• 検索結果がありません。

第3回教育振興基本計画策定審議会会議録 (ファイル名:75929.pdf サイズ:404.57KB)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "第3回教育振興基本計画策定審議会会議録 (ファイル名:75929.pdf サイズ:404.57KB)"

Copied!
20
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

別紙標準様式(第7条関係)

会 議 録

会 議 の 名 称 第3回枚方市教育振興基本計画策定審議会 開 催 日 時 平成 27 年 10 月 22 日(木) 10 時 00 分から 12 時 15 分まで 開 催 場 所 輝きプラザきらら3階 教育委員会室 出 席 者 島 善信委員、竹内由紀子委員、林 文子委員、村上明子委員、 狩野史男委員、農頭麻衣子委員 欠 席 者 西川信廣委員 案 件 名 1.枚方市教育振興基本計画(素案)について 2.その他 提 出 さ れ た 資 料 等 の 名 称 資料1.枚方市教育振興基本計画(素案) 資料2.教育目標(検討資料) 決 定 事 項 ・枚方市教育振興基本計画(素案)について事務局から説明を受け、 内容について確認、議論をした。 ・今後のスケジュールについて確認した。 会議の公開、非公開 の別及び非公開の理由 公開 会議録の公表、非公表 の別及び非公表の理由 公表 傍 聴 者 の 数 1

(2)

○島会長 本日、第3回目の枚方市教育振興基本計画の審議会ということでございます。 この間は、打って変わったように、極めて心地よい天候ですが、いろいろと秋の行事もある中 で、本審議会にご出席をいただきまして、大変ご苦労さまでございます。 1回目、2回目は、振興基本計画がどういったものなのかということの共通理解を踏まえて、 枚方市の教育振興基本計画の枠組みということについては、前回議論をし、一定の共通理解に至 ったところでございます。本日は、いよいよその計画の中身、内容についてご審議をいただく場 となっております。これまでと同様、幅広い観点から忌憚なくさまざまなご意見を出していただ いて、充実した審議としていただきますようにお願いいたします。どうぞよろしくお願いします。 それでは、本日の会議の成立について、事務局からお願いします。 ○事務局 本審議会の委員総数は7名でございます。現在、出席委員は6名で、過半数が出席され ていますので、本審議会は成立していることをご報告いたします。 ○島会長 ありがとうございました。 それでは、本審議会が有効に成立しているということですので、審議会を開催させていただき たいと思います。 ○事務局 前回の議事録につきましては、ごらんいただく時間が短かったこともありまして、もう 少し時間を置いてご意見等をいただきたいと思っていますので、後日、確定をさせていただきた いと思います。よろしくお願いいたします。 ○島会長 了解いたしました。 それでは、次第に沿って進行したいと思います。本日予定されております議事は、先ほど申し 上げましたとおり、まず枚方市教育振興基本計画(素案)について、2番目にその他ということ になっておりますが、これに沿って進めてまいりたいと思います。 枚方市教育振興基本計画(素案)の検討ということですが、これについて事務局から説明をお 願いします。 ○事務局 それでは、説明いたします前に、本日、お配りさせていただいております資料のご確認 をお願いしたいと思います。 まず、本日の次第でございます。資料1、枚方市教育振興基本計画(素案)でございます。資 料2、教育目標(検討資料)でございます。配付漏れ等はございませんでしょうか。 委員長、説明とあわせて、スケジュールに変更がございますので、その説明もさせていただき たいと思いますが、いかがでしょうか。 ○島会長 事務局から、今後の審議のスケジュールについて、説明したいということですので、説 明を求めたいと思います。どうぞ。 ○事務局 それでは、今後のスケジュール等の変更につきましてご説明いたします。 現在、本市におきまして策定中である第5次枚方市総合計画につきましては、議会日程の変更 に伴い、策定スケジュールが3か月程度ずれ込むこととなりました。また、それに伴い、市長が 作成する枚方市教育の大綱につきましても、今年中に策定予定でございましたが、策定時期が遅 れる見込みとなっております。つきましては、11月5日の開催を予定しておりました第4回審議 会につきましては、年明けごろまで時期を遅らせていただきたいと考えております。

(3)

以上のことにつきまして、ご了承をいただければと思います。 ○島会長 今、事務局から今後の審議の進め方、そのスケジュールについての変更したいという旨 の説明がありました。内容の議論に入る前に、この点について合意をしたいと思います。いかが でしょうか。 ○狩野副会長 よろしいですか。第1回目から申し上げていますように、総合計画、市長のマニフ ェスト、それから市長の公約について、この総合計画にどのように反映されるのかと、そちらの 優先順位的なものはあるのかということを懸念しているという発言をさせていただきました。第 1回の審議会の中で、総合計画は総合計画で、検討していただくことも当然ございますけれども、 そこから離れて審議をしていただくということも可能という趣旨のご発言がありました。数か月 遅らせるということについても、1月なのか、2月なのか、3月なのかというようなタイムスケ ジュールもわからない。この中で、今、市長の公約と第5次総合計画の現在の進捗状況において、 さほど大きな差はないんですが、私の考えるところによると数か所のところで若干のずれがある。 例えば、総合計画の施策目標17にある美術館について、前の策定権者と議会への提出権者であっ た前市長の竹内さんと違う形で伏見さんが公約に掲げられたこの問題が、2か月、3か月で解決 するのか。その問題が解決しなければ、第5次総合計画の美術館という文面に対しての取捨選択 が非常に難しい状況であるというようなことを考えていくと、この教育振興基本計画がそこまで 踏み込むのならば、簡単にスケジュールをのばすということが言えるのかは非常に大きな問題だ と思います。これは根本的な問題だと思います。 国は平成23年に総合計画は策定しなくてもよいという見解をしています。枚方市は平成25年に 議会の承認を得る形において総合計画をつくるということを言っているわけです。そのときに、 僕がお聞きしたいのは、総合計画を策定していない市町村では、こういう問題はどのように解決 しておられるのか。総合計画があれば、それに準拠するということはわかりますが、総合計画を 策定していない市町村は、国の考え方を踏襲しているのかどうか。例えば、本日いただきました 枚方市教育振興基本計画(素案)の3ページ目を見ていただきますと、国の教育振興基本計画の もとに枚方市教育振興基本計画を策定する、その中で各分野の検討をしていきましょうという図 があります。また、左側からの第5次総合計画、それから枚方市の教育大綱、これは先ほど市長 が策定されるという表現がありましたけれども、第5次総合計画、枚方市の総合計画というもの は市長の考え方を大きく反映させていかなければならないという横軸があります。この縦軸と横 軸とで、一体どちらを優先されるのか。当然、枚方市としては横軸、X軸を優先されるという考 え方ですが、第1回目の議論の中では、そこまで考えていただく必要はなかろうという発言が事 務局からありました。だから総合計画は総合計画で策定作業をされますが、この総合計画におい ても、施策目標15、16、17は、ほとんどが教育委員会の資料です。したがって、枚方市総合計画 審議会の中では、これが審議されているとは私は考えていません。教育委員会が出した資料が、 そのまま総合計画の中に反映されている。そう考えると、教育委員会でそういうことをあらかじ め検討しておくということも必要ではないのかなと。したがって、第5次総合計画の進捗状況が 遅いからといって、教育振興基本計画を左右されると、若干の修正はあり得ても、それは大きく 左右されるものではないものであると、強く考えているところです。

