一重 念 の 意 義
支那語でいふ﹁富念﹂とは叉﹁霊魂﹂ともいひ、二等以上より成る語句の或文字を特に強く明瞭に読むといふこと で、英語などに於ける﹁アクセント﹂や﹁エンファシス﹂に相督するものである。 凡そ何れの図譜にもせよ、それが青葉として晋馨を以て口から話される場合、如何に文法上間違ひがなくとも 支那謬の﹁重念﹂と﹁四聾﹂との朗係に就いて 釆 て﹁電念﹂の意義 二、﹁重念﹂と﹁四蟹﹂の欒催 三、二専より成る謬旬の上寧が﹁重念﹂される暴食に於ける﹁四蟹﹂の欒化 四、目上下車が﹁重念﹂される落合に於ける﹁四蟹﹂の層牝 五、﹁箋念﹂の位置支部語の﹁重念﹂ヾJ﹁四馨﹂ヾJの関係に就いて
山 四人三高松高等商染襲校開校十周年記念論文集 四人四 革忙無暗に琴晋を並べただけでは完全な言態といひ難い。それ′川\その圃語の件質によりその国語猫時の﹁調子﹂ ︵抑揚綬急︶を有するものであるから、その﹁調子﹂を無祓しては決して充分に意思や感情を表はし得るむのではな い。例へば欧洲評に於ける﹁アクセント﹂や﹁エンファシス﹂の如きものがその﹁調子﹂を決定するものであり、それ が単に各語々々について﹁建してゐる許りでなくその昔実の内容即ち疑問、肯定、否京、感嘆などの場合にょり 夫々その﹁調子﹂が定つてゐるものであるから、これ等欺洲語を研究するものにとり、この﹁アクセント﹂や﹁エン ファシス﹂が如何に霞安なものやあるかば今更ら申す迄もない。 最も単調にして自由であり、﹁アクセント﹂がないといはるゝ我が日永語にも、これを仔細に検討する時、そこに は或る特別の日本語としての﹁調子﹂があることが分る。単に日本語金牌の﹁調子﹂としてのみでは薇く、各々この語 句についても亦嘉の﹁調子﹂があることが牽見さ頻る。試みに外囲人の日永語む聞いで御覧なさい。彼等にして 相雷巧みに日本語を換るものでも、時々我々日本人の耳に異様に感ぜられるやうな日本語を話すことがあるが、 彼等の語音が正しいかどうか、叉文法上誤りがないかどうかといふことは別にしても、兎に角日本語にも外国人 には容易に合得し難い日本語としての﹁調子﹂のあるといふことは否めない客質である。侮日本譜には例へぼ、 はし︵橋︶⋮・⋮:はし︵薯︶⋮⋮・はし︵端︶ くも︵曽芋⋮⋮・くも︵蜘蛛︶ かへる︵蛙︶⋮⋮⋮かへる︵滞る︶ などのやうに革背を同じうして意義を異にせる育英が非常に多い。これ等は全く同じ﹁調子﹂に攣背せられてゐる かといふ忙決してそうではない。それ′ル\意義の異なるに従ってその﹁調子﹂を攣へて牽せられてゐる。尤も前に
も述べた通り日本語は極めて自然的であり、叉比較的自由なものである上に更に地方々々によつて多少襲菅をも 異にし﹁調子﹂にも差異があるものであるから、日本語の﹁調子﹂なるものは凡てかくの如きものなりとはつきり指 摘し叉規則づけることは出来ないけれども、日本語としての﹁調†薩厳然として存してゐるといふことが出来る のである。 然らば支部語の﹁調子﹂とは如何なるものかといふに、畢轡晋である漢字山芋々々に仙窟の字音ハ讃方︶がある外 に、更に叉四車︵上平、下平、上客、去聾︶⋮⋮柳城高低の調子を定めるもの⋮⋮といふものがあつてその文字の ヽヽ ヽヽ ヽヽヽ 抑揚高低がチャンと規定されてゐる。即ちこの文字は議方はこうで﹁調子﹂はこうだといふことがはつきり定めら れてあつて、議方は勿論のこと、その﹁調子﹂も定められた以外には叫歩も出ることを許されないものである。そ れは何故かといふに、支那語は同音にして意諒の典つた言草が極めて多く、それ等の意義をこの﹁調子﹂の轡化に よづて辛うじて明らかにしてゐるやうな状態であるから、話Lする坂合に若しこの﹁調子﹂を間違へたら意義も亦 自ら襲って釆て、時には自分の云はんと欲すること1全く反封な意味となるからである。 英語其他の外囲語にも凡て忘細々々に定められた﹁アクセント﹂︵調子︶なるものがある。けれどもそれ等は普通単 に二話中の或る母音を強く読むといふに止り、叉支部語でいふ四壁のやうに仙々その高低綬急は何等規定されて ゐない。従つて英語などに於ては、﹁アクセント﹂のある母音以外の綴晋の上げ下げは比較的自由であり、叉文 馨金鰭の﹁調子﹂からいつても、﹁イエス﹂薮くは﹁ノー﹂を以て答ふべき疑問文に於ては文鳥の﹁調子﹂を上昇さ 支那語の﹁韮念﹂と﹁四壁﹂との関係に就いて
