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只見町国民健康保険

第1章 計画策定の趣旨

1 計画の背景及び目的

2 計画の性格と役割

3 計画期間

4 計画の目標値

5 計画の位置づけ

6 計画の基本理念

第2章 只見町の数値から見る現状と課題

1 只見町の人口動態

2 只見町国民健康保険の現状

3 分析結果から見える課題

第3章 特定健健康診査等の実施

1 基本的な考え方

2 達成しようとする目標

3 目標達成までの方策・方法

4 特定健康診査の対象者について

5 平成24年度までの特定健康診査等の対象者推計

6 特定健康診査等の実施方法

7 特定保健指導対象者の優先順位

8 特定健康診査等の実施における個人情報の保護

9 特定健康診査等実施計画の公表・周知

第4章 特定健康診査等実施計画の評価と見直し

1 基本的な考え方

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第1 章 計画策定の趣旨

1 計画の背景及び目的

(1)特定健診・特定保健指導導入の趣旨

健康と長寿は国民誰しもの願いです。わが国は国民皆保険制度のもと、世界最長の平均寿命や高い保健 医療水準を達成してきました。しかしながら、急速な少子高齢化や経済の低成長への移行、国民生活や意識 の変化などの大きな環境変化に直面しており、国民医療費の増大に適切に対処する観点からも、医療制度を 持続可能なものにするためにその構造改革が急務となっています。 このような状況に対応するため、高齢者の医療の確保に関する法律(以下「法」という。)に基づいて、保険 者は被保険者及び被扶養者に対し、糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査(特定健診)及びその結果に より健康の保持に努める必要がある者に対する保健指導(特定保健指導)を実施し、これまで以上に、生活習 慣病を中心とした疾病予防を重視することとしました。

(2)メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目する意義

平成17年4月に、日本内科系8学会が合同で内臓脂肪症候群(以下「メタボリックシンドローム」という。)の 疾患概念と診断基準を示しました。メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満を要因とした高血糖、脂質異 常症、高血圧症を惹き起こし、それぞれが重複した場合、虚血性心疾患、脳血管疾患の発症リスクが高くなる 病態です。 この、内臓脂肪型肥満に起因する高血糖、脂質異常症、高血圧症は予防可能であり、また発症した後でも 血糖、血圧などをコントロールすることにより、狭心症等の心疾患、脳梗塞などの脳血管疾患、人工透析を必 要とする腎不全などへの進行や重症化を予防することが可能であるという考え方を基本としています。したが って、運動習慣の定着、食生活の改善、禁煙を柱とする「生活習慣病予防」等の取り組みが、食育計画とも連 携しながら地域、および職域等において活発に実施されることにより、健やかな生活習慣は気持ちがいいこと を一人一人が実感し、生活習慣として定着することを目指す運動を展開していく必要があると考えます。 メタボリックシンドロームの概念を導入することで、内臓脂肪蓄積や体重増加が血糖や中性脂肪、血圧など の上昇をもたらすとともに、様々な形で血管を損傷し、動脈硬化を引き起こし、心疾患、脳血管疾患、人工透 析の必要な腎不全などに至る原因となることを詳細にデータで示すことができるため、健診受診者にとって、 生活習慣病と健診結果、疾病発症との関係が理解しやすく、生活習慣病の改善に向けての明確な動機付け ができるようになると考えます。

2 計画の性格と役割

この計画は、法第19条に基づき策定するもので、国の特定健康診査等基本指針を踏まえ、福島県医療費適 正化計画と整合性を保ちながら、只見町国民健康保険被保険者のうち40歳以上75歳未満の人を対象に特定 健診・特定保健指導を実施することにより、只見町民の健康寿命延伸の実現をめざすものです。

3 計画期間

この計画は5年を1期とし、第1期を平成20年から24年までの5年間として、5年ごとに評価を行いながら、計画 内容を見直していきます。

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4 計画の目標値

この計画を推進することにより、メタボリックシンドロームの該当者・予備群を平成27年度までに25%減少する ことを目標とします。また、この目標を達成するために、特定健診受診率、特定保健指導実施率についてそれ ぞれ目標値を設定しています。

5 計画の位置づけ

この計画は、「第六次只見町振興計画」、「只見町健康づくり計画」や只見町高齢者保健福祉計画・介護保 険事業計画、福島県医療費適正化計画と整合性を保つこととします。

6 計画の基本理念

(1)被保険者等の生活の質(QOL)の維持及び向上を図る

健康はそれ自身を生活の目標とするべきものではなく、生活の質(QOL) を維持するための一つの資源で す。人は一つの生活習慣病を有することによって、食事や行動の制限、あるいは服薬の開始等により、QOL の低下を招きます。近年、わが国で増加傾向にある肥満者の多くが糖尿病、高血圧、高脂血症等の危険因子 を複数併せ持ち、危険因子が重なるほど、心疾患や脳血管疾患を発症する危険が増大することが明らかとな ってきました。これは内臓脂肪型肥満を共通の要因として、内臓脂肪を減少させることで、それらの発症リスク の低減が図られるという考え方を基本としています。 このため、今後の健診・保健指導は、メタボリックシンドロームの該当者・予備群を減少させ、被保険者等の 生活の質(QOL)の維持及び向上を図るため、その対象者を的確に抽出することを最優先させるものとしてい きます。

