「医師の訪問リハビリテーションとの連携に関する意識調査」
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(2) (1)調査の目的・調査方法・調査期間 目的…社団法人京都府医師会所属の病院・診療所を 管理する医師 2,212 人に無記名質問紙 調査(「医師と 他職種との連携に関するアンケート」)を実施し、在宅医 療・多職種協働 に対する医師の認識及び実施状況の 把握と検討を目的とする。 調査方法…京都府医師会より、無記名自記式質問票を 調査対象者(京都府医師会 A 会員) 2,212 人全員に郵 送した。調査への参加は自由意思とし、参加に同意し た場合は調 査票に回答を記入後、京都府医師会あて に質問票の返送を依頼した。 調査期間…2013年7月1日~7月31日(返送締切日) 本調査は、2012(平成 24 年度)の公益財団法人 在宅医療助成 勇美財団の助成事業を受 けて実施 (2)調査項目 . 回答者の個人属性に関する項目. . 回答者の訪問診療実施に関する項目. . 訪問看護サービスに関する項目. . 訪問リハビリテーションに関する項目. . 訪問薬剤指導管理に関する項目. . 訪問栄養食事指導に関する項目. . 在宅医療における歯科との連携状況. . 多職種カンンファレンス・担当者会議などへの参 加状況. (3)分析方法と回収率 . 統計処理:統計パッケージ SPSS 21.0 for Windows を用 いた。. . 解析項目: A 会員医師の在宅診療活動状況および他職 種の在宅訪問サービスとの 連携状況の把握に関する単 純集計。. . 看護師・リハビリ担当専門職・薬剤師・管理栄養士の在 宅訪問サービスへの認識内 容・多職種連携への認識に 関する χ2 検定およびノンパラメトリック検定(解析ご とに 検定法を示す) 。. . 分析に用いる有効回答者数は685で、有効回収率は 31.0%であった。. (4)結果・考察 ①各訪問サービス業務に対する回答医師の認識程度 看護師 ・ リハビリ療法士の訪問業務への認識は高い。薬剤師 ・ 管理栄養士の訪問業務 への認識は低い。 ②各訪問サービスに対する回答医師の利用満足度 訪問看護師の訪問業務への満足度は高い(73.3%)。リハビリ療法士 ・ 薬剤師 ・ 管理.
(3) 栄養士の訪問業務への満 足度は差はあるが同程度(60% 前後)。 ③各訪問サービス業務に対する回答医師の利用状況 看護師 ・ リハビリ療法士の訪問業務の利用は多い。薬剤師 ・ 管理栄養士の訪問業務 の利用は少ない。 ④各訪問サービス業務に対する回答医師の「重要度」認識程度 訪問看護師・ リハビリ療法士の業務に対する「重要度」認識は高い一方、 薬剤師 ・ 管 理栄養士については前者 より低い傾向。 ⑤各訪問担当専門職との連携重要性に対する回答医師の認識 訪問看護師・ リハビリ療法士の業務に対する「重要度」認識は高い一方、 薬剤師 ・ 管 理栄養士については前者 より低い傾向。 ⑥多職種カンファレンス・担当者会議への参加積極性 「訪問診療への積極性」 と 「会議参加積極性」 の間に関連あり (5)感想 今回、訪問リハビリテーション業務において実際に関わりが多いのはかかりつけ医であ り、このかかりつけ医に対して訪問リハビリテーションの認識を調査・研究した。 医師の在宅においてリハビリテーションの認識は高いものの詳細な内容は現場のリハビ リテーション担当者に任せられていることが多い。本研究の結果からも同様の結果が得ら れたと考える。また他の医療系訪問サービスと比較的しても、訪問リハビリテーションの 重要度は高く求められているサービスの一つであると思われる。 しかし実際は、高齢化が進むにあたり量的には少ないサービスで十分に供給に見合って いるわけではない。また、かかりつけ医の中でも特に関わりが多い内科医は、リハビリテ ーションの種類や内容を選択し詳しく指導されているわけではない。 在宅療養者や高齢者を住み慣れた地域で長く支えるには、医師だけでなく様々な専門職 が連携を取り、問題点を抽出し解決・改善にチームとして導くことが必要である。また在 宅生活を支える専門職の一員として、さらに訪問リハビリテーションを普及・啓発し専門 性をアピールする必要があると今回の調査からうかがえた。また積極的なチームワークづ くりは多職種が関わり、今後最も求められるところであり積極的に関わっていかなければ いけない。当研究会でもこの点を考慮した、普及・啓発活動と研修会活動を進めていきた い。. 平成 26 年 2 月 27 日 「公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による」.
