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平成 30 年度家賃補助付きセーフティネット住宅の募集について 募集戸数平成 30 年度 130 戸募集期間平成 30 年 9 月 11 日 ( 火 )13 時 00 分から先着順で受け付けます 応募戸数が募集戸数である 130 戸に到達した段階で受付は終了します ただし 募集戸数に到達した日に 複

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家賃補助付きセーフティネット住宅制度の概要

平成 30 年9月

横浜市建築局住宅政策課

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平成 30 年度家賃補助付きセーフティネット住宅の募集について

募集戸数 平成 30 年度 130 戸 募集期間 平成 30 年9月 11 日(火)13 時 00 分から 先着順で受け付け ます。 応募戸数が募集戸数である 130 戸に到達した段階で受付は終了します。 ただし、募集戸数に到達した日に、複数の応募があった場合は、抽選により選定を行います。 受付窓口 家賃補助付きセーフティネット住宅補助金事務局 横浜市住宅供給公社 賃貸住宅事業課 TEL 045-451-7755 受付時間 月曜~金曜(祝日・年末年始を除く)、8時 45 分から 17 時 15 分まで 申請様式 申請に必要な様式等については、下記横浜市ホームページからダウンロードしてご利用ください。 横浜市ホームページ: http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/housing/safetynet-jutaku/ 書類の提出先 補助金事務局への書類の提出は、郵送 により下記住所へ送付してください。 問合せ窓口 申請書類の作成等に際して疑問点が生じた場合は補助金事務局までお問い合わせください。 問合せ窓口 家賃補助付きセーフティネット住宅補助金事務局 横浜市住宅供給公社 賃貸住宅事業課 TEL 045-451-7755 受付時間 月曜~金曜(祝日・年末年始を除く)、8時 45 分から 17 時 15 分まで 提出先 〒221-0052 横浜市神奈川区栄町8番地1 ヨコハマポートサイドビル4階 横浜市住宅供給公社 賃貸住宅事業課 家賃補助付きセーフティネット住宅担当

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目次

1 住宅セーフティネット制度について ... 1 ○制度の成立ち ... 1 ○制度概要 ... 1 2 住宅確保要配慮者向け賃貸住宅の登録について ... 2 ○制度概要 ... 2 ○入居を受け入れる住宅確保要配慮者の範囲 ... 2 ○「専用住宅」としての登録 ... 2 ○登録できる住宅の基準 ... 3 ○住宅登録制度イメージ ... 4 ○登録までの流れ ... 4 ○登録窓口 ... 5 3 家賃補助付きセーフティネット住宅について ... 6 制度概要 ... 6 ○目的 ... 6 ○補助の内容 ... 6 ○家賃補助付きセーフティネット住宅の主な要件 ... 6 ○契約家賃の設定 ... 7 ○入居者負担額の最低額とは?... 7 ○入居者負担額の例 ... 8 ○家賃の上限額・家賃補助額計算シートの使い方 ... 9 ○礼金等の禁止 ... 10 ○家賃を変更する場合 ... 10 入居者の要件及び選定方法 ... 11 ○入居者の資格 ... 11 ○選定方法 ... 11 家賃減額補助について ... 12 ○概要 ... 12 ○補助の内容 ... 12 ○入居者負担額 ... 13 ○新たに家賃補助付きセーフティネット住宅とする際の手続き(賃貸人向け) ... 13 ○翌年度も継続して家賃補助付きセーフティネット住宅とする際の手続き ... 19 ○その他 ... 19 家賃債務保証料減額補助について ... 22 ○概要 ... 22 ○家賃債務保証とは ... 22 ○補助の主な要件 ... 22

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○補助金の額 ... 22 ○家賃債務保証料減額補助を受ける際の手続き(家賃債務保証会社向け) ... 23 ○その他 ... 23 事務手続きの流れ ... 24 〇入居者募集前の手続き ... 24 〇入居までの手続き ... 24 〇入居後の手続き ... 25 〇翌年度も継続して家賃補助を受ける際の手続き ... 25 〇収入調査 ... 26 〇退去の手続き ... 26 その他 ... 28 様式記載例 ... 29

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1 住宅セーフティネット制度について

○制度の成立ち

現代社会を取り巻く状況として、高齢者等の住宅確保要配慮者は今後増加する見込みであり、民間 賃貸住宅の賃貸人の中には、こうした住宅確保要配慮者の入居に拒否感を持つ方もいます。 その一方で、民間の空き室等は増加しており、中には利用可能なものが多く存在しています。 このような社会的背景を受け、「住宅の確保が困難な方」と「民間の空き室等」を繋げ、入居者と賃 貸人の双方の課題を解決する目的 で従来の住宅セーフティネット法が改正され、民間賃貸住宅の賃 貸人と、住宅確保要配慮者に対して、より実効的な事業「新たな住宅セーフティネット制度」が始ま りました。

○制度概要

新たな住宅セーフティネット制度は、簡潔に言うと「民間の賃貸住宅(マンションの空き室や戸建 ての空き家など)を活用して入居が困難な住宅確保要配慮者を支援する制度です。」 この制度は、大きく分けて3つの仕組み から成り立っています。 1.住宅確保要配慮者向け賃貸住宅の登録制度(住宅の登録制度 ) 2.登録住宅への家賃や家賃債務保証料の補助(家賃補助付きセーフティネット住宅制度 ) 3.住宅確保要配慮者への居住支援(横浜市居住支援協議会 ) さらに、自治体、不動産関係団体、居住支援団体、民間企業等が連携することで、賃貸人にとって は家を貸しやすく、住宅確保要配慮者にとっては入居をしやすい環境を目指します。 1 2 3

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2 住宅確保要配慮者向け賃貸住宅の登録について

○制度概要

この制度は、横浜市内に存在する民間賃貸住宅の空き室等を、「住宅確保要配慮者を受け入れる住 宅」として、賃貸人が横浜市に登録 いただくことによって、国土交通省が作成・管理している「セー フティネット住宅 情報提供システム」によって、広く周知をする制度です。 住宅の確保に苦慮されている方は、この情報をもとに、住宅を管理している不動産店に問い合わせ を行い、入居をできる住宅を探す仕組みになっています。

