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(1)

長崎大学工学部研究報告 26 47 平成87

周期的支点変位 を受ける傾斜ケーブルの非線形応答解析

253

高 橋 雄*・山 口 健 市**

HERATH.M.C.R***

AnalyssOntheNonlinearResponseofInclinedCablesExcited byPeriodicMotionsofTheirSupports

by

KazuoTAKAHASHI*,KenichiYAMAGUCHI**

andHERATH.M.C.R***

Inthepresentpaper,thenonlinearvibrationsofinclinedcablesexcitedbyperiodicmotionsoftheir supportsarestudied.Thispaperdealswithvibrationsofinclinedcablesofcablestayedbridges.Periodic motionsofgirdersinduceparametricvibrationsandforcedvibrationssimultaneously.Thecoupled nonlinearordinarydifferentialequationsintheirfirsttwomodesaresolvedbytheharmonicbalance methodandRungeKutta‑Gillmethod.Theinfluencesofamplitudesoftheirsupports,cablelength,inclina tionangleanddamplngforceonnonlinearresponseareestablished.

1.まえがき

ケーブルに現れる振動問題 は,非常 に多岐にわた り, 特 に非線形振動 は,興味深い現象が多 くみ られ注 目さ れている.非線形現象の一つの例 として,走行荷重な どによる斜張橋の桁が周期的振動 を受けることによっ て支持 ケー ブル に振動 が生 じる,いわゆ る係数励振 振動問題が挙げ られる。 この方面の研究は Kovacsl) によって開始 され,その後著者 らによって,ケーブル の支点 が動 かない場合2)と動 き与る場合3)の線形解 析がな されている。 さ らに,Lilien4)によって斜張橋 の支持 を対 象 とした詳 しい検討がな され,Pinto da Costa5)に よって非線形振動 解析 が開始 されてい る が,まだ,非線形連成振動 まで評価するまでに至 って いない。そ こで,本研究 においては,傾斜 したケーブル が周期 的な支点変位 を受 け る場合5)について2自由 度 までを採用 し,1次および2次振動の非線形達成項 を介 して発生する分岐応答 をケーブル長,ケーブルの

傾斜角お よび支点変位 をパ ラメータ として解析する。

解析にあたっては,非線形運動方程式 に調和バ ラン ス法 を適用 して,連立代数方程式 に変換 し,Newton‑

Raphson法 に よ り解析解 を求 め る。 また,Runge‑

KuttaGill法 を適用 した時間応答解析 によ り解析解の 精度の検証 を行 う。

2.非線形運動方程式

ここで取 り扱 うケーブルは,Fig.1に示 す ように, 一端が周期的な支点変位 を受ける傾斜ケーブルを対象

とす る。

Fig.1に示す ような周期的な支点変位XsinE2tを受 ける傾斜 した偏平ケーブルの応答y1次および2 振動 を考慮 して次の ように仮定する5).

y(x,i)‑(x sinO)(11

芸 )

sinOt

pl(i)sin +9 2(i)sin

平成8426日受理

*社会開発工学科 (DepartmentofCivilEngineering)

*P.S.(秩)(PSCo.)

***大学院修士課程社会開発工学専攻 (GraduateStudent,Department.ofCivilEngineering)

(1)

(2)

rSinnI

Fig.1 Geometryofacable

ここに,L :ケーブルのスパ ン長,X :周期的な支点 変位 の振 幅,x:スパ ン方 向の座標,E2:支点変位 の 円振動数,o:ケー ブ)i,の傾斜角,pl,92:l次 お よ 2次振動の時間関数,y :たわみ。

ケーブルのひずみエネルギー,運動エネルギーお よ び重力のなす仕事 を用いて,Hamilton の原理 を適用 し,さらに粘性減衰力を考慮す る と,次の ような連立 非線形常微分方程式が得 られ る5).