(4)

しかし、教育委員会がスケジュールを延伸するということについては、私は何らの議論は挟み ません。しかし、基本的な考え方として、それはいかがなものかということは感じているところ です。 ○島会長 事務局から、スケジュールを当初想定していたものより若干延ばしたいという提案があ り、そのことについて、狩野副会長が考え方を説明されました。その考え方については、この後 で議論したいと思いますが、結論的には、スケジュールを延期するということについて反対する ものではないということです。市全体の総合計画の進捗ということもある関係上、時期を延期し たいという事務局のご提案でしたが、時期が定かではないので、1月まで延伸してうまくいくの かというご指摘についての見通しをお答えいただきたいと思います。 ○事務局 本日、議論のたたき台として素案を提出させていただきましたが、議論に十分な時間を とれるという意味もあり、スケジュールの延期をさせていただくということもございます。総合 計画につきましては、市の最上位計画という位置づけがございますので、それと整合する形での 教育振興基本計画ということで進めて行きたいと思います。よろしくお願いします。 ○狩野副会長 それでは説明が不十分ではないでしょうか。 ○事務局 今、説明がございましたように、枚方市教育振興基本計画についての本審議会での議論 というのは、教育委員会の中で考えていくことですので、今までご審議いただいたこと、本日、 この基本計画の素案というたたき台、これらについてのご審議をいただくという流れは、何ら変 わるものではないと思っています。ただ、市長が変わりまして、先ほどご指摘いただきましたよ うに美術館の問題など大きく変わったような点もございますし、先日、市長が所信表明という形 で4年間の大きな方向性についても議会で述べられたことがあります。それを踏まえた形の総合 計画の策定につきましては、市長部局で、今までの流れを改めてもう一回やり直すという形にな ってくるかと思います。ただし、それは先ほどから言っていただいている施策目標の15、16、17、 これを白紙に戻してということではもちろんございませんので、第1回の審議会でも申し上げま したように、そこは踏まえた形での審議というのは、当然、このまま本審議会でもやっていただ くということで問題はないと思っているところです。 ただ、総合計画の策定が新市長のもとに再度確認されていくと、そういう状況において、本審 議会でもスケジュール的な部分につきましては整合をとっていくというふうにおのずとなってく る。大綱や総合計画の策定時期が来年以降にずれ込んできますので、最終的にはこの教育振興基 本計画も、それらと整合をとった、あるいは踏まえた内容という形になりますので、想定してい たスケジュールが後ろにどうしてもずれてくるということがあります。副会長にご心配いただい たように、1月に間に合うのかということにつきましては、庁内の進捗状況も踏まえながらとい うことになりますので、正直なところはっきりとは申し上げにくいんですが、めどとしてはやは り1月としておくべきと、そのように考えておりますのでよろしくお願いします。 ○島会長 今、なぜ時期を当初の見込みより変更するのかという背景についても説明がありました。 ほかの委員の皆さんは何かご意見はありますか。 ○竹内委員 市長のマニフェストでは、少人数学級は35人が30人になっていたり、小中一貫教育を 進めていくとか、考える授業の学習指導の流れをつくるということをおっしゃってます。そうい

(5)

うことは、今日ここに出していただきました素案と関係が深いものであると思うので、市長のお 考えを出してもらった上で、また審議していってはどうかと思います。 ○島会長 状況が少し流動的なので、そういうものを整理された段階で議論するほうが生産的では ないか、こういうご意見ですね。 ○林委員 市長部局のスケジュールに合わせてこちらも動きましょうと言ってくださって、非常に よくわかりました。それで結構かと思います。 ○島会長 なるほど、わかりました。賛同されますでしょうか。よろしいですか。 ○農頭委員 賛同いたします。 ○島会長 ありがとうございます。それでは、結論としては、スケジュールを少し延期させてもら えないかという事務局のご意向ですので、これについては審議会として了解ということで確認を したいと思います。 なお、その理由について2点ほどおっしゃっておられます。 1つは市長が交代されたことがあります。前市長の政策を引き継ぐ形の交代ではなかったため に、全体としては引き継がれることも多いですが、独自の主張をされていることはマニフェスト の中にも出ております。先般、所信表明を議会でなさったんですよね。これは選挙で選ばれた市 長としてのお考えなんですが、だからといって審議会がそれをそのまま引き継いでというのは、 少し筋が違うのではないかと私は思います。市長のご意向、あるいは政策が公的な文書の中に反 映され、それに基づいて私どもは独自に教育振興基本計画というものを考えていこうということ が基本的な考え方ではないかと思いますので、そういう点では事務局がおっしゃった、枚方市総 合計画の中に反映された状況を踏まえながら、それと齟齬をきたさない、もう少し積極的に言え ば整合を持たせるような形での、より充実した審議を行いたいということです。そういう一定の 見通しが出るところまで延期をするというのが考え方の根拠の一つですね。これは皆さん了解と いうことだと思います。時期についても、一定のところまで来たら審議を始めるということで、 そのご判断は事務局にお任せをし、私どもにお示しいただいて、我々が了解するという形になろ うかと思います。今のところは来年の当初というようなことでお考えですので、一応それを認め させていただいた上で、時期については詰めるというふうにしたいということです。 もう1つの理由は、この審議会でも時々ご意見として頂戴していましたが、そもそもこの教育 振興基本計画は枚方市の教育の全体にわたる教育を充実するための計画ですから、大変多岐にわ たっているんですね。膨大な内容を含んでおりまして、それを限られた時間内の議論で、我々は その役割を果たすことができるのかということについては、時々に委員の皆さんからご意見とし て頂戴しております。そういうこともあって、この計画については、今日もこの後議論しますけ れども、少し時間をとってそれぞれの委員の皆さん、個人的にもいろいろ吟味をしていただいて、 そうしてご意見があれば、その都度事務局に出していただくなどしながら、より充実した審議に つなげたいと。そういう意味では、もう少しこれを吟味して、いろいろ考えを深める時間をとる ことのほうが積極的なのではないかというのが、2つ目の事務局からお示しいただいた考え方で ございます。 これについても、これは皆さん、もちろんそのとおりということだろうと思います。そのよう

(6)

