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IBM Host Access Toolkit

バージョン 12.0

概説

SC88-9753-08

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IBM Host Access Toolkit

バージョン 12.0

概説

SC88-9753-08

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お願い

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 19 ページの『付録 B. 特記事項』に記載されている情報をお読みくだ さい。

本書は、IBM® Host On-Demand のバージョン 12.0 (プログラム番号 5724-I20) の Host Access Toolkit コンポーネ

ントおよび新版において特に断りのない限り、それ以降のすべてのリリースおよび修正に適用されます。

お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ れたりする場合があります。

原典: SC31-6354-08

IBM Host Access Toolkit Version 12.0 Getting Started

Ninth Edition (April 2016)

(5)

目次

本書について . . . v

第 1 章 Host Access Toolkit の紹介 . . 1

Host Access Toolkit のコンポーネント . . . 1

Host On-Demand バージョン 12.0 の新着情報 . . . 2

Host On-Demand バージョン 12.0 の新機能 . . . 2

詳細情報. . . 3

Web サイト. . . 3

ニュース・グループ . . . 4

第 2 章 Host Access Toolkit についての

計画 . . . 5

サポートされるオペレーティング・システム. . . . 5

ディスク・スペース所要量. . . 5

サポートされるブラウザー. . . 5

Java サポート . . . 6

第 3 章 Host Access Toolkit のインスト

ール . . . 7

第 4 章 Host Access Toolkit の直前のバ

ージョンからマイグレーションする. . . . 9

第 5 章 Host Access Toolkit アプリケ

ーション・プログラミング・インターフェ

ースの紹介 . . . 11

Host Access Class Library の紹介 . . . 11

Host Access Beans の紹介 . . . 12

説明 . . . 12

イベント . . . 13

アクセシビリティー機能 . . . 14

Host On-Demand J2EE Connector の紹介 . . . 15

付録 A. iSeries Toolbox for Java をイ

ンストールする . . . 17

付録 B. 特記事項 . . . 19

商標 . . . 20

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本書について

本書は、Host Access Toolkit のインストールおよび使用に関する一般情報を提供し ます。本書は、プログラマーおよびシステム管理者を対象としています。

本書は、以下にあります。

v Host Access Toolkit (Host On-Demand に組み込まれています) と共にインストー ルされています

v Host On-Demand DVD-ROM に格納されています

v Web (http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSS9FA_12.0.0/ com.ibm.hod.doc/WebSphereHOD.htm) で参照可能です。 MySupport 機能によって、サポート・ビューおよびレジスターの個別設定を行い、 毎週の E メール通知で新規のパッチ、ダウンロード、および IBM 製品に関するそ の他の適時なテクニカル・サポート情報について知ることができます。 MySupport に登録するには、次の URL にある技術情報の指示に従ってください (この URL はページに合わせて 2 行で書かれています)。 http://www.ibm.com/support/ docview.wss?&uid=swg21168680

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第 1 章 Host Access Toolkit の紹介

Host Access Toolkit は、以下のアプリケーション・プログラミング・インターフェ ース (API) から構成されています。

v Host Access Class Library API v Host Access Beans for JavaAPI

v Host On-Demand Java 2 Enterprise Edition (J2EE) Connector API

プログラマーは、これらの API を使用して以下を作成することができます。 v IBM® Host On-Demand 製品 (Host On-Demand) と共に実行されるカスタム・アプ

リケーション。または、

v スタンドアロンで実行されるカスタム Host Access アプリケーション。

Host Access Toolkit は、Host On-Demand 製品と一緒に出荷される DVD-ROM に入 っています。この DVD-ROM には、Host Access Toolkit アプレットとアプリケー ションを開発するために必要な、すべての Host Access Toolkit プログラミング API および資料が格納されています。

Host Access Toolkit

のコンポーネント

以下の API が Host Access Toolkit を構成しています。

v Host Access Class Library (HACL) には、コアとなる一連のクラスとメソッドが あり、これによってプラットフォームから独立したアプリケーションの開発が可 能になります。このアプリケーションは、グラフィカル表示を必要とせずにホス ト情報をアクセスできます。HACL は、ホスト接続をオブジェクト指向の抽象と して表します。これには表示スペースの読み取りと書き込み、表示スペース内の フィールドの列挙、状況情報を取得するためのオペレーター情報域 (OIA) の読み 取り、ファイルの転送、および非同期での重要なイベントの通知が含まれます。 HACL の詳細については、次を参照してください。

