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一太郎 12/11/10/9/8 文書

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Academic year: 2021

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(1)

4 月 の 技 術 対 策

平成 28 年3月31日 新 潟 県 農 林 水 産 部

4月の技術対策のポイント

水稲

1 発芽揃いの良い催芽もみを確保するため、浸種開始時から水温を

10 ~ 15 ℃に保ちましょう。

登熟期の高温障害を軽減するため、コシヒカリの出穂が8月5日

以降となるよう、は種は4月 20 日以降、田植えは5月 10 日以降を

基本としましょう。

田植日に合わせたは種や気温変化に対応した温度管理を行い、健

苗を育成しましょう。

大麦

1 越冬後の気温が高く、麦の生育が早まっています。収量・品質向上のた

め、茎立期並びに止葉抽出期の追肥は、生育診断に基づき、遅れないよう

施用しましょう。

2 赤かび病防止のため、穂揃い期とその7~ 10 日後の2回の薬剤防除は

確実に実施しましょう。

大豆

1 湿害を防止するため、栽培ほ場の団地化を図るとともに、ほ場内の弾丸

暗きょ・周囲明きょ施工は、遅くとも周囲の水田にかん水が始まる前まで

に終えましょう。

Ⅰ 気象予報(新潟地方気象台) 1 3か月予報 4月から6月までの天候見通し(3月 25 日発表) この期間の平均気温は、平年より高い確率が 40 %である。 4月 天気は数日の周期で変わる。 5月 天気は数日の周期で変わる。平年と同様に晴れの日が多い見込みである。 6月 前半は、天気は数日の周期で変わる。後半は、平年に比べ曇りや雨の日が少ない 見込みである。 2 1か月予報 3月 26 日から4月 25 日までの天候見通し(3月 24 日発表) 天気は数日の周期で変わるが、平年に比べ晴れの日が多い見込みである。 向こう 1 か月の平均気温は、平年より高い確率が 60 %である。降水量は、平年並ま たは少ない確率ともに 40 %である。日照時間は、平年並または多い確率ともに 40 %で ある。 週別の気温は、1 週目は平年より高い確率が 60 %、2週目は高い確率 60 %、3~4 週目は、平年並または高い確率ともに 40 %である。

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Ⅱ 水稲 1 育苗 平成 27 年産種子の休眠の深さは平年並と推定される。 (1)塩水選及び種子消毒 ア 種子消毒済みの配布種子以外は塩水選を実施する(うるち種は比重 1.13、もち種 は 1.08)。 イ 種子消毒は必ず実施する。温湯消毒や生物農薬による場合は、単独処理とならない よう温湯消毒と生物農薬の体系処理を行うこと。 ウ 消毒後の種子は病原菌の混入を防ぐため、もみがらやぬか等との接触を避け、清潔 な場所で保管する。特に、温湯消毒による処理や前年ばか苗病が発生した場合は対策 を徹底する。 エ 細菌性病害は種子消毒だけでは効果が不十分であることから、殺菌剤の育苗箱施用 を組み合わせた体系防除を実施する。 (2)浸種 ア 浸種には必ず清水(水道水、井戸水)を用い、水量は種子もみ容量の2倍程度(10 kgに対して約 35 リットル)をめやすとする。 イ 浸種は積算水温(水温×日数)100 ℃・日をめやすに行う。今年の五百万石は休眠 が深いので 120 ℃をめやすに行う。浸種開始時から水温を 10 ~ 15 ℃に保つよう、浸 種期間中は時々水温を確認する。浸種初日の水温が特に重要であり、10 ℃より低い 水温では発芽不良を起こす可能性があるため浸種はできるだけ屋内で行い、断熱材等 を用いた保温や兼用可能な催芽機等を活用する。 ウ 化学合成農薬で種子消毒した場合、消毒効果を高めるため浸種の前半 4 日間程度は 水の更新をしない。その後は、水中の酸素が不足すると発芽が不揃いになる恐れがあ るため、浸種中に2~3回水を更新する。 エ 温湯消毒の場合は浸種中に雑菌が繁殖しやすいため、水の更新を早めに行う。 (3)催芽 ア 催芽温度は 30 ℃、日数は 1 ~ 2 日をめやすとし、発芽状態は鳩胸程度、発芽率が 80 %以上となるよう催芽日数を調節する。 イ 発芽に要する時間は品種等によって異なるので、コシヒカリや五百万石など発芽し にくい品種は催芽不足にならないように、また、発芽しやすい越淡麗やもち品種など は芽を伸ばし過ぎないように、必ず発芽状態を確認してから催芽を終了する。 図1 浸種水温・期間が前年産種子の発芽に     及ぼす影響(コシヒカリ、1月調査) 図2 浸種水温・期間が前年産種子の発芽に   及ぼす影響(五百万石、1月調査) 30 40 50 60 70 80 90 100 60 80 100 120 140 正 常 発 芽 率 % 積算水温(℃・日) 12℃ 10℃ 5℃ 浸種水温 30 40 50 60 70 80 90 100 60 80 100 120 140 正 常 発 芽 率 % 積算水温(℃・日) 12℃ 10℃ 5℃ 浸種水温

