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岸秋正文庫「薩遊紀行」: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

岸秋正文庫「薩遊紀行」

Author(s)

小野, まさ子; 漢那, 敬子; 田口, 恵; 冨田, 千夏

Citation

史料編集室紀要(31): 215-258

Issue Date

2006-03-30

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/8349

Rights

沖縄県教育委員会

(2)

史 料 編 集 室 紀 要 第 31号 (2006)

を 翻 刻 し た も の で あ る 。

資 料 コ ー ド 目 ○ ○ ○ 嵩 ω 認 ¢d

種 多 様 で 、 文 学 の 一 ジ ャ ン ル を な し て は い る が 、 明 確 な 定 義 は

は 「 奥 の 細 道 」 ま で 、 多 く の 書 が 印 刷 出 版 さ れ 、 さ ら に 京 都 や

ど 情 報 も 流 通 し て い た 。 今 思 う ほ ど 、 近 世 後 期 の 人 々 に と っ て 旅 は め ず ら し い も の で は な か っ た よ う で あ る 。 な お 、 薩 摩 に 題

西

西

西

庶 民 生 活 史 料 集 成 』 第 二 巻 、 一 九 六 九 年 、 三 一 書 房 、 収 録 ) 。

体 裁 を と り 、 内 容 的 に は 、 旅 の 途 中 の 体 験 、 友 人 や 宿 の 主 人 か ら 聞 い た エ ピ ソ ー ド 、 当 時 人 口 に 膳 妥 し て い た の で あ ろ う 有 名 人 の 狂 歌 、 名 所 旧 跡 の 話 な ど を 盛 り 込 ん だ 、 ど ち ら か と い う と

215

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史 料 編 集 室 紀 要 第31 号 (2006)

た 藩 校 を 訪 ね た り 、 画 家 に 会 っ た り 、 中 国 の 書 画 骨 董 だ け で な

あ た り と も 絡 む の だ ろ う か 、 と つ い 想 像 し て み た く な る 。 さ て 、 日 程 に つ い て 記 し て お こ う 。 旅 の 期 間 は 、 享 和 元 年

及 ぶ 。

四 月 十 三 日 八 代 着 。

四 月 二 十 一 日 日 奈 久 着 。 そ の 間 、 友 人 と 飲 酒 ・ 談 話 し た り 、 神 社 を 参 拝 し た り 、 海 浜 を 散 歩 。

な ど を 聞 く 。 友 人 た ち と 飲 酒 ・ 談 話 を し て 過 ご す 。

川 内 着 。 新 田 八 幡 宮 に 参 拝 。

得 る 。 森 元 宗 節 ら と 会 う 。 五 月 一 日 南 泉 院 を み る 。 五 月 二 日 大 乗 院 を み 、 稲 荷 ・ 諏 訪 両 明 神 を 参 拝 。

人 が 訪 問 、 談 話 。

鹿

三 十 三 町 九 問 余 り 、 と あ る 。 約 二 〇 八 キ ロ メ ー ト ル に 及 ぶ 旅 で あ る 。 本 史 料 は 、 毎 日 、 一 日 も 欠 か す こ と な く 綴 ら れ て お り 、 そ の

は 和 文 で 記 す な ど 、 意 識 的 に か き 分 け て い る 。 行 程 を た ど る こ と で 、 近 世 後 期 の 武 士 の 旅 の あ り よ う が み え る だ け で な く 、 沖 216

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史 料 編 集 室 紀 要 第31号 (2006)

と 、 清 代 だ け で も 十 五 件 の 海 賊 被 害 が あ る と い う 。

の よ う す に つ い て も 記 し て い る 。 た と え ば 官 生 に つ い て 、 従 来

こ と が 決 ま っ た こ と な ど 、 か な り 正 確 な 情 報 で あ り 、 か つ 著 者

の 話 だ け で な く 、 異 国 情 報 を 得 よ う と の 思 い か ら か 、 中 国 の 話 、 台 湾 の 話 な ど も 書 き 留 め ら れ て い る し 、 驚 い た こ と に 、 嘉 慶 帝

