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窒息時に於ける腎臓。機能につ駐て
緒言第廻報
(1) エーテノレ深麻醇下窒息時に於ける腎臓機能について
(2) 自律神経遮断剤注射後窒息時に於ける腎臓機能について
:東京女子医科大学法医学教室 (主任 吉成京子教授) 酒 さか 井い 節 せつ (受付昭和30年7月13日)
:先に私は第1報に於いて腎臓機能廃絶動物にお いて窒息時血圧の冗進が抑制されたこと,及び腎 性昇圧物質Reninがこの一日L圧二進を再び族復せ しめ疫事荏述べた。 そこで私は,第2報におV・ては,第1項rLエ・一 テル深麻酔による中枢機能麻痺下における動物 を,第2項ではイミダリン注射による自律神経機 能麻痺:下における動物を窒息せしめこの際血圧の 変化と無性昇圧機能とが如何なる関係を示すかに ついて観察した。第1項 エーテル深麻醇下窒息時に於
’ける腎臓機能についで 実験方法 ガーゼセ蔽つた麻酔マスクを家兎の顔面にかぶせて エー勃レを滴下した。、麻酔深度の標準は瞳孔散大,眼瞼期散腺三三朱軸?て』甦呼畢はや
や頻数にして整調,血圧は動揺がおさまり,やや下降 の傾向を示す時期において麻酔第3度第2ん3相と.し て動物の気管を閉鎖した6 動物は第1報と同様に2 kg前後の健康なる雄性家 兎を用い呼吸及血圧曲線は,観血的にタンブール及び ;水銀マノメeタ・・を使用してキモグラムを作成し観察 した。 3ζ,.腎臓捌出並びにレニン含有液調製の方法も全く 第1報において行った:方法と同様である。 実験項目 1) 対照(健康無処置動物を窒息) 2)健康家兎をエーテル深麻酔下に窒息 3) 腎臓捌出5時間後の家兎をエーテル深麻酔子
こ 下に窒息4)捌腎家兎(同じく5時間後)にReninを
pro kg O.5cc静脈内注射後エーテル深麻酔下 に窒息、 実験成績 エーテル深麻酔下に窒息を行うと窒、巳各期の区 分は呼吸型によっては判然と分けられなV・ので窒 息開始後15秒,30秒,45秒,60秒,120秒,180秒 240秒及び300秒.とした。 1)対照(第ユ表,第1図,第2図) 呼吸について 第1図に示す様に気管を閉鎖すると直ちに呼吸 振巾は増大して前駆期呼吸を現わし次いで吸気を 主とした呼吸困難が見られる。次第に痙攣を伴っ てその振巾は呼気側にも及び呼気性呼吸困難を呈 するに至る。多くは痙攣最:強期va 一致して最大な る呼気を営み,之よりしばしば痙攣性動揺を示し 乍ら呼吸は停止する。5例平均で64.2秒の呼吸停 止の後再び数回め末期呼吸を営み遂に呼吸は停止 した。 窒息開始より之迄に要した時聞は平均256.6秒 であった。 血圧について窒息前血圧は平均112.4mmH9(以後mmHg
を略す)で,窒息開始pa一一旦下降を示した血圧は 著明に上昇し,窒息開始から平均67.2秒の後に最 高血圧・(平均159・2)を示した。窒臨fflSO秒前後 から急激に下降して,1血圧が全く廃絶するのは平 均469.8秒後であった。 一 486 一一.第1表深麻酔下窒息出血庄
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103.984.030.9 ...L.一 1[一e−is一.Litffe:・g 2.4/1 各5例平均値 単位mg Hg
秒
第 1 図 対 照 呼吸廃絶時間と一血圧のそれとの比は1:1.87で あった。 2)健康家兎をエーテル深麻酔下に窒息 (第1表,第2図,第3図) 呼吸について: 窒息を開始すると著明に頻繁な吸気が規則的に くり返えされ,平均55.2秒の間は潮干振巾である が,次第に呼気側にも振巾が及ぶがこの期に至っ ても全身の痙攣が認められなV・と同時に呼吸曲線 にも全く痙:攣性振動が現われなV・。次第忙呼吸数 は疎となる傾向を示し始めるが,窒患開始後平均 86・4秒で,末期前呼吸停止並びに末期呼吸発現を 一 487 一一一第2図
