新聞社説からみた21世紀5年間の日本の教育問題 : 大学生たちの新聞学習報告を兼ねて
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(2) 北海道教育大学紀要(教育科学編)第57巻 第1号 JournalofHokkaidoUniversityofEducation(Education)Vol.57,No.1. 平成18年8月 August,2006. 新聞社説からみた21世紀5年間の日本の教育問題 一大学生たちの新聞学習報告を兼ねて−. 門 脇 正 俊 北海道教育大学岩見沢枚学校数育教室. EducationalIssuesofJapanintheFirst5Yearsof21Stcentury fromLeadingArticlesofNewspapers. −AReportofNewspaperStudywithUniversityStudents− KADOWAKI Masatoshi. SchooIEducation,IwamizawaCampus,HokkaidoUniversityofEducation. 概 要 新しい世紀21世紀も5年が過ぎた.新世紀は「知の世紀」とも言われてきたが,日本の教育や子ども・若 者にとって,どのような5年間だったのであろうか.本稿では,朝日・毎日・読売の三大全国紙と北海道新 聞の5年間の「社説」記事から「教育・子ども・青年」関係記事を拾い出して題目一覧を作成し,それを概 観しながら教育問題の整理を試みた.社説に注目したのは,政治,経済,社会など様々な報道記事の中で, 新聞社が読者に特に考えてほしい問題を厳選して碇起したものであり,社説に取り上げられた教育問題は非 常に重要と判断された教育問題と推察できるからである.社説題目では大学間題が最も多く97本,ついで, 子ども被害者事件82本,教科書問題57,子ども加害者事件47本,新成人・新社会人・就職失業等の若者問題 37本(フリーター・ニート・引きこもり等9本を含む),学力調査・テスト22本,教員間題19本,読書・活 字文化など18本,教育基本法改正問題18本,国旗国歌問題14本等々,その他様々な教育関係社説を摘出・整 理できたが,新聞社による選択題目や論述視点の相違を改めて認識できた.また,社説に注目した研究報告 や「教育に新聞を」(NIE)の取り組みなどの先行事例を検討し,教育学研究や大学での授業に社説を取り 上げた報告が乏しいことから,2005年度後期に担当した講義の中に一部取り入れた学生達の社説学習の成果 や課題についても報告した.各社の教育論や主張が簡潔に表現されている社説を精読したり比較考察するこ との意義を,学生ともども再認識した.. はじめに. 早くも,新しい世紀21世紀の最初の5年が過ぎ. た.新世紀は「知の世紀」とも言われてきたが,. 日本の子ども・若者や教育にとって,どのような 5年間であったのであろうか.この5年間で出版. 17.
(3) 門 脇 正 俊. された教育関係の単行本の数も多いし,雑誌や新. 会に代表を送ったりして研究を進め,1988年から. 聞の教育関係記事は膨大な数になるであろう.教. 賛同校をNIE実践校に指定して本格的なNIE運. 育分野だけでも5年間を整理することは容易では. 動がスタートした.NIE事業は1998年に日本新. ないが,単行本の書名や雑誌特集記事名を分類し. 聞協会から日本新間数育文化財団に移管されて今. てみることによって5年間の動向が見えるかもし. 日に至っているが,NTlミ実践校の報告交流会を. れないし,新聞を取り上げるにしても様々な方法. 兼ねた全国大会を毎年開催している.2005年3月. があろう.各紙とも週1回は教育特集があり,そ. には日本NIE学会(初代会長は社会科教育研究. れらのテーマを整理することも1つの方法であろ. 者で横浜国立大学教授の影山清四郎氏)も設立さ. うし,あるいは読者蘭の教育関係投書を整理して,. れ,実践活動組織に加えて,学術的組織も整備さ. 国民の教育関心の動向(新聞社の選択したものだ. れてきた.2002年度から導入された「総合的な学. が)をみることもできよう.しかし本報告では,. 習の時間」も追い風となり,運動も広がっている.. 朝日・毎日・読売の三大全国紙と北海道新聞の5. しかし,大学数師のNIE研究は初等中等教育. 年間の「社説」記事から教育関係記事を拾い出し. でのNIE活動を対象としたものがほとんどで,. て題目一覧を作成し,それを概観しながら教育問. 自らの大学教育実践にNIEを取り入れた報告は. 題の整理を試みた.社説に注目したのは,政治,. ほとんど見当たらないようである.インターネッ. 経済,社会など様々な報道記事の中で,新聞社が. トでの「教育に新聞を」(NIE)の和文検索で見. 読者に特に考えてほしい問題を厳選して碇起した. 出した大学教育関係項目は,「NIEによる高等教. ものであり,社説に取り上げられた教育問題は非. 育機関での地震教育」と題した大阪市立大学グ. 常に重要と判断された教育問題と推察できる.. ループの地震学ゼミ授業実践報告だけであった.. なお,2005年度後期の「教育制度B」受講学生. 大学数青学会紀要のバックナンバーを旧称の一般. たちに,門脇が学内外の図書館の各紙各月縮刷版. 教育学会時代を含めて概観してみたが,NIEに. から拾い出して作成した4紙「教育・子ども」関. よる大学教育実践報告を見出すことはできなかっ. 係社説記事題目の目録プリント(後掲)を配布し. た.なお,国会図書館での「社説」書誌検索では. て,①新聞4紙の5年間の社説題目を概観して気. 127件あったが,本ノ稿に少しは関係しそうなもの. づき考えたこと,②最も興味を持った社説記事を. として下記の6冊があり,入手・借用し,概観し. 読んで学び考えたこと,についてレポートを提出. てみた.. してもらったので,本報告はその紹介も兼ねてい る.ただ,担当した「教育制度B」自体は「教育 小六法」(学陽書房2005)をテキストとした教育 法規概説的講義で,新聞社説については2度,そ れも部分的に取り扱ったにすぎない.. (1)エネルギー情報研究会編「社説でみるエネ ルギー・環境・原子力」渓声社.1992. (2)読売新聞論説委員会編「読売VS朝日一社 説対決50年−」中公新書ラクレ.2001 (3)産経新聞論説委員室編「社説の大研究」産 経新聞社.2002. 1.新聞を利用した教育や研究の状況 若者たちの活字離れや新聞離れ傾向に歯止めを かけようと,「教育に新聞を」(NIE:News− paperInEducation)の運動が,アメリカに学ん. (4)読売新聞論説委員会編「読売VS朝日一社 説対決:北朝鮮問題−」中公新書ラクレ.2002. (5)読売新聞論説委員会編「読売VS朝日−21 世紀・社説対決−」中公新書ラクレ.2004 上記のうち(1)は1986年から1991年までの朝日,. だ日本新聞協会主導で1980年代後半から日本でも. 読売,毎日,産経,東京,日本経済の6紙のエネ. 展開されてきた.即ち,1985年に日本新聞協会販. ルギー・環境・原子力関係社説を収録したもの. 売委員会にNIE専門部が設置され,全米NIE大. で,残念ながら環境教育を含む「教育」用語の祉. 18.