– 11ページの『Host Access Class Library の紹介』 – 「Host Access Class Library 解説書」

v Host Access Beans は、開発者が必要な特定の機能を持つカスタム・アプリケーシ ョンを短時間で開発するために使用できる、一連の JavaBeans コンポーネントと してエミュレーター機能があります。Host Access Beans の詳細については、次を 参照してください。

– 12ページの『Host Access Beans の紹介』 – 「Host Access Beans for Java 解説書」

v Host On-Demand J2EE Connector は、Java プログラミング・インターフェース で、これは Sun Microsystems の J2EE Connector Specification、バージョン 1.0 に準拠しています。Host On-Demand J2EE Connector には、3270、5250、CICS、 および VT の各ホストと通信する一連のリソース・アダプターがあります。ユー ザーは、WebSphere Integration Developer の Host On-Demand J2EE Connector に ある API を使用して、アプリケーションまたはサーブレットを作成できます。こ れらのアプリケーションおよびサーブレットはその後、IBM Application Server

(10)

などの J2EE Connector アーキテクチャーをサポートするアプリケーション・サ ーバーにデプロイされます。 Host On-Demand での J2EE Connector のインプリ メンテーションについては、次を参照してください。

– 15ページの『Host On-Demand J2EE Connector の紹介』 – 「Host On-Demand J2EE Connector 解説書」

Host On-Demand

バージョン 12.0 の新着情報

Host On-Demand

バージョン 12.0 の新機能

Host On-Demand バージョン 12 には、以下の機能と機能強化が追加されました。 キー・ストローク・バッファリング キー・ストローク・バッファリング (先行入力サポートとも呼ばれます) に より、入力が禁止されている場合でもエミュレーター・セッションでキー・ ストロークの入力が可能になります。キー・ストロークは、入力が禁止され るとバッファリングされ、後で入力禁止状態が解除されると処理されます。 Windows スタイルのテキスト選択 (切り取り、コピー、および貼り付けの場合) 切り取り、コピー、および貼り付けのために、長方形ボックス内でのテキス トの選択に加えて、連続する行単位の領域内からテキストを選択できるよう になりました。 不正パスワードを使用したログオン試行回数の制限 管理者は、ユーザー・アカウントがロックされるまでに許される、正しくな いパスワードを使用した連続するログオン試行回数を設定できます。指定し た試行回数に達すると、次の試行でユーザー・アカウントがロックされ、そ れ以降の試行はできなくなります。 ディレクトリー・ユーティリティー・グラフィック・ユーザー・インターフェース 管理者はディレクトリー・ユーティリティーを使用して、Host On-Demand サーバーまたは LDAP サーバーのいずれかに保管されているユーザー、グ ループ、またはセッションの構成情報を管理できます。ディレクトリー・ユ ーティリティーへのアクセスに、グラフィカル・ユーザー・インターフェー スを使用できます。 E メール・アドレス認識の向上 Host On-Demand は、ローカル・パートに特殊文字のあるものを含め、より 多くの E メール・アドレスを「ホット・スポット」として認識できるよう になりました。以下に示されたどの ASCII 文字を使用したアドレスも、有 効な E メール・アドレスとして扱われ、リンクとして強調表示されます。 ドメイン・ネームが IP アドレスの場合、IP アドレス・リテラルは正方形 の中括弧で囲む必要があります。 v ローカル・パート – 小文字および大文字のアルファベット (a-z、A-Z) – 数字 (0 から 9) – 文字 (! # $ % & ' * + - / = ? ^_ ` { | } ~) v ドメイン – 小文字および大文字のアルファベット (a-z、A-Z)

(11)

– 数字 (0 から 9) – ハイフン (-) イメージとしてコピー 切り取り、コピー、および貼り付けのために、長方形ボックス内でのテキス トの選択に加えて、連続する行単位の領域内からテキストを選択できるよう になりました。 ディスプレイ、プリンター、および HOD リダイレクターの TLS v1.1 および v1.2 サポート