なことで、理由としては2点ありますけれども、スケジュールの変更については了解ということ でおさめさせていただいてよろしいでしょうか。ありがとうございます。 <議事1.枚方市教育振興基本計画(素案)について> それでは、教育振興基本計画の中身の議論に移りたいと思います。事務局からご説明をいただ くのですが、その前に、これも狩野副会長から問題提起がございましたが、そしてこれまでの審 議の中でも折に触れて議論になってきたことではありますけれども、この教育振興基本計画が、 枚方市の政策、計画の中でどういう位置をしめるのか、あるいはどういう役割を担うのか。大綱 というものもございます。それが、先ほど見ていただいた素案の2ページに位置付けを図示され ていますが、ここはもう少し詰めておく必要があるのかなと感じております。できれば事務局の ご説明の中で、そんなことも踏まえたご説明をいただけたらありがたいと思います。それでは中 身のほうをよろしくお願いします。 (説 明) 事務局から、資料に基づき、枚方市教育振興基本計画(素案)の説明を受けた。 ○島会長 ありがとうございました。 今、枚方市教育振興基本計画(素案)の全体をご説明いただきました。先ほどから議論になっ てますとおり、本市の教育の基本ですから、膨大な内容を含んでおります。 限られた時間でありますが、この後議論、審議をお願いしたいと思っています。どういう順で どのように審議をするかということについてなんですが、事務局からは第3章、第4章を中心に ということでございますので、そこに焦点を当てたいと思っております。しかし第1章、第2章 についても、素通りというのも少しぐあいが悪いかなと思っております。第1章、第2章、とり わけ先ほど2ページの図のことも議論になりましたので、ページ数で1ページから7ページまで を一括してご意見、あるいは質問がございましたら、おっしゃっていただきたい。ただし、4ペ ージからの枚方市の教育の取組と課題、これは現在教育委員会でお進めになっておられます教育 政策の既存の柱を整理をしてここに記述をしていただいてるという理解ですので、ここのところ は後のほうの議論に回したいと思います。ここを除いていただいて、4ページの中ほどまででご 意見があれば、どうぞお出しいただきたいと思います。いかがでしょうか。 ちょっと私から。素案の1ページ、教育振興基本計画がいかなるものかというようなことが、 端的にここで述べられておりますので、指摘だけさせていただきたいと思います。1ページの一 番下のところ、中長期的な目標を設定する、それから、取組の基本的な方向性を明らかにする、 この2つがこの計画の柱ですよね。だから、目標を設定するということと、その解決や目標達成 のために何をするかという基本的な方向を定める、これが一番端的に表現された教育振興基本計 画ということになろうかと思います。 ○狩野副会長 よろしいですか。1ページ5行目の、「このような中で、平成18年12月に教育基本 法が改正され…」とありますが、平成18年というとかなり時代をさかのぼるので、この「新しい 時代」という言葉が非常にちょっとひっかかります。平成18年のときの新しい時代ということに

(7)

なってきますと、もう今は平成27年で、新しい時代というこの言葉が生かしておいていいのかと。 だからこれは、「時代に即した」というような表現に変えていただいたほうがわかりやすいのか なと思います。 それから、「中で」という言葉が非常に多い、この短い文章の中で、3行目で「変化する中 で」、それから「このような中で」、それから最後のほうの「現在の教育目標が」何々の云々の 「状況の中で」とあります。「中で」という言葉が非常に多過ぎるので、これを適当に言葉を変 えていただく方が読みやすい。実は第5次枚方市総合計画の中にも「中で」という言葉がやたら に出てきます。この「中で」という言い方は、どこに焦点を当てているのか、非常に読みづらい。 枚方市総合計画の中ではそういう言葉がよく出てくる。そのことは政策企画課には申し上げてい ますが、改定してもその文章は生きているということがあります。教育委員会では、少し違う言 葉に変えていただいたほうが読みやすいのかなと思います。以上です。 ○島会長 「中で」というのは便利な言葉で、もう少し限定的に内容が明らかになったほうがいい のではないかという積極的なご発言だと思いますので、どうぞ生かしていただきたいと思います。 先ほど、2ページの計画の位置づけの図は曖昧ではないかという議論がありました。第1回の 審議会で、教育振興基本計画がいかなるものかということで、最終的に我々が合意をしたことは、 教育振興基本計画をつくりましょうというのは国が定めたわけですから、無視するわけにいかな いので、枠組みは国のものを踏襲しましょうと。しかし、これは枚方市の計画ですので、中身は 枚方市のこの教育の内容をどう充実していくかという中身でなくてはいけない。枠組みは国、中 身は枚方市ということでいいのではないかという共通理解だったと思います。 ところが、そのときも議論になりましたし、先ほど狩野副会長もおっしゃったように、教育の 大綱というものがあり、これは市長が定めるものです。大綱は教育振興基本計画の上位文書とい うことになります。最上位が総合計画、それから教育に関しては、そのもとに大綱があって、そ れをより網羅的に目標と方向を定めたものが教育振興基本計画ということです。図では横並びに なっているので、その性格をあらわしきれているのかいうことについては、少し疑問があります。 なお工夫の余地があると思っておりますので、指摘だけしておきたいと思います。 第2章までは、よろしいでしょうか。 それでは、いよいよ第3章と第4章に入ってまいりますが、審議の進め方について、私のほう で提案をさせていただきます。 まず、第3章は独立した1ページですので、これはこれで議論していただく。また、教育目標 が資料2として3つの案をたたき台としてが示されていますので議論をしたいのですが、ここで は議論しないこととします。 その次に4章ですが、9ページをごらんください。1.基本方策があり、ここに3つの柱がご ざいます。枚方市のめざすべき教育、教育目標、そして基本方策ですね。その基本方策をブレイ クダウンしたのが、10ページ以降の部分ということになっております。そこで、まず9ページの めざすべき教育のところを議論し、教育目標についてもその関連で、ここで議論したいと思いま す。これも最終的には基本方策を議論したら変わる可能性がありますので、最後に教育目標に戻 って議論したいと思います。よろしいでしょうか。

(8)