Pl+2hlWIPl+fwf+cISina'T

・C2(sinwT)2)Pl+C3(pf+ip)

・ipi・gpIP:‑C。sin wT・C5(sinwT)2 p2・2h2W2P2・ 4( cl1Sinwr

・C‑2(sinwT)2)p2+C‑3PIP24 p…p2

gp…‑C‑4sinwT

(2)

ここに,C1‑(vcos0 sinO)・C2

‑‡ (7Sine)2

C3一票 ),C。 ‑ i Tl(W2‑(ま)2)

sin O・f ()2coso]・

C5‑詰 拍 sin0)2・Cll‑(vcoso sin0), C‑2‑i (W in0)2・C3‑‑実意 ),

cl4叩 2sine:1次お よび2次振動の係数,

Wl= ・十i (i)4)2,a‑ 2:1次お よび2次振動の 無 次元 固有 円振動数,P191/K,P292/K:1次

お よび2次振動 の無次元時間関数,V‑X/Xo,Xo:

緊張 した ときの伸 び,ワニX/(XoL/3)1/2,K‑XL, I‑mgsin0/Fo,mg:ケーブルの単位長 さあた りの重 ,Fo:静 的軸 力,i6/(Fo/ES)1/2,E:ヤ ン グ ,S断面積,∬ ‑ ‡ ・I‑W。碩 次元時間, wo:弦 の1次の固有円振動数,a‑o/wo:支点変位q) 無次元 円振動数,hl,h2:1次 お よび2次振動の減衰 定数。

式(2)および式(3)は,非同次の非線形連立の Hill型 の方程式であ る。支点の鉛直変動変位 によってケーブ ル には変動軸力 と変動荷重が作用する。また,特別な 場合 として鉛直ケーブル,水平ケーブルは,以下の式 の ように表 す ことがで きる.

1)鉛直ケーブル

0‑00とおいて,cosO‑ 1,sine‑ 0,A‑ 0より, Pl+2hl(〟,i,+(1+VsinwT)Pl

ip汁 ?pIP2‑ o

P2+ 2h2(02P2十 4(1+Vsin(T)P2 ipp2+!p32‑0

2)水平 ケーブル

♂‑900とおいてcosβ‑ 0,sinβ‑ 1よ り,

pl・2hlWIPl+(1+i (:)4" sinwT

・‡72(Sin wT)2)pl (puip) (6)

・ipi・gpIP…

iTiw2‑(ま)2)sinwT・

詰材

(Sin wT)2

p2・2h2W2P2+ 4(1‑頚 inwT

・‡72(sinwT)2)p21諾 jpIP2 4 pp 2+gp…‑‡叩 2sinwT・

3.

(I)調和バランス法による解法

式(2),(3)には固有 円振動数付近 に生 じる付随解の他 に分岐解 には,それぞれ固有円振動数付近 に生 じる周 T をもつ副不安定領域 お よび2倍の固有円振動数

(3)

高橋 和雄 ・山口 健市 ・HERATH.M.C.R

付近に生 じる周期2Tをもつ主不安定領域が重要であ ることか ら,式(2),(3)の解を次の ように仮定すること ができる。

pl‑C1+AIPCOS(芳 一や1)+AISCOS(wT‑92) (8)

p2‑C2+A2PCOS(写 ‑93)+A2SCOS(wT‑P4) (9) ここに,clO,AIP,AIS:1次振動の振幅成分,91,92:

1次振動の位相差,C20,A2P,A2S:2次振動の振幅成 分,93,94 :2次振動の位相差。

(8),(9)を式(2),(3)に代入 して,調和バ ランス法を 適用すれば,未定定数を求めるための10個の連立非線 形代数方程式が得 られる。 これに Newton‑Rapbson 法 を用いて,仮定 した初期値の もとに解けば,振幅成 分が得 られる。

