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「情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム」の編集方針について

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Academic year: 2021

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(1)Vol. 45. No. SIG 11(ACS 7). 情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム. Oct. 2004. 「情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム」の 編集方針について 「情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム」編集委員会. 1. は じ め に. すなわち,基幹論文誌をはじめとするこれまでの研究 発表媒体がカバーできなかった,高性能計算システム. 近年の高性能コンピュータ技術および情報処理技術. やその要素技術の実用化,応用事例や性能評価のよう. の進歩により,先進的なコンピューティング技術は,. な実際的な利用技術など,コンピューティングシステ. 我々の社会活動や経済活動を支える重要な基盤技術と. ムに関わる研究の成果発表を積極的に支援することが. してますます重要性を増している.. 必要である.. ここで利用される計算機システムは,従来のスーパー. 本論文誌では,これらの技術を総称的に高度基盤シ. コンピュータにとどまらず,高性能化が著しいワーク. ステム技術としてとらえ,これらの分野を研究対象と. ステーションやパーソナルコンピュータ,それらの集合. する研究者や,産業界を中心とした実用的な研究開発. 体であるクラスタシステム,さらには広域ネットワー. を実施している技術者に発表の場を提供するとともに,. クを用いた分散システムなど多様化の一途をたどって. 様々な産業を支える基盤技術情報の発信源としての機. いる.最近では,組込み技術,大規模クラスタ設置面. 能を提供することを目指す.. 積の省スペース化技術,省電力技術などのシステム技. なお,本論文誌の編集責任研究会は,ハイパフォー. 術の重要性が増しており,様々な研究者が重要なテー. ,計算機アー マンスコンピューティング研究会(HPC). マとしてこれらの研究開発に取り組んでいる.また,. キテクチャ研究会(ARC),システムソフトウェアと. 高性能計算を支えるソフトウェアについては,最先端. オペレーティング・システム研究会(OS),およびプ. の数値計算アルゴリズム,プログラミング技術,コン. ログラミング研究会(PRO)であり,編集委員会はこ. パイラ最適化技術,および並列化技術など基礎的な研. れらの研究会が選出した委員から構成されている.. 究開発から,グリッド技術に代表される並列分散ミド. 2. 対象とする分野. ルウェアの技術など基礎技術を利用する技術まで多岐. 主なテーマは以下のとおりである.. にわたっている.. ( 1 ) 計算機システムアーキテクチャ技術 • 並列システムのアーキテクチャと利用技術(超 並列システム,クラスタシステム). さらに,高性能科学技術計算(ハイパフォーマンス コンピューティング)もコンピューティングシステム の重要な位置を占めると考えられる.すなわち,自然. • 高性能プロセッサのアーキテクチャ技術 • 高性能ワークステーション,PC のシステム利用. 現象や社会現象を計算機シミュレーションにより解明 を試みる計算科学の発展が注目されるところであり,. 技術 • 高性能計算のための分散システムアーキテクチャ • スーパーコンピュータのアーキテクチャと利用. 計算物理学,計算化学,計算生物学,計算経済学など 多くの分野の研究が絡み合う学際的な研究分野であ ると認識されている.ハイパフォーマンスコンピュー. 技術(ベクトル処理など) • 高性能入出力,大容量ファイル技術,高速デー. ティングは,単なる計算の高速化にとどまらず,計算 精度の向上などの計算の質的改善や,利便性の向上を. タマイニング技術. 目指した利用環境の構築など,コンピューティングシ. • 省電力,省スペース技術 ( 2 ) 高性能システムソフトウェア技術. ステムの高度な要素技術を含むトータルシステムと考 えられ,基盤技術の研究分野との交流は欠くことがで. • 最適化コンパイラ技術,メモリアクセス最適化, キャッシュ最適化技術. きない. このような多様性を持つ研究分野では,新たな価値. • 自動並列化,並列化支援ソフトウェア,データ 配置・マッピング最適化技法. 観を積極的に取り入れ,様々な産業を支える基盤技術 としての研究の方向性を打ち出すことが重要である. i.

