幼児体育に関する研究 : 幼児の運動のトレーニングについて ; 1
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(2) 142. 幼児体育 に関す る研究. (No。 1). とどま って い るよ うで あ る。 そ こで 幼児 の テス トにつ いての信頼度 か らテ ス トはで きるだ けかん たん にす る こと,テ ス トに要 す る時間を短 か くす る こ と. ,. な どを 考慮 に入 れて,幼 児 の運動能カ テ ス トの 作成 に と りかか った。 次 の段 階 で は幼児 の体格 ,運 動機能 に対 す る人 間形成 の年令 的発達強化段 階 の研究 を した。 このふ た つ の研究結果 によ り幼児 においてはいつ ごろか ら. ,. 何 を 練 習 させ る こ とが もっとも効果 が あるか,と い うこ とを 明 らか に しよ う と した もので あ る。 この研究 は水谷 が昭和43年 4月 よ り進 めて きた幼児 の体 力 つ くりの研究 の一 環 をなす もので あ る。す で に発表 して きた. ,. 体育 の嫌 い な子 どものための キ ャ ンプその 17) 少年体育教室報告書. 8) 9). 全 国 YMCA体 カ テ ス ト. 母 と幼児 のための体育教室. 10). 尾 田,水 谷 の「 幼児 の体育 あ そび」. 11). 12). 幼児 の体育 あそ びテキ ス ト 13). 幼稚園 の体力 つ くり. な どの内容を考 え合せ ,幼 児 の体力 つ くりの あ り方 を検 討す る際の基礎 資料 とな るで あろ う。 以上 のよ うな研究 の 目的 に従 って水谷 は次 のふたつ の発表 を試 みた。. 1)幼 児 の運動能 カ テ ス トの作成 2)幼 児 の運動機能 に対す る人 間形成 の年令 的発達強化段 階表 の作成 研. 究. 方. 法. 幼児 の運動能 カ テ ス ト 幼児 の運動能 力調 べ で は全 国的 に統一 された ものはな く,幼 稚 園教育指導 書. 14)を. 15)の. 調 べ て もそれ らは出て こな い。重 田,田 中. 幼児 の体育 あそび の 中. に 出 て くる幼児 の体カ テ ス トと自己評価 ,や 兵庫県幼稚 園研究会. 16)が. 発表 し.
(3) 143. 水 谷 英 三. てい る 5才 児 の体 カ テ ス トに もそれ らが 出 て くるが,い ずれ も浜1定 方法 にい ろいろな 問題点 が 考え られ る。す なわ ち. 1)測 定方法 および種 目が大人 の体カ テ ス トの単純化 ,小 型化 に過 ぎな い。 2)幼 稚園 の施 設 ,運 動場 ,な どを考え るとど こで もで きな い。 3)種 目が 多す ぎて測定 に時間がかか り過 ぎる。 4)測 定器具 に費 用がかか り過 ぎる。 5)種 目,器 具 ,な どか ら測定後 の処理 に問題 が 多す ぎる。 な どが あげ られ る。 そ こで. 1)か ん たんな測定 方法 で あ る。 2)い つ で も測定 で きる。 3)場 所 を と らな い。 4)器 具 に費 用がかか らな い。 5)測 定 その ものが幼児 の体 力 つ くりで あ る。 6)個 人 の成長 ,進 歩,が かんたん にわか る。 7)事 後処理 がかんたんで あ る。 な どの諸 条件 を包 合 したテ ス トの作成 にかか った。 まず 昭和44年 4月 特別研究 グ ルー プを 作 り, 1年 間種 目選 びを行 な った。 グルー プに加 わ った幼稚園は次 の通 りで あ る。 千歳幼稚 園. 年少 98名. 年 長 127名. 神港み ど り幼 稚園. 年少 62名. 年 長 58名. ひか り幼 稚園. 年少 152名. 年 長 168名. 入 江幼稚 園. 年少 74名. 年 長 76名. 鈴蘭台幼稚 園. 年少 96名. 年 長 84名. い ずれ も神戸市 内 の私立幼稚 園 で 住宅街 ,商 店街 ,工 場街 ,な ど変化 に富 ん だ幼 稚園を選 ん だ。年少 482名. ,年 長 513名. に対 し, 5月 ,10月 と次 の種 目. につ いて測定を行 ないその記 録 を持 ちよ った。 走. 力. 跳. 力. 25m走 ,20m走 垂 直跳 び,立 巾跳 び, うさぎ跳 び.