四入六 高松高等商染拳校開校十周年記念論文集 せ、黙らざ・る疑問文に於ては文尾の﹁調子﹂を下降させるといつたやうな習慣があるが、支部語に於ては前述の理 由により、その文が如何なる内容を持つものであらうとも、各文字に定められたる血定の﹁調子﹂以外に各自勝手 に如何なる調子をもつけることが出来ないものである。支那語に於てはこの四聾の﹁調子﹂が即ち支那語の﹁調子﹂ の根本をなすもので、この掴聾の﹁調子﹂をなくしては即ち話す言葉としての支那語がないといふことも出来るの である。 然らば支那語の﹁調子﹂としては、漢字一字々々について定められてゐるこの四整を正しく完全に出してさへ居 れぼそれで充分かといふに決してそうではない。大鰐の﹁調子﹂としてはそれでよいとしても、支那語の口語鰹に 於ては、普通漢字劇字のみを以て墓相としての纏った意義を有するもの極めて少く、大抵は二手三字驚くはそれ 以上の漢字が結合されて山つの意味を表はすものが多い関係上、その墓相を構成する各字に自ら意味の軽重が 出来、こゝに自然の勢として、或は叉習慣とLて或文字を弛ま視み、成文字を軽く誘心といふことが出来七来るも のである。﹁敷く読む﹂とは特にその字の凶聾を正しくして一段と強く明瞭巷撃晋することを云ふので、安部語で はこれを﹁重念﹂着くは﹁重視﹂といふ。ごれと反封に極めて軽く不明瞭に覆すること、これを﹁軽念﹂叉、は﹁軽諒﹂と 稲し、支部語の﹁調子﹂としては極めて重要なものである。只﹁重念﹂﹁轄念﹂だけならばまだよいが、この﹁婁念﹂ ﹁軽念﹂の関係により従来の四壁に攣化を輿へるから面倒になるのである。この﹁重念﹂は叉畢に二手以上より成る 単語にも存する許りでなく、これ等の単語が文法的規則の下に結合されて文を成す場合にも亦そこに文としての
ヽヽヽ
輯韮の箇所が生じ、これ等単語に於ける﹁蚤念﹂﹁轄念と﹂と文筆に於ける﹁富念﹂﹁樫念﹂とがウマク按排されて始め
て完全な支那藷の﹁調子﹂となり、意味も始めて明瞭となるのであるが、この文費としての﹁重念﹂の詮明はこれを
別の横合に護ることゝし、更に叉潮って支那語の畿言、凶聾に就いても根本的に述べる必要があると思ふけれ
ど、′こ1では読者の凡てが既に東部語の撃ゴロ、四整に精通してゐるものとして吏めて述べないことゝする。唯四聾の申の第山饗に就いては曖抹な鮎もあるので叫應の詮明を加へることにした。
支部語の﹁冨念﹂は﹁掴聾﹂と共に支那語を話す上に極めて重要な役割を濁するものであるが、放て然らば﹁重
念﹂﹁軽念﹂は如何なる語に起るペきか?その間山足した方則がないだらうか?葡或る文字の﹁巽念﹂の為にその語 詞の各文字の帽登に欒化を釆、さないだらうか?荒し欒化を来すとすれば如何なる場合に如何なる欒化を起すか? それにもー定⊥た方則がないだらうか?といふことを研究するのが本稿の眼目とするところであるが、これは支那語聾者に取っても極めて面倒な問題で、従来未だこれに関する充分な研究が行はれ居らす、従って参考書も抄
く、借りに透ってもその所詮必ずしも表せザといつた状態で、到底我々未熟な日本人の能くすべき所ではない。
叉寛際人によつて夫々臭った感情や意思を最も率直に表はすべき言菓を山定の﹁調子﹂に嘗てはめやうとすること
が寧ろ不自然、不合理極まるものであるかも知れないけれども、さりとて﹁薫念﹂は何れに置くも可なりといふ澤
にはいかぬ。大豊日英によつて大橋﹁蚤念﹂の位置や﹁調子﹂が山足してゐるものであるから、それらの言葉から締
約して大腰の棟準、規則といつたやうなものを見出して見たが、私の研究としても未だ完成の域に達して居らす、
支那語の﹁篭念﹂と﹁四驚﹂との鯛係に就いて 四人七高奄高等南米拳校開校十周年記念論文集 四八八 朗々間違った鮎、無理な鮎もあらうと思ふから、只管同軍諸賢の御叱証を御願する次第である。 〓 ﹁蚤念﹂ビ﹁四塵﹂の欒化 一腰﹁畢念﹂は何れの字に定かるべきかといふことについては、これ又その閲の習慣や語調など打開僻もあつて ヽヽt’ヽヽ ︼概に諭することは出水ないけれども、兜づ原則としては、その語句中最も重要な字に置かるべきものであると ヽヽヽヽヽヽ いふことは﹁軍念﹂の好童から容易に老へ得られるり即ち﹁蚤念﹂の植慣反その語句中に於ける文字の重要さによつ て決定するといふことが出来る。絶って畢念の位置は語句によつて血走してゐない。或ものは上字に或は下字に ある。﹁纂念﹂の文字は患昧を明瞭にする馬に他の文字よりも叫厨川蒋を正しぐ更に血段と弧勢して蓼せらるべき ものであるから、前にも述べた通り原則としてはその﹁賓念﹂される文字に四聾の轡化を来すことがないのである。 然らば或る文字の﹁蚤念﹂によつてその前後の文字は如何なる影響を受けるかといふに、それも﹁蛋念﹂のその語句 に於ける位磁によつて相異るものである。例へば﹁重念﹂が語句の叫帝上の文字にある時、或はそれが語句の眞申 栗くは山番下の文字にある時とによつて叫磯に諭することば出水ないのである。今これから﹁課念﹂の位置によ り、その前後の文字の﹁四聾﹂が如何に欒化するものであるかについて述べて見やう。 二字よb成れる語句の上字が蚕食 される域合に於ける﹁四聾しの欒化
﹁重念﹂が語句の一番上の字にあるといことは﹁重念﹂の原則により、山布上の字がその語句に於ける敢も重要な 字であり、この山番上の文字さへ﹁重念﹂して讃めぼ意味が明瞭であり、第二字以下はなくてもよい程軽い意味しか 持ってゐないものであるといふことを示すものである。これ等の語句は自然の勢として第二字以下は極めて軽く ヽヽ’’ヽヽヽヽ 自然に覆せらるゝのが普通である。即ち下字の四竪が何であらうともその週聾に拘泥せす、上の字を敬した飴勢 を騒つて叫束に軽く短く不明瞭に饗するのである。四寮打拘泥せすといふことになると、前に述べた四馨の原則 に矛盾するやうに恩はれるが必ずしもそうでは惚く、賛際言葉として用ひられる場合、殴り重要でない晋菓は出 来るだけ軽くいふといふのが、何れの図語でも同じことで、それが叉最も自然なのである。多くの支部語蓼者は ヽヽ︳ヽ 支那語のこの細く不明瞭に読む調子を﹁第仙聾の如く﹂とか、又は﹁軽い第二警の如くとかいつて絶てをアツサリ 片附けてゐるが、これは決してそんな簡常に決定さるべきものではない。所謂﹁軽念﹂さるべき下字の調子も、 ﹁蚤念﹂さるべき上字の囚聾が何であるかによつて決定するのである。今左に上字が﹁薫念﹂で下字が﹁軽念﹂の二字 より成る語句十六個調子を固示すれば次の如し。 支那語の﹁重命﹂と.﹁四壁﹂との関係忙就いて 四八九
