空間の曲面と接平面
空間の曲面と接平面
[
平面で定義された関数]
平面の各点P
に対し実数f ( P )
が唯 一つ定まるとき、f ( P ) (
又は単にf )
は 平面で定義された関 数であるという。平面上に原点と 軸 軸 を定め点 をこの 座標を用い て と表すと は の二変数関数と考 えることが出来る。
空間の曲面と接平面
[
平面で定義された関数]
平面の各点P
に対し実数f ( P )
が唯 一つ定まるとき、f ( P ) (
又は単にf )
は 平面で定義された関 数であるという。平面上に原点と
x
軸y
軸 を定め点P
をこのx-y
座標を用い てP ( x, y )
と表すとf ( P ) = f ( x, y )
はx, y
の二変数関数と考 えることが出来る。空間の曲面と接平面
[
平面で定義された関数]
平面の各点P
に対し実数f ( P )
が唯 一つ定まるとき、f ( P ) (
又は単にf )
は 平面で定義された関 数であるという。平面上に原点と
x
軸y
軸 を定め点P
をこのx-y
座標を用い てP ( x, y )
と表すとf ( P ) = f ( x, y )
はx, y
の二変数関数と考 えることが出来る。P 3 -11
7 -1 3
0.5
P(x,y) 3 -11
7 -1 3
0.5
x y
O
空間の曲面と接平面
空間の曲面と接平面
[
平面で定義された関数のグラフ] f ( P )
を平面で定義された 関数とするとき、空間内でP
から平面に垂直にf ( P )
だけ(
符合付で)
離れた点の成す図形をf ( P )
のグラフとよぶ。空間の曲面と接平面
[
平面で定義された関数のグラフ] f ( P )
を平面で定義された 関数とするとき、空間内でP
から平面に垂直にf ( P )
だけ(
符合付で)
離れた点の成す図形をf ( P )
のグラフとよぶ。P
f(P)
空間の曲面と接平面
空間の曲面と接平面
[
二変数関数のグラフが定める曲面]
空間内に原点と、x, y, z
軸を定めx-y
平面上の関数f ( x, y )
を( x, y )
の二変数関数と 考えるとき、方程式z = f ( x, y )
を満たす点が定める曲面はf ( x, y )
グラフ(
つまり( x, y, f ( x, y ))
の定める曲面)
となる。練習問題 、 、 が定める曲面の
概形を求めよ。 ヒント を固定したときに 一定 の平
面上に 、 、 が定める曲線を考
える。
空間の曲面と接平面
[
二変数関数のグラフが定める曲面]
空間内に原点と、x, y, z
軸を定めx-y
平面上の関数f ( x, y )
を( x, y )
の二変数関数と 考えるとき、方程式z = f ( x, y )
を満たす点が定める曲面はf ( x, y )
グラフ(
つまり( x, y, f ( x, y ))
の定める曲面)
となる。[
練習問題] z = x 2 + y 2
、z = x 2 − y 2
、z = xy
が定める曲面の 概形を求めよ。ヒント を固定したときに 一定 の平
面上に 、 、 が定める曲線を考
える。
空間の曲面と接平面
[
二変数関数のグラフが定める曲面]
空間内に原点と、x, y, z
軸を定めx-y
平面上の関数f ( x, y )
を( x, y )
の二変数関数と 考えるとき、方程式z = f ( x, y )
を満たす点が定める曲面はf ( x, y )
グラフ(
つまり( x, y, f ( x, y ))
の定める曲面)
となる。[
練習問題] z = x 2 + y 2
、z = x 2 − y 2
、z = xy
が定める曲面の 概形を求めよ。(
ヒント) z
を固定したときにz = (
一定)
の平 面上にz = x 2 + y 2
、z = x 2 − y 2
、z = xy
が定める曲線を考 える。空間の曲面と接平面
[
二変数関数のグラフが定める曲面]
空間内に原点と、x, y, z
軸を定めx-y
平面上の関数f ( x, y )
を( x, y )
の二変数関数と 考えるとき、方程式z = f ( x, y )
を満たす点が定める曲面はf ( x, y )
グラフ(
つまり( x, y, f ( x, y ))
