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巻頭言 : 危機センターにしないために

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Academic year: 2021

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(1)巻 頭 言 一危機センタ」にしないために一 機器分析評価センター長 八高隆雄  機器分析評価センターは略称で「機器センター」と呼ばれることが多い。ここ1年間を 見ると、冗談ではなく、よほど頑張らないと「危機にあるセンター」になる疑念を持って. いる。要因は外部的な面と内部的な面がある。その問題点を洗い直し、早急に解決する必 要がある。本来、巻頭言はもっと希望に満ちた内容にすべきであろうが、センターの今後 の発展のためにあえてこの話題にすることをお許し願いたい。.  先ず外的な要因である。国の財政難から、新規の機器導入が難しくなってきた。その結 果、機器維持費は減少し、老朽化機器の故障が増えてきた。センターの予算内では修理で. きないような重大な故障が増え、1回100万円から200万円に及ぶ修理が行われ、次 年度でも近々このような全面的なオーバーホールが必要とされる機器がリストに列をなし ている。幸いなことには、センター教職員の努力によって中古の部品を入手するなどの手 法で修理費を安価に抑えたり、このような状況を感じられた大学執行部より、次子培わず かに維持費の増額が認められたことは喜ばしいことである。しかし、到底現状を打開でき る状況には至っていない。もはや負担は利用者に向かわざるを得ない状況である。その結 果、今後は利用料金の値上げ、さらには利用率の低下へと向かうことが懸念される。.  一方、内部の状況としては、空き部屋の増加と利用率の低下である。共同利用施設とし てこの2者が減少することは施設の消滅あるいは定員減に向かうことを意味しており、重 大な問題である。センターの人件費は運営費を遙かに上待っているので、利用率が減れば、. 教職員ポストを献上して、その分運営費に回すような提案が必ず生まれてくる。専任助教 授:1名、技術職員3名、事務員1名を抱えたこのセンターが、学内に対して、十分役割を 果たす事の意味を改めて認識し、利用者のサービスに努めたいと思う。空き部屋と利用率. の低下はこのような重大な問題を含んでいるので、平成17年度に工学研究院野木町授を 主査にして、適正評価委員会を立ち上げ、答申を出して頂いた。答申の内容に応えるべく、 これから粛々とこの改善を実行しなければならない。.  また、最近の動きとして、化学系を中心にして、全国を12のブロックに分け、このブ ロック内で汎用機器の申請や利用をネットワークを作り大学間で利用し合おうと言う動き. があり、すでに動き出し始めている。これに加われば本学は東工大、山梨大、電通大、農 工大、学芸大、信州大とのグループに入ることになる。分子研を中心に動き出しており、. 全国の大学がネットワークに加わる動きを見せている。次年度は産学連携としての利用の ネットワークとこのような化学系ネットワークの中で、機器導入や大学間相互利用、県内 研究施設問共同利用の問題の検討が迫られている。皆様の力と知恵を拝借することになる でしょう。ぜひご協力願いたい。.  最後に、機器分析評価センターをより充実させるため、皆様のご協力と忌憧のないご意 見を御願いしたい。. 2.

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