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(1)

短期給付財政安定化計画

〔データヘルス計画:第1期〕

岡山県市町村職員共済組合

計画策定日:平成27年3月30日

最終更新日:平成 年 月 日

(2)

目次

1-1 組合の現状

(1)短期給付財政

2

1-2 保健事業の実施状況

4

1-3 特定健診・特定保健指導の実施状況等

6

1-4 医療費の分析(原因分析)

(1)支出の基本的構造

7

(2)医療費の状況(平成25年度)

8

(3)前期高齢者の状況

16

1-5 後発医薬品の使用状況

(1)調剤医療費

17

(2)後発医療品(ジェネリック医薬品)

18

2 健康課題の抽出

19

3 事業の選定及び目標の設定

20

1

(3)

岡山県市町村職員共済組合短期給付財政安定化計画

〔データヘルス計画:第1期〕

「地方公務員等共済組合法第112条第3項に規定する地方公務員共済組合が行う健康の保持増進のために必要な事業に関する指針(平成16年8月2日 総務省告示第641号)」に則り、ここに平成27年度から平成29年度までの間における「岡山県市町村職員共済組合短期給付財政安定化計画〔データヘルス計 画:第1期〕」を定める。 地方公共団体数 市 15 町 10 村 2 一部事務組合等 40 男 性 女 性 合 計 組 合 員 11,812人 7,051人 18,863人 男女比 62.6% 37.4% 平均年齢 42.5歳 40.5歳 41.7歳 被 扶 養 者 7,928人 12,099人 20,027人 合 計 19,740人 19,150人 38,890人 組 合 員 被 扶 養 者 合 計 特 定 健 康 診 査 実 施 率 93.9% 45.5% 81.2% 特 定 保 健 指 導 実 施 率 68.9% 7.1% 64.1% 基準日:平成26年4月1日 任意継続組合員を含む。長期組合員を含まない。 特定健診等実施率は、平成25年度分として国へ報告した数値

1-1 組合の現状

(1)短期給付財政

本組合の短期給付財政は、組合員数及び標準給与(標準報酬)総額の減少に伴う掛金・負担金収入の減少、高齢者医療制度に係る拠出金負担の増加 等に伴い、安定的な財政運営を行うためには、短期財源率を高水準で設定せざるを得ない状況にあり、その結果、組合員の掛金及び事業主である地方公共団体 の負担金の負担が高い水準になっている。 基本情報 組合員の年齢構成をみると、男女ともに40~44歳が最も多い。また階層ごとにみ ると、35歳未満が少ないことがわかる。 被扶養者は、特定健診等対象者(40歳以上)のうち、93%を女性が占める。 3,000 2,000 1,000 1,000 2,000 3,000 0~4歳 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 (人) 年齢別構成表 組合員 男性 被扶養者 男性 組合員 女性 被扶養者 女性

2

(4)

財源率は、期末手当等に係る率 平成25年度は、給与減額措置 により標準給与総額が減少 平成26年度は、見込値 67.20 75.00 78.00 86.00 93.76 99.12 100.96 104.40 0 20 40 60 80 100 120 50 55 60 65 70 75 80 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 (‰) (億円) 標準給与(標準報酬)総額と財源率の推移 標準給与総額 財源率 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 平均組合員数 20,615 20,205 19,808 19,369 19,131 18,947 18,909 18,833 平均被扶養者数 24,688 22,650 21,950 21,586 21,103 20,817 20,580 20,302 平均扶養率 1.20 1.12 1.11 1.11 1.10 1.10 1.09 1.08 1.20 1.12 1.11 1.11 1.10 1.10 1.09 1.08 1.0 1.1 1.2 18,000 19,000 20,000 21,000 22,000 23,000 24,000 25,000 26,000 (%) (人) 平均組合員数、平均被扶養者数及び平均扶養率の推移 平均組合員数 平均被扶養者数 平均扶養率 平成20年度は、後期高齢者 医療制度の創設により、 被扶養者数が減少している。 平成26年度は、見込値

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(5)

1-2 保健事業の実施状況1

資格 性別 年齢等 対象者 実施状況(見込み) 成功・推進要因 課題及び阻害要因 評価 人間ドック助成 【目的】疾病の早期発見によ る重症化予防・特定健診の 受診率向上 【概要】費用の一部助成 (35歳以上) 組合員 男女 35歳以上 全員 316,550 受診者数 11,673名 ・県内各地にわたる契約先の 充実(53ヶ所) ・一部オプション検診に対する 費用助成 ・所属所との健診結果共 有に向けての個人情報保 護規程の見直し