撃 +∴
上 ○ 家 年 ● 下 頸 申 上 】 礫 去 過 (つ 肇 高松高等商染嬰校開校十周年記念論文集 ﹁雷念﹂を表はすに別に劇定した符鮨とい ふものがないが、我園で最も靡く使用さ れてゐるのは﹁重念﹂のある文字の右側に 粍繰を引いて衆はす方港であるから本稿 にも凡てその方法によることにした。 ︵詰︶−⋮⋮婁念符果 ○:⋮・元兼の蟹 △⋮⋮攣蟹符虎 口⋮低音の第二蟹 △ ワ⋮︰﹁年上﹂又は﹁傘賞﹂といひ弟三 ..饗前年の低音調子 四九〇右表はすペて﹁霹念﹂さるペき上手文字に大害軽念﹂さるべきう家﹂﹁頭﹂﹁裳﹂﹁過﹂などの文字が結合して出来
た十六偶の場合であるが、さてその個々の場合四牽が如何に欒化するかといふに、兜づこの第二行目の上字が上
平で﹁重念﹂のあるものについて述べやう。多くの日本の支聖還者は凡て前にむ述べた通り、上字に﹁霞念﹂が漆
る場合、下字の四聾はどうであらうとも﹁軽い第叫整に諌む﹂といつてゐるが我々はこれについて更に憤塵に吟味
して見る必要があらうと思ふ。先づそれを吟味する前に抑々支郵語の第山整なるものは如何なる調子なりやにつ
いて研究せねぼならなぃことになるJ何故ならばこの第壷が如何なるものなりやといふことによつて彼等の朗 謂﹁軽い第一聾に﹂といふことが始めて吟味し得らる1からである。扱て然らば文部語の第劇登は如何なる婁調を有するものかといふに人′々は色々に詮明を加へてゐるが凡てその
説く朗は大同小異である。今その最も代表的と思はる1左記数氏の中華民園人の詮明を引用すれば次の通りであ る・0 開思緒氏 第二琴⋮︰⋮⋮窄而整直 超克任氏 第一聾︰⋮⋮⋮・高而不欒的 以上掲げた四民の詭明は勿論概括的且抽象的で、鏑幾多捕捉し難い朗はあるが、少くとも彼等の甜明の中か 琵 三E 他 項 氏\氏 支那語の﹁璽念﹂と﹁四蟹﹂との.関係に就いて 第〓琴︰・⋮⋮︰饗浪直両年 第山雀:︰⋮⋮⊥商︵晋度︶ 長︵晋長︶ 四九︼の晋の高低にはそれが﹁重念﹂される時と何等欒ることがない筈である。この両方の結論から我々は再び川蟄鮎k
辟つてあの表の第仙行目の摘聾の攣化を検討して見やう。
﹁重念﹂は原則として共の語句に於ける最も藍要な語に造かれるものであるから.﹁痢家﹂、﹁刊頭﹂、﹁謝姦﹂、﹁組過﹂の上字の凶聾は欒化しない。のみならす特に強勢して寵むのである。次に﹁家﹂、﹁頚﹂、﹁姦﹂、﹁過﹂などの﹁軽
念さるべき文字の四壁はどうなるかといふに、これ等は上字を強く賛した傲勢を以て極めて軽く覆せらる1細係 高松高等商業畢校閲校十周年記念論文集 四九t膚 ら、第一登の調子は高くしてヰらかで虞直ぐな、育ひ換へれぼ第二驚の調子とは高くして高低のない平らか毎背 であるといふことが云へる。高低のない平らかを育とは大腰工場や汽船の汽筒のやうな調子に眞直ぐに引くのだ らうとは想像はつくが、さて問題はこの高さである。この高さについては黎錦撒氏は国語模範読本に、1叉超元住 民は観語留輩出課本に於て共に左記の通り膏常によつて詮明してゐるからその調子は自ら明瞭であらう。 上の書譜によつて我々は即ち第二蟹の調子はハ調高音の血であるといふことが解る。こ1 に於て第一撃は決して低い調子でなく相恩高い調子であるといふ結論に到した。この結論・に ょって更に翻って彼等の朋謂好い第仙馨なる詮明を吟味して見やう。第一撃塗向ぃ晋だとい ヽヽヽヽヽヽ ふから、如何に軽く出しても調子を下げない以上は決してその高い調子は下るものでない。 叉第一登は平かで高低のない晋だといふから、如何に軽く撃管してもその調子は下降すべき ものでない。従って彼等の所謂軽い第﹂聾なるものも、唯第二琴を輝く琴背されるのみでそ上、その本来の摘客に大いなる攣化を来すものである。単に相客に欒化を来すのみならす文中には畿音に欒化を 来すものさへある。上字数扱く敬した飴勢を以て極めて軽く敬するとはどうするかといふに、例へぼ﹁張家﹂の例 ヽヽヽ で記せぼ、兜づ﹁張し︵ちアン︶と高音の第︰整に平らかに出し、そしてガタンと調子を落して低く杓え去るやうに ﹁家﹂︵チアー︶を彊するのである。その蜜際の高さはどうなるかせいふに、普通の高い第二蟹の調子から云ふと、 ︼オククーヴ、即ち〓首階だけ下った低音の第一聾の調子となるのである。