介護サービス事業に係る事務手続・書類等の見直しについて
※厚生労働省からの各基準・通知等の改正内容（新旧対照表）は神戸市ホームページ・神戸ケアネット「国等からの通知 文」（http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/carenet/hiroba/tsuchi-index.html）を参照すること リハビリテーション・個別機能訓練関係 １．リハビリテーションマネジメント加算 ◎リハビリテーション実施計画（原案）に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記 載する場合は、その記載をもってリハビリテーション実施計画（原案）の作成に代えることができ る。 ○リハビリテーション実施計画原案に基づくサービス開始から概ね2 週間以内に作成するリハビリテ ーション実施計画書は、リハビリテーション実施計画原案の変更等をもってリハビリテーション実 施計画書の作成に代えることができる（変更等がない場合であっても可）。 ○各サービスにおける「サービスの提供の記録（利用者毎の介護記録等）」に、リハビリテーション マネジメント加算の要件となっている「定期的な記録」に相当する内容を記録する場合は、当該記 録とは別に、加算算定のためのサービス提供の経過を定期的に記録する必要はない。 ○サービス終了時のケアマネジメントに関わる情報提供は、リハビリテーション実施計画書及び上記 「サービス提供の記録（利用者毎の介護記録等）」の写しで可。 ［留意点］ ※作成に関連するスタッフ（多職種協働による作成）、実施する手順、記載する事項・内容等に変更 はない ※相当する内容とは、様式例に示されている記載事項等を指す ※従来どおりリハビリテーション実施計画書（原案）、リハビリテーション実施に関する記録、ケア マネジメント連絡用紙等を別に作成してよい（様式例に変更なし） ２．個別機能訓練加算 ◎個別機能訓練計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は、その 記載をもって個別機能訓練計画の作成に代えることができる。 ［留意点］ ※作成に関連するスタッフ（多職種協働による作成）、実施する手順、記載する事項・内容等に変更 はない ※従来どおり個別機能訓練計画を別に作成してよい 栄養関係 １．栄養マネジメント加算 ◎栄養ケア計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は、その記載 をもって栄養ケア計画の作成に代えることができる。 ◎各サービスにおける「サービスの提供の記録（利用者毎の介護記録等）」に、栄養マネジメント加 算の要件となっている「定期的な記録」に相当する内容を記録する場合は、当該記録とは別に、加 算算定のためのサービス提供の経過を定期的に記録する必要はない。 ［留意点］ ※作成に関連するスタッフ（多職種協働による作成）、実施する手順等に変更はない ※相当する内容とは、様式例に示されている記載事項等を指す ※従来どおり栄養ケア計画、栄養ケア提供経過記録を別に作成してよい（様式例参照） ※様式例の簡素化等について ・栄養スクリーニング様式例の変更 ・栄養アセスメントと栄養ケアモニタリングの様式例の統一 ・栄養ケア提供経過記録の様式例廃止（栄養ケア計画様式例と統一）２．経口移行（経口維持）加算 ◎経口移行（経口維持）計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合 は、その記載をもって経口移行（経口維持）計画の作成に代えることができる。 ［留意点］ ※作成に関連するスタッフ（多職種協働による作成）、実施する手順、記載する事項・内容等に変更 はない ※従来どおり経口移行（経口維持）計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 ◎口腔機能改善管理指導計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場 合は、その記載をもって口腔機能改善管理指導計画の作成に代えることができる。 ◎各サービスにおける「サービスの提供の記録（利用者毎の介護記録等）」に、口腔機能向上加算の 要件となっている「定期的な記録」に相当する内容を記録する場合は、当該記録とは別に、加算算 定のためのサービス提供の経過を定期的に記録する必要はない。 ［留意点］ ※作成に関連するスタッフ（多職種協働による作成）、実施する手順等に変更はない ※相当する内容とは、様式例に示されている記載事項等を指す ※従来どおり口腔機能改善管理計画、口腔ケア提供記録を別に作成してよい（様式例参照） ※様式例の簡素化等について ・口腔機能スクリーニングの様式例廃止（口腔機能アセスメント・モニタリングに統一） ・口腔機能アセスメントとモニタリングの様式例の統一 ・口腔機能改善管理指導計画・管理指導計画と提供経過記録の様式例の統一 看取り介護加算（※平成 20 年 9 月 1 日施行） ◎看取り介護に関する本人又は家族への説明、同意 「週1 回以上」 ⇒「入所者の状態又は家族の求め等に応じて随時」 必ずしも毎回文書により得る必要はないが、口頭で同意を得た場合は、介護 記録にその説明日時、内容等を記載するとともに同意を得た旨記載すること。 ◎本人が十分判断をできる状態になく、家族に連絡しても来てもらえない場合、関係職種（医師、看 護師、介護職員等）が看取り介護について相談 「週1 回以上」 ⇒「入所者の状態等に応じて随時」 ［留意点］ ※関連するスタッフ、その他の算定要件等に変更はない 訪問看護関係 ◎訪問看護報告書については、訪問看護計画書の記載と重複する箇所の記載は省略して差し支えない。 ［留意点］ ※様式に変更はない 居宅療養管理指導関係 ◎管理栄養士が行う居宅療養管理指導において、居宅療養管理指導サービスの提供の記録（利用者毎 の介護記録等）に、栄養ケア提供記録に相当する内容を記録する場合は、当該記録とは別に、居宅 療養管理指導費算定のためのサービス提供の経過を定期的に記録する必要はない。 ◎歯科衛生士等が行う居宅療養管理指導において、居宅療養管理指導サービスの提供の記録（利用者 毎の介護記録等）に、口腔ケアの実地指導に係る記録に相当する内容を記録する場合は、当該記録 とは別に、居宅療養管理指導費算定のためのサービス提供の経過を定期的に記録する必要はない。
居宅サービス計画関係 １．第 4 表：サービス担当者会議の要点 ◎サービス担当者会議に欠席したサービス担当者についても、出席者と同様に「所属（職種）」「氏名」 を記載するとともに、欠席した理由についても記載する。併せて、当該欠席担当者に対する意見の 照会（依頼）年月日・内容及び回答を記載すること。但し、他の書類等により上記情報が確認でき る場合は、本表への記載を省略してもよい。 ◎やむを得ない理由によりサービス担当者会議を開催しない場合は、その理由を記載するとともに、 サービス担当者の所属及び氏名、専門的意見の照会（依頼）年月日・内容及び回答を記載すること。 但し、他の書類等により上記情報が確認できる場合は、本表への記載を省略してもよい。 ［留意点］ ※サービス担当者会議における検討の結果、提供するサービス内容に変更がない場合であっても、そ の検討内容について記録することが原則 ※「第 5 表：サービス担当者に対する照会（依頼）内容」様式は削除 ⇒任意様式 ２．福祉用具貸与に係るサービス担当者会議の開催について（※平成 20 年 9 月 1 日施行） ◎継続して福祉用具貸与を受ける必要性の検証「少なくとも 6 月に 1 回」 ⇒「必要に応じて随時」 ［留意点］ ※軽度者に対する福祉用具貸与の取り扱いについても同様 介護予防サービス計画関係 １．福祉用具貸与に係るサービス担当者会議の開催について（※平成 20 年 9 月 1 日施行） ◎継続して福祉用具貸与を受ける必要性の検証「少なくとも 6 月に 1 回」 ⇒「必要に応じて随時」 施設サービス計画関係 １．第 5 表：サービス担当者会議の要点 ◎サービス担当者会議に欠席したサービス担当者についても、出席者と同様に「所属（職種）」「氏名」 を記載するとともに、欠席した理由についても記入する。併せて、当該欠席担当者に対する意見の 照会（依頼）年月日・内容及び回答を記載すること。但し、他の書類等により上記情報が確認でき る場合は、本表への記載を省略してもよい。 ◎やむを得ない理由によりサービス担当者会議を開催しない場合は、その理由を記載するとともに、 サービス担当者の所属及び氏名、専門的意見の照会（依頼）年月日・内容及び回答を記載すること。 但し、他の書類等により上記情報が確認できる場合は、本表への記載を省略してもよい。 ［留意点］ ※サービス担当者会議における検討の結果、提供するサービス内容に変更がない場合であっても、そ の検討内容について記録することが原則 ※「第 6 表：サービス担当者に対する照会（依頼）内容」様式は削除 ⇒任意様式 介護保険施設等の運営に関する基準関係（※平成 20 年 9 月 1 日施行） １．感染対策委員会 ◎開催の頻度「1 月に 1 回程度、定期的に開催」 ⇒「概ね 3 月に 1 回以上、定期的に開催するとともに、感染症が流行する時期等を勘案して必要に 応じ随時開催」 ◎運営形態「他の委員会と独立して設置・運営」 ⇒「事故防止検討委員会と一体的に設置・運営して差し支えない」 ２．事故防止検討委員会 ◎運営形態「他の委員会と独立して設置・運営」 ⇒「感染対策委員会と一体的に設置・運営して差し支えない」