一血圧よ:界率 /60 /44 /2〃 .、 \ ! 「 m 、 、 ノ〃0 り爵ノ \、30
\ \60
\. _ 4〃 、20
一
窒 窒 30 45 60 /20/80 息 籍 荊 15x
”02 へ \ 、 \対照 、ヒ. 工一子ノし 240300禾少 見ることなく永久に呼吸は僧祉:した。即ち呼吸廃 絶時間は対照の256.6秒に比して%弱の短縮が見 らM.k’ B 血圧について6 1麻酔前一血圧は平均116.2で幽つたが麻酔が次第 に深くなって気管を閉鎖する直前になると平均 .93.4に低下した。 窒尽開始後15秒では101.6,30秒では110.6,45 秒では112.8,を示した。』Rし60秒前後から次第
に降下を始めた。全期園圃に示した最高血圧の平 均は117・2であった。第2図は窒息前」血圧を100と して各時期における血圧を上昇率をもつて示した ものである。図によって麻酔動物の血圧上昇率を 対照の夫と比較すると,窒息開始後45秒では一 10,60秒では一26の差が見られる。窒息前血圧よ りも上昇を示している期間は麻酔動物では65秒で あるに比し,対照120秒で約%の短縮が見られ た。然し一宙L圧廃絶時間については,対照は469.8 、秒で麻酔動物では357・0秒でその比は1・3:1であ った。 叉呼吸廃絶時間と血圧の夫との比は1;4.1であ った。 第 3 図 健康家兎をエ・・テル深麻酔下に窒息 3) 腎臓別出(5時間後)家兎をエーテル深麻 酔下に窒息(第1表,第4図,第5図) 一 488 k呼吸について:1 第4図腎臓釧出(5時間後)家兎をエeテル深麻酔下に窒息 窒息開始後直ちに規則的な,やや頻数な吸気が 平均138.6秒続いた後,痙攣を全く見る事なく呼 気側にも振巾は増大するが多くは数回の呼気を営 んだのみで呼吸は停止した。 5例中4例に暫時をおいて数回の末期呼吸の発 現を見た。即ち末期前呼吸停止期は平均72.7秒で・ あった。呼吸廃絶時間について見ると対照:健康 家兎麻酔下窒息例:捌腎家兎麻酔下窒息例の比は 3:1:3である。 .血圧について: 窒息前血圧は腎臓捌出によって86・4に低下し更 に麻酔によって81.8に低下した。窒息を開始する と1血圧の動揺はやや大きくなるが15秒時には74.3, 30秒では78.2,45秒では74.2を示した。60秒前後 より血圧は著明な下降を始める。即ち血圧上昇の 傾向が殆んど見られない。全期間中に示した最:高 血圧の平均値は84.8である。 第5図に示す様に.血圧上昇率をもつて健康家兎 エーテル深麻酔下窒息例と比較すると窒息開始後 15秒では一18,30秒では一22,45秒では一30,60 秒では一22の差が見られる。又1血圧上昇が窒息前
第5図
血圧」=昇率 /30 ζ 窒息前血圧を 擢0として液現) /60 /40 F」 ノ20 ノ一一ζ隔 I 、 、、 ! 、 /00 W0 _一一4 、、、 、 、 60 、、、 、 、 ト、 L済易・iり肌∼κ40
健+コηしご乙20
O 窒 前 慧D乎 糧 ホ 末 ケ 期 自 駆1しΣ♪荊 期 謡叢・ 畿蕪’ 駿 呼俸 吸崩 期 吋439一一血圧よりもプラスを示す期闇は全くなかった。即 ち著明な差が見られ’た。 4)莚旗家兎にReni1を注射後工Pt−Eテル深麻 酔下に窒息(第1表,第6図,第7図) 呼吸につV’て1 窒息開始後直ちに吸気並に呼気のV・すれの側に も振巾が拡大するが,、平均29.3秒の後吸気側に振 巾が浅くなって所謂呼気性呼吸困難を呈した。次 第に呼吸数は疎となって5例中1例に末期呼吸を 認め疫のみで;.・他の4例は末期呼吸を見ることな く永久に呼吸が停止した。呼吸廃絶に要した時闇 は平均17Q.4秒であった。 血圧について: 麻酔前の血圧は84.4で之は腎臓捌出による血圧
の低下である。耳静脈よりReninをpro kg