従ってその高さから云っても上字と 下字とは非常な塞があり、これを第一整の延長と考へたり、叉軽い第一革と見ることは る0 次に第二行毎を見るに上字は凡て﹁重念﹂される第二饉あ﹁王王﹁饅﹂、﹁皮﹂、﹁職﹂であり、下字は夫々﹁輪念﹂さ れる﹁家﹂1﹁頭﹂、﹁濱﹂、﹁過﹂の語句であるが、この上字の川堤加ち第二牽に攣化を来すものでないといふことは 妄ミ= ∴;… ・伊 支那謬の﹁重念﹂と﹁四蟹﹂との調係に就いて この調子は単に﹁張家﹂の如き上字第仙攫にして﹁重念﹂、下字節叫聾にして﹁軽念﹂の語 諷 句にのみ適用さるゝ梗準ではなく、共他﹁丁鼠﹂∵家琴三貌過﹂などのやうな上字第一 聾忙して藷念、下字が夫々蜂念の琴一、琴ニ、第粗餐から成る語句には凡て邁周され、 これ等の語句はその下字の週登の如何た拘らす凡てこの﹁張家﹂の如き調子となるのであ 、家 誤りであることが明白であらう。今この﹁張家﹂の語の資際の嗣子を閲示すれば上線のや うになる。 四九三
合どうなるかといふに、前二者の婁合と興り、上、の藍念さるペき第=惑が産に欒化を来して来る。第三整の完全
な調子昼前にも述べた通り低音より起り精々長く引いて漸次晋尾の上昇するものであるが、賛際この完全な調子
としての璧壷は、琴壷が畢猫に蟄晋される時か、若くは文薯の終是雪て而もそれに望宗ある時以外は
殆んど獲せらる1ことなく、大抵は第三壁の食後の上昇する部分が省略された唯低い調子のみの第三禦これを年 上、又は牛貰といふ︶が使用されてゐる。例へぼ﹁空、﹁寄掛﹂の﹁五﹂や﹁好﹂埠完全な調子の第三讐あるが、﹁盈ぎの﹁好﹂、・﹁鞠上﹂の﹁梅﹂、﹁傭楷﹂の﹁葡﹂など政唯第三饗の低い調子しか焚書さられてゐはい﹁年上﹂品喜
ぁる。この禦冨やはり上字は凡て﹁年上﹂の第三登となつて唯低い調子のみが饗晋されるのである。史に下字の
高墾向等商業登校開校十周年舐念論文集
四九四
上字第壷にして壷念﹂のあつた前の場合と同じである。然らば下字の﹁家﹂、﹁頭﹂、﹁姦﹂、﹁過﹂の嗣子はどうな
るかといふ.に、琴壷の最も高い頂鮎の高さは私の見解によれば全く第姦の高さと同じであるから、従つてこれ等の下字も凡て前の場合と同じやうに軽く短い叫オククーヴ下つた低音の讐聾に賛すればよいのである。こ
の調子も単にこれらの語句に限らず、凡で上字第二碁た﹁凍念﹂があり、下字を﹁轢念﹂す
る凡ての節句に適用されるのである。今この場合の調子を閲示すれば上聞のやうにな
る○
次に第三行目の﹁李家﹂、﹁寡頭﹂、﹁水甚﹂、﹁打過﹂などの如く上字が凡て﹁重念﹂さるべ
きか三馨で下字が夫々﹁軽念﹂さるペきか第仙、節土、第三、第由麗である禦口、この場
調子はどうなるかといふ忙、これは前二者とは大分典る。前二者疲凡て軽く短い低音の第仙薬の調子となつたの
であるが、この﹁碧空される琴二寒が上忙ある場合にはこれ等﹁重念﹂されない文字の調子が前二者の場合よりも
太分高くなり軽くて短くはあるが大鰻ハ調の岩音の高さと同じやうになるのである。これも音調調和の自然
法則から来る結英である。琴二審の嗣子としてはこの場合は前年しか頚言されて居らす極めて不自然な調子であ
るから常に完全な第三聾に復縁しやうとするものであぃるから次に来る文字の調子が﹁重念﹂されないものである蕩
合には、その文字の調子が高く上昇して完全な第三聾の上昇の部分となりそしてこの上字の﹁中質﹂聾と結合して
こゝに始めて完全な第三蜜となるものである。艮−Jち﹁李家﹂の例で申せぼ、﹁李﹂の調子が第三聾の低い調子とな玖、 ﹁家﹁が第三饗の敢後の上昇する部分となつてこの二字で以てこゝ竺.偶の完全なる調子の第三登が形成されるのである。従つて﹁李家﹂、﹁姦頭﹂、﹁水姦﹂、﹁打過﹂などの語句も下字が夫々その剋黎を異にしてゐるに拘らすして
支那語の﹁誼念﹂と﹁四壁﹂との胸係に就いて ︵低音︶ 同じ調子に空言される。唯﹁水甚﹂の二字は共に琴二聾の調子である馬、攣盤の規則によ ヱ字の第三饗は第二牽に饗す得るのであるが﹁悪﹂には何等警がない。﹁水﹂が聖 象 餐に欒つた場合の﹁姦﹂の調子は既に上述の通りである。今この調子を閻示すれぼ次の通 李 りである。 次に弟也行目の﹁趨家﹂、﹁外頭﹂、﹁藩嘉﹂、﹁去過﹂などの如く上字が凡て﹁薫念﹂さるべ き第週聾で下字が大雪軽念﹂さるべき解こ、肋鱒て第三、第四壁である場合どうなるか 四九五高松高等商業畢校閲校十周年記念論文集 四九六 といふに、上字の第四整はやはり攣化することがない“。下字の調子はどうかといふに上述の上字第二蟹、上字第 二聾の場合と同じく大鰭低音の第二璧の調子に讃すれぼよい。唯この場合下字の調子は前二者に比し精々低くな るといへやう。第四壁の調子は始め高音から起り、急に下降する調子であり、而も青馬が軽く杓え去るやう、に壊 するものであるが、如何に下降するといつても決して限度がない澤ではなく、晋の高さから云へぼ大概仙オクク ーヴ下った第〓蟹の高さ遜りで停止するものであると私は考へてゐる。従って﹁避家﹂、﹁外頭﹂、﹁護裳﹂、﹁去過﹂ などの如く上字が凡て﹁重念﹂さるべき第凶聾で、下字が夫雪家﹂、﹁頑﹂、﹁裳﹂、﹁過﹂などのやうな﹁棒金字﹂であ る窃合には、上字の第掴聾は完全に最後まで後背せすに最後の低音の部分を残して贅言すべきものであ湧この 最後の低音の部分に下字の﹁家﹂、﹁頭﹂などの低音が入って爽て第川聾の最後の部分となるのである。従つて下字 の調子は上字第班聾の仙部或は延長と見ることが出来、これ等﹁蛋念﹂される第国賓の下に愕かる1韓念の文字は その国賓の如何を閃はす凡てこの低い調子となるのである。今この調子を開示すれぼ次 のやうになるJ 以上上字に重念のある十六偶の場合について詭明を試みたが、その詮明によつて大鰭 の調子が理解されたことゝ思ふ。叉劇般に云はれてゐるところの.﹁上字に﹁菜食﹂ある時 下字はその尭釆の啓の如何に拘らす軽い第二蟹に読む﹂といふ言葉が如何に蟹際より遠 いものであるかといふことが分つ允であらう。