セキュア接続に Java Secure Socket Extension (JSSE) を使用すると、ディス プレイ、プリンター、および HOD リダイレクターで TLS v1.1 および v1.2 セキュリティー・プロトコルが有効になります。 JSSE は、ディスプ レイおよびプリンターのセッションに対しては接続プロパティー・パネルか ら、リダイレクター (Windows のみ) に対しては lib/redir.properties に useJSSE=true を追加することによって有効にすることができます。 オフライン・モードでのカスタマイズされたセッション・アイコンの表示 管理者として、オフライン・モードの「クライアント」ウィンドウに、カス タマイズしたセッション・アイコンを表示することができます (この場合、 HOD の Web サーバーは使用できません)。 タブ付きセッションの「閉じる」ボタン 「クライアント」ウィンドウで開始された各セッションには、個別のウィン ドウで開始された場合とは対照的に、アクセスしやすいようにタブが付けら れます。「クライアント」ウィンドウで開始されたセッションは、セッショ ン・タブで「閉じる」ボタン (X) をクリックすると閉じることができます。

Host On-Demand の Nimbus GUI

デフォルト Host On-Demand グラフィカル・ユーザー・インターフェース は、Java 1.6 以降で提供される Nimbus Look and Feel に基づいています。 Nimbus Look and Feel は、setHODNimbusGUI HTML パラメーターまたは SETHODNIMBUSGUI 環境変数を使用して無効にすることができます。

詳細情報

このセクションにリストされた資料、Web サイトおよび、ニュース・グループは、 Host Access Toolkit Java API を使用するために役立つ情報を提供します。

下で参照される大部分のリソースに直接リンクできますが、本書の PDF 版を表 示する場合は、Adobe Acrobat Reader のブラウザー・プラグイン機能を使用し て表示する必要があります。

Web

サイト

Host Access Toolkit API を使用する開発者は、以下を含んで、多くの Web リソー スを利用できます。

v Host On-Demand Web サイト : http://www.software.ibm.com/network/hostondemand/ v 各種 Java API およびツールにアクセスおよびダウンロードするための Sun

Microsystems ホーム・ページ: http://java.sun.com/products/

v Sun Microsystems J2EE Connector Web サイト: http://java.sun.com/j2ee/connector/

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v IBM Web サイト Java Technology Zone: http://www.ibm.com/developerworks/java/ v IBM Web サイト IBM Developer Kits: http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk/

?dwzone=java

ニュース・グループ

以下のニュース・グループは、Usenet ニュースグループ・サーバーおよびクライア ント・ニュース・リーダーへのアクセスが必要になります。 v ibm.software.hostondemand v ibm.software.pcomm

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第 2 章 Host Access Toolkit についての計画

最新のバージョンの要件については、README ファイルおよび Host On-Demand Web サイトを参照してください。 v 『サポートされるオペレーティング・システム』 v 『ディスク・スペース所要量』 v 『サポートされるブラウザー』 v 6ページの『Java サポート』

サポートされるオペレーティング・システム

Host Access Toolkit DVD-ROM には、以下のオペレーティング・システムに対応し たインストール・ユーティリティーがあります。

v Windows 8、8.1、および 10 (32 ビットおよび 64 ビット) v Windows 2012R2、2012、および 2008R2 の各サーバー

Host Access Toolkit を使用して開発されたアプリケーションまたはアプレットは、 Java をサポートする他のオペレーティング・システムに移植できますが、この Toolkit のインストールはそれらの他システムではサポートされません。ユーザーの アプリケーションまたはアプレットの実行に必要なツールキットの JAR ファイル は、ライセンス交付の契約条件に従って、ユーザーのアプリケーションまたはアプ レットと一緒にパッケージして、他のこれらのシステムにコピーすることができま す。 このツールキットは、Host On-Demand によりサポートされるすべてのオペレーテ ィング・システムをサポートします。Host On-Demand (Host On-Demand サーバー およびクライアントの両方) によってサポートされるオペレーティング・システム のリストについては、Host On-Demand の資料の「Host On-Demand の計画、インス