胃検診助成 【目的】疾病の早期発見によ る重症化予防 【概要】費用の一部助成 組合員 男女 全員 1,555 受診者数 156名 ・人間ドックの助成対象年齢 未満の検診をフォロー ・利用者数の減少 ・検診機関が保有する移 動検診車の機器の更新に 伴う費用負担増 ・代替制度の検討

子宮がん検診助成 【目的】婦人科疾患の早期 発見による重症化予防 【概要】費用の一部助成 (35歳未満) 組合員 女性 35歳未満 全員 600 受診者数 354名 ・人間ドックの助成対象年齢 未満の検診をフォロー ・受診率が低い ・婦人科検診への抵抗感 と検診の必要性に対する 意識が低い ・代替制度の検討

インフルエンザ予防接種費用助成 【目的】流感の重症化予防 【概要】費用の一部助成 組合員 被扶養者 男女 全員 15,500 利用件数 14,667件 ・季節性疾患の予防により医 療費の抑制に寄与 ―

電話健康・メンタル相談 【目的】安易な医療機関受 診の抑制 【概要】委託業者による電話 相談、WEBによるカウンセリン グ及び面談 組合員 同居家族 男女 全員 3,170 健康電話利用者数 1,477件 メンタル相談件数 324件 メンタル面談件数 37件 ・24時間年中無休、秘密厳 守、無料での対応 ・利用資格者でない者の 利用への対応

海・山の家施設利用助成 【目的】心身のリフレッシュ 【概要】利用料金の一部助 成 組合員 被扶養者 男女 全員 2,100 利用人数 1,034名 ・県内を中心とした契約先の 充実 ・施設による利用度の偏り

直営施設利用助成 【目的】心身のリフレッシュ 【概要】利用料金の一部助 成 組合員 被扶養者 男女 全員 24,850 サン・ピーチOKAYAMA 利用人数 7,176名 ・交通の要衝、駅前にして閑 静な立地 ・DM、訪問による緻密な営 業活動 ・築12年経過による設備 更新 ・利用者の固定化

県外契約施設利用助成 【目的】心身のリフレッシュ 【概要】利用料金の一部助 成 組合員 被扶養者 男女 全員 3,600 利用人数 1,895名 ・全国各地にわたる契約先の 充実 ・施設による利用度の偏り

育児支援雑誌配布 【目的】情報提供 【概要】出産費・家族出産費 の対象となった組合員に2年 間配布 組合員 被扶養者 男女 該当者 3,921 対象者数 550名 ・該当者からの申込みによる ことなく、対象者の自宅への 直送 ・委託業者の固定化

ジェネリック医薬品小冊子配布 【目的】情報提供・啓発 【概要】後発医薬品の利用で 薬剤費の負担軽減が期待で きる対象者に配付 組合員 被扶養者 男女 該当者 1,000 ジェネリック差額通知に同封 配布部数 4,876部 ・ジェネリック医薬品に切り替 えることで薬剤費の負担軽減 が見込まれる対象者に「ジェ ネリック差額通知」とともにピン ポイントで配付 ・組合員、被扶養者のジェ ネリック医薬品に対する認 識不足 ・切り替えに対する抵抗感 と低意識

健康小冊子配布 【目的】情報提供・啓発 【概要】特定保健指導の該 当者に配付 組合員 男女 該当者 400 配布対象者 1,362名 ・保健指導の初回面談時に 担当保健師(栄養士)から 対象者に直接手渡し ・複数年にわたる対象者へ の対応 ・冊子の選定

対象者 振り返り 項目 事業名 事業の目的及び概要 (千円)事業費 保 健 関 係 保 養 関 係 図 書 ・ 広 報 関 係

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1-2 保健事業の実施状況2

資格 性別 年齢等 対象者 実施状況(見込み) 成功・推進要因 課題及び阻害要因 評価 メンタルヘルスセミナー 【目的】管理職や人事担当 者への情報提供と業務支援 【概要】メンタル不調者の早 期発見と復職支援についての 講演やグループディスカッション 組合員 男女 全員 750 3回実施 合計 153名 ・メンタル事例の多様化による ニーズの高まり ・受講者の習熟度に応じ た内容、講師の選定

