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「話すこと」の言語活動の指導はどうあったらよいか

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話す こ と」の言語活動 の指導 は どうあった らよいか

長 江 宏 は じめ に この ところ、communicationとい うこ とが、英語教 育 の世 界では もちろんの こ と、世 間一 般 で大変話題 に な ってい る。 それ は、 日本 の地位 が これ だけ国際社会 の 中で高 くなって くる と、意志伝達 能 力 を高め るこ とが、時代 の要求 に なって くるか らであ る。 英語教 育 では、臨教 審や教課 春の答 申 を受 けて、 コ ミニ ュケ- シ ョン能 力 を育成す るこ と が、大 きや 目標 となってい るわけ で、後述す る新学 習指 導要 領 では、 中学校や 高等学校 で、 この こ とに重点 を置 いてい るこ とが分 か る。 国際社 会 では、communicationgapを埋 め る とい うこ とは、直接 国の利害 に結 びつ くだけ に、重要 な こ とであ る。外 国語 (英語)科 で問題 に して い るのは、単 に英語 でcommunication を図 ろ うとい うこ とだけ ではな くて、国際理解 の基礎 を培 うとい うこ とに も重 点 を置 いて い る訳 であ る。 そこで、 ここでは意志伝達能 力、つ ま り 「話す こ と」 の言語 活動 を取 り上 げ て、具 体 的 な 言語活動 の あ り方 を探 ってみ たい。

1

.なぜ 「

話す こ と」 の言語活動が重視 され るのか

国際化 が進 む 中に あ って、時代 に生 きる 日本 人 を育 成す るため に、 これか らの学校 教 育 に お いて、諸外 国の 人々の生 活や文化 を理解 し尊重 す る とともに、我 が国の文化 と伝統 を大切 にす る態度 を育 成す るこ とを重視 てい くこ とが、教育課程 の基準 の改善 のね らいの ひ とつ に なってい る。 その ため に、我が国の文化 と伝統 に対す る関心や理解 を深め させ 、 日本 人 としての 自覚 を 持 たせ るこ とが大切 な こ とであ る。 さらに、諸外 国の文化 に対す る理解 を深め させ 、世 界 と のかか わ りにつ いて関心 を持 たせ 、国際社 会 に生 きる 日本 人 としての 自覚 と責任 を もたせ る こ とが肝要 であ る。 外国語 (英語)科 では、国際化 の進展 に対応 して、 国際社 会の 中で生 きて い くため に必要 な資質 を養 うとい う観点 か ら、 コ ミュニ ケー シ ョン能 力の育成や 国際理解 の基礎 を培 うこ と を重視す る必要 かあ る. このため に、聞 くこ と及 び話す こ との 言語 活動 の指 導 を一 層充実 す るこ とが求め られてい る。 更に、指導 に 当た っては、生徒 の学習段 階 に応 じて指 導が適切 な ものに な るよ うに、指 導

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190 清 泉女学 院短期 大学研究紀要 (第8・9合併号 ) 内容 を重点化 ・明確化す ることが必要 であ る。 また、 多様 な指導 をす るこ とに よって、外 国 語の習得に対す る生徒 の積極的 な態度 を養 い、実践的 な外国語の運用能 力 を身につけ させ 、 外国語 につ いての関心 と理解 を高め るこ とが必要 なこ とである。 以上 の ことか ら、外国語 (英語)不斗では、読む こ と及び書 くこ との言語 活動 の指導がお ろ そかに ならない よ うに じゅ うぶん配慮 しなか ら、聞 くこ と及び話す こ との言語活動 の指導 を 充実す るこ とが各中学校 ・高等学校 に期待 され ているわけである。

2.

