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https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 民間企業の研究開発投資(全体傾向) Author(s) 小沼, 良直; 桑島, 修一郎; 榊原, 清則 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 1039-1042 Issue Date 2012-10-27Type Conference Paper Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/11197
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ローチ」に関する能 が を分けるといえる。中でも 構築 が め手となる。 はウ イ トを活用した「 アプローチ」による新 、 ー の の流れを したものであ る。 でいえ 、 の ずかな情報であってもその情報の重要性を主 的に認識し、 観的 と 論理的な を たうえで、 自の を構築できる能 が重要である。 に 対策、 対策 を機 的に行うだけで 構築が可能となる けではない。 構築 は、 社の事 のように 年 った知識、 験、 題意識の中から生まれるものといえる。 ウ イトを活用した アプローチによる新 、 ー の の ・ 定 効果的な の 定等 の しと新 の ・ 定 より効果的な の 定等 ( 、 め) に る の 等 の 気ない の 化の し ブ イトからの 情報、な の 識 観的 的 自社の強み、場の成長性な合、 長 た知識、 、 問題 識な からの き 情報の 主 的な 識 出 )トップ精工 最上インクスにおけるインタ ー内容をもとに 者 お りに 本研究により、ウ イトの活用が新 や自社 の ー に であるが、「 アプローチ」を いこなす能 を 要とすることが された。これが中 造業 業に一 的 にあてはまるかどうかについては、一定 のアンケート調査と事 分析による 業が 要である。 ) ) は、2012 年 7 2 日 8 20 日に、 社の 井社 に対して行った 2 3 時間のインタ ーの内容に基づいている。 ) は、2012 年 8 18 日に、 社の 役に対して行った 1 時間 30 分のインタ ー の内容に基づいている。 参考文献 アウンコン ルティング 2011)「 場 」、2011 年 1 見 一 2011)「BtoB ーケティングにおける 業ウ イト 用に関する 的考察 BtoB 業 務者調査を中心に」『 報 ディア・観 学ジャー ル』2011 年 3 合研究 2011)「インターネット 調査報告書」、 、未来 発 他 2007)「 ージのアクセスに関する分析とアクセスの の向上に関する研究」、 業 合センター研究報告 5 工中金 2008)「中 業の 活用に関する調査」、2008 年 5 高 2005)「 と キーワード連動 告」、 川大学 論 、40 4)、pp23-36 田 郎 2011)「 to ーケティング」、 新報社、2011 年 7 二 2007)「ア ク ン と発見の論理」、 書 、2007 年 9 山 郎 2003)「現代の流通 」、日本大学大学 合社会情報研究科 要 No.4,124-135
間企業の研究開発投資(全体傾向)
○小 ( 日本 合研究所) 一 ( 大 ) 原 ( 大 ) 1. 要 間企業はイ ーション 出に向け、多大な の研究開発投資を行っているが、本発表では、 間 企業 00 に対して ン ート を実 し(99 から回答)、 な り口から見た研究開発 費の動向を えると に、研究開発の短期化傾向の原因、事業化における 題、海外向けの研究開発費 などの 結果と合わ て、日本企業の研究開発投資の現状と 題等について考察したものである。 2. 実 方 本発表に 用する ータは、 成2 年度 経済 業 業 「イ ーション 出に資する が国企業の中長期的な研究開発に関する実 」のものであり、国内 ン ート及び リン によ り が行われた。( ン ート及び リン 実 期間 成2 年 8 2 日 成2 年 1 1 日) ン ート 対 発 企業 (研究開発に係る業 から 出 上場 2 00 上場2 ) 回 99 (回 率21 9 ) リン 対 企業8 ( 気機 、機 、 動 、化 、 、非 、その 製品( ))、 大 2 、 的研究機関 2 機関 3. 