(4) 新聞社説からみた21世紀5年間の日本の教育問題. 説題目は見当たらないし,1990年から2002年10月. ためのにわか勉強による記述でしかない.しかし. までの読売新聞と朝日新聞の北朝鮮問題社説を収. 私自身は,かなり以前(数十年前)から大学での. 録し解説した(4)にも教育関係社説は含まれていな. 講義に新聞記事(やNHKTVニュース等の映像. い.しかし,(2)には「日の丸・君が代」(1999.3),. 資料)を活用してきている.特に「教育制度A・. 「教育基本法」(2000.9),「歴史教科書」(2001.. B」や「教育社会学」等の講義では配布プリント. 2∼3),(3)には「ナイフ事件」(1998)「少年法」. の中に「最近の新聞記事より」の項目を設けて,. (1998)「国旗・国歌法」(1999)「扶桑社の歴史. 教育関係新聞記事の紹介も行っている.しかし今. 教科書」(2001)の各紙社説が(後者のナイフ事. 回のように,新聞記事をレポート課題に出したの. 件と少年法には北海道新聞を含む地方紙の社説. は初めてである.なお,北海道教育大学釧路校で. も),(5)には「歴史認識」と「国旗・国歌」が取. は,北海道新聞社の協力で,2005年度から「NIE」. り上げられている.その他の「社説」関係書誌で. 講座を教養科目(選択科目)として開設している.. は,本ノ稿には関係しないが,「社説にみる世界と 日本」(斎藤吉史.東洋書店.1988),[日経社説 にみる戦後経済の歩み](日本経済新聞社.1985), 「朝日新聞社説にみる戦後」(8.15を読む会編.. 2.新聞4紙の5年間の社説題目を概観 2001年1月は,中央省庁再編による文部科学省. 1989)があり,他は1960年前後の旧ソ連や中国の. の発足や成人式の荒れでスタートし,4月の小泉. 社説,ジャパンタイムズ,キリスト教紙,地方紙. 政権誕生による構造改革開始,6月の大阪教育大. 社説の集録や論評などである.. 学附属池田小学校事件,9月のニューヨーク同時. なお,国立国会図書館の雑誌記事索引2001年1. 多発テロなど内外ともに荒れた幕開けであった.. 月から2005年12月までの「社説」検索では594件. 01年の池田小児童殺傷事件を契機に学校内の安全. の記事を摘出できたが,そのうち教育・子どもに. 管理が大きな課題となり,様々な取り組みが行わ. (も)関係していると思われる記事は17件であっ. れてきたが,05年の終り頃には通学途上の安全確. た.「社説」関係総件数の年度別内訳は2001年83件,. 保までが大きな課題となり深刻さを増している.. 02年100件,03年111件,04年129件,05年130件で,. また,成人式の荒れでスタートした若者問題は,. そのうち教育関係社説関係記事も01年1件,02年. 成人式のあり方や大人になることの意味を問いか. 3件,03年3件,04年4件,05年6件と,それぞ. け,それなりの落ち着きをとりもどしているよう. れ少しずつ増加してきている.しかし,それらは. であるが,05年にはニートという無気力青年への. 「厚生福祉」誌の「社説拝見」欄や「経済評論」. 取り組みが課題となっている.. 誌の「社説採点」といった特定社説の紹介・解説. さて,社説は各紙ともほぼ毎日2本(時には2. がほとんどであった.2000年以前の検索では数少. 本分の分量で1本)掲載しており,毎月60本近く. ない学術論文の中に「朝日新聞社説にみる戦後日. は掲載されているが,読売と朝日(毎日と北海道. 本の非行問題」(加藤幸雄.日本福祉大学研究紀. は若干少ない)は一割近くが「教育・子ども・青. 要.1970),「新聞社説からみた体育の変遷」(山梨. 年」関係社説で占められ,その5年間の数の多さ. 大学学芸学部研究報告.1965)の先行研究を見出. は別掲資料が示している.社説分野の数的分類の. すことができた.. 一部を以卜に紹介する.. ところで,本報告はNIEの実践を最初から意 識してまとめようとしたものではない.報告準備. [大学間題]97本:朝日33.毎日18.読売37.北 海道9.. の最終段階でNIEに気づき言及したに過ぎない.. [子供が被害者]82:朝30.毎22.読20.北10.. 私は残念ながら,今までNIE運動に特別な関心. [教科書問題]57本:朝17.毎10.読17.北13.. を抱いたことはなく,上述のことも,この報告の. [子供の非行犯罪]47本:朝4.毎8.読12.北. 19.
(5) 門 脇 正 俊 23.. [新成人・新社会人・就職失業など若者問題]37. 本:読売8本.朝日11本.毎日11本.北海道7本. [学力調査・テスト]22:朝4.毎6.読8.北 4.. [教員間題]19本:朝5.毎0.読8.北海道6. [読書・活字文化]18:読8.朝4.毎6.北0.. ・教育基本法,答申を生かし,改正案の提出を急げ(読 売03.3.23) ・教育基本法,次期通常国会で改正を目指せ(読売03.8.3) ・教育基本法,「国を愛する心」でなぜいけない(読売 04.6.18) ・教育基本法,基本計画法こそつくれ(朝日01.11.27) ・教育基本法,見直しを見直せ(朝日02.8.14) ・教育基本法,理念をもて遊ぶ暇はない(朝日02.11.15) ・教育基本法,改正論議は不毛だ(朝日03.3.23). [教育基本法改正]18:読6.朝5.毎3.北4.. ・教育基本法,愛する国とはどんな国(朝日04.6.17). [国旗・国家]14本:朝8.毎1.読2.北3.. ・教育基本法見直し,教育の現状踏まえた論議を(毎日. [奉仕活動]4:朝日2.毎日1.読売0.北1. [障害児教育]3本:朝2.北海道1.読売と毎 日はなし.. 01.11.27) ・教育基本法,中教審報告こそ見直しを(毎日02.11.15) ・教育基本法,改止は喫緊の課越ではない(毎日03.3.23) ・教育基本法,見直しは改憲露払いだ(北海道01.11.27). 国立大学法人化,ロースクールを含む専門職大. ・教育基本法,「改正」は人いに疑問だ(北海道02.10.18). 学院設置,大学入試ミス連発などがあったにして. ・教育基本法,前文の審議をなぜしない(北海道02.11.16). も,「大学間題」の社説が異常と言えるほどに多. ・教育基本法,改正の展望が見えない(北海道03.3.22). かった.大衆化した大学に対する国民的関心の広. なお,国旗・国歌問題やつくる会教科書問題で. がりのためか,インテリゲンチャーとしての新聞. も,朝日と読売を中心に対立的な内容の社説が,. 編集者たちの関心の強さのためか,恐らく両方で. しばしば掲載されていた.. あろうが,21世紀初めの社説で最も多く取り上げ られていたのが,大学間題であった.2002年度か らの完全学校五日制や新指導要領実施に伴う学力. 低下問題に関する社説は予想外に少なく(新世紀 直前に峠を越え),国際学力調査を除けば各社と. も数本ずつ散見するにすぎなかった.大学間題に ついで多かったのは,やはり,残念なことである. が,被害者・加害者を含めて子ども事件関係を取 り扱った社説である.中国や韓国等との関連で,. さて,5年間の社説題目を概観して学生たちが 指摘した教育動向を紹介する. ・「新聞4紙の社説題目を概観して,数年前のものと最 近のものとを比べても,日本の教育情勢が,この数年. でよくなっているとは言えないと感じた」 ・暗い話題が多い.「社説のほとんどが負の要素が強く, 明るいものが少なかった」.「この5年間に明るい話題. というものはそうなかったのだなあと始めに感じた」 ・「各紙共通して5年間に扱われているものがあること に気づく.一つ目は歴史教科書採択,教科書検定に関 する社説.二つ目に教育基本法,教育改革に関するもの,. 歴史教科書問題をめぐる社説も,「つくる会」の. また三つ目に学力テスト(検査)をめぐる記事がある.. 扶桑社教科書を中心に度々取り上げられていた.. これらは,近年になって特に問題視されている教育問. ところで,社説題目自体に当該新聞社の主張が 反映されていることが多い.各社の社説題目を概 観するだけでも面白い学習になる.例えば前掲の 「教育基本法」関係社説の題目は以下のように表 現されていて,読売新聞と他社の違いは明白だ.. [教育基本法改正]:18(読6.朝5.毎3.北4). 題であることがわかる.」 ・「年度によって,また新聞社によって記事に特徴があ ることがわかった.」. ・「こうして新聞記事を読むだけでもたくさんの社会状 況が読み取れる.新聞の持つ力の大きさに気づいたと ともに,自分の教育問題に関する知識のなさを思い知っ た」. ・教育基本法,時代にふさわしい見直し論議(読売 01.11.28) ・教育基本法,新理念の前に「総括」が必要だ(読売. 3.学生が最も興味を持った社説記事. 02.9.25). ・教育基本法,改正を「再生」への一歩としたい(読売 02.11.15). 20. 学生たちが最も興味ある社説としてレポート選 択した社説は重なりがあるものの,非常に多様で.
