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Academic year: 2021

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第6学年 組 学級活動指導案

指導者 1 議題 下級生に読書の楽しさが伝わるような「お話ランド」を開こう 共通事項(1)―ウ 2 指導の構想 児童の実態 ○ 本学級の児童は,仲間との自主的活動を通して,信頼関係をつくり,仲間とのつながりを強めていきたい という思いをもっている。特に,下級生との関わりではペア学年である 1 年生をはじめとして,行事やクラ ス遊び,縦割り遊びの関わりなどを通して「下級生のためになることをして,喜ばせてあげたい。」という願 いを持っている。 ○ 学級の係活動や全校児童の集会活動,縦割り遊びなど,学級の仲間や下級生のことを考えて企画し,実践 することができるようになってきた。また,話し合い活動においては,観点に沿って考えたり,選んだりす ることができるようになってきた。しかし,自他の意見の相違点を考えて課題を明らかにし,それを克服す る方法を見出したり,意見を統合させてまとめていったりするまでには至っていない。 ○ 学級で決まったことに対しては,自分の役割を果たしながら協力して取り組もうとする姿がある。しかし, 他者に分かりやすいような説明をしたり,状況に応じて臨機応変に活動の内容を工夫したりすることができ るまでには至っていない。 議題選定の理由 本議題の選定にあたっては,読書月間中のペア学年への読み聞かせや教師によるお話レストランの取り組み を受けて,今度は自分たちが下級生みんなに読書(お話)の楽しさを伝えたいと願う子どもの実態の面,学級の 仲間とより信頼を深め,つながっていこうとする2学期の活動のテーマ「つながりあう仲間」を具現化する学 級経営の面,また,最高学年として学校全体の読書活動を盛り上げていくことに意識が向けられる時期的な面 から選定している。また,表現することを好む子どもたちなので,多様な表現方法の中から,自分たちらしい 内容や方法を選んでいくことは自他のよさを生かす話し合い活動を行っていく上でも意義深い議題である。さ らに,本議題は道徳4-(3)社会的役割の自覚・責任と関連させて指導することで,他者の立場や思いを考 えながら関わることの喜びを味わい,最高学年としての責任を果たすことを一層実感できる議題であると考え る。 本議題の活動構成 本議題の指導にあたっては,読書月間の取り組みや図書委員会の要望をふまえ,大城小の読書活動を盛り上 げていこうという課題をつかませる。そして,スマイル係が 6 年生による「お話ランド」計画書を作成し,下級 生にもっと読書の楽しさを伝えられるような活動を決め,準備,実践を協力してすることができるようにする。 特に,本時では,「お話ランド」の方法について話し合い,決めることができるようにする。そのために,ま ず,事前の活動で,読書月間中の取り組みを振り返らせたり,図書委員会の友だちの経験を生かさせたり,読 書ボランティアの方などにインタビューさせたりして,「お話ランド」の内容を決め,方法についての自分の考 えをつくらせる。次に本時の「気づく」段階では,読み聞かせをした 1 年生の思いや司書教諭の思いを聞かせ ることで,話し合い活動の価値をつかませる。そして,「つくる」段階では,下級生に読書の楽しさが伝わるよ うな「お話ランド」の方法について,お互いの考えを出し合わせる。さらに「磨き合う」段階では,話し合いの 観点である目的性「下級生に読書の楽しさが伝わるか」と,相互性「仲間と協力できるか」,実現性「自分たち の力でできるか」の3つの面から,可能かどうか話し合わせる。それを交流し,考えのよさを生かしたり,課 題がある点は工夫したりして,集団決定を行うことができるようにする。最後に,「振り返る」段階では,本時 の話し合いについて自他の考えのよさについて振り返らせ,「お話ランド」の実践への意欲をもたせる。 3 目標 ○ 下級生に読書の楽しさを伝えることに関心をもち,下級生の読書に対する興味,関心や仲間の思いや立場 を考えて関わろうとする態度を育てる。 ○ 下級生に読書の楽しさが伝わるか,仲間と協力してできるか,自分たちの力でできるかから,「お話ラン ド」の方法について話し合い,実践することができるようにする。 ○ 下級生や仲間の思いや立場を考えた「お話ランド」を開くために,学級会で分類・整理しながら自他の考え のよさを生かす話し合いの仕方や実践活動の進め方を理解できるようにする。