(2)被保険者一人ひとりが健康づくりの主役

保険者として、健康と医療のあり方を展望しつつ、被保険者の健康の保持・増進に努めていきますが、被保 険者一人ひとりが健康づくりに向け、主体的(積極的)に取り組んでいただくことが重要です。 このような被保険者の自発的な取組みに対し、必要な情報提供と、保険者として支援していくための諸条件 の整備を行います。 また、これまでのように、専門家から健康についての指導を受けるという一方的な方法ではなく、専門家から のアドバイスにより、生活習慣の改善をなしとげた町民自身が指導者となり、地域において、あらゆる機会を活 用しながら健康の大切さや気持ちよさ等を他の人に伝えていくことで、地域全体の健康意識の向上が図られ ることが期待されます。これらの取り組みを推進するため、地域活動組織の育成や、健康づくりボランティア等 の人材づくりに努めるなど、必要な条件整備を行います。

(3)被保険者の立場に立った、効果的な健診・保健指導の手法の検討

がん検診など健康増進法に基づく健康増進事業や、介護保険法による生活機能評価についても、効率的 に受診していただけるよう、健診手法の工夫に努めます。また、特定保健指導の実施にあたっては、健診結果 を的確に分析した上で、対象者の抽出及び必要度に応じた指導が適切になされなければなりません。このた め、保健師等の必要な人材の確保に努めるとともに、実施者の指導技術の向上に努めます。

(5)

(4)個人情報の保護

医療分野における個人情報の取り扱いについては、その性質や利用方法等から、特に適正かつ厳格な取 扱いをする必要がある分野とされています。 健診データや保健指導記録の管理に当たっては、個人情報保護法や只見町個人情報保護条例に基づき、 適切に行い、また保健指導の実施に当たっては、プライバシーの保護に努め、保健指導対象者が安心して、 ご自身のことを話すことができるような環境を整えていきます。

(5)「国民皆保険制度」を持続可能なものとしていく

我が国は国民皆保険のもと、誰もが安心して医療を受けることができる医療制度を実現し、世界最長の平 均寿命や高い保健医療水準を達成してきました。そこで、今後も国民皆保険を堅持し、医療制度を将来にわ たり持続可能なものとしていくために、その構造改革が急務となります。 このため、本計画に示す取組みは、これからも安心・安全で質の高い医療が提供される医療制度の維持に 資するものです。

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第2章 只見町の数値から見る現状と課題

1 只見町の人口動態

(1)人口の推移

(2)高齢化の推移

出典:国勢調査 各年10 月 1 日 只 見 町 の 人 口 構 成 5 , 2 8 4 5 9 0 2 , 0 9 5 5 , 5 5 7 5 , 8 0 4 6 , 1 7 0 6 , 7 3 1 7 , 2 7 1 6 6 7 8 0 9 9 6 9 1 , 4 4 5 1 , 1 8 9 2 , 5 9 9 2 , 9 4 8 3 , 3 0 6 3 , 7 2 1 4 , 2 9 5 4 , 7 0 8 1 , 9 4 2 1 , 6 8 9 1 , 4 8 0 1 , 2 4 7 1 , 1 1 8 0 1 , 0 0 0 2 , 0 0 0 3 , 0 0 0 4 , 0 0 0 5 , 0 0 0 6 , 0 0 0 7 , 0 0 0 8 , 0 0 0 昭 和 5 5 昭 和 6 0 平 成 2 平 成 7 平 成 1 2 平 成 1 7 総 人 口 O ~ 1 4 歳 1 5 ~ 6 4 歳 6 5 歳 以 上 出典:国勢調査 図 高齢化率の推移 15.3 18.5 24.0 29.1 34.9 39.6 22.7 20.3 17.4 14.3 11.9 10.5 20.2 17.3 14.8 12.0 10.3 9.2 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 昭和55 昭和60 平成2 平成7 平成12 平成17 只見町 福島県 全国 出典:国勢調査

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2 只見町国民健康保険の現状

只見町は平成18年9月末現在、人口5,359人、老人保健受給者を除く国民健康保険の加入者は、1,568人 となっており、町の人口全体に占める加入率は29.3%となっています。

