Windows Server 2012
“DirectAccess”で実現する
Work Anywhere シナリオ
アイティデザイン株式会社
知北直宏 (Naohiro Chikita)
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自己紹介
知北直宏(ちきたなおひろ)Twitter: @wanto1101 アイティデザイン株式会社 代表取締役社長 九州発ITPro系コミュニティ「Win.tech.q」代表 福岡でITProやってます。Active Directory、Hyper-V、Exchange、System Center その他いろいろの提案・設計・構築・サポートまでなんでも。
大手、地場インテグレーターさんの後方支援など。 Microsoft MVP(Directory Services)
MCT、MCSE、MCITPとかいろいろ。
「標準テキスト Windows Server 2008 R2 構築・運用・管理パー フェクトガイド」という本を書きました。
アジェンダ
DirectAccess【ベーシック編】 ~ これを聞いたら、明日からDirectAccessが使いたくなる! ~ DirectAccess【アドバンス編】 ~ DirectAccessを本格的に使うときに必要な知識やテクノロジーを解説 ~ まとめ4
おことわり
DirectAccessは、 Windows Server 2012 と Windows 8 を組 み合わせた構成を中心にお話しします。
(クライアントが Windows 7 のときは少し事情が異なります)
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DirectAccess【ベーシック】編
DirectAccessとは? DirectAccessの新機能 DirectAccessのセットアップ DirectAccessの利用 DirectAccessの管理 次へDirectAccessとは?
• インターネット接続を使って社内ネットワークに安全にアクセスする仕組みです。
• IPv6とIPsecをベースとしたテクノロジーです。
• DirectAccessによってネットワークを社外にまで「拡張」することができます。
• Windows Server 2008 R2 / Windows 7で実装されました。
• 社内にいても、社外にいても、同様に社内リソースにアクセスして仕事ができます。 DirectAccess クライアント DirectAccess サーバー ドメイン コントローラー 各種 IPv6 + IPsecテクノロジー
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VPNとの違い
DirectAccessはVPN(仮想プライベートネットワーク)と用途や目的は似 ていますが、次のような違いがあります。 • クライアントの設定が簡単です。 (グループポリシーベースの設定) • インターネットに接続するだけで、自動で社内ネットワークに接続します。 (ログオンしていない状態でも接続できます) • さまざまな方法で接続しようとします。 (PPTP/L2TPのような「出張先のホテルから繋がらなかった」ということがありません) 次へこれまでのDirectAccessは。。。
Windows Server 2008 R2 から実装されたDirectAccessですが、次の ようにいろいろと敷居が高かったです。。。 • 展開が難しかった。。。 (IPv6やPKIとか、いろいろと難しいテクノロジーを理解しないと展開困難) • パブリックなIPv4アドレスが2つも必要だった。。。(Teredoのため) • 社内のIPv4機器にアクセスするには追加のシステムが必要だった。。。 • 他にもいろいろな制約あり。。。 (配置に制約がある、RRASと共存できないなど、いろいろな仕様的な制約。。。)
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DirectAccessの新機能
Windows Server 2012 の DirectAccess にはたくさんの新機能が実 装されています! • 展開が容易になった! (難しいことを理解しなくても展開可能!PKIは必須ではなくなった!) • パブリックIPv4アドレスの要件が緩和!配置も柔軟に!! • 社内のIPv4デバイスにアクセスできるようになった! • 他にもいろいろな新機能あり!(後半のアドバンス編へつづく) 次へ
展開が容易になった!
「作業の開始ウィザード」を実行して、ほんの少しの設定を行うだけで、簡単に DirectAccessの展開ができるようになりました。 DirectAccessサーバーの自己署名証明書 が多用されます。 グループポリシーによって自動配布されます。12
柔軟な配置が可能になった!
