にお い て、 同法 第七 条及 び第 七条の二 中「 市町 村長 又 は 都道 府県 知 事 」 と あり 、 並 びに 同法 第十 一条 第一項、 第 十四条及び第 十五条第一項 中「 市町村長」と ある のは 「厚 生労働大臣」と 、 同法第十一条第一 項中「当該 市町 村の 区域 内に居住 する 間に 定期の予 防接 種又 は臨 時の予 防 接 種 」 と あ る の は 「その行う臨時の予 防 接 種」 と 、 同法 第二 十一条第一項中「市町 村(第六条第 一項 の規 定に よ る 予 防 接種 につ い て は、 都道 府 県 又 は市 町村 )」とあり、及び同条第二項中 「市 町村 」と ある のは 「国 」と する 。 6 都道府県知事が行 う特 定接種は、予 防接種法 第六条第 一項 の規 定に よ る 予 防 接種 とみ なし て、 同法 (第 二十 二条 及び 第 二 十三 条を 除 く 。 ) の 規 定 を 適 用 す る 。この場 合におい て 、 同法 第十一条第一項、 第 十四 条及び第十五条第一項中「市町村長」 と あるのは「都 道府県知事」と、同法第十一条第一 項中「当該市町 村の 区域 内に 居住 する 間に 定期 の予 防接 種又 は臨 時の 予 防 接種 」 と ある の は 「そ の行 う臨 時の 予 防 接種 」 と、同法第二十一条第一項中 「 市町村(第六条第一項の規定によ る 予 防 接種につい て は、都道府県又は市 町村 )」とあ り、及び 同条第二項中「市 町村 」と ある のは 「都道府県」とす る。
三 二 頁 7 市町村長が行う特定接種 は、予防接種法第六条第一項 の規定に よる 予防 接種とみなして 、 同 法 (第二十 二条及び第二十三条を除く。)の規定を適用する。 こ の場合に おいて 、 同法第十一条第一 項中「当該市 町 村の 区域 内に 居住 する 間に 定期 の予 防接 種又 は臨 時の 予 防 接種 」 と ある の は 「そ の行 う臨 時の 予 防 接種 」 と、同法第二十一条第一項中 「 市町村(第六条第一項 の規定に よる 予防 接種につ い て は、都道 府県 又は 市 町村)」 とあ るの は「 市町 村」 とす る。 (停留を行う ための施設の使用) 第二十九条 厚生労働 大臣は、外国におい て 新型インフルエン ザ等が発生した場合には、発生国(新型イン フル エン ザ 等 の発 生 し た外 国 を いう 。以 下 こ の項 にお い て 同じ 。) にお ける 新型 イン フル エン ザ 等 の発 生 及び まん延の状況 並び に我が 国 に お け る 検疫所 の 設 備 の状況 、 検疫法(昭和二十六 年 法律第 二 百一号)第 十四条第一項第二号に掲 げ る措置 ( 第五項 及 び次条 第一項にお い て 「停 留」と い う。 )を され るべき者 の 増加その他の 事情 を勘 案し、検 疫を適切に行 うため必 要がある と認める ときは、検疫 港(同法 第三条に規 定す る検疫港をいう。第四項に おいて同じ。 )及び検 疫飛 行場(同 法第 三条 に 規 定 す る 検 疫飛 行 場 を い う 。第 四項にお い て 同じ。)のうち 、 発生国を 発航し、 又は発生国に寄航し て 来航 しよう と する船舶又 は 航