結果 1 な り口から見た研究開発投資の現状 基礎研究・応用研究・開発の研究開発費の割合 〔現状の比率〕 〔10年前との比 〕 10.8 7.3 9.9 7.1 9.7 13.0 9.9 9.2 11.6 11.3 11.7 10.4 26.7 23.2 17.5 14.2 10.8 15.1 8.9 10.6 11.0 12.3 25.8 26.7 21.8 29.0 30.6 28.4 21.7 25.8 20.8 23.2 23.5 26.1 22.9 28.2 41.3 30.8 28.9 27.2 29.6 21.8 30.9 21.6 63.4 66.0 68.3 63.9 59.6 58.6 68.4 65.0 67.6 65.5 64.8 63.5 50.4 48.6 41.3 55.0 60.3 57.7 61.5 67.6 58.1 66.1 (n=901) (n= 96) ( )(n= 54) ( 外)(n= 10) (n= 94) (n= 29) (n= 98) (n= 34) (n= 60) (n= 57) (n= 18) (n= 55) (n= 16) (n= 11) (n= 4) (n= 12) (n= 21) (n= 27) (n= 26) (n= 51) (n= 90) (n= 36) (単位:%) 18.0 26.0 31.1 58.0 58.7 54.0 24.0 15.3 15.0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (n=754) (n=816) (n=876) 〔5年後への期待〕 38.0 43.3 25.7 56.6 51.4 55.5 5.4 5.3 18.8 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (n=755) (n=825) (n=879) ○10年前と比 して、基礎研究の比率がやや が り気 であるが、この原因としては 年の企業 支の 化や の 化等により、しっくりと を えて行うような基礎研究よりも、より実用化に い応用研究や開発に を れてきたことがうか がえる。 ○5年後への期待としては、基礎研究と応用研究の 比率を上げたい企業が多く、元の姿に戻したいと するマイン が表れているといえる。短期(1 4年程度)と中長期(5年 上)の研究開発費の割合 〔現状の比率〕 〔10年前との比 〕 既存事業向けと新 事業向けの研究開発費の割合 〔現状の比率〕 〔10年前との比 〕 〔5年後への期待〕 ニーズプル型とシーズプッシュ型の研究開発費の割合 〔現状の比率〕 〔10年前との比 〕 〔5年後への期待〕 78.1 78.5 84.2 90.0 78.1 46.8 79.2 77.3 83.7 81.0 75.8 84.5 70.2 78.3 76.3 79.6 75.5 78.7 70.6 80.8 77.1 75.4 21.9 21.5 15.8 10.0 21.9 53.2 20.8 22.7 16.3 19.0 24.2 15.5 29.8 21.7 23.8 20.4 24.5 21.3 29.4 19.2 22.9 24.6 (n=899) (n= 93) ( )(n= 54) ( 外)(n= 9) (n= 93) (n= 30) (n= 99) (n= 34) (n= 60) (n= 57) (n= 18) (n= 56) (n= 15) (n= 12) (n= 4) (n= 13) (n= 21) (n= 27) (n= 26) (n= 50) (n= 90) (n= 36) 中 (単位:%) 28.3 17.5 60.1 59.3 11.6 23.2 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (n=894) 中 (n=827) 〔5年後への期待〕 12.2 46.0 65.3 50.3 22.5 3.7 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (n=885) 中 (n=841) ○全業 的に短期の比率が いが、 品は中長 期の比率も い。 ○10年前と比 して、中長期の比率がやや が り気 であり、研究開発の短期化傾向が表れて いる。 ○5年後への期待としては、中長期の比率を上げ たい企業が多く、前 ー の基礎研究 、元 の姿に戻したいとするマイン が表れている といえる。 