の定める曲面)
となる。[
練習問題] z = x 2 + y 2
、z = x 2 − y 2
、z = xy
が定める曲面の 概形を求めよ。(
ヒント) z
を固定したときにz = (
一定)
の平 面上にz = x 2 + y 2
、z = x 2 − y 2
、z = xy
が定める曲線を考 える。x
y
z
空間の曲面と接平面
z
x
y
z=x +y 2 2
空間の曲面と接平面
x y z
z=x -y 2 2
空間の曲面と接平面
x
y z
z=xy
空間の曲面と接平面
空間の曲面と接平面
[
二変数関数の一次関数による近似] x-y
座標を定められた平 面で定義された関数f ( x, y )
について、f ( x, y ) = f ( x 0 , y 0 ) + A ( x − x 0 ) + B ( y − y 0 ) + R ( x, y )
が成り立つならば、 を の近くで一次関数で近似すると、 が に近付くとき「余り」
は の一次式より速く に近付く。 即ち
が 空間内に定める曲面は が定める曲面の での接平面の方程式である。
空間の曲面と接平面
[
二変数関数の一次関数による近似] x-y
座標を定められた平 面で定義された関数f ( x, y )
について、f ( x, y ) = f ( x 0 , y 0 ) + A ( x − x 0 ) + B ( y − y 0 ) + R ( x, y )
( x,y ) lim → ( x 0 ,y 0 )
R ( x, y )
p (x − x 0 ) 2 + (y − y 0 ) 2 = 0
が成り立つならば、を の近くで一次関数
で近似すると、 が に近付くとき「余り」
は の一次式より速く に近付く。 即ち
が 空間内に定める曲面は が定める曲面の での接平面の方程式である。
空間の曲面と接平面
[
二変数関数の一次関数による近似] x-y
座標を定められた平 面で定義された関数f ( x, y )
について、f ( x, y ) = f ( x 0 , y 0 ) + A ( x − x 0 ) + B ( y − y 0 ) + R ( x, y )
( x,y ) lim → ( x 0 ,y 0 )
R ( x, y )
p (x − x 0 ) 2 + (y − y 0 ) 2 = 0
が成り立つならば、
f (x, y)
を(x 0 , y 0 )
の近くで一次関数f (x 0 , y 0 ) + A(x − x 0 ) + B (y − y 0 )
で近似すると、
(x, y)
が(x 0 , y 0 )
に近付くとき「余り」R ( x, y )
はx, y
の一次式より速く0
に近付く。即ち
が 空間内に定める曲面は が定める曲面の での接平面の方程式である。
空間の曲面と接平面
[
二変数関数の一次関数による近似] x-y
座標を定められた平 面で定義された関数f ( x, y )
について、f ( x, y ) = f ( x 0 , y 0 ) + A ( x − x 0 ) + B ( y − y 0 ) + R ( x, y )
( x,y ) lim → ( x 0 ,y 0 )
R ( x, y )
p (x − x 0 ) 2 + (y − y 0 ) 2 = 0
が成り立つならば、
f (x, y)
を(x 0 , y 0 )
の近くで一次関数f (x 0 , y 0 ) + A(x − x 0 ) + B (y − y 0 )
で近似すると、
(x, y)
が(x 0 , y 0 )
に近付くとき「余り」R ( x, y )
はx, y
の一次式より速く0
に近付く。 即ちz = f ( x 0 , y 0 ) + A ( x − x 0 ) + B ( y − y 0 )
が
x-y-z
空間内に定める曲面はz = f (x, y)
が定める曲面の空間の曲面と接平面
空間の曲面と接平面
[
例] z ≡ 0 (x, y
によらずにz
は常に0)
はz = x 2 + y 2
が定め る曲面の原点(0, 0, 0)
における接平面である。(
この場合一次 の係数A = B = 0)
実際、点 と原点との距離は なので
即ち のとき
練習問題 は が定める曲面の原点 における接平面であることを示せ。