三 三 空機(当該船舶又は航空機の内 部に発生国内 の地点か ら乗 り込んだ者が いるものに限る。第 四 項及び 次 条 第二 項にお い て「特 定 船 舶 等 」 とい う 。 ) に 係 る 検 疫 を行う べ きもの ( 以 下 この条におい て「特 定 検 疫 港 等」 とい う。) を 定め る こ とが できる。 2 厚生労働 大臣は、特定 検疫港等を定 めようと する とき は、国土 交通 大臣 に協 議す るも のと する。 3 厚生労働大臣は 、 特定検疫港等を定めたときは 、 遅滞なく 、 こ れを告示するものとする。 4 検疫 所長 は、特定検疫 港等以外の検疫港又は検疫 飛行 場に、特 定船舶等が来 航したときは、特 定検疫港 等に 回航すべき旨を指示するも の と する。 5 特定検疫 港等におい て 検疫 を 行 う検疫所長(第七十一 条第 一項 にお い て 「特 定検 疫 所 長」 とい う。) は 、特定検疫 港等におい て 検疫をされるべ き 者が増加し、停留を行うための施設の不足により停留を行う こ とが困難である と 認めら れ る場合におい て、検疫を適切に行 う ため必 要 がある と 認める と きで あって、病 院若 しく は診 療所 若 し くは 宿泊 施設 (特 定検 疫 港 等の 周辺 の 区 域 であっ て 、 特 定検疫 港等 か ら の距 離そ の 他の事情を勘案して厚生労働大臣が指定する区域内に 存す るも のに限る。以下こ の項に お いて「 特 定病院 等」と い う。 )の管理 者が 正当な理 由が ないのに 検疫 法第 十六 条第 二項(同 法第三十 四条 にお い て 準用す
三 四 頁 る場合を 含 む 。以下こ の項におい て 同じ。)若しくは 第三十四条の四 第一項の規定による委託を 受 けず、 若しくは同法第十六条第二項の同意をしないとき 、又 は当該特定病 院等 の管理者 の所 在が 不明で あ るた め 同項 若 し くは 同法 第三 十四 条の 四 第 一項 の規 定に よる委 託 をで きず、若 しく は同法 第 十六 条第二項 の 同 意 を求 めること がで き な いと き は 、同 項又は同 法第 三十 四条 の四第一 項の 規定 にか かわ らず 、同 法第 十六 条 第二項若 しくは第三十四条の四 第一項の規定によ る 委 託 をせ ず、 又 は 同法 第十 六条 第二 項の 同意 を得 ない で、 当 該 特 定 病院 等 を 使 用 す る こ と が で きる 。 6 第二項 及 び第三項の規定は、特定検疫 港等の変更につい て 準 用する。 (運 航 の 制限の要請等) 第三 十条 厚生 労働大臣 は、前 条 の 規 定によ る 措置を講じ て も停留 を 行 う ことが 著 し く 困 難 である と 認めら れ、新型イ ン フルエ ン ザ 等 の 病 原 体 が 船 舶又 は航空機 を介し て 国内に侵入する こ とを防止でき ないおそれ があるとき は 、政府対策本部長に対し 、 その旨を報告しな ければな らない。 2 政府対策 本部 長は 、前 項の 規定 によ る報告を 踏ま え 、 新型インフルエンザ等の国内における発生を防止 し、国民の生命及び健康に対する著しく重大な被害の 発生並び に国民生活及び国民経 済 の 混乱を 回 避す る
三 五 ため 緊急 の必要が あると認 めるとき は、国際的な連携を 確 保し つつ 、特定船 舶等 の 運 航を 行う事業者 に 対 し、 当該特 定 船 舶 等の来 航 を制限 す る よ う 要 請 す る こ と が で き る 。 3 政府 対策本部 長は、前項の規定によ る要請をした とき は、 遅滞 なく、そ の旨 を公表 し な け れば な ら ない 。 (医療等 の実施の要請等) 第三十一条 都道府県知事は 、 新 型 インフ ル エンザ等の患者又は新 型インフ ルエンザ等にかかっ て いると疑 うに 足り る正当な 理由のある者(以 下「患者 等」 とい う。)に 対する医療の 提供 を行 うため必 要がある と 認める と きは、 医 師、看 護師その他の政令 で定める医療 関係者(以下「医療関係者」という。 ) に対し 、 その場所及び期間その他の必要な事項を示し て 、 当該 患者等に対する医療を行うよう要請 する ことができ る。 2 厚生労働 大臣及び 都道 府県 知事は、特定 接種を 行 うた め必要が あると認 めるとき は、医療 関係者に対し 、そ の場 所及 び期 間そ の他 の必 要な 事項 を示 し て 、当 該特 定接 種の 実施に関 し必 要な 協力の要請 を する こ とができ る。 3 医療関係者が正当な 理由 がないの に前二項の規 定による 要請 に応 じない と きは、厚 生労 働大 臣及 び都 道
三 六 頁 府 県 知 事 は、患者等に対する医療又は特定接種 (以 下この条及び第六十二 条第二項におい て 「患者等に対 する 医療等」という 。 ) を 行 う ため特 に 必 要 がある と 認めるときに限り 、当該医 療関 係者 に対 し、患者等 に対する医療等を行うべきことを指 示することが できる。 こ の 場合におい て は、 前二 項の 事項 を書面で示 さなけれ ばならな い。 4 厚 生 労 働 大臣及 び 都 道 府 県 知事は 、 前 三 項 の 規定に よ り医 療関 係者 に患 者等 に対 する 医療 等を 行うこと を要請 し 、又 は患 者等 に対 する 医療 等を行う べ き こと を指示するときは、当 該医療関係者の生 命及び 健 康 の確保に 関し 十分に配慮し 、危 険が 及ば ない よう 必要 な措 置を 講じ なければ なら ない。 5 市町 村長 は、特定接種 を 行 うため必 要がある と認める ときは、都道府県知事に対 し、 第二 項又 は第 三項 の規定に よる要請又は指示を 行 う よ う求めるこ と ができ る 。 第四章 新型インフルエンザ等 緊 急 事態措置 第一節 通則 (新 型インフ ルエンザ等緊急事態宣 言等 ) 第三 十二条 政府対策 本部長は 、新 型インフ ルエンザ等( 国民 の生命及び 健 康に著しく重 大な被害を 与 える
三 七 おそ れがあるものとして政令 で 定める要件に該当するものに限る。以 下 この章におい て同じ。)が国内 で 発 生 し 、 その全国的か つ急 速なまん延に より国民 生活及び 国民 経済 に甚 大な 影響を及 ぼし 、又はそ のお そ れが ある もの とし て政 令 で 定め る要 件に 該当 する 事態 (以 下「 新型 イン フル エン ザ 等 緊 急 事態 」 と い う 。 )が 発生したと認 めるとき は 、 新型 インフル エン ザ等 緊急 事態 が発 生し た旨及び 次に 掲げ る事 項の公示 ( 第 五 項及び 第 三 十 四条第一項にお い て 「新 型インフ ルエンザ等 緊 急事態宣言」と い う。)をし 、 並びに そ の旨 及び当該事項 を国会に報告する もの とする。 一 新型インフルエンザ等 緊 急 事態措置を実施すべ き 期間 二 新型 イン フル エン ザ等緊 急 事態 措置 (第四十 六条の規 定による 措置 を除 く。) を 実施 すべ き区 域 三 新型インフルエンザ等 緊急事態の概要 2 前項第一 号に 掲げ る期 間は 、二 年を 超えては なら ない。 3 政府 対策本部 長は、新型イ ンフルエ ンザ 等の まん 延の 状況並びに国 民生 活及 び国 民経 済の 状況 を勘 案し て第一項第一号に掲 げ る期間 を 延長し、又 は 同項第二号に掲 げ る区域を変更する ことが必要である と認め るときは 、当該期間を延長する旨又は当該区域を変更 する旨の公示をし 、及びこれを 国会に報告するも の