(2)Run9e‑KuttaGill法による数値解法

式(2),(3)において,Pl‑TいPl‑T2,P2‑T3,♪2

‑T4, とお くと,次式 に示す4元連立の1階常微分 方程式 に変換することがで きる。

Tl‑T2

f2‑12hl(。 1T2‑(wf+cISinwで

+C2(sin(ひで)2)T1

‑C3(Tf・‡T3)‑‡Tf等TIT;

+C4Sin(。T+C5(sinwT)2

T3‑T4

T4‑ ‑2h2(。2T4‑ 4

+C‑1SinwT+C‑2(sinwT)2

‑C3TIT3‡TfT3等T3・C4SinwT

(l卵こ,RungeKutta‑Gill法を適用 して直接数値積分 すれば,時間応答が得 られる。なお,初期条件 として 1次および2次振動の初期変位Tl,T3および初期速 T2,T40とする.

(3)'解析条件

本研究では,Tablelに示す4種類のケーブルを対 象 として取 り扱 う。また,ケーブルの支点変位の振幅 を変化 させることより Case 1,2,3(それぞれスパン 1/20,000,1/10,000,1/5,000)として解析を行 う。

Case1,2,3に対するケーブルのパ ラメータを,Table

2,3,4に示す5).

255

Table1 Geometric,materialandforceofinclinedcables.

Cable

L S Fo W E

(o) (m) (cm2) (kgf) (kgf) (kgf/m2)

A 10 25 24 1.22×105 19.2 20108

B 10 50 36 1.99×105 29 204×108

C 70 170 96 5.71×105 77 204×108

Table2 Cableparametersforinclinedcablesofcase1 (1/20,000).

(cm) (cm) ×105 (m) A 6.25 1.28 0.205 0.0177 68.4 0.9189 0.0137 B 13.5 I.62 0.120 0.0108 126.8 1.9130 0.0243 C 49.6 1.62 0.033 0.0031 2154.9 6.7500 0.3990

Table3 Cableparametersforinclinedcablesofcase2 (1/10,000).

Cable o V T K ,i

A 6.25 2,56 0.410 0.0355 68,4 0.9189 0.0137 . B 13.5 3.24 0.240 0.0216 126.8 1.9130 0.0243 C 49.6 3.24 0.065 0.0061 2154.9 6.7500 0.3990

Table4 Cableparametersforinclinedcablesofcase3

(1/5,000).

Cable o V K ,i (cm) (cm) ×105 (m) A 6.25 5.12 0.819 0.0709 68.4 0ー9189 0.0137 B 13.5 6.48 0.480 0.0432 16.8 1.9130 0.0243 C 49.6 6.48 0.131 0.0122 2154.9 6̲7500 0.3990

4.数値結果

(1) 1次および 2次の連成振動の応答特性

Fig.2は,ケーブルの傾斜角 を変化させた場合のサ グ比 と固有円振動数の関係を示 した図であ る6)。横軸 は,サグ比,縦軸は,無次元固有円振動数であ り,実 線は対称 1次モー ド,破線は逆対称1次モー ドを示す。

水平ケ‑ブル (0‑900)においては,対称モー ドのみ がある特定のサグ比で一段階高次の対称モー ドに遷移 するのに対 して,便斜ケーブルの場合には,奇数次の モー ドは一段階高次の偶数次モー ドへ,偶数次モー ド はさらに一段階高次の奇数次モー ドに遷移 し,その遷 移領域は債斜角が小さい程サグ比の大 きい方へ移動す

る債向を示す。

(4)

′0543つ︼1Jn,x2uanbadJOZnD,LPZPJnZCN

15.7〝70Lk

̲̲̲ 2ndmode

∂=3oo ∂=20 0

∂=600

0.001 0.01 0.1 1.0

SGg‑1O‑Spa/1rGIz'oγ

Fig.2 Naturalcircularfrequency vs.sag‑to‑span ratio.