解答例 なので
空間の曲面と接平面
[
例] z ≡ 0 (x, y
によらずにz
は常に0)
はz = x 2 + y 2
が定め る曲面の原点(0, 0, 0)
における接平面である。(
この場合一次 の係数A = B = 0)
実際、点
(x, y)
と原点との距離はp
x 2 + y 2
なので( x, y ) → (0 , 0)
即ちp
x 2 + y 2 → 0
のときx 2 + y 2
p x 2 + y 2 → 0
練習問題 は が定める曲面の原点における接平面であることを示せ。
解答例 なので
空間の曲面と接平面
[
例] z ≡ 0 (x, y
によらずにz
は常に0)
はz = x 2 + y 2
が定め る曲面の原点(0, 0, 0)
における接平面である。(
この場合一次 の係数A = B = 0)
実際、点
(x, y)
と原点との距離はp
x 2 + y 2
なので( x, y ) → (0 , 0)
即ちp
x 2 + y 2 → 0
のときx 2 + y 2
p x 2 + y 2 → 0
[
練習問題] z ≡ 0
はz = x 2 − y 2
が定める曲面の原点(0 , 0 , 0)
における接平面であることを示せ。解答例 なので
空間の曲面と接平面
[
例] z ≡ 0 (x, y
によらずにz
は常に0)
はz = x 2 + y 2
が定め る曲面の原点(0, 0, 0)
における接平面である。(
この場合一次 の係数A = B = 0)
実際、点
(x, y)
と原点との距離はp
x 2 + y 2
なので( x, y ) → (0 , 0)
即ちp
x 2 + y 2 → 0
のときx 2 + y 2
p x 2 + y 2 → 0
[
練習問題] z ≡ 0
はz = x 2 − y 2
が定める曲面の原点(0 , 0 , 0)
における接平面であることを示せ。[
解答例] | x 2 − y 2 | ≤ | x 2 | + | y 2 | = | x 2 + y 2 |
なのでx 2 − y 2
≤ x 2 + y 2
→ 0 ( p
x 2 + y 2 → 0)
空間の曲面と接平面
空間の曲面と接平面
[
定義] f ( x, y )
が( x 0 , y 0 )
で一次関数で近似できるときf ( x, y ) = f ( x 0 , y 0 ) + A ( x − x 0 ) + B ( y − y 0 ) + R ( x, y )
( x,y ) lim → ( x 0 ,y 0 )
R(x, y)
p (x − x 0 ) 2 + (y − y 0 ) 2 = 0
は で全微分可能であるという。 このとき明らかに、 は以下で求まる。
定義
を各々 の によるまたは による における偏微分 係数とよぶ。
空間の曲面と接平面
[
定義] f ( x, y )
が( x 0 , y 0 )
で一次関数で近似できるときf ( x, y ) = f ( x 0 , y 0 ) + A ( x − x 0 ) + B ( y − y 0 ) + R ( x, y )
( x,y ) lim → ( x 0 ,y 0 )
R(x, y)
p (x − x 0 ) 2 + (y − y 0 ) 2 = 0 f (x, y)
は(x 0 , y 0 )
で全微分可能であるという。このとき明 らかに、 は以下で求まる。
定義
を各々 の によるまたは による における偏微分 係数とよぶ。
空間の曲面と接平面
[
定義] f ( x, y )
が( x 0 , y 0 )
で一次関数で近似できるときf ( x, y ) = f ( x 0 , y 0 ) + A ( x − x 0 ) + B ( y − y 0 ) + R ( x, y )
( x,y ) lim → ( x 0 ,y 0 )
R(x, y)
p (x − x 0 ) 2 + (y − y 0 ) 2 = 0
f (x, y)
は(x 0 , y 0 )
で全微分可能であるという。 このとき明 らかに、A, B
は以下で求まる。A = lim
x → x 0
f (x, y 0 ) − f (x 0 , y 0 )
x − x 0 , B = lim