(4) リハ・ケア合同研究大会 千葉2013.
(5) . 目的:社団法人京都府医師会所属の病院・診療所を管 理する医師2,212人に無記名質問紙調査(「医師と他 職種との連携に関するアンケート」)を実施し、在宅医 療・多職種協働に対する医師の認識及び実施状況の 把握と検討を目的とする。 調査方法:京都府医師会より、無記名自記式質問票を 調査対象者(京都府医師会A会員)2,212人全員に郵 送した。調査への参加は自由意思とし、参加に同意 した場合は調査票に回答を記入後、京都府医師会あ てに質問票の返送を依頼した。 2013年7月1日~7月31日(返送締切日). . 本調査は、2012(平成24年度)の公益財団法人. . . 在宅医療助成. 勇美財団の助成事業を受けて実施.
(6) 回答者の個人属性に関する項目 回答者の訪問診療実施に関する項目 訪問看護サービスに関する項目 訪問リハビリテーションに関する項目 訪問薬剤指導管理に関する項目 訪問栄養食事指導に関する項目 在宅医療における歯科との連携状況 多職種カンンファレンス・担当者会議など への参加状況. .
(7) . . . 統計処理:統計パッケージ SPSS 21.0 for Windows を用いた。 解析項目: A会員医師の在宅診療活動状況およ び他職種の在宅訪問サービスとの連携状況の把 握に関する単純集計。 看護師・リハビリ担当専門職・薬剤師・管理栄 養士の在宅訪問サービスへの認識内容・多職種 連携への認識に関するχ2検定およびノンパラメ トリック検定(解析ごとに検定法を示す)。 分析に用いる有効回答者数は685で、有効回 収率は31.0%であった。 郵送総数. 有効回収票数. 有効回収率 (%). 無効票数. 2212. 685. 31.0. 31.
(8) 年代別. 男女別. 40歳未満 2%. 臨床経験年数別 無回答 2%. 無回答 4%. 40歳代 18%. 女性 11%. 30年以上 17%. 60歳代 36%. 10年未満 29%. 20~29年 19% 50歳代 44%. 男性 85%. 10~19年 33%.
(9) 20~29 人 9%. 主たる診療科 0人 22%. リハビリテーション科 麻酔科 眼科. 10~19人 15%. 産婦人科 皮膚科 脳神経外科 整形外科 小児科. 1~9人 54%. 胃腸科 呼吸器科 神経科. 訪問診療実施経験者の 現在の訪問患者数. 内科 0. 50. 100. 150. 200. 250.
(10) 医療系訪問サービスの業務内容に対する回答医師の認識 100%. 知らない あまり知らない 知っている よく知っている. 50%. 100%. 各訪問サービスの利用経験. 0% 訪問看護. 訪問リハビリ. 訪問薬剤指導管理. 訪問栄養食事指導 50%. 各訪問サービスに対する回答医師の利用満足度 100%. 不満 0%訪問看護. 50%. やや不満 普通 概ね満足 非常に満足. 0% 訪問看護. 訪問リハビリ. 訪問薬剤指導管理. 訪問栄養食事指導. 訪問リハビリ. 訪問薬剤指導管理. ある. 訪問栄養食事指導. ない.
(11) 在宅医療における重要性に関する認識 100%. 不要 あまり重要ではない. 50%. 普通 重要 非常に重要. 0% 訪問看護. 訪問リハビリ. 100%. 訪問薬剤指導管理. 訪問栄養食事指導. 各訪問サービス担当専門職との連携の重要性に関する認識. 不要 あまり重要ではない. 50%. 普通. 重要 非常に重要. 0% 訪問看護. 訪問リハビリ. 訪問薬剤指導管理. 訪問栄養食事指導.
(12) 「多職種ケアカンファレンス・サービス担当者会議への参加状況」と 「訪問診療実施への積極性」との関係. 参加しない. 訪問診療実施への積極性. 都合が合えば参加. 積極的に行いたい 必要に応じて行いたい 未定. ケースによっては参加. 必ず参加 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 100%.