退職準備研修会 【目的】退職予定者への情報 提供 【概要】退職後の年金・医療 制度等についての説明や個 人面談 組合員 男女 該当者 6,000 定年退職予定者向け 5回 早期退職予定者向け 3回 合計 558名 ・退職時の手続きや複雑な 制度に対する不安の軽減 ・個人面談の実施による個 別対応 ・研修内容の固定化

医療費通知 【目的】医療費総額等の情 報提供 【概要】医療費総額や法定 給付額、自己負担額を年2 回通知 組合員 被扶養者 男女 全員 600 配布部数 66,998部 ・所属所をつうじて配布 ・医療費総額に対する低 意識

ジェネリック差額通知 【目的】情報提供 【概要】年2回通知 組合員 被扶養者 男女 該当者 300 配布部数 4,876部 ・所属所をつうじて配布 ・ジェネリック医薬品に対す る知識不足 ・切り替えに対する抵抗感 と低意識

レセプト審査 【目的】医療費の適正化 【概要】外部委託業者による 審査を実施 組合員 被扶養者 男女 全員 2,448 点検件数 340,140件 再審査請求件数 1,308件 ― ・委託業者の固定化

家庭用常備薬の斡旋 【目的】セルフメディケーション による医療費の抑制 【概要】年4回広報誌にて案 内 組合員 男女 全員 0 申込件数 8,510件 ・特納品(団体商品)を中 心とした販売による安価な提 供 ・斡旋価格の調整

特 定 健 診 特定健診(被扶養者) 【目的】特定健診の受診率 向上 【概要】利便性の高い集団型 健診を実施し、受診機会を 増加 被扶養者 男女 40~74歳 全員 18,414 受診者数 1,387名 ・県南3回、県北1回の集 団型特定健診を実施 ・パート健診の結果提出者に 粗品進呈 ・年賀ハガキによる受診勧奨 ・受診率が低い ・特定健診制度の周知不 足 ・健診に対する低い意識 ・粗品の廃止による今後の 対応

特 定 保 健 指 導 特定保健指導 【目的】特定保健指導の実 施率向上 【概要】所属所訪問型で実 施するとともに、対象者名簿 を所属所に渡して円滑に実 施 組合員 被扶養者 男女 40~74歳該当者 20,776 【動機付け支援】 組合員 623名 被扶養者 5名 【積極的支援】 組合員 739名 被扶養者 7名 ・所属所訪問型の保健指導 を実施 ・所属所の全面協力 ・保健指導の制度の周知 不足と対象者の理解不足 ・所属所による協力体制 の温度差

事業名 事業の目的及び概要 対象者 事業費 (千円) 振り返り 講 座 関 係 そ の 他 項目

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1-3 特定健診・特定保健指導の実施状況等

【特定健診の実施率】 【特定保健指導の実施率】 ア.組合員 ウ.組合員:動機付け支援 オ.メタボ該当者の減少率_組合員 ウ.組合員:積極的支援 イ.被扶養者 カ.特定保健指導対象者の減少率_組合員 エ.被扶養者  ※ 下記コメント欄参照 ・組合員の受診率は、全国平均に比べて概ね高い。 → 人間ドックの受診をもって特定健診に替えることができるほか、事業主健診のデータ授受もできていることから、高い水準にあると考えられる。 ・被扶養者の受診率は、40歳から54歳までの層にあっては全国平均を上回っているが、55歳以上の高年齢層では全国平均より低い水準となっている。 → 全国平均を下回っている年齢層においても平均と大幅な乖離はみられず、集団特定健診の実施やパート先健診提供者への粗品進呈などが奏功    したと考えられるが、健診機会の少ない被扶養者にとって項目が限定的な特定健診はメリットが感じられないのではないかと考えられる。 ・組合員の特定保健指導実施率は、全国平均と比べても突出して高い受診率となっている → 所属所との連携を密にした所属所訪問型の保健指導を実施していることが要因と考えられる。 ・被扶養者の特定保健指導実施率は、データとして分析に値するに至っていない。 → 特定健診の受診率自体が低いことに加えて、保健指導の対象となった被扶養者が8.6%と限られていることから、少数の実施による結果となっている。 ・メタボリックシンドローム該当者の減少率が50歳未満の年齢層で全国平均を上回っている。 → 特定保健指導を利用することにより若い世代ほど効果が現れることが実証された結果となっている。 ・特定保健指導対象者の減少率が全国平均より低い。 → 特定保健指導の対象者でありながら保健指導を利用しない者が多数いることが原因と考えられる。 ア,イ ウ. エ. オ. カ. 0 20 40 60 80 100 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 岡山県共済 全国共済(平均) % 0 20 40 60 80 100 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 岡山県共済 全国共済(平均) % 10 15 20 25 30 35 40 45 岡山県共済 全国共済(平均) % 10 15 20 25 30 35 40 45 岡山県共済 全国共済(平均) % 0 20 40 60 80 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 岡山県共済 全国共済(平均) % 0 20 40 60 80 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 岡山県共済 全国共済(平均) %