77.0 79.3 75.0 73.3 23.0 20.7 25.0 26.7 (n=893) 企業(n=473) 中 企業(n=283) 中 企業(n=135) 業向け 新 業向け (単位:%) 17.7 35.9 59.3 49.1 23.0 15.0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 業向け(n=882) 新 業向け(n=819) 8.1 59.7 61.6 38.5 30.3 1.8 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 業向け(n=876) 新 業向け(n=834) ○全体的に既存事業向けの比率が いが、企業 が小さくなるにつれ、新 事業向けの比率が くなっている。 ○10年前と比 して、新 事業向けの比率が くなった企業が多くある。 ○5年後への期待としては、新 事業向けの比率 を上げたい企業が多い。 70.9 71.1 72.8 65.5 29.1 28.9 27.2 34.5 (n=891) 企業(n=469) 中 企業(n=286) 中 企業(n=134) (単位:%) 24.2 15.8 66.7 62.9 9.1 21.3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (n=886) (n=850) 20.0 40.4 61.9 50.9 18.1 8.6 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (n=877) (n=861) ○全体的にニーズプル型の比率が い。 ○10年前と比 して、ニーズプル型が増え、シ ーズプッシュ型が減った企業がやや多い。 ○5年後への期待としては、シーズプッシュ型の 比率を上げたい企業が多い。
3- 研究開発における短期化の原因 研究開発の短期化の原因については、 のような結果が得られている。 なお、中長期の研究開発に対する の積極性としては、 の 結果が得られている。 3-3 事業化における 題 研究開発成果の事業化における 題としては、 のような結果が得られている。 問 日本企業全体として研究開発の短期化傾向が示されましたが、 において短期化傾向がある場合には、その原因として て はまるものに全て○をつけて さい。( 数 可) 31.5 43.4 53.5 33.3 9.8 13.4 48.1 44.4 28.7 4.0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 費 中 間 層 業 者 者 低 中 中 者 業 (n=860) 研究開発の短期化に関する主なヒアリング結果 ☞予算確保のため、事業部対応も必要だが、短 期が多い。(機械) ☞目標管理による成果評価を気にする面はあ る。(機械) ☞短期と中長期を一緒にやっているのがよくな いと思う。ある外資系企業では、アイディアを 考えるだけの部門があるが、日本企業にはそ の余裕がない。(機械) ☞製品サイクルの問題などがある。(化学) ☞初期投資に耐えられなくなっている。ニーズが 複雑化していて、中長期的なものが読めなく なってきたということもあるが、会社業績との兼 合いの方が強い。(印刷) ☞IT系は変化のスピードが速く、従来なかったも のを置き換えて行くようなものは必然的に短 期化になる。(電気機器) ○研究開発の短期化の原因は、 の要因が大きいことが示されている。 ・ 業 を さ るための短期成果への要求 ・製品サイクルの短期化 ・ イ 出しの しさ ・リスクへの懸念 問 日本企業全体として研究開発の短期化傾向が示されましたが、 において短期化傾向がある場合には、その原因として て はまるものに全て○をつけて さい。( 数 可) 37.6 28.7 24.3 22.5 44.7 54.3 59.8 60.7 17.6 17.0 15.8 16.8 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (n=914) (n=910) 者 ( )(n=896) 者 ( )(n=901) 消 ○マイン としては、上層部の方が中長 期の研究開発に積極的であるが、上の 結果からは上層部は短期成果も強く 求めており、短期と中長期の 方の成 果を追いかけていることが示されて いる。 