使

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使

を さ ら に 写 し た も の で あ ろ う か 。 い ず れ に せ よ 、 写 し と は い え 、

本 史 料 か ら は 、 著 者 の 旅 の 目 的 の 一 つ は 、 中 国 の 書 画 ・ 古 物 を み 、 唐 物 を 購 入 す る こ と に あ っ た の で は な い か と も う か が え

し て い る の で あ る 。 末 尾 に 記 さ れ た 買 い 物 の リ ス ト に は 朱 墨 、 粉 朱 、 唐 紙 な ど が 出 て く る 。 唐 物 は 一 部 を 除 き 、 他 国 で の 商 売

譜 」 に は 、 そ れ ぞ れ 八 世 常 有 、 八 世 盛 賀 の 項 に 、 舅 と し て 「 栄

調

読 で き な い 箇 所 も あ っ た 。 皆 様 の ご 教 示 を 乞 う も の で あ る 。 最 後 に 、 本 史 料 の 掲 載 に 当 た り 、 便 宜 を 図 っ て く だ さ っ た 沖

217

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史 料 編 集 室 紀 要 第31 号 (2006)

文 書 の 翻 刻 に 際 し て は 、 以 下 の 点 に 留 意 し た 。

使

ま 使 用 し た 。 ま た 、 助 字 に あ た る 部 分 は 、 他 の 字 よ り も 大 き さ を 小 さ く し て あ る 。 特 殊 な 文 字 と し て 、 以 下 の 例 を あ げ て お く 。

β

使

ん だ と こ ろ も あ る 。 3 翻 刻 の 様 式 は 、 行 数 ・ 字 数 と も に 、 本 紀 要 の 字 数 に あ わ せ て 加 工 し て あ る が 、 原 文 の 消 し の 部 分 は

の よ う に 棒 線 で 示 し た 。

注 に つ い て 。 読 者 の 便 の た め 、 固 有 名 詞 ・ 事 項 等 に つ い て は

46

鹿

46

鹿

一 九 九 四 年 、 角 川 書 店

鹿

『 神 道 大 系 』 神 社 編 四 十 五 肥 前 ・ 肥 後 ・ 日 向 ・ 薩 摩 ・ 大 隅 国

47

47

稿

218

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史 料 編 集 室 紀 要 第 31号 (2006)

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史 料 編 集 室 紀 要 第31号 (2006)

各 容 人 之 口 口 我 口 之   ○ 享 和 改 元 夏 四 月 十 二 日 午 後 、 発 熊 城 、 天 気 晴 朗 、 相 送 者 八 人 、 日 黒 田 、 曰 佐 竹 、 日 中 条 、 曰 佐 藤 、 日 犬 塚 、 日 甲 斐 、 日 市 下 、 日 園 田 也 、 過 尾 形 文 仲 旅 館 告 別 、 文 仲 亦 送 至 、    

   

上 源 吾 及 手 辺 太 左 衛 門 、 夏 梅 三 郎 兵 衛 、 皆 相 識 可 奇 遇 也 、 晩 、 宗 ・ 大 木 二 氏 辞 去 、 余 及

宿

  〇 十 三 日 晴 、 林 次 郎 大 夫 来 、 太 夫 者 旧 藩 人 、 今 為 浪 士 云  

享 和 改 元 一 八 〇 一 年 。 寛 政 か ら 享 和 に 改 元 し た 。 尚 温 七 年 、 嘉 慶 六 年 。 琉 球 国 王 は 尚 温 、 将 軍 は 徳 川 家 斉 、 薩 摩 藩 主 は 島 津 斉 宣 、 肥 後 藩 主 は 細 川 斉 菰 。 決 去 別 れ る こ と 。 大 木 英 之 助 「 肥 後 細 川 家 侍 帳 」 に 明 和 三 年 ( 一 七 六 六 ) 鉄 炮 頭 、 文 化 六 年 ( 一 八 〇 六 ) 致 仕 、 と あ る 大 木 英 之 助 の こ と か 。 川 尻 熊 本 市 南 部 、 緑 川 の 河 口 に 位 置 す る 水 上 交 通 の 要 所 。 細 川 氏 は 川 尻 を 肥 後 五 ケ 町 の 一 つ に 指 定 、 薩 摩 街 道 の 宿 場 町 と し て も 栄 え た 。 境 野 嘉 十 郎 一 八 〇 二 年 ( 享 保 二 ) に 川 尻 町 奉 行 を 勤 め た 境 野 嘉 十 郎 の こ と か 。 一 八 一 一 年 没 。 三 五 〇 石 。 境 野 は 斎 藤 芝 山 ( 権 之 助 ) と と も に 犬 追 物 を 興 し 、 度 々 斉 藪 公 の 上 覧 を 仰 い だ こ と が 「 椎 田 目 記 」 に 残 さ れ て い る と い う 。 220