(4) 144. 幼児体育 に関する研究. (No。 1). 投. 力. 文部省 テキ ス トボール投 げ,軟 式 テニ スボール投 げ. 懸. 垂. 両手懸 垂 ,(時 間 )両 腕身体支持 ,(時 間 ). 平衡性. 片足 立 ち,棒 上片足 立 ち,め か くし片足立 ち. 巧緻性. 文部省 テキ ス トボ ールつ き,円 型 内 ま りつ き,ボ ール置 きか. ,. ′亀。,. 持久力. 棒 登 り,体 ささえ. ,. その結 果上記 の うち,20m走 で は タイ ム の差 が は っき りつ か めない, うさ ぎ跳 びは年少組 は両 足 ア ンバ ラ ンス なため測定不能 ,軟 式 ボール投 げで はボ ー ル の空 気圧 によ って差 が つ きす ぎる,懸 垂 は時間 がかか り過 ぎる。 同 じよ うに片足 立 ち,棒 上 片足 立 ち,も 時間 がかか り過 ぎる,ボ ールの置換 えは場 所 を と りす ぎる。 な どの理 由 によ りそれぞれ の種 目は削除 して,次 のよ うな 運 動能力調 べ を作 った。 種 目は次 の通 りで あ る。. 25m走. 走. 力. 跳. 力. 投. カ. ドッチボー ル投 げ. 平衡性. めか くし片足立 ち. 巧 緻性. ま りつ き. 持久力. 棒登 り. 垂直跳 び. 運 動能 力測定方法 イ )25m走 (秒 ) ・準備 ① 25mの 直線走路 (2∼ 3本 ) ② ス トップ ウ ォッチ (2個 ) ③旗 および旗 台 (2本 ) ・ 方法 ① 合図係 は,出 発線 の斜前方. lmの ところに立 って,「 ヨー イ 0ド. ン」. で 小旗を上 か ら下 にお ろ し,出 発合 図 をす る。 (4才 児 の場合 ,合 図.
(5) 水 谷 英 三. ″5. 係 は,走 者 の うしろに立 って,合 図 と同時 に軽 く背を押 してや って も よい). ・. タイ ム係 は,出 発合 図係 の旗 が,下 りるのをみて,タ イ ムを入 れ,到. ②. 着線を胸 の線 が通過 す る時 ,タ イ ムを切 る。 注意 幼児 は,到 着線近 くにな ると,速 度をゆ るめ る傾 向が あ るか ら,到 着 線 の前方. (2∼ 3m)の 所 に旗を立 ててお き,「 旗 まで走 りな さい」. と約束 を して,走 らせ る。 2∼ 3人 い っし ょに走 らせ る。 まわ りで 応 υ 援 させ るとよい。 ・記録 出発 してか ら,到 着線を通過す るときまでの時間 を計 り,秒 で 記録す ´ る。 口)垂 直跳 び (cm) ・ 準備 ①. Ocm∼ 20cmま. ②. 被験者 は裸 足。. でを lcm間 隔 に 目盛 りの入 った板。. ・ 方法 ①. 板を縦 に お き壁 につ けて ささえ る。. ②. 左 右 どち らか の手 を あげて壁 に横 む きに立 たせ る。. ③. 板 の Ocmの 部分を最 高 の指 に合 わせ る。. ④. 両足 を そろえて膝 を 軽 くまげ させ て高 く跳 んで 板 に さわ るよ うに指示 す る。. ⑤. 中指先 に色 チ ョー クを つ けて お く。. 0注 意 で きるだ け壁 に近 ず けて跳 ばせ る こ と。 二 重跳 びは させ な い。手 を振 って反 動 を 利用 させ るのはよい。. 0記 録 三 回跳 ばせ 最 もよ い記録 を とる。.
(6) 」46. 幼児体育 に関す る研究 (No.1). ハ )ボ ー ル 投 げ. (m). ・ 準備. NO.1(2個 ) 床の上に ビニールテープで lm∼ 5mま で lmき. ① 文部省テキス トボール ②. ざみに線を引く。. (外 の場合石灰で). ・ 方法 ① 両足を 5cmほ ど開 き,両 手でボールを頭上か ら投げさせる。 ② 足先を線上に出さないよ う注意 しておく。 0注 意 ボー ル を床 にたた きつ けた よ うな投 げ方 は説 明 してや りなお させ る。 練 習 を 1回 させ る。 ・ 記録 ボールの落下地点 を確 めて記 録す る。 ・. 3回 投 げて よい方 を記録す る。 二 )め か くし立 ち (秒 ) ・ 準備 ①. めか くしので きるもの。. ②. ス トップ ウ ォッチ。 (1個 ). J. ・方法 ①. 支持足を,ま っす ぐに伸 ば して,静 か に片足 を床 か らはなす。. ②. 支持足 を まげた り,あ げた足 が,床 にふれ ないよ う注意す る。. ③. 支持足 が動 かな いよ う注意す る。. ・注意 支持足 の足 の裏 は,は っき り と床 に並行 につ けさせ る。全 身 のバ ラ ンス を とるため両 手 を水平 に あげて もよ い。 ・記録 左 右 2回 ず つ 行 なわ せ ,よ い記録 を とる。 ホ)ま りつ き (回 数 ).