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ウ 32 ℃を超える温度条件では細菌性病害の発生が助長され、逆に 26 ℃に近づくとば か苗病の発生が助長されるので、催芽時の水温は 30 ℃となるよう温度管理を徹底す る。 (4)は種 ア コシヒカリは高温障害を軽減するため、4月 20 日以降の播種、5月 10 日以降の田 植えを基本とする。 イ 稚苗のは種量は乾もみで1箱当たり 130 ~ 140 g(催芽もみで 160 ~ 175 g)、中苗 のは種量は乾もみで1箱当たり 80 ~ 100 g(催芽もみで 100 ~ 125 g)とする。 ウ 稚苗では 20 日間程度の育苗日数となるよう田植日に合わせ適期には種を行う。 エ 5月は種での育苗期間は、稚苗が 15 日前後、中苗で 20 ~ 25 日程度に短縮される ので、それを考慮しは種時期を決定する。 (5)出芽 ア 出芽時の温度は 30 ℃とする。高温下では細菌性病害の発病が助長されるので、30 ℃を超えないよう管理する。 イ 出芽は芽の伸び具合を確認して終了する。出芽長が不足する場合は、出芽時間を延 長する。 ウ 出芽時および出芽から緑化に移す際、強光にあたると白化苗を生じる原因となるた め、晴天時には被覆資材で遮光する。 エ 稚苗無加温育苗では、出芽期間が低温・少照で経過すると出芽揃いまでの日数が遅 延して苗立枯病が発生しやすい。発生が懸念される場合には状況に応じて薬剤防除を 行う。逆に、高温・多照で経過すると苗ヤケ等の高温障害が発生しやすくなるので、 30 ℃を超えたらただちに換気する。 (6)温度管理 ア 育苗期間が高温で経過する場合、細菌性病害の発病が懸念されるので、昼間の温度 は、緑化期は 20 ~ 25 ℃、硬化期は 15 ~ 20 ℃をめやすとしてハウスの換気を行い、 温度管理を徹底する。硬化期に入った苗は十分外気に慣らして徒長を防ぐ。 イ 育苗期間が低温で経過する場合、緑化終了までは最低気温を 10 ℃以下に、硬化期 間中は8℃以下にしないよう、資材の被覆や育苗ハウスのサイドビニールをしっかり 閉じる等の保温対策を行う。気温が回復次第、徒長や苗ヤケを防ぐために速やかに通 常の管理に戻す。 ウ プール育苗では、第1葉鞘長が伸びやすいので、緑化終了後に湛水状態にしたら、 原則として昼夜ともサイドビニールを解放する。 エ 古い被覆資材や遮光率の低い資材は苗ヤケを起こしやすいので、遮光率の高い新し い資材に換える。新品のハウスビニールは高温になりやすいので換気に十分留意する。 オ 育苗中に霜注意報が発表された場合は、ハウス育苗およびトンネル育苗ではビニー ルを閉め、育苗箱の上に保温資材をかけて保温に努める。著しい気温低下が予想され る場合は、ハウス育苗ではヒーターやストーブ等暖房器具を用いてハウス内を加温す る。出芽を終了した折衷床の中苗では、水位を上げて一時的に箱上まで湛水する。 (7)水管理 ア 出芽時~出芽揃い期に覆土の持ち上がりが見られたら、かん水して覆土を沈下させ てから緑化に移す。 イ かん水は、除覆後は1日1回午前中に、温度が上昇する育苗後半には1日2回をめ やすに行う。苗は一度萎凋するとその後葉が巻きやすくなるので、通気の良い育苗ハ ウス周縁部では乾燥しないよう丁寧にかん水する。育苗期間が低温となる場合、苗マ ット強度の不足が懸念されるので、床土が過湿とならないようかん水量を加減する。 (8)病害防除