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第 31 号 (2006)

史 料 編 集 室 紀 要

使

カ ギ カ ギ 霊 感 公 御 鷹 野 ノ 時 、 御 さ け 箱 ノ 鎖 紛 失 せ し 二 、 住 ノ 江 四 郎 兵 衛 鎖 な し 二 明 ケ し ヲ 、 公 殊

キ 三 井 弥 内 、 霊 感 公 御 寵 愛 ノ 御 鷹 預 り 居 、 夜 日 す ゴ 板 ヲ は つ し 候 事 ヲ 忘 れ し 二 、 翌 目 朦 ヲ す ゴ 板 へ さ し 入 死 居 た り 、 弥 内 大 二 仰 天 し て 取 次 迄 伺 し 二 、 死 生 有 命 ト ノ ミ 仰 ラ レ シ ヨ シ 、 境 野 話 な り

か ㌻ り 刀 ノ ツ カ ヲ 御 畳 へ 突 入 、 大 二 お と ろ き 、 帰 館 之 上 罪 ヲ 乞 シ ニ 、 予 も 酔 テ 覚 ヘ ス ト 仰 ラ レ シ ヨ シ  

  七 斗 表 ナ ヘ ヲ 植 る を 見 た り 、 稲 を 植 る か こ と し 、 七 月 ニ ハ か り 上 ル よ し 、 形 バ ニ ラ ノ こ と く ニ テ 四 角 ナ リ 、 色 ハ 翠 な り 、 上 田 二 あ ら さ れ ハ 出 来 ズ ト 云 、 但 シ 下 田 ニ テ モ コ

ロ ロ ロ

宿

林 次 郎 大 夫 門 肥 後 細 川 家 侍 帳 」 に 天 明 八 年 ( 一 七 八 八 ) 知 行 召 上 、 高 一 五 〇 石 、 と あ る 林 次 郎 大 夫 の こ と か 。 霊 感 公 肥 後 藩 主 ・ 細 川 重 賢 の こ と 。 一 七 二 〇 ∼ 八 五 年 。 藩 主 だ っ た 兄 が 急 死 し た た め 跡 を 継 ぐ 。 九 代 将 軍 家 重 の 偏 誰 ( へ ん き ) を 与 え ら れ 、 重 賢 と 改 名 。 重 賢 は 藩 政 改 革 を よ く し 、 「 宝 暦 の 改 革 」 と 呼 ば れ 、 名 君 に よ る 善 政 の 一 つ と し て 伝 え ら れ る 。 銀 台 遺 事 細 川 重 賢 に つ い て の 記 録 を 集 め た も の 。 細 川 家 の 江 戸 屋 敷 が 港 区 白 金 台 に あ っ た た め 、 重 賢 は 俗 に 銀 台 公 と 称 さ れ た 。 三 井 弥 内 「 肥 後 細 川 家 侍 帳 」 に 御 近 習 御 次 組 と し て 名 が み え る 三 井 弥 内 の こ と か 。 菊 池 武 重 = 二 〇 七 ∼ 三 九 年 ? 菊 池 氏 第 十 三 代 当 主 。 肥 後 守 。 鎌 倉 時 代 末 ∼ 南 北 朝 時 代 に 活 躍 し た 武 将 。 忠 臣 後 鑑 録 正 し く は 忠 誠 後 鑑 録 。 赤 穂 義 士 に つ い て 、 津 山 藩 士 小 川 恒 充 が 記 し た 書 で   七 〇 七 年 ( 宝 永 四 ) の 作 。 ち な み に 義 士 の 討 ち 入 り は 一 七 〇 一 年 。 宇 土 細 川 の 支 藩 。 一 六 四 六 年 ( 正 保 三 ) 細 川 光 尚 の 代 に 叔 父 立 允 の 嫡 子 行 孝 に 宇 土 三 万 石 を 内 分 し た こ と に 始 ま る 。 播 之 粟 賀 播 帽 は 今 の 兵 庫 県 。 神 崎 郡 神 崎 町 粟 賀 町 。 豊 福 熊 本 県 松 橋 町 南 東 部 に 位 置 す る 村 。 七 斗 表 畳 表 に す る 七 島 イ グ サ の こ と 。 江 戸 時 代 に は 大 牟 田 表 と し て 知 ら れ た 。 221