(1)被保険者の基本健診受診状況

平成19年度基本健康診査の受診状況では、基本健診受診者総数1,893人中、国保被保険者の受診者は 1,236人となっています。このうち、40~74歳までは813人受診し、受診率は59%となっています。 基本健診結果をメタボリックシンドロームに基づいた判定基準から見ると、40~64歳国保加入者のうち基準 値以上の者の割合が高かった項目は、男性の「収縮期血圧及び拡張期血圧」、「腹囲」の順の順となっていま す。また「BMI」、「HbA1c」、女性の「血圧」、男性の「喫煙」が30%台となっています。一方で、「HDL」は基 準値以下の者の割合が低い状況です。 表 只見町国民健康保険の年度別人口・被保険者数等 保険区分 一般 退職 老健 被保険者数 割合 被保険者数 割合 被保険者数 割合 平成15年度 5,570人 2,445人 43.9% 1,212人 49.6% 242人 9.9% 991人 40.5% 平成16年度 5,468人 2,487人 45.5% 1,227人 49.3% 284人 11.4% 976人 39.2% 平成17年度 5,406人 2,488人 46.0% 1,221人 49.1% 304人 12.2% 963人 38.7% 平成18年度 5,359人 2,492人 46.5% 1,251人 50.2% 317人 12.7% 924人 37.1% *数値は各年度の9月末現在の住民基本台帳及び国保被保険者数 総 人 口 被保険者 総数 国保加入率 表 平成19年度国保被保険者の基本健診受診状況 男性 女性 実人数 男性 女性 実人数 30歳~34歳 24 18 42 6 6 12 28.57% 35歳~39歳 22 30 52 15 16 31 59.62% 40歳~44歳 33 18 51 12 9 21 41.18% 45歳~49歳 50 33 83 10 16 26 31.33% 50歳~54歳 71 45 116 33 25 58 50.00% 55歳~59歳 79 83 162 39 57 96 59.26% 60歳~64歳 97 106 203 45 73 118 58.13% 65歳~69歳 179 194 373 93 132 225 60.32% 70歳~74歳 187 203 390 122 147 269 68.97% 75歳以上 326 504 830 170 210 380 45.78% 実人数 1,068 1,234 2,302 545 691 1236 53.69% 再掲 男性 女性 実人数 男性 女性 実人数 40~64歳 330 285 615 139 180 319 51.87% 65~74歳 366 397 763 215 279 494 64.74% 40~74歳 696 682 1,378 354 459 813 59.00% 75歳以上 326 504 830 170 210 380 45.78% 年齢階級 被保険者 受診率 年齢階級 被保険者 受診者 受診率 受診者 図 国保被保険者の要指導区分 20.8% 28.0% 14.7% 19.5% 32.9% 19.1% 38.2% 16.1% 14.5% 10.6% 14.4% 21.4% 11.6% 9.2% 3.4% 1.5% 15.8% 3.2% 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 腹囲 BMI 血圧(収) 血圧(拡) BS HbA1c 中性脂肪 HDL 喫煙

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(2)診療報酬請求書(レセプト)等から見る疾病及び受診状況

国の調査結果では、高齢期に向けて生活習慣病の外来受療率が徐々に増加し、次に75歳頃を境にして 生活習慣病を中心とした入院受療率が上昇しています。 これを個人に置き換えてみると、食べ過ぎや運動不 足等の不健康な生活習慣がやがて高血糖、高血圧症、脂質異常症、肥満症等(以下「糖尿病等」という。)の 生活習慣病の発症を招き、外来通院及び投薬が始まり、その後こうした疾患が重症化、虚血性心疾患や脳卒 中等の発症に至ってしまうという構造が浮かびます。生活習慣の改善により、若い時からの糖尿病等の生活習 慣病の予防対策を進め、糖尿病等を発症しない境界域の段階で留めることができれば、通院を減らすことが でき、さらには重症化・合併症にもならず、入院も減らすことができると考えられます。 疾病大分類別診療費を見ると、一人当たり診療費の高い順の上位5位までは、循環器系の疾患、新生物、 損傷、中毒及びその他の外因の影響、精神及び行動の障害となっています。最も診療費の高い循環器系の 疾患は、次の新生物にかかる診療費の約1.7倍になっている状況です。 国保加入者の医療費の状況は、1件当たり診療費が年々減少しており、調剤が増加傾向にありますが、そ の他はほぼ横ばい傾向にあります。 表 老人医療受給者を除く国保加入者の医療費( 一般・退職)の状況 受診率 1日当たり 点数 1件当た り 1件当た り 1人当た り 総額 調剤 その他 総額 平成15年度 78.95 1,197点 1.96日 23,415円 18,488円 26,880,860円 2,254,300円 0円 2,254,300円 29,135,160円 平成16年度 72.73 1,221点 1.80日 21,926円 15,948円 24,096,680円 5,488,010円 0円 5,488,010円 29,584,690円 平成17年度 75.83 1,038点 1.82日 18,840円 14,286円 22,400,440円 6,792,030円 0円 6,792,030円 29,192,470円 医科・歯科医療費 調剤・その他医療費 合計 図 平成17年度一人当たり診療費 2,686 2,353 2,084 1,608 1,500 1,442 1,020 841 817 764 674 461 148 94 89 14 5 1 0 4,528 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 循 環 器 系 の 疾 患 新 生 物 損 傷 、 中 毒 及 び そ の 他 の 外 因 の 影 響 精 神 及 び 行 動 の 障 害 内 分 泌 、 栄 養 及 び 代 謝 疾 患 歯 科 の 疾 患 筋 骨 格 系 及 び 結 合 組 織 の 疾 患 消 化 器 系 の 疾 患 ( 歯 科 の 疾 患 を 除 く ) 呼 吸 器 系 の 疾 患 神 経 系 の 疾 患 尿 路 性 器 系 の 疾 患 眼 及 び 付 属 器 の 疾 患 皮 膚 及 び 皮 下 組 織 の 疾 患 感 染 症 及 び 寄 生 虫 症 耳 及 び 乳 様 突 起 の 疾 患 症 状 、 徴 候 等 で 他 に 分 類 さ れ な い も の 血 液 及 び 造 血 器 の 疾 患 並 び に 免 疫 機 構 の 障 害 妊 娠 、 分 娩 及 び 産 褥 周 産 期 に 発 生 し た 病 態 先 天 奇 形 、 変 形 及 び 染 色 体 異 常 (単位:円)