O・5ccを徐タに注射すると数分後に平均98.8に上 昇したが,麻酔深度の進行と共に血圧は再び下降 して窒息直前の.血圧は77.6であった。窒息開始後 15秒で81.4,30秒で96.4,45秒で96.8,60秒で 90.2,120秒で80.6であった。全期間中に示した最 高」血圧の平均値はUユ.2であった。最高」血圧到達 時期は窒息開始より121秒後で本実験例は他の実 験例のどれよりも著明に延長した。第7図におい て.血圧上昇率について健康家兎工・一テル深麻酔下 窒息例と比較すると窒息開始後30秒では+6,45 では+4,60秒では十10,120秒では+46,180秒 で卿十57の差が見られる。即ち窒息後半期におい 「て血圧上昇が著明である。叉窒息前」血圧よりも上 昇を示している期間は前者では65秒であるに比 し,本実験例では127秒で約2倍の延長が見られ た。取圧廃絶時聞は403・2秒で呼吸の夫との比は 2.4:1であった。 第 6 図 腎臓家兎にReninをPro kg O.5 cc耳静脈より注射後, エPテル深麻酔下に窒息 小括及び考察 以上の実験結果にまつ七以下の点について考察 を行った。 1)健康家兎をエr一テル深麻酔下に窒息を行つk調合
①痙:攣性の激しい呼吸函難が見られなかった。 之は深麻酔によつで大脳痙攣中枢が抑制された 為,胸廓呼吸筋及び横隔膜の痙攣性運動がおこら なかった結果と考えられる○ ②呼吸曲線の変化殊に末期呼吸が現れなかつ 一 440 一第「7図 血圧 上昇準 ,物.7 /60 ノ40 /20 一A ,’ 、、 、 ノ00 、 、 80 、Y
60
、. A40
、、 、 、 、20
\ 、 買別+R旺テ 、 、 、 、、 、工一テ几. 、 窒 窒 30 45 60 /20 /ε0 〃0300秒 息 息 后 荊 15 允。 窒息時には吸気を主とした吸気性呼吸困難,つい で痙攣i性の呼気性呼吸困難が現われ,更に無呼吸 期を経て末期呼吸が数回営まれてから遂に呼吸が 永久に停止するというととは多くの研究者の一致 した観察である。気道を閉鎖すると最初に吸気を 営まうとするが気道の閉鎖によって吸気の流入が 妨げられ,肺は思う様に膨脹する事が出来す くおノ Hering&Breuer(1868)の云う切i喚反射を喚 起する事が雌来す吸気が頻回に反復される。頻繁 な吸気運動をくり返えすことによって肺は吸気を 容れることなく胸廓呼吸筋並に横隔膜の痙攣性運 動の結果,次第に膨脹し,この肺からの求心性刺 戟は吸息中枢を抑制して切換反射が成立し,この 為吸気性呼吸困難に次V・で呼気性呼吸困難が現わ れるものと考えられる。然し呼気は気道を通じて 外界に出されることなく呼気性呼吸運動がくり返 えされるものと老えられる。次V・で故浅田博士の 云われた様に呼気圧性無呼吸が現われる。・即ち血 圧の激しい上昇によって大動脈神経及び洞神経を 興奮させ迷走神経反射で呼吸が抑制されたものと 解する。然し窒息の経過が進むにつれて遂に迷走 神経機能の廃絶によって,交感神経の機能のみが 現われ最後の吸気運動が営まれるが之もやがて交 感神経の死滅によって,永久呼吸停止に到るもの と解される。 ところが麻酔動物においては,麻酔によって交 感神経が迷走神経よりも:先に麻痺に陥っている為 にわすかな呼吸振動を見るのみで末期呼吸という 現象が現われなかったものと考えられる。. ③呼吸廃絶時間の薯朋な短縮が見られたQ第2 表に示す様に呼吸廃絶時間は対照のそれの%に短 縮した。此の原因は末期前呼吸停止期及び末期呼 吸期の次如によると共に,窒息開始より呼気性呼 吸困難の終り迄に要した時間におv・ても1/1.6の 短縮が見られた事に因ると考えられるb ④血圧冗進が軽度でその継続も対照の%であっ. た。 之はエーテル深麻酔によって血管運動中枢が抑 制されて末梢血管のトーヌスの低下がおこつ.た為 窒息前血圧は低下を示し%ものと考えられろ。