改善す る具体 的事 項 は何か 具体的 な改善事項につ いては、 中学校 と高等学校 に別 けて、箇条書 きに してみ る。 (中学校) (ア) 「言語活動」 につ いては、現行 の3領域の うち、「聞 くこ と、話す こ と」 をそれぞれ独 立 させ て、「聞 くこ と」、「話す こと」、「読む こ と」及び 「書 くこ と」 の

4

領域 で構成す る。 (イ) 「聞 くこ と」及び 「話す こ と」の指導 を一層充実す る。 (ウ)「言語材料」につ いては、生徒 の実態に応 じて、 多様 な しか も豊か な活動 を行 うこ とが で きるよ うにその取 り扱 いの一層の弾力化 を図 る。 その際、語、文 、文型、文法事項 な どの 学年枠 をはず し、 多様 な表現活動がで きるよ うに配慮す る。 回 聞 くこ と及び話す こ との指導にあたっては、特 に音声による指導 を重視 し、 ネ イテ ィ 7■スピー カーの協 力 を求め た り教育機 器の利用 などが一層進め られ るよ うに配慮す る。 (オ) 各学年 におけ る授業時数の弾力的 な運用につ いては、教科の内容 を一層定着 させ るた めに、基礎的 ・基本的事項の補充深化 を図 った リ、 日常 の生活に関す る会話や ヒア リングの 充実 な ど言語活動 を深め、豊か な しか も多様 な教育活動 が展開で きるよ うにす る。 (高等学校 ) (ア) 生徒の能 力 ・適正 に応 じた指導 を充実 し、聞 くこ と及び話す こ との言語活動 の指導 を 一層充実す る観点か ら、「英語

I

」、「英語

I

I

」、「オー ラル ・コ ミュニ ケー シ ョン

A

」、「オー ラ ル ・コ ミュニケー シ ョンB」及び 「オー ラル ・コ ミニュケー シ ョンC」、「リーデ ィング」 及 び 「ライテ ィング」 の各科 目で構成す る。 (イ)「英語

」及び 「英語

」は、開 くこ と、話す こ と、読む こ と及び書 くことの言語活動 の指導 を総合的に行 うよ うにす る。 (ウ) オー ラル ・コ ミニュケ- シ ョンABCは、聞 くこ と及び話す こ との言語活動 の指導 を 重点的に行 うよ うに内容 を構成 し、 日常生活に関す る会話、 スピーチ、放送 などを聞いて理 解す るこ とな どを含め て指導す る。 (i)「リーデ ィング」、「ライテ ィング」につ いては、言語活動 が一層深め られ るよ うな内容 を構成す る。 (オ)「英語

」 は、低学年 において履修 させ るよ うに し、「英語

」、「リーデ ィング」及び 「ライテ ィング」は、「英語

」を履修 した後に、 それ ぞれの生徒 の能力、適正 に応 じて、逮

(3)

長 江 :「話すこと」の言語活動の指導はどうあったらよいか 191 択履修 で きるよ うにす る。 (カ) その他 は、 中学校 の場合 と同 じであ る。

3.