(6) 新聞社説からみた21世紀5年間の日本の教育問題. ある.ただ,岩見沢校(札幌校の本館も同様)の 図書館に朝日新聞と北海道新聞の縮刷版しかなく. (新聞本体も1年後に廃棄),目録に含めた4新. する記事を読んだ.北海道新聞と朝日新聞のものを読 んだが,朝日の『まず排除ありきでなく』(01.2.8)と. いう記事に大変共感した‥」. 聞の5年間の新聞の閲覧が可能な岩見沢市立図書 館や札幌市立図書館,あるいは道立図書館に足を 運んだ学生は限られていたであろうから,岩見沢 校の図書館で閲覧可能な範囲内で社説を選択した. 4.学生の教育研究における新聞活用の意義 日常的に社説を読んできた学生は乏しく,今回. 学生が多かったものと推測する.また,朝日や北. の受講を通じて社説の重要性や面白さを認識した. 海道の縮刷版でも書庫にある2∼5年前の社説記. 学生が多かったようである.. 事は敬遠され,閲覧室に開架されている1年以内 に偏っていたことも残念であった.やはり,担当. 教員の方で,目録に掲載した社説記事すべてを. ・「今回新聞社説記事を概観したり,社説記事を読んで,. そこから派生した関心事について新聞記事を洗ったり して,新聞を読むことは教育問題を知るのに最も適し た材料であることがわかった.また,社説という性格上,. ファイルして,閲覧が容易なように準備すべきで. 記述(特に批判の仕方)の参考にもなる.縮刷版の文. あったと反省している.それでも,学生たちの関. 字の小ささにはじめは驚いたが,その役割を知ること. 心あるテーマの一端が伺えられる.しかし,社説. ができた」. 数で一番多い大学間題への注目は乏しく,多いの は子ども関係事件で9件(被害者7件,加害者2 件),教師関係6件,歴史教科書6件,学力低下 5件,若者関係5件,国旗国歌4件,障害児(者) 4件,少子化3件,文字・活字文化3件,教育改 革3件の順で,その他5件となっていた.学生た ちが選択した社説レポートから,ごく一部を紹介 する.最も多かった子ども関係事件では, ・「私は4紙の社説を概観する中で朝日05.3.15の『子ど もの安全一親の目と地域の目で』という社説に最も興 味を持った.なぜなら‥ここ数年の間に子どもの安全. を脅かす残忍な事件が多発しており,子どもをいかに 守るのかが学校や地域,社会全体の差し迫った課題で あるからだ‥」. ・「自分が小学生だった頃は恐らく,ちゃんとした防犯 対策は行われていなかったのではないかと思うし,さ ほど重要視もされていなかったのではないだろうか‥ 私はそのような学校の変化を必要にしてしまった社会 に対し,少し寂しい気もする.けれども,学校の安全 を図る努力を続けなければならない‥」 次に多い教員関係では ・「私は教師を目指しているので,指導力不足教員に関 する記事に興味を持った.そこで読売新聞2005.8.24『先 生だって誉めれば伸びる?』という社説を読んだ.教. 師の指導力不足や問題行動など,昨今の教師に対する 評価は厳しい.だが,この記事では違う視点から捉え ていた‥」 ・「教員の質に関する問題が気になったので,それに関. ・「新聞の社説記事を眺めることにより,『その時代に何 が話題になったのか,どのような事件が生じたのか』. など瞬時に把捉することができる」 ・「社説記事は,新聞に掲載されている他の記事とは少 し違う.社説記事は,その取り上げたテーマにのっとっ て,各新聞社の読者,社会への強い思いを感じること ができる.それは書き手からの訴えである」 ・「社説記事は,各新聞社の特徴を垣間見ることができ 面白い.特に朝日は,国旗・国歌問題を扱う記事が他. 社より多い点が興味深い」 ・「今回教育制度間題を社説から考えたことで,私には 教師の責任の重さ,教育の重要性ということを改めて 認識したように思う.また,教育とは教師一人ではで きるものではなく,今の社会に合った教育,教育制度 の改革というものが必要であると考えた.」. レポート提出後の最終回の課題記述の最後に, 受講全体を通じた感想を書いてもらった際も,以 下のような,社説学習を高く評価した記述が見ら れた. ・「社説を見て,その中の一つを自分で選びレポートに するという課題も,自分としては有効であった.私は「学 力テスト」のことについてレポートを書いたが,各々. が自分の興味ある課題に取り組めることはやる気も出 るし,自分のためにもなると感じた.是非この手法は 続けてほしいと思う.」 ・「一番の成果は,新聞の社説比重交です.同じ内容につ いてでも各紙で捉え方は様々なのだとわかりました. 同時に,情報は単一のものを元にするのではなく,様々 な情報を集め,自分なりに比重交考察することが重要だ ということを学びました.」. 21.
(7) 門 脇 正 俊 ・「2回目のレポートは新聞社説についての課題であっ. 効果が確認できた.. た.直凛に教育制度に関係するものではなかったが,. 社会の動向や教育に関する社説の多さに気づくことが できたことは,私にとって大きいことだ.新聞の情報. 5.新聞社説に見る21世紀5年の教育改革問題. 量の多さと内容の充実さに改めて気づかされることに なった.」 ・「レポート課題2つ目として,新聞の教育関連社説の 題目を概観したため,教育問題について改めて考えさ せられた.」 ・「過去5年間の社説記事の見出しを一覧にしてくれた のは私の中でとても興味を引くものであり,「こんなこ とがあったんだ」のように,楽しく教育問題に接する ことができた.」 ・「新聞4社の過去5年間の社説記事題月を概観すると. 本稿の今までの報告では,新聞社説の題目を中 心とした紹介や分析が中心となり,社説内容に踏 み込んだ考察は不十分で,今後の課題である.題 目それ自体の中に問題の所在や主張がある程度は. 表現されていて,21世紀5年間の教育問題が見え ないわけではないが,若干の補足をしておきたい.. 21世紀の教育問題には,20世紀末から引き継い. いう課題の時には,現代教育が抱える様々な問題を改. できた教育基本法改正問題や学力低下問題の他. めて認識することができたし,私が詳しく調べた記事. に,小泉政権の誕生でクローズアップされた構造. 以外でも,図書館等で読んでみたいと思います.」. 改革問題がある.21世紀最初の5年間は,ほぼ小. ・「教育制度という授業を受けたことの成果の一つとし てまず挙げることは,新聞を読むことの大切さを知っ たことだ.」 ・「後半の社説に関するレポートはとても有意義でした. それぞれの年の問題が把撫でき,改めて児童の事件の 多さを感じました.社説は私たちに教育の問題を改め て考えさせてくれるきっかけとなるとおもいました.. 泉政権下の5年間に相当するが,その前半の2年 半を忠実に担当した遠山文部科学大臣のもとで, 国立大学法人化や大学学部の統合・再編成など,. 大学は激動の時代に遭遇した.大学関係社説の多 さはそのことの反映でもあり,21世紀5年間は大. たくさんの問題があり,目を向けていかねばならない. 学が政治に翻弄され大きく様変わりした時期で. と思いました.」. あったともいえようか.義務教育段階も「構造改. ・「私のこの授業での成果は,考えて思いついたところ, 2つある.それは,『自分がどのようなものに興味があ るかがわかった』ということと,『新聞は自分が思って. 革特区」の名のもとに,株式会社立の中学校が誕 生したり,英語で授業を行う小学校や教科として. いるよりも面白いということがわかった』という2点. 英語を教える小学校が特例的に登場するなど,学. である.どちらも一番最後に課せられたレポートによっ. 校間格差が拡大するとともに,「学びのすすめ」. て待た成果であると私は思う.私は自分の興味がどの. 文科相アピール文書や学習指導要領手直しによっ. ようなものへ向かっているか漠然としていた.しかし. 最後のレポートでそれがなんとなくわかったように感. て,学校内生徒間格差の広がりも懸念される.義. じた.私は恥ずかしいことに,新聞を読む習慣があま. 務教育費国庫負担制度の見直しも地域間教育格差. りついていない.だが,そのレポートを作成する上で. 拡大の恐れがあるが,朝日や北海道の社説が義務. 自分を見つめなおし反省することができてよかったと 思う.今思い浮かぶ私の課題は,新聞や本をもっとた くさん読む習慣をつけることと,興味があまりないと. 教育費の見直しを歓迎し,読売が存続論を主張す るなど,小泉構造改革の評価をめぐっての逆転も. 感じたことももう一度振り返って考えてみたいという. 見られた.構造改革特区でも朝日や毎日に期待感. ことだ.」. が強いのが意外であった.文部科学省に追随しが. 学生たちの記述が指摘しているように,社説学. ちな教育委員会に対する不信が,自治体首長の教. 習は,その時々の重要な教育課題を再認識させて. 育行政推進能力への期待となり,教育と政治の区. くれ,教育問題に興味関心を抱くきっかけになる. 別を曖昧にした地方分権論に陥っているのであろ. こと,同じ問題に対する各新聞社の見解の相違も. うか.. わかり論述(や批判の仕方)の学習になること,. なお,社説題目には登場しなかった教育問題の. 新聞を読むことの面白さや大切さがわかり,新聞. 中にも,重要な問題がないわけではない.例えば,. を読む習慣をつけたいと思ったこと,等の意義や. 戦後日本の大きな論争的テーマの一つで,今日的. 22.
