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第34回学術大会定例講演会

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Academic year: 2021

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北海道医療大学学術リポジトリ

第34回学術大会定例講演会

著者 北海道医療大学歯学会

雑誌名 北海道医療大学歯学雑誌

巻 35

号 1

発行年 2016‑06‑30

URL http://id.nii.ac.jp/1145/00010513/

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私事で恐縮ですが,縁があって以前NHKラジオ深夜 便「心の時代」に声の出演をさせていただきました.「口 は長寿(長生き)の門」というテーマでしたが在宅診療 にかかわって,要介護者とその家族が必死で生きている 姿を歯科医師の目線で伝えました.つたない話でした が,これまで経験してきたことをできるだけ患者さんの 立場に立って話しました.しかし放送後,すごい反響を 頂きました.内容は次のようなものです.「脳血管障害を わずらい,口から食べられない夫に何とか一口でも食べ られるようにさせてあげたい.」「肺炎で生死をさまよっ たことがあります,どうか効果的な口腔ケアを教えてく ださい.」「主人の涎が止まりません.どこか相談にのっ ていただける医療機関はないでしょうか.」など等.口 腔のことで多くの国民が深刻な悩みを抱えていることを 知り,襟を正して,国民の健康と福祉に邁進すべきであ ることを教えられた次第です.

看護教育の指導者であるヴァージニア・へンダーソン

(Virginia Henderson)が, 年,著書『看護の基本と なるもの』のなかで「歯を磨くこともごく簡単なことで あると多くの人は思っているが,意識を失っている人の 口腔を清潔に保つのは非常にむずかしくまた危険な仕事 であり,よほど熟練した看護婦でないと有効にしかも安 全に実施できない.実際,患者の口腔内の状態は看護ケ アの質を最もよく表すもののひとつである」と記し,口 腔という敏感で人間の尊厳に深くかかわる器官のケアの 難しさと重要性を述べています.

近年,口腔保健管理(口腔ケア)は,歯科疾患の予防 を目的としたものから,口腔のもつあらゆるはたらき

(摂食,咀しゃく,嚥下,構音など)を健全に維持し,

全身健康に寄与するものとして理解され,実践されてい ます.本講演では地域包括ケアの時代を迎えて,多職種 と連携する歯科衛生士と歯科医師に求められていること は何か」について,これまでの経験をもとに北海道医療 大学の皆様とじっくりお話したいと思います.

[学会記録]

北海道医療大学歯学会第 回学術大会 定例講演会

歯と口腔の時代の到来!!

―口腔のケアそして人間復活へ―

米山歯科クリニック 米山武義

( )

第35巻1号   4C150 1C133/本文 ※31‐1から組体裁変更 OTF/073〜084 一般講演抄録  2016.07.13 11.45.33  Page 73 

参照

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