○入居を受け入れる住宅確保要配慮者の範囲

住宅確保要配慮者と一言で言っても、対象となる方は様々です。 「高齢者」「障害者」をはじめとして「低額所得者」「外国人」「被災者」等が、国の法律・省令に よって、定められています。 また、都道府県や市区町村で定める「供給促進計画」によって、各自治体で住宅確保要配慮者の対 象を広げることができ、本市では「児童養護施設退所者」を対象者に加えています。 賃貸人には、登録した住宅に受け入れていただく住宅確保要配慮者の範囲を選択していただくこと ができます。 例えば、「高齢者の入居は受け入れる」「低額所得者と外国人は受け入れる」などです。 加えて、入居に際しての条件も付すことも可能です。 「外国人の方の内、一定の日常会話が日本語でできる方なら受け入れる。」 等が挙げられます。 ただし、不当にその範囲を制限することはできません。例えば、「100 歳以上の高齢者のみ入居を 拒まない」などの制限は、制度の趣旨に反するため登録することはできません。 また、賃貸住宅の登録については、「住宅確保要配慮者を受け入れる」という登録なので、一般の 方も入居することが可能です。

○「専用住宅」としての登録

賃貸住宅の登録については、「住宅確保要配慮者を受け入れる」という登録に加えて、「住宅確保 要配慮者のみを受け入れる」という登録があります。 これを 「専用住宅としての登録」と言います。 「高齢者と障害者のみを受け入れる」、「低所得者のみを受け入れる」等の登録をしていただくこと

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○登録できる住宅の基準

・マンションの 空き室1戸単位、または戸建て住宅 などが登録可能です(シェアハウスも登録可 能) ・床面積が原則 25 ㎡以上 ※ 平成 18 年3月 31 日以前に建築確認がなされた住宅は 18 ㎡以上 ※ 台所、収納設備等を共同利用する場合は 18 ㎡以上 ※ シェアハウスの場合は住宅全体が(15×人数+10)㎡以上かつ各専用個室が 9 ㎡以上 ・新耐震基準相当の耐震性を有すること 項目 基準 型別 一般住宅 一般住宅 (共同居住住宅でない) 共同居住型住宅 (シェアハウス) 建物の形態 共同住宅・戸建住宅 共同住宅・戸建て住宅・他 用途からの改造など 設備 規模 設備完備 住戸:25 ㎡以上 (平成 18 年3月 31 日以 前に建築確認がなされた 住宅は 18 ㎡以上) 設備共同利用(寄宿舎) 専用部分:18 ㎡以上 (個室) 専用部分:9 ㎡以上 (個室) 全体:15 ㎡×入居者数 +10 ㎡以上 専用部分 設備 台所、便所、収納設備、 浴室又はシャワー室、 洗面設備 (上記が完備) 便所、洗面設備 (以下の共同利用設備の 基準を満たす場合) 個室内に設置要件なし 共同利用 設備 台所、収納設備 (住棟内に 1 箇所以上) 居間、食堂、台所、 洗濯室又は洗濯場 (住棟内に 1 箇所以上) 浴室又はシャワー室 (5 名に1箇所以上) 便所、洗面設備、 浴室又はシャワー室 (5 名に1箇所以上) ※一般住宅(共同居住型でない)、共同居住型住宅(シェアハウス) :建築基準法等の(寄宿舎への)用途変更手続きが必要となる場合があります。

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○住宅登録制度イメージ

※横浜市が指定する登録窓口に登録手続きをしていただき、 その情報が、国土交通省のホームページに集約されます。

○登録までの流れ

住宅の登録制度については、平成 29 年 10 月 25 日より開始がされていますが、登録の迅速化を図 るために、平成 30 年7月 10 日より、申請の手続きが大幅に簡素化されました。 これにより、申請書や添付書類の削減、システムによる電子申請が可能 になりました。 神奈川県内では、横浜市を含め住宅の登録を、「公益社団法人かながわ住まいまちづくり協会(以 下「まち協」という。)」に委託しています。 住宅の登録については、「住宅セーフティネット住宅情報提供システム」(下記URL)より行うこ とができます。(https://www.safetynet-jutaku.jp/guest/index.php) ① 登録窓口への事前確認 ② 事業者(賃貸人)のアカウント登録 登録に際しての疑問点等、登録基準等について、事前にまち協へ のご相談が可能です。 ・申請に際しては、賃貸人ごとにアカウント登録が必要に なります。 ・事業者情報を入力・登録すると、登録した E メールアド レスにログイン ID・PW 通知メールが送信されます。 ・②で取得した ID・PW を使用し、「事業者向け管理サイト」に て、住宅の情報を入力します。 ・情報の入力、必要書類の添付後、「情報確定(最終確認)」をク リックしてください。

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※登録後、変更の申請も可能です。変更申請をする際にも、事前にまち協への相談が可能です。

○登録窓口

④ 登録情報の公開

公益社団法人かながわ住まいまちづくり協会

【 住 所 】:〒231-0011 横浜市中区大田町 2-22 神奈川県建設会館4F 【受付時間】:月~金曜日(祝日を除く)9時~17 時(12 時~13 時を除く) 【TEL】045-664-6896 【FAX】045-664-9359 ・登録情報に問題がなければ公開されます。 ・登録情報に問題等があった場合には、まち協より 申請の差し戻しの連絡があります。

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3 家賃補助付きセーフティネット住宅について

制度概要

○目的

この制度は、横浜市内に存する 民間賃貸住宅の賃貸人及び家賃債務保証会社に対して、家賃や家 賃債務保証料の減額に要した費用の補助 を行うことにより、セーフティネット住宅の登録の促進を 図り、ひいては住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給を促進し、住生活の安定及び向上を図るこ とを目的としています。