(8) 新聞社説からみた21世紀5年間の日本の教育問題. にも重要な政策的・実践的な課題となっている道. 多さにも,学校と家庭や社会の協力,教育力の再. 徳教育について,21世紀5年間の社説題目では直. 生の必要性を再認識した.教育大学の学生たちに. 接に取り上げたものが見当たらなかったのが意外. 社説を概観してもらい,最も関心を持ったテーマ. であった.2002年度から文部科学省著作の「心の. で社説学習レポートを碇出してもらったことも,. ノート」(小学校低・中・高学年,中学校の4冊). 学生たちの記述が示すように,それなりに有意義. が児童生徒全員に配布され,そのことへの批判や. であったようで,うれしく思っている.未来の教. 活用方法をめぐる議論も行われてきたが,社説. 師としての自覚を新たにし,日常生活の中で新聞. としては各社とも1度も取り上げてこなかったよ. をもっと成長の糧にしていこうとする気持を抱く. うである.しかし,奉仕活動に関する社説や荒れ. 学生たちが増えてくれそうな様子で,それらの意. た成人式批判も道徳教育に関連しているとは言え. 欲的な学生たちの刺激を大切にしながら,自分も. るし,企業不祥事や世相に関連して「職業人の倫. 日常的,継続的に新聞をもっとよく読み,研究や. 理を磨こう」「心の在り方こそ問われた」といっ. 教育に活用していきたい.. たテーマで大人の道徳問題を論じた社説もあっ た.. 新聞社説にみる21世紀5年間の日本の教育・子ども問題. ところで,地方紙である北海道新聞も全国紙と 類似の課題を数多く取り上げているが,地方紙ら しく,北海道に焦点を置いた題目も少なくない. 例えば教育大再編,札幌市教育長問題,上川の中 高連携教育,三笠の小中一貫校,浅井学園理事長. 問題,札幌市立大学誕生等である.しかし,2005. 2006.1.17.門脇正俊作成. A.朝日新聞「教育・子ども」関係社説(年月日) [朝日新聞 2001]. ・どっこいニッポン,何を変え何を継ぐ ①こどもの社会参加,自分たちで公をつくる(01.1.3) ・教研集会.教科か総合かではなく(01.2.6) ・技能実習.制度の見直しが必要だ(01.2.6). 年度に岩見沢市(中学校全域)と江別市(小中学. ・指導力不足教員.まず排除ありきではなく(01.2.8). 校とも隣接校型)で導入された道内最初の公立義. ・実習船沈没.信じられない事故だ(01.2.11). 務教育学校での学校選択制については特集記事は. ・法科大学院.実現に向けて論議を(01.2.11). あったが,社説としては取り上げられてこなかっ たようである.. ・歴史教科書.検定の行方を注視する(01.2.22) ・教科書採択.現場の声を排除するな(01.2.24) ・夜間保育所.もっと増やしたい(01.2.27) ・卒業式.自主自立の気風大切に(01.3.19) ・「つくる会」教科書.やはりふさわしくない(01.4). おわりに. ・研究倫理.基礎基本がなっていない(01.4.6) ・スリム教科書.不安がるだけでなく(01.4.11). 極めて小さな区切りであるが,2005年末が21世. ・えひめ丸事故.「軍」の本質が見えた(01.4.25). 紀最初の5年間の区切りだと意識した時,何とな. ・学習障害.理解をみんなのものに(01.4.30). く5年間の教育問題を振り返ってみたいという思. ・勉強離れ.豊かさゆえの側面も(01.5.15). いにかられて,新聞社説の抜き出しを試みてみた.. ・ひきこもり.閉じた回路を開けよう(01.5.17) ・入試ミス.もっと成績開示を(01.5.29). 主に土日を利用しての札幌市立図書館や北大図書. ・児童刺殺.異常な事件に言葉を失う(01.6.9). 館での新聞縮刷版の小さな活字とのにらめっこ. ・児童殺傷事件.再発防止へ冷静な議論を(01.6.12). で,予定外に多くの時間を消費してしまったが,. ・富山大入試.ほおかむりにあきれる(01.6.17). 教育以外も含めて21世紀突入後の様々な問題を再. ・附属池田小.悲しみの深い淵から(01.6.18) ・大学改革.めざすべきは活性化だ(01.6.24). 認識する貴重な機会になった.永年に渡って大学. ・法科大学院.これで間に合いますか(01.6.27). で働いてきた者といて,新聞社説で大学間題が最. ・「つくる会」教科書.過去と対話する歴史を(01.6.28). も多く取り上げられてきていることの重さを痛感. させられたし,子どもをめぐる諸事件のあまりの. ・PL野球部.暴力の温床を断とう(01.7.1) ・教科書問題.本格的な歴史対話を(01.7.10) ・子ども虐待.死なせてからでは遅い(01.7.29). 23.
(9) 門 脇 正 俊 ・甲子園開幕.勝っても負けても(01.8.8). ・発展学習.できない子も引き上げて(02.8.25). ・教科書問題.歴史観を深める一歩に(01.8.17). ・法科大学院.改革の原点を忘れるな(02.8.26). ・教科書制度.抜本的見直しを急げ(01.8.18). ・高校生の就職.挫折させてはならない(02.9.23). ・社会人大学院.もっと工夫を凝らして(01.9.5). ・18歳選挙権.若者を参加させよう(02.9.26). ・不登校調査.社会で生きる支援を(01.9.9). ・トップ30.これが起爆剤なのか(02.10.4). ・児童殺傷事件.制度の検証が必要だ(01.9.17). ・ノーベル賞.巨大実験の独創が輝く(02.10.9). ・大学法人化.これが規制緩和なのか(01.10.1). ・ノーベル賞.夢を与えるダブル受賞(02.10.10). ・学級崩壊.先生は助言しあって(01.10.17). ・読書週間.本は読まれているのに(02.10.30). ・えひめ丸.息の長い支援が必要だ(01.10.21). ・学校づくり.自治体の発想を育もう(02.11.4). ・読書週間.「もと」に立ち戻る(01.10.28). ・障害者プラン.地域で暮らせる仕組みを(02.11.13). ・高校入試.判定ミスを防ぐには(01.11.4). ・教育基本法.理念をもて遊ぶ暇はない(02.11.15). ・文化立法.物より心の時代(01.11.23). ・教育委員会.生かせば生きる(02.11.26). ・教育基本法.基本計画法こそつくれ(01.11.27). ・学力調査.結果を役立てるために(02.12.14). ・教育学部.ピンチを改革のバネに(01.12.4). ・出会い系サイト.まず員う側の厳罰から(02.12.28). ・女児殺害判決.事件が投げかけたもの(01.12.6). ・自殺遺児.この勇気を受け止めて(02.12.30). ・国際学力調査.意欲の低さが心配だ(01.12.9) ・子どもの性搾取.根絶の決意を固めよう(01.12.25) ・池田小事件.責任能力論争に終わるな(01.12.28). [朝日新聞 2003]. ・法科大学院.教える力が問われる(03.1.5) ・改革特区.自治体の奮起を望む(03.1.13). [朝日新聞 2002]. ・発想転換.はたちになった,禁煙だ(03.1.13). ・習熟度別授業.「できない子」こそ手厚く(02.1.12). ・校舎保存.住民投票が問うのは(03.1.14). ・成人の日.「ことづけ」伝えて(02.1.14). ・教育特区.いろんな学校を試したい(03.2.4). ・教員免許.まず不信をほぐせ(02.1.15). ・指導力不足.教員の能力磨く手助けを(03.2.7). ・文科省アピール.揺り戻しではいけない(02.1.22). ・民族学校.大学の受験資格を認めよ(03.2.22). ・国立大学改革.自画像は描けたか(02.1.28). ・教育基本法.改正論議は不毛だ(03.3.23). ・障害者の権利.世界の流れに乗ろう(02.1.28). ・千と千尋.大続領にも見てほしい(03.3.25). ・教研集会.子や親に開いた学校に(02.2.7). ・国立大学法人.自己責任の時代だ(03.3.27). ・自宅授業.子どもの気持ちが大事だ(02.2.15). ・戦争と若者.問い,語り,考えよう(03.4.7). ・中教審答申.これでは教養が泣く(02.2.28). ・教科書.自由で多彩がいい(03.4.12). ・児童扶養手当.しわよせは子どもたちに(02.3.3). ・一貫教育.乗り換え自由がいい(03.4.30). ・学校主幹制.指示待ち先生増えないか(02.3.24). ・こどもの日.情報の海を泳ぐために(03.5.5). ・国立大学法人.変身の好機と考えて(02.3.27). ・民間人校長.改革の手品師ではない(03.5.7). ・新社会人へ.元気よく,誠実に(02.4.1). ・国立大学法人.文科省支配を断て(03.6.2). ・学校五日制.白い時間割を生かそう(02.4.5:). ・学校の安全.地域で子どもを守ろう(03.6.7). ・高校教科書.検定の物差しを見直せ(02.4.10). ・中教審.まず文部行政の総括を(03.6.16). ・奉仕活動.真に「新しい公共を」(02.4.19). ・フリーター.働く意欲を引き出そう(03.6.19). ・こどもの日.ヘーえ,やるじゃない(02.5.5). ・広島の教育.犠牲者を何人出すのか(03.7.9). ・法科大学院.改革の理念を貫くには(02.5.16). ・男子殺害.防ぐ手立てはなかったか(03.7.10). ・教科書訴訟.さらに透明な世界を(02.6.2). ・少女監禁.刑の重さは決まったが(03.7.11:55). ・私大の苦境.万一への備えを(02.6.7). ・12歳.心の内を知りたい(03.7.16). ・学校の安全.原点の反省を生かせ(02.6.8). ・国立大学法人.待ちの姿勢を捨てよ(03.7.17). ・改革特区.自治体の発想に期待する(02.6.11). ・少女監禁.宿題を背負った大人たち(03.7.19). ・出生率低下.仕事も子育ても(02.6.17). ・少子化対策.企業の責任の重さ(03.7.27). ・帝京大.補助金返還では済まぬ(02.7). ・高校野球.さあ,熟きグランドヘ(03.8.7). ・大学病院.まだ白い巨頭では困る(02.7). ・補助金流用.東大はさらけだせ(03.8.8). ・教科書検定.もっと自由に工夫を(02.8.2). ・朝鮮学校.大学はもっと門を開け(03.8.10). ・大学の評価.成否はやり方次第だ(02.8.7). ・法教育.可能性を秘めている(03.8.18). ・高校野球.さあ,君たちが主役だ(02.8.8). ・池田小判決.このやりきれなさ(03.8.29). ・教育基本法.見直しを見直せ(02.8.14). ・中教審答申.学校の力の見せどころだ(03.10.9). ・教科書採択.透明性に欠けた(02.8.16). ・国立大法人.もっと魅力ある自画像を(03.10.20). 24.