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ア 育苗ハウス内や近辺に、いもち病の伝染源となるワラやもみがらを放置しない。ま た、資材として使用しない。 イ いもち病感染苗の本田持込み防止のため、育苗期防除を実施する。 ウ コシヒカリBLは、侵害するいもち病菌レースの発生・拡大を防止するため、いも ち病多発生地においては、育苗箱施用剤等による葉いもち防除を必ず実施する。 (9)移植前追肥 苗の老化防止と田植え後の活着を早めるため、田植え前4~5日(1.8 葉位)頃に 1 箱当たり窒素成分で1~2gを追肥する。ただし、軟弱・徒長苗の場合は施用を控える。 2 本田管理 (1)基肥窒素量 基肥は、土壌分析等によって地力実態を把握し、適正量を施用する。 (2)耕起 ア 耕起は、なるべくほ場が乾いた状態で行う。過湿状態で耕起すると、稲わらの腐熟 が進まないうえ、初期から還元状態となり稲の生育に悪影響を及ぼすので避ける。 イ 耕起作業は、速度を上げ過ぎないよう留意し、耕深を必ず確認する。根の分布を広 げ健全な発達を促すため、作土深は 15cmを最終目標値とする。作土層が浅い場合、 耕深を一度に深くし過ぎると、初期生育不良を起こすことがあるので、毎年1~2㎝ ずつ耕深を深めながら最終目標値に近づける。 ウ 全層施肥の場合、基肥施用から代かきまで、畑状態の期間が長くなると肥料成分の 流亡等が懸念されるので、基肥施用・耕起後は早めにかん水する。 (3)代かき ア 代かきの水位は田面の高い部分が見えかくれする程度の最小限をめやすとし、代か き終了後の田面の高低差は±3~4㎝以内になるように仕上げる。 イ 練りすぎると透水性や通気性が悪くなり、土壌中の酸素が不足して水稲の初期生育 が不良になるので、下層に土の塊が残る程度とする。 ウ 代かきから田植えまでの期間が長くなると雑草の発生が多くなるので、代かき時期 はなるべく田植え2~3日前とする。 エ 水質汚染とならないように、肥料成分等が溶けている代かき直後や水田の除草剤等 の散布後7日間は落水やかけ流しをせず、水田水を外に出さない管理を徹底する。 Ⅲ 大麦 1 排水対策 雨水がほ場に停滞することなく確実に排水路まで流れるよう、適宜周囲明きょや排水溝 の点検・整備を行い、湿害防止の徹底を図る。 2 雑草防除 (1)雑草害が懸念される場合、生育期用の除草剤による防除を行う。特に本年は麦の生育 が早まっているので、使用する除草剤は、雑草の種類、大麦の生育状況・収穫前日数を 確認して選定する。 (2)ほ場周辺の雑草は、出穂前までに刈り払う。 3 越冬後追肥 (1)消雪直後追肥 ア 融雪水の排水完了後に施用し、積雪下で消耗した麦の生育回復を図る。 イ 消雪が早い場合、施用時期のめやすは、追肥効果が現れる日平均気温4~5℃以上