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外来診療費における生活習慣病の割合は、年々減少傾向にあり、平成17年度では34.5%となっています。 生活習慣病の内訳をみると、「高血圧症」の医療費は年々減少傾向にありますが、「虚血性心疾患」、「脳血管 疾患」、「高脂血症等」では増加傾向にあります。「腎不全」、「糖尿病」は、減少と増加を繰り返しています。 平成17年度の生活習慣病全体における外来件数は752件で、続いて件数が多い順に「高血圧」が389件、 「高脂血症」が147件、「虚血性心疾患」が101件となっています。一人当たり診療費、受診率では「高血圧」が 最も高く、1日当たり診療費では「糖尿病」が最も高い状況です。1件当たり診療費と、1件当たり日数は「腎不 全」が最も多くなっています。 件数 1人当たり 診療費 受診率 1件当たり 診療費 1件当たり 日数 1日当たり 診療費 日数 点数 診療費 高血圧 389件 1,421円 15.61 9,106円 1.33日 6,852円 517日 354,229点 3,542,290円 虚血性心疾患 101件 447円 4.05 11,027円 1.28日 8,634円 129日 111,377点 1,113,770円 脳血管疾患 46件 151円 1.85 8,164円 1.30日 6,259円 60日 37,554点 375,540円 糖尿病 65件 534円 2.61 20,484円 1.34日 15,304円 87日 133,146点 1,331,460円 高脂血症等 147件 584円 5.90 9,897円 1.31日 7,538円 193日 145,479点 1,454,790円 腎不全 4件 469円 0.16 291,978円 10.00日 29,198円 40日 116,791点 1,167,910円 計(外来全体) 752件 3,606円 30.18 11,949円 1.36日 8,758円 1,026日 898,576点 8,985,760円 被保険者数 2,492人 表 生活習慣病全体における受診の状況(H17年度) 外来全体 生活習慣病 高血圧 虚血性心疾患 脳血管疾患 糖尿病 高脂血症等 腎不全 33,399,830円 14,185,110円 9,115,100円 923,770円 453,630円 1,324,860円 768,010円 1,599,740円 42.5% 64.3% 6.5% 3.2% 9.3% 5.4% 11.3% 24,930,130円 9,318,350円 3,642,030円 713,000円 309,480円 1,555,990円 792,590円 2,305,260円 37.4% 39.1% 7.7% 3.3% 16.7% 8.5% 24.7% 26,069,050円 8,985,760円 3,542,290円 1,113,770円 375,540円 1,331,460円 1,454,790円 1,167,910円 34.5% 39.4% 12.4% 4.2% 14.8% 16.2% 13.0% 生活習慣病の内訳 (割合は生活習慣病の診療費を100とした場合) 表 生活習慣病の診療費の内訳 平成17年度 平成16年度 平成15年度

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3 分析結果から見える課題

レセプト分析・健診データ分析の結果を踏まえて、被保険者に対する特定健診や保健指導の実施に向けた 課題、また、メタボリックシンドロームの該当者・予備群の減少に向けた課題は以下のとおりです。

(1)平成19年度の受診率(年齢別)について

平成19年度の基本健康診査を受けた被保険者(40~74歳)の受診率は59.0%、40~64歳の受診率は 51.8%、65~74歳は64.7%でした。40歳代の受診率をさらに詳細に見ると、40~44歳が41.1%、45~49歳が 31.3%と低い受診率になっているため、40歳代の受診率を高めることが重要な課題となっています。

(2)基本健診・医療費分析について

基本健診、医療費分析から、メタボリックシンドロームの予備群への指導、重症化予防が重要な課題と考えら れます。 特に基本健診のデータを見ると、男性の高血圧が目立ちます。女性では、腹囲基準値以上で、HbA1cが 高い状況にあります。また、診療費ではレセプト件数が減少傾向にあるものの、高血圧が最も高く、虚血性心 疾患、糖尿病、脳血管疾患は年々増加傾向にあります。よって、生活習慣病の重症化を防ぐために早い段階 での予備群への働きかけが重要と考えられます。

(3)今後の課題

① 40 歳代の健診受診率を高めることが大きな課題 ② 若年者の健診に対する意識向上のための啓発や働き盛りの年代に即した健診実 施体制の見直しが必要 ③ 男性の高血圧の改善、女性の腹囲、HbA1c の改善が課題 ④ メタボリックシンドロームの予備群への指導、重症化予防が重要 ⑤ 生活習慣病の予防対策が重要 ⑥ 受診行動を促すなどの検討が必要

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第3章 特定健診等の実施

1 基本的な考え方

糖尿病等の生活習慣病は、内臓脂肪の蓄積(内臓脂肪型肥満)に起因するものであり、肥満に加え、高血 糖、高血圧等の状態が重複した場合には、虚血性心疾患、脳血管疾患等の発症リスクが高くなります。 特定健康診査は、糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として、メタボリックシンド ロームに着目し、この該当者及び予備群を減少させるための特定保健指導を必要とする者を的確に抽出する ために行います。 特定保健指導は、内臓脂肪型肥満に着目し、その要因となっている生活習慣を改善するための保健指導 を行うことにより、対象者が自らの生活習慣における課題を認識して行動変容と自己管理を行うとともに健康 的な生活を維持することができるようになることを通じて、糖尿病等の生活習慣病を予防することを目的として 実施します。 只見町の健康問題を踏まえて、国が定めた目標を達成するために①どのように健診受診率を高めるか、② どのように保健指導率を高めるか、③どのようにメタボリックシンドロームの減少率を高めるのかという具体的施 策が重要となります。このため、生活習慣病を中心とした疾病予防を重視し、効果的、効率的な特定健診・特 定保健指導実施のための取り組みを強化します。