(10) 新聞社説からみた21世紀5年間の日本の教育問題 ・国立大競合.理念なき旗振りでは(03.10.24). ・少子化①∼⑤(04.11.24・25・27・28・29). ・若者と雇用.君の票が明日を決める(03.11.2). ・株式会社大学.受験生に十分な情報を(04.11.29). ・図書館.時代に合わせて変身中(03.11.4). ・学力低下.いまこそR本語を(04.12.9). ・教育改革.土曜日をどうするか(03.11.5). ・女児誘拐犯.性犯罪から子供を守れ(04.12.31). ・留学生. もう少し勉強しようよ(03.11.5). ・教員の犯罪.学校をあげて病根を断て(03.11.8). [朝日新聞 2005]. ・法科大学院.乱立の不安の中で(03.11.24). ・保育と教育.一本化への道筋示せ(05.1.15). ・児童虐待.危険信号を見落とすな(03.11.25). ・乳児刺殺.安全はどこにあるのか(05.2.6). ・宇治小事件.教訓は生かされたか(03.12). ・漢字力.一にもこにも読み書き(05.2.6). ・国立大予算.角を矯めて牛を殺すな(03.12.). ・教職員殺傷.また起きた学校の惨劇(05.2.15) ・中教審.学校にこそ「ゆとり」を(05.2.17). [朝日新聞 2004]. ・アジア留学生.受け入れて日本を輝かす(05.3.3). ・20歳の君に.世界に一つだけの花(04.1.12). ・子どもの安全.親の目と地域の目で(05.3.15). ・学力テスト.理数教育の底上げを(04.1.24). ・国旗・国歌.卒業式を生徒に返そう(05.4.1). ・学歴疑惑.ほんとは深刻な笑い話(04.1.25). ・学費値上げ.大学の門を狭めるな(05.4.2). ・中3虐待.悲劇を防ぐ仕組みを(04.1.28). ・「つくる会」.こんな教科書でいいのか(05.4.6). ・栄養教諭.肩書きだけ増えては困る(04.2.20). ・昭和の日.復古主義ではいけない(05.4.6). ・女児略取.よりによって警官とは(04.2.23). ・国籍法.子どもの権利は平等に(05.4.15). ・国旗・国歌.大人がムキになる患(04.3.18). ・春と若者.うまい諸にはトゲがある(05.4.17). ・国旗・国歌.起立せずで処分とは(04.3.31). ・学力調査.「考える力」が心配だ(05.4.23). ・国旗・国歌.甲子園とは話が違う(04.4.2). ・こどもの日.親の汗で遊びを教えよう(05.5.5). ・国旗・国歌.産経社説にお答えする(04.4.4). ・法人化1年.国立大の手足を縛るな(05.5.14). ・国旗・国歌.論争が読者に広がった(04.4.13). ・子育て支援.江戸川区の不思議(05.5.15). ・臨床研修.頼れる医師を育てよう(04.4.14). ・三位一体改革.決着への論議が始まった(05.6.4ノ. ・非常勤講師.こんな処遇ではいけない(04.4.28). ・出生率低迷.産みたいと思う社会を(05.6.5). ・こどもの日.未熟か,一人前か(04.5.5). ・児童労働.1人でも多く救いたい(05.6.12). ・都立大競合.現場の声をよく聞いて(04.5.25). ・萩国際大学.淘汰の嵐の前触れだ(05.6.24). ・国旗・国歌.生徒を苦しめるな(04.5.27). ・日韓歴史研究.難しいからこそ(05.6.28). ・虐待防止.うちの子も,よその子も(04.5.28). ・三位一体改革.知事会は意地を見せよ(05.7.15). ・大学の新設.ウソを見破るには(04.6.1). ・言語力.やはり読書が大切だ(05.7.20). ・小学生の死.なぜ防げなかったのか(04.6.2). ・教科書採択.こんなやり方でいいのか(05.7.30). ・出生率1.29.年金も社会も揺らぐ(04.6.11). ・義務教育費.分権の流れを見失うな(05.8.). ・学術会議.不要論をはね返すには(04.6.13). ・若者の自立.はじめての1歩を支えよう(05.8.5). ・教育基本法.愛する国とはどんな国(04.6.17). ・高校野球.フェアプレーを忘れるな(05.8.6). ・教育改革.愛国心で,いじめが減る?(04.7.7). ・高校野球.後味悪さをこれ限り(05.8.28). ・甲子園大会.球児の夏,日本の夏(04.8.8). ・2学期.子ども部屋で話そう(05.9.4). ・発達障害.支援の法づくりを早く(04.8.18). ・子育て支援.未来を見つめる党は(05.9.5). ・就職活動.もっと,インターンシップ(04.8.22). ・つくる会.常識的な採択結果だ(05.10.7). ・北海道初優勝.だから甲子園は面白い(04.8.23). ・学術会議.学者の決意が問われる(05.10.25). ・教科書採択.東京の教育が心配だ(04.8.27). ・中教審答申.文科省の代弁者なのか(05.10.28). ・学校占拠事件.力と憎悪が招いた悲劇(04.9.4). ・障害者支援.もっと働ける社会に(05.11.2). ・学校テロ事件.未来を殺すな(04.9.7). ・子どもの安全.まずは通学路の点検(05.11.26). ・兄弟虐待.救い出せたはずだ(04.9.16). ・また女児殺害.大人が懸命に守らねば(05.12.3). ・佐世保事件.子育てに鳴らした警鐘(04.9.17). ・女児殺害.日系人逮捕という衝撃(05.12.1). ・虐待防止.自治体は何をしている(04.10.6). ・設置審.お租末な大学は排除を(05.12.5). ・体育の日.見るもよし,やるもよし(04.10.10). ・塾の殺人.講師の採用が甘すぎる(05.12.13). ・国旗・国歌.園遊会での発言に思う(04.10.30). ・美術・博物館.民の知恵,どこまで(05.12.19). ・被災の子ども.SOSを見落とさないで(04.11.8). ・浅田真央さん.トリノで見たい(05.12.20). ・「奉仕」必修.生徒の自立に生かせ(04.11.). ・企業不祥事.「職業人」の倫理を磨こう(05.12.31). ・補助金廃止.教育を変える好機に(04.11.19). 25.