三 八 頁 とする。 4 前項の 規 定によ り 延長す る 期 間 は、 一年 を超え て はならない 。 5 政府 対策本部 長は、新型イ ンフルエ ンザ 等緊 急事態宣 言をした後、新型インフ ル エンザ等緊急事態措置 を実 施す る必要が なく なったと 認めるときは 、速や か に、新型 インフル エンザ等 緊急事態 解除 宣言(新 型 イン フルエンザ等緊急事態が終了した旨の公示を いう。 ) をし 、 及 び国会に報告するものとする。 6 政府 対策本部 長は、第 一項又は第三項の 公示 をしたと きは、基本的対処 方針 を変更し、第十八条第二項 第三 号に 掲げ る事 項と して 当該公示 の後に必要と され る新 型インフ ルエンザ等緊急事態措 置の実施 に関す る重 要な 事項 を定めな ければな らない。 (政 府対 策本 部長及び 都道 府県対 策 本 部 長 の 指 示 ) 第三 十三 条 政府対策 本部長は 、新 型インフ ルエンザ等緊急事 態において 、 第二十条第一 項の総合調整に基 づく所要の措置が実施さ れ ない 場合 であっ て 、新型イ ンフルエンザ等対策を的 確 かつ迅速に実施するため 特に 必要 があ ると 認 め ると き は 、そ の必 要な 限度 にお いて 、指 定 行 政機 関の 長及び 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 並び に第 十九条の 規定 によ り権 限を 委任 され た当該指 定行 政機関の 職員及び 当該指定 地方 行政 機関 の職 員
三 九 、都道府県知事等並び に指 定公 共機関に対し 、必要な 指示をす るこ とができ る。こ の 場合に お いては 、 第 二十条第三項及び第四項の規 定を準用 する。 2 都道府県 対策本部 長は、新型イ ンフルエ ンザ 等緊 急事 態におい て 、 第二 十四 条第 一項 の総合調 整に基づ く所 要の措置が実 施され な い場合で あって 、 当該 都道 府県 の区 域に 係る 新型 インフル エン ザ等 対策を的 確 かつ 迅速に実施するため特に必 要 がある と 認める と きは 、その必 要な限度におい て 、関係市町村長等並び に指定公共機 関及び指定地方公共機 関に 対し、必 要な 指示 をすることが できる。 (市 町村対策本部の設置及び所 掌事務) 第三十四 条 新型 イン フル エン ザ 等 緊 急 事態 宣言 がさ れた とき は、 市町 村長 は、 市町 村行 動計 画 で 定め る と こ ろ により 、 直 ち に、市町村対 策本 部 を 設置 しな ければな らない。 2 市町村対策本 部は 、当該市 町村が実施す る当該市 町村 の区 域に 係る 新型 インフル エン ザ等 対策 の総 合的 な推進に関する事務をつかさどる。 (市 町村対策本部の組織) 第三 十五条 市町村対 策本 部の 長は 、市 町村 対策 本部 長と し 、 市町村 長 をも って 充て る。
四〇頁 2 市町村対策本部に本部員 を 置 き 、次に掲げる者をもって充てる。 一 副市町 村 長 二 市町 村教育委 員 会 の 教 育長 三 当該市町村の区域を管轄する消防長又は その指名する 消防 吏員(消防本 部を 置か ない市町村に あって は、 消 防 団長 ) 四 前三号に掲げる者のほか、 市町 村長 が当 該市町村の職員の うちから任命する者 3 市町村対策本部に副本部長を置き、前項の本 部員の う ちから、市町村長が指名 す る。 4 市 町 村対策本部長は 、 必要があると認 め るとき は 、国 の職員そ の他当該市町 村の職員 以外の者 を市町村 対策 本部 の会 議に 出席 させ ること が で き る 。 (市 町村対策本部長の権限 ) 第三十六条 市町 村対 策本 部長 は、 当該 市町 村の 区域 に係 る新型イ ンフルエ ンザ 等緊 急事 態措置 を 的確 かつ 迅速 に実 施す るた め必要が あると認 めるとき は、当該 市町村が実施する当該市町村 の 区域に係る新型イン フルエンザ等 緊 急 事態措置に関する総合調整を行う こ とができ る。