「話 す こ と」 の 指 導 は 、 ど うあ っ た ら よ い か 。 ここでは中学校 を取 り上 げて述べ てみ たい。 前述 した よ うに、現行 の学 習指導要領 では、 「聞 くこ と、話す こ と」が ひ とつ の領域 とされ てい る。新 学 習指導要領 では、「聞 くこ と」 と 「話す こ と」 の言語 活動 の領域 をそれ ぞれ独 立 させ て い る。 これ は、や は り教育課程 改善 の 答 申の主 旨をいか した ものであ ろ う。 それ では、現行 の もの と新学習指導要領 とを比べ てみ よ う。 新学習指導要領 現行の学習指導要領 「話す こと」の 目標 「聞 くこと、話すこと」の 目標 第 とについて話す ことができるようにすると初歩的な英語 を用いて、身近で簡単なこ 初歩的な英語 を用いて、簡単な事柄 を聞 いた り話 した りすることができるようにさ 学 話す ことに対す る興味を育てる○ともに、英語で話すことに親 しみ、英語で 午 せ る○ 筆 の考えなどを話すことができるようにする初歩的な英語の文や文章 を用いて、 自分 初歩的な英語 を用いて、事柄の概要 をと .ー らえなが ら聞いた リ話 した りすることがで 学 話そうとする意欲 を育てる○とともに、英喜吾で話すことになれ、英語で 午 きるようにさせ るo ? えなどを話すことができるようにするとと初歩的な英語の文章 を用いて、自分の考 初歩的な英語 を用いて、事柄の要点 をと 季 そうとする積極的な態度 を育てるoもに、英語で話すことに習熟 し、英語で話 らえなが ら聞いた リ話 した りすることがで 前述 の よ うに、話 す こ との各学年 の 目標 を対 比 してみ る と、次 の よ うに ま とめ るこ とが で きる。 現行 の学 習指導要領 では、各学年 とも、「初 歩的 な英語」として扱 ってい る。新 学 習指 導要 領 では、 第1学年 では、「初歩的 な英語」、 第2学年 では、「初 歩的 な英語 の文や文 章」、 第3 学年 では、 「初歩的 な英語 の文章」 となってい る。 話 す 内容 であ るが、新 学習指 導要領 では、「身 じか で簡単 なこ とにつ いて話す こ とが で きる よ うにす る」とあ り、 第2学年 、 第3学年 では、「自分 の考 えな どを話す こ とが で きるよ うに す る」 とある。 英語 を用 いて話す こ との内容 は、 第1学年 では、 身 じか で簡単 な こ としか話せ ないが、 第 2学年や 第3学年 では、 自分 の考 えな どを話す こ とが で きるよ うに なるか らであろ う。

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192 清泉女学 院短期大学研 究紀要 (第8・9合併号 ) また何 よ りも大切 なこ とは、興味 を育 て るこ とであ り、英語 になれ、意欲 を もたせ るこ と と、更に、習熟 させ、積極的 な態度 を育 て るこ とであ る。つ ま り、英語 を話す こ とにつ いて は、英語 を話す ことにつ いての興味、意欲、態度が重要 なこ とになるのである。

4.

各学年の、内容の取 り扱いをどうした らよいか

1

学年の、話す こ との言語活動の指導事項 は、次の よ うになっている。 (ア)語句や文 をは っき りと正 しく言 うこ と。 (イ)あい さつ、質問、指示、依頼 な どに適切 に応答す るこ と。 (ウ)伝 えよ うとす るこ とを簡単 な文 で話す こ と。 それ では、ア、 ィ、 クのそれぞれの言語活動 として、 どの よ うなこ とが考 えられ るであろ うか。 (ア)語句や文 をは っき りと正 し く言 うこ と。 これは、正 しい発音 で語 句や文 をは っきり 言わせ るよ うにす る とい うこ とであろ うO 第

1

学年の入門期 に、音 とつず りの関係 を学習 さ せ るこ とによって、か な り指導 で きるが更に次の ことに留意 して指導す る必要 があ る。 1.0ralpresentationな どの ときに、教師の発音が、正確 であるこ と。また、繰 り返 しnew wordsを発音 してみせ、生徒 に も言わせ るよ うにす る。 2. chorusで言わせ るだけではな くて、個別 に生徒 に言わせ る。 3. flashcards,実物、絵 などのvisualaidsを効果的に使 う。

4.

既習の言語材料 を用 いて、生徒 のほ とん どが理解 で きるような易 しい英語 を話す よ う にす る。 (イ) あいさつ、質問、指示、依頼 な どに適切 に応答す るこ と。 これは まずあい さつか ら 触れてみ よう。教室 では、 いわゆ る教室英語が使 われ る。 したが って授業の始 ま りには、 あ いさつが行 われ る。 た とえば、 Teacher :GoodMorning,boysandgirls. Student :GoodMorning,Mr.(Mrs.)∼ T :How areyou? S :Ⅰ'm fine,thankyou.Andyou? T :Ⅰ'm fine,too.Thankyou.

