「食」を巡る一連の過程を重視した幼児に対する食育実践の試み-“みそ汁隊”活動からの考察-
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(2) ③ 実践直後の自由記述でr食材への興味・関心」. るのではなく,幼児の積極性を重視し,家庭で調. r調理への興味・関心」r偏食の改善」r栄誉. 理をしたかった幼児を受容・許容する傾向が示唆. への気付き」など多様な指借が確認されたが,. された。意識は幼児が作ったみそ汁を試食するこ. 実践約1年後では特に「調理への興味・関心」. とで,食材等の固定働念が払拭され,食べの新た. に対する指欄が実践前を凌駕し同常に定着. な気持ちに累がる可能性屯示唆された。さらに, 「食を巡る一連の過程の直接体験化」「幼稚園と家. していることが推測された ④ 保護者に,実践前,後に「子どもが料理を手. 庭の循環性を考慮した食育展開』は幼児と保護者. 伝ってくれるのはありがたいですか」「子ど. の相互関係を促進させ,実践約1年後の幼児の食. もが料理をしたかった時進んでさせますか」. べの興味1関心の拡大から,幼児及び保講者の家. の質問に対して有意差が確認され,幼児の調. 庭における調理の習慣化になることが推測された。. 理行動を受容・許容する姿勢が確認された。. これまでの食育実践は,断片的な調理体験,一. ⑤ 実践後の自由記述より,保護者は,成長した. 方向の実践方向なため,親子間の関係が希穂な状. 幼児を認め,幼児が学んだ事柄が家庭に反映. 況であったと推案される。しかし,本実践は保護. することが推測された。また,白身の食べの. 者の参加を視野にいれて,循原性を考慮したため,. 気付きや改善となりより良い生活を築くき. 親子間の相互作用が促進され,幼児も保証者も共. っかけとなった。. に変容する姿が少なからず確認された。. 本食青実践は,先行研究を批判的に概勧するこ. ①幼児の手伝い行動に,交互作用は認められな. とにより得た課題からの改善策を,幼稚園で可能. かった。. な限り取り入れるように工夫を重ねて展開した。. ②幼児の食育実践推定尺度において交互作用. しかし,食育実践の展開を考える際,集団保育施. は認められなかった。. 設の興境,家庭環境,現況の保育計画など幼児を. ③ 保講者と幼児の料理に関わる質問3項1ヨ中1. 取巻く環境は様々に違うことを考慮して,幼児に. つに交互作用が認められ,本実践形式の有効性. とってより良い食育実践を創造・展開する必要が. が少なからず,実証された。. ある。. 【総括と今後の課題】. 食材選択から食するまでの過程を切ることのな い直接体酸を操り返し,継続的に実施するといっ た「食を巡る一連の過程の直接体験化」をするこ とで,幼児の実践に対する満足感は高まり,食材 への興味・関心や調理への興味・関心が拡大され. 8構化. ることが推測される。また,r幼稚園と家庭の循原. 性を考慮した食育展開」は,幼児の変容のみなら. 図 『食」を遮る一運の選程を重祖した. ず,保護者の幼児に対する接し方,食べの意識の. 食育実踏の劾呆の推定. 変容をも促がすことが示唆された。具体的には,. 主任指導教員 名須川 知子 教授. 幼児の調理参加について保講者の気持ちを優先す. 指導教員 鴫崎 博同 准教授. 一75一.
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