︵ま︶ 北ヰ語の讐蟹には二つの調子がある。;は前にも度々述べた高くして平かな調子、今;は第四穿のやうに漸次 下降するもので寛四壁に近い調子である。との嗣種の調子は共に北率人によつて話される調子ではあるが、前者は北やで ヽヽ の尊点て般の人の言葉の調子であり、後者は主として城内に使用される一種のキザ豊違の調子である。従って我々が常 に北季語として話をする醤合には両者その何れ孝探るも何等養支へはないのであるが、筍くも前者が中華民国の模準語の 調子として定められたる以上、我々はその前者の調子に徒ふのが嘗賂だと恩ふ。我が国に於ける支那語の聾者の第仙蟹の 説明も大抵この前者に墟ってゐるのであるが、扱てそれ等の人の野際の帝劇蟹の調子を聞いて見るに︵晋の高低は問題では ない︶このやらかな高低のない調子に塗する人は極めて少いやうである。発叫蟹彗平らかで高低のない調子である﹂と明確 に説明を典へてゐながら、その賓際の調子はといふと第四蟹と殆んど鑑別のないものが多いやうである。こういふ音符相矛 盾する説明は如何であらうか∼上述の通り客質北単語忙は第四壁と周じやうな第仙蟹の調子がある以上これを直ち忙聞達 ひだといつズ退けることは出釆ないけれども、それならそれで第仙螢の硯明を攻める必要がありはしないだらうか0著し 従前のやうに上平は﹁馨預直而畢﹂といふ説明でやらうとすれば、どシしても説明の過りに正しく蓉音すべきものであも 従って今迄述べて衆彗廼念喜べき文字の調子も、宛も葬四壁の調子のやうに資する彼等の第血琴の調子から率へば敦 はこれ等﹁軽念﹂すべき文事の調子は﹁敬い第壷に教ナ﹂といったカが解り易いかも知れないけれども−歩くとも高く←て 畢かな東二璧から云ふとそれは誤りである。
四㍍㍑﹂
支部語の二字悪くは二字以上より成る語句に於ける電質な字が常に蓋ナにあるものとは限ちない。支部語の語 支那語の﹁塵念﹂と﹁四聾﹂との欄係に就いて 四九七句は色々の漢字が結合されて出釆てゐるものであるから時に認要な字がその語句の上にあつたり、文時には下に あつたりすることがある。普通﹁重念﹂はその語句に於ける重要な字にあるから、重要な字が上にある時には上字 を・重念﹂し、下にある時には下字をつ雷念﹂する.のである。上字に﹁霊念﹂のある場合に於ける下字の四饗の欒化は 前述の如く凡て低い短い調子となつたから、下字に﹁富念Lがある場合に於ても上手が低い短い不明瞭な調子とな るかといふに決してそうではない。一語旬の下字に﹁重念﹂がある場合は固より色々習慣などもあつて一顧には云 へないけれども下字が﹁重要﹂な意味を有する場合か、若くは下字まで明瞭に謹まなければ意味が明瞭でない語句 の場含に多い関係上、従って意味を徹底させる為には下字は勿論、上字迄も正格に明瞭に琴晋すべきことを要す るものであるから、原則として上字も下字もその元木の四蟹に欒化を来さず、唯下字は﹁重念﹂さるペきを以て上 字よりも強く明瞭に賛すれぼよいのである。 露に精々注意しなけれぼならない間嘩がある。左記の表によつて説明を加へて見やう。 高松高等商栄華校開校十周年記念論文集 四九八
■−■■■i−■、■− 車上 壷 多 ○ J 字■ 掌■下 攣 。 多 上 山 。 車
。多
下 人 ○八一 ‘甲。多
上 井?1 尭 卑 ○ 多 去 路t 蕗 0 支那語の﹁重念﹂と﹁四聾﹂との関係に就いて 兜づ第叫行を見るに、上字は凡て 第仙聾の﹁多﹂字、下字は夫々盈念さ れる第剛聾﹁山﹂、琴壷﹁人﹂、第三聾 ﹁井﹂、第相客﹁路L、の字である・。.こ の場合上等の第〓琴多﹂はその四整 に何等の影響をも受けないかといふ に必ずしもそうでない。我々が支那 人の言ふ言葉を厳密にこれを聞き分 けるならば﹂同じ第〓蟹でもこれに 重念のある時は精々高目にそして少 t長く、正し示調子の第仙聾が費せ られてゐるが、﹁多血﹂のやうに第﹂ ︵し 攣の下にある文字に﹁盈念﹂のある婆 合には、上の第加琴の調子心持ち低 く且つ短かく蟹せられてゐるといふ 四九九・五〇〇小 高ね高等商業登校開校十周年記念論文集 ことが費見されるのせある。しかしこの高い低いといつてもその差は極めて碩弱なものであるから少しも気がつ かないでゐる人が多いだらう。例へぼ﹁吻的﹂の﹁吃﹂と﹁吃飯﹂の﹁吃﹂とを比較して見るに、共に同じ第叫療の﹁吃﹂ ではあるがこれを茸際に言葉として口から覆せられる時、雨着の調子には精々相異るものがあるのである。