その後に基本方策、これは各論ですので膨大な量なんですが、これを議論、審議したいと思い ます。これは10項目ありますが、一応分けさせていただきました。1~5は教育の内容にかかわ ることでございますので、これを一括したいと思います。それから6、7、8は教育環境にかか わることと、おおよそそういうふうに理解して、これを一括して議論する。最後、9と10は社会 教育や生涯学習、あるいは地域ということですので、これを3つ目の柱とする。この3つに分け て議論をしたいと思います。 それで、例えば1つ目の1~5、これは思いつくところどこからでも結構ですのでご意見を頂 戴するということで進めてまいりたいと思います。大事だけれどもここの中には位置づけられて いない、また位置づけにくいというようなこともあろうかと思いますので、それはどこのところ でも結構ですので、随時おっしゃってください。最後に時間があれば、一番最後の部分、2.計 画の推進について議論をしたいと思います。 最初に申し上げたとおり、それを全部含めてもう一回基本目標のところに戻って、議論をした い。これを限られた時間でやるとなると至難の業でございますので、できるだけご協力をいただ きますようお願いします。 それでは、まず8ページから議論に入ります。どうぞ、ご意見ください。 まず私のほうで質問いたします。第1段落は、中教審など国の文章をもとにして考えたという ことで、これは了解でありますが、第2段落の2フレーズ目は、これは枚方市のことなんですが、 これは新たにお考えになったんでしょうか。それとも、既存のものを下敷きにされたんでしょう か。 ○事務局 国の教育振興基本計画、現在策定中の第5次枚方市総合計画の案、また市長の所信表明 を踏まえて文章にしております。 ○島会長 なるほど。新たに作成されたという理解でいいですね。これは大きな方向性として、3 つの方向に集約をされております。これは9ページのめざすべき教育の3つの項目と一緒ですね。 この内容については9ページで議論したいと思います。 では、新たにこれからの枚方市の教育を考える際に、3つの柱で考えていきましょうというこ とでお示しいただいていると。これがめざす内容ということでよろしいですか。 それでは、そのように理解したということにします。お気づきのことがあれば、いつでも結構 ですからまた言ってください。 それでは、次、9ページに参ります。先ほどお示ししたとおり、この順番で行きたいと思いま す。今、議論になった3つの柱、めざすべき教育について、何かご意見があればどうぞ。 ○狩野副会長 よろしいですか。8ページと9ページ、ほとんど同じ内容だと思います。8ページ には、最初の部分は会長がおっしゃいましたように中教審の理念的なものが書いてありまして、 それで枚方市の取り組みが、以上のことを踏まえるということで、読んでいますと、新しくまと められたというよりも、表現を変えて作成されていると感じています。ですから、大きな内容は ほとんど変化はないのかなとは感じているところです。また、基本方策の1から10について、今、 会長に3つに分けていただきました。これは私も同感で、聞かせていただいて、なるほどと思っ たところです。しかしもう一つ、基本方策の1から5で、学校教育である小中一貫教育、それよ

(9)

りも幼児教育の充実があとになっている。時系列で書くと順番が変わってくるのかなと。時系列 で書くとわかりにくい中でというところもあるんですけど、やはり小中一貫教育の推進よりも、 幼児教育のほうが順番からいって先だろうと。順番の変更が可能かということも議論したいとい うところもあります。 ○林委員 私も順番が気になったんです。1番が一番大切という意味ではないだろうと思うんです けれども、めざすべき教育の①、②、③を細分化して10項目になったという解釈でよろしいです か。 ○島会長 そういうことだと思います。順番はともかく、めざすべき教育の①、②、③について、 ①であれば学校教育、②は教育環境、③は社会教育、これがキーワードですよね。私はちょっと、 これは僕の個人的な意見ですが、古い。これはまさに、狩野副会長がおっしゃった教育基本法改 正の時代、10年から15年ぐらい前の認識です。つまり文部科学省が中教審で平成17年に答申が出 ておりまして、新しい義務教育を構想するとした中で生きる力というものが初めて出てきたんで すね。平成17年ですから、10年前ですか。今や、世界はグローバルスタンダードですよね。キー ワードはキーコンピテンシーとグローバルスタンダードです。確かな学力、豊かな人間性、健康 と体力、健やかな体ということですが、確かに学力、豊かな人間性、健やかな体というのは、そ のときの中教審のキーワードで、これからというときにはちょっと古い。今、問題になっている ところをもう少し盛り込めないかなというな思いはちょっとあります。学力観ですよね。つまり これからの、21世紀型市民に必要に資質というのはこれでは語り尽くせない。例えば協働する力、 つまり他者と力を合わせて何事かをなし遂げる力とか、自分の気持ちや考えをしっかり伝えて理 解し合う力とか、こういうことが特に強調されていますよね。そんなこと、つまり今教育が直面 してる大きな課題みたいなことが少し盛り込まれていないと、少し伝統に偏重したきらいがあり ます。これからの枚方市が教育・文化、さらには国際都市として発展するということからすると、 もう少し輝かしい内容を盛り込んでほしいなという思いがします。 ○狩野副会長 それは先だってのICTという言葉とか、それからリテラシー、そういうところに 軸足を置いた表現も必要なのかなというところもあります。それから読書といってもいろんな方 法があって、黙読、音読、また先生が読んで、生徒がその情景を頭の中で状況を展開していろん なものを考えていき、その中に想像力、発言力が生まれてくる。だから読書といいましても、朗 読ということも学校現場に入れていくような方向性が欲しいなと思います。そうすると、聞いて てイメージがアップしてきて、それに対してどう考えたかという表現力も出てくる、発言の機会 もできる。今おっしゃったように、グローバル化になると、発言しなければ何も進まないという ような世界でありますので、表現力と発言力が最も大きな力になってくる、それがいわゆる学力 ではなしに人間力の向上に役立つというようなところを踏まえてほしいという感じがします。学 力も当然大事ですが、それよりも難しい人間力、人間性ではなしに人間力の向上というところに 軸足を少し置いてほしいと思います。そうすると、読書という一くくりではなく、そういうこと も一つの手段として考えられるのではないかと考えているところです。 ○林委員 読書について、読み聞かせなどはやはり子どもたちにとっては非常にいい取組だと思っ てます。豊かな学力、確かな学力の「学力」がどういうものを指すのかについて、暗記していい

(10)

点数をとれば学力が高いというような認識の時代は、もう終わりかなと感じています。それより も、点数ではあらわれにくいところの学力が、生きていく力につながっていくのかなという気が するんですね。今、統一テストとかありますよね。そういうことで点数分けして、学力が高くな ったとか、大阪は学力が低いとか言われますけども、そういうことではかれないところの学力を どういうふうにこの中に反映していくのか。難しいとは思いますけども、そういう学力を伸ばす ような取組になればいいなとは思います。 ○竹内委員 私のころは知・徳・体の時代でしたので、教育目標は、どの学校もこの知・徳・体を 基盤にしながら、学びや、心や、優しい思いやりや、たくましい体ということをモットーにして きたことがあると思うんです。基本方策として変えていくとなると、学校自身も意識を変えてい かないと、これからの学校にふさわしい教育目標ができていかないのではないでしょうか。そう すると、教育委員会がどれだけ説得する力が持てるのか、学校としてどのように対応していくの かという思いはあります。 確かな学力というのは、今、思考力、判断力、表現力、それからこれを育むような学習指導を していきましょうという授業の流れになって、問題解決的な学習で、問題をつかんで考え、それ を深めてみんなで広げていく。その中でコミュニケーション能力、人の意見を尊重したりという 能力も出てくると思います。そういう授業展開は今なされてるんですけども、小学校では算数、 理科においては割といけているんですが、中学校がなかなか難しいです。中学校に授業の学習指 導の流れについてお話をしにいったら、それは受験に対応できるんですかみたいなことになって きます。だから確かな学力というところの具体的な授業の中身、流れ、学習の指導の方法につい ての考え方を小中一貫の中にも入れていかなければいけないのかなと思います。それがあって、 先生たちが初めてこの確かな学力の中身がわかっていき、学校として知・徳・体の知の部分、ま た新しい知の教育目標ができていくんじゃないかなと思います。 豊かな人間性のところも、道徳教育だけではなく私たちは人権でもやらせてもらってるんです が、人権のこと、それから健康と体力というところについても、今、貧困の子どもたちもいます ので、その辺のところも踏まえながら、学校がビジョンを持てるよう、教育委員会が考えをしっ かり持ちながら並び順を変えるなりしたほうがいいかもしれません。 ○村上委員 島会長がおっしゃったように、今一番子どもたちの世界に大きな影響を与えるのはグ ローバリゼーションだと思うんです。私は京都に住んでおりますが、「今いるのはどこの国だろ う?」と思うほどいろんな国の言葉が聞こえてきます。今まで思っていた以上に、異文化の方た ちとのお付き合いが急速に進行しているし、またこれからさらに進行していくんだなという感じ がいたします。 枚方市に関しましては、いわゆる観光資源で外国人を惹きつけるまちではないという印象もあ るかもしれませんが、古代には朝鮮半島との交流もありましたし、淀川をめぐる水上交通の文化 やくらわんか舟などの名物もありました。宿場町でもありますから、他府県で行われた宿場町サ ミットのような催しも枚方市でも実施できるのではないでしょうか。ひらかたパークもあって古 くから人の集まる土地柄でもありますし、観光資源も豊かで、海外にアピールできる要素がある のではないかと思います。イベントを行ったり新しい名所を作ったりが可能であれば、外国人訪