30.0 21.0 27.2 31.2 28.5 27.8 54.2 33.1 51.6 47.6 58.2 54.1 54.4 50.9 44.0 33.0 46.2 40.5 22.4 20.8 18.7 14.4 20.5 28.2 12.8 20.7 7.9 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 業 (n=903) 向 中 業 (n=899) 業 (n=897) (n=904) 業 (n=901) 業 業 (n=891) 業 業 (n=898) 業 向け (n=897) 業 (n=899) ○研究開発成果を 成し、事業化する上 での 題としては、「事業部門が既存 事業で手一杯」と「事業を遂行できる 人材の不足」をあげた企業が多い。 ○事業部門の多 さが研究開発成果を 事業化する上で、 も多くの企業が 識している 要因となっているが、 このことは、企業の余裕の無さを示し ている。 ○人材の不足 も余裕の無さにもつな がっていると考えられる。
3-4 海外市場向けの研究開発投資 〔現状のターゲット市場〕 〔研究開発費の比率〕 4.まとめ・考察 (1)時代の流れと企業の研究開発投資の関係 ・バブル経済が崩壊したのが1991 年であり、その頃からリストラという言葉がブームとなり、研究開 発においても効率化が強く求められるようになった。その後、景気は回復したものの、2008 年には、 リーマンショックと呼ばれる世界的な経済危機が発生し、多くの企業は研究開発費も減らした。 ・こうした背景の中、研究開発投資も10年前と比べて基礎研究の減少、中長期研究開発の減少、ニー ズプル型の研究開発の増加といった傾向が見られ、短期の成果を追及する姿勢が表れている。 ・さらに、研究開発の短期化の原因としては、「短期成果を出すことに対する上層部の要求」、「中長期 テーマのリスクへの懸念」、「製品サイクルの短期化」を挙げた企業が多く、これらはまさに日本企業 が置かれている状況を示している。 (2)企業における余裕の無さと危機意識 ・研究開発のみならず事業化においても「事業部門が既存事業で手一杯」と「事業を遂行できる人材の不 足」をあげた企業が多く、企業における余裕の無さがはっきりと表れている。 ・しかしながら、こうした余裕の無さや短期成果志向については、企業は決して望ましい姿だと思って いるわけではなく、研究開発投資における5年後への期待としては、「基礎研究・応用研究の比率を 上げたい」、「中長期の研究開発の比率を上げたい」、「シーズプッシュ型の研究開発の比率を上げたい」 と回答した企業が多く、元のあるべき姿に戻したいという企業の危機意識も表れている。上層部ほど 中長期の研究開発に積極的なのも、立場上、将来に対する懸念がより強いためと考えられる。 (3)海外市場への取組みの少なさと発展の可能性 ・経済不況だけではなく、今後の人口減少の問題を考えると、国内市場の大きな伸びは期待できない中 で、海外市場への期待は大きいが、現時点では海外向けの研究開発費は2割程度であり、まだまだ少 ないと言える。 ・さらに、現状のターゲットの多くがB to B(企業等向け)であり、B to C(消費者向け)は少ない。 その中でも、低所得者向けは非常に少ない。ボリューム・ゾーンということを考えると、こうした低 所得者層向けをもっと強化すべきと思われるが、逆に言えば、海外市場に関しては、まだまだ伸びる 可能性が大いにあるとも言える。 (4)今後に向けて ・企業の事業を長年に渡って支えていくような大物の研究開発は時間がかかり、実を結ぶまでには数十 年かかる場合もあるが、中長期の研究開発の弱体化や企業の余裕の無さは懸念材料である。 ・その一方で企業の将来への危機意識や海外市場の可能性も見られ、今後の動向が注目される。 企業等(Bto B) 8.4 消費者(富裕層) 0.7 消費者(中間層) 0.7 消費者(低所得者) 0.2 企業等(BtoB) 消費者(富裕層) 消費者(中間層) 消費者(低所得者) (n=607) (単位:割) 国内向け 78.9 海外先進国向け 11.5 海外新興国向け 9.6 国内向け 海外先進国向け 海外新興国向け (n=870) (単位:%) ○新興国市場における主なターゲットは、主に企業等向け( B to B ) であり、消費者向け ( B to C ) の 割合は小さい。また、消費者向け ( B to C ) の中でも、富裕層と中間層が主なターゲットであり、 低所得者層の割合は小さい。 ○研究開発投資については、国内向けが多く、海外向けは全体で2割強程度である。海外向けの中で は、先進国向けが新興国向けをわずかに上回っている。