(13) . 各訪問サービス業務に対する回答医師の認識程度 看護師 ・ リハビリ療法士の訪問業務への認識は高い。薬剤師 ・ 管理栄養士の訪問業務への 認識は低い。. . 各訪問サービスに対する回答医師の利用満足度 訪問看護師の訪問業務への満足度は高い(73.3%)。リハビリ療法士 ・ 薬剤師 ・ 管理栄養士 の訪問業務への満足度は差はあるが同程度(60% 前後)。. . 各訪問サービス業務に対する回答医師の利用状況 看護師 ・ リハビリ療法士の訪問業務の利用は多い。薬剤師 ・ 管理栄養士の訪問業務の利用 は少ない。. . 各訪問サービス業務に対する回答医師の「重要度」認識程度 訪問看護師・ リハビリ療法士の業務に対する「重要度」認識は高い一方、 薬剤師 ・ 管理栄 養士については前者より低い傾向。. . 各訪問担当専門職との連携重要性に対する回答医師の認識 訪問看護師・ リハビリ療法士の業務に対する「重要度」認識は高い一方、 薬剤師 ・ 管理栄 養士については前者より低い傾向。. . 多職種カンファレンス・担当者会議への参加積極性 「訪問診療への積極性」 と 「会議参加積極性」 の間に関連あり.
(14) きょうと訪問リハビリテーション研究会 H26.2.23. 医師の訪問リハビリテーションとの 連携に関する意識調査 京都大学大学院医学研究科 近未来型人間健康科学融合ユニット 荒井 秀典(医師) (社)京都府医師会. 北川 靖 (医師). きょうと訪問リハビリテーション研究会. 清水 真弓(PT).
(15) 調査の目的・調査方法・調査期間. . 目的:社団法人京都府医師会所属の病院・診療所を 管理する医師2,212人に無記名質問紙調査(「医師と 他職種との連携に関するアンケート」)を実施し、在宅医 療・多職種協働に対する医師の認識及び実施状況の 把握と検討を目的とする。 調査方法:京都府医師会より、無記名自記式質問票を 調査対象者(京都府医師会A会員)2,212人全員に郵 送した。調査への参加は自由意思とし、参加に同意し た場合は調査票に回答を記入後、京都府医師会あて に質問票の返送を依頼した。 2013年7月1日~7月31日(返送締切日). . 本調査は、2012(平成24年度)の公益財団法人 在宅医療助成 勇美財団の助成事業を受けて実施. . .
(16) 調査項目 . 回答者の個人属性に関する項目 回答者の訪問診療実施に関する項目 訪問看護サービスに関する項目 訪問リハビリテーションに関する項目 訪問薬剤指導管理に関する項目 訪問栄養食事指導に関する項目 在宅医療における歯科との連携状況 多職種カンンファレンス・担当者会議などへの参 加状況.
(17) 分析方法と回収率 . . . . 統計処理:統計パッケージ SPSS 21.0 for Windows を用 いた。 解析項目: A会員医師の在宅診療活動状況および他職 種の在宅訪問サービスとの連携状況の把握に関する単 純集計。 看護師・リハビリ担当専門職・薬剤師・管理栄養士の在 宅訪問サービスへの認識内容・多職種連携への認識に 関するχ2検定およびノンパラメトリック検定(解析ごとに 検定法を示す)。 分析に用いる有効回答者数は685で、有効回収率は 31.0%であった。 郵送総数 有効回収票数 有効回収率 (%) 無効票数 2212. 685. 31.0. 31.
(18) 属性①〈年齢・男女・臨床経験〉 年代別. 男女別. 40歳未満 2%. 臨床経験年数別 無回答 2%. 無回答 4%. 40歳代 18%. 女性 11%. 30年以上 17%. 60歳代 36%. 10年未満 29%. 20~29 年 19% 50歳代 44%. 男性 85%. 10~19 年 33%.
(19) 属性②〈訪問診療患者数・主たる診療科〉 20~29 人 9%. 主たる診療科 0人 22%. リハビリテーション科 麻酔科. 眼科. 10~19人 15%. 産婦人科 皮膚科 脳神経外科 整形外科 小児科. 1~9人 54%. 胃腸科 呼吸器科 神経科. 訪問診療実施経験者の 現在の訪問患者数. 内科 0. 50. 100. 150. 200. 250.