又 窒息開始によって」血液中のCO 2分圧の増加や, Adrenalin分泌の充進によって頸動脈洞を刺戟し た求心性興奮も,・深麻酔下においては血管収縮中 枢の機能が抑制されていたため,はかばかし跡血 圧の上昇が見られなかったものと考えられる。 それでも軽度に血圧冗進が認められ疫のは窒息 による心搏促進と共に末梢.血管の流血中.の化学的 刺戟(Hormonジ代謝産物)1(:よる血管収縮が残 されてV・た為と考えられる。 血圧充進持続時間が対照の%であったことは, 窒、息の進行と共に血液pH低下と共に末梢血圧調 くゆ 飾の閾値の変化叉は野州が考えられる。飯塚は毛 細血管内に蓄積された代謝産物と血管拡張作用に ついて,CO2増加は血液pHが6。4よりも低い処 におV・てi拡張が認められたと云って悟る。 2)腎臓三半後の家兎をエーテル深麻酔下に窒 息せしめた野合 ①末期呼吸が5例中4例に認められた。 此の所見に対して更に追試を行つ免ところ,7 例中の全例に末期呼吸を認めなかった。即ち麻酔 深度がやや浅かった結果であると認められ允。 ②血圧上昇が全く現われなかった。 この事に対して考えられるFactorは以下の様 である。(a)腎臓捌禺による代謝産物の蓄積及び 窒息によるCO2増:加によって」血液pHが低「下し 之が1血管拡張性に働いたこと。(b)エPテル麻酔 によって.上記の様に皿二三進を抑制しπこと。 (C)更に腎臓を捌出した事によって,腎性昇圧因 子が欠如し%ごと等である。 3) 捌腎家兎にReninを注射後工騨テル深麻 一一一 441 一 ・酔下に窒息せしめ変場合』 ①末期呼吸が出現しなかった。 ②窒息によって再び血圧の上昇が見られ;殊に マコ 窒,駐後半期において著明であった。 ゆの Franklin(1951)は高度めAnoxiaの際には 腎皮質(う並1流は滅少すると述べ,Beck(1938)は 02欠ゼ時に糸毬体の毛細」血管は収縮すると述べ・ ロの ている。更に横出(1954)も気道閉塞時の腎循環 血流量を検して初期より腎動脈血流は著減すると 述べている。 (46) Dgρk (1947)は腎血流に変化を来すと腎臓は その代謝を抑制する物質を遊離し;それが腎臓血 鋒を収縮せしめ,それはReninであるかも知れ ないと云っている。 本実験では腎臓捌出が窒息に際して血圧を殆ん ど全く充進せしめなかった事及びReninが再び 窒息時血圧を詠進せしめたことは第1報における 戎績と一致するものである。 又Reninによる血圧充進が窒息後半期におv・ て殊に著明であったことは,深麻酔下の動物にお
AてF一ヌスの低下した血管にReninが作用す
る迄の時間が必要であったと解される。 以上の所見を第8図によって窒息全期問・に於 ナる量高血圧上昇率をもつて見ると,無処置家兎 セエー・テル深麻酔下に窒息せしめるとその値は L25.5で対照の夫が141.6であるのと比較すると やや低率を示し旋。第8図
窒息全期闘中に於1ナる /60 最高血圧上昇率についマ ノ40 ノ26) /oo30
対 ]= 賢 將 1【 易日 捌 工R
照 子 ノし 与 ノし i’ 兀 腎臓捌出動物では103.7で更に著明な低率を示 した。かかる動物にReninを注射すると窒息全 期直中において示した最:高血圧上昇率は143、3で 対照の夫以上であった。 即ちエーテル深麻酔下に中枢機能が抑制された 状態においてもReninの窒息時血圧上昇作用は 有効であったことが認められた。第2項 自律神経遮断剤注射後窒息
時に於ける腎臓機能について
実験方法 自律神経遮断剤Imidalin (2−Benzylimidalin塩 酸塩の2%水溶液一山之内製薬)を実験前30分に動物の 腹腔内に0.5ccを注射し,気管を閉塞する間際に耳静脈 からpro kg O.2∼0.3ccを注i射しナこ。 実験項目 1)対照(健康無処置家兎を窒息)2)健康家兎にImidalin(以下Imid.と略
す)注射後窒息 3)腎臓別出5時三目にImid.注射後窒息 4) 腎臓面出家兎(同じく5時間目)Imid.注射及びRenin注射後窒息