(7) 147. 水 谷 英 三. 0準 備 ① ②. 文部省 テキス トボール. 30cm直 径 の 円. (チ. No。 1. ヨー クまたは ビニ ール テープ). ・ 方法 ①. 両足を そろえて 円周 の 中 に立 ち片手 で ボールを床 に落 して つ かせ る。. ②. 足 が円周 よ り出な いよ う注意をあたえ る。. O注 意 円周 よ り足 が 出た場合 (線 上 はよ い)終 りとす る。 ボールの空 気 の入 れ 具合 を 考え ること。. O記 録 ま りを つ いた 回数 を数 え る。 へ )棒 登 り (cm) 。準備 ①. 3m以 上 の直径. ②. 棒の. 1。. 3。. 5cm∼ 4.Ocmの 棒。. 5m,1。 75m,2。 Om,2。. 25mの と ころに ビニ ール テープで し. る しを つ ける。 ・方法 ①. 棒 の前 に立 たせ「 始 め」 の あ いず で 登 らせ る。. ②. 両手両足 を棒 にふ れ させ て 登 らせ る。. 。注意 持久力を必要 とす るので 1回 だ け行 なわせ る。 が まんで きな くな るま でがん ば らせ るために,言 葉 で励 ま して もよ い。 ・ 記録 手 の先 が棒 を しっか り握 った時 の最高 の記録 を とる。 この よ うな方法で 2年 間か けて,年 少 482名 (3才 児 を除 く),年 長 513名 に対 し,運 動能力調 べ を行 ないその結果 を収 録 した。次 いで 散布 グ ラフと標 準偏差 を参考 と して, 6種 目に A,B,C,D,E,の 表 を作成 した。 それが 次 の表 で あ る。. 5段 階か らな る測 定.
(8) 幼児体育 に関す る研究 表. 1. 運動能 力調 べ. 項目 走 力. 25. )性 別 ( )年 令 ( )組. (. C M l w. A R/1 1W │. ← 5。 9Ⅳ I. 5 1. 6.ONI′ V6。 71N4. 6。. 8Ⅳ l′ V7.5M. I E IMIW. D M I W. 7.6M∼. 8。. ( )″. 3NII. 1 │. ↓ M ︲︲ 4 8.. 寒 │が. 園児 名. (No。 1). │. 走. 力. 投. │. 8cmヘ ノ5cm. │. ν12cm. 1lcm-9Cm. │. 4cm→. 5 │`. │. │. 10. │. 3.99m∼. 3m. 51. ︲︲ ︲ ︲ ︲ ︲ 0 0 0 一 ﹁ ﹁ 一 5 一 ・ ・一 ・ ﹁5一. ︲ ︲十︲ ︲ ︲ ,︲ ,︲ げ︲ 丁五陽言ドドはほ隔. 力 一平 衡 性 一 巧 緻 性 一持 久 力. 垂 直 跳 び 一ボ ー ル枠. リヒ. │. │ 15crrlハ. │. │. │. 2.99rn∼ 2m l.99m∼ lm. 0。. 99rn→. │. │ │. │. │. 1 2M→. 6M∼ 5M │. I 15-12. .. │ │. │. I ll-8 │. │. │ │. 5. 10. │. │ │. 備考. い っぽ う昭和 44年 10月 か ら,千 歳幼稚園 に体育教室 を開 き 週 1回 運動能 ,. ニ 力 を発達 させ るよ うな トレー ニ ングを開始 した。 この週 1回 トレー ングを 行 な って きた集団. (P.G)と. トレー ニ ングを行 なわな い集 団 (〇 .G)と の. 運動能 力 の比 較 を まず考え てみた。 それ には幼児期 に お いて こ う した体育 的.