○補助の内容

補助内容 家賃減額補助 家賃債務保証料補助 補助対象 賃貸人 家賃債務保証会社 補助率 国 1/2+市1/2 国 1/2+市1/2 補助額 契約家賃と入居者負担額との差額を補助 (上限4万円/月) 家賃債務保証料の全額を補助 (上限6万円、初回のみ) 予算 平成 30 年度は 130 戸分を想定 平成 30 年度は 130 戸分を想定 補助期間 住宅確保要配慮者専用の登録住宅として管理を開始してから最長 10 年間 (ただし、同一住宅への補助総額が国費で 240 万円を超えない場合は最長 20 年間) ※転居費用や敷金等の補助はありません。

○家賃補助付きセーフティネット住宅の主な要件

・横浜市内に存する住宅確保要配慮者専用賃貸住宅 であること ※詳細は「○「専用住宅」としての登録(P2)」をご覧ください。 ・住宅確保要配慮者専用賃貸住宅として管理を開始してから 10 年(ただし、家賃減額補助の総額が 限度額の 10 年間分を超えない場合は 20 年)以内のもの ※詳細は「○補助の内容(P12)」をご覧ください。 ・補助金申請をする時点で空き室であること(既に入居者がいる住宅には補助できません。) ・契約家賃の額が、入居者負担額の最低額に4万円を加えた金額を上限とするものであり、 かつ近傍同種の住宅の家賃の額と均衡を失しない水準以下であること(詳しくは次頁参照) ・賃貸借契約の形態は、普通建物賃貸借契約若しくは高齢者の居住の安定確保に関する法律第 54 条

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○契約家賃の設定

入居者負担額の最低額に、4万円 を加えた金額を上限とするものであ り、かつ 近傍同種の住宅の家賃の額 と均衡を失しない水準以下となるよ うに設定する必要があります。

○入居者負担額の最低額とは?

入居世帯の所得区分が第1区分(10 万4千円以下)である場合における入居者負担額のことです。 入居者負担額の考え方 公営住宅法に基づき、以下の方法で算出されます。 入居者負担額 家賃算定基礎額 入居者の収入に応じて設定される額 ※表1を参照 × (第 1 区分の場合は 34,400 円) 市町村立地係数 横浜市は1.20 × 規模係数 住宅の専有面積を 65 ㎡で割った数値 × 共同居住型賃貸住宅(シェアハウス)の場合は※1参照。 経過年数係数 建設後の経過年数に応じて算出 非木造の場合:1-0.001 ×経過年数 × 木造の場合:1-0.0051×経過年数 利便性係数 横浜市が、当該家賃補助付きセーフティネット住宅の存する区域、 周辺の地域の状況、設備などを勘案して、1.3~0.5 の範囲で設定。 入居世帯の所得区分 家賃算定基礎額 第1区分 104,000 円以下 34,400 円 第2区分 104,001 円以上 123,000 円以下 39,700 円 第3区分 123,001 円以上 139,000 円以下 45,400 円 第4区分 139,001 円以上 158,000 円以下 51,200 円 = 表1 ※1 シェアハウスの場合の専有面積の考え方(101 号室の場合) 101 号室分の専有面積(A)に共用部分の面積を按分して加えた面積を専有面積とする。 B+A=B+D×(B÷C)㎡ A B 101 102 103 104 C=101~104 号室の 専有部分の面積合計 D=共用部分の面積

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○入居者負担額の例

立地・築年数等にもよりますが、例えば入居世帯の所得区分が第1区分の場合は、単身者向けの1 Kタイプ(20 ㎡程度)の住戸ですと1万円台前半、ファミリー向けの2DKタイプ(40 ㎡程度)で すと2万円台前半が目安 となります。ですので、家賃の上限額はそれぞれ、5万円台前半、6万円台 前半が目安となります。 【例 算出計算式(単身者向けタイプ(1K))】 家賃算定基礎額×市町村立地係数×規模係数(面積)×経過年数係数(築年数)×利便性係数 =34,400 円/月 × 1.2 × (20/65) × 0.98 × 1.00 =12,400 円/月 【例 算出計算式(ファミリー向けタイプ(2DK))】 家賃算定基礎額×市町村立地係数×規模係数(面積)×経過年数係数(築年数)×利便性係数 =34,400 円/月 × 1.2 × (40/65) × 0.847 × 1.00 =21,500 円/月 床面積 築年数 構造 市営住宅家賃相当額 単身者向け タイプ(1K) 20 ㎡ 築 20 年 非木造 第1区分 104,000 円以下

12,400 円/月

第2区分 104,001 円以上/ 123,000 円以下

14,300 円/月

第3区分 123,001 円以上/ 139,000 円以下

16,400 円/月

第4区分 139,001 円以上/ 158,000 円以下

18,500 円/月

ファミリー向け タイプ(2DK) 40 ㎡ 築 30 年 木造 第1区分 104,000 円以下

21,500 円/月

第2区分 104,001 円以上/ 123,000 円以下

24,800 円/月

第3区分 123,001 円以上/ 139,000 円以下

28,300 円/月

第4区分 139,001 円以上/

32,000 円/月

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○家賃の上限額・家賃補助額計算シートの使い方

上記計算シートに必要な項目を記入することで、応募を検討している住宅について 家賃の上限額 を簡単に計算できます 。計算シートは横浜市ホームページからダウンロードできます。 横浜市ホームページ: http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/housing/safetynet-jutaku/ ○記入項目 ア 物件情報 物件名、住所、部屋番号、立地を入力します。 イ 住戸の専有面積 各階平面図等から専有面積を算出し、入力します。 ウ 築年月、木造・非木造 建物登記簿に記載されている内容を入力します。 エ 土地面積、固定資産税評価額(土地) 固定資産課税台帳登録事項証明(評価証明)の内容を入力します。 オ 設定家賃を入力します。 計算結果が自動で算出されます。 ア イ ウ オ エ

