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女性乳腺専門医師 2 名による 患者支援センター地域医療連携室ニュース 2017 Vol.4 川崎幸病院患者支援センター地域医療連携室 TEL: ( 代 ) 神奈川県川崎市幸区大宮町 31 番 27 ブレストセンター開設のご案内 第二川崎幸クリニック院長川崎幸

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2017 Vol.4

川崎幸病院 患者支援センター 地域医療連携室 TEL:044-544-4611(代) 〒212-0014 神奈川県川崎市幸区大宮町31番27

地 域 医 療 連 携 室 ニ ュ ー ス

患 者 支 援 セ ン タ ー

ブレストセンター開設のご案内

女性 乳腺専門医師2名

による

日頃は地域の先生方には大変お世話になっておりますこと、心より御礼申し上 げます。さて本年4月からはブレストセンターが開設されました事、この場をお借 りし謹んでご報告申し上げます。 乳癌の好発年齢は40代から60代と働き盛り、子育ての時期と重なっておりま す。ここ川崎南部地区での人口動態をみるにファミリー層の人口増加が進んで おり、まさに乳がん好発年齢の方々が近隣にお住まいです。このような状況の下、 以前から当院外科では乳がん診療に積極的に関わってまいりましたが医師体 制の面で十分ではない時期が続いておりました。 この度、念願だった女性乳腺専門医を常勤医として昨年4月の木村医師に引 き続き本年4月に中村医師を迎え、非常勤乳腺医と合わせ、月曜日から土曜 日までの毎日、乳腺専門外来を開設するに至りました。また当院では乳腺疾患 診療に加え外来化学療法、日帰り手術、その他がん相談外来、緩和ケア相談 外来、がんサロンなど、がん医療の多方面にわたる体制も整いました。さらには 川崎幸病院外科とのコワークにより、乳がん手術は当院の乳腺専門医により川 崎幸病院で行い、放射線治療も川崎幸病院放射線治療センターで行っており ます。 日本人女性は生涯に渡り12人に1人が乳がんに罹患する時代となっておりま す。この数値は欧米各国の9人に1人という数字には満たないもののその数はい まだ増加傾向にあります。乳癌治療に対するしっかりとした医療が求められる時 代、ブレストセンターとして時代に即しエビデンスに立脚した医療の提供を行って 参ります。今後とも引き続きご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 第二川崎幸クリニック 院長 川崎幸病院 外科顧問 関川 浩司

第二川崎幸クリニック

ブレストセンター

 女性乳腺専門医師2名体制によるチームでの診療  女性にやさしいライフプランに沿った個別化治療  手術・放射線療法・化学療法・分子標的治療・ホルモン療法・ペイン に対する症状緩和医療のすべての治療が可能(集学的治療)  第二川崎幸クリニック、川崎幸病院が一体となり診療 乳癌(診断・手術・薬物療法・放射線治療)/乳腺良性腫瘍/乳腺炎/女性化乳房症

対 象 疾 患

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女性の立場から、女性にやさしいライフプランに沿った

個別化治療を行います

ブレストセンター スタッフ紹介

■専門分野 乳癌の検診・診断・治療、乳房の両性病変に対する治療 ■学会認定・資格 • 日本外科学会専門医 • 日本乳癌学会専門医 • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 • マンモグラフィー読影As認定医 • 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」 に基づく研修終了 • 医学博士 • 東京医科大学病院乳腺科兼任助教 第二川崎幸クリニック 乳腺外科 木村 芙英(ふよう) 平素より大変お世話になっております。地域の先生方におかれましては患者様の御紹介、誠にありが とうございます。乳腺領域における第二川崎幸クリニックでの外来診療、ならびに川崎幸病院での入院 治療を担当しております。 現在、乳癌治療の主体は主に外来での通院治療となります。外来にて検診・診断・化学療法やホル モン療法等の薬物療法、メンタルケア等を行い、病院で乳がん手術全般、入院を必要とする治療や放 射線治療と集学的治療に行うよう努めています。 本年4月より乳腺専門医師2名体制になりチームでの診療体制を作ることで、常に患者主体の医療 を提供していきます。同じ女性、そして乳癌罹患年齢と同年代の立場から、女性にやさしいライフプラ ンに沿った個別化治療を行っております。 ■専門分野 乳癌の検診・診断・治療、乳房の良性病変に対する治療 ■学会認定・資格 • 日本外科学会専門医 • 日本乳癌学会専門医 • マンモグラフィー読影A認定医 • 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」 に基づく研修終了 • 医学博士 第二川崎幸クリニック 乳腺外科 中村 幸子(ゆきこ) 4月より第二川崎幸クリニック乳腺外科に常勤医として勤務することとなりました、どうぞ宜しくお願い 申し上げます。 当クリニックのブレストセンターは立ち上がったばかりですが、健診、検査、診断、治療、コメディカルと の連携また石心会グループ内での連携等、できる限りの充実が図られております。まだまだ改善点もご ざいますが、受診者の皆様、地域の先生方に信頼を頂けるように今後も尽力していく次第でございます。 私自身としましては丁寧な診療を提供し、受診者の方が安心して通院、加療ができるように心掛けて おります。 文書でのご挨拶となりましたが、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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乳癌の罹患年齢は40代~60代に多く、日々の生活において最も重要な役割を担って暮らしてい る方がかかる病気といえます。乳癌治療は腫瘍自体のキャラクター、病期、場所、広がり等を考慮 し治療方針選択となります。その中で患者様ご本人のライフスタイルや価値観にあった治療選択が できるよう十分な説明とサポートをしてまいります。2017年4月より土曜日午前診療を開始しました。 月曜~土曜まで毎日乳腺専門医が診療することで、忙しい女性が安心して受診できる手助けにな れればと思っております。 患者様主体の医療 乳癌治療は乳癌診療ガイドラインに沿って行います。そのほかNCCNガイドライン、年2回のASCO、 SABCS(San Antonio Breast Cancer Symposium)にて最新の情報を得る事で知識のupdateを行 い、有益な情報を提供してまいります。 最新のEBMに基づいた治療