(11)

問者も増えるでしょうし、また、関西外大の先生方や留学生のような外国人居住者もたくさんあ ります。小学校の中にも色々な国の子どもたちが入ってくるというような状況が増えれば、学校 内でもお互いが理解しあえるように関係を築いていかなければなりません。そういった異文化コ ミュニケーションの必要性は、枚方市においてもすでに重要になっているのではないかと思うん です。そのような、異文化コミュニケーションに関する教育をどう実施するか、枚方市ではどの ように行いえるのか、この話し合いでも少し考えてみたいと思います。 例えば、関西外大には、子どものための、英語やその他の言語の絵本がある程度コレクション されているんです。しかし、それは大学の外に出ることがない。小学校教員養成コースができた ので、例えば絵本の読み聞かせや朗読の会のようなものを開いて、外国人留学生や外国人の先生 に、その国の言葉で1冊絵本を紹介してもらい、それを日本語で解説するとか、こういうのがあ るんですよという形でグローバリゼーションの一環を子どもたちに伝えるとか、あるいは団地な どであいた部屋があれば、そこに外国人とコミュニケーションをすることができる空間をつくっ て、カフェというような形でおしゃべりができるとか、いろんな形で異文化と触れる機会、チャ ンスを子どもたちに与えてあげたいという気持ちが非常にあります。子どもたちの未来への可能 性を最大限に伸ばすというときに、国内だけで考えていたのではもう対応ができないわけですか ら、そういったことを少し盛り込んでみてはいかがかなと思います。特に感じますのは、観光客 がふえますと、マナーがそれぞれの国で違いますので、例えば何か食べてテーブルの下に食べか すを吐き捨てるということが、実は決してマナー違反ではない国もあるわけで、そういう場面を 見ますと日本人は、マナーが悪い、ああいう人たちに来てほしくないというようなことを申しま すけれども、そうではなくて、世界にはいろいろな考え方や習慣や、それらも含めて文化に多様 性があるということ、それを理解して、してほしくないことがあれば、どういう形でそれを伝え たらいいだろうかと考えるなど、コミュニケーションのあり方がたくさんあることを子どもたち に伝えることが必要じゃないかと。そのようなことを感じました。 ○農頭委員 中3と中1の娘がおりますが、中学校の中でも、最近仲間という意識が全然ないんじ ゃないかと思っています。何か大きな問題があっても、親友、親友という割には、全然そこの中 に踏み込んでいかなくて、いつの間にか解決されている問題とか、また先生に対しての態度も、 文句ばかり言っていたり、言葉遣いもすごく悪い。友達みたいな感覚で親近感があふれるのはい いんですけれども、一線が全然引かれてない状況じゃないかなと感じます。また、クラブでも、 誰か1人が悪いことをしてしまったら連帯責任でクラブ停止になるけれども、それに対して「あ いつのせい」という、悪い印象の連帯責任という形でしか捉えていない子どもたちがいたりしま す。いい方向に、クラブが停止になったのはなぜなのか、この子をどうしてやりたいのか、もっ と話し合っていろいろ考えたらいいのに、誰かを悪くするみたいな感覚に陥ってる感じがするん です。何か目標を持って1つになる、ということがあまりない、また薄い感じがするので、先生 にそこをお願いしますというわけではないのですが、子どもの意識も低いと思うんですけれども、 もうちょっと仲間とか、そういう熱い気持ちをもっと大事にしてほしいということはあります。 ○島会長 ありがとうございます。かなりたくさんの観点からおっしゃっていただきました。あま りまとめることはできませんが、1つ目はやっぱり学力の意味が問われていますよと。知・徳・

(12)

体という、これは不易と流行の不易、つまりいつの時代にも大事な観点なので、これを崩すとい うことではないのですが、知・徳・体の知の中身が問われているんですよね。単に暗記している とか、そういうことじゃなく、使いこなせる、あるいは問題解決、日常生活に生かせるという、 そういう知であり、徳は人間性とか社会性、また関係構築、つまり人と交わる力とか、あるいは 一人一人の芯の強さということでいえば自己形成力とか自己開発力とか、困難なことに立ち向か う力みたいなことも見直されていますが、そういう徳の中身も問われていることがたくさんあり ます。それから体は、先ほどおっしゃったとおりです。健康と体ということについては、今日的 に損なわれてる子どもたちがたくさんいるし、そもそも健康とは何か、障害があってももちろん 健康だし、そういう健康観というものも問われています。それから2つ目は先ほどおっしゃって いただいた子どもの居場所という観点で、人間関係は心の場としても安心ということが特に言わ れています。そういうことですよね。 さまざまにご意見をいただきましたので、ここのところはそれを踏まえた形ということで、時 間のこともありますので、次に移らせていただきたいと思います。 基本方策は10項目でありますが、おおむね3つで分けるということではご賛同をいただきまし た。この1から10は、必ずしも順序性とか序列を示すものではない。そういう意味で言えば、あ いうえおとか、ABCとかいう項目としての概念で考えましょうということなので、5番目が幼 児教育だから、それは5番目に大事なこと、ということではありませんという理解で考えたいと 思います。 それでは、まず、1から5までの内容でお気づきのこと、文言の修正というようなことでも結 構ですし、盛り込むことでも結構です。ご意見があればお願いします。 ○狩野副会長 これは細かい話になりますが、基本方策の1のところの4行目、最後に「小・中学 校の円滑な」のところに小と中という中点が入ってますが、3ページのところでは、「枚方の小 中学校」と中点が入っていません。これは表記方法を統一していただきたいということがありま す。 それから、先だっても申し上げましたけれども、取り組みということについて、第5次総合計 画は全て「取り組み」というふうに「り」と「み」が入ってます。第5次総合計画ということを 念頭に置いて策定するのならば、取り組みというものにはいろんな定義があるというふうに、前 もお聞きさせていただきましたけれども、やはり全体として表記方法は考える必要があるのでは ないかと思います。文言はどちらでもいいんですが、表記方法を市として統一していただきたい。 これは大きな声で言いたいところです。 それからもう1つ、図るという言葉も非常に多く出てきます。やりますとか、しますとか、充 実します、ならいいですが、充実を図りますというような何か逃げているような表現が随所に出 てくる。図るという言葉は目的を達成するという意味ではないんですよね。図るという言葉が必 要なところもあるけれども、充実させますとなぜ言えないのか、ということも感じます。 それから、文章を書き過ぎているというところがあります。12ページの幼児教育の充実の中の 前段3行ですが、この文章はさっぱりわからない。減少している中で、こういうことが求められ ているということではなく、減少しようが、増えていこうが。こんなものは当たり前の話です。