トール、および構成」を参照してください。

ディスク・スペース所要量

Host Access Toolkit の標準的なインストールには、200 MB のディスク・スペース が必要です。

サポートされるブラウザー

Host Access Toolkit は以下のブラウザーをサポートします。 v Firefox 1.5、2.0、および 3.0

v Microsoft Internet Explorer 6.0 および 7.0 v Safari 1.0、2.0、および 3.2.2

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Java

サポート

Java jar のみが Host Access Toolkit に付属しています。この製品に付属する jar を 使用してアプリケーションをコンパイルする Java コンパイラーは、最小レベルでも IBM Java 1.6 を必要とします。

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第 3 章 Host Access Toolkit のインストール

Host Access Toolkit を Windows システムにインストールするための基本的なステ ップは次のとおりです。

1. DVD-ROM を DVD-ROM ドライブに挿入します。DVD-ROM インターフェー ス・プログラムで「Host Access Toolkit のインストール (Install Host Access

Toolkit)」をクリックしてから、右側のパネルで「Host Access Toolkit のインス

トールの起動 (Launch Host Access Toolkit Install)」をクリックします。

2. 「インストール」ウィンドウの指示に従ってください。

3. 必要であれば、「文書の表示」、「Web サイトの訪問 (Visit Our Web

site)」、または「この DVD の表示 (Explore This DVD)」をクリックし、Host

Access Toolkit について調べます。

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第 4 章 Host Access Toolkit の直前のバージョンからマイグレ

ーションする

Host Access Toolkit は、Host On-Demand とは別にインストールされ、インストー ル済みの Host On-Demand のバージョンに合わせる必要はありません。

旧バージョンの Host Access Toolkit を使用して書かれた Host Access Beans for Java および Host Access Class Library のアプリケーションおよびアプレットは、 IBM Java 1.6 以降でコンパイルされていれば、Host Access Toolkit バージョン 12.0 と連携します。これは、すべての新しい Java 用 Host Access Beans (jar) が IBM JDK 1.6 コンパイル・レベルを備えているためです。

Host Access Class Library のアプリケーションおよびアプレットが 1.6 より前の JDK でコンパイルされている場合、これらのアプリケーションおよびアプレット は、IBM JDK 1.6 以降の JDK コンパイラーで再コンパイルする必要があります。

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第 5 章 Host Access Toolkit アプリケーション・プログラミン

グ・インターフェースの紹介

以降のセクションでは、Host Access Toolkit の中の各アプリケーション・プログラ ミング・インターフェース (API) について説明します。

v 『Host Access Class Library の紹介』 v 12ページの『Host Access Beans の紹介』

v 15ページの『Host On-Demand J2EE Connector の紹介』

Host Access Class Library

の紹介

Host Access Class Library (HACL) for Java には、一連のクラスとメソッドがあり、 これによってプラットフォームから独立したアプリケーションの開発が可能になり ます。このアプリケーションは、データ・ストリーム・レベルでホスト情報をアク セスできます。HACL は、グラフィカル表示から独立していて、作動するために Java 対応ブラウザーまたは同等の Java 環境のみが必要となる、完全なクラス・モ デルでコアのホスト・アクセス機能をインプリメントします。クラス・ライブラリ ーは、ホスト接続をオブジェクト指向の抽象として表します。これには表示スペー スの読み取りと書き込み、表示スペース内のフィールドの列挙、状況情報を取得す るためのオペレーター情報域 (OIA) の読み取り、ファイルの転送、ホスト印刷、お よび非同期での重要なイベントの通知が含まれます。 HACL によって、アプリケーション開発者は、データ・ストリーム表示スペース (3270、5250、および仮想端末など) からデータを操作する Java アプレットを作成 できます。この場合、ユーザーはアプレットをユーザーのマシン上に常駐させる必 要はありません。表示スペースは、ホスト・アプリケーションによって表示される データおよび関連する属性の両方を含む仮想端末画面を表します。HACL Java アプ レットは、ホストに対するセッションのオープン、着信ホスト・データの待機、仮 想画面から特定ストリングの取得、ストリングの関連属性の取得、新規ストリング 値の設定、データ・ストリーム・ファンクション・キーのホストへの送信、および ホストからの次の応答の待機を行うことができます。対話の完了後、アプレットは 他のタスクに切り替えるかまたはセッションをクローズします。全体の操作は、ホ スト画面を表示することなく行うことができます。