パブリックIPv4アドレスの要件が緩和されました。 (パブリックなIPv6なし、非・固定IPv4環境でも展開可能) DirectAccessサーバーをさまざまな構成で配置できるようになりました。 (NATデバイスの背後に配置する、NICを1枚のみで構成する、など3種類) 「作業の開始ウィザード」の中でどの構成かを指定します。 次へDirectAccessサーバーの構成例1
2枚のNICを持つDirectAccessサーバーを「エッジ」に配置する構成です。 「作業の開始ウィザード」 では「エッジ」と呼びます。 Windows Server 2008 R2 ではこの構成しかできませんでした。 DirectAccess サーバー 社内サーバー NIC NIC ここに パブリックIP を設定14
DirectAccessサーバーの構成例2
2枚のNICを持つDirectAccessサーバーをファイアウォールなどのNATデ バイス(エッジデバイス)の背後に配置する構成です。 「作業の開始ウィザード」 では「エッジデバイスの背後(ネットワークアダプ ター2つ)」と呼びます。 ここにパブリックIP を設定して、NAT でDirectAccess サーバーを公開。 DirectAccess サーバー 社内サーバー NIC NIC 次へDirectAccessサーバーの構成例3
1枚のNICを持つDirectAccessサーバーをファイアウォールなどのNATデ バイス(エッジデバイス)の背後に配置する構成です。 「作業の開始ウィザード」 では「エッジデバイスの背後(ネットワークアダプ ター1つ)」と呼びます。 ここにパブリックIP を設定して、NAT でDirectAccess DirectAccess サーバー 社内サーバー NIC16
DirectAccessのシステム要件1
DirectAccessサーバーの要件 • Active Directory に参加していること。 • IPv6およびIPv6移行テクノロジーが有効であること。 • IPヘルパーサービスが起動していること。 • Windowsファイアウォールが動作していること。 • ネットワークが「ドメイン」プロファイルであること。 • Hyper-V仮想マシンでも大丈夫。 もちろん、 Windows Server 2012 であること! 次へDirectAccessのシステム要件2
Active Directoryに関する要件 • IPv6が有効な次のOSによるドメインコントローラーであること。 Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2008 • ドメインの機能レベルとフォレストの機能レベルは問いません。 DNSサーバーに関する要件 • 次のOSによるDNSサーバーであること。 Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 Windows Server 200818
DirectAccessのシステム要件3
DirectAccessクライアントの要件 • Active Directoryに参加していること。 • 次のいずれかのOS、エディションであること。 Windows 8 Enterprise Windows 7 Enterprise/Ultimate Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 これら以外のOS、エディションからも接続する必要があれば、DirectAccessサー バーにRRASもセットアップして、VPNもアクセス可能にするといいでしょう。 Windows 7 などをサポートするには「作業の開始ウィザード」だけでは展開できま せん。 次へDirectAccessの簡単セットアップ
システム要件を満たした環境を用意します。 パブリックIPアドレスを用意します。 DirectAccessサーバーにDNS名でアクセスできる環境を推奨します。 「DirectAccessおよびVPN(RAS)」の役割サービスを追加します。 「リモートアクセス管理」コンソールを起動して、「作業の開始ウィザード」を 実行します。 必要に応じて追加設定を行います。 すでにActive Directoryドメインに参加しているサーバーに、DirectAccessサーバーをセット アップします。 DirectAccessサーバーのNICは1枚のみです。 インターネットからはファイアウォールのNATでアクセスできるようにしています。 インターネット上のDNSサーバーに、DirectAccessサーバーのパブリック名(DNS名)を登録 済みです。 (デモ環境の詳細は次のスライドで) DEMOの説明
インターネット
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1台の Windows Server 2012 Hyper-V 上で次のようなデモ環境が動作しています。