婁験成績 1)対照(第1表,第2表)窒息前血圧は112.4mmHg(以下mmHgを
略す)であるが前駆期には一旦やや下降して 107.6である。吸気性呼吸困難期に入ると著明な 血圧冗進を示し,更に呼気性呼吸困三期には全期 間中において最高の血圧を示し,その平均値は 159.2である。最高一血圧到達時事は窒息開始後67.2 秒であった’。 2)・健康家兎にImi(L注射後窒息(第1表,第2表,第1図,第2図,第3図)
窒、息前血圧は79.4で対照の夫よりも低下してV・ る。前駆期には一旦一血圧下降を示す事なく上昇し て,多くは呼気性呼吸困難期において全期閤申の 最高1血圧を示しk。その5例平均値は112,4で家 兎の生理的血圧値の範囲に.ある。最高血圧到達時 間は,窒息開始pa 64.8秒で対照の夫との間に大差 が見られない。然し血圧廃絶面懸について見ると 対照が469・8秒であるに対して,本実験例では 304.4秒で1/1.2に短縮した。 呼吸廃絶時間と血圧の夫との比はエ:1.73で対 照においては1:1.8であるから大差は見られなか 一442 一第 1 表 イミPtV)ン注射後窒息時各期の血圧平均値
r
瞬艦下欄蘇鞍懸臨轟騒宋期一
一■騨鎚魔鵬…塁壁.塾髄壁.髄一轡型.
対…5例平均値i107112・489・4107・610&6146・6:97・61592.44・081・825・4.56.81’ し 照fg. t,.’.g/i…としく…i…83・695・・・…’‡r・・1・1,r[・魍4・・1 健:5例平均値8α5.79.490.OI 95.Oi 83.8.102.8:細部亜P・として…・G・い・Q・・一・…・一蜘・・
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[謂塁mmH・
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146.9 343.4 9.0 9911,1.”.!is2 つたQ第2図におV・て一血圧上昇率(窒息前血圧を 100とした揚合の各期血圧)について見ると対照 との間に著明な相異が認められなかった。即ち窒 息経過の短縮と,一血圧実数値に於ける上昇が低減 したが上昇率においては著明な差が認められなか った。3)腎臓捌出5時間目の動物にImid.注射後
窒息(第1表t第2表及び第4図,第5図)
窒息前血圧はImid.注射及び腎臓捌出め2つの 原因で著明に低下して74・4であ・うた。前駆期には 一血圧の変動は認められないが吸気性呼吸困難期に 到ってがら上昇を始めたρ 即ち血圧上昇開始期は窒息開始後38.4秒で,対照 の2;7倍,又健康無処置家兎にImid.注射後窒息 例(ρ1・8倍の延長を見た。全期間中に於ける:最高 血圧は多くは呼気性呼吸困難期に示して,その平 均値は95.8であった。一血圧が全く廃絶する迄に要 した時間は更に短縮して296.4秒で,対照の夫と の比は1/1.25であった。又呼吸廃絶時間と,一血圧 の夫との比は1:1・19で対照及び健康家兎Imid. 注射後窒息例の夫よりも小さV・。第5図において 健康家兎に注射後窒息例と血圧上昇率について比 一一 448 一第1図 健家兎イミダリン注射後窒息 第2、図 血圧(実数値♪ /80』 /60 ^阜0 ^20 ノ ,4 〆 1 1幽 @宮’ 、’ 、’ 、ノ 、 、 @ 、篭. ’、、、 ’ 、「 、㌦ ノ00 \ 声__憶 、 8〃 ノ 〃ノ @ 、 、 @ 、 6∂ 、 \ m 、 @ 、 @ 、 @、 、 1 \■・ 、応照 \.. 、 .、 、
40
満馴+3緬{20
照顧1+伽戯 , (2 、 +R磁t 窒‘息㌦前 煎駆』期llll.1
/8e /60 /40 ノ20 ノρ080
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0第3図 皿圧上.昇率