四一 2 市町村対 策本 部長は、特に 必要があると 認めるときは 、都道府県対 策本 部長に対 し 、 都道府県並びに指 定公共 機 関及び指 定地方公 共機関が実施 する 新型 インフル エン ザ等 緊急 事態 措置に関する総合 調整を 行 う よう要 請 する ことができ る 。こ の場合におい て 、 都道 府県 対策本部長は、必 要がある と認める ときは、 所 要の総合調整を行わなければならない。 3 市 町 村 対 策 本 部長は 、 特に必要が あ ると認 め るとき は 、都道府県対 策本 部長に対 し、指定 行政機関及び 指定公共機関 が実施する新型イ ンフルエンザ 等緊 急事 態措置に関する第二十四条 第四項の規定によ る要請 を行うよう 求 め る ことが で きる。 4 市町 村対策本部長 は、 第一項の 総 合調整 を 行 う ため必 要 がある と 認める と きは、都道府県 対 策本部長に 対し 、当該市 町村 の区域に 係る新 型 インフ ル エンザ等 緊急事態措置の実施に関し必要な情報の提供 を求め るこ と が でき る。 5 市町 村対策本部長 は、 第一項の 総 合調整 を 行 う ため必 要 がある と 認める と きは、当該総合調整の関係機 関に対し 、当該市 町村 の区域に 係る 新型インフルエンザ等 緊 急 事態措置の 実 施の状況について報告又は資 料の提出を求 めること がで きる。
四二頁 6 市町村対策本 部長は、当該市町村の教育 委員会に対し 、当該市 町村 の区域に 係る新 型 インフ ル エンザ等 緊急事態措置を実施する ため必要な限度におい て 、 必要な措置を講ずるよう求める ことができ る 。 7 市町 村対 策本 部長 は、 当該 市町 村の 区域 に係 る新型イ ンフルエ ンザ 等緊 急事 態措置 を 的確 かつ 迅速 に実 施す るた め必要が あると認 めるとき は、都道 府県対策 本部長に対し 、当該都道府県の区域に係る新型イン フルエンザ等緊急事態措置の実施に関し 必要な要請をすることが で きる。 (準 用) 第三 十七 条 第 二 十五 条及 び第 二十 六条 の規定は 、市 町村 対策 本部につ いて 準用 する 。こ の場 合に おいて 、 第二 十五 条中 「第二十一条第一項の規定により政府対策 本部が廃止された 」と ある のは「第三十 二条第五 項の公示がされた」 と 、 「 都道府県知事」とあるのは「市町村長」 と 、 第二 十六条中 「第二十二条から前 条まで及び第三十三条第二項」とあるのは「第三十四 条から第三十六条まで 及び 第三 十七 条に おいて読 み 替え て 準 用する第二十五条」と、「都道府県の」 と あ るの は「 市町 村の 」 と 読み替え るもの と する 。 (特定都道府県知事による代行) 第三 十八 条 その区域 の全 部又は一 部が第三 十二条第一項第二号に 掲げ る区 域内 にある市 町村(以下「 特定
四三 市町村」という。 )の長 ( 以 下 「特定市町村長」とい う。 )は 、新 型インフ ルエンザ等 の ま ん 延 に より特 定 市 町村 が そ の全 部又は 大 部分 の事 務を 行うこと がで き な くな った と認 めるとき は 、 当該 特定 市町村 の 属 する都道府県 (以 下「特定都道府県」という。)の知 事(以 下 「特 定都 道府 県知 事」 とい う。)に 対し、 当該 特定 市町村長が実 施す べき 当該 特定 市町村の区域 に係る新 型インフ ルエ ンザ等 緊 急事 態措 置の全 部 又 は一部の 実施 を要請することが できる。 