精度の高い検診・診断から、総合的な治療、

退院後のフォローまで、シームレスな乳がん診療を行います

ブレストセンターでは対策型マンモグラフィ検診の他に、超音波による検診も行っております。マン モグラフィと超音波検査を同時併用し、過去のカルテや画像との比較読影も取り入れることで総合 判定を出しています。より感度・特異度の高い検診を目指すことで無駄な要精検率や患者さんの 負担を減らす様心がけております。 ● 精度の高い検診 高精細な画像を提供するため、撮影技師も検診 マンモグラフィ認定技師によって対応しています。 また女性技師の対応も心掛けております。 乳房撮影装置 Simenns MAMMOMAT3000 HITACHI製のエラストグラフィを用いることでより特 異度の高い腫瘤精査ができます。 超音波装置 日立製作所 HI VISION Ascendus

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マンモグラフィと超音波にて乳房内の病変を総合診断いたします。乳癌の診断を確定する場合、 良悪性の判定が画像診断では困難な場合には穿刺吸引細胞診、針生検、吸引式組織生検、切 開生検を行います。また良悪の鑑別や乳癌の広がり診断、化学療法の効果判定のためにMRIを行 います。 ● 診断  CNB(針生検)  123  FNA(細胞診) 174  VAB(吸引式組織生検) 89

1.5T MRI Brivo MR355 (GEヘルスケア社)

乳癌は全身病であり、局所治療だけでなく全身的な治療をする事で良好な予後が得られます。 第二川崎幸クリニックブレストセンターは川崎幸病院と一体となり、手術・放射線療法・化学療法・ 分子標的治療・ホルモン療法・ペインに対する症状緩和医療のすべての治療が可能で、これらの 集学的な治療を行うことにより治療効果を高めます。 地域の医療機関の皆様と協力し、川崎幸病院、第二川崎幸クリニックが一体となり地域の中核 施設として貢献できるように努力してまいります。 ● 総合的な癌治療 ~川崎幸病院と一体となり~  高精度な乳がん検診  外来診療  外来薬物療法(術前・術後化学療 法、分子標的治療、ホルモン療法)  日帰り手術(切開生検、腫瘤切除)  入院治療  入院薬物療法  手術(乳房部分切除術、乳房切除術、 センチネルリンパ節生検、腋窩廓清、 乳房再建手術)  術後放射線治療(通院)

総合的で

シームレスな

乳がん診療

2016年実績

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手術は乳房部分切除術、乳房切除術、センチネルリンパ節生検、腋窩廓清、乳房再建手術を入 院施設のある川崎幸病院で、日帰りでの切開生検、腫瘤切除は第二川崎幸クリニック内で行います。 また当院は、形成外科と合同で乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施施設認定を受けてお り再建手術も行っております。乳癌に関する検診から再発治療までチーム医療を提供することで、患 者さん中心の医療を心がけております。 ● 手術治療について 第二川崎幸クリニックでは、2016年4月に手術室2室およびリカバリールームを開設し日帰り手術 を行っています。日帰り手術センターでは、デイサージャリーコーディネーター看護師を配置し、患者 さんの術前面接から当日の対応、術後電話面談までを一連の流れとして対応をし、患者さんの不安 を少しでも和らげることができるように取り組んでいます。 《初診》 適応疾患 DS説明・検査 術前後 オリエン テーション 《再診》 手術日決定 麻酔科診察 《手術日》 退院診察 《手術翌日》 《術後診察》 電話訪問 術前・回復室 ・DS適応判断に必要な情報を知る ・信頼関係をつくる ・注意事項の徹底 ・不安の軽減 ・術前術後のバイタル測定 ・循環状態観察 ・酸素・点滴管理 ・退院指導 ・セルフケアの確認 ・不安なく日常生活に戻っているか確認 ・術後診察日までの注意事項の確認 ・状態変化時、医師報告し早期対応が可能 日帰り手術センターにはコーディネーター看護師を配置 乳がんの再発には局所再発と遠隔転移による再発とがあります。局所再発は早期に発見すれば 外科的に根治できる可能性があります。また、新たな乳がんが同側、あるいは対側に発生する可能 性が高くなっています。そのために1年に1回はマンモグラフィと超音波で経過観察いたします。遠隔 転移による再発に関してですが、症状が発生してから治療を始めても、症状の無いうちにより早期に 発見しても薬物療法による延命効果には変わりはありません。従いまして、症状のない間は遠隔転 移の検査は行いません。ただし、患者様が生活設計上、現在の状況を詳しくお知りになりたい場合 には、検査を計画いたします。 ● 術後の経過観察について 乳房部分切除術、乳房切除術、センチネル リンパ節生検、腋窩廓清、乳房再建手術など の入院を要する手術は、川崎幸病院外科と 連携をとって行っています。 入院を要する手術は川崎幸病院外科と連携