(9) 谷 英. 水. 149. 三. な トレー ニ ングが どれ だ けの効果 を現 わすか,ま た どんな能力 の発達 に こ う した トレー ニ ングが役 立 つ か,ま た,い つ ごろか らどの運 動能 力 のための ト レー ニ ングを 開始 す べ きかな どの 多 くの研究課題 が考 え られ る。 しか し, これ らの研究 を進 め る前 に,そ れぞれ の運動能力 に お ける幼児 の 発 達段 階を「 幼稚園教育指導書」. 14)「. 0才 か ら100才 まで の身体 づ くり」. 17)の. 中 か ら取 り出 し,そ の傾 向を調 べ てみた。 それを次 に あげ る。. 1)瞬 発力。 第 2図 は立 ち巾跳 びの発達平均値 を示 した もので あ る。幼児 は跳ぶ運動を 第 2図. 好 み,跳 ぶ 能 力が高 まると早 く走 る能 力 も これ に伴 って高 ま って く. :発. る。 3才 で は40cm∼ 60cmぐ らい. ‖0. で あ るが, A)て. 立ち幅 │び 年齢別平均値. 60 80. 4才 以後急速 に発達 し. 6才 には 3才 の 2倍 以上跳 べ. 70. るよ う にな る。 男 女 の 差 を み る と,. 4. 4才 ごろか ら男 児 が 女児 よ り. 4. 5. 5. 6. 6歳. す ぐれ て きて年令 が進む につ れ て この傾 向が著 し くな る。 なお,走 って きて B)か 片足 で踏 み切 って跳 ぶ ことがで きるのは, 5才 後半 ごろ らで あ る。. 2)持 久力 ぶ ら下 が り続 ける,押 し続 ける 跳 び続 ける,よ じ登 るな どの運動 を続 け ,. 第 3図. 体支持持続時間年齢別平均値. 秒. る能 力 は,筋 の持久力 や 呼吸 ・循環 器系 の働 きによ るもので あ る。第 3 図 は両腕 で身体 を支持 し続 ける時間 の平均値 を示 した もので あ る。 3才 ごろ まで は数秒 ぐらい しか支持 で き な し(が ,五 才以後 の発達 は著 しい. C)。. 男女 の差 をみ ると男児 は 4才 後半 か D)女. ら. 児 を うわ まわ るよ うに な り. ,. 年 令 が進 む に従 って この傾 向が著 し くな.
(10) 幼児体育 に関す る研究. 15θ. (No。 1). る。筋 の持久力 は運動 に対 す る興 味 が強 くな るに従 って増 して くる。 だか ら これ に伴 って 個人差 も著 しくな って くる。. 3)調 整力 イ)平 衡性 第 4図 は棒 の上 に片足 で立 つ 能 力 の発達平均値 を示 した もので あ る。 わず 第 4図. 棒上片足立ち (右 )年 齢別平均値. か 6カ 月 の違 いで もその差 が著 し. 秒 8 7 6 5 4 3 2 0. く, 5才 ごろまで に急速 に発達す る。. E)男. 女 の差 をみ ると,女 児 の. ほ うがす ぐれ て い る こ とがみ られ る。 バ ラ ンスを とる能 力 は個人差 が著 し く,運 動 の経験 の 多少 が影 40_546…. ::50_5`. ―!:60_56ュ ‖. 響. F)す. るか ら,年 長児 にな るに従. って 個人差 が大 き くな る。幼児期. で は支持足 の左右差 はまだほとん どみ られない。 きき足が決まるのはおおよ そ 6才 以後. G)で. ぁる。. 口)敏 捷性 敏速 に運動す る能 力 は, 3才 児 で は身 体 の進む 方 向を急 に変 え る ことはま だ 困難 で,身 体 の バ ラ ンスを崩 しやす い。 4才 にな ると,決 め られた方 向へ 急 に 向 きを変 え る こ とがで きるよ うにな る。水 谷. 8)の. 実験 で も 3才 0∼ 6月. で は1.2%, 3才 7∼ 12月 では13.4%,4才 0∼ 6月 では32.1%, 4才 7∼ 12 第. 5図 両足連続跳 び越 し年齢別平均値. 秒. 月 で は38.2%H), 5才 0∼ 6月 で は15.0%が その時期 に敏捷 に方 向が 変 え られ るよ うにな る。 第 5図 は小 さい木片 10個 を. 50cm. 間隔 に並 べ て,そ れを両足をそろえ つ ぎつ ぎ に連続 して跳 び終 るまでの 6. 6歳. 時間 の平均値 を示 した もので あ る。.