Hyper-Vの仮想スイッチでネットワークを分割しています。 社内ネットワーク InternetServer DNSサーバー Webサーバー 203.0.113.1/24 DC01 Windows Server 2012 ドメインコントローラー DNSサーバー DHCPサーバー 10.0.0.1/24, IPv6有効 NATルーター DHCPサーバー Ext:203.0.113.200/24 Int:192.168.0.254/24 WIN8-01 Windows 8 Enterprise DHCPクライアント DA01 Windows Server 2012 DirectAccessサーバー 10.0.0.2/24,IPv6有効 家庭内ネットワーク ファイアウォール Ext:203.0.113.100/24 Int:10.0.0.254/24 DirectAccessサーバーを 「203.0.113.2」で公開
vSwitchHome vSwitchInternet vSwitchCorp
ドメイン名
Active Directory : contoso.local 社外ドメイン : contoso.com
デモを ご覧ください
DirectAccessの利用
Active Directoryに参加し ているクライアントPCは、 自動的にDirectAccessクラ イアントの設定がされます。 社外からインターネット接続す ると、自動的に DirectAccessによって社内 ネットワークに接続することが できます。24
DirectAccessを介したクライアントPCの管理
管理者は、ユーザーのクライアントPCが社内にあるか、DirectAccessに よってインターネット経由で接続しているかを意識することなく、管理を行う ことができます。 (ユーザーがPCにログオンしている必要もありません。) 次へDirectAccessクライアントの
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Active Directoryドメインに参加している Windows 8 Enterprise クライアントPCを、社外(家庭内ネットワーク)に持ち出してみます。 ユーザーは特別な操作をすることなく、社外からDirectAccessで社内 ネットワークにアクセスできることをご覧いただきます。 管理者は、ユーザーが社外にいることを意識することなく、クライアントPCの 管理操作ができることをご覧いただきます。 DEMOの説明 デモを ご覧ください 次へ
DirectAccessサーバーの管理
DirectAccessサーバーの管 理は、「リモートアクセス管理」コ ンソールを使って行います。 構成の変更や、接続状況の確 認や、レポートの生成が可能で す。28
DirectAccessのコンポーネント
次の4つのコンポーネントによって 構成されています。 • リモートクライアント • リモートアクセスサーバー • インフラストラクチャサーバー • アプリケーションサーバー 次へDirectAccessの構成の変更
「リモートアクセス管理」コンソールを使って、 DirectAccessの構成の変更が可能です。 構成情報はグループポリシーに保存されます。 つまり、クライアントPCへの反映には時間を要 します。 (既定では、ドメインコントローラー間で5分、 クライアントへは90分) 急ぐときは「 gpupdate /force 」で。 「リモートアクセス管理」コンソールの基本的な操作をご覧いただきます。 レポートを生成するために、「アカウンティングの構成」を行います。 DirectAccessの構成を変更してみます。 DEMOの説明 デモを ご覧ください
DirectAccess【アドバンス】編
DirectAccess【アドバンス】編
「作業の開始ウィザード」でなにが起こっている? IPv6移行テクノロジーとは 名前解決ポリシーテーブル(NRPT)とは ネットワークロケーションサーバー(NLS)とは ネットワーク接続状態インジケーター(NCSI)とは HTTPSベースのKerberosプロキシーとは オフラインドメイン参加との併用 DirectAccessの新機能のつづき34
「作業の開始ウィザード」でなにが起こっている?
「作業の開始ウィザード」を実行すると、DirectAccessのコンポーネントのセッ トアップや、DNSへのレコード登録や、次の2つのGPO(グループポリシーオブ ジェクト)のActive Directoryへの登録などが行われています。 • DirectAccessサーバーの設定 • DirectAccessクライアントの設定 次へ「DirectAccessサーバーの設定」GPO
DirectAccessサーバーの Windowsファイアウォール設 定などが定義されています。 ドメインにリンクされますが、 DirectAccessサーバーのみ に適用されるような「セキュリ ティフィルター処理」が自動設 定されます。36
「DirectAccessクライアントの設定」GPO
IPSec、名前解決ポリシー、 IPv6移行テクノロジーなど、 DirectAccessクライアントの動 作に関わる各種設定が定義され ています。 ドメインにリンクされますが、ノート PCのみに適用されるような 「WMIフィルター処理」が自動設 定されます。 次へ38
「作業の開始ウィザード」だけではできないこと
「作業の開始ウィザード」を実行して、ほんの少しの設定を行うだけで、簡 単にDirectAccessの展開ができるようになりましたが。。。 次のような構成のときは追加設定(PKI環境構築など)が必要です。 Windows 7クライアントをサポートする 強制トンネリングを行う NAPと統合する 2要素認証を行う (スマートカードやOTP/ワンタイムパスワードの利用時) その他 次へIPv6移行テクノロジーってなに?