2 達成しようとする目標

達成しようとする目標は、法第19条第2項第2号及び国が示した特定健診等基本指針に基づき、平成27年度 までに特定健診受診率を80%、特定保健指導実施率を60%、メタボリックシンドロームの該当者・予備群を 25%減少させることとします。また、第1期の目標として平成24年度までに特定健康診査受診率を65%、特定 保健指導実施率を45%、メタボリックシンドロームの該当者・予備群の10%減少を達成することとします。 第1期の目標を達成するため各年度の目標値を以下のとおり設定しました。 ①被保険者の健康意識の向上 ②健診未受診者の確実な把握 ③健診結果からの必要な保健指導の徹底 ④医療費適正化効果までを含めたデータ蓄積効果の評価 図 特定健診・特定保健指導実施に関する只見町の目標値 ( %/人 ) 注)特定保健指導対象者数の推計:40-74歳男女合計率24.9% 目標項目 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 特定健診受診率 受診率(%) 受診率(%) 受診率(%) 受診率(%) 受診率(%) 61% 62% 63% 64% 65% 受診者数 受診者数 受診者数 受診者数 受診者数 818 810 801 792 784 特定保健指導 実施率 実施率(%) 実施率(%) 実施率(%) 実施率(%) 実施率(%) 35% 37.5% 40% 84 42.5% 45% 受診者数 受診者数 受診者数 受診者数 受診者数 71 76 80 -10% 88 内臓脂肪症候群 の該当者・予備 群の減少率 減少率 減少率 減少率 減少率 減少率 -2%

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3 目標達成までの方策・方法

健診受診率・保健指導の実施率向上を図るために、事務の効率化、被保険者が受診しやすい健診・保健指 導実施体制の構築が必要です。受診率向上のひとつとして、未受診者への勧奨、個別通知、町の広報など で周知します。また、他の各種健診、医療機関と連携を図るなど効率的な方法で実施するとともに、「只見町 健康づくり計画」で定めた推進施策を進めながら、ポピュレーションアプローチによる地域組織の活用、より多 くの地域住民をフォローする仕組みづくり等による資源開発を推進していきます。

4 特定健診の対象者について

40~74歳までの人(被保険者及び被扶養者)は法第20条に基づき医療保険者が特定健診などを行います。 特定健診等の対象者は、保険加入者で実施年度中に対象年齢40~74歳までとなる人で、年度を通じて異動 のない人(一年間を通じて加入している者で、年度途中での加入・脱退等異動のない者)となります。このうち、 妊産婦、その他の厚生労働大臣が定める者で刑務所入所中、海外在住、長期入院等は特定健診等の対象 者から除きます。

5 平成24年度までの特定健診等の対象者推計

特定健診受診予定者の推計は、実施年度初め(4月1日時点)に予想される対象者のうち特定健康診査に 相当する他の健康診査(労働安全衛生法に基づく事業主健診等)を受けた結果データを受領できる予定者を 除いた者が、医療保険者として実施を予定すべき対象者となります。実際には年度末を持って入社・退社等 による加入者のリストについて追加・削除等の修正を行い当該年度の対象者を決定します。また、只見町は健 康増進法に鑑み、他の健康診査を受ける機会にない町民の30歳代の特定健診も併せて実施します。 平成19年度基本健診結果から、国保被保険者の要指導者を積極的支援、動機付け支援に階層化した結果、 積極的支援は女性7人、男性17人で動機付け支援が女性49人、男性41人でした。只見町の人口構成から見 ると、高年齢になるほど人数が増加している傾向があります。ただし、30歳代でも特定保健指導の支援の対象 者がいるため、若年層からの生活習慣病対策が重要課題になります。 特定健診・特定保健指導実施年度の該当被保険者数(推計:平成20年度~平成24年度) 男性 女性 計 男性 女性 計 男性 女性 計 男性 女性 計 男性 女性 計 0-39 182 157 339 183 157 340 184 157 341 185 157 342 186 157 343 40-64 333 262 595 336 240 576 339 219 558 341 199 540 343 180 523 65-74 357 390 747 348 384 732 339 378 717 331 372 703 323 366 689 75- 352 503 855 381 502 883 412 501 913 445 500 945 481 499 980 40-74計 690 652 1,342 684 624 1,308 678 597 1,275 672 571 1,243 666 546 1,212 合計 1,224 1,312 2,536 1,248 1,283 2,531 1,274 1,255 2,529 1,302 1,228 2,530 1,333 1,202 2,535 被保険者数 被保険者数 被保険者数 被保険者数 単位:人 年齢 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 被保険者数 表 特定保健指導対象者および特定健診実施結果(平成19年度基本健康診査結果) 特 定 保 健 指 導実施率 男 女 実人数 男 女 実人数 男 女 実人数 男 女 男 女 男 女 男女合計 30歳~34歳 24 16 40 6 7 13 25.0% 43.8% 32.5% 0 0 1 0 0 0 35歳~39歳 23 30 53 15 16 31 65.2% 53.3% 58.5% 0 0 0 0 - 40歳~44歳 31 19 50 12 9 21 38.7% 47.4% 42.0% 2 0 1 0 0 0 45歳~39歳 45 32 77 10 16 26 22.2% 50.0% 33.8% 0 0 0 0 - 50歳~54歳 71 45 116 33 25 58 46.5% 55.6% 50.0% 2 2 0 0 2 50 55歳~59歳 81 89 170 39 57 96 48.1% 64.0% 56.5% 3 2 2 2 0 60歳~64歳 103 113 216 45 73 118 43.7% 64.6% 54.6% 9 3 2 5 1 4 41.6 特定保健指 導実施者 国保被保険者 受診者 健診受診率 積 極 的対象者 動 機 付対象者