もちろん授業の終 わ りに も、 Good-by(e),class.Seeyoulater.Seeyounextweek. Haveaniceweekend.Solong.な ど内容 を多 くしていけば いいわけ であ る。

質問、指示、依頼、 な どに適切 に応答す る とい うこ とは、言語活動の実際につ なが るこ と なのでで きるだけ 自然 なsituationで行 われ るよ うにす るこ とが必要 である。

例 えば、

Doyoulikeapples? Yes,Ido. Canyouswim? Yes,Ican.

(5)

長江 :「話す こ と」の言語 活動 の指導 は どうあ った らよいか 193

Isheplaylngtheguitar? Yes,heis.

Whattimedoesyourfathercomehome? Hecomeshomeatfive. Isthisyourpencil? Yes,itis.

Whatisyourname? MynameisHiroshi. Whattimeisitnow? Itiseigh

t

.

Whatseasondoyoulikebest? Ⅰlikewinterbest. WhatdoesJanehaveinherhand? Shehasadoll.

DoyouknowthatboyP Yes,Ido.Iknow him verywell. AretheremanyparksinTokyo? Yes,thereare.

Howmanystudentsarethereinyourclass? Therearethirty.

につ いてであ るが、これは教師のdirectionもあ るが、多 くの場合ClassroomEnglishの中 でか な りこなわれ るこ とになる。 したが って実際の生 きた場面に なる0

Standup. Openyourbooks.

Sitdown. Repeatafterme. Listentome. Thankyou. Lookatme. Allright. Lookatthispicture.

0.K.

そのほか 日付や曜 日などもあ るが、毎 日の指 導の中で、広 く指示、依頼 ならびに応答 を繰 り返す こ とが大切 なこ とであ る。 (ウ)伝 えよ うとす るこ とを簡単 な文 で話す こ と。 これは、第1学年の入門期の指導がoral であ り、例 えば カー ドに絵 を書かせ て、 自分 の言葉 で相手 と話 しをさせ るこ とな どが、比較 的 多 くなるの で、必要 なvisualaidsや雰囲気ず くりをす るこ とが大切 である。 第2学年の話す ことの言語活動の指導事項 は、次の よ うに なっている。 (ア)相手の言 うこ とを聞 き取 って適切 に質問 した り応答 した りす るこ と。 (イ)聞 いた り読んだ りした こ とにつ いて応答す るこ と。 これ らの指導事項は、第1学年の言語活動 の指導 にひ き続 いて行 われ る ものであ る。 (ア)相手の言 うこ とを聞 き取 って適切 に質問 した り応答 した りす るこ と。 この活動 は、 第1学年の話す こ との言語活動 の (イ) あい さつ、質問、指示、依頼 な どに適切 に応答す るこ と。の活動 を発展 させ た ものである。

た とえば、 AustraliaisoneofthemostimportantcountriesforJapan.Australiabuys alotofthingsfrom Japan,andJapanbuysmeat,wool,minerals,andsoonfrom Australia.

この文 を聞 き取 って、更にWhatdoesJapanbuyfromAustralia?と質問 され た場合、的 確 に聞かれた内容 に答 えなければ ならない。

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194 清泉女学 院短期大学研究紀要 (第8・9合併号 )

あ り、絵 な どのvisualaidsを用 いて、積極的に話せ るよ うにす るこ とが大切 であ る。 (イ)聞 いた り読 んだ りした こ とにつ いて問答す るこ と。 これは、 た とえば次の よ うな文 を読 ん で問答す るこ とが考 え られ る。

MartinLutherKing

,J

r

.wastheleaderoftheBlackpeopleintheUnitedStatesof America.Healwayssaid,"Allmenareequal"

SomethinghappenedinDecember1955.Ablackwomangotonabusandtookaseat inthefront.

"Don'tsitthere!"shoutedthebusdriver.InthosedaysBlackpeoplecouldonlyridein thebackofabus.