IPv6に移行するために、IPv4との相互通信を行うための各種テクノロジーです。 DirectAccessはIPv6をベースとしたシステムであるため、IPv6やIPv6移行テクノロジーを使っ て通信を試みます。 DirectAccess サーバー 社内サーバー Public IPv6 IPv4 Only Private IPv6 ISATAP ISATAP NAT64/ DNS64 IP-HTTPS 6to4 IP-HTTPS Private IPv4 6to4 Public IPv4 Public IPv6 IPv6 IPv4 IPv4 IPv6 IPv4 IPv4 IPv440
IP-HTTPSとは
IP-HTTPSとは、IPv6パケットをIPv4でカプセル化するテクノロジーです。 Windows Server 2008 R2まではプライベートIPv4からのアクセス時
にTeredoというIPv6テクノロジーを使っていましたが、Windows Server 2012では廃止され、IP-HTTPSの利用に置き換わっています。 DirectAccessではIPv6をIPsecで暗号化し、さらにHTTPSで暗号化 しています。 Windows Server 2012ではパフォーマンスが向上しています。 認証プロキシーにも対応した模様です。 次へ
NAT64/DNS64とは
IPv4のみのデバイスにDirectAccessクライアントがアクセスするためのテク ノロジーです。
DirectAccessサーバーで動作している「NAT64」によってIPv6からIPv4
へのプロトコル変換が、「DNS64」によって名前解決が行われます。
Windows Server 2008 R2 ではUAG(Forefront Unified Access Gateway)が別途必要でした。
NAT64による変換は一方向(DirectAccessクライアント => IPv4デ バイス)であるため、IPv4デバイスからDirectAccessクライアントへの接 続、管理などはできません。
DirectAccessによる
社内ネットワークに配置した、IPv4のみのサーバーへ、 社外(家庭内ネットワーク)から DirectAccessで接続してみます。 インターネット 社内ネットワーク InternetServer DC01 Windows Server 2012 ドメインコントローラー DNSサーバー DHCPサーバー 10.0.0.1/24, IPv6有効 NATルーター WIN8-01 Windows 8 Enterprise DHCPクライアント DA01 Windows Server 2012 DirectAccessサーバー 10.0.0.2/24,IPv6有効 家庭内ネットワーク ファイアウォール SV01 ワークグループ構成 Webサーバー 10.0.0.3/24,IPv4のみ DEMOの説明 デモを ご覧ください
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ファイアウォールで必要な設定
IPv6やIPv6移行テクノロジーを使うために、ファイアウォールでは次のようなポートを許可する必 要があります。 DirectAccess サーバー ファイアウォール Destination: IP 50 Destination: UDP 500 Source: UDP 500 Destination: IP 41 Destination: IP 41 Destination: TCP 443 Source: TCP 443 IPv6 6to4 IP-HTTPS 次へ名前解決ポリシーテーブル(NRPT)とは
名前解決ポリシーテーブル(NRPT)とは、DNSの名前空間ごとに使用 するDNSサーバーを切り替える仕組みです。
Windows Server 2008 R2 / Windows 7から実装されています。 インターネットでの名前解決と、社内ネットワークでの名前解決を切り替え
ることができます。
「DirectAccessクライアントの設定」GPOで設定されます。
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名前解決ポリシーテーブル(NRPT)の編集
「DirectAccessクライアントの設 定」GPOの次のポリシーに設定さ れています。 「コンピューターの構成」 ー「ポリシー」 -「Windowsの設定」 -「名前解決ポリシー」 編集は「リモートアクセス管理」コ ンソールの「インフラストラクチャ サーバーのセットアップ」で行いま しょう。 次へローカル名の優先設定
名前解決ポリシーテーブル(NRPT)から、DirectAccessに関する規則を削除することにより、 DirectAccessクライアントはローカル名を優先することができます。 「リモートアクセス管理」コンソールで、「DirectAccessクライアントのセットアップ」で設定を変更 する必要があります。 どうなるのか。。。 DirectAccess の「切断」や「接 続」ができるよう になります。 ただし、NRPTか ら情報が削除さ れるだけであり、 IPsecトンネルは 維持したままです。48