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となる時期である。 ウ 施用量は、窒素成分で3kg/10a程度、カリ成分で2~3kg/10a程度とし、リン酸の 追肥は行わない。 (2)茎立期追肥 ア 穂数増加と幼穂発育促進による粒数の増加を図る。 イ 施用時期のめやすは、主茎の節間長が2cmになった株が、ほ場の4~5割となった 時期である。 ウ 施用量は、窒素成分で2kg/10a以下とし、止葉抽出期追肥が確実に行えるよう、茎 数、葉色に応じて調整する(表1)。 エ 施用量が多すぎると茎数過剰・遅れ穂の多発(白色未熟粒が多発、細麦化)、倒伏 を招くことがあるので注意する。 (3)止葉抽出期追肥 ア 稔実粒数と粒重の増加を図る。 イ 施用時期のめやすは、全茎の4~5割が止葉を抽出した時期である。 ウ 施用量は、窒素成分で1~2kg/10aとし、茎数、葉色に応じて調整する(表1)。 エ 施用時期の遅れや多肥によって硝子率が高まり、加工適性が低下するので適期、適 正量の施用に努める。 表1 茎立期、止葉抽出期の窒素施用量のめやす 茎立期追肥のめやす 止葉抽出期追肥のめやす 茎数 葉色 窒素施用量 茎数 葉色(SPAD) 窒素施用量

(/㎡) (SPAD) (kg/10a) (/㎡) (kg/10a)

600 本未満 42 未満 2 500 本未満 45 未満 2 42 以上 1 ~ 2 45 以上 1 ~ 2 42 未満 1 ~ 2 45 未満 1 ~ 2 600 本以上 42 以上 しない 500 本以上 45 以上 1 未満 (むら直し程度) 4 病害虫防除 (1)雲形病防除 消雪後に雲形病の発生が認められるほ場では、大麦の茎立期~出穂期(病勢進展初 期)に薬剤防除を行う。なお、連作ほ場では発生が多くなるので十分注意する。 (2)赤かび病防除 農産物検査法の規格では、赤かび粒の混入限度が 0.0 %(1万粒当たり4粒以下)と 定められている。ミノリムギは赤かび病抵抗性が弱であるため、次の点に留意して防除 する。 ア 赤かび病は、赤かび病菌(フザリウム)の子のう胞子が飛散して穂に感染し、発病 する。開花時が最も感染しやすく、出穂期以降の降雨は発生を助長する。 イ 基幹防除として穂揃い期(出穂期の3日後頃)とその7~ 10 日後の2回防除を徹 底する。 ウ 予め出穂期予測により防除計画を策定し、広域に一斉防除する場合は、可能な限り、 団地毎の防除適期に散布する。さらに、適期散布を徹底するための体制作りについて、 地域内で検討する。 エ 赤かび病の防除は、適期に散布しないと効果が得られない。防除は降雨を避けて実 施することが基本だが、降雨が多い場合は短い晴れ間を利用して実施するなど、適期 に散布することを優先させる。