(20) Q,医療系訪問サービスの業務内容に対する認識 医療系訪問サービスの業務内容に対する回答医師の認識 100%. 知らない あまり知らない 知っている よく知っている 50%. 100%. 0% 訪問看護. 訪問リハビリ. 訪問薬剤指導管理. 訪問栄養食事指導. 50%. ない ある. 各訪問サービスの利用経験. 0% 訪問看護. 訪問リハビリ. 訪問薬剤指導管理. 訪問栄養食事指導.
(21) Q,医療系訪問サービスへの満足度 各訪問サービスに対する回答医師の利用満足度 100%. 不満 やや不満 普通 50%. 概ね満足 非常に満足. 0% 訪問看護. 訪問リハビリ. 訪問薬剤指導管理. 訪問栄養食事指導.
(22) Q,医療系サービスに対する重要性の認識 在宅医療における重要性に 関する認識 不要 あまり重要ではない 普通 重要 非常に重要. 100%. 50%. 0%. 訪問看護. 各訪問サービス担当専門職 100% との連携の重要性に関する認識 不要 あまり重要ではない 普通 重要 非常に重要. 訪問リハビリ. 訪問薬剤指導管理. 訪問栄養食事指導. 訪問リハビリ. 訪問薬剤指導管理. 訪問栄養食事指導. 50%. 0%. 訪問看護.
(23) Q,訪問リハについて ①必要判断時の相談・連絡先. 2. 行政. 20. 自院の訪問リハ事業所や訪看. 75. 訪問看護ステーション・病院等の訪問リハ事業所. 277. 担当ケアマネ・地域包括支援センター. 0. 50. 100. 150. 200. 250. 300.
(24) Q,訪問リハについて ②訪リハからの重要報告事項 複数回答(回答者数407人). その他. 4. 家族の介護負担. 40. 目標到達期間の目安・終了時期予想. 55. 生活機能の変化. 114. リハビリの目標. 142. 心身機能、ADL等の機能評価結果. 190. リハビリの効果判定、成果. 265. リハビリの実施内容. 286 0. 50. 100. 150. 200. 250. 300.
(25) Q,訪問リハについて ③終了時に最も重要視する項目. 回答者数:376人. 7. その他. 14. ケアマネジャーからの情報. 39. 情報共有する関係職種間での合意. 47. 医師の判断. 120. リハビリ職からの情報. 149. 本人または家族の意向 0. 20. 40. 60. 80. 100. 120. 140. 160.
(26) Q,訪問リハについて ④訪リハ導入の病期 複数回答(回答者数409人) 7. その他. 24. 急性期. 128. 退院直後. 214. 回復期. 324. 維持期. 0. 50. 100. 150. 200. 250. 300. 350.
(27) Q,訪問リハについて ⑤代替の訪問マッサージの利用 地域のリハビリ代替としての訪問マッサージ利用状況. 34. 164 330 88. よくある ある まれにある ない.
(28) Q,多職種ケアカンファレンス・サービス担当者会議 「多職種ケアカンファレンス・サービス担当者会議への参加状況」と 「訪問診療実施への積極性」との関係. 参加しない. 訪問診療実施への積極性 都合が合えば参加. 積極的に行いたい 必要に応じて行いたい 未定. ケースによっては参加. 必ず参加 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 100%.
(29) 結果・考察 . 各訪問サービス業務に対する回答医師の認識程度 看護師 ・ リハビリ療法士の訪問業務への認識は高い。薬剤師 ・ 管理栄養士の訪問業務への認識は低い。. . 各訪問サービスに対する回答医師の利用満足度 訪問看護師の訪問業務への満足度は高い(73.3%)。リハビリ療法士 ・ 薬剤師 ・ 管理栄養士の訪問業務への満 足度は差はあるが同程度(60% 前後)。. . 各訪問サービス業務に対する回答医師の利用状況 看護師 ・ リハビリ療法士の訪問業務の利用は多い。薬剤師 ・ 管理栄養士の訪問業務の利用は少ない。. . 各訪問サービス業務に対する回答医師の「重要度」認識程度 訪問看護師・ リハビリ療法士の業務に対する「重要度」認識は高い一方、 薬剤師 ・ 管理栄養士については前者 より低い傾向。. . 各訪問担当専門職との連携重要性に対する回答医師の認識 訪問看護師・ リハビリ療法士の業務に対する「重要度」認識は高い一方、 薬剤師 ・ 管理栄養士については前者 より低い傾向。. . 多職種カンファレンス・担当者会議への参加積極性 「訪問診療への積極性」 と 「会議参加積極性」 の間に関連あり.
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