ネットワークロケーションサーバー(NLS)とは
ネットワークロケーションサーバー(NLS)とは、DirectAccessクライアン トが、社内ネットワークに接続しているのか、接続していないのかを判断す るための社内サーバーです。 NLSにアクセスできる場合には社内ネットワークに接続していると判断、 接続できない場合はDirectAccessでの接続を開始します。 DirectAccessサーバーをセットアップすると、IISも自動セットアップされて、 「作業の開始ウィザード」によってDirectAccessサーバー自身がNLSとな ります。 「DirectAccessクライアントの設定」GPOで設定されます。 名前解決ポリシーテーブル(NRPT)に除外登録が必要です。 次へネットワークロケーションサーバー(NLS)の設定
「DirectAccessクライアントの設定」 GPOの次のポリシーで設定。 「コンピューターの構成」 -「ポリシー」 -「管理用テンプレート」 -「ネットワーク」 -「ネットワーク接続インジケーター」 -「ドメインの場所を特定するURLの指定」 編集は「リモートアクセス管理」コンソー ルの「インフラストラクチャサーバーのセッ トアップ」で行いましょう。50
ネットワーク接続状態インジケーター(NCSI)とは
ネットワーク接続状態インジケーター(NCSI)とは、DirectAccessクラ イアントが、社内ネットワークに接続しているのか、インターネットに接続して いるのかを判断するための仕組みです。 例えば、次の2つの条件を満たした場合は、インターネットに接続していると 判断します。 「http://www.msftncsi.com/ncsi.txt」 へアクセスすると「Microsoft NCSI」という 文字列が返ってくる
「dns.msftncsi.com」のDNS名前解決を要求すると「131.107.255.255」というIP アドレスが返ってくる
HTTPSベースのKerberosプロキシー機能を実装
Windows Server 2012 の DirectAccess はHTTPSベースのKerberosプロキ シー機能を実装しました。これは「作業の開始ウィザード」で自動的に設定されます。 1. DirectAccessクライアントは認証リクエストをDirectAccessサーバーに送信。 2. Kerberosプロキシーがドメインコントローラーに認証を転送。 3. 認証が完了するとドメインに参加しているサーバーとの通信が可能に。 DirectAccess クライアント DirectAccess サーバー ドメイン コントローラー 各種 IPv6 テクノロジー Kerberos プロキシー
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DirectAccessクライアントの認証方法の指定
DirectAccessのデフォルトの認証方法 はKerberosプロキシーによる、Active Directoryの資格情報によるものです。 コンピューター証明書を用いた認証に変 更する場合は、「リモートアクセス管理」コ ンソールの「構成」-「リモートアクセス サーバー」の「編集」を開いて設定します。 次へオフラインドメイン参加とは
オフラインドメイン参加とは、ドメインコントローラーと通信できない状態のコ ンピューターを、ドメインに参加させることができる機能です。
Windows Server 2008 R2 / Windows 7 から実装されました。
ドメインコントローラーで「プロビジョニングデータファイル」を作成し、それを対 象のコンピューターにコピーして、ドメイン参加に利用します。
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オフラインドメイン参加とDirectAccessの併用とは
Windows Server 2012 のオフラインドメイン参加では、プロビジョニン グデータファイルにDirectAccessに関するグループポリシー設定を含めるこ とができるようになりました。 これにより、社内ネットワークにまったく接続したことがないWindows 8 Enterpriseコンピューターを、オフラインでドメインに参加させ、そのまま DirectAccessで社内へアクセスさせることが可能になりました。 次へオフラインドメイン参加とDirectAccessの併用の流れ
次のような流れで、オフラインドメイン参加とDirectAccessを併用します。
1. ドメインコントローラーでプロビジョニング用のコマンドを実行します。 例)
Djoin /provision /domain contoso.local /machine WIN8-02 /policynames “DirectAccess クライアントの設定” /rootcacerts /savefile c:¥files¥provision.txt /reuse