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6 特定健康診査等の実施方法

事務の効率化を図り、被保険者が受診しやすい健診・保健指導実施体制の構築を図ります。

(1)特定健診等実施までのながれ

下の図では、特定健診の申込みから特定保健指導実施までの流れを表しています。 ①特定健診申込みから受診までのながれ ②特定健診の実施から特定保健指導までのながれ

国保被保険者

只見町国保

福島県国民健康保険団体連合会

デ ー タ 管 理 番号の受渡 健 診 申 込 み案内 健診申込み 受診券・受診 票の送付

特定健診実施機関

特定健診受診 健診結果送付 特定健診の 実施 保健指導の階層化 結果説明 メ タ ボ 対象者 メ タ ボ 対象外 情報提供 動機付け支援 積極的支援 ※3 階層化に分類 ①情報提供 ②動機付け支援 ③積極的支援 ①健診結果を作成 ②結果より保健指導対象者 リストを作成 1 ヶ 月 以 内 に 面 談 に よ り結果説明

特定健診

特定保健指導

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(2)実施場所、実施項目、実施時期あるいは期間

特定健診 ①実施場所と機関など 特定健診の実施期日及び場所と機関等の実施案内については、広報、個別通知等により周知を図ります。 なお、特定健診は町と委託契約を締結した健診実施機関で実施することとなります。 ②特定健診の項目 特定健康診査の実施項目は、内臓脂肪型肥満に着目した生活習慣病予防のための保健指導を必要とす る者を抽出する検診項目とし、生活習慣病などの疾病予防に資するため、以下の内容を健診項目として設定 します。ただし、一定基準のもとに、医師の判断により詳細な健診項目を追加実施します。 詳細な健診項目(心電図検査(12誘導心電図)眼底検査)の該当者は前年度の特定健康診査の結果な どにおいて、血糖、脂質、肥満のすべてについて、下記の基準に該当した者です。 基 本 的 な 健 診 項 目 質問項目(服薬歴)、身体計測(身長、体重、BMI、腹囲(内臓脂肪面積)、理学的検査(身 体診察)、血圧測定、血液検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)、肝 機能検査〔AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP))〕、血液検査(空腹時血糖及び HbA1cを実施)、尿検査(尿糖、尿蛋白) ※腹囲検査については、厚生労働大臣が定める基準に基づき、医師が必要と認める場合 は省略することができる。 詳 細 な 健 診 項 目 ①心電図検査、眼底検査 ②貧血検査〔赤血球、血色素量(ヘモグロビン値)、ヘマトクリット値〕 ※貧血検査は貧血の既往歴を有する者又は視診等で貧血が疑われている者 血糖 空腹時血糖値が 100mg/dl 以上、HbA1c5.5%以上 脂質 中性脂肪 150mg/dl 以上、または HDL コレステロール 40mg/dl 未満 血圧 収縮期 130mmHg または拡張期 85mmHg 以上 肥満 腹囲が 85cm 以上(男性)・90cm 以上(女性)の者(内臓脂肪面積の測定ができる場合には 内臓脂肪面積が 100 平方 cm 以上)または、腹囲が 85cm 未満(男性)90cm 未満(女性)の 者で BMI が 25 以上の者

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③健診未受診者への対応 未受診者への対応は、特定健診受診率の向上とメタボリックシンドロームの該当者・予備群の減少につなが ることを目的とします。そのため、健診の受診勧奨を次のように行います。 対応策 主な内容 ①健診申込勧奨 健康管理世帯台帳の未返送の対象者に、勧奨を実施します。 ②健診受診勧奨 健康管理世帯台帳の返送をしたが、治療中若しくは他で受診す る以外の理由で辞退した対象者に勧奨を実施します。 ③健診受診勧奨 健康管理世帯台帳を返送し、健診の申込みをし、健診票を受領 したが、健診に出向かない対象者に、勧奨を実施します。

