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サイロ冷却による籾の適正貯蔵に関する研究

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Academic year: 2021

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Title

サイロ冷却による籾の適正貯蔵に関する研究( はしがき )

Author(s)

後藤, 清和

Report No.

平成5年度-平成6年度年度科学研究費補助金 (一般研究(C) 

課題番号05660291) 研究成果報告書

Issue Date

1994

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/156

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

は し が

昭和30年代後半から設置が始まったカントリーエレベータは全国で約500ヶ所 に達し、若干システムの異なるライスセンターやドライストアとともに、日本の 稲作の基幹施設として籾の乾燥、調製、貯蔵等の近代化に頁献してきた。 カントリーエレベータのサイロ貯蔵においては、寒冷期にクーリングを行った 後、密閉して貯蔵すれば内部の穀温は低温が維持され、品質的にも劣化はないも のと考えられている。近年、米の消費量の減退や販売計画の多様化のため、一部 ではサイロ内での貯蔵が長期間となり、夏期に及ぶ場合が出現している。これま でに、サイロ内の種々の位置で連続的に穀粒温度を測定した例は見られず、特に 夏期における穀粒温度には不安がある。 そこで第Ⅰ編では、約9ヶ月間に渡ってサイロの貯蔵環境を計測した結果を述 べる。また、貯蔵温度が高くなった場合、穀粒の食味をはじめとする品質の変化 が生ずる可能性がある。したがって、各種計測を行ったサイロの貯蔵籾を採取し て、各種の品質指標をとらえることにより、貯蔵温度の影響を調査した。

第Ⅱ編では、サイロ内の貯蔵穀物の温度上昇を抑制する方法について述べる。

近年、冷凍機を用いてサイロ内に強制通風することにより穀物温度を低下させる 方法が増加する傾向にあるが、ここでは、サイロ表面の温度の上昇を自然の原理 で抑制する方法を考察した。一つは、サイロ表面を反射率の高い材料で被覆する 方法であり、あと一つは、サイロ表面に水を流下させて気化熱により温度を下げ る方法である。いずれも、特別なエネルギーを必要とせず、低コストでサイロ内 貯蔵穀粒の温度上昇を抑制することができる。

参照

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