如ち ﹁喝的﹂の﹁吃﹂は下字の﹁的﹂が極めで扱い低い短い調子であり、何物にも牽制薫れないから充分思ひ切って敬し得 らる関係上、その音調も幾分高目で長くなるのは常然で、これに反し、﹁吃飯﹂のナ吃﹂は下字﹁重念﹂の﹁飯﹂に牽制 され幾分遠慮せねぼならないといふことになり自冬晋矧が蔑分低く短かくなるめである。 放て上表浣二行目の各語句の下字の調子はどうかといふに何等欒化せす、夫竺光来の四聾を正確に響育すれぼ よい。 次に第二行目の上字第二聾の﹁奇﹂に大雪山﹂、﹁入﹂、﹁井﹂、﹁路﹂の﹁罵念﹂ある文字が附加されね場合を考へる に、これも盛二行に溌ける﹁多﹂と同じく、﹁寄﹂が﹁的﹂などの﹁軽念﹂される字の上にある時は充分高く上昇した精 々長日の完全な第二饗となるが、第二行の各語句のやうに﹁率﹂が﹁罷念﹂ごれる文字の上に冠せらる場合偲やはり 下字の牽制を受けて充分高く上昇することが出来サ、や1低目に停止する第二贅の調子となつて下字につゞくの である?従ってこの﹁奇﹂の調子も賛際は完全な第二整といふこ、とは出来ないのセあるが、しかしこれも飴桂注意 してゐないと気がつかないものである。 次に第三行目は上字第三登﹁土﹂に天竺東念﹂さるペき﹁山﹂、﹁人﹂、﹁井し、﹁路﹂の添加された場合であるが、こ
れは極めで簡軍で上宇の第三登が年上であるといふこと1、第三聾が重複する場合上字は第二聾に欒化するとい ふことに注意して夫々下字を正確に後背すれぼよいのである。 最後は上字第川黎﹁探﹂に夫々四聾の襲った川佃の文字が添加されて作られね場合であるが、この場合も辟常に 云へば﹁探﹂の鯛手が穿ってゐるといへやう。即ち上字第拘聾は垂念される下字の制肘を受けて精々下り足らない 不完全な第週登の調子となつて下字につゞくものである。下字の調子の欒化しないことは増す迄もない。 以上三十二偶の組合せの下翼念と四登との関係について大鰐の詮明を加へ、同二條件の下に於ける大腰の棟準 を見川したのであるがこれも決して絶鯉的決定的のものでなく、時と場朗と人とにより多少欒化することあるは どうしても免れないところである。
五 憲 念 の一位 設
以上で大鰻﹁重念﹂の意義とそれに伴って起る四登の欒化を述べたのであるが、、更に進んで﹁霊念﹂は如何なる語 町の始何なる字にあるかに就いて研究をしで見やう。 支部語の各文字の囲峯は我々が群書を見ることによつて容易に知ることが出来るが、・この﹁富念﹂の位置に至っ ては何れの嗣書もこれを示してゐない。恋し支那語の﹁重念﹂の位置は英語の﹁アクセント﹂のやうに二事々々にづ いて劃定不轡の虹のセなく語句の内容によつて異なるからである。支那語に於ては即ち語句の﹁富念Lの位置によ 支那語の﹁電念﹂と﹁四蟹﹂と′の調係に加肌いて 五〇劇って全然意味を異にする場合もあるけれども、語句によつて蝮何れを﹁箪奈﹂するも意義にさしたる欒化を癒さな レ軒のが計つたゎ、又時と場合により、或は文語す人の家持によつて昇念の放置が移動することがあつたりしで 叫々はつきり示すことが不可能であるから骨あらう。然らば﹁雷念﹂などどうでもよいかといふに決してそうでは をい。﹁諷念﹂は語句に於ける抒容を決定するものであり、叉支那語としての調子を整へるものであるから、話を する場合に於ては常にこの﹁重念﹂の位置に注意しなけれぼならない。支勅語に於てはこの﹁景念﹂の位置を誤ら す、而もこの﹁雷念﹂の文字の四整と蟄晋とを浜確に出しさへすれぼ意味が明瞭になり、他の焚孝の四壁や攣晋は どうでもよいとさへ云ふ人がある位だから、如何にこの﹁霧念﹂の位樽が重要であるかといふことが了解されるで あらう。 扱て然らばこの﹁重念﹂なるものは如何なる語の如何なる文字にあるかといふにこれ叉容易ならぬ問題である。 ﹁嘉念﹂はその蕗句中に於ける最も重要な字にあるといふけれども、何れが重要かといふ判断に苦しむ場合が出来 たり、叉習慣などもあつたりしてそう簡単には決定田釆ないものである。がしかし我々が日常使用する育英の﹁憲 念﹂といふものは大腰側発してゐるものであるから、それ等から締約して友紀に大豊の棟準を立て1は見たが、 例外が非常に多く仲オ具合よくいかない。粗漏杜撰抄鮎も相常多いこと1思ふが少しでも斯界に貢献する朗あら ぼ望外の菩である。 囚人名は最後の字を﹁雷念﹂する。 高松高等商染畢校開校十周年記念論文集 五〇二
項転於て述べた棟準によればよいのである。 孔千∴厨子剋子∴矧子 公孫矧子 魯文田公 拘二字より成る囲名、地名は上官を﹁重念﹂する。 動因 英l国 男囲 穂l幽 鞠囲
上海 脚や 河津融京 南天 筍港 対連 矧島 紳戸 門司 横践 紐育 倫敦 巴鼻
血鱒”抑東、河l南 熱河例年眈各は普通下字を﹁重念﹂す。
宜統.同治 道光 成豊 乾降 旗鷹 昭和 大正 明治例外 成 柑
㈹三字以上より成る国名、地名、湛渾名、島名、山名、河名、圃照名等の固有名詞は単複の字を貢余す。
英曹利 美利幽 恕西轡忠犬錮可除此惑 羅馬局轟l 苛新穂耳黎加但し左記人名の﹁子﹂、﹁公﹂は徴構であるから﹁箋念﹂しない。が併し﹁椅子﹂や﹁帽子﹂の﹁子﹂の様に﹁軽念﹂すべ