(13)

それからこの文体の書き方は、まず何々が求められていますとあり、同じようなことが書いてあ り、それを早く解決しなければならないというふうに、文章が重複している項目がほとんどで、 読みづらいということは指摘させていただきたいと思います。 ○島会長 わかりました。表記の内容について、繰り返しませんが、整合を図ってもらいたいとい うことと、表現方法ですね。私も大阪府の教育委員会で審議会の答申を執筆したことがあるので 心理はわかるんですが、こうしますとなかなか言いがたいときがあります。そういう婉曲表現に なったりするのですが、目立っているのではというご指摘ですので、改善できるところはやって もらいたいということです。 ○村上委員 考え過ぎかもしれませんが、基本方策の今のところ、就労形態の変化で園児数が年々 減少するというのは、ひっかかる方がおありかもしれないですよね。 ○島会長 改善の余地ありですね。補足しておきますと、基本方策については見出しがあって、3 行ほどでおおまかに書いていただいており、それを補足する形で数行の記述があります。大まか な内容とその展開という体裁で書かれており、これはごらんになったらおわかりと思います。改 善する必要があるということですが、私もそう思います。 ○林委員 基本方策1、下から3行目です。先ほど村上委員からお話しいただいたので、ほぼ同じ なんですけども、国際化に対応したというところで、何かちょっと不足かなと思います。私、日 本語のサポートを外国の方たちにさせていただいています。その子たちは学校でいじめられてい るケースが多いです。そういう中で、やっぱり理解が足りないのだなというのは非常に感じてお りますので、そういう多文化のところをここでも入れていただいたほうがいいのかなという気は します。 基本方策2の教職員については、若い先生がどんどん増えてきて、その先生がずっと年をとる までされて、また一気に若い先生になるという、この繰り返しかなという気がするんです。若い 先生たちだからこそできるようなこともあるんじゃないかなということを学校に行って感じたり しますので、ぜひその若い先生の力が生かせるような何かがここにあればいいかなという気がし ています。できれば、いろんな層で順番に少しずつ入れかわっていくのがベストだと思うんです けども、それは非常に難しいと思いますので、しばらくは若い先生方が活躍されるかなと思いま す。 次に基本方策3のところ、これは前回もお話ししたんですれども、下から2行目、豊かな心と 社会性を養うためにというところです。自然を生かした野外活動「など」とあるんですけど、 「など」というのはいくつかないと「など」とは言いにくくて、1つで「など」と言われると、 ほかに何だろうという気がするんですが、もし書くとすれば、やっぱり文化芸術体験という部分 だと思います。そういう部分が枚方市は余り出ていない気がするので、「文化芸術体験や、自然 を生かした野外活動など」とか、そういうふうな文言を入れたらどうかと感じました。 ○村上委員 私は教育実習の見回りに数校に行ったんですけれど、確かに大阪府は今、ご年配の先 生と極端に若い先生とに分かれているんです。教頭先生が35歳ぐらいだとお聞きして、とてもび っくりしたんですけど、そういう状況がしばらく続くと。しかし、3年後あたりからいろんな年 齢層の先生を増やすようにしていくというご説明でした。具体的には知りませんが、若い先生を

(14)

たくさん採用するということを3年ぐらいで一度落ちつかせて、あとは徐々にいろんな年齢層の 方を採用していく、というふうに私はお聞きしました。 ○島会長 そうですね。昔はピラミッド型、それが提灯型になって、今はワイングラスを逆さにし たような形ですね。中堅層が少なくて、若い人とベテランが多い。ベテランは卒業しますので、 繰り返しになるので、経験者、社会人とか、それから上限を上げて、40代でも教師になれるよう にして真ん中をふやす努力はしています。でも今は若い教員が学校ではとても多い。これを単に 若い人だから何とかしなければということではなくて、この人たちが持っているエネルギーを活 用するという視点が大事だというのはそのとおりだと思います。 ○林委員 子どもの数が減ってきていますので、クラス数も減ってくるとなると、先生の採用が少 ないという循環もあると思うんですよね。 ○狩野副会長 今、島会長が、私が言いたいことをおっしゃっていただきました。補足で申し上げ ますと、先生方の現状がこうなっている、だから今、全体的に地域で学校を支えようと。ここに は学校評議員ということを活用しながらということを書いてありますが、それを延長していくと 地域の先生方で足りないところをコミュニティで支えようという、コミュニティスクールという 表現になっていくのかなという気はしているんですね。 ○竹内委員 先ほどの若い先生の話ですが、管理職もすごく若くなってます。この基本方策にもリ ーダーの養成とありますが、ここに管理職の養成というのも入れていただけたらと思います。本 当に10年目ぐらいでもう管理職になってらっしゃるという方も多くいらっしゃいますので、ぜひ 管理職の研修もたくさんしてもらいたいです。 それと、先ほど地域のこともおっしゃっていたんですけども、私も地域の人材をすごく活用し ました。地域で平和学習のときとか、それから昔遊びのときとか、一緒に料理を教えもらったり、 すいとんを教えてもらったりしていました。地域とともにある学校づくりと基本方策6にあるん ですけども、地域の社会人の活用も学校が活性化する一つであり、学校が活性化するということ は地域が活性化するということですので、そういうことでも地域の社会人の活用というのは必要 だと思います。 ○林委員 基本方策5の幼児保育についてですが、枚方市立の幼稚園が減っていますよね。やはり 小さい子どもたちは地域の中で育っていってほしいなと思っています。地域の幼稚園が私はいい かなと思うんですけども、現状では市立の幼稚園が少ないので、多方面から来られてるんです。 朝は車を運転して来る。そうなると、お母さんの交流の場とかコミュニケーションとか、そうい うつながりはどうしたって希薄になっていくかなという気がしています。幼稚園教育がこれから どうなっていくんだろうというのは、私は地域住民として疑念を持っているんですけども、この 間、市長の所信表明を聞かせていただきました。幼稚園教育についても気になるような発言をさ れていまして、この文章がどうこうということではないですが、どう充実させるんだろう、と少 し不安に感じています。 ○島会長 幼児教育については、今、おっしゃったことなど、幼稚園と保育所を含めて幼児教育と いう見方をこれからはする必要があるんじゃないかとか、小学校と幼児教育の接続はどうなのか とか、あるいはその幼児教育で困難な状況にある子どもたちの教育をどのようにするのかとか、、