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● 放射線治療について ~最新鋭の放射線治療~ 術前・術後化学療法、分子標的治療、ホルモン療 法は基本的には第二川崎幸クリニックにて外来で行い ますが、入院を要する際には川崎幸病院で行います。 また、2017年6月より川崎幸病院の外来化学療法 室も再稼動しました。これにより、第二川崎幸クリニッ ク、川崎幸病院の両施設で外来化学療法が可能にな りました。 ● 化学療法について 第二川崎幸クリニック 外来化学療法室 ■ フィールドインフィールド法(FIF法) を用いた乳癌術後照射 • 乳房温存術後照射には乳房内が均一な線 量分布となるFIF法(field-in-field法)を標準 的に採用 • FIF法は胸郭の呼吸性変動にも強い • 計画CTで吸気、呼気の2相のCTを撮像して 呼吸性移動に対処 ビームズ アイ ビューの 画像 川崎幸病院での放射線照射の一例 乳房温存術および乳房切除術後の放射線治療は、 川崎幸病院放射線治療センターで行います。 川崎幸病院放射線治療センターでは、最新鋭の放 射線治療を行うために、より高度化された治療装置エ レクタシナジー®を導入しています。この装置の導入に より、副作用などの有害事象を軽減することのできる理 想的な照射が可能となっています。 2012年7月の開設以来、乳癌、前立腺癌、結腸・直 腸癌、肺癌、食道癌などに対して放射線治療をおこ なってきましたが、乳癌については、2017年3月までに 178例の照射を行っています。 川崎幸病院副院長 放射線治療センター長 • 日本医学放射線学会認定放射線治療専門医 • 日本ハイパーサーミア学会認定ハイパーサーミア 認定医・指導医師 • 臨床修練指導医 • 第1種放射線取扱主任者 田中 良明 • 最新鋭の強度変調放射線治療(IMRT)であるVMATに対応 • コーンビームCTによる三次元画像を用いた最新鋭のIGRT 用リニアック • 治療寝台にHexaPODシステムを導入し、6軸による正確な 位置補正が可能 • 鎖骨上窩を含む複雑な照射には、患者さんごとに固定補 助具(バックロック)を用いて照射 エレクタ・シナジー® 最新型の治療装置による最新鋭の治療 線量分布

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良性(入院) 2件 良性(日帰り) 11件 悪性(部分切除) 28件 悪性(全乳房切除) 26件 悪性(1時1期再建) 1件 悪性(日帰り) 2件 2016年術式別件数 手術件数(年次推移) 2014年 2015年 2016年 悪性乳房切除 15 16 26 悪性部分切除 19 10 31 良性腫瘤摘出 1 6 12 0 10 20 30 40 50 60 70 80 ● 実績 乳癌は早期発見により、完治する可能性が高い病気です。また、仕事を続けながら治療されている 患者さんは多くいらっしゃいます。 乳房について気にされる患者さんがいらっしゃいましたら、ブレストセンターへお気軽にご紹介ください。 お気軽にご相談ください

ブレストセンター スタッフ

患者さんに安心して受診いただけるように、 女性スタッフが、同じ女性の立場で、 対応を致します。

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ブレストセンターの外来は、第二川崎幸クリニックになります。 ご希望の予約がとりにくい場合もございます。その際は、川崎幸病院地域医療連携室まで ご相談ください。

ブレストセンター 受診のご案内

専門外来担当表 (2017.6月現在) 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 中村 幸子 木村 芙英 中村 幸子 中村 幸子 木村 芙英 ★中村 幸子 三橋 愛 ●担当医交替制 ☆木村 芙英 中村 幸子 中村 幸子 木村 芙英 木村 芙英 ★中村 幸子 正村 滋 三橋 愛 中村 幸子 ★正村 滋 午後 午前 ★:第2・4週診療 ☆:第1・3・5週診療 ●:第1・2・3・5週診療

診療時間

月~金 午前 9:00~12:00 午後 14:00~16:30 土曜 9:00~12:00 川崎市幸区都町39-1

:044-511-2112

・ブレストセンター外来診療/術後経過観察 ・外来薬物療法 ・日帰り手術(切開生検、腫瘤切除 等) ・がん相談外来/がんサロン 等 ・入院治療/手術 ・入院薬物療法

参照

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