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第 31 号 (2006)

史 料 編 集 室 紀 要

ぶ   〇 十 四 日 曇 、 巳 時 、 与 池 辺 玄 壽 、 僕 、 某 同 上 上 宮 、 径 萩 原 堤 想 稲 津 氏 之 勲 、 至 奉 光 寺 拝   主 水 氏 之 廟 、 至 通 泉 寺 有 蘇 鉄 、 囲 掌 九 、 長 身 二 、 左 折 至 語 信 寺 、 寺 至 今 僧 百 三 十 五 代 連   綿 不 断 、 又 左 下 謁 征 西 将 軍 廟 、 至 中 宮 、 自 此 登 十 八 丁 始 至 上 宮 、 ミ 者 明 見 祠 也 、 祠 前 有

急 下 、 酔 後 如 飛 、 須 輿 至 谷 村 、 拝 明 見 本 祠 而 還 、 夜 宮 崎 柳 泉 氏 来 見 、 飲 酒 談 話 、 柳 泉 氏  

殿

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婿

殿

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殿

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琉 球 中 山 王 、 年 頭 礼 之 節 、 花 瓶 へ 杜 飾 花 を 生 る 例 也 、 国 之 暖 か な る 事 嘉 へ し 、 宮 崎 氏

  シ ユ

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殿

殿

主 水 殿 、 江 戸 二 而 も 目 立 候 ハ 、 ア ジ ロ 駕 、 無 地 の カ ン バ ン 、 引 馬 ノ 飾 な り と

萩 原 堤 稲 津 氏 之 勲 球 磨 川 に か か る 堤 防 で 十 七 世 紀 に 築 造 さ れ た と い う 。 古 麓 町 の 山 際 よ り 城 北 の 松 浜 軒 に い た る 延 長 六 キ ロ の 土 堤 。 八 代 城 下 を 洪 水 か ら 防 御 す る た め に 築 か れ た 。 現 在 の 新 萩 原 橋 付 近 か ら 上 流 は 特 に 萩 原 堤 と 呼 ば れ る 。 一 七 五 五 年 ( 宝 暦 五 ) の 洪 水 で 決 壊 し た が 、 八 代 郡 目 付 の 稲 津 弥 右 衛 門 に 命 じ て こ れ を 復 旧 さ せ た 。 春 光 寺 八 代 市 古 麓 町 に あ る 臨 済 宗 の 寺 。 松 井 家 の 菩 提 寺 。 語 信 寺 悟 真 寺 の こ と 。 懐 良 親 王 の 菩 提 寺 と し て 創 建 さ れ た 。 明 見 妙 見 宮 。 一 六   五 ∼ 四 四 年 頃 創 建 さ れ た 。 現 在 の 八 代 神 社 。 伝 習 堂 一 七 五 七 年 ( 宝 暦 七 ) 十   月 に 創 設 さ れ た 八 代 藩 の 八 代 文 武 稽 古 所 の 文 武 所 。 松 井 家 八 代 城 は 一 六 三 二 年 の 細 川 氏 の 肥 後 入 国 後 は 藩 主 忠 利 の 父 忠 興 ( 三 斎 ) が 、 忠 興 死 後 は 幕 府 の 意 向 に よ り 主 席 家 老 松 井 ( 長 岡 ) 興 長 が 城 主 と な り 、 以 来 一 八 七 〇 年 の 廃 城 ま で 松 井 氏 が 在 城 し た 。 主 水 殿 は 第 七 代 営 之 、 帯 刀 は そ の 父 ・ 豊 之 を さ す 。 角 田 嘉 次 馬 松 井 嘉 次 馬 の こ と か 。 松 井 家 の 御 家 人 。 米 良 出 自 は 南 朝 の 忠 臣 と し て 知 ら れ る 菊 池 氏 。 そ の 子 孫 が 日 向 米 良 に 入 っ て 米 良 氏 を 称 し 、 の ち に 肥 後 人 吉 藩 主 相 良 家 の 付 庸 と な る 。 呉 茱 萸 漢 方 薬 の 一 つ 。 頭 痛 ・ 頭 痛 に 伴 う は き け や 慢 性 胃 炎 に き く と い う 。 222