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1-4 医療費の分析(原因分析)

(1)支出の基本的構造

高齢者医療制度への拠出金等が1/2以上を占めている。 休業給付:育児・介護休業手当金を除く 平成26年度予算及び決算(見込)状況 (単位:千円) 区分 科目 予 算 額 決( 見 込 ) 算 額 比増 △ 較 減 前 年 度 決 算 額 と の 比 較 前 年 度 決 算 額 比増 △ 較 減 収 入 掛 金 ・ 負 担 金 11,580,632 11,673,641 93,009 11,130,999 542,642 そ の 他 収 入 448,429 432,484 △15,945 370,301 62,183 計 12,029,061 12,106,125 77,064 11,501,300 604,825 費 用 保 健 給 付 4,875,167 4,800,656 △74,511 4,875,687 △75,031 休 業 給 付 98,881 68,636 △30,245 92,551 △23,915 附 加 給 付 36,713 37,278 565 39,077 △1,799 一部負担金払戻金 56,845 58,815 1,970 63,696 △4,881 前期高齢者納付金 3,664,033 3,666,311 2,278 3,717,753 △51,442 後期高齢者支援金 2,119,555 2,117,696 △1,859 2,118,673 △977 退職者給付拠出金 464,808 431,770 △33,038 513,363 △81,593 老人保健拠出金等 64 64 0 △151 215 そ の 他 費 用 682,306 707,615 25,309 763,008 △55,393 計 11,998,372 11,888,841 △109,531 12,183,657 △294,816 当 期 利 益 ( 損 失 ) 金 30,689 217,284 186,595 △682,357 899,641 収入は、予算に対して、77,064千円、前年度決算に対して604,825千円の増加。 費用は、保健給付、休業給付等の短期給付及び前期高齢者納付金等の特定保険料ともに減少したことにより、予算に対して109,531千円、前年度決算に対して 294,816千円の減少。 これにより、当期利益金は、217,284千円となる見込み 保健給付 40.38% 休業給付 0.58% 附加給付等 0.81% 前期高齢者 納付金 30.84% 後期高齢者 支援金 17.81% 退職者給付 拠出金等 3.63% その他 5.95% 支出の構造

7

(9)

(2)医療費の状況(平成25年度)

【♂ 組合員男性】

キ.疾病大分類別一人当たり医療費(医科のみ)

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 循環器系疾患 新生物 内分泌・栄養・代謝疾患 消化器系疾患 呼吸器系疾患 損傷・中毒・外因性 腎尿路生殖器系疾患 筋骨格系・結合組織疾患 精神・行動障害 神経系疾患 眼・付属器疾患 感染症・寄生虫症 皮膚・皮下組織疾患 先天奇形変形・染色体異常 他に分類されないもの 耳・乳様突起疾患 血液・造血器・免疫障害 妊娠・分娩・産じょく 周産期発生病態 (円) 岡山県 全国 ・「循環器系疾患」が最も多いが、全国と比較すると、2,000円以上低い。 ・「内分泌・栄養・代謝疾患」は、全国よりもかなり高い。

8

(10)

「その他の内分泌・栄養・代謝疾患」、「高血圧症疾患」が特に高く、「糖尿病」、「腎不全」、「虚血性心疾患」の順となっている。 「その他の内分泌・栄養・代謝疾患」が全国と比較して突出している。 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 その他の内分泌・栄養・代謝疾患 高血圧性疾患 糖尿病 腎不全 虚血性心疾患 胃炎・十二指腸炎 脳梗塞 その他の肝疾患 胃潰瘍・十二指腸潰瘍 肝硬変(アルコール性のものを除く) 糸球体・腎尿細管間質性疾患 炎症性多発性関節障害 くも膜下出血 慢性肝炎(アルコール性のものを除く) その他の脳血管疾患 脳内出血 動脈硬化(症) アルコール性肝疾患 脳動脈硬化(症) (円) 岡山県 全国

【♂ 組合員男性】

ク.生活習慣病に関わる疾病の一人当たり医療費(医科のみ)