2 特定都道府県知事は 、 当該特定都道府県の区域内の特定 市町村長 から 前項 の規定に よる 要請を 受 けたと きは 、当該特定市町村 長が実施すべき当該特定市町村 の区 域に 係る 新型 インフル エン ザ等 緊急 事態 措置 の 全部 又は 一部 を当 該特 定市町村長に代 わ っ て 実施しな ければな らない。 3 特定 都道 府県 知事 は 、 前 項 の 規 定 に よ り 特定市 町 村 長 の事務の代行 を 開 始し、又は 終 了したとき は 、そ の旨を公 示し なければ なら ない。 4 第二 項の 規 定 によ る特 定都 道府 県知 事の 代行 に関 し必 要な 事項 は、 政 令 で定める 。 ( 他 の地 方公 共団 体 の 長等 に対 する 応援 の要 求 ) 第三 十九条 特定 都道 府県 の知事 そ の他 の執 行機 関( 以下 「特 定都道府県知事等」 と いう。)は、当該特 定
四四頁 都道 府県 の区 域に 係る 新型 インフル エン ザ等 緊急 事態 措置を実 施す るた め必要が あると 認 めると き は 、 他 の都道府県知事等に対し、応 援 を求め る ことが で きる。 2 特定市町村 の 長その他の執行機関(以下「特定市町村 長等」という。 ) は 、 当該特定市 町 村 の 区域に係 る新 型インフ ルエンザ等緊急事態措 置を 実施するため 必要 があ ると 認 め ると き は 、他 の市 町村 の長 その 他 の執行機 関に対し、応 援を求め ることが できる。 3 前二項の応援に従 事する者は、 新型 イン フル エン ザ 等 緊 急 事態 措置 の 実 施に つい ては、当 該応 援を 求め た特定都道府県知事等 又 は 特 定 市町村長等の指揮の 下 に行動 す るも の と する。 こ の場合において、警察官 にあっては 、 当該応援を求めた特定都道府県の公安 委員会の管理 の 下 に その職権を 行 うものとする。 第四十条 特定市 町 村 長 等 は 、当該特定市 町村 の区 域に 係る 新型 インフル エン ザ等 緊急 事態 措置を実 施す る ため必 要 がある と 認める と きは、特定都道府県知事等 に対 し 、 応援 を求 めること がで き る 。こ の場 合に お いて 、 応 援を求 め られた 特 定 都 道 府 県 知 事 等 は 、 正 当 な理由がない限り、応 援を拒ん ではならない 。 (事 務の委託 の手続の特例) 第四十一条 特定 市町村は 、当該特定市 町村 の区 域に 係る 新型 インフル エン ザ等 緊急 事態 措置を実 施す るた
四五頁 め必要が あると認 めるとき は 、 地方 自治 法第 二百 五十 二条 の十 四及 び第 二百 五十 二条 の十五 の 規定に か か わ ら ず 、 政令で定 めるところ に より 、その事 務又は特定市 町村 長等 の権 限に属す る事 務の一部を他 の地方 公共 団体 に委 託し て、 当該他の 地方 公共 団体の長 等に これ を管 理し、 及 び執 行さ せる ことが で きる 。 (職員の派遣の 要 請) 第四 十二 条 特 定 都道 府 県 知 事 等又 は特 定市 町 村 長 等 は、 新 型 イ ン フルエ ン ザ 等 緊 急 事 態 措 置 の 実 施 の ため 必要があるとき は 、政令で定 め ると ころにより、 指定行政機関の長若し くは指定地方行政機関の長又は特 定指定公共機関(指定公共機関であ る特定独立行政法人( 独立 行政法人 通則法第 二条第二項に 規定する特 定独 立行 政法 人 を いう 。) をい う。以 下 この 項 及 び次 条におい て同じ。)