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特定保健指導 ①実施場所と機関など 特定健診の結果において特定保健指導の対象者となった場合は、結果説明と同時に特定保健指導の通 知を行います。特定保健指導の対象者になった方に案内通知を送付します。 特定保健指導 実施場所 只見町保健福祉センター 等 実施機関 只見町保健福祉課保健班 実施時期 特定健診実施後 通年 ②実施内容等 特定保健指導では対象者が自らの生活習慣の課題に気づき、健康的な行動変容の方向性を自らが導き 出すことを目的としています。そのため、行動変容に関する必要な情報を提示し、自ら決定できることが重 要で、健康的な生活を維持できるようその人の生活基盤を尊重しながら支援していきます。また、保健指導 は健診結果に応じてレベルを3階層化分類し、以下のように必要な援助を行います。 ①対象者 健診受診者全員を対象とする。 ②支援頻度・ 期間 年 1 回、健診結果送付と同時に実施する 情 報 提 供 ③内容 全員に画一的な情報を提供するのではなく、健診結果や健診時の質問票から対 象者個人に合わせた情報を提供する。健診結果や質問票から、特に問題とされ ることがない人に対しては、健診結果の見方や健康の保持増進に役立つ内容の 情報を提供する。 ①対象者 健診結果・質問票から、生活習慣病の改善が必要とされた者で、生活習慣を変 えるにあたって、意思決定の支援が必要な者を対象とする ②支援頻度・ 期間・形態 原則1回の支援とする 面接(個別面接20分以上、またはグループ支援80分以上による支援と通信など を利用した6ヶ月後の評価) 動 機 付 け 支 援 ③内容 対象者本人が、自分の生活習慣の改善点・伸ばすべき行動等に基づき、自ら目 標を設定し行動に移すことができる内容とする。詳細な質問票において対象者の 生活習慣や行動変容のステージ(準備状態)を把握し、対象者の生活習慣改善 を動機付けるために次に示す支援を行います。 ①対象者 健診結果・質問票から、生活習慣改善が必要と判断された者で、そのために専門 職による継続的できめ細やかな支援が必要な者を対象とする。 ②支援頻度・ 期間・形態 3ヶ月以上継続的に支援する。 面接(個別面接 20 分以上、またはグループ支援 80 分以上)による支援。通信な どを利用した 3 ヶ月以上の継続的な支援と 6 ヶ月後の評価 面接、レター、メールなどの支援を行う。 積 極 的 支 援 ③内容 詳細な質問票において、対象者の生活習や行動変容のステージ(準備状態)を 把握し、健診結果やその経年変化等から、対象者自らが自分の体に起こってい る変化への理解を促すとともに、対象者の健康を考える将来の生活像を明確にし た上で、行動変容の必要性を実感できる様な働きかけを行い、具体的に実践可 能な行動目標を対象者が選択できるように支援する。具体的に達成可能な行動 目標(対象者にできること)は何か、優先順位を付けながら一緒に考え、対象者自

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7 特定保健指導対象者の優先順位

(1)基本的な考え方

効果的、効率的な保健指導を実施するに当たって予防効果が高く期待できる層を優先的に実施する。 具体的には特定健診受診者のリスクに基づく優先順位をつけ、必要性に応じた保健指導レベル別の支援 を実施する。

(2)特定保健指導対象者の選定と階層化

特定保健指導対象者を明確にするために特定健康診査結果から対象者をグループに分類して保健 指導を実施する。

ステップ1

ステップ2

積極的支援

情報提供

「積極的支援」「動機付け支援」に該 当しない場合 動機づけ支援 ●内臓脂肪型肥満 腹囲 男性 85cm 女性 90cm 以上・・A またはBMI 25 以上・・・・・・・B ◆①高血糖 空腹時血糖 100mg/dl以上または HbA1cが5.5%以上 ◆②脂質異常 中性脂肪 150mg/dl以上またはHD Lコレステロール40mg/dl未満 ◆③高血圧 収縮期血圧130mmHg 以上または 拡張期血圧85mmHg 以上 ◆④喫煙習慣がある

積極的支援

(1)ステップ 1 でAに該当し、ステップ2 の①~④のうち 2 項目以上に該当(④は①~ ③に該当する場合のみカウント) (2)ステップ1でBに該当し、ステップ2 の①~④のうち3項目以上に該当(④は①~ ③に該当する場合のみカウント)

動機付け支援

(1)ステップ1で A に該当し、ステップ2の① ~④のうち1項目以上に該当(④は①~③に該当 する場合のみカウント) (2)ステップ1でBに該当し、ステップ2の① ~④のうち1項目または2項目に該当(④は①~ ③)に該当する場合のみカウント 対象者の抽出 <選定の優先順位の考え方> 次の事項に該当し、そのうち、生活習慣病の未然防止のため特に必要と思われる人を優先と して対象とします。 1 年齢が若い対象者 2 健診結果が前年度に比べ悪化し、保健指導レベルでより綿密な保健指導が必要な人 3 問診票の回答により生活習慣病改善の必要性が高い人 4 疾病リスクの高い人 5 昨年度の特定保健指導の対象者であったにもかかわらず、指導を受けなかった人

階層化

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(4)特定保健指導実施における年間スケジュール

特定健診の実施は下表の年間スケジュールに基づき実施しますが、より効果的に事業を推進するために 前年度の評価を行いながらスケジュールを立て直します。 特定健診等の年間スケジュールの一例 特定健診 特定保健指導 その他 2月 昨年度特定健診未受診者へ の勧奨 健康管理世帯台帳調査 健康管理世帯調査結果入力 3月 特定健診未申込者へ勧奨 健康管理世帯台帳未返送者 に勧奨 4月 特定健診対象見込者確定 (国保) 5月 受診券、健診票の送付 6月 特定健診(集団) 7月 特定健診(集団) 特定健診結果通知 特定保健指導の対象者の抽出 特定保健指導利用券の発行 保健指導案内通知 8月 特定保健指導の開始 9月 特定健診費用決済 2月 特定保健指導の終了 3月 特定保健指導の評価

(5)保健指導実施者の人材確保と資質向上

医療保険者での生活習慣病対策、予防重視の基本的な考えのもと、必要な保健師・管理栄養士の配置、 国保直診・在宅の専門職の活用を行い、効率的、効果的な事業を実施します。 事業者の評価にあたっては、国保運営協議会等を活用し行うものとする。

(19)