この よ うな文章 の 内容理解 のチ ェ ックには、 TorFTest

,Q

andA,内容 にあ った文や文 章 の選択 、主題選択 、内容 にあ った文章の書 き換 え な どさまざまな方法 があ る。また、short talkな どを取 り入れ て、pairworkやgroupworkな どの活動 をす るこ とも効果 的 な こ とで

あ る。 第3学年 の話す こ との言語 活動 の指導事項 は、次 の よ うに なってい る。 (ア)話 そ うとす るこ とを整理 して、大事 な こ とを落 とさないよ うに話す こ と。 これ は、 話 そ うとす るこ とを落 とさない よ うに とい うこ とと、大事 なこ とを落 とさない よ うに とい う 2つの要素が含 まれ て いる。 話 そ うとす る事柄 を整理 す る とは、 どん なこ とであ ろ うか。つ ま り、 自分 の言 いたい こ と を要領 よ く伝 え る必要 があ り、前 もって 自分 の話 す こ とを整理 して話 す こ とが必要 であ る。 大事 なこ とを落 とさないよ うに話す こ とは、何 を相手 に伝 えたいのか、話の ポ イン トをは っ き り要領 よ く話す こ とであ る。 第3学年 に なる と言語材料 が豊 富に な り、話す言語 活動 も多様化す るこ とが で きる。 しか し、一万 3学年 に な る と、sentenceも長 くなるこ とか ら、文 章が複雑 に なって くる。そのた め、運用面が不 十分 に な りが ちであ る。 したが って、 1・2年 で培 って きた話す こ との言語 活動 を更に発展 させ るこ とが必要 であ る。

その ため には、 shorttalkをさせ る とか、 impromptuなtalkな どいわゆ るselトexpres -sionな どをさせ るこ とが効果的 であ る。

5.話す こ との言語 活動 の指導計画 をどの よ うに立 てた らよいか

英語 の授業 では、 とか くcommunication practiceがお ろそかに な りが ちであ る。 そ こで、 絶 えずfunctionalかつnotionalなアプ ローチが必要 であ る。つ ま り機能や表現すべ き概 念 を 意識 に上 らせ るこ とが大切 であ る。 た とえば、話す 目的、文脈、場 面、話題 な どを設定 して、臨場感 を与 えて、実感 を持 って 参加 す るよ うに させ るこ とであ る。 それには、教 師 自身が、 entertainerでなけれ ば な らな い。 あ る ときは、生徒 に暗示 を与 え、登場 人物 に な り切 らせ 、更 に感情移 入 させ 、パ ホ-マ ンス させ るこ とが大切 な こ とで あ る。 こ う述べ て くる と、教 師 は、豊 か なimaginationと eloquenceが求め られ るわけ であ る。

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長 江 :「話す こ と」の言語活動 の指導 は どうあ った らよいか 195 話す こ との言語活動 は、教師の指導 よろ しさを得れば、生徒 に学習意欲 を持 たせ、更に成 就感 を体験 させ るこ とに よって、話す こ とに対す る興味や関心 を高め るこ とがで きる。

例 えば

T :WherewastheparcelthrownP

Ll :Ontotheroad(teachershakesheadト ーheparcelwasthrownontheroad. T :Good.(ToL2)Whatwasthrownontotheroad?

L2 :(hestitating,assumingthattheteachercouldnotbeaskingforinformationthat hadjustbeengiven)

T :(helpfully)Theparcelwasthrownontotheroad. (DevelopingCommunicationSkillsよ り)