に 対し、当 該指定行政機 関若 し くは指定 地方 行政機関 又は 特定指 定 公 共 機関の 職 員の派 遣 を 要 請すること が で き る。 2 その区域 の全 部又は一 部が第三 十二条第一項第二号に 掲げ る区域内 にある地方公 共団体の委員会及び委 員 は 、前項の 規 定 によ り職 員の 派遣 を要請しよう とす ると きは、あ らか じめ 、当 該地 方公共団 体の 長に 協 議し なけ れば なら ない。 3 特定 市町村 長 等が 第一 項の 規定 による職 員の派遣を要 請す ると き は 、特定 都 道府 県知事等 を経 由して す
四六頁 るも のと する。た だし 、人命の保護 のた めに 特に 緊急を要する 場合 につ い て は、こ の 限 り で な い。 (職 員の 派 遣 義 務 ) 第四 十三 条 指定行政機関の長 及び指定地方行政機関の長、地 方公共団体の長等並びに特 定指定公共機 関及 び特定指定地方公共機関 ( 指定地方 公共 機関で あ る地方独 立行 政法 人法第二条第 二項に規定す る特定地方 独立行政 法人 をい う。)は、前条第 一項の規 定による 要 請 又は 地方 自治 法第 二百 五十 二条 の十 七第一項 若 しくは地 方独立行政法人法 第九 十一 条第一項の規 定による求め があった ときは、その所掌 事務又は業務の 遂行に著 しい支障 のな い限 り、適任と認 める 職員を派 遣し なけ れば なら ない。 (職 員の 身分 取 扱 い) 第四十四条 災害対策 基本法第三十二条の規定は、前条の規定 により新型イ ンフルエンザ 等緊 急事態措置の 実施 のた め派遣された 職員の身分取扱いについ て 準用 する。 こ の場合におい て、同法第三十二条第一項中 「災 害派遣手当」 とあるの は、 「新型イ ンフルエ ンザ 等緊 急事 態派 遣手 当」 と読 み替 える もの とす る。 第二節 まん延の防止に関する措置 (感染 を 防止するための協力要請 等 )
四七頁 第四十五条 特定 都道 府県 知事 は 、 新型 インフ ル エン ザ等 緊急 事態 にお い て 、新 型インフルエンザ等 の ま ん 延を防止し、国民の生命及び健康を保 護 し、並びに国 民生活及び国民経 済 の 混乱を 回 避す るた め必要が あ ると認 め るとき は 、当該特定 都 道府県の住民に対し 、 新型イン フルエン ザ等の潜伏期 間及 び治癒ま で の 期 間並 びに 発生 の状況を 考慮 して 当該 特定 都道 府県 知事 が定 める 期間及び 区域 にお い て 、生活の維持に必要 な場 合を除きみだりに当該 者の 居宅又は これに相 当する場所から外出 し ない ことそ の 他の新型イ ン フルエ ンザ 等の 感染の防 止に必要 な協力を要請 する ことができる 。 2 特定 都道 府県 知事 は 、 新型 インフ ル エン ザ等 緊急 事態 におい て 、新 型インフ ルエンザ等のまん延を防止 し、 国民の生 命及 び健 康を保 護 し、 並びに国 民生 活及 び国 民経 済の 混乱 を回 避す るため必 要が ある と認め る と きは、 新 型イン フ ルエンザ 等の 潜伏期間 及び治癒までの期間を考慮して当該特定都道府県知事が定め る期間において 、 学校 、社会福 祉施 設(通所又 は 短期間の入 所 により利用さ れるものに限る。)、興行場 ( 興 行場法(昭和二十三 年 法律第 百 三十七号)第一条第一項に規定する興行場をいう。 )その他の政令 で 定める多数の者が利用する施設を管理する者又 は 当 該 施 設 を使用 し て催物 を 開催 する 者(次項 におい て 「 施設 管理 者等 」と いう。)に対 し、当該施設 の使用の 制限 若しくは 停止 又は 催物 の開 催の制限 若しくは 停