阿剰 静弐 李四l 藩由血︵姓よ警藩介畢姓と既︶ 張風評葛輿姓と告.諸葛孔明︵姓と哲 山田l︵姓︶山田翠姓と告阿覗きでない。こゝでは軽い聖二聾の年上に読めぼよい。偽重念による四聾の欒化は凡て﹁重念と四撃との欒化﹂の
支那語の﹁寵念﹂と﹁四蟹﹂との槻係に就いて 五〇≡南端餓路公司l 清薬草村 外交朝 岡際聯盟l 全図経臍重点剣
倫これ等固有名詞の略種もその字数の如何に拘らす﹁雷念﹂は最後の字にあり。
外敵 閑聯
㈲∵ニ偶の文字が含慣して蒜の靭念墓はすものにして、これを別々に切り警時はもとの意味を失ふ語里
芋を﹁重念﹂す。
朝岡行李合同東田墨欝這佃這兄珊佃。諾−翌憩爵這鹿部腰部磨 ■ l − − − − − 1 1 01 ︵以上名詞、代名詞、副詞︶ 矧蜜 柑酪 悦服 矧悪制寄 ︵以上形容詞︶㈲㈲亭、兇、上、下、琴警どの慧詞が章なる名絢の下に添加されて章の薔味を助ぐもの、上字車重
曙爾封 山蕗酪 太平甜 大西珊 愛斯矧 北海剋 蛾媚山笛詩山l 楊子細 鴫縁組 高松高等庶幾畢校閲枚十周年記念論文集 張家面 零金坤韮泰樹 薪森野替々恰酪 農典雅蘇忍 印度画 地中㈲ 馬連加斯新 富士抑 興安矧 黄浦江 利根川 五〇四念﹂す。 l t −一1 1 − J. 1 − − 1 −−Il −11 1−− − 一 − 一 − ■ −−1 房子 豊子 帽子 花子 花見 曲党 首見 得上 晩上 郷下 箇下 衆薬 阿裏 木頭 石頭 ㈲其他の字が主宰たる名詞の下に添加されて主宰の意味を助くる場合、上字を﹁罪念﹂す。 r■ − r ltr. − − 1 − − − − − 1 1一 − − 一 問家 人家 月亮 甲起 票彩 霹水 茶水 煙籠 商葉 肉人 工入 明白 地方 m着、的︵得︶、了、磨︵阿囁︶、間、罷、椚などが助詞として用ひらる場合、上字を重念す。 科料轟の発くは意諒相似たる二手の結合せるものは上字を﹁雷念﹂す。 問罪 身酪 嘲刻 御齢 軌己 樹木 利裳 訝語 執政 到程
傭右は大腰の原則であるが習慣上又は語調の関係から必ずしも一定してゐない。前例の﹁せ界﹂﹁自己﹂などは
﹁世界﹂﹁自己﹂といふてもよい。
希望 宕見 捜尋 督訴 製造音数 休息 畢習 研究 答應 救済 ︵以上動詞︶ 御易 野師l 矧旺 附貼 乳監 風軟 新鮮一風瞼 矧和 咽明 ︵以上形容詞︶ 乱鎗 暫能 矧磨 謝腐 欄的 働的 吃着 来着 支那語の﹁電念﹂と﹁四蟹﹂との関係に就いて 的着 帯着 我的 責的 矧鹿 矧磨 竜泉 衰罷 穿得 頑得 開了 剰了 天明 人呵 他椚 ㈲椚 買得 用得 走了 議了 好阿 任椰 傾椚 矧鮭 ︵以上名詞︶ 五〇五但し同意義より成る語句でも左記のものなどは下字を﹁重念﹂す。 線楓 要射 豊剋 ︵形容詞︶ 應劇 應謝 該閻 珊瑚 理圏︵以上助動詞︶ ㈲副詞は多く下草を﹁雷念﹂す。 − − − −・ 1 −1→1 −−−− − − −−− − − − ︼ −‘■■■− ‘ 一 − − L 大約 大概 欄放 恨如 備若 仇蕾 好在 従前 本来 脾兼 現在 剛紹 勉強 五割 眼下 早発
往後 設著況且 恐伯 瓢底 簡直 恰巧 璧息 而且 自社
叩封立的意義を衝する二字、即ち意義の相反する二字の結合せる語は下字卑雷念﹂す。 天地 男女 東西 官民 父子 夫妻上下卓晩 内外 陰陽 ︵以上名詞︶ ‘■■・・l 1−■ − −−1− 開閉 出入 間乱 上下 釆去 生死 長落 男降 審怒 哀楽 ︵以上動詞︶ 一−−−− − r − ■1 − 一−−−一 一−−−一 一 ︼て 1 − − −−・1J■J■ −・−− 一 − − − 一−−一 ■一 大小 多少 高低 長短 好ラ 澄渡 虞恨 好壊 冷熱 是非 粗細 ︵以上形容詞︶ 倫左記の轟は封立的意義を有せす、二仰が結合して一つの纏った意味を表はすものであるから下字を﹁重念﹂ す○ 鋼藍︵蒲園︶ 動矧︵滑息︶ 矧賛︵商費︶ 又﹁多少﹂﹁好ダ﹂が疑問詞と用ひりらる1場合、上字を﹁喜念﹂す。 ︶ 1I形容詞、動詞、又は名詞が主事たる名詞の上に冠せられて表をなす場合、下字名詞を﹁薫念﹂す。 ∵荷奄高等商巣拳校開校十周年記念論文集 、〆W 五〇六㈲形容詞の冠せらるもの。
大型小ガ高矧慧ハ義金白狗貧民好運壊人小党大人老爺東苛老掛少矧∵食堂l
高風 高尊 貴姓 費庭 ㈲名詞の冠せるもの。 酒柳電話樹枝警花園杏仁紙幣前門洋傘市場家凪家兇.金轡食掛.腰掛.革朝 − ■, − − − .一=・− 川 ■== ﹁ ご■ い1 t− ∵り♪ 倣閲 令曾 食堂 今次 姦甫 賓谷 ㈹動詞の冠せる∼もの。 記謝 飛禽l 琴不 来信 教員 蓼校 数堂 壕場 摺崩 但し左記のものは何れも上字を﹁重念﹂す虻割天 粕犬 明天 矧天簡天 上月 下月今年 去年 明年 前年後年
叉これ等の譜が相封立して特に両者の区別を明かにする場曾、若くは性別、職薫別を示すものは上字を壷念﹂ す。 −1 I l ■・−・1 −1 1 − − − tr一 紅花 白花 男人 女人 父親 呵主宰たる名詞に二字以上より成る形容詞文字が冠せられて哀詞を成す場合、最後の主事名詞を﹁妥念﹂す。 即ち三字より成る名詞は下字を﹁重念﹂す。 支那語の﹁竃念﹂と﹁四蟹﹂との関係に就い七向この形容的文字が多字に亙る場合、又その形容的語中に﹁翼念﹂﹁軽念﹂の生することあるは云ふ進もない。