(6)外部委託の有無や契約形態、外部委託選定に当たっての考え方

①委託の有無と契約形態 特定保健診 特定健診は、委託契約を結んだ健診実施機関に委託します。 特定保健指導 特定保健指導については、原則として外部委託はしませんが、対象者のニーズに合わせた対応を検討し ます。 ②委託先選定基準と契約方法 事業者への委託は、特定健診等の実施率向上を図るため、利用者の利便性に配慮した検診や保健指導 を実施するなど対象者のニーズを踏まえた対応が必要になります。 一方で、健診データの精度管理や保健指導対象者に対する指導が適切に行われないなど、事業の質が 考慮されない価格競争になることも危惧されるため、質の低下につながらないよう、事業者の選定には慎重 を期します。

(7)事業主健診等他の健診受診者の健診データを、データ保有者から受領する方法

特定健診の対象者が他の健診(事業主健診)を受けた場合の結果については、本人の了解のもとに受領し ます。 本人の了解のもとに事業主を通して得た健診結果データは国保担当課(保健福祉課)において内容を確 認します。必須項目の漏れがあった場合は事業主に連絡します。

8 特定健康診査等の実施における個人情報の保護

特定健康診査等の実施に当たっては、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)及び同法 に基づくガイドライン(「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」(平成 16年12月24日医政発第1224001号・薬食発第1224002号・老発第1224002号厚生労働省医政局長通 知・医薬食品局長通知・老健局長通知)、「健康保険組合等における個人情報の適切な取扱いのためのガイ ドライン」 (平成16年12月27日保発第1227001号厚生労働省保険局長通知)等)等に関する役員・職員の 義務(データの正確性の確保、漏洩防止措置、従業者の監督、委託先の監督)や、只見町個人情報保護条 例等に基づき、個人情報の漏洩防止に細心の注意を払います。 また、特定健診等に従事する職員及び特定健診等の委託先(データ管理を含む)については、業務を遂行 するために知り得た個人情報を他に漏洩することがないよう守秘義務を課します。

(20)

9 特定健康診査等実施計画の公表・周知

(1)広報紙やホームページへの掲載などによる公表や、その他の周知方法

健診・保健指導のあり方とその目的・内容・効果や特定健康診査等実施計画については、町広報紙・町ホー ムページ等で公表し、被保険者及び町民への周知を図ります。

(2)特定健診等を実施する趣旨の普及啓発

40~74歳の方は国民健康保険以外の医療保険に加入している方もいるため、制度開始から健診受診が混 乱しないよう予め全ての健診対象者が加入している各医療保険者からの周知の徹底が必要です。この周知策 は、平成19年度から周知することが望ましいため、町広報紙・町ホームページ等で公表し、被保険者及び町 民への周知を図ります。 また、特定健康診査及び特定保健指導について記載したパンフレットを全戸に配布し、地区集会所で説明 会を実施することにより、趣旨等の普及啓発に努めていきます。

(21)

第4章 特定健康診査等実施計画の評価及び見直し

毎年計画の見直しを行い、その結果において実施内容の見直しが必要な場合には速やかに行います。計 画の評価・見直しは、保健福祉課及び関係機関において定期的に検討を行います。中間年度となる平成22 年度までは国が行う見直しに合わせた検討も行います。これらの検討結果は只見町国民健康保険運営協議 会に報告します。

1 基本的な考え方

特定健診の評価とは「特定健康診査・特定保健指導」の成果について評価を行うことであり、有病率や予備 群の数、生活習慣病関連の医療費推移などです。 その成果が数値データとして現れるのは数年後になることが想定されます。そこで最終評価のみではなく、 健診結果や生活習慣病の改善状況などの短期間で評価ができる事項についても評価を行っていきます。

2 具体的な評価

以下の項目について、具体的な評価を行います。 ①実施体制等 保健指導に従事する職員の体制、予算、施設の状況、他機関との連携体制 ②事業実施内容等 健診受診率、保健指導実施率、保健指導の実施過程及び継続率 ③結果 健診結果の変化、有病者、予備群、死亡率、医療費の推移等

3 評価の実施責任者

個人及び集団に対する保健指導の評価は、保健指導実施者が行います。事業としての保健指導の評価は、 「健診・保健指導」事業を実施する立場にある只見町国民健康保険がその評価を行うものとします。最終評価 である、有病者や予備群の数、生活習慣病の医療費の推移については、健診、保健指導の成果として只見 町国民健康保険が評価を行います。 評価方法としては 1.「個人」を対象とした評価方法 2.「集団」として評価する方法 3.「事業」としての評価方法 の3項目について、それぞれ評価を行うとともに、 事業全般の総合評価を行います。

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4 その他

保険者として、研修の実施等により、特定健康診査や特定保健指導に係る事務に従事する者の知識及び 技能の向上を図るよう努めていきます。 特定健康診査や特定保健指導の記録の保存義務期間は、生涯にわたり自己の健診情報を活用し、自己 の健康づくりに役立てるための支援を行うため、5年間は保管するものとします。 保険者として、被保険者の健康の保持及び増進のため、特定健康診査の結果及び診療報酬明細書等の 情報を活用し、特定保健指導の対象とはならないが、受診の勧奨その他の保健指導を積極的に行う必要があ る者を選定し、これらの者に対する特定保健指導以外の保健指導の実施にも努めます。 特定健康診査の実施の際には、市町村が介護保険法に基づいて、65歳以上の介護保険の1号被保険者 に対して実施する「生活機能評価」や、健康増進法に基づき、引続き市町村事業として実施する「がん検診 等」も、同時に受診できるよう、体制整備を図ります。

参照

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