(11) 門 脇 正 俊 B.毎日新聞「教育・子ども」関係社説(年月日) [毎日新聞 2001]. [毎日新聞 2002]. ・大学改革.勉強する学生生む試みを(02.1.6). ・新世紀考・教育.学校の枠を超えた学びの場を(01.1.7). ・国立大競合.理念,目的を明確に示せ(02.1.26). ・大荒れの成人式.傍観する冷淡さも許すまい(01.1.10). ・ホームレス暴行死.非行を芽で摘むのが先決だ(02.1.29). ・歯科医師試験.浮かび上がった構造的漏洩(01.1.23). ・将来人口.「子は宝」と思える社会に(02.2.1). ・視点:成人式後始末.まさに「子は親の鏡」,若者だけ. ・新指導要領.基本理念をぐらつかせるな(02.2.6). を責めるな(01.1.28). ・読書感想文.本好きの子供を育てたい(02.2.8). ・教研集会50年.幅を広げ,懐の深い集いに(01.2.4). ・教養教育.補習と宿題で身につくか(02.2.23). ・読書感想文.しっかり読んで心豊かに(01.2.9). ・ロースクール.理念生かす工夫をさらに(02.3.11). ・ハワイ沖衝突.惨事を繰り返さないために(01.2.14). ・国立大学.理想の法人目指す努力を(02.3.28). ・ハワイ沖衝突.「同盟」口実に上滑りするな(01.2.15). ・若者の失業.フリーターに未来はない(02.4.3). ・ハワイ沖衝突.司令室で何が起きたのか(01.2.17). ・教科書検定.まず高校から廃止しては(02.4.10). ・ハワイ沖衝突.米海軍に「不信感」が募る(01.2.23). ・学校と奉仕活動.受験とからめるのは安易(02.4.20). ・教育改革法案.理念,方向見据えた議論を(01.2.28). ・保育所不足.もっと空き教室を活用して(02.4.21). ・教科書検定.国際社会への配慮は必要(01.3.7). ・こどもの日.体力こそが元気の元だ(02.5.5). ・センバツ.「21世紀枠」で新風吹き込む(01.3.24). ・研修医制度.機能不全,人手術が必要だ(02.5.18). ・求人年齢緩和.エージレスへの両刃の剣(01.3.20). ・児童殺傷1年.学校応援団の輪を広げよう(02.6.7). ・教科書.歴史の直視こそ未来を開く(01.4.14). ・図書館.自ら考え学ぶ人のために(02.6.16:611p). ・新社会人.強い自分を作っていこう(01.4.17). ・帝京大疑惑.異常な寄付の横行に驚く(02.6.26). ・学力低下.中身濃い指導要領作りを(01.4.18). ・入試の口利き.政治の仕事ではないぞ(02.7.13). ・えひめ丸事故.軍法会議を開くのが当然だ(01.4.20). ・大学寄付金.もう「ぼったくり」は許されない(02.7.22). ・教科書採択.教師の経験と識見生かせ(01.5.1). ・さあ夏休み.家族の「宿題」を考えよう(02.7.20). ・こどもの日.世間が見えているか(01.5.5). ・不登校.多様な「学び」があっていい(02.8.10). ・歴史教科書.再修正とは別の方策探れ(01.5.9). ・ニッポンちゃちゃちゃ.ドクホウ的,活力ある大学へ. ・大学院改革.未来を左右する重要課題だ(01.56.1). の遠い道(02.8.19). ・児童殺傷事件.この悲劇を繰り返させるな(01.6.9). ・校内暴力.まだヤマは超えていない(02.8.24). ・児童殺傷.惨事を防ぐ手だては何か(01.6.12). ・構造改革特区.規制不要を実証して見せろ(02.9.15). ・児童殺傷.措置入院は妥当だったか(01.6.15). ・18才選挙権.高負担社会は納得が前碇(02.9.16). ・合否判定ミス.情報開示し,透明な入試に(01.6.19). ・少子化対策.「プラス」ではまだ足りない(02.9.21). ・開かれた学校.地域との連携で子供を守れ(01.6.22). ・志歩ちゃん殺害.命を救えぬ警察は要らない(02.9.19). ・保育所増設.育児のコストを惜しむな(01.6.26). ・ノーベル賞.3年連続は大きな励ましだ(02.10.9). ・歴史教科書.未来志向に転じる一歩に(01.7.10). ・「トップ30」.どこがいいのかわからない(02.10.5). ・遠山プラン.大学の視点から練り直せ(01.7.29). ・ダブル受賞.身近な存在のノーベル賞(02.10.10). ・虐待体験と非行.「親の因果の報い」を許すまい(01.8.14). ・特区の試み.「株式会社」では駄目なのか(02.11.8). ・教科書採択.教師の声くみ取る工夫を(01.8.17). ・教育基本法.中教審報告こそ見直しを(02.11.15). ・恭一君事件.救える命をなぜ救えなかった(01.8.18). ・学校の安全.「死角あり」前碇の対応を(02.11.21). ・不登校調査.良き人間関係づくりこそ(01.9.9). ・全国学力テスト.「おおむね良好」と言うけれど(02.12.15). ・中1監禁死.性暴力から子供守る社会を(01.9.11). ・2002年誤算.少年法改正.現場の声尊重して見直しを(12.26). ・児童殺傷起訴.責任能力とは何かが焦点だ(01.9.16) ・国立大学法人化.ゴールではなく,出発点だ(01.9.29). [毎日新聞 2003]. ・考えよう憲法15:教育.新しい学校像への対応を(01.10.8). ・ロースクール.人間味ある法曹人が育つか(03.2.3). ・少人数学級.市町村レベルでも実現を(01.11.9). ・読書感想文.本の楽しさを語り継ごう(03.2.7). ・教育学部再編.明確な理念と基準を示せ(01.11.23). ・構造改革特区.首相は認定権を振り回せ(03.2.28). ・教育基本法見直し.教育の現状踏まえた論議を(01.11.27). ・出自知る権利.子の幸福支える体制作りを(03.3.1). ・国際学力調査.貴重な資料を改革に生かせ(01.12.5). ・教育基本法.改正は喫緊の課題ではない(03.3.23). ・産学官連携.大学主導で実りあるものに(01.12.8). ・「千と千尋」受賞.共感呼んだ「世界は美しい」(03.3.25). ・野衣良治博士.やる気と独創性が賞を呼ぶ(01.12.21). ・センバツ.「平和」と「希望」を確かめよう(03.3.22). ・児童殺傷初公判.犯行への道筋の解明を(01.12.28). ・少子化対策.子育て支援は社会の義務だ(03.4.3) ・教科書検定.厳格な続制の枠外す一歩に(03.4.15) ・集団自殺.若者よ,死に急ぐことなかれ(03.4.20). 26.
(12) 新聞社説からみた21世紀5年間の日本の教育問題 ・若者の失業.希望を奪う社会にするな(03.5.13). ・教科書検定.国の関与,薄める工夫を(05.4.6). ・初中教育改革.文科省ではなく,子供のために(03.6.1). ・視点:少子化(05.4.18・20・21・22・25・28・30). ・児童殺傷2年.地域と連続して安全確保を(03.6.8:). ・学力テスト.何が良かったのか分析を(05.4.23). ・科学技術立国.人材育成阻む壁を取り払え(03.6.11). ・視点:少子化(05.5.4・5・8・9・10・12). ・法科大学院.これでは司法改革が危ない?(03.6.17). ・こどもの日.人生は失敗の山を築くごとし(05.5.5). ・生みの親が実の母.最優先すべきは子の養育(03.7.17). ・三位一体改革.地方分権推進が出発点だ(05.5.25). ・若者に仕事を.省益を排し,政府一体でやれ(03.7.29). ・中教審経過報告.総合学習は一層の充実を(05.6.12). ・03夏,視点.12才の闇,ひとごとではない(03.7.28). ・少年事件と法改正.厳罰化では子供を救えない(05.6.26). ・国立大学法人.力尽くして「良き法人」に(03.8.24). ・三位一体改革.成否の鍵は知事会の熱意だ(05.7.15). ・児童殺傷判決.「なぜ」の解明に課題残る(03.8.29). ・義務教育費.地方の意欲生かす方法で(05.7.21). ・引きこもり.家族を孤立させない援助を(03.8.4). ・ニート支援.自治体が知らん顔ではダメだ(05.8.7). ・少年非行で親の賠償.監督責任見つめ直す好機に(03.9.7). ・全国学力テスト.全員参加はやめた方がいい(05.8.20). ・長崎家裁決定.痛みと悩み,共有するよすがに(03.10.1). ・高校野球.不祥事に毅然と立ち向かえ(05.8.28). ・学習指導要領.現場の創意生かせるのに(03.10.9). ・子育て支援.バラマキでは限界がある(05.9.10). ・政治が動く:教育改革.もっと磨きをかけないと(03.11.5). ・先進国と出生率.日本は少子化対策の後進国(05.9.16). ・15才に有罪判決.今後も逆送は例外扱いで(03.11.21). ・中教審答申案.首相判断が一段と重くなった(05.10.13). ・法科大学院.開設認可は出たけれど(03.12.3:). ・広島女児殺害.危険前提にあらゆる対策を(05.12.1). ・学校の安全.マニュアルより地域の知恵を(03.12.20). ・三位一体改革.「/ト泉政権後」に不安残すな(05.12.2). ・青少年育成施策.冷静に親の対策から進めよう(12.28). ・相次ぐ幼児殺人.社会もどこかが病んでいる(05.12.3) ・少年法厳罰化.「間違い稽古」でタフに育てるのが先(12.17). [毎日新聞 2004]. ・人口減少.少子化対策は機能したのか(05.12.23). ・人口減少社会.「少子化仕様」に切り替えよ(04.1.10). ・科学技術基本計画.国民を元気づける目標を(05.12.24). ・高校学力テスト.心配なのは意欲の乏しさ(04.1.26). ・ES細胞ねつ造.背中を強く押されつまずいてしまっ. ・少年虐待事件.お役所仕事で命は守れぬ(04.1.28). た(05.12.30). ・読書感想文.本を読む喜びと楽しさ伝えたい(04.2.6) ・児童虐待防止法.犯罪との認識で運用して(04.2.20) ・神戸少年事件.「償いを」の言葉心に刻め(04.3.11). C.読売新聞「教育・子ども」関係社説(年月日) [読売新聞 2001]. ・センバツ.