(11) 151. 、水 谷 英 三. 4才 児 は まだかな り時間を要 す るが, I)5才 以後 の発達 は著 しい。男女 の差 を み ると, 4才 以後 はあま り差 がみ られ な い。敏捷性 は,感 覚機能 ,神 経機 能 の発達 や 知覚 の しかたや判 断 の正 確 さな どの精神 的 な面 の発達 ときわめ て 18)(scupin,E。. 関係 が深 い。 この こ とは ス クー ピン. )の 遊 びの種類 と年令別 の. 出現 の割合 (第 6図 )を 見 て も証 明 で きる。 第 6図 \. 種 類. \ 年. 齢. \. 0:0 │. \. 0:11. 機能遊戯. 遊びの種類 と年齢別 の出現 の割合 1:0 │. 1:6 │. 2:0 │. 1:5. 1:11. 2:5. 82. 59. 27. 26. 41. 仮作遊戯. 2:6 │. 2:11. 50 22. 構成遊 戯. 22 100. 100. 100. 100. │. 3:5. クー ピンによる). 3:6. 4:0. │. │. 3:11. 4:5. 4:6 │. 4:11. 5:0 │. 5:5. 5:6 │. 5:11 16. 10. 受容遊 戯. 計. 3:0. (ス. 100. 55. 17. 62. 67. 25. 14. 26. 18. 57. 32. 24. 37. 100. 100. 100. 64. ハ )巧 級性 運動をす る際 身体 各部 の動 きを巧 み に して運 動 をなめ らか に リズ ミカル に す る必要 が あ る。 この能力 はボー ル 遊 び,三 輪車 ,な わ とび,す べ り台,ぶ らん こな どの技能 に関係深 い能力 といえ る (第 7図 )は ソフ トボー ル 投 げの 第 7図. ソフ トボール投げ年齢別平均値. 距離 の平均値 を示 した もので あ る。 ボー ル を遠 くへ 投 げ る こ とは,幼 児 期 で は身体 の動 きを巧 み にす る能 力 に左 右 され る こ とが 多 い。 3才 ごろ まで は,投 げ るとい うよ り落 とす と い う感 じで あ るが, 4才 ごろか ら投. 40_546-‖ 50_556-‖ 60_56ュ. ::. げるという感じになってくる。. 女 差 をみ ると,男 児 は 5才 ごろか ら急激 に発達 して くる。. K)こ. J)男. れ は構 え方 や. 腕 の振 り方 ,投 げる タイ ミングな どの身体 の動 きを巧 み にす る能 力 が著 し く.
(12) 152. 幼児体育 に関す る研究 (No.1). 発達 して くるためで あ る。 女児 は全般 に男児 よ り劣 って いて 5才 以後 はその 差 が著 し くな る。しか し,ま りつ きな どで は女児 が男児 よ りす ぐれ てい る こ と か ら,身 体 を巧 み にす る能 力 の差 は 日常 の遊 びや経験 に 関連す るともいえ る。 手腕 の運動能力 は,全 身 の動 きを巧 みにす る能 力 の発達 に比例 して発達す るが,全 身的 な運動能 力 よ りやや遅れて発達す る。手腕 の運動能 力は 4才 ご ろまで はあま り発達 しな いが,L)5才 ごろか ら著 し く発津 し,M)あ るて い ど 細 かな動作を した り,そ れを続 けた りす ることがで きるよ うにな る。 これ ら は幼児 の 日常の生 活活動 と関係が深 い が, と くに基 本 的な生活習慣 と密 接 な 関連を も って いて,す べ ての 動作 な どに伴 って 発達す る こ とが 多 い。 以上述 べ て きた諸 項 目は幼児 の運動能 力 の一般 的発達過程 の状態 や 数値 で あ る (〇 .G) 次 に〇.Gと. P.Gを 比較 した実験 につ いて述 べ る。 実. 験. 1)被 験者 神戸市須磨 区 に あ る商店街 ,工 場街 よ り通 って い る,. 5才 児 127名 , 4才. 児 98名 ‐. 2)P.Gの 種 目および練 習方法. 5Y14Y. 5月 第 1週 よ り毎週 1回 年少組 は午後 1時 よ り. MIWIMIW. 0・. σ聞い1銘 1釘. RGI"│%IБ lml“. I埓 1盤. │". 午 後 2時 まで,年 長組 は午後 2時 10分 よ り 3時 20 分 まで ,年 少 1時 間 ,年 長 1時 間 10分 の体育教室 を作 り,年 少 (L)33名. ,年 長 lH1 59名. を対象 と して,. 次 の よ うな種 目の練習 を行 な う。 イ)サ ー キ ッ ト遊 び,平 衡板 ,マ ッ ト,は しご,. 跳 箱,タ イヤな どの組合せ によ る,敏 捷性 ,巧 緻性 ,持 久性 を 中心 と した運 動 (20∼ 30分 ) 口)マ ッ ト運動 ,ボ ール遊 び,タ イヤ遊 び,パ ラ シュー ト遊 び,な どを 中心 と した調整 力,協 調性 な どを重 に考 えた運動 と,走 力,投 力 ,跳 力 の筋力 を.
(13) 15θ. 水 谷 英 三 お もに考え た運 動 の組合 せ によ るもの。 (30∼ 40分 ). 3)測 定時期 第 1回. 昭和45年 5月. 第 2回. 昭和45年 10月. 4)測 定方法 前述 した 6種 目. 5)測 定標本 (P.G)男 10名 女10名 ,(O.G)男 (P.G)男 10名 女 10名 ,(O.G)男 10名 女 10名 を選. 225人 中よ り無作意抽 出 によ り年少 10名 女 10名 ,年 長. び標本 と した。 結果 と考 察 この実験 の結果 を示 した ものが表 8で あ る。 表. 8. L. GG. 走. N. PO. 種 目. H。 P.G. P.G O.G P.G. G. 0.G. 10. P.G. 10. 力 20 0。. M. A. B. P.G. 20. 12. N. 20. 0.G Po G. P.G. 10. D. E. 10. 11. 0.G O.G. 11 8. 12. O.G P.G. 20 0。. G. 10. ト. 2. 1 9. 6. 一1. 5. 2. 5. 3. 10. 11 11 13 2 一 7. O.G. 5. 10. 一1. 4 7 一. P.G. 3. 一3. 4 5 一. 3. 4 一3. 一3. 2 一. 7. 1. 2. 10. 3 5 一. 8 6. O.G. C. P.G 20. 10. 〇 0 5 一 一 一 1 5 1. 緻 性 20. B. 2 一. 10. P.G. 20. 10. O.G O.G. 1 10 1 12. 2 一 2. Z衡 性 20. 7 一 5. P.G 久 力 20. A. Po G 0 5 一 1. 0.G. M. 1. 力. E. 。 8 一 1. 20. D. 0 5 一 1. 力. C. 16 11.