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○上限額を超えてしまった場合 ・設定家賃が家賃の上限額(入居者負担額の最低額+4万円)を超えてしまった場合は、補助の対 象外となってしまうため、家賃の上限額より下回るように設定家賃を変更する必要 があります。

○礼金等の禁止

・賃貸人が入居者から受領することができるのは、 ①家賃、②共益費、③敷金(家賃の3か月分を超えない額)のみです。 ・入居者の負担を軽減するため、入居者から礼金、権利金、更新料、更新手数料等の金銭を受領する ことはできません 。 ・不動産会社の仲介手数料や保険料等は受領することができます 。

○家賃を変更する場合

変更後の家賃も適正な水準であるかどうかを確認するため、市と家賃変更の協議が必要となります。

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入居者の要件及び選定方法

○入居者の資格

家賃補助付きセーフティネット住宅の入居者は下記(1)~(8)の要件をすべて満たす必要があります。 (1) 入居世帯の月収額が 15 万8千円以下 であること ※入居世帯の月収額とは?(公営住宅法施行令第1条第3号に準ずる) =(入居する方全員の所得金額合計―所得税法上定められた各種控除合計)÷12 ※入居世帯の月収額の算定は、原則として前年度の所得により行う ものとします。 ただし、同居親族の増加等により入居世帯の月収額が 15 万8千円となる場合には、この限りで はありません。 (2) 住宅扶助(生活保護法)や住居確保給付金(生活困窮者自立支援法)を受給していない こと (3) 入居する者のいずれかが、申込み時点で 横浜市内に在住あるいは在勤 していること (4) 持ち家がない こと (5) 入居しようとする者が暴力団員でないこと (6) 自ら居住するため住宅を必要とする者であること (7) 住民税の滞納がないこと又は住民税を特別徴収により納付していること (8) 住民基本台帳に掲載された者であること

○選定方法

入居者募集:原則として公募すること。 例)「セーフティネット住宅情報提供システム」等のホームページへの掲載 店頭での案内掲示 等 入居者選定:抽選その他公正な方法 例)先着順 等 家賃補助付きセーフティネット住宅として交付決定を受けた住宅の一覧は、横浜市のホームページ に掲載 され、随時更新されます。入居希望者は、この一覧から家賃補助付きセーフティネット住宅を 探し、不動産管理会社等に直接申し込み ます(補助金事務局や建築局住宅政策課、区役所等での申 し込みの受付は行いません)。 入居世帯の月収額 158,000 円の年収相当額の目安 単身者 2人世帯 3人世帯 年金所得 約 310 万円 約 353 万円 約 404 万円 給与所得 約 297 万円 約 351 万円 約 400 万円 事業所得 約 190 万円 約 228 万円 約 266 万円

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家賃減額補助について

○概要

賃貸人は、契約家賃と入居者負担額との差額(月額4万円を上限とします。)について、予算の範 囲内において、国及び横浜市による補助を受けることができます。 入居者に対する補助金ではなく、家賃を減額する賃貸人への補助金ですので、補助金の申請等の手 続きは賃貸人が横浜市長に対して行う こととなります。

○補助の内容

家賃減額補助の額 は以下のとおりです。 家賃減額補助額=(契約家賃―入居者負担額)×管理月数※ ※管理月数:月の途中に入退去が発生した場合は日割り計算となります。 また、以下のいずれかに該当する場合は、その該当期間を管理月数から控除します。 ア 入居者がいない住宅 イ 入居世帯の月収額が 15 万8千円を超える住宅 ウ 入居する者が入居資格を満たしていない住宅 (途中で生活保護の住宅扶助を受けている期間がある場合など) 補助期間 は原則として 10 年間です。 ただし、家賃減額補助の総額が限度額である 10 年分(4万円/月×12 か月×10 年=480 万円)を 超えない場合は、最長 20 年まで補助することが可能です。 (10~20 年の間で補助総額が 480 万円に達した時点で終了 )

入居者B

4万円×36か月 3万円×36か月 4万円

×

57か月

3年

6年

10 年

空家期間

11

144 万円

108 万円

228 万円

20 年

例)

入居者A

最初の補助開始から 140 か月後 (11 年と8か月後)に補助総額が 480 万円に達して補助終了

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○入居者負担額

入居者負担額とは、家賃補助付きセーフティネット住宅の賃貸人に市から補助金が交付された際に 「入居者が実際に支払う家賃」のことです。(詳しくは「○入居者負担額の最低額とは?(P7)」参照) 入居者負担額 = 家賃算定基礎額 × 市町村立地係数 × 規模係数 × 経過年数係数 × 利便性係数 入居者負担額は入居世帯の月収額に応じて変動しますが、それに合わせて補助金の額も上限4万円 の範囲で変動するため、賃貸人は本来の家賃を確保することができます。

○新たに家賃補助付きセーフティネット住宅とする際の手続き(賃貸人向け)

《入居者募集前》

1 住宅確保要配慮者専用賃貸住宅として登録 登録については、登録窓口(公益社団法人かながわ住まいまちづくり協会)で受け付けています が、国ホームページからの電子申請により行うことができます ので、来訪・郵送は不要です。 なお、詳しくは「住宅確保要配慮者向け賃貸住宅の登録について(P2)」をご覧ください。 国ホームページ(セーフティネット住宅情報提供システム) https://www.safetynet-jutaku.jp/

公益社団法人かながわ住まいまちづくり協会

【 住 所 】:〒231-0011 横浜市中区大田町 2-22 神奈川県建設会館4F 【受付時間】:月~金曜日(祝日を除く)9時~17 時(12 時~13 時を除く) 【TEL】045-664-6896 【FAX】045-664-9359