Host On-Demand の HACL のインプリメンテーションには、他に以下の利点があり ます。

v プラットフォームから独立している。

v 標準 Web および Java テクノロジーを使用して、クライアント・ワークステーシ ョンにダウンロード可能で、かつ実行可能である。このことによって、保守およ びリソースを大幅に削減できます。

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Host Access Beans

の紹介

Host Access Beans for Java には、一連の JavaBeans コンポーネントとしてエミュ レーター機能があります。JavaBeans コンポーネントは、構成可能なプロパティーを 持っており、イベントを使用して通信し、ビジュアルな開発環境で操作できます。 (詳細については、「Sun JavaBeans API Specification」を参照してください)。開発 者は Host Access Beans を使用して、必要な特定の機能を持つカスタム・アプリケ ーションを短時間で開発してホスト・アクセス・アプリケーションに組み込むこと ができます。

説明

下の各 Bean の説明は、大部分のビジュアル開発環境でその Bean を表すために使 用されるアイコンの次にあります。 Session - この非ビジュアル Bean は、ホスト・システムとの通信のセットアップおよび確 立のためのメソッドとプロパティーを提供します。Session Bean は、表示スペース、オペ レーター情報域 (OIA)、および通信変更をリスナーに通知することができるイベントを送 出します。

Screen - このビジュアル Bean には、Session Bean からのホスト・データを表示するため のグラフィカル・インターフェースがあります。Screen Bean は、表示スペース、OIA、 および Session Bean が送出した GUI イベントを listen して、それらのイベントを解釈 し主テキスト域およびオペレーター情報域を表示します。Screen は、キー・ストローク・ イベントを登録済みリスナーに送出し、またクリップボードの切り取り、コピー、および 貼り付け機能もあります。

Terminal - このビジュアル Bean は、Session Bean と Screen Bean を結合して、ホストと の通信およびホスト・データを表示するためのグラフィカル・インターフェースの両方を カバーする複合 Bean を生成します。 KeyPad - このビジュアル Bean は、さまざまなホスト機能を起動する、格子状に配置し たボタンを生成します。 KeyRemap - このビジュアル Bean には、キーボードの再マップ機能があります。 KeyRemap を使用すると、文字を入れ替えるためにキー・ストロークをマップしたり、ホ スト機能に直接キー・ストロークをマップすることができます。 FileTransfer - このビジュアル Bean には、ホストとの間でのファイル転送のためのツール バー・インターフェースがあります。

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Macro - この非ビジュアル Bean は、単一のマクロの記録および再生を行います。Macro は、高度な画面認識テクノロジーを採用しており、どのような環境においてもホスト・ア プリケーションのナビゲートを高い信頼性で行うことができます。また、Macro には、ユ ーザー入力を要求するプロンプト機能および再生時に画面から以下の情報を取り出す機能 があります。 v テキスト v カラー v フィールド位置とその属性 v 外字属性 v それぞれの文字とフィールド属性ごとの DBCS 属性 v グリッド MacroManager - このビジュアル Bean には、複数のマクロを管理するためのツールバ ー・インターフェースがあります。MacroManager Bean を使用すると、複数のマクロの記 録、再生、ロード、削除および編集ができます。

Color Remap - このビジュアル Bean には、Screen Bean または Terminal Bean によって 表示されたカラーを変更するための簡単なインターフェースがあります。

HostPrintSession - この非ビジュアル Bean は、Session Bean を拡張して、3270 プリンタ ー・セッションおよび 5250 プリンター・セッションの作成とカスタマイズのための簡単 なインターフェースを提供します。

HostPrintTerminal - このビジュアル Bean には、HostPrintSession Bean が含まれており、 3270 プリンター・セッションまたは 5250 プリンター・セッションの作成とカスタマイ ズのための簡単なインターフェースを提供します。実行時に、HostPrintTerminal Bean は、印刷ジョブの状況およびホストとの接続に関する情報をビジュアルに表示します。 Converter - Converter Bean は、コード・ページ間の変換を行います。アラビア語とヘブラ イ語の場合、Converter は、ロジカルからビジュアルへの変換、ビジュアルからロジカル への変換、およびラームとアリフ処理 (アラビア語のみ) を含む、いくつかの BIDI 固有 の変換を行います。