(14) ヨ 54. 幼児体育 に関する研究. (No。 1). この 表 か ら,次 の よ うな こ とが考察 で きる。. 1)走 力 ,P.Gの L,H,に お いて は どち らも練 習効果 が見 られ る。 と くにH において は進 歩 が著 しい と判 断 され る。 〇.Gは ほ とん ど 5月. ,10月 の差. が見 られな い。. 2)跳 力,Lの P.Gに やや効果 が見 られ るが Hに はあま り見 られな い。 3)投 力,Lは ほ とん ど P.Gと O.Gの 差 はない。 Hで は非 常 に練習効果 が 高 い。 と くに この年令 において,投 げる フ ォー ムの指導 によ り,数 値 は高 くな る。 この よ うな点 を考え ると,走 力 ,跳 力 ,投 力 の ごとき筋力的な も のは, この年代 において は個人差 が大 きい。 と くにフ ォー ムの良 し悪 しに よ って 個人差 は大 き く変わ る。練 習効果 は見 られ ると して も他 の種 目に比 べ ると,そ の有意差 は高 くな く,と くに Lの 年代 は この傾 向が強 い。 した が って 筋力的 トレー ニ ングで は 5才 の 中頃 よ り発達強化 の促進 され る時期 に合 わせて行 な うべ きで それ も トレー ニ ングその もの よ りむ しろ走 り方 の フ ォー ム,跳 び方 の要 領,投 げ方 の フ ォー ムを重点 的 に指導す るな ど,運 動 の リズムを 含 めた調整 力 の 強化 に力を入 れ るべ きで あ る。. 4)持 久力,Lに お いて は P.G一 〇.Gと. もほ とん ど大差 はない。 Hに お い. て は練 習 の効果 が大 き くあ らわれ る。筋 力的持久力 と精神 的持久力 の 関係 が強 く, と くに幼児 において は環境 ,住 宅 の位置 ,兄 弟 の数 ,養 育す る者 の年令 ,な どに左 右 され るか ら,持 久力 の トレー ニ ングにはそのよ うな点 を考慮 に入 れて行 な う こ とがのぞ ま しく,ま た練 習効果 も大 きい。. 5)平 衡性 L,H,と も意志 の集 中を と くに必要 とす る。 また測定 中 の環境 条件 な どの影響を受 けや す いため,各 個人 の測 定値 の変動 が著 しい。 だか ら短時間 で測 定 で き環境 に支配 され な いよ う,測 定を めか くしに して行 な った のは適切で あ った。 Lは. P.G一 〇.Gと. もほ とん ど大差 はない。 Hに. お いて P.Gが 〇.Gに 比 べ 大 きな差 とな って あ らわれ て い る。. 6)巧 緻性 にお いて は,Lの P.Gに 練 習効果 が大 き くあ らわれ て い るが. ,. Hに お いて は P.G一 〇.Gと も同 じよ うで あ る。 しか しHは す で に一 年 間 の トレー ニ ングを 行 な ったあ との結果 のため P.G― 〇.Gを 比 べ ると差 は大.
(15) 水 谷 英. 155. 三. ,. きい。. 7)平 衡性 ,巧 級性 な ど運 動 の神経支配 に深 い 関係 の あ る種 目は幼児 の年令 に お いて は トレー ニ ングの効果 が 強 くあ らわれ るか らと くに 4才 前 よ り多 種 目にわ た って訓練す る必 要 を認 め る。 勝部 ,原 田,後 藤 ,3)の 析究 に な これ らの こ とが述 べ られ て い る。次 に第. 8図 の数値 を表 第 9図 よ り第 13図 にグ ラフで示 した。 ‐ 9図 第. L走 力 P,G.― O.G.比 較. 第 10図 ・H走 力 Po G.一 〇.G.の 比較. PoG.10/. \_1、 _ ` ‐‐___。 ヽ .G.10. 第 11図. L眼 力 P.G.-0.G.比 較. 第 12図. Ⅱ跳力 P.G.-0。. G。. の比 較.
