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環境管理センターISO14001認証取得と全学的な環境管理システムの構築の必要性

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Academic year: 2021

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巻頭言

 環境管理センターISO14001認証取得と

全学的な環境管理システムの構築の必要性

岡山大学環境管理センター長

河原二三(環境理工学部教授)

 環境管理センターでは,環境管理センターを対象として,平成15年3月24日にISO14001の認証 取得をしました。ご存じの方も多いと思いますが,ISO14001は,環境マネジメントシステムに関 するものであり,環境管理センターの活動が環境と調和の取れるよう配慮し,センター内の全ての 教職員が,協力して環境の保全と改善に努め,社会の持続可能な発展に貢献することを理念として います。環境方針としては,主な内容として次のことをあげています。  1)環境管理センターの活動が環境に与える側面を認識して,環境負荷の低減を推進する。  2)センターの活動に適用される法律,規制,学内規則を遵守し,さらに自主的基準を設け遵守    する。  3)大学の教育研究活動が環境に及ぼす要因を認識し,教職員,学生に対する環境に関する教育,    啓発活動を積極的に展開する。  3)環境保全技術の研究開発を推進する。  5)教育研究活動,公開講演会等により,大学外への環境分野での貢献,啓発活動に努める。  6)環境目的・目標設定し,目的・目標の達成を図る。  環境マネジメントの実施は,二酸化炭素等による環境負荷の削減だけでなく,光熱水量,廃棄物, 排水・廃液処理等にかかる費用を削減する効果もあります。環境管理センターにおけるISOI4001 の認証取得に向けたマネジメントシステムの試行過程で,電気やコピー用紙などの消費量には明ら かな減少がありました。光熱水量,廃棄物,廃液・排水処理等に全学では数億円が使われており, これらの5%でも削減することができれば,コストの面でも大きな額になります。今の大学予算の 配分システムは,前年度の実績主義でありますが,電気使用量などの費用については,省資源,省 エネルギー努力を正当に評価しかつ省資源,省エネルギーを奨励するために,削減費用の半分程度 を予算配分する等の仕組みが必要だと考えております。  誤解の無いようにいっておきますが,環境マネジメントは,けちけち運動ではありません。省エ ネ機器の導入,排水のトイレ用水としての活用,廃棄物の分別と削減等により,環境負荷の削減と 関連費用の削減を同時に達成しようとするものであり,設備投資と行動規範の両方が関係すると考 えております。なお,再生紙にみられるようににバージン系の商品よりも再生商品の価格が高いの は,利用量がまだまだ少ないためと言われており,利用量の増加はコスト低減に貢献することが予 想されております。消費者として,リサイクルを推進する行動では,分別回収への協力だけでなく, 再生商品の購入が必要であることを肝に銘じておくべきだと考えます。 現在,環境管理センターでは,環境マネジメント活動を進めておりますが,これらの活動を通じ て得られた成果を,全学に広げていきたいと考えております。その際には,各部局での協力もお願 い致したいと考えております。 1一

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