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2 交付申請 家賃減額補助金交付 申請書及び必要添付書類を補助金事務局に提出 します。 ※交付申請額は、補助上限の 4万円に申請日から同年度末までの期間をかけた額 となります。 申請をする時点で 当該住宅に入居者がいないことが条件 となります。 必要書類は以下の表のとおりです。 No 必要書類 備考 1 家賃減額補助金交付申請書 (兼委任状)(第3号様式) 横浜市ホームページから様式をダウンロードして作成しま す。 2 賃貸借契約書のひな型 下記の事項を契約の内容としてください。 (1) 入居者が不正な行為によって入居したとき又は入居者 若しくは同居者が暴力団員(暴力団員による不当な行為 の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号。以下「暴 対法」という。)第2条第6号に規定する暴力団員をい う。次号及び第5条において同じ。)であることが判明 したときは、当該経済的支援住宅に係る賃貸借契約の解 除をすること (2) 入居者は、経済的支援住宅を他の者に貸し、又はその 入居の権利を他の者に譲渡してはならないこと。 (3) 入居者は、経済的支援住宅の入居の際に同居した者以 外の者を同居させようとするときは、賃貸人に通知しな ければならないこと。 (4) 前号の新たに同居しようとする者は、市長が通知する 入居資格確認通知書が交付された後、同居を開始するこ とができること (5) 入居者が退去する際に、引き続き同居者が入居しよう とするときは、賃貸人に通知しなければならないこと。 (6) 横浜市から家賃減額補助金が交付される場合、家賃の 額から当該家賃減額補助金の額を控除した額を入居者 負担額とすること。 3 近傍同種家賃報告書 第3号様式別紙 それぞれの不動産会社で使用してい る契約書に特約などの形で記載して いただくことを想定しています。 詳細は次ページをご覧ください。

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4 申請する住宅が属する階の 各階平面図 以下の事項を表示してください。 ①縮尺、方位 ②間取り ③各室の用途 ④部屋番号 ⑤申請する住戸の専有面積 ⑥専用の設備 ※共同住宅の一部の住戸を登録しようとする場合は、該当 の住戸が分かるように明示すること。 ※共同居住型賃貸住宅(シェアハウス)の場合は、上記に 加え、申請する住戸以外も含むすべての住戸の各専用部 分の床面積(収納の面積を含む。収納以外の設備が備え られている場合は、当該設備の床面積を除く。)、共同利 用部分の面積及び共用の設備を表示すること。 5 登記簿謄本(建物)等 原本を提出してください(写しは不可)。 マスターリース契約書 ※申請者が住宅の所有者でない場合は「登記簿謄本(建物) 等」と併せて提出してください。 6 申請者の登記事項証明書及び 定款 ※申請者が法人の場合 申請者の住民票の写し ※申請者が個人の場合 7 固定資産税課税台帳登録事項 証明(評価証明) 直近のもので、 原本を提出してください(写しは不可)。 8 家賃の上限額・家賃補助額計 算シート 横浜市ホームページから様式をダウンロードして作成しま す。 ○賃貸借契約書のひな型 賃貸借契約書については、各不動産会社で通常使用している賃貸借契約書のひな型に、下記の「特 約のひな型」をそのまま追記していただくか、必要に応じて、内容を修正して追記していただくこと を想定 しています。 下記の「特約のひな型」は横浜市ホームページから編集可能なデータ(Microsoft Word データ)を ダウンロードできます。 横浜市ホームページ: http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/housing/safetynet-jutaku/

賃貸借契約に追記する特約のひな型

貸主:甲 借主:乙 頭書(○)特記 本件建物は、制度要綱に基づき、横浜市から経済的支援を受ける住宅(以下「経済的支援住宅」 という。)として交付決定を受けた住宅であり、実施要綱第3条第1項第2号に規定された住宅確

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保要配慮者専用賃貸住宅として管理を開始してから 10 年(家賃に係る補助の総額が限度額の 10 年 分を超えない場合にあっては、20 年以内)を経過した時まで横浜市から甲に対して経済的支援を 受けることができる。 (特約事項) 第○条 第○条までの規定以外に、本契約の特約については、下記のとおりとする。 1 甲は、乙が不正な行為によって入居したとき又は乙若しくは同居者が暴力団員(暴力団員によ る不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号。以下「暴対法」という。)第2条第 6号に規定する暴力団員をいう。次号及び第5条において同じ。)であることが判明したときは、 本契約を解除することができる。 2 乙は、本物件を他の者に貸し、又はその入居の権利を他の者に譲渡してはならない。 3 乙は、本物件の入居の際に同居した者以外の者を同居させようとするときは、甲に通知しなけ ればならない。 4 前項の新たに同居しようとする者は、横浜市が甲に横浜市住宅セーフティネット経済的支援住 宅制度要綱(平成 30 年9月 11 日建住政第 1202 号、以下「制度要綱」という。)に規定された 入居資格確認通知書(第3号様式)を交付した後に同居を開始しなければならない。 5 乙が退去する際に、引き続き同居者が入居しようとするときは、甲に通知しなければならない。 6 横浜市住宅セーフティネット経済的支援住宅家賃減額補助実施要領(平成 30 年9月 11 日建 住政第 1202 号、以下「実施要領」という。)に基づき補助金が甲に交付される場合においては、 第○条の規定に関わらず、乙が甲に支払うべき額は頭書(○)に記載する家賃の額から当該補助 金の額を控除した額とする。 7 第6項の補助金の額は頭書(○)に記載する家賃の額から制度要綱第9条第5項に基づき横浜 市から甲に通知される入居世帯の所得区分に応じて実施要領第3条第3項に基づき算出した入居 者負担額を差引いて得た額に、管理月数を乗じて得た額とする。 8 甲は制度要綱第9条第5項に基づき横浜市から甲に通知があったときは、速やかに乙に補助金 の額を通知するものとする。 9 甲が制度要綱及び実施要領に規定する補助の申請手続を怠り、又は適正に行われずに補助金が 交付されないこととなった場合には、第○条の規定に関わらず、乙は、頭書(○)に記載する家 賃の額から、甲が当該申請手続を怠らず又は適正に行っていたならば交付されるべき補助金の額 を差引いた額を甲に支払えば足りる。ただし、乙の責に帰すべき理由がある場合においては、こ の限りではない。 10 乙は、横浜市が定める収入を証する証明書等を、甲に入居時及び毎年1回(6月)提出しなけ ればならない。 11 乙は頭書(○)に記載する契約期間始期から○日以内に世帯全員の続柄の入った住民票の写し