はつらつのプレーで地域に力を(04.3.22). ・少年事件.非行の前兆を見逃さないで(01.1.17). ・学生無年金訴訟.違憲判決受け,早急に是正を(04.3.26). ・成人の日.許されぬ20才のルール違反(01.1.17). ・教科書検定.依然として口出し過剰だ(04.4.4). ・問題数員.子どもを守るための対策は当然だ(01.2.24). ・国旗・国歌.都教委の姿勢は本末転倒(04.4.6). ・歴史教科書.日本は思想の多様性許容の国だ(01.3.2). ・児童虐待.もう少しおせっかいに(0.4.19). ・歴史教科書.検定で無用の摩擦避けるために(01.3.19). ・こどもの日.地域ぐるみの子育て支援(04.5.5). ・歴史教科書.「公正な検定」に理解を求めよ(01.4.4). ・同級生殺害.命を守る具体策を見つけよう(04.6.3). ・新教科書.水口ケットと共に摘まれた「芽」(01.5.2). ・出生率低下.やはり年金改革は出直しだ(04.6.11). ・こどもと休日.ただ寝てすごさないために(01.5.5). ・男児突き落とし.追い詰められる子供たち(04.6.24). ・歴史教科書.韓国の修正要求は内政干渉だ(01.5.9). ・読書感想文.本を読んで楽しい夏に(04.8.2). ・歴史教科書.中韓の修正要求には無理がある(01.5.27). ・学校占拠テロ.子どもたちをすぐ返せ(04.9.3). ・児童虐待.人材育成と施設の整備を急げ(01.5.28). ・学校占拠テロ.独立運動逸脱した残忍さ(04.9.7). ・山形大ミス.安易な入試改革,見直す機会に(01.5.31). ・幼児兄弟誘拐.救える命を見殺しにするな(04.9.15). ・学校内惨劇.二度と起こさぬ手当て尽くせ(01.6.9). ・ニート52万人.若者が働く意欲もてる社会に(04.9.16). ・入試ミス続発.厳正処分と総点検で再発防止を(01.6.19). ・義務教育費の負担.地方に任せ,分権のチャンスに(04.11.8). ・国立大学改革.高等教育全体の将来像を示せ(01.7.3). ・15才学力調査.土台の弱さ見据えた対応を(04.12.8). ・学力テスト.低下論の「もつれ」はほぐれるか(01.7.4). ・少子化.いびつな福祉給付の是正を(04.12.10). ・池田小事件.新学期は元気に登校させたい(01.7.7). ・学力低下.競い合う教育では復活しない(04.12.16). ・歴史教科書.誠意尽くした問題に理解求めよ(01.7.10) ・教科書採択.「子どものため」の視点,貫けるか(01.8.2). [毎日新聞 2005]. ・保育所不足.待機児の解消に民活生かせ(01.8.18). ・教育改革.多様・柔軟・自由の徹底を(05.1.9). ・児童虐待死.親権より大切なのは子どもの命だ(01.8.19). ・少子化.小ぶりでも豊かな国に(05.1). ・不登校増加.「多様な学び」へ発想の転換を(01.8.20). ・教職員殺傷.なぜ母校が襲われたのか(05.2.17). ・学級規模.証明された「少人数」のメリット(01.8.27). 27.
(13) 門 脇 正 俊 ・手錠少女死亡.なぜ排除できない不適格教員(01.9.11). ・教育制度改革.やりくりや既得権の維持でなく(02.9.12). ・児童殺傷起訴.刑事責任能力の認定は当然だ(01.9.16). ・少子化対策.子育て支援は社会全体の責任だ(02.9.21). ・検定緩和.「分厚い教科書」につなげたい(01.9.25:). ・教育基本法.新理念の前に「総括」が必要だ(02.9.25). ・少年犯罪.安易さと罪の意識の乏しさと(01.9.25). ・ロースクール.法曹界あげて実ある内容めざせ(02.10.13). ・国立大学法人化.緩む規制の対価は改革への重責(01.9.30). ・高校生就職難.若年無業者増に歯止めをかけよ(02.10.17). ・全国大学調査.私立大も意欲的な改革が必要だ(01.10.17). ・読書週間.図書館の整備が緊急の課題だ(02.10.29). ・都立進学高.人材育成には大学人試改革も(01.10.24). ・活字文化推進.読書で「知る喜び」見つけよう(02.10.3). ・奨学金.大事な日本の「明日」への投資(01.11.19). ・私大経営危機.生き残りに発想の転換が必要だ(02.11.4). ・子育て支援.母親を孤立させない風起こせ(01.11.23). ・教育基本法.改正を「再生」への一歩としたい(02.11.15). ・産学官連携.大学発ベンチャーは時代の要請(01.11.24). ・被虐待児童.心の傷いやす里親の活用を図れ(02.11.25). ・教育基本法.時代にふさわしい見直し論議(01.11.28). ・大学評価法.安易な取り組みは許されない(02.11.26). ・学力国際比較.ひとまず安心だが慢心は禁物(01.12.5). ・ロースクール.開校に走る前に考えるべきこと(02.12.3). ・児童殺傷公判.再発防止の教訓くみ取りたい(01.12.28). ・学力調査.「おおむね良好」などと言えるのか(02.12.16) ・教員評価制度.資質向上と学校活性化につなげ(02.12.24). [読売新聞 2002]. ・国立人学改革.「数合わせ」でない再編,統合を(02.1.13). ・産学連携.“出る杭’’が打たれない環境作れ(02.12.26) ・出会い系規制.「少女被害者」論では解決しない(02.12.29). ・成人の日.自立の精神で時代に向かおう(02.1.14) ・学力テスト.学校教育の課題解決に役立てよ(02.1.25). [読売新聞 2003]. ・集団暴行事件.短絡的な凶行に暗然とする(02.1.29). ・成人の日.「自分作り」の出発点にしよう(03.1.13). ・出生率低下.官民一体の少子化対策が急務だ(02.2.1). ・実学大学院.世界に通用する職業人を育てよ(03.1.16). ・習熟度別学習.誤った平等主義からの脱却を(02.2.3). ・高校入試改革.多様化の流れにどう応えるか(03.2.9). ・大学人試.教育目標の実現のための工夫を(02.2.11). ・教科書誤記.執筆者の姿勢が安易すぎる(03.2.16). ・日韓歴史研究.教科書問題と切り離すべきだ(02.2.18). ・教育特区.最低限の歯止めは欠かせない(03.2.20). ・千と千尋.日本アニメが示した想像力(02.2.19). ・国立大学法人化.自主運営は結果への責任を伴う(03.3.1). ・高校入試.採点ミス防止に緊張感を持て(02.2.20). ・不登校対策.教師の働きかけも大切だ(03.3.14). ・中教審答申.教養重視を教育再構築に生かせ(02.2.24). ・子育て新法案.企業と地域は支援を惜しむな(03.3.15). ・臨床研修改革.大学医局に新人教育を任せるな(02.2.27). ・教育基本法.答申を生かし,改正案の碇出を急げ(03.3.23). ・学校開放.自由に遊べる場所を広げよう(02.3.10). ・高校指導要領.「総合的学習」を生かせるか(03.4.6). ・新指導要領.考える力を育てる教育の道筋示せ(02.3.22). ・子供の読書.学校図書館の充実が急務だ(03.4.24). ・国立大学法人化.教育・研究の活性化につなげよ(02.3.28). ・こどもの日.「することがない」を抜け出せ(03.5.5). ・新社会人.混迷の時代こそ,君たちの出番だ(02.3.31). ・新卒就職率.若年層の失業に対策を急げ(03.5.10). ・教科書検定.文部省の場当たり主義が間組だ(02.4.10). ・学力調査分析.宝の持ち腐れにしてはならない(03.5.13). ・中教審報告.「奉仕活動」の明確な位置づけを(02.4.20). ・中教審諮問.教育行政の座標軸を描けるか(03.5.16). ・体力低下,部活動の活性化に工夫が必要だ(02.4.28). ・問題数員.“退場”の仕組みを有効に生かせ(03.5.29). ・こどもの日.「自立への助走」を後押ししよう(02.5.5). ・大学教員評価.「知の時代」の学力が問われる(03.6.22). ・若年雇用対策,職業意識と能力育てる教育を(02.5.3). ・地域学力調査.学校別公表をタブーにするな(03.6.24). ・少子化対策.子育て支援は未来への投資だ(02.6.3). ・法科大学院.厳格な審査が必要な許可申請(03.7.1). ・総合的学習.幅広く深い読書に活用したい(02.6.7). ・教育次長自殺,いつまでこんな犠牲が続くのか(03.7.6). ・池田小事件.安全への一層の手立てを尽くそう(02.6.8). ・長崎幼児殺害.「12才の犯罪」の深刻な衝撃(03.7.10). ・技術革新.大きな飛躍へ大学は先頭に立て(02.6.10). ・国立大法人化.ギルド体質からの脱皮が必要だ(03.7.11). ・学力絶対評価.「悪平等主義」の変革が必要だ(02.6.11). ・女児4人監禁.落とし穴が待ち受けている(03.7.18). ・帝京大寄付金.私大財政の透明化を進めよ(02.6.26). ・大学研究評価.世界的拠点形成の“公約”果たせ(03.7.18). ・教員不正行為.ウソをついては信頼されない(02.7.6). ・国際数学五輪.飛び抜けた才能が育つ環境作れ(03.7.20). ・家庭教育調査.親にも“育ちあう”場が必要だ(02.7.14). ・東大学長新任.国立大に必要なトップの指導力(03.7.28). ・新指導要領.混沌をもたらした文科省の揺らぎ(02.7.19). ・教育基本法.次期通常国会で改正を目指せ(03.8.3). ・少年犯罪.家庭の役割が決定的に大切だ(02.7.28). ・学校基本調査.初の不登校減少をどう生かす(03.8.10). ・教科書問題.「外圧採択」を許してはならない(02.8.1). ・平和教育.理念と方法の見通しが必要だ(03.8.14). ・教科書採択.妨害は「表現の自由」への挑戦だ(02.8.17). ・教員採用増.世代交代を人事に生かす好機だ(03.8.25). ・公立大学法人化.地域の中で存在意義を問い直せ(02.8.22). ・国立大入試.バランスある選考が必要だ(03.8.27). ・不登校増加.多角的に問題解決の道を探れ(02.8.24). ・池田小事件.残忍な犯行に下された極刑判決(03.8.29). 28.