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下級生がとても楽し そうにお話を聞いて くれた。 (望ましい人間関係) 仲間と一緒に工夫し てお話をすることが できた。 (自治的能力) 自分の考えをつくって発 表したり見通しを持って 実現したりできた。 (健全な生活態度) 4 本議題の計画(2時間+課外) 期 日 活 動 内 容 指導上の留意点 11月2日 課外 【気づく】 ◎ 図書委員会の要望から,活動の方向性をつかむ。 ・1年生をはじめとして,下級生に読書の楽しさをもっと伝えたいな。 ・わたしたちも先生たちがしてくれているような「お話レストラン」がやってみた いな。 ・下級生が楽しみにしてくれて,目を輝かせてお話を聞いてくれるような工夫がで きないかなぁ。 ○ 読書月間中の 1 年生への読み 聞かせや教師による「お話レスト ラン」の取り組みを想起させ,自 分たちも実践してみたいという 意欲につなげる。 ○ 大城小の読書活動をもっと盛 んにしていきたいという図書委 員会の子どもたちの思いを大切 にさせる。 11月4日 45分 朝の活動 課外 11月5日 課外 11月9日 課外 【つくる】 ◎ 活動計画書をもとに,「お話ランド」の内容を決め,方法についての自分の考え をつくる。 ○ 縦割りグループで,下級生が目を輝かせて聞いてくれるような「お話ランド」 の内容(読み聞かせするお話)を決め,練習する。 ・下級生に興味のある本を尋ねる。 ・読書ボランティアの方々や教師に,おすすめの本や聞き手をひきつける話し 方・読み方の工夫をインタビューする。 ○ スマイル係が話し合い活動計画書を作成する。 ・下級生に読書の楽しさが伝えられるような「お話ランド」にするための方法 ○ 話し合い活動計画書をもとに自分の考えをつくる。 ○ 司会グループはみんなの考えをもとに話し合いの進め方を打ち合わせしてお く。 ※ 道徳で学習した「幸せをおくる リーダーに」4-(3)を想起させ, 活動への意欲づけをする。 ○ 読書月間の取り組みや下級生 の興味・関心,インタビュー(読 書ボランティアの方々や教師)な どをもとに,内容(お話)を決めさ せる。 ○ スマイル係の子どもたちに変 えられない条件について伝えて おき,活動計画書を作成させる。 実践時間―朝の活動の縦割り遊びの時間 準備時間―1時間(学級活動)+課外 11 月 11 日 45分 本時 【磨き合う】 ◎ 下級生に読書の楽しさが伝わるような「お話ランド」の方法について話し合 って決める。 ・「お話ランド」の方法について 【話し合いの観点】 ・下級生に読書の楽しさが伝わるか。(目的性) ・仲間と協力してできるか。(相互性) ・自分たちの力でできるか。(実現性) ○ 話し合いの進み方に応じて,話 し合いの観点(目的性,相互性, 現実性)の面から考えさせ,それ ぞれの案の課題を明らかにさせ ていく。 ○ 小グループでの話し合いの際, 子どもたちが観点に沿って深く 考えるために必要な時は,話し合 いシートを使って考えさせる。 ○ 互いの考えを交流させ,それぞ れの考えのよさを生かしたり,工 夫したりしながら集団決定につ なげていく。 11月12日 ~11月19日 学級活動 45分 課外 【実践する】 ◎ 決まったことをもとに,学級の仲間と協力して実践する。 ○ グループごとに準備をする。 ○ 下級生が「お話ランド」を楽しみにしてくれるような呼びかけ(校内放送・ポ スター・ちらしなど)をする。 ○ わたしたちの「お話ランド」を実践する。 ○ 下級生の読書に対する興味関 心と自分たちの方法に合う内容 (本)を選んでいるかどうかよく 考えさせる。 11月19日 帰りの会 【振り返る】 ◎ 実践を振り返り,めあてを達成することができたか交流し,次の活動への意欲 をもつ。 ○ この活動は下級生にとってど うだったか,学級の仲間と協力で きたか,自分の役割は果たせたか について,自己評価・相互評価さ せる。また,よかったことを大い に賞賛し,次の活動への意欲を持 たせる。 わたしたちの「お話ランド」の方法の決定 課題と思われることについて,解決するための方法について 話し合い決定する。 下級生に読書の楽しさが伝わるような「お話ランド」を開こう。