(窒息用一血圧を!00として表現) ,/ .. / 一一NV t 1 ノ ノ ノ − .AA N N N x N x ! N SNx
x NN 、対照 健+3nd 窒 息 荊 前.@雪
駆 鐸
菌期.鶏
嘘 園 圃 窒 期 ゴ轟 誤 1藍 期 期 呼 吸 期 一一 444 一第蟹4 図 腎臓捌出家兎イミダリン注射後窒息 ノ60 ノ46ノ ノ20 /00
80
60
40
20
第5図 血圧上昇率
ノゼ。、5 誇一 、 ’ 、・ ノ ち ノ ヘ ノ / 、 、 、 x ig SN N N N SN N tN 、、M陽lf+エーテル x 、、工rテル 窒 窒 30 45 60 /20息磐
荊 i5 ノ80 240300国国 較すると前駆期には一18.4,吸気性呼吸困難期に V# 一一9.6,呼気性呼吸困難期には一21.2,末期前呼 吸停止期にぱ一一 28.1の差が見られた。即ち窒息全 経過時間の著明な短縮と,」血圧実数値並びに血圧 上昇率において共に箸明な低減を示した。 4) 腎臓別離家兎にImid.注射並びにRen in 注射後窒息(第1表,第2表,及び第6図,第7 図)’ 腎臓を捌出して5時聞目の動物においてIlhid。 注射後,Reninを注射してもIliil.圧上昇はあま、り著 明ではない様であったが窒息開始後は直ちに吸気 性呼吸困難を示して,この期の平均血圧は90。2 に上昇した。即ち血圧上昇の開始時期は,窒息開 始後9.0秒で著しく早期に認められた。呼気性呼 吸困難期には全期間中で最高の血圧を示してその 平均値は103・0であった。最:高.血圧到達時間は窒 息開始後90.0秒で,対照及び健康家兎にImid.注 射後窒息例よりも延長し,腎臓別出家兎のImid. 注射後窒息例の夫と殆んど同じであった。 叉,一血圧が全く廃絶する迄に要した時間は, 343.4秒で,対照よりは短縮してV・るが,健康家 兎にIniid.注射後窒息例及び腎捌家兎にImid. 注射後窒息例の夫よりも延長したび呼吸廃絶時間 と血圧の夫とQ比は1:1・S2で・対照及び健康家 兎に1甲過注射後窒息例q)夫よりも小さく,腎 臓劉出家兎にImid.注射後窒息例の夫よりも大、 一 440” 一きい。 第7図で血圧上昇率について見ると,健康家兎 に.lmid.注射後窒息例との差は,吸気性呼吸困 難i期には一〇.8,呼気性呼吸困難期には:十7.7,末 第 6 図 腎臓捌出家兎にyニンを注射してイミダリン注射後窒息 ノ80 /60 /40 ノ20 /ao 8a 60
40
20
ノ 一第7図血圧上昇率
(窒息前血圧を/00としマ底現) !イー ノグ
一 .4 /一@] 1 ’1 ’x N N \ 健f3・ntd・ iLN ’N x x ・’ m易11+Pnzt.(+R, 窒 前 患 「駆 前 期 ・, ^1・iis,,’/k,ik. 期 期 末 末翼ll
鑛三
期前呼吸停止期では一47.7であった。即ち窒息全 経過時間は,対照の夫に及ばないがやや延長が認 められ,血圧上昇の実数値におV・ては,腎臓捌出 家兎にImid.注射後窒息例の夫を凌駕し,1血圧 上昇率においては,対照の夫をも凌駕しπ。 小括及び老察Adorf Sonn(1935)によってBenzyl Imida・ zolinの基礎的研究が行われ., Hartman u. Isler
(1939)1(:よって之の血圧下降機転が細小動脈の 拡張に基すくものであると報告された。その後 C47) Zothe(1939) ・や山ロ (1944), 中川 (1949)等 によって諸実験が行われて来た。又 Meier& C14) MUIIer(1939)によればこの.血管拡張機転は抗ア (16) ドレナリン性のものであると云ひAhlqufst等は (1941)アドレナリン作用性の要素の最終器官に 働ぎ唯その刺戦伝導路のみを遮断すると述べた。 (18) 然し中川,中垣等は血管拡張神経たる副交感神経 末梢を刺戟するのだと述べてv・る。私は‘lmid. 注射によって細小動脈系の拡張を来して一血圧下降 を来した動物につV・て,窒息時一血庄がどの様に変 化するか,文この際腎性昇圧物質Reninが窒息 H 4Lto 一