(2) ii. 情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム. • 並列分散プログラミング言語 • グリッド技術,分散計算システム技術 • 並列分散ミドルウェア,並列分散オペレーティン グシステム • スケジューリング技法. Oct. 2004. 3. 論文の形式 論文の形式は,研究論文とサーベイ論文とする.. • 研究論文は研究的価値が高い内容を対象とする. • 区分は,基本的に著者が指定するが,編集時に. ( 3 ) 高度基盤システムソフトウェア技術 • 可視化技術,デバックツール,コンポーネント. 著者の指定と異なる区分に変更することもあり うる.. 化技術 • 高信頼化技術 • セキュリティ. • 論文の記述言語は,日本語または英語とし,原則 として学会指定の論文誌スタイル(当面は LATEX に統一)に準拠する.いずれの言語の場合も,要. • 組込みシステムソフトウェア,ユビキタスシス テムソフトウェア. 旨は日英両方必要である. • 論文の分量については,特に制限は設けない.. • オペレーティングシステムおよびミドルウェア 構成技術 ( 4 ) システムの性能評価 • 性能モデルと性能計測 • 性能チューニング技術 • ベンチマークとその利用技術 ( 5 ) 数値計算と計算機シミュレーションの基礎理論 と実際 • モデル化手法,離散化手法,数値計算アルゴリ ズム,数値表現,高精度計算手法,並列アルゴ リズム,大規模計算. ( 6 ) ハイパフォーマンスコンピューティングの応用 • 計算科学での実際(計算化学,計算物理学,計 算生物学,計算経済学など). 4. 査 読 基 準 査読基準は,基幹論文誌編集委員会の「論文査読の 手引き」 (1998 年 5 月改定版)に大筋において従った ものとする.本論文誌の特徴として,以下の視点を重 視する.. (1). 急激な技術の変革に適応し,時宜を得た情報を. 提供するために,独創的な提案やアイデアは,その実 用的価値を評価し,積極的に採用する.. (2). システム,要素技術,利用技術などの実用的研. 究・開発の成果は,論文としての客観的な主張を含む ものであれば,実用性を重視して積極的に採用する.. (3). 著者独自の視点から整理・分類・評価し,技術. を展望するオリジナルなサーベイ論文は,技術的価値. • ビジネス応用を含む非数値的高性能計算の実際. の高いものである.本論文誌では,優れたサーベイ論. 実用的な有効性を重視するため,本論文誌では,通. 文を積極的に採用する.. 常の研究論文に加えて,実システムを用いた応用事例. (4). やベンチマークによる性能評価結果データなどに関す. 算機分野の研究者とユーザを結び付ける重要な情報で. る研究論文も積極的に採用する.さらに,先端的基盤. ある.情報処理分野以外の研究者からの投稿を重視し. 技術の視点から最新技術を横断的に展望するサーベイ. つつ,積極的に採録する.. 論文の採録も行う.. 応用システムでの具体的な事例については,計.

(3) Vol. 45. No. SIG 11(ACS 7). 情報処理学会論文誌:コンピューティングシステム.      iii. 「2004 年先進的計算基盤システムシンポジウム(SACSIS2004)」 との連携編集について 「情報処理学会論文誌:コンピューティングシステムズ」編集委員会  本号では,2004 年 5 月に開催された先進的計算基盤システムシンポジウム(           SACSIS2004)のプログラム 委員の方々に,ゲストエディタとして本編集委員会にご参加いただき,一部の論文について,SACSIS2004 と連携してその編集(投稿受付,査読,採録審査)を行いました. ゲスト・エディタ(敬称略) 板倉 憲一(海洋研究開発機構). 天海 良治((株)日本電信電話). Ken’ichi Itakura. Yoshiji Amagai. 小野寺民也((株)日本アイ・ビー・エム). 門林 雄基(奈良先端科学技術大学院大学). Tamiya Onodera. Youki Kadobayashi. 木村 啓二(早稲田大学). 久保田和人((株)東芝). Keiji Kimura. Kazuto Kubota. 古賀 久志(電気通信大学). 佐藤 真琴((株)日立製作所). Hisashi Koga. Makoto Sato. 新城  靖(筑波大学). 鈴木  貢(電気通信大学). Yasushi Shinjo. Mitsugu Suzuki. 住元 真司((株)富士通研究所). 田浦健次朗(東京大学). Shinji Sumimoto. Kenjiro Taura. 高橋 大介(筑波大学). 田中 義一((株)日立製作所). Daisuke Takahashi. Yoshikazu Tanaka. 千葉  滋(東京工業大学). 寺岡 文男(慶應義塾大学). Shigeru Chiba. Fumio Teraoka. 中島 達夫(早稲田大学). 中西 泰人(東京農工大学). Tatsuo Nakajima. Yasuto Nakanishi. 西澤  格((株)日立製作所). 平木  敬(東京大学). Itaru Nishizawa. Kei Hiraki. 廣津登志夫(豊橋技術科学大学). 藤井 啓明((株)日立製作所). Toshio Hirotsu. Hiroaki Fujii. 増澤 利光(大阪大学). 森 眞一郎(京都大学). Toshimitsu Masuzawa. Shinichiro Mori. 山本 有作(名古屋大学). 米田 友洋(国立情報学研究所). Yusaku Yamamoto. Tomohiro Yoneda       . 渡邊 誠也(岡山大学). Nobuya Watanabe.       .

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参照

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