y → y 0
f (x 0 , y) − f (x 0 , y 0 ) y − y 0
定義
を各々 の によるまたは による における偏微分 係数とよぶ。
空間の曲面と接平面
[
定義] f ( x, y )
が( x 0 , y 0 )
で一次関数で近似できるときf ( x, y ) = f ( x 0 , y 0 ) + A ( x − x 0 ) + B ( y − y 0 ) + R ( x, y )
( x,y ) lim → ( x 0 ,y 0 )
R(x, y)
p (x − x 0 ) 2 + (y − y 0 ) 2 = 0
f (x, y)
は(x 0 , y 0 )
で全微分可能であるという。 このとき明 らかに、A, B
は以下で求まる。A = lim
x → x 0
f (x, y 0 ) − f (x 0 , y 0 )
x − x 0 , B = lim
y → y 0
f (x 0 , y) − f (x 0 , y 0 ) y − y 0
[
定義]
∂f
∂x ( x 0 , y 0 )=lim
x → x 0
f ( x, y 0 ) − f ( x 0 , y 0 )
x − x 0 , ∂f
∂y ( x 0 , y 0 )=lim
y → y 0
f ( x 0 , y ) − f ( x 0 , y 0 ) y − y 0
を各々
f
のx
によるまたはy
による( x , y )
における偏微分空間の曲面と接平面
空間の曲面と接平面
[
練習問題]
次の曲面の接平面の方程式を求めよ。(1) z = x 2 + y 2
の点(1 , 1 , 2)
での接平面。(2) z = x 2 − y 2
の点(1 , 1 , 0)
での接平面。(3) z = xy
の点(1 , 0 , 0)
での接平面。解答例
に を代入して
に を代入して
に を代入して
空間の曲面と接平面
[
練習問題]
次の曲面の接平面の方程式を求めよ。(1) z = x 2 + y 2
の点(1 , 1 , 2)
での接平面。(2) z = x 2 − y 2
の点(1 , 1 , 0)
での接平面。(3) z = xy
の点(1 , 0 , 0)
での接平面。[
解答例]
(1) ∂z
∂x = 2 x, ∂z
∂y = 2 y
にx = 1 , y = 1
を代入してz = 2 + 2( x − 1) + 2( y − 1) = 2 x + 2 y − 2
に を代入して
に を代入して
空間の曲面と接平面
[
練習問題]
次の曲面の接平面の方程式を求めよ。(1) z = x 2 + y 2
の点(1 , 1 , 2)
での接平面。(2) z = x 2 − y 2
の点(1 , 1 , 0)
での接平面。(3) z = xy
の点(1 , 0 , 0)
での接平面。[
解答例]
(1) ∂z
∂x = 2 x, ∂z
∂y = 2 y
にx = 1 , y = 1
を代入してz = 2 + 2( x − 1) + 2( y − 1) = 2 x + 2 y − 2 (2) ∂z
∂x = 2x, ∂z
∂y = −2y
にx = 1, y = 1
を代入してz = 2(x − 1) − 2(y − 1) = 2x − 2y
に を代入して
空間の曲面と接平面
[
練習問題]
次の曲面の接平面の方程式を求めよ。(1) z = x 2 + y 2
の点(1 , 1 , 2)
での接平面。(2) z = x 2 − y 2
の点(1 , 1 , 0)
での接平面。(3) z = xy
の点(1 , 0 , 0)
での接平面。[
解答例]
(1) ∂z
∂x = 2 x, ∂z
∂y = 2 y
にx = 1 , y = 1
を代入してz = 2 + 2( x − 1) + 2( y − 1) = 2 x + 2 y − 2 (2) ∂z
∂x = 2x, ∂z
∂y = −2y
にx = 1, y = 1
を代入してz = 2(x − 1) − 2(y − 1) = 2x − 2y
(3) ∂z
= y, ∂z
= x
にx = 1 , y = 0
を代入して宿題
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