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大韓民国の伝統文化「医食同源」に触れる

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Academic year: 2021

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大韓民国の伝統文化「医食同源」に

触れる(・・1・年12月) ・・1・m・7

北陸大学未来創造学部教授

長谷川孝徳

 大韓民国の南西部(朝鮮半島南西部)に位置する全羅北道の道庁所在地全州市は、三国時代の後百済 の都として栄えた古都である。「食は全州にあり」という言葉があるように、韓国の食文化を研究する ためには何度も足を運ばなければならない地である。  その全州には韓国の伝統文化を保存する地区が設けられている。日本の重要伝統的建造物群保存 地区のようなものであるが、「全州韓屋村(マウル)」がそれである。ここには800棟を越す伝統韓国式 家屋(韓屋)をはじめ、全州伝統文化センター全州韓屋生活体験館、全州伝統酒博物館、全州伝統韓 紙院、全州工芸品展示館などのほか、周辺には慶基殿、豊南門、悟木台郷校などの文化史跡があるな ど、歴史と文化に包まれた国内最大の韓屋密集地域である。  かつて国立全州博物館に勤務していた時の下宿のご主人は、全州基督教病院の漢方医師であった。 風邪をひき、熱が出た時に作っていただいたものは、人参、蜂蜜、にんにく、レモン、ナツメなどが 入った薬茶であった。その晩、大量の汗をかき、着替えを何度かして、朝には熱も下がりすっかり良 くなっていた。また、奥さんは結婚式料理の先生ということで、伝統的な料理を作っていただいた。 ナツメ、クコの実などが入った漢方菓子などもあり、「医食同源」を体感したものである。  その漢方に関わる全州漢方文化センターが全州韓屋村にある。センターには漢方文化館と東医四象 館があり、前者は韓国唯一の漢方医学博物館である。漢方薬学とそれに関する内容を韓国伝統の生活 文化とともに展示している。また、韓医学原理などを学び、漢方薬製造を体験するプログラムや健康 年齢測定など、漢方医学的診断体験を通して、自分の健康を確認することもできるなど、楽しく学び 体験することができる施設である。一方、後者は哀しみ、怒り、喜び、楽しさの感情の変化が肺・脾・ 9         、,淫  肝・腎など臓器に影響する個々の体質を明らかにした四象体質 に基づく体質別処方を体験する施設である。  韓国でよく耳にした言葉は「体に良いとされる食べ物が、全 ての人の体質に合うか」というものであった。自分の体質を正 確に見分け、それにあった食事を心がける事で健康な毎日を過 ごすことができるというのである。しかし、下宿のご主人は、 「最も重要なことは、適度な運動とストレスをためない人間関 係、よく笑ってすごせる環境にいる事が大切ですよ」とにごや

  , .麟惜欝継鑛綴聾

韓国の伝統的結婚式料理(筆者撮影)

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