(14) 新聞社説からみた21世紀5年間の日本の教育問題 ・大学数育評価.「普通の授業」の改善につなげたい(03.9.20). ・少年法改正.犯罪の低年齢化に早く手を打て(04.9.9). ・池田小事件.死刑確定で悲劇を風化させるな(03.9.28). ・2児虐待・誘拐.なぜ気づきながら防げなかった(04.9.16). ・国立大法人化.教育,研究の活性化へ魂入れよ(03.10.3). ・小6女児殺人.「育て方」を問いかけた家裁決定(4.9.16). ・学習指導要領.「志」を育てる教育が必要(03.10.8). ・三位一体改革.数合わせに使われた「義務教育」(11.27). ・保育所不足.民間活力の導入が欠かせない(03.10.13). ・三位一体改革.激しさを増す補助金削減の攻防(04.10.29). ・読書週間.学校は系続的な指導に取り組め(03.10.27). ・学力テスト国際比較.なぜ“読解力”は低下したのか(04.12.8). ・2003年衆院選.戦後教育の総括も争点にしたい(03.10.30). ・教師処分.尊敬できない先生が増えている(04.12.12). ・総合学習.形だけの取り組みでは無意味だ(03.11.7) ・留学生10万人.安易な受け入れは見直す時だ(03.11.17). [読売新聞 2005]. ・法科大学院.中身がなければ生き残れない(03.11.23). ・l ̄戦後」を超えて.「ゆとり教育」の「呪縛」断ち切れ(05.1.5). ・少年事件.公開捜査が必要な場合もある(03.12.13). ・成人の日.「働く」ことの意味を考えたい(05.1.10). ・地域運営学校.成功のカギは適切な評価だ(03.12.24). ・日本語.外国人が学ぶ環境を整備したい(05.1.16). ・指導要領改訂.誤った教育観が混乱を招いた(03.12.27). ・日本人と漢字.「書く」ことで文化を守る(05.1.29) ・教職員殺傷.学校の危機管理に新たな課越(05.2.16). [読売新聞 2004]. ・中教審.地方は「根本論議」の席につけ(05.2.18). ・成人の日.「人生の筏」で激流に乗り出せ(04.1.12). ・新社会人へ.時代を突き動かす原動力となれ(05.4.1). ・決断の年.教育のグランドデザイン描け(04.1.11). ・歴史教科書.検定・採択は日本の国内問題だ(05.4.6). ・大学人試.一律のシステムで対抗できるか(04.1.21). ・教科書検定.「発展的記述」をどう学ばせるか(05.4.7). ・高校学力調査.習熟度に応じた教育が必要だ(04.1.24). ・小中学生の学力.これで安心してはいけない(05.4.24). ・中3虐待.子供を守る法改正が必要だ(04.1.27). ・こどもの日.次の世代に「大きな未来」を(05.5.5). ・国語教育答申.精神文化の「ヰ亥」を確立しよう(04.2.4). ・歴史教科書問題.教科書も読まずに批判するとは(05.5.26). ・株式会社大学.高等教育に新分野を切り開くか(04.2.15). ・出生率1.29.低下傾向をどう反映させる(05.6.3). ・6年制薬学部.4年制の並立も検討すべきだ(04.2.22). ・日朝歴史研究.認識の不一致があるのは当然だ(05.6.14). ・産学連携.大学の研究を売り込む戦略作れ(04.2.23). ・中教審,地方も義務教育のビジョン示せ(05.6.20). ・国旗・国歌.卒業式も国際的標準を視野に(04.3.1). ・文字・活字文化.「振興法」で読書環境の充実を(05.7.18). ・教育委員会.役割と責任を明確にしよう(04.3.7). ・中教審総会.義務教育の行方を決める3ケ月(05.7.20). ・国立大法人化.新たな光景を改革に結びつけよ(04.3.27). ・科技理解増進策.教育制度を含めた検討が要る(05.7.20). ・国旗・国歌.甲子園では普通のことなのに(04.3.31). ・指導力不足教員.「優れた」先生の輩出に工夫を(05.8.11). ・虐待防止法.迅速な救済にはまだ不十分だ(04.4.9). ・教育改革.「基本法」改正も争点にすべきだ(05.8.28). ・性教育.保護者が納得できる内容に(04.4.14). ・三位一体改革.国・地方の役割を問い直せ(05.9.7). ・こどもの日.お父さん,あなたの出番です(04.5.5). ・子供と携帯電話.保護者は是非をよく考えて(05.9.26). ・非行対策.責任転嫁ではなく,社会の連携で(04.5.10). ・校内暴力.なぜ「キレル」/ト学生が増えるのか(05.9.28). ・国立大学.中期目標,計画の修正も必要だ(04.5.13). ・体育の日.子どもをスポーツに連れてって(05.10.10). ・少子化対「策.子育てを官民挙げて応援しよう(04.6.7). ・障害者支援法.保護から自立への人きな転換だ(05.10.13). ・出生率1.29.危機意識を持ち,改革に取り組め(04.6.11). ・活字文化の日.本に囲まれた日常を楽しみたい(05.10.27). ・学校の安全.環境まかせは教育行政の責任放棄(04.6.13). ・義務教育費.中教審答申に重なる地方の声(05.10.30). ・教育基本法.「国を愛する心」でなぜいけない(04.6.18). ・奈良補導条例.非行の芽を摘む体制を作りたい(05.11.22). ・ネット社会.子どもを遠ざけることはできない(04.6.21). ・通学女児殺害.不審者情報を生かしているか(05.12.4). ・私大破綻.台所のチェックが必要だ(04.6.23). ・教員人件費削減.教育の「質」の問題を忘れるな(05.12.20). ・夏休み.家庭の教育力を高めたい(04.7.25). ・広島女児殺害.海外からの犯罪者入国を許すな(05.12.22). ・大学全人時代.「2年前倒し」が意味するもの(04.7.28). ・少年犯罪の処遇.いかに凶悪事件の再犯を防ぐか(05.12.23). ・アジアカップ.“愛国”教育が生んだ反日民族主義(04.8.5). ・科学技術計画.無駄にはできない25兆円の投資(05,12,31). ・夏休みの公園.小さな挑戦と冒険の機会が大切(04.8.8) ・不登校.「学校嫌い」減少はほんものか(04.8.13) ・補助金削減.「数合わせ」で子育てを論じるな(04.8.18). D.北海道新聞「教育・子ども」関係社説(年月日) [北海道新聞 2001]. ・夏の星空体験.プラネタリウムにも足を運ぼう(04.8.19). ・教育の未来.地域からの構想で輝こう(01.1.12). ・全国知事会.安易な義務教育の補助金削減案(04.8.20). ・歯科医師試験.今こそ「構造」にメスを(01.1.8). ・校内暴力.子供に「結果責任」も教えるべきだ(04.8.29). ・障害児教育.共に学び合う環境を(01.1.19). ・薬物犯罪.心配な若者たちへの汚染拡大(04.8.22). ・学校の続制.息苦しくなりかねない(01.1.27). ・学校占拠テロ.毅然と立ち向かうしかなかった(04.9.4). ・性的いじめ.学校の責任が問われた(01.1.31). 29.
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