(15)

子育て支援センターとしての保育・幼稚園、認定こども園とか、さまざまなことが内包されてい ると思います。 時間のこともありますが、1つだけよろしいですか。基本方策1で、確かな学びと、小中一貫 という学校間の連携の問題がありますが、基本方策3に心と体があるんですね。これからの学力 というのは、先ほどの議論のとおり知的能力だけが学力じゃないというのが、これからの新しい 考え方ですから、知的能力と、人格形成を1つのものとして学力、という捉え方が必要なんです。 ここでは項目が分かれているんですね。ですから、学校間連携という小中一貫教育という問題が 1つと、内容的に学力観で知的能力や人格形成をくるむというような枠組みがこれからは必要な のではないかと思いますので、その点ではそのようにまとめたいと思います。 あとは、繰り返しませんが、さまざまにご意見をいただきました。これは今回だけではありま せんので、またごらんになっていただいて、具体的な改善点もあるかと思いますのでおっしゃっ てください。 次に移りたいと思います。2つ目の柱、教育環境ということで6から8ですが、いかがでしょ うか。 ○竹内委員 基本方策7のですけれども、人的なセーフティーネットの構築ということで、地域の 方にもすごくお世話になって、安全見守り隊とか、子ども110番とかしていただいてたんです。 監視カメラとか防犯カメラとか、メール発信システムとかということで、人的なセーフティーネ ットの構築ということを入れていただけたらどうかなと思います。 ○村上委員 小学校の校門でご高齢の方が立ってらっしゃいますね。 ○竹内委員 あれはシルバー人材センターの監視員さんなんです。でも、各家に子ども110番の旗 があったり、ジャケットを着て子どもが帰る時間に見守っていただいたり、そういうことも地域 の方々の力で子どもを見守っていただいています。 ○狩野副会長 その件に関しまして、見守り隊の方々が、一部で有給でやっておられます。その人 には、あなたの仕事でしょというようなPTAの方もおられるように聞いています。そういう子 どもの見守りをやっておられる人に対して、そういう誤解をされているPTAの方も一部あると。 その辺りの体制ということも、教育委員会等々で考え方を統一していただく、誤解が生じないよ うに徹底していただくということも必要なのかなと思うところです。 ○島会長 わかりました。どうでしょう、地域の子どもを地域で守っていくというのは基本的な、 ずっとこれまでも言われてきたことです。学校の登下校の安全確保についても、そういう観点か らネットワークづくりみたいなものが求められているんですが、実際は悩ましいことがいっぱい あって、しかもPTAが中心でやるのが本来じゃないんですかみたいな意見もあります。反発も あったり、先ほどあったように全くの手弁当、いやいや、実費ぐらいはとか、いろんな工夫をし ながらされていて、教育委員会もいろいろ工夫をされてると思います。 基本は、地域の力で地域の子どもたちを守っていくという、そのシステムをどうつくるんかと いうことだと思います。 学校が地域を助けるという時代はもう過ぎた。つまり学校も含めて、地域の教育も全部含めて、 つまりそれは何か学校や行政にお願いして任せるという時代は過ぎて、地域住民みずからが担う

(16)

という時代なんです。だからもちろん学校の中心メンバーは教職員なんですけど、教職員だけが 全てを担うのではなくて、学校の中でも、チーム学校という考え方が言われていますけど、さま ざまな教員以外の人材で一緒になって学校をつくる。保護者も地域の皆さんも一緒になって地域 の学校をつくる、地域の学校を担う、これからはそういう時代です。今、ようやっとその議論が 国においてもなされてきておりますので、枚方市はぜひ先取りをして、そういう考え方も、少し ふれるぐらいはできるんじゃないかというふうに思います。 学校の受益者は子どもです。学校の担い手は誰かというと、もちろん教職員が中心なんですが、 それだけでは担えないことがはっきりしているわけです。だから、それぞれの専門家にも担って もらわなければいけない。一般的な地域住民も学校の担い手として登場してもらいたいと。 ○林委員 私の中学校の校区では、いつも話はしているんです。この中学校は地域住民のものだと。 先生は来て一生懸命頑張ってくださいますけど、3年、4年、5年で皆さんかわっていかれるん です。しかし地域の者はずっとその学校を一緒に守っていかなければいけないんですよね。地域 の財産です。地域でいい学校をつくっていくという視点は、地域のみんなが持ちたいなという話 はいつもしています。 ○島会長 日本の先生は世界の中でも一番優秀の部類やと思います。 ○狩野副会長 それはそうですね。 ○島会長 給料以外のところでどれだけ働いているか。家庭訪問して、日曜日は部活動をして、正 月返上でやっておられます。いずれにしても、教職員は、もちろんその学校はたまたま来ただけ でまたかわるんだけれど、地域の皆さんはそこでずっと生きていくわけだから、そういう人たち が学校を担おうという意識を持っていただくというのがとっても大事だということですよね。 ○狩野副会長 それに関連しまして、12ページの下から3行目、学校評議員制度を有効活用してい くとともに、コミュニティ・スクールの導入についてという表現がありますが、今、学校評議員 制度とこのコミュニティ・スクールとは相入れないものがあります。学校評議員というのは地域 の中でコミュニティや、いろんな役をしておられる以外の人からできるだけ選ぶようにという、 そういうことはまだ残っていますか。 ○事務局 まず、今、枚方市で行ってます学校評議員制度については、おっしゃったように広く地 域住民の方ですとか、例えば大学の先生ですとか、幅広いところからそれぞれの学校、校長がお 願いをして来ていただいている状況です。ですので、例えば地域住民の方以外の方を中心に、と いうような制約、条件はございませんので、学校としてできるだけ幅広い方からご意見をいただ くという姿勢で選んで、いろんなご意見をいただいて学校運営に反映をさせてもらってる状況で す。 これまでは1対1で校長先生に意見を言うという形を中心に進めてまいりましたけれども、今 現在では協議会形式で、皆さんがいらっしゃる中でそれぞれの視点から学校の運営等についてご 意見をいただくという形になりつつあるところでございます。 ○島会長 コミュニティ・スクールとの関係はどうなりますか。 ○事務局 ここの表現に書かせてもらってますように、全国的に見ましたら、小中一貫教育とコミ ュニティ・スクールは一体のものとして進めていくのが望ましいというような考えがあるという

(17)