均同妄字の重複して喋れる語に於ける﹁重念﹂の位置は次の通りである。
弼重役せる単数名詞は上芋を﹁蛋念﹂す。
箇答 姻賭 剰太 劇叔 姐姐 矧妹 抑妨 凰患 ︵以上名詞︶右の﹁姐﹂、﹁如﹂盟ハに聖壷なるも、ごの場合上字卑軍念﹂するから上字が第二登に欒化せす、只上字第三整
は﹁年上﹂に攣ずるのみ。下手は凡て﹁軽念字﹂となり囚整の欒化することは申す迄もない。
㈲多数又は連続を示す名詞は下字を﹁富念﹂す。
人山︵兇︶ 家猟兄︶ 天対︵兄︶ 憫刑︵兇︶ 年利︵見︶ ︵以上名詞︶右の﹁兇﹂は単に名詞の接尾詞として添加されたもので、なくともよいが北方支部ではこの﹁兄﹂を附加した名詞
が多い。
拘動詞の盈復して命令悪くは動作の始まりを表はすものは上字を﹁重念﹂す。動詞と動詞との問に﹁こを挿入
する歩合も亦同じ。叉二字より成る動許の巽復するもこの規則に従ふ。
筒著聞紆 劉議団劇聞打淵打悲劇盈商盈 研究研究
的形容詞、副詞の重複せるものは下字を﹁蛋念﹂す。
高松高等南光畢校開校十周年記念論文集 英雄矧′J外囲訊 時刻封 注音符挽 仲秋劇 棟準図矧 閂像矧 五〇八小小﹁的東西﹂ 朗鋤﹁的晴天﹂ 明明l﹁的寄﹂ 爵︵兇︶・柁囲︵兄︶ 短短︵兇︶ ︵以ヒ形容詞︶ 常㈲︵兇的︶ 快凰︵兄的∵好矧児的︶ 巧珂︵兇的︶ 偏間︵鬼的︶ ︵以上副詞︶ これ等同﹂副詞が繰り返されて用ひらる場合は助詞の﹁兄的﹂がその下に件ふを普通とし、而も﹁重念﹂が下字副 詞にある許りでなく、叉.その下字副詞の四壁は次のやうな欒化を粥すものである。 ⊥剛詞が第﹂啓若くは第二盤である場合、せ二字は攣化せすJ 諷矧的飛 平刊的流 ◎⑳ ●● 副詞が第三賽若くは第国賓である場合︺下字は凡て節一啓に攣す。 ○IO蔓 好好鬼約定 憧憬兄的去 0 0 均﹂動詞の目的格は目的格を﹁取念﹂す。 l一 ∼ −− −−1・−一 − − − − −−− −− −1 − − − −11 ■一 喝酒 吃燈 買貸 単詣 坐嘩 箆字 請客 看戦 機官 費朗 賠磯 波有 失信 下雨 生気 開門 但し他動詞の目的格となれる代名詞は常に﹁軽念﹂す。 矧我叫個 風他去 我執傾 ﹁下雨﹂の﹁下﹂は自動詞にて従つて﹁爾﹂は目的格と看撤す能蜂ざるも普通﹁下雨﹂﹁下霧﹂﹁下浦﹂などの如く天候を 表はす場合忙は他動詞的用法となる。 呵形容詞又は動詞が述語とtて名詞又は代名詞の下に附加される場合、その動詞又は形容詞を﹁薫念﹂す。 ■ 五〇九 支那静の﹁寛念﹂と﹁幽蟹﹂との鯛係に就いて
天陰 頭歪 路還 眼花 頭劇 書跡
︼一一−事 − 1 − −−−1− − ・ −− − − −−− − 胎満 仲構y誰氷 水流 我想 入来 優勝劣敗 水落石出岬主事動詞に戯作の状態、程度、範囲、又は結果を家賃副詞、動詞の添加見るものは下字むコ翠念﹂す。
吃劇 数矧 貌矧 啓執 好幽 艶閲浄 改野日
好得劇 冷得楓 熟得閲
看完 塀到 鋸勘 岩城 東芝
但し副詞﹁仙鮎兇﹂は重念せす○
喝仙鮎兇 矧叫鮎兇
均主事動詞の上に副詞が冠せられたる場合、主宰動詞を妄念﹂す。
ノ ∫ − −1 −− −− −− −− − ∫ 快去 講坐∴封坐 多謝 常衆.快完 後悔 早起呵動詞が助動詞﹁能﹂、﹁別﹂、﹁可﹂、﹁錐﹂、﹁翠妄ぎの後に置かれる時、動詞卑寮念﹂す。
又可能の助動詞﹁得﹂が複合動詞の中に入幻て可能を表はす場合、﹁薫念﹂は﹁得﹂の下字にあり。
能矧 別渦 可鱒可鱒難矧 要矧 要劫
宥得鳳∵納得園 詮得山楽 発得矧 過得封 回得刺
呵副詞と形容詞と結合せるものにして上寧副詞に下字形容詞の結合せるものは下字形容詞を﹁芸l・す。 高松高等商栄華校開校十周年記念論文集 五一〇根好 太大 貫妙 好些 最憐情 多磨矧 但し上字形容詞と下字副詞との問に﹁得﹂又は−的﹂を入れて上字形容詞を修飾する場合は下字副詞を﹁霹念﹂す。 快的楓 鈴的欄 寝町剥奪 叫動詞、形容詞の否定は動詞、形容詞を﹁富念﹂す。 不去 不要 不買 不水 没石 渡去 没殊 ︵以上動詞︶ 不矧 不圃 不対 不剰 不根対 不大矧 ︵以上形容詞︶ 叩否定詞﹁不﹂を複合動詞の中に挿んで不可能を表す場合には﹁不﹂の下字を﹁雷念﹂す。 把不帰 看不剋 充不開l 吃不刊。金不蝕 封不相 貌不五木 吃不¶去 耕不釧 例外 吻不得 Ⅵ不得 甜不禅 悦不得 これらは不可能を表ほさず、禁示を表はすものなれぼ上字を﹁重念﹂す。 狗葦晋を表はす富美は最後の字を﹁富念﹂す。 鵬畦痛感 裕蜘酬 暗嘲 嘲榔暗畔 横劉 轟隠 丁剰 例外 打嘲喩 狗場所を表はす﹁噂万見﹂、時を表はす﹁時候兄﹂が﹁的﹂︵⋮⋮するととろの︶といふ関係代名詞の後に来る時は極 めて軽く籍晋す。 支那語の﹁蒐念﹂と﹁四聾﹂との関係忙就いて
我到過的地方 吃飯的地方 他制約時候兄 念静的時候兄 神教盈形容詞望遠数詞卑悪念﹂するが但し単相竪琴馬に用ひられる﹁こは﹁雷念﹂されす単位を表はす文字 が﹁薫念﹂される。 ⊥佃 両年 三伯月 抑盗 讐 我三十ゴ 初ヨ 砲帝圃