事前手続・書類 該当するサービス ① リハビリテーション実施計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は、その記 載をもってリハビリテーション実施計画の作成に代えることができるものとする。 ② 各サービスにおける「サービスの提供の記録（利用者毎の介護記録等）」に、リハビリテーションマネジメント加算 の要件となっている「定期的な記録」に相当する内容を記録する場合は、当該記録とは別に、加算算定のための サービス提供の経過を定期的に記録する必要はないものとする。 ③ サービス終了時のケアマネジメントに関わる情報提供は、リハビリテーション実施計画書及び上記「サービス提供 の記録（利用者毎の介護記録等）」の写しでも差し支えない。 リハビリテーション機能強化 加算 ・短期入所療養介護（予防） ○ リハビリテーション実施計画に相当する内容を（介護予防）短期入所療養介護計画の中に記載する場合は、その 記載をもってリハビリテーション実施計画の作成に代えることができるものとする。 個別機能訓練加算 ・通所介護 ・特定施設入居者生活介護（予防） ・介護老人福祉施設 ・認知症対応型通所介護（予防） ・地域密着型特定施設入居者生活介護 ・地域密着型介護老人福祉施設入所者生 活介護 ○ 個別機能訓練計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は、その記載をもっ て個別機能訓練計画の作成に代えることができるものとする。 ① 運動器機能向上計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は、その記載を もって運動器機能向上計画の作成に代えることができるものとする。 ② 各サービスにおける「サービスの提供の記録（利用者毎の介護記録等）」に、運動器機能向上加算の要件となって いる「定期的な記録」に相当する内容を記録する場合は、当該記録とは別に、加算算定のためのサービス提供の 経過を定期的に記録する必要はないものとする。 ① 栄養ケア計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は、その記載をもって栄 養ケア計画の作成に代えることができるものとする。 ② 各サービスにおける「サービスの提供の記録（利用者毎の介護記録等）」に、栄養マネジメント加算の要件となって いる「定期的な記録」に相当する内容を記録する場合は、当該記録とは別に、加算算定のためのサービス提供の 経過を定期的に記録する必要はないものとする。 ③ 栄養ケア提供経過記録の様式例廃止 ④ 栄養スクリーニング、栄養アセスメント、栄養ケア計画、栄養ケアモニタリングの様式例を簡素化 栄養改善加算 ・介護予防通所介護 ・介護予防通所リハビリテーション ・介護予防認知症対応型通所介護 ※ 栄養マネジメント加算と同様 経口移行加算 ・介護老人福祉施設 ・介護老人保健施設 ・介護療養型医療施設 ・地域密着型介護老人福祉施設入所者生 活介護 ○ 経口移行計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は、その記載をもって経 口移行計画の作成に代えることができるものとする。 経口維持加算 ・介護老人福祉施設 ・介護老人保健施設 ・介護療養型医療施設 ・地域密着型介護老人福祉施設入所者生 活介護 ○ 経口維持計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は、その記載をもって経 口維持計画の作成に代えることができるものとする。
改正内容の概要一覧
改正内容 ・訪問リハビリテーション（予防） ・通所リハビリテーション ・介護老人保健施設 ※介護療養型医療施設［特定診療費］ リハビリテーションマネジメ ント加算 ・介護予防通所介護 ・介護予防通所リハビリテーション 運動器機能向上加算 ・通所介護 ・通所リハビリテーション ・介護老人福祉施設 ・介護老人保健施設 ・介護療養型医療施設 ・認知症対応型通所介護 ・地域密着型介護老人福祉施設入所者生 活介護 栄養マネジメント加算事前手続・書類 該当するサービス