時にどの様な影響を与えるものであるかについて 観察を行った。以上の実験成績を小括して考察す ると以下の様である。、 Imid.注射によって,いすれも窒息の全経過が 短縮した。之は1mid・注射にようて自律神経が 遮断されてV・たため窒息に対する抵抗が低下した からと考えられる。 又呼吸廃絶時闇は」血圧の夫と略パラレルに短縮 した。血圧について見ると,窒息時におけるその 冗進はImi(1.注射によってV・すれも,実数値にお いて抑制された。しかし」血圧上昇率(窒息前血圧 を100とした各時期の血圧)は腎騨機能の有無に よつて著明な差異がみられ,た。助ち第8図で,全 期聞中において示した最:高血圧上昇率は,対照が 141.1であるに対して,健康家兎に:Imid.注射後 窒息例では141.5で,対』照との簡忙差異がみとめ られない。然し腎臓蟹草動物では1128・8で低率が 明.らかであった。ところがかかる動物にRenin を注射すると146.9で対照の夫:よりも更に高率で あった。 即ちRenin注射によって自律神経機能を遮断 した状態の動物においてもReninの血圧上昇作 用は窒息時において有効であった6
第8図
室息全期㊨中に於ける60
最高血圧.L昇率kついマ40
20
oo
80
対 イ
量 賢 ■ ミ「隔 げ 転置n
鐸ミ照 シ
診 多 して以来,その昇圧機序につV・て多くの追試と検 討が行われて来た。尿細管細胞から分泌された所 謂Reninは血液中のグロブリ‘ンによって活性化 されて直接心臓血管に働き;「 P方では心搏動を強 め,他方では細動脈を収縮せしめて血圧を上昇せ しめるものであるどされた。. 本実験では第1項において≠一テル深麻酔によ る中枢機能麻冠一ドに,第2項℃’はイ1ミダリン注射 に、よって自律紳経機能麻痺下に動物を窒息せしめ て1窒息時血圧の変化と腎性昇圧機能との関係に つV・て観察を行った・=一テル三軒ま中檀性に血 管のトーヌスを低下せしlb,イミダリンは自律神 経系Q末槍器官に働いて細小動脈を丁丁せしめ, 共に血圧下降性に作用する。. この様な前処置のもとに動物を窒息せじめる と,窒息経過中における血圧の充進は実数値につ VOてみると, V・すれも生理的限界.を出る事がなか った。然し血圧上昇率をもつてみると腎臓機能の 有無によって大きな相異がみられた。 ノ60 ノ40 ノ20 ノ0080
窒.,@s全具月「百「1中に方々一’ナる最高血圧上昇率について
第1項及び第2項の総括
所謂Reninについては第1報においても述べ
た様にTiegerstedt&Bergmanが腎臓より抽
出した物質につbて,その生物学的検定法を確立 対 照 即ちエーテル麻酔による中枢機能麻痺下におい てもイミダリン注射による自律神経機能麻痺下に おいても血圧上昇率をもつてみると,腎臓の這出 は窒息時血圧の充進を抑制し,Renin投与は再び 血圧充進を恢復せしめた。このことからReninの 昇圧機序がエーテル麻酔やイミダリン(自律神経 遮断剤)注射に抑制されることなく末梢性に一血管 自らに働V・てその滑平出を収縮せしめて血圧を上 昇せしめるということが肯けるものである。 稿を終るに臨み,常に御懇切なる御指導と御校閲を 賜った恩師吉成教授に感謝致します。 ユ: 1 テ ル ざ 二 二 エ別イ i ミ T グ ノし 払 子混雑彪
m一 447 一本研究は文部省科学研究費補助のもとに行ったもの
であります。
猶本論:交要旨の1部は第13回関東法医懇話会におい て発表したものであります。
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