イベント

次の図は、Host Access Beans のそれぞれと Terminal Bean の構成との間で渡され る主なイベントを示します。

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HostPrintSession Bean は、実際には Session Bean の 1 つの拡張機能ですが、 HostPrintTerminal が listen するイベントを示すためにこの図では別々に示されてい ます。

アクセシビリティー機能

Host On-Demand は、身体に障害 (運動障害、視覚障害、または聴覚障害など) を持 つユーザーがホスト・セッションを快適に使用できるようにアクセシビリティー機 能を提供します。機能には、すべてのアクションについてキーボードに同等機能を 持たせたり (マウスを使用しない操作)、ユーザー・インターフェース・コントロー ルのためのサイズ、フォント、およびカラーを表示システムで設定するサポート、 および選択したグラフィックスの説明テキストが含まれます。

以下のビジュアル Host Access Beans for Java には、グラフィカル・ユーザー・イ ンターフェースに組み込まれたアクセシビリティー機能があります。 v Screen v Terminal v KeyPad v KeyRemap v FileTransfer v MacroManager v HostPrintTerminal これらのアクセシビリティー機能を使用するには、Java プラグインがインストール されている必要があります。一部の Bean (FileTransfer Bean など) はすべてのアク セシビリティー機能を完全にサポートしているわけではありません。

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Host On-Demand J2EE Connector

の紹介

Host On-Demand J2EE Connector は、Sun J2EE Connector Architecture Specification のバージョン 1.0 に基づいております。J2EE Connector アーキテクチャーが出現す るまでは、異機種のエンタープライズ情報システム (EIS) を統合する場合の標準ア ーキテクチャーは存在しませんでした。Host On-Demand ユーザーは、Host Access Class Library (HACL) を使用してホストをアクセスしなければなりませんでした。 他のベンダーは、この目的のために特定のアーキテクチャーを提供しています。 J2EE Connector アーキテクチャーは、開発者が J2EE Connector アーキテクチャー に準拠している任意のアプリケーション・サーバーにすばやく接続したり、自分の アプリケーションを任意のバックエンド EIS にバーチャルに統合することができ る、アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) の標準セットを 提供します。

Host On-Demand J2EE Connector は、3270、5250、CICS、および仮想端末 (VT) の 各ホストにインターネットからのアクセスを可能にします。Host On-Demand J2EE Connector は、Java プログラミング・インターフェースで、これは Common Client Interface (CCI) インフラストラクチャー、および Sun Microsystems の J2EE Connector Specification、バージョン 1.0 に準拠しています。このインターフェース は、他のコネクターと整合性のある方法でアプリケーションを開発するためにこれ らの製品と一緒に使用されることを意図しております。

アプリケーションまたはサーブレットは、標準 Telnet プロトコル (TN3270、 TN5250、CICS または VT エミュレーション) を使用して TCP/IP を介したホス ト・アクセスのための Host On-Demand J2EE Connector クラスを使用します。3270 および 5250 の各ホストの場合、Telnet サーバー・ゲートウェイ (IBM

Communications Server ファミリー製品など) を使用して着信 Telnet ストリームを SNA データ・ストリームに変換します。Host On-Demand は、Secure Sockets Layer (SSL) をサポートする Telnet サーバーのデータ・ストリームの暗号化をサポートし ます。

Host On-Demand J2EE Connector には、3270、5250、CICS、および VT の各ホスト と通信する一連のリソース・アダプターがあります。これらのリソース・アダプタ ー (.RAR ファイル) は準拠したアプリケーション・サーバーにデプロイされます が、ユーザーは、WebSphere Integration Developer の Host On-Demand J2EE Connector にあるアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を 使用して、アプリケーションまたはサーブレットを作成できます。WebSphere Integration Developer およびそのツールを使用して、ユーザー・アプリケーションと サーブレットの作成とテストを行います。その後、これらのアプリケーション・サ ーバーとサーブレットは、WebSphere Application Server などの J2EE Connector ア ーキテクチャーをサポートするアプリケーション・サーバーにデプロイされます。

J2EE Connector は、カスタマイズしたアプリケーション、アプレット、およびサー ブレットを開発するために Host Access Toolkit ユーザーが使用できるプログラミン グ環境の 1 つに過ぎません。お客様が Host On-Demand の完全な機能を必要とす る他の環境では、HACL と JavaBeans インターフェースを使用する必要がありま す。