2. (必要であれば)DirectAccess用のグループに該当コンピューターをメンバー登録します。 3. 上記コマンドで作成したプロビジョニングデータファイルを、該当コンピューターにコピーします。 4. 該当コンピューターで次のコマンドを実行します。
例)
Djoin /requestodj /loadfile C:¥provision¥provision.txt /windowspath %windir% /localos 5. 該当コンピューターを再起動します。オフラインドメイン参加機能が成功しており、
オフラインドメイン参加と
社外にあるドメイン未参加のWindows 8 Enterprise クライアントPCを、オフラインドメイン参加させて、 DirectAccessで社内アクセスもさせます。 WIN8-02 Windows 8 Enterprise DHCPクライアント ワークグループ構成 インターネット 社内ネットワーク InternetServer DC01 Windows Server 2012 ドメインコントローラー DNSサーバー DHCPサーバー 10.0.0.1/24, IPv6有効 NATルーター DA01 Windows Server 2012 DirectAccessサーバー 10.0.0.2/24,IPv6有効 家庭内ネットワーク ファイアウォール DEMOの説明 デモを ご覧ください Active Directoryドメイン参加 + DirectAccessクライアン化 ⇒
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DirectAccessの新機能のつづき
負荷分散をサポート(NLBなど) 複数のドメインをサポート マルチサイトをサポート 強制トンネリングの自動サポート 外部管理をサポート(Manage-Out) NAP(IPsec強制)と統合 Server Coreのサポート Windows PowerShellのサポート などなど 次へインターネット 社内ネットワーク インターネット上の サーバー・サービス 社外ネットワーク
強制トンネリングの自動サポート
DirectAccessクライアントからの インターネットアクセスも、 DirectAccessサーバーを介して 社内ネットワーク経由に強制する ことができます。 「リモートアクセス管理」コンソール の「DirectAccessクライアントの セットアップ」で設定します。 分割トンネリング×
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外部管理をサポート(Manage-Out)
DirectAccessクライアントから 社内ネットワークへのアクセスは禁 止して、管理者が DirectAccessクライアントの管 理操作だけを行うことができるよう にする展開シナリオです。 「リモートアクセス管理」コンソール の「DirectAccessクライアントの セットアップ」で設定します。 インターネット ユーザーからの社内アクセスは禁止×
管理アクセス(リモートアクセス、グループ ポリシー適用、更新プログラム配信など) は許可○
次へWindows 7 をDirectAccessクライアントにする際の補足
「リモートアクセス管理」コンソー ルで「リモートアクセスサーバーの セットアップ」を開いて、 Windows 7サポートを有効化。 Windows 7クライアントPCに、 「DirectAccess 接続アシスタ ント 2.0」をセットアップする。 http://support.microsoft.com/kb/2666914/j aまとめ
まとめ
DirectAccessは敷居が一気に下がって、展開が本当に簡単になりまし た。 要件を満たす環境であれば、使わないと損だと思います。 DirectAccessクライアントとなっているコンピューターの盗難、紛失対策と して、ぜひBitLockerで暗号化するなどの対処を!64
ぜひ評価しましょう!
Windows Server 2012 と Windows 8 Enterprise のライセンスやサブスクリプションを 持っていればぜひ評価、検証しましょう! 持ってない方は、まずは評価版をダウンロード! Windows Server 2012 評価版ダウンロードサイト http://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/hh670538.aspx Windows 8 Enterprise 評価版ダウンロードサイト http://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/hh699156.aspx 評価のお供に。 http://blogs.technet.com/b/junichia/p/directaccess-vdi-learning-kit.aspx 次へ
ご清聴ありがとうございました!
知北直宏
Twitter: @wanto1101
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