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オ 赤かび病防除薬剤は、防除効果が高く安定している剤を用いる。なお、薬剤散布日 と登録上の収穫前日数を確認してから収穫作業を行う。 5 生育予測 (1)積算気温による生育ステージ予測 作物研究センター(長岡市)における麦の生育ステージと消雪日の翌日からの積算日 平均気温との関係は、茎立期までは 175 ~ 225 ℃、止葉抽出期までは 315 ~ 364 ℃、出 穂期までは 457 ~ 527 ℃である(表2)。 (2)予測方法 各地域で予測を行う場合には、アメダスデータ等を用いて、消雪日翌日から予測日前 日までの日平均気温と予測日以降は日平均気温の平年値を用いて予測する。 表2 消雪からの積算平均気温と生育ステージの関係(作物研ほ場:長岡) 積算期間 消雪日翌日からの積算平均気温(℃) (68 %の確率で区間に収まる幅(平均値)) 消雪~茎立期 175 ~ 225(200) 消雪~止葉抽出期 315 ~ 364(340) 消雪~出穂期 457 ~ 527(492) 注)平均気温は、作物研で観測した平年値を用いた。なお、平均気温がマイナスの 場合は0とした。 表3 消雪後生育ステージ経過日数の参考例(作物研大麦気象感応ほ場、長岡市) 消雪日 ①~② 茎立期 止葉抽 ②~③ 出穂期 ③~④ 成熟期 ④~⑤ 消雪日の早晩 ① 日数 ② 出期③ 日数 ④ 日数 ⑤ 日数 早い年(H19 年産) なし - 3/26 4/ 8 13 4/23 15 6/ 6 44 早い年(H21 年産) 2/ 5 51 3/28 4/12 15 4/26 14 6/ 4 39 早い年(H16 年産) 2/24 40 4/ 5 4/17 12 4/26 9 6/ 6 41 早い年(H25 年産) 3/ 4 36 4/ 9 4/21 12 5/ 1 10 6/ 5 35 並の年(H20 年産) 3/13 23 4/ 5 4/19 14 5/ 1 13 6/ 3 33 並の年(H11 年産) 3/16 30 4/15 4/24 9 5/ 4 10 6/10 37 10 ヶ年平均値注 1) 3/12注 2) 34 4/15 4/27 12 5/ 8 11 6/14 37 注1)10 ヶ年平均値は平成 16 年産~ 25 年産の平均値 注2)消雪日は昭和 56 年~平成 22 年の平均値 Ⅳ 大豆 1 排水対策 水田転換畑は一般的に透水性が低く、ほ場の過湿は、砕土率の低下、湿害による出芽・ 生育不良、土壌伝染性の立枯性病害の発生、浅根に起因する干ばつ害による落花・落莢、 成熟ムラなどを助長するため、排水対策を徹底する。排水は、地表面、畝間に溜まる雨水 の迅速な排除やほ場周囲からの浸入水の防止が基本となる。 (1)排水目標 排水目標は、地表残留水許容日数が1日以内、降雨2~3日後の地下水位が 40 ~ 50cm である。 (2)具体的な排水対策 ア 地 域 的 排 水 対 策 (ア)滞 水 し や す い ほ 場 で の 栽 培 は 避 け る 。

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(イ)ほ場の団地化を図り、周囲の水田からの浸入水を防止する。 イ 営農(ほ場内)排 水 対 策 (ア)排水を促しほ場の乾燥を促進するため、遅くとも周囲の水田に水が入る前に弾丸 暗きょ、心土破砕、周囲明きょの施工、排水口の掘り下げなど営農排水対策を実施 する。 (イ)周囲明きょはほ場の周囲に設け、溝幅 20 ~ 30cm、深さ 30cm(耕盤層の上に溜ま る水も排水させるため)とし、四隅並びに排水口を確実に接続する。排水不良ほ場 では、ほ場内排水溝を4~6mおきに施工し、周囲明きょと接続する。 (ウ)弾丸暗きょは本暗きょと交差させ、深さ 30 ~ 45cm、間隔は透水性の悪いほ場で は1~4mおきに施工し、透水が良好なほ場では随時その間隔を広げる。なお、籾 殻充填弾丸暗きょでは、耐久性、排水性がより向上する。 (エ)ほ場に凹凸があると停滞水が生じやすいので均平に努める。 (オ)排水性が悪く地下水位の高いほ場では畝立ては種が有効である。 (カ)効果的な排水対策が行われたほ場では、夏季乾燥時にかん水が実施できることか ら、干ばつ害の軽減も図られる。 【照会先:経営普及課 農業革新支援担当 石山 誠一 TEL 025-280-5302】

参照

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