9

(11)

いずれの疾病も40歳を超えた頃から、急激に増加している。 30~34歳の「その他の内分泌・・・」が突出しているのは、年間3千万円を超える高額医療の対象となっている者がいるためである。 その他の内分泌・栄養・代謝疾患・・・脂質異常症、栄養失調症 等 虚血性心疾患・・・心筋梗塞、狭心症 等 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70歳以上 (円) ①その他の内分泌・栄養・代謝疾患 ②高血圧性疾患 ③糖尿病 ④腎不全 ⑤虚血性心疾患

【♂ 組合員男性】

ケ.生活習慣病に関わる上位5疾病の年齢別一人当たり医療費(医科のみ)

10

(12)

全国と同じく「新生物」が突出しているが、岡山県は全国よりも一人当たり医療費が3,500円以上高い。 男性に比べて、生活習慣病関連の疾患が下位となっている。 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 新生物 呼吸器系疾患 筋骨格系・結合組織疾患 腎尿路生殖器系疾患 消化器系疾患 内分泌・栄養・代謝疾患 循環器系疾患 妊娠・分娩・産じょく 眼・付属器疾患 精神・行動障害 皮膚・皮下組織疾患 感染症・寄生虫症 損傷・中毒・外因性 他に分類されないもの 神経系疾患 耳・乳様突起疾患 血液・造血器・免疫障害 先天奇形変形・染色体異常 周産期発生病態 (円) 岡山県 全国

【♀組合員女性】

コ.疾病大分類別一人当たり医療費(医科のみ)

11

(13)

男性に比べて、生活習慣病関連の疾患は、一人当たり医療費は約1/2であり、低い。 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 高血圧性疾患 その他の内分泌・栄養・代謝疾患 糖尿病 炎症性多発性関節障害 胃炎・十二指腸炎 胃潰瘍・十二指腸潰瘍 その他の肝疾患 虚血性心疾患 糸球体・腎尿細管間質性疾患 脳梗塞 その他の脳血管疾患 腎不全 慢性肝炎(アルコール性のものを除く) 脳内出血 肝硬変(アルコール性のものを除く) 動脈硬化(症) くも膜下出血 脳動脈硬化(症) アルコール性肝疾患 (円) 岡山県 全国

【♀組合員女性】

サ.生活習慣病に関わる疾病の一人当たり医療費(医科のみ)

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(14)

・「良性新生物等」に含まれる傷病名は、子宮筋腫、卵巣のう腫が主なもの ・「その他の悪性新生物」には、膀胱がん、甲状腺がん、喉頭がんなどが含まれる。 ・「悪性リンパ腫」、「直腸S状結腸及び直腸」及び「肝及び肝内胆管」は、件数・医療費ともにごく少ない。 ・白血病は、1件当たり金額が高く、外来に係る金額は約0.2%であり、ほぼ入院にかかるものである。 1,467 466 218 15 123 122 138 49 11 3 3 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 良 性 新 生 物 等 乳 房 そ 他 の 悪 性 新 生 物 白 血 病 胃 子 宮 結腸 気管 , 気 管 支 及 び 肺 悪 性 リ ン パ 腫 直 腸 S 状 結 腸 及 び 直 腸 肝 及 び 肝 内 胆 管 (件) (千円) 医療費 件数

【♀組合員女性】

シ.新生物の部位別医療費と件数(医科のみ)

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(15)

いずれも50歳代がピークとなっている。 乳房の悪性新生物が最も多く、30歳から急増していき、50~54歳の年齢区分がピークとなっている。 人間ドックのオプション検診の受診率は、平成24年度:77.1%、平成25年度:78.8% 結腸 乳房 子宮 その他の悪性腫瘍 0 20 40 60 80 100 120 140 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 (件) 胃 結腸 直腸S状結腸移行部及び直腸 肝及び肝内胆管 気管、気管支及び肺 乳房 子宮 悪性リンパ腫 白血病 その他の悪性腫瘍

人間ドック対象

【♀組合員女性】

ス.新生物の年齢別件数(医科のみ)