のは存じております。それを踏まえて、枚方市で小中一貫教育を進めていくに当たって、当然こ こに書いてありますようにコミュニティ・スクールにもしっかり先進的な取り組みを研究してい かなければいけないという段階でございます。 今現在、学校評議員制度を協議会形式に移行してまいりましたので、その延長でこのコミュニ ティ・スクールにつながっていくものになるかなと、流れ的にはそういうことを考えております。 ○島会長 コミュニティ・スクールは、義務づけられてはないけれども、法で規定されてますので、 意味が2つあるんですね。一般的にコミュニティ・スクール、つまり地域の学校という意味合い で使われる場合と、法律で規定されたシステムとしてのコミュニティ・スクールがありますので、 混同しないようにしないといけません。こちらは後者ですか。 ○事務局 法で規定されているものです。 ○島会長 法で規定されたものも、導入のために検討していきましょうと、こういうことですね。 ここは、実は私は大事だと思っています。地域の学校、それからチーム学校、地域とともにあ る学校などと今言われていますけども、そのことと、この法で規定されているコミュニティ・ス クールは若干違う。これはあまり評判がよろしくないので、全国的に広がっていないんです。つ まり外から学校を監視するシステムとしてのコミュニティ・スクールみたいな理解があって、監 視されるのは嫌だということで広がっていないんですが、本来はコミュニティの学校ですから、 どういう中身をつくっていくのかはぜひ研究する必要があると思います。 ○村上委員 農頭委員から、1つのクラスが全員一致でという感じではなくて、というお話があり ました。最近は小グループをつくって、スクールカーストというんでしょうか、子どもたちにと ってもあまり楽しくない、しんどい環境になっているという話も聞こえてきます。そういうこと に対する対策がもし講じられるのであれば、大変に難しい問題で糸口が見出せませんけれども、 文章化は難しいにしても、何かお考えいただければと思います。 ○島会長 とても大事な視点で、教育環境に課題のある子どもたちが増えていて、その子たちこそ がとっても学校へ行くのが楽しみで、学校で友達と勉強するのが素敵だと思えるような学級づく りはどうしたらできるのか。これは教育の中身だと思うんですが、そういう中で、学びのセーフ ティーネットと言うならば、そういうことがとても大事な課題だという認識を必要だという提起 だと思います。どこかにうまく盛り込めたらいいなと。一番最後の文章に生活困窮世帯の子ども に対する支援とありますので、そういう子どもたちこそ輝いて学校で元気になれるような、そう いう学校づくりとか、そういうふうになるための支援策みたいなことが必要だと思います。ここ に文章としては入れていただいてますので、その補足意見だと思います。 ○狩野副会長 教育の基本は、前にも申し上げましたように、僕は教える者と教えられる者との関 係の教育愛だと思うんです。教育者の教育愛、それから家庭の教育愛、地域の教育愛というよう な、私の心の中では教育のキーワードは教育愛ということがあります。 ○島会長 愛情ということですね。 ○狩野副会長 そうです。盛り込めるかどうかはわかりませんが、入れてほしいなと思います。全 てがその人に対する愛情というようなことで、教育愛ということでまとめさせていただきました。 ○島会長 それでは、最後の社会教育、生涯学習の項目に移りたいと思います。

(18)

○狩野副会長 基本方策9のところですが、第2段落目、学校教育と連携した取組、ここがちょっ とわかりにくいんです。教育委員会がやっていることで、学校教育と連携したというところが非 常に難しい。それから下にもあります。基本方策10の第2段落目ですが、学校教育と連携とは、 何を、誰が、どこで、どう連携するのかという主語と対象がわかりにくい。また、15ページの進 行管理のところですが、PDCAのCAの部分になるんでしょうけれども、6行目に教育委員会 に報告し、とあります。この教育委員会の使い方が非常にわかりにくいので、少しご説明をいた だきたいと思います。 ○事務局 基本方策の9と10につきましては、社会教育部が担当して書いておりますので、おっし ゃるとおり社会教育というところが抜けてしまっておりますので、学校教育部と連携しというこ とだけが出てきておりますので、副会長がおっしゃるように、わかりにくいところがありますの で、修正をさせていただくことになろうかと思います。 ○島会長 わかりました。書き手の立場からこういうことになっているわけで、読み手の立場から するととっても混同しやすいということで、読み手の立場を意識して修正していただくというこ とで、よろしくお願いします。 ○林委員 同じく基本方策9、文化についてなんですけども、ここにいう文化というのは、文章を 読みましたら伝統文化のことなんですよね。そうなると、文化と一くくりで伝統文化のことだけ しかここにないというのが、不自然な気がします。文化芸術という、芸術の部分が要るんじゃな いかという気がするのですが。 ○島会長 私もそう思いました。もう少し文化を幅広く捉えて、芸術もですし、それから例えば先 人のさまざまな歴史上の人物の問題もありますし、地域の自然そのものに対する働きかけもあり ます。国を愛する心などということが国レベルで言われていますけども、そんな抽象的なもの何 か生まれてくるわけがなく、むしろ抽象的なことが学校で生まれるとしたら、それはちょっと危 険だと私は思っています。むしろ生まれ育った、その枚方市に対する愛着とか、枚方市が好きだ とか、ここで育ってよかったという感覚とか、こういうことが相まって我が国というか、この社 会がいいなとか、日本の帰属意識につながっていくという筋道だろうと思うんです。そういう意 味では、ここのところはとても大事なんです。とりわけ学校では道徳が教科化されて、愛情とい うようなことが出てますが、地域へのこの愛着、愛情を歴史上のことに矮小化するのではなくて、 もっと幅広くここは取り上げてもらいたい。それを学校の中に生かせるようなことがとっても大 事なんじゃないか、さらには単に愛情じゃなくて、枚方市をよくしたいという主体者を育てなけ ればいけない。つまり、地域の形成者を育てる。そういう意味での方策だと言っているわけで、 もっと積極的にここは変えていただきたいと、林委員が口火を切っていただきました。 ○林委員 芸術面でも、有名な方がたくさん枚方におられます。 ○林委員 ミロコさんなんて、今もう世界的な活躍をされている絵本作家です。今、TSUTAYAの壁 にミロコさんの絵を飾っていただいてますけども、そういう作家もおられますし、音楽にしたっ て本当に有名な方がたくさんおられますし、いろんな芸術面ですごく豊かな都市であり、他市に 誇れる芸術性がたくさんあると思うんです。そういう面がもったいないという気はします。 ○島会長 基本方策は、だから身近に文化を育て、これは身近な地域文化と入れてもらって、もっ

参照

関連したドキュメント

取組の方向 0歳からの育ち・学びを支える 重点施策 将来を見据えた小中一貫教育の推進 推進計画

また、同法第 13 条第 2 項の規定に基づく、本計画は、 「北区一般廃棄物処理基本計画 2020」や「北区食育推進計画」、

・本計画は都市計画に関する基本的な方 針を定めるもので、各事業の具体的な

父親が入会されることも多くなっています。月に 1 回の頻度で、交流会を SEED テラスに

私は昨年まで、中学校の体育教諭でバレーボール部の顧問を務めていま

2030年カーボンハーフを目指すこととしております。本年5月、当審議会に環境基本計画の

に本格的に始まります。そして一つの転機に なるのが 1989 年の天安門事件、ベルリンの

○池本委員 事業計画について教えていただきたいのですが、12 ページの表 4-3 を見ます と、破砕処理施設は既存施設が 1 時間当たり 60t に対して、新施設は