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ギル機における紡出条件がスライバむらに及ぼす影響

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Academic year: 2021

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Title

ギル機における紡出条件がスライバむらに及ぼす影響( 内容

の要旨(Summary) )

Author(s)

周, 学恩

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(工学) 甲第248号

Issue Date

2005-03-25

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/1969

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

氏 名(本籍) 学 位 の 種 類 学位授与番号 学位授与日付 専 攻 学位論文題目 周 学 恩(中 国) 博 士(工学) 甲第

2A8

号 平成17 年 3 月 25 日 生産開発システム工学専攻 ギル機における紡出条件がスライバむらに及ぼす影響

(Effect of Drafting Condition on SliverIrregularityin

学位論文審査委員 (主査)教 授 岡 村 政 明 (副査)教 授 丸 井 悦 男 教 授 炉 相 知

論文内容の要旨

インターセクチングギル機は,椀毛糸紡績法における椀毛工程や前紡工程て いる.フロントローラとバックローラ(又はフィードローラ)及びフォーラ奇 成されたドラフトパートを有するものであり,フォーラによってスライバ内¢ 不規則な運動を制御するとともに,スライバに椀整作用を与えるものである・ ギル機については,開発当初から装置としての機構に大きな変遷はないも¢ 繰り返され現在に至っている.しかし,椀毛糸紡績技術確立の過程における初 在とでは,機械精度,紡出速度などの紡出条件及び空調,原料等の条件が異ね る.そのため,従来から用いられてきた紡出条件が,製品を生産する上で最も かは疑問であり,それを再検討する必要があると考えられる. 本研究はギル機のニップゲージ,フィードガイド隠針密度,フォーラ間隔 条件がスライバむらに及ぼす影響を明らかにし,ギル機におけるスライバむら ニズムを解明することを目的とした. 各章の概要は次のようである. 第2章「モデル試験機の製作」では,まず,生産現場で使用されているイン ングギル機の機能,作用などを示した.そして,本研究で製作したギル機のフ フロントローラ都を取り出したモデル試験機の粁軌構造,実験方法について 第3章「紡出スライバむらに及ぼすニップゲージの影響」では,まずlモテ 用いて4種のフォーラについて,ギル機におけるニップゲージに相当する距職 羊毛トップの引抜き実験を行った.そして,ニップゲージが引抜き荷重一引抜・ _一 _ 」t_ __1.止しJし心血心▲トユタコい由J.、_ナーjし.と_血錮卜仇絶息 /ヨ1三由ユ【腑を此旦\ TLrrぼ二乙.爪士寧

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モデル実験での結果の妥当性を確かめ,紡出条件がスライバむらに及ぼす影響二 験機の結果から推測できることを示した. ついで,等長繊維からなるアクリルトップの引抜き実験を行い,ニップグー「 ライバむらに及ぼす影響はスライバを構成する繊維の繊維長分布によって異な ルトップと羊毛トップの引抜き現象の相違を明らかにした.

第4章「紡出スライバむらに及ぼすフィードガイド幅の影響」で鱒,モデル雇

いて,フォーラ内のスライバ幅がスライバむらに及ぼす影響を検討した.フオ・ ライバ密度の観点から,結果を検討し,スライバむらはスライバ密度を増加さJ よって減少することを示した. モデル試験機の結果を確かめるために,インターセクチングギル機を用いて, ガイド幅を変化させてスライバを紡出して,紡出スライバむらとドラフト域で( 密度の関係を検討し,モデル試験機の結果の妥当性を明らかにした. 第5章「紡出スライバむらに及ぼす針密度及びフォーラ間隔の影響」では,召 フォーラ間隔を変化させて,羊毛トップの引抜き・実験を行い,針密度及びフオ・ 紡出スライバむらに及ぼす影響を検討した.得られた結果を接触面積及びフオ・ ライバ密度の観点から検討して,結果がこれらの一般的なパラメータで表現でう 示し,本実験の範囲内では接触面積及びスライバ密度が大きいほど紡出スライノ 少することを明らかにした. 第6章「紡出スライバむら抑制の試み」では,前章までの結果から,むらを4 めにはフォーラ内のスライバ密度を増加させることが一つの有効な方法であ々 れる.そこで,インターセクチングギル機を用いて,フォーラにプレートをつi バ密度を増加させる方法を試み,その効果を検討した.その結果,紡出スライノ ぼすプレート付きフォーラの効呆は顕著であり,ギル機におけるプレート付き: 使用は極めて有効であることが明らかになった. 第7章「結論」では,各章で得られた結果をまとめて結論とした.

論文審査結果の要旨

杭毛糸紡績における杭毛工程や前紡工程で使用されているギル機はフロン】

バックローラ及びフォーラ部によって構成されたドラフトパートを有するもの-オーラによって浮準繊維の不規則な運動を制御するとともに,スライバに杭整イ

るものである.ギル機は,開発当初から装置としての機構に大きな変遷はない-良が繰り適され由在に至っている.杭毛糸紡績技術確立の過程における初期脚

や 虫七桂lミ宙l童:か1∫の鮪ト日金」吐乃TK重言闇 l百躯㍍盗の姦他力ミ

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第2章では,ギル機のフォーラ都とフロントローラ部を取り出したモデル試召 し,その特徴,構造,実験方法について述べた. 第3章では,モデル試験機を用いて,ギル機におけるニップゲージに相当すノ

化させ羊毛トップの引抜き実験を行い,土ップゲージが引抜き荷重一引抜き脚

連れ繊維量及びその標準偏差に及ぼす影響を検討した.その結果,ニップグー王 対して最大荷重は直線的に減少し,引連れ繊維量は増加するが,その標準偏差i であることがわかった. つぎに,実機を用いて,ニップゲージを変化させてスライバの紡出実験を行t ライバむらとニップゲージの関係を検討した.その結果はモデル実験で得られブ じであり,紡出条件がスライバむらに及ぼす影響をモデル実験機によって推軋 を示した. ついで,等長繊維からなるアクリルトップの引抜き実験を行い,ニップゲー・

ライバむらに及ぼす影響はスライバを構成する繊維の繊維長分布によって異な

明らかにした. 第4章では,モデル試験機を用いて,フォーラ内のスライバ幅がスライバむ 影響を検討した.フォーラ内のスライバ密度の観点から,結果を検討し,スラ■ スライバ密度を増加させることによって減少することを示した. 第5章では,針密度及びフォーラ間隔を変化させて,羊毛トップの引抜き実験: 得られた結果を接触面積及びフォーラ部のスライバ密度の観点から検討して,男 らの一般的なパラメータで表現できることを示し,本実験の範囲内では接触面司 イバ密度が大きいほど紡出スライバむらは減少することを明らかにした.

第6章では,前章までの結果から,むらを抑制するためにはフォーラ内のス干

を増加させることがdつの有効な方法であると考えられる.そこで,フォーラi

をつけてスライバ密度を増加さゃる方法を試み,その効果を検討した・その組

ライバむらに及ぼすプレート付きフォーラの効果は顕著であり,ギル機におけノ

付きフォーラの使用は極めて有効であることが明らかになった. 第7章「結論」では,各章で得られた結果をまとめて結論とした. 本研究は,ギル機の紡出条件が紡出スライバむらに及ぼす影響を接触面積と 度の観点から検討したものであり,従来,熟練者の経験によって設定されてき を実験結果に基づいて設定するための貴重なデータを提供すると同時に,従来 部に誤りのあることを示している.さらに,得られた結果に基づいて考案した きフォーラはスライバむらを改善することは勿論,糸の品質をも向上させるこ

参照

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