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・第1項から第6項の規定については、制度要綱に規定されているため、必ず同等の内容を賃貸借 契約書に盛り込んでいただく必要があります。 ・頭書(○)特記及び第7項から第 12 項の規定については、制度要綱には規定されていませんが、 賃貸人と入居者との間のトラブル防止の観点から、同等の内容を賃貸借契約書に盛り込んでいた だくのが望ましいものです。 ・第 11 項の「○日以内」については、制度要綱上規定されている賃貸人から補助金事務局への提 出が、入居者が入居した日から 30 日以内とされていることを考慮し、適切な期限を設定してく ださい。 ○交付決定 書類内容の審査を行い、家賃減額補助金交付決定通知書が補助金事務局から送付されます。 ○横浜市ホームページへの掲載 交付決定を受けた物件については、横浜市ホームページに物件の一覧が掲載され、各物件ごとに不動 産会社等の問合せ先が掲載されます。 横浜市ホームページ: http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/housing/safetynet-jutaku/ 3 交付決定後、入居者の募集 入居者の募集については、各賃貸人が行い、通常の民間賃貸住宅と同様 に、物件の内覧、家賃債務 保証会社による審査等を実施します。

《入居までの手続き》

4 入居者資格の確認申請 (賃貸借契約を締結する前までに行ってください。) (1) 入居予定者から以下の証明書等を提出してもらいます。 ①当該住宅に入居後、同一の世帯に属する者に係る住民票の写し ②住民税課税証明書(所得金額の内訳及び控除の内訳が記載されているもの) ※転職や休職等により、住民税課税証明書と源泉徴収票の額が一致しない入居予定者の場合 は、住民税課税証明書以外にも提出していただく書類がありますので、事前に補助金事務 局までご相談をお願いします。 ③収入計算書([要綱]第1号様式) ④持ち家がないことを証明できる書類 例)入居予定者が現在居住している賃貸住宅の賃貸借契約書のコピー等 ⑤納税証明書 ⑥誓約書兼同意書 等

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(2) 入居者資格確認申請書([要綱]第2号様式)を作成し、上記の証明書等を添付して補助金事 務局に提出します。 (3) 入居者資格確認通知書が補助金事務局から送付されます。 ○福祉の案内チラシの送付 入居者資格確認通知書を賃貸人に送付するのと同時に、補助金事務局から入居希望者に対して、 横浜市の各区役所に設置している 福祉窓口についての案内チラシを送付 します。 5 賃貸借契約 入居者資格確認通知書が交付された後、交付申請時に添付した賃貸借契約書のひな型の内容で、 当該入居者と賃貸借契約を締結します。

《入居後の手続き》

6 入居届(入居後1回のみ提出) 転入後に住民票を新住所に移していただき、入居者から賃貸人に対して転入後の住民票の写しを 提出してもらいます。 提出された住民票の写しを、入居した日から 30 日以内に 、入居届([要綱]第6号様式)及び賃 貸借契約書の写しに添えて補助金事務局へ提出します。 7 実績報告(四半期ごとに提出) 家賃減額に要した費用の実績について、毎会計年度の各四半期の末日(6月、9月、12 月、3 月)の1か月後の日 又は 当該会計年度の末日のいずれか早い日までに、補助金事務局に実績報告 書を提出します。 報告期間 報告時期 4・5・6月分 7月末 7・8・9月分 10 月末 10・11・12 月分 1月末 1・2・3月分 3月末 なお、各四半期の間、入居者が一人もいなかった住宅についても、実績報告は行っていただきます。 実績報告を受け、補助金の額の確定通知書が補助金事務局から送付されます。 8 請求及び補助金の支払い 請求は補助金事務局に委任 するものとします。 委任については、「2 交付申請」の際に併せて行います。 第4四半期(1~3月)分については 会計年度の関係で3月末までに 報告する必要があります。

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《退去時の手続き》

9 退去届 入居者から家賃補助付きセーフティネット住宅を退去する旨の報告があった場合には、補助金事 務局に退去届([要綱]第7号様式)を提出してください。 10 入居者が退去した場合の対応 ①継続して家賃減額補助を受けたい場合 再度入居者を募集し、入居者が資格を満たしている場合には、「4 入居者資格の確認申請」以 降の 手続きを実施したうえで、継続して家賃減額補助を受けることが可能 です。 ②家賃補助付きセーフティネット住宅をやめる場合 賃貸人は、入居者が退去した場合や家賃減額補助の対象外の方が入居した場合には、家賃減額補 助金交付決定取消申請書([家賃]第 11 号様式)を補助金事務局に提出することにより、交付決定 を取り下げることができます。 ※交付決定を取り消した後、住宅確保要配慮者以外の者に賃貸する場合は、住宅確保要配慮者専用 賃貸住宅としての登録を解除する必要があります 。登録の際と同様に国ホームページ(セーフ ティネット住宅情報提供システム):http://www.safetynet-jutaku.jp/から手続きが可能です。

○翌年度も継続して家賃補助付きセーフティネット住宅とする際の手続き

今年度に「2 交付申請」の交付決定をすでに受けた住宅で、来年度も引き続き「家賃補助付きセー フティネット住宅」として、家賃減額補助を受けたい場合は、翌年度の補助金について家賃減額補助 金交付申請書([家賃]第3号様式)を、補助金事務局に提出 してください。「2 交付申請」の手続 きと異なり、申請書以外の添付書類は不要 です。 具体的な提出方法等については、該当する方に別途ご連絡します。 ※この場合の交付申請額は、補助上限の4万円に4月1日から3月 31 日までの期間をかけた金額と します。