(16) 幼児体育 に関す る研究 (No. 1). ゴ5δ. 第13図. L投 力 P.G。 -0.G.比 較. H投 力 P.G。 -0。. 第 14図. G。. 比較. \. PoG.10/. //. Oβ 5. 第 15図. L持 久力 Po G。. -0。 G.比 較. 第16図. H持 久力 P.G。 一〇.G.比 較. 第18図. H平 衡性 P.G。 -0.G.比 較. :5. /. 第 17図. L平 衝性 P,G。 一 〇.G。 比較. RG 10. \ \ \. ゃ0.G5. \. ` ` ヽ. ヽ ヽ. :::ィ. \. ア. 塩. !Q.
(17) 水 第 19図. L功 緻性 P.G.-0.G比 較. 谷 英. 三. 第 20図. H功 緻性 P.G.― Oo G。. 比較. ,0,G.5. / /′´ ′ ′ ′. 0.G.10. パ. △田. 結. 運動能 力因子 と して 多 くが あげ られ るが,そ の 中で も,筋 力 ,筋 持久力. ,. 瞬発筋力 ,ス ピー ド,身 体協調能 力 ,平 衡能 力 な どが重要 で あ る こ とを認 め る。 これ らの諸能 力 の測定 を考 え,幼 児 4∼ 5才 の被験者 995名 を対象 に運 動能 力測定を した。方法 と して は も っとも簡単 で短 時間 でで き, しか も器具. ,. 場所 を多 くと らな い こ とに重点 をおいて 実験 的 に研究 を続 けて きた。 その結 果 13種 目を 6種 目に しA,B,C,D,Eの 5段 階法 を採 った。 そ して 5月. ,10. 月 の年 2回 測定 を行 な い,幼 児 の 運動能 力を父兄 に報告す るための カー ドの 作成 も こころみた。 この結果 はた いへ ん 好評 で あ る。 昭和44年 10月 に幼児 75名 を対 象 に幼児体育教室 を 開 き, 1週 間 1回 ,. 1時. 間 の運 動能カ トレー ニ ングを 行 な って きた。 この研究 は昭和 45年 5月 ,10月 の測定値 を もとに して発 表 され た もので あ る。 225名 の 園児 を , トレー ニ ン グを受 けた92名 と残 りの 133名 との 2つ の集 団 に分 け,そ の 2つ の集団 よ り さ らに年少 ,年 長 ,各 男女 10名 づつ を無作意抽 出 によ り,選 びだ し標本 と し た。 体育教室 の グルー プは希望参加 による もので あ る。 そのためか トレー ニ ン グ開始 の時期 で は一 般 グルー プ とそ の測定値 は,ほ とん ど変 わ りが なか った が,そ の後 において は前述 の とお りで あ る。 この 2つ の標本 グルー プは 限 ら.
(18) □ □ □ □ く く □ × × × × く ○ ○ ○ ○ ○. 1) (No。. 幼児体育に関す る研究. 坦 I妹. К ヽ いクヽ. 翻卿 Q製訃. R燎盤 報S ﹀位. 一 I R悧 駆 ︱←. 翌牽根 Юぺ 抑抑掏側せ. 翠誕壊 翠翠面卿. 翼 薫姿. 係興→係墨. 糞車 ︲. R駅彗. →︱︱︱ 下︱︲ ︱︱ ︱. 盤﹄. 縮 卜→喘 引 縮著 終→縮■ ■. 縦圏暉 ・続躙 肛歯暉 斌 憧 O最 囲. 狐憧壊 ・収豪. コヽ 攣コヽ ︶ 論 ︵. 風誓. 居尽. 迎謎 ギ謳刑駅選ぐ購 O怪ミ 巨く Ю卜鞍 足翠萎 総暇 ・糞低. ぶ皆. 田涙.
(19) 中祀. k_. 。Ю稔︶ 翠纏椰暇 =□ 風憧 = × 翠曇園畑 =く 徴ミ =○. Qの︶ ① ︵ ”① 即 薫寒区心に 測靭胆. 憧縦圏 O図S. 翻熙 〇四 卜 ・困K. 個 興 O胚. 悧駆 O楓増魯暇 測駆 ・響緊. ヽ ヽ︱ ︱︱ヽ ニ 卜 鞍 足使 Ⅸ 脚 噸. Q∽︶ ① ︵ づω O aЮヽ N郎ヽ 掏ヽ ヽ︱ ︲︱ ヽ ニ. 埋轟F. R≪北 呉=. 却いや. R悧 駆. 豪区辻 ≪ Юヽ鞍 せ選要 O狐選狐邸. 6S 製 恒. 壊園 ・軽 量 O聖. 総馴潔糾 ・編卿 O ER艘. 週ヽ 終鞍状. E 嗽畑. 煙襦駐 O中肥 Юむ鵜足図O u. 終_. Ю. 翠゛ 当ヽ. 終. □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □. 谷 英 三 水.