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0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 神経系疾患 周産期発生病態 血液・造血器・免疫障害 呼吸器系疾患 新生物 感染症・寄生虫症 損傷・中毒・外因性 眼・付属器疾患 循環器系疾患 精神・行動障害 消化器系疾患 腎尿路生殖器系疾患 耳・乳様突起疾患 筋骨格系・結合組織疾患 皮膚・皮下組織疾患 妊娠・分娩・産じょく 先天奇形変形・染色体異常 内分泌・栄養・代謝疾患 他に分類されないもの (円) ≪男性≫ 岡山県 全国 0 5,000 10,000 15,000 20,000 精神・行動障害 呼吸器系疾患 眼・付属器疾患 腎尿路生殖器系疾患 損傷・中毒・外因性 他に分類されないもの 皮膚・皮下組織疾患 周産期発生病態 消化器系疾患 循環器系疾患 感染症・寄生虫症 内分泌・栄養・代謝疾患 神経系疾患 新生物 血液・造血器・免疫障害 耳・乳様突起疾患 妊娠・分娩・産じょく 筋骨格系・結合組織疾患 先天奇形変形・染色体異常 (円) ≪女性≫ 岡山県 全国

【被扶養者】

セ.疾病大分類別一人当たり医療費(医科のみ)

全国同様、「神経系疾患」が突出している。 「耳・乳様突起疾患」が全国と比べて3,000円以上低い。 中耳炎、外耳炎、メニエール病、難聴等 全国同様、「精神・行動障害」、「呼吸器系疾患」の医療費が高い。 全国と比較すると、「精神・行動障害」は高く、「呼吸器系疾患」、「損傷・中毒・外因 性」が低い。

15

(17)

0 200 400 600 800 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 (人) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 新生物 循環器系(血圧・心臓) 内分泌・代謝 筋骨格系 循環器系(脳) (万円) 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度

(3)前期高齢者の状況

ソ.対象者数の推移

タ.疾病大分類別医療 上位5疾病

16

(18)

1-5 後発医薬品の使用状況

(1)調剤医療費

チ.年齢別一人当たり調剤医療費

(平成25年度)

調剤医療費は、全国で43/50位と低い(右表参照)。 岡山県は医薬分業率が58.8%と低いためかもしれない(35/47位)・・・「週刊社会保障」より 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000(円) 岡山県 全国 一人当たり 医療費 平均との差 1秋田県市町村職員共済組合 41,417 11,594 2青森県市町村職員共済組合 37,548 7,725 3宮城県市町村職員共済組合 35,965 6,142 4仙台市職員共済組合 35,593 5,770 5福島県市町村職員共済組合 34,788 4,965 6東京都市町村職員共済組合 34,200 4,377 7北海道市町村職員共済組合 33,880 4,057 8岩手県市町村職員共済組合 33,815 3,992 9神奈川県市町村職員共済組合 33,573 3,750 10山形県市町村職員共済組合 33,409 3,586 11千葉県市町村職員共済組合 32,699 2,876 12埼玉県市町村職員共済組合 32,211 2,388 13新潟県市町村職員共済組合 31,679 1,856 14茨城県市町村職員共済組合 31,619 1,796 15佐賀県市町村職員共済組合 31,552 1,729 16広島県市町村職員共済組合 31,205 1,382 17山口県市町村職員共済組合 31,168 1,345 18山梨県市町村職員共済組合 31,137 1,314 19高知県市町村職員共済組合 31,023 1,200 20熊本県市町村職員共済組合 30,826 1,003 21鳥取県市町村職員共済組合 30,198 375 22宮崎県市町村職員共済組合 29,968 145 23沖縄県市町村職員共済組合 29,336 -487 24島根県市町村職員共済組合 29,284 -539 25兵庫県市町村職員共済組合 29,187 -636 26静岡県市町村職員共済組合 28,860 -963 27香川県市町村職員共済組合 28,837 -986 28北海道都市職員共済組合 28,714 -1,109 29栃木県市町村職員共済組合 28,582 -1,241 30徳島県市町村職員共済組合 28,557 -1,266 31福岡県市町村職員共済組合 28,318 -1,505 32大阪府市町村職員共済組合 28,072 -1,751 33三重県市町村職員共済組合 27,821 -2,002 34長崎県市町村職員共済組合 27,703 -2,120 35大分県市町村職員共済組合 27,252 -2,571 36滋賀県市町村職員共済組合 27,238 -2,585 37岐阜県市町村職員共済組合 27,055 -2,768 38愛知県市町村職員共済組合 26,947 -2,876 39鹿児島県市町村職員共済組合 26,245 -3,578 40長野県市町村職員共済組合 26,139 -3,684 41愛知県都市職員共済組合 25,380 -4,443 42石川県市町村職員共済組合 24,974 -4,849 43岡山県市町村職員共済組合 24,867 -4,956 44奈良県市町村職員共済組合 24,530 -5,293 45群馬県市町村職員共済組合 24,220 -5,603 46京都府市町村職員共済組合 23,963 -5,860 47富山県市町村職員共済組合 23,830 -5,993 48愛媛県市町村職員共済組合 23,204 -6,619 49福井県市町村職員共済組合 22,094 -7,729 50和歌山県市町村職員共済組合 21,463 -8,360 全国平均 29,823 0 総計 調剤