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5 主眼 ○ 下級生に読書の楽しさが伝わるような「お話ランド」の方法を決めることができるようにする。 ○ 「下級生に読書の楽しさが伝わるか(目的性)」「仲間と協力できるか(相互性)」「自分たちの力でできるか(実 現性)」の面から考え,自他の考えのよさを認め合い,生かしあいながら話し合うことができるようにする。 6 準備 学級活動ノート,司会ノート 7 過程 段階 学 習 活 動 指導上の留意点 気 づ く つ く る 磨 き 合 う 振 り 返 る 1 読書月間中の取り組みを振り返り,本時話し合い活動の価値をつかむ。 ・「お話ランド」を開いて下級生を喜ばせてあげたいな。 ・わたしたちも「お話レストラン」のように楽しくてわくわくするようなお話会を 開きたいな。 2 活動計画をもとに話し合い,わたしたちの「お話ランド」の方法を決める。 1 はじめの言葉 2 議題の確認 議題:下級生に読書の楽しさが伝えられるような「お話ランド」の方法を決めよう。 3 提案理由の確認 提案理由; 4 めあての確認 5 話し合い ○「お話ランド」の方法について 〔予想される方法の例〕 【話し合いの観点】 ・下級生に読書の楽しさが伝わるか。(目的性) ・仲間と協力してできるか。(相互性) ・自分たちの力でできるか。(実現性) 3 本時の話し合い活動について自己評価をして振り返り,実践への意欲を高める。 6 決まったことの発表 7 司会グループから 8 先生の話 9 これからがんばること 10 終わりの言葉 〇 1 年生からのお手紙や司書の先 生のお話から,6 年生による「お話 ランド」への期待を聞かせ,本時話 し合い活動の価値をつかませる。 〇 話し合いの進め方について,司 会グループと事前に打ち合わせを しておく。 〔変えられない条件〕 ☆活動時間→朝の活動 (縦割り遊びの時) ☆班→6年生は縦割りグループ ☆準備時間→学級活動(1h)+課外 ○ どちらかの案が明らかに多いと きは,早めにどちらかの考えに決 めて,具体的な方法の話し合いに 入らせる。 〇 話し合いの進め方や自他の考え のよさを評価したり,決まったこ とについてこれからがんばること を自己決定させたりして,実践へ の意欲を高めさせる。 【集団決定のための手立て】 ○ 話し合いの進み方に応じ て,観点を意識させる。 ○ 具体的に状況をイメージさ せて考えさせる。 ○ 子どもたちが観点に沿っ て深く考えるために必要な 時は,話Iし合いシートを使 って,小グループで話し合 わせる。 ○ 考えたこと(小グループで 話し合ったこと)を交流させ, それぞれのよさを生かせる ような案はないか考えさせ る。 ○ 少数意見の思いも聞き, 課題がある場合はそれをカ バーできるような工夫につ いて話し合わせる。 読書月間中は読み聞かせをして 1 年生に喜んでもらったり,「お話レス トラン」を楽しんだりすることができました。今度はわたしたち 6 年生が 「お話ランド」を開いて大城小の読書活動を盛り上げ,下級生に読書の楽 しさを伝えたいと考えたからです。この活動で仲間と協力することで, よりつながりを強めていきたいです。 下級生に読書の楽しさが伝わり,仲間と協力できるような「お話ランド」の方法を決めよう。 決まっている縦割りグループで 「お話ランド」を開く(A案) 「お話レストラン」のように 「お話ランドを」開く(B案) 「お話ランド」の方法の決定 【予想される話し合い】 目的性と相互性・実現性の面からどの案がいいか話し合う。 〈改善策〉 ・A案は下級生が自分で好きなお話が選べない(目的性) →もう1 度昼休みに「お話レストラン」のようにしたらいいよ。 ・B案は下級生がどこに行ったらいいか迷うよ。(目的性) →前もって案内ちらしを配ったり,校内放送したりするといいよ。 ・B案は場所によっては危険なところがあるよ。(実現性) →安全なところをみんなで話し合って決めよう。 ・B案は下級生の人数に偏りができるよ(相互性・実現性) →前もって下級生の希望を聞いて人数を調整したらいいよ。 など 下級生に読書の楽しさが伝えられるような「お話ランド」を開こう。

参照

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