(20) 幼児体育 に関す る研究. コ6θ. (No。 1). れ た地 域 の 幼児 た ちで あ り, こん ご この 標 本 数 を あ らゆ る地 域 の 幼 児 た ち よ り求 めて ゆ く こ とが必 要 とな ろ う。 そ の た め 水 谷 は現 在 ,自 川 台 幼 稚 園 (団 地 内 に あ る郊 外 の 幼 稚 園 )と ,入 江幼 稚 園 (住 宅 地 に あ る幼 稚 園 )と に 昭和. 45年 5月 よ り,体 育 教 室 を作 り標 本 数 を ふ や す よ う努 力 を して い る。 この 結 論 の一 般 化 が , こん ごの 重要 な 問題 で あ る。 また幼 児 の 時 期 に お け る,運 動 能 力 と知 的能 力 は,そ の 発 達 に並 行 した 面 が あ る と考 え られ る し,家 庭 教育. ,. 家 庭 環 境 ,地 域 環 境 ,兄 弟 数 ,成 長 段 階 に お け る疾 病 な ど,多 くの 相 関 が あ る と考 え られ る。 これ らの 諸 問題 を 明確 に して ゆ く こ とが 大 切 で あ る。 この 研 究 中水 谷 は次 に示 す よ うな表 を作 成 した。 この 資 料 は,文 部 省 幼 稚 園教 育 指 導 者,14)コ ロ ブ コ フ著 ,17)0才 か ら100才 まで の 身 体 づ くり,豊 田 高 山,加 藤 ,19)に よ る新 育 児 学 ,お よ び本 文 に あ る A)一. M)な. ,. どの 資 料 を. も とに,体 格 ,運 動 機 能 に対 す る人 間形 成 の ,年 令 的発 達 強 化 段 階 を 示 した も ので あ る。 これ は形 態 ,生 理 機能 ,感 覚 ,運 動 機 能 に,分 類 して作 りあ げ た も ので ,学 問 的 に 研 究 され て い な い も の は除 い た 。 こん ご, この 表 を完 成 させ る こ とが重要 な課 題 の一 つ で あ る。. 参. 考 文. 献. 1)大 学研究 サ 1ク ル編 :保 健体育概論 2)大 谷,森 ,竹 之下 ,松 井,猪 飼,久 松 :大 学 の保健体育 (p.18∼ 20) 3)勝 部,原 田,後 藤 :幼 児体育 に関す る実験的研究体育学研究 VOL 15. No.l pp.. 26-32。. 4)山 川純 :幼 児 における動作 の練習効果,体 育学研究 VOL 2,No。 7p。 44(1957) 5)山 川純 :幼 児 の運動能力の練習効果 に関す る一 つの試み。体育の科学 VOL 9 No。 2 pp。. 74∼ 77(1959). 6)森 国太郎 :幼 児 にお ける運動能力 の練習効果,体 育学研究. VOL.2 No.7p.63. (1957). 7)水 谷英三 :体 育 の嫌 いな子供 のためのキャンプその 1,甲 南女子大学研究紀要 No.l pp。 320∼ 335(1964). 8)水 谷英三 :少 年体育教室報告書 ,兵 庫県体育研究会誌 4月 ∼ 7月 号 (1966) 9)水 谷英三 :全 国YMCA体 カテス ト,全 国YMCA体 育事業協議会編,B5p.22 (1968).
(21) 水. 10)水 谷英三. 谷 英. :母 と幼児のための体育教室. ヱ 6ヱ. 三. No。. 1。. 全国YMCA体 育事業協議会. (1969). 11)尾 田,水 谷 :幼 児 の体育あそび,幼 児 の体育遊 びの重要性 と内容. pp。. 14∼ 18.千. 歳幼稚園編集 (1971). 12)神 戸市民生局児童課 :幼 児 の体育あそびテキス ト pp.1∼ 5(1971) 13)兵 庫県総務部教育課 :幼 稚園の体力づ くり pp。 1∼ 4(1971) 14)文 部省 :幼 稚園教育持導書,頭 域編,健 康 (1969) 15)重 田,田 中 :幼 児 の体育あそび pp。 235∼ 253 16)兵 庫県幼稚園教育研究会 :5才 児 の体力 pp。 3∼22 17)A.V.コ ロブ コフ著, 岡本正 己,常 塚秀次訳 :0才 か ら100才 までの身体 づ くり (1968). 18)教 師養成研究会叢書第 4輯 :成 長 と発達 pp。 94∼ 106 19)豊 田,高 山,加 藤 :新 育児学 pp。 1∼ 4 pp。 29∼ 42(1969)第 14版.
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