17

(19)

0 2 4 6 8 10 12(%) 2.17 2.30 7.12 8.68 11.01 0 5 10 15 (%)

1-5 後発医薬品の使用状況

(2)後発医薬品(ジェネリック医薬品)

ツ.ジェネリック医薬品使用率の推移

テ.年齢別使用割合

平成24年7月より「ジェネリック差額通知書」の配付を始めた影響により、 使用率が伸びているが、まだ使用率は低い。 平成26年度は、5カ月分より算出。

18

(20)

2 健康課題の抽出

19

特徴 対策検討時に留意すべき点 基 本 情 報 保 健 事 業 の 実 施 状 況 基本分析による現状把握から見える主な健康課題 対策の方向性 ・所属所は県内全域に点在しており、加入者数も多い。 ・組合員の6割以上が男性であり、40歳以上の被扶養者のうち9 割以上が女性である。 ・生活習慣病のリスク保有者への対策が特定保健指導のみ ・胃検診助成の利用者固定化と事業の意義の希薄化 ・35歳未満の子宮がん検診の受診率が低い。 ・共済組合から個々の加入者に直接的に働きかけることは効率性・効果性から有効 ではないため、所属所の協働が不可欠(コラボヘルス) ・被扶養者の受診率向上対策を重視 ・40歳未満の健診結果を受領し、生活習慣病のリスク保有者に対して支援を検討 ・将来的な事業廃止を含めて、あり方を検討 ・受診率の向上に向けて、啓発方法を工夫

(21)