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殿

西

西 垣 ハ 会 計 二 妙 ナ ル 人 ナ リ 、 中 山 カ ツ テ 云

西 垣 ガ コ ナ リ

殿

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西

   

  壱 岐 ノ 国 長 者 浦 ノ 石 中 二 、 シ ノ ブ 、 牡 丹 、 山 水 等 ノ 模 様 ア リ ト 、 去 年 山 水 壽 穐 ノ 画 ア

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殿

  同 国 太 田 権 三 郎 、 四 百 石 二 而 物 頭 ナ リ 、 風 雅 ノ 人 ノ よ し 、 八 代 ノ 船 頭 屋 久 ノ 嶋 へ 漂 着 有 吉 大 膳 陰 謀 一 七 六 二 年 ( 宝 暦 十 二 ) 大 奉 行 堀 平 太 左 衛 門 と 対 立 し て い た 三 家 老 の 一 人 ・ 有 吉 大 膳 の 家 臣 の } 人 が 藩 主 重 賢 と 堀 平 太 左 衛 門 を 呪 誤 す る と い う 事 件 を 起 こ し 、 そ れ が も と で 有 吉 大 膳 は 永 蟄 居 を 命 ぜ ら れ た 。 子 昂 趙 子 昂 。 中 国 南 宋 の 文 人 ・ 書 家 。 藤 木 蘭 斎 江 戸 末 期 に 活 躍 し た 画 家 と し て 森 蘭 斎 が い る が 、 彼 の こ と か 。 森 蘭 斎 は   七 六 〇 年 頃 長 崎 へ 遊 学 、 清 の 花 鳥 画 家 を よ く し た 沈 南 蹟 の 画 風 を 継 承 し た 能 代 繍 江 に 師 事 。 後 に 加 賀 前 田 候 の お 抱 え 絵 師 と な る 。 「 蘭 斎 画 譜 」 を 出 版 。 } 八 〇 一 年 ( 享 和 元 ) 江 戸 で 没 。 物 頭 ( も の が し ら ) 指 揮 す る 役 職 で あ る 。 軍 の 鉄 砲 組 、 弓 組 を 正 教 寺 ( し ょ う き ょ う じ ) 熊 本 県 八 代 市 に あ る 寺 院 。 一 五 六 八 年 建 立 、 後 に 西 本 願 寺 准 如 上 人 よ り 本 尊 と 正 教 寺 の 寺 号 を 賜 る 。 玉 屑 栗 本 玉 屑 ( く り の も と ぎ ょ く せ つ ) の こ と か 。 一 七 五 二 ∼ 一 八 二 六 年 。 熊 本 生 ま れ の 僧 侶 ・ 俳 人 。 僧 名 は 観 応 。 淡 路 ・ 播 磨 ・ 加 古 川 な ど の 寺 の 住 職 を 歴 任 し 、 二 条 家 俳 譜 宗 匠 と し て 各 地 で 芭 蕉 句 碑 の 建 立 活 動 を 行 っ た 。 一 八 〇 〇 年 ( 寛 政 十 二 ) 紀 行 集 『 あ づ ま が ひ 』 を 刊 行 。 223

参照

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