PatPattison氏は、この文例 を上げて、とか くこの よ うなoralpracticeが行 われ るが、こ れでは、生徒がasandforcommunicationとしてtheForeignLanguageを学習 してい る と感 じな くなるのではないか と言 っている。更に この よ うなや り方 である と、外国語学習に おいて、 drop-outす る生徒 を多 くす るのではないか と指摘 している。 つ ま り、性格 に もよるが、 口が うま く回 らない生徒 に も、気楽 に しか も一言で も英語 が言 えるように気配 りす るこ とが必要 である。 したが って、教材 内容 を十分 吟味 して生徒 と楽 し いinteractionがで きるようにす るこ とであ る。 それでは、 どん なこ とが可能 であろ うか。や は りPettison氏は、次 の よ うにい って い る。 Oralexercisesaresometimesdivededintotwobroadgroups.Thefirstcontainsdrills,

substitition tables,structure-based dialogues for repetition,etc.These may be variouslydescridedasrehearsal,controlled,medium-oriented,pseudo-orpre- com-municativepracticebascdpractice.Thesecondgroupincludesexerciseswithfunctional language,role-play,practicebasedonsituationsorthemes,languagegames,free conversationsanddiscussions,etc.

そこでspeakingの具体 的 な言語活動 をあげてみ よ う。 (1)Questionsandanswers これはcorrectsentenceをproductionさせ るこ とを配慮す るが、生徒 の答が不正確 で も 誤 りを問わない こ とにす る必要がある。 (2)Role-plays これはtextのdialogueなどを利用 して、キュー を与 えて、一定の構文 を用 いて表現 させ る。 pairworkやgroupworkなどが効果的であ る。

(3)Gameに よる活動

これはBINGO,Happyfamilyなどのゲームやinformationgapを埋め るインタビュ ー、 言語材料の定着 を図 るsplitdialogues更にcontrolledconversation,guidedorfree conversationに まで広げ ると効果的である。

(8)

196 清泉女学 院短期大学研究紀要 (第8・9合併 号 )

これは既習の言語材料 を用 いて、末習の言語材料 を表現 してみ るとい う活動 である。 (6)gesture

これは ジェスチ ャを通 してcommunicationをさせ るこ とである。

(7)discussions

これはcontentofcommunication,reason for communication,result ofc om-municationな どが課題 になるわけで、教師の力量が問われ るこ とになる。 終 わ りに これ まで、「話す こ と」の言語活動 は どうあ った らよいか とい うこ とにつ いて述べ て きた が、話す こ とのcommunication能力 を高め るには、「聞 くこ と」、「読む こと」、「書 くこ と」 の言語活動 があいまって、効果が上が る ものである。 つ ま り、communicationは、 speakingやhearingなどだけで、行 われ るのでは ない。 し たが って、 リスニ ングで、受容的 な面 と伝達 内容の把握 とい う二面か ら、生徒 たちに学ばせ るこ とが大切 である。 しか し授業の中で、 リスニ ング ・コンプ リ- ンシ ョンを育成す るこ と は、 なか なか大変 なこ とも知 ってお く必要があろ う。 「読む こ と」では、単 に、読み物 を作者か らの提供 され た もの として、 passiveに受け止め るのではな くて、む しろ、読み手側が、予測 を立てて、 しか も読み方が正 しか ったか どうか 吟味 で きる ぐらいであることが望 ましい。 「書 くこと」 では、書 き手が、 自分 の考 えや意図す るこ とを文 に表現 した場合 、 これが読 み手 に十分理解 で きるか どうか とい うことである。 そ うなって くる と、単に文や文型 を写 さ せ た り、書 き換 え させ る の で は、不 十 分 に な っ て く る。 controlledな い しはguided compositionか らfreecompositionの基礎 力 までつけ るこ とが必要 であろ う。 参考文献

1. DevelopingCommunicationSkills,PatPattison

2. CommunicativeLanguageTeaching,William Littlewood 3. TeachingLanguageasCommunication,H.D.Widdowson 4. StrategicInteraction,Rot光rt

J

,DiPietro

5.

教育課程審議会答申

6.中学校学習指導要領 (新 ・旧) 7.高等学校学習指導要領 (新 ・旧)

8.中学校学習指導要領の解説 と展開 教育出版 9.中学校学習指導要領の展開 明治図書

参照

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