3 事業の選定及び目標の設定

20

項目 事業名 事業の目的及び概要 対 象 者 実施主体 実施計画 目標(達成時期:平成29年度末) 資 格 対象所属所 性別 年齢等 対象者 平成27年度 平成28年度 平成29年度 アウトプット アウトカム 個別の事業 保 健 関 係 既存 人間ドック助成 【目的】疾病の早期発見による重症化予防・特定 健診の受診率向上 【概要】費用の一部助成(35歳以上) 組合員 全て 男女 35歳以上 全員 共済組合 ・健診結果活用のための 規程改正を実施。 ・健診データの取得のため 所属所との覚書の締結。 ・費用助成のあり方に ついて、消費増税を控えて 受診者の負担軽減のため 助成額の引き上げを検討。 ・実施 ・受診の促進 ・全受診者の結果受領 ・所属所との健診結果の 共有 ・将来的な受診勧奨に向けての 基盤整備完了 既存 胃検診助成 【目的】疾病の早期発見による重症化予防 【概要】費用の一部助成 組合員 全て 男女 全員 共済組合 ・継続 ・継続 ・継続 ・利用促進 既存 子宮がん検診助成 【目的】婦人科疾患の早期発見による重症化予 防 【概要】費用の一部助成(35歳未満) 組合員 全て 女性 35歳未満 全員 共済組合 ・継続 ・継続 ・継続 ・受診の促進 既存 インフルエンザ予防接種費用助成 【目的】流感の重症化予防 【概要】費用の一部助成 被扶養者 組合員 全て 男女 全員 共済組合 ・継続 ・継続 ・継続 ・利用促進 既存 電話健康・メンタル相談 【目的】安易な医療機関受診の抑制 【概要】委託業者による電話相談、WEBによるカ ウンセリング及び面談 組合員 同居家族 全て 男女 全員 共済組合 ・継続 ・継続 ・継続 ・利用促進 ― 保 養 関 係 既存 海・山の家施設利用助成 【目的】心身のリフレッシュ 【概要】利用料金の一部助成 組合員 被扶養者 全て 男女 全員 共済組合 ・継続 ・継続 ・継続 ・利用促進 ― 既存 直営施設利用助成 【目的】心身のリフレッシュ 【概要】利用料金の一部助成 被扶養者 組合員 全て 男女 全員 共済組合 ・サン・ピーチOKAYAMAの利用促進のための方策を検討する。 ・継続 ・継続 ・利用促進 ― 既存 県外契約施設利用助成 【目的】心身のリフレッシュ 【概要】利用料金の一部助成 被扶養者 組合員 全て 男女 全員 共済組合 ・継続 ・継続 ・継続 ・利用促進 ― 図 書 ・ 広 報 関 係 既存 育児支援雑誌配布 【目的】情報提供 【概要】出産費・家族出産費の対象となった組合 員に2年間配付 組合員 被扶養者 全て 男女 出産費・ 家族出産費 給付対象者 共済組合 ・対象者の意見、感想を把握し、必 要に応じて同業他社との比較検討 を実施する。 ・継続 ・継続 既存 ジェネリック医薬品小冊子配布 【目的】情報提供・啓発 【概要】後発医薬品の利用で薬剤費の負担軽減 が期待できる対象者に配付 組合員 被扶養者 全て 男女 対象者 共済組合 ・効果的な配付方法や啓発活動に ついて検討し、実施する ・継続 ・継続 ・後発医薬品への切替促進 既存 健康小冊子配布 【目的】情報提供・啓発 【概要】特定保健指導の該当者に配付 組合員 全て 男女 特定保健 指導対象者 共済組合 ・配付対象者について検討すると ともに、指導機関と連携してより効 果的な啓発方法や冊子の内容に ついて検討し、実施する。 ・継続 ・継続 ・指導機関と連携し効果的な配 付方法を実施 ・保健指導対象者の減少による 冊子の発注減少 講 座 関 係 既存 メンタルヘルスセミナー 【目的】管理職や人事担当者への情報提供と業 務支援 【概要】メンタル不調者の早期発見と復職支援に ついての講演やグループディスカッション 組合員 全て 男女 全員 共済組合 ・受講者の習熟度に応じた内容の カリキュラムと講師を選定し実施 するとともに、マンネリ化を防ぐた めの方策について検討する。 ・継続 ・継続 ・受講者の習熟度に応じたカリ キュラムの実施 ― 既存 退職準備研修会 【目的】退職予定者への情報提供 【概要】退職後の年金・医療制度等についての説 明や個人面談 組合員 全て 男女 全員 共済組合 ・継続 ・継続 ・継続 ・情報提供の観点から従来と同様に実施 ― そ の 他 既存 医療費通知 【目的】医療費総額等の情報提供 【概要】医療費総額や法定給付額、自己負担額を 年2回通知 組合員 被扶養者 全て 男女 全員 共済組合 ・通知内容について組合員の理解 が深まるよう啓発方法を検討し、 実施する。 ・継続 ・継続 ・年2回の配付 既存 ジェネリック差額通知 【目的】情報提供 【概要】年2回通知 組合員 被扶養者 全て 男女 対象者 共済組合 ・通知内容について組合員の理解 が深まるよう啓発方法を検討し、 実施する。 ・継続 ・継続 ・年2回の配付 ・後発医薬品への切替促進 ・薬剤費の軽減 既存 レセプト審査 【目的】医療費の適正化 【概要】外部委託業者による審査を実施 組合員 被扶養者 全て 男女 全員 共済組合 ・継続 ・継続 ・継続 既存 家庭用常備薬の斡旋 【目的】セルフメディケーションによる医療費の抑 制 【概要】年4回広報誌にて案内 組合員 男女 男女 全員 共済組合 ・継続 ・継続 ・継続 特 定 健 診 既存 (法定) 特定健診(被扶養者) 【目的】特定健診の受診率向上 【概要】利便性の高い集団型健診を実施し、受診 機会を増加 被扶養者 全て 男女 40~ 74歳 全員 共済組合 ・受診率向上のための効果的な啓 発方法やパート先での健診結果を 受領するための有効な方法につ いて検討する。 ・実施 ・継続 ・健診実施の促進 (実施率65%以上) ・受診者の健康維持 ・指導対象該当率の減少 (10%未満) 特 定 保 健 指 導 既存 (法定) 特定保健指導 【目的】特定保健指導の実施率向上 【概要】所属所訪問型で実施するとともに、対象 者名簿を所属所に渡して円滑に実施 組合員 被扶養者 全て 男女 40~ 74歳 基準該当者 共済組合 保健指導を利用しない組合員(被 扶養者)や指導を受けることが形 骸化して改善が見られない組合員 への対応を検討する。 ・実施 ・継続 ・保健指導の利用促進 (実施率40%以上) ・利用者の健康改善 ・保健指導の非該当率 (85%以上)

参照

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