J2EE Connector アーキテクチャーについては、次の Sun J2EE Connector Architecture Web サイトを参照してください。http://java.sun.com/j2ee/connector/

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付録 A. iSeries Toolbox for Java をインストールする

iSeries Toolbox for Java は、Host Access Toolkit DVD-ROM に格納して出荷されま す。これは、クライアント/サーバー・アプリケーションの作成を可能にする一連の Java クラスおよびご使用の iSeries システムに常駐するデータと連動するアプレッ トから構成されます。また、これらのアプリケーションを i5/OS および OS/400 Java 仮想マシン (JVM) で実行することもできます。 Toolbox は、iSeries サーバーをシステムに対するアクセス・ポイントとして使用し ます。各サーバーは iSeries 上で別個のジョブとして稼働し、各ジョブはソケット接 続でデータ・ストリームを送受信します。 アクセス・クラスは、以下の iSeries リソースへの低レベル・アクセスを提供しま す。 v データベース (JDBC ドライバーまたはレコード・レベル・アクセスを通じて) v 統合ファイル・システム v プログラム v コマンド v データ・キュー v 印刷 v ディジタル証明書 v ジョブ v メッセージ・キュー v ユーザーおよびグループ v ユーザー・スペース グラフィカル・プログラミング・インターフェースは、以下で使用可能です。 v データベース (JDBC およびレコード・レベル・アクセスの両方) v コマンド呼び出し v データ・キュー v 統合ファイル・システム v ファイル・システム v ジョブ v メッセージ・キュー v 印刷 v プログラム呼び出し v ユーザーおよびグループ

以下のファイルは、Host Access Toolkit CD にあります (i5/OS (以前の OS/400) CD ではありません)。

v jt400_all.zip には、jt400.zip、jt400.jar、ユーティリティー・ファイル、ヘ ルプとメッセージ・ファイルが収納されています

(26)

v jt400_doc_en.zip には、英語版の「Programmer's Guide」が入っています v jt400_doc_ja.zip には、日本語版の「Programmer's Guide」が入っています v jt400_doc_ko.zip には、韓国語版の「Programmer's Guide」が入っています v jt400_doc_zh.zip には、中国語 (簡体字) 版の「Programmer's Guide」が入ってい

ます

v jt400_doc_es.zip には、スペイン語版の「Programmer's Guide」が入っています v jt400_doc_zh_TW.zip には、中国語 (繁体字) 版の「Programmer's Guide」が入っ

ています

ご使用のワークステーションに iSeries Toolbox for Java をインストールするには、 該当するファイルを unzip します。例えば、コードと英語版の「Programmer's Guide」をインストールするには、jt400_all.zip と jt400_doc_en.zip を unzip します。

ロング・ファイル名をサポートするユーティリティーを使用する必要がありま す。

Toolbox については、次のサイトを参照してください。http://www.as400.ibm.com/ toolbox

(27)

付録 B. 特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。本書 に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があ ります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の 営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに 言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能で あることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵 害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用する ことができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評 価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。 IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を 保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実 施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わ せは、書面にて下記宛先にお送りください。 〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19番21号 日本アイ・ビー・エム株式会社 法務・知的財産 知的財産権ライセンス渉外 以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM お よびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提 供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むす べての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっ ては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限 を受けるものとします。 この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的 に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随 時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を 行うことがあります。 この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的 に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随 時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を 行うことがあります。 本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプロ グラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の 相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする 方は、下記に連絡してください。 IBM Corporation Department T01

(28)

Building B062 P.O. Box 12195

Research Triangle Park, NC 27709-2195 U.S.A. 本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができま すが、有償の場合もあります。 本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、 IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBMプログラムのご使用条件、またはそれ と同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。 IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公 に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っ ておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要 求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの 製品の供給者にお願いします。 本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のた め記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありませ ん。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありませ ん。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。 IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うこと のない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとしま す。 この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は表示さ れない場合があります。

商標

IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corp. の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストにつ いては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。

v IBM

Java、JavaBeans JDK およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Oracle やその 関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Microsoft、Windows、および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国および その他の国における商標です。

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