○その他

収入調査 毎年度、入居者から前年度の収入を証明する書類その他必要書類を提出してもらうことにより入居 世帯の月収額を調査し、入居世帯の所得区分を定めます。 ・6月頃、前年の所得に関する住民税課税証明書が発行されます。 ・以下の必要書類を入居者から提出してもらいます。 ○必要書類 ①当該住宅に入居後、同一の世帯に属する者に係る住民票の写し ②住民税課税証明書(所得金額の内訳及び控除の内訳が記載されているもの) ③収入計算書([要綱]第1号様式)

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○手続き ・6月末までに必要書類を賃貸人から補助金事務局に提出 します。 ・提出された書類をもとに、市長が入居世帯の所得区分を確認し補助金事務局から賃貸人に送付します。 ・その入居世帯の所得区分に応じて 10 月以降の家賃減額補助の額が決定されますので、賃貸人側で 10 月以降の家賃引き落とし額の変更等の対応を行います 。 ・第 3 四半期(10~12 月)分の実績報告から新しい家賃減額補助の額により報告 を行います。 ・収入調査によって入居世帯の所得が 15 万8千円を超えていることが判明した場合は、当該入居者 の家賃減額補助は打ち切りとなりますが、本来の家賃額で引き続き入居することは可能です。 交付決定の取り消し及び返還 家賃補助付きセーフティネット住宅の賃貸人が次の各号のいずれかに該当するときは、家賃減額補 助金交付決定取消通知書([家賃]第 12 号様式)により家賃減額補助金の交付決定の全部又は一部を 取り消すことができます。 (1) 偽りその他不正の手段により、この補助金の交付決定を受けたとき (2) 要綱及びこれに関連する要領等に違反したとき (3) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団又は第2条第6 号に規定する暴力団員であることが判明したとき (4) 交付決定を受けた後1年間入居者がおらず、かつ当該年度の交付決定した住宅の戸数が予算の上 限に達している場合において、市長が必要と認める場合 は、交付決定を取り消す場合があります。 なお、交付決定が取り消された場合で、当該取消しに係る家賃減額補助金が既に賃貸人に支払わ れているときは、市長は当該取消しに係る家賃減額補助金について、期限を定めて、その全部又は 一部の返還を求めることができます。 名義承継 以下のような場合は、現に同居している者が名義を承継することができます。 ・契約者が死亡した場合 ・離婚や離縁により契約者が住宅を退去した場合 ・契約者が失踪、拘禁、疾病等による長期不在の場合 ・契約者が行為能力を喪失した場合 等 その場合、入居者から以下のものを提出してもらいます。 ①契約者・名義を承継しようとする者の住民票の写し ②名義を承継しようとする者の住民税課税証明書(扶養控除の内訳が記載されているもの) 提出された書類を添えて、名義承継届([要綱]第4号様式)を補助金事務局に提出してください。

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世帯員変更届 出産や死亡、転出などによって入居世帯の構成員に変更があり、増減が生じた場合や、氏名変更等 の変更が生じた場合は、世帯員変更の届け出が必要となります。 ・入居者から、住民票の写しその他変更事項を証明する書類を提出してもらいます。 ・提出された書類を添えて、世帯員変更届([要綱]第5号様式)を補助金事務局に提出してください。 新たに同居する者の入居資格確認 現に入居している者以外の者を新たに同居させると、その者が同居することによって入居世帯の所 得が変わってきます。よって、引き続き家賃減額補助の対象となるかどうかを確認するため、改めて 入居資格の確認をする必要 があります。 入居資格確認の申請方法は、「4 入居者資格の確認申請(P17)」と同じです。

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家賃債務保証料減額補助について

○概要

家賃補助付きセーフティネット住宅の家賃債務保証を行う家賃債務保証会社は、入居者の入居時に 生じた家賃債務保証料について、予算の範囲内において国及び横浜市による補助を受けることができ ます。 入居者に対する補助金ではなく、家賃債務保証料を減額する家賃債務保証会社への補助金ですので、 補助金の申請等の手続きは家賃債務保証会社が横浜市長に対して行う こととなります。

○家賃債務保証とは

家賃債務保証とは、賃貸住宅に入居する際に、連帯保証人が確保できない方が、家賃債務保証会社 に家賃債務保証料を支払うことで連帯保証人の代わりとする仕組み です。 敷金とは異なり、転居の際も返金されません。

○補助の主な要件

・家賃減額補助金の交付決定を受けている こと 家賃債務保証料補助のみを受ける場合も、家賃減額補助金の交付決定を受けている必要があります。 ・家賃債務保証事業者及び賃貸人が、入居者に 保証人を求めないこと (当該家賃債務保証料の減額 を行う者を除く。) ・家賃債務保証料の額が適正な水準であること ・家賃債務保証を行う者が以下のアまたはイに該当する者であること ア 住宅セーフティネット法第 20 条第2項に規定する家賃債務保証業者 家賃債務の保証を適切かつ確実に実施することができる者として国土交通大臣の登録を受けて いる業者で、下記国ホームページから確認できます。 国ホームページ: http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr7_000028.html イ 住宅セーフティネット法第 40 条に規定する住宅確保要配慮者居住支援法人 ・入居者が入居者の資格をすべて満たしていること(「○入居者の資格(P11)」参照)

○補助金の額

入居時に生じた家賃債務保証料の額(上限6万円、初回の保証料のみ)を補助します。 入居後の家賃債務保証契約の更新料等は補助の対象にはなりません。

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○家賃債務保証料減額補助を受ける際の手続き(家賃債務保証会社向け)

1 交付申請及び実績報告 家賃債務保証会社が家賃債務保証料を減額した額について、各月の入居者分をまとめて補助金事務 局に提出 します。 (例:11 月に同一の家賃債務保証会社で 10 人が本制度の補助を受けた場合は 10 人分をまとめて 12 月末までに申請します) ○提出時期 毎会計年度の各月の末日の1か月後又は当該会計年度の末日のいずれか早い日まで (当月分を翌月末までに申請、ただし 3 月分については 3 月末までに申請 ) ○提出書類 (1) 家賃債務保証料減額補助金交付申請書兼実績報告書([債務保証] 第1号様式)(1部のみ) (2) 家賃債務保証料減額補助金交付申請明細書([債務保証] 第1号様式別紙)(1部のみ) (3) 賃貸借契約書の写し(各入居者分) (4) 家賃債務保証契約書の写しその他保証料の金額を証明する書類(各入居者分) 申請内容を審査したのち、家賃債務保証料減額補助金交付決定通知書兼額確定通知書(債務保証 第 2号様式)が補助金事務局から送付されます。 2 請求及び補助金の支払い 請求は横浜市が委託する補助金事務局に委任 するものとします。 「家賃債務保証料減額補助金交付申請書兼実績報告書」を提出する際に同様式に委任についても記 載します。 支払いについては、市が補助金事務局に対して1か月ごとに対象の住宅すべての分をまとめて支払 い、その後、補助金事務局から各家賃債務保証会社へ補助金が支払われます 。

○その他

交付決定の取り消し及び返還 交付決定を受けた家賃債務保証を行う者が次の各号のいずれかに該当するときは、家賃債務保証料 減額補助金交付決定取消通知書([債務保証]第6号様式)により家賃債務保証料減額補助金の交付決 定の全部又は一部を取り消すことができます。 (1) 偽りその他不正の手段により、この補助金の交付決定を受けたとき (2) 要綱及びこれに関連する要領等に違反したとき (3) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団又は第2条第 6号に規定する暴力団員であることが判明したとき 交付決定が取り消された場合で、当該取消しに係る家賃債務保証料減額補助金が既に家賃債務保証 会社に支払われているときは、市長は、当該取消しに係る家賃債務保証料減額補助金について、期限 を定めて、その全部又は一部の返還を求めることができます。

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事務手続きの流れ

《賃貸人・不動産管理会社が行う手続き》

〇入居者募集前の手続き

〇入居までの手続き

問合せ・ 事前相談 お問い合わせや事前のご相談は随時受け付けています。 (横浜市住宅供給公社 TEL:045-451-7755) 住宅確保要配慮 者専用賃貸住宅 として登録申請 登録は「セーフティネット住宅情報システム」から電子申請か、 登録窓口(公益社団法人かながわ住まいまちづくり協会)へ。 (2 ページ参照) 交付申請 交付申請書と必要添付書類を補助金事務局に提出します。 (14 ページ参照) 交付決定通知 受領 入居者の公募 入居資格の 確認申請 入居者から必要な証明書等を提出してもらい、 入居資格確認申請書を補助金事務局に提出します。 (17 ページ参照) 入居資格確認 通知受領

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〇入居後の手続き

〇翌年度も継続して家賃補助を受ける際の手続き

入居 入居届 入居後 30 日以内に、入居者から提出された住民票の写しと、 入居届、賃貸借契約書の写しを補助金事務局に提出します。 (18 ページ参照) 実績報告 四半期ごとに実績報告書を補助金事務局に提出します。 (18 ページ参照) 補助金額確定通知 受領 請求・支払い 請求は補助金事務局に委任するものとし、 補助金は四半期ごとに補助金事務局から支払われます。 (18 ページ参照) 交付申請 毎年度3月末までに翌年度の補助金について申請します。 交付申請書を補助金事務局に提出してください。 (19 ページ参照)

(30)

〇収入調査

〇退去の手続き

課税証明書等を 提出してもらう 毎年度6月頃に収入調査を行います。 入居者から課税証明書を提出してもらい、補助金事務局に提出します。 (19 ページ参照) 退去報告 退去届を補助金事務局に提出します。(19 ページ参照) 入居者の公募 入居者が資格を満たしている場合には、 継続して家賃減額補助を受けることが可能です。 交付決定の 取消し 交付決定取消申請書を補助金事務局に提出します。 (19 ページ参照) 入居 住宅確保要配慮 者専用賃貸住宅 の登録を解除 継続して家賃減額補助を受けたい場合 家賃補助付きセーフティネット住宅をやめる場合 補助金は受けないが、住宅確保要配慮者を入居させる場合 住宅確保要配慮者以外の人に賃貸する場合

(31)

《家賃債務保証会社が行う手続き》 問合せ・相談 お問い合わせや相談は随時受け付けています。 (横浜市住宅供給公社 TEL:045-451-7755) 交付申請 実績報告 1か月ごとに交付申請書兼実績報告書と必要書類を 補助金事務局に提出します。 (23 ページ参照) 請求・支払い 請求は補助金事務局に委任するものとし、 補助金は1か月ごとに補助金事務局から支払われます。 (23 ページ参照)

(32)

その他

検査、報告及び是正命令 市長は、必要があるときは賃貸人や家賃債務保証会社に対し、検査を行い、報告を求める場合があ ります。その検査や報告によって、補助金が適切に執行されていないと認められた場合は、期日を定 めて是正の措置を命ずる場合があります。 個人情報の保護 賃貸人や家賃債務保証会社は、個人情報の保護の重要性を認識し、保有する個人情報については、 適正かつ安全な取り扱いをしなければなりません。当業務を実施するうえで知り得た個人情報につい ては、業務が終了した後も含めて、他に漏らしたり、不当な目的に使用したりしてはいけません。 個人情報保護法では、中小企業や自治会、それに、マンションの管理組合など、個人情報を扱うす べての企業や団体にも情報管理の徹底が義務付けられています。 なお、横浜市の個人情報保護制度については、次のホームページを御参照ください。 <横浜市の個人情報保護制度> http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/shiminjoho/kojin/ <事業者が守ることは?> http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/shiminjoho/kojin/jigyosya.html <事業者向けチラシ> http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/shiminjoho/kojin/chirashi-4.pdf

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様式記載例

[要綱]

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(35)
(36)
(37)
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(39)
(40)
(41)
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(43)
(44)
(45)
(46)
(47)
(48)
(49)
(50)
(51)
(52)

横浜市 建築局 住宅政策課

〒231-0012 横浜市中区相生町 3 丁目 56 番 1 号

JNビル4階

電話 045-671-4121

FAX 045-641-2756

参照

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