(縦波一横波伝播速度比k‑30)

本研究では,弦 に近い場合の傾斜ケーブルを対象 と しているのでFig.2より, 1次振動 および2次振動の 固有 円・振動数,wl,W2は,ケーブルの傾斜角 にかか わ らず,それぞれwl≒1,W2≒ 2となるo

Fig.3,4,CableA (ケーブル長‑25m,ケー ブルの傾斜角β‑loo)の Case 2(支点変位の振幅 X‑2.56cm)について,非線形達成項 を無視 した1 次および2次振動の応答曲線 を示す。横軸は,支点変 位の無次元円振動数W,縦軸 は,無次元応答振幅およ び実振幅である。両者 とも固有円振動数 (副不安定領 域) とその2倍の振動数領域 (主不安定領域)におい て,応答が顧著に現れている。達成項を考慮 した場合 1次およてヂ2次振動においては, 1次振動の主不安 定領域 と2次振動の副不安定領域が共存 し,連成振動 が生 じることが考 え られる。Fig.5には,達成項 を考 慮 した場合の1次および2次振動の応答曲線を示す。

また,Fig.6W‑ 2付近の拡大図である。Fig.5 示す ように, 1次振動の副不安定領域 (α‑ 1付近) 2次振動の主不安定領域 (a‑ 4付近)においては, 達成項 を無視 した場合の応答 と相違はない。 しか し,

1次振動の主不安定領域 と2次振動の副不安定領域が 共存するα‑ 2付近 (Fig.6)においては,1次お よ 2次の連成振動が現れ,その影響は振幅の小さい特 定の振動数領域のみ現れる。 この領域においては,α の増加 に ともない両者の振幅は互 いに成長 してい く が,やがて, 1次振動の振幅のみが減少する。さらに, Wを増加 させ る と互 いに達成 しない単独 の応答 が現 れ,成長 してい く傾 向がある。シミュレーシ ョンによ る結果 において も,同様な結果が得 られている。

87′b543りん0000000.I:TuauOdZuODaP722.ZZdwr

0.5 1.0 1.5 2.0

Fregue7Wya) (m) 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0.0 2.5

Fig.3 Frequencyresponsec11ⅣeSOfthelstmode neglectingcouplingterm:CableAandCase2.

f:7uauOdZuODaP72Z.ZZd2uV 8760∩)0 543つ︼00nV0 1000 //

<

‑‑

/

/

/ / /

トA H

3.0 4.0

FnegwnECy aJ (m) 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3

0.2 0.1 0.0

Fig.4 FrequencyresponsecuⅣesofthe2ndmode neglectingcouplingterm:CableAandCase2・

0.5 1.5 2.5 3.5

FreglJeJIC)'̀LJ (m) 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3

0.2

0.1

0.0

4.5

Fig.5 Frequencyresponsecurvesofthelstand2nd modes:CableAandCase2.

(5)

高橋 和雄 ・山口 健市・HERATH.M.C.R

.UuauOdZuOJiWW.ZZdwv

1.5 2.0 2.5

F71egueHq′aJ Fig.6 Magnifieddiagram ofneara‑2:

CableÅandCase2.

(2)ケーブルの支点変位およびケーブル長の影響 Fig.7‑18,CableA,B,C,Dについて,支点変 位 を変化 させた場合 (Casel,2,3)の 1次,2 振動の主および副不安定領域の応答曲線を示す。また, 図中の実線 は1次振動 を,破線 は2次振動 を表 す。

Cable A (♂‑loo,L‑25m)においては,支点変位 が大 き くなると主および副不安定領域の1次 (達成) 振動 (AIS,A IP,(A'1P))な らびに主および副不安定 領域の2次 (達成)振動 (A2S,A2P,(A'2S))の発生 領域は ともに広 くな り,Case3では,振幅の大 きい 領域 と小さい領域 に1次の達成応答 (A′1P)が存在す 。Cable B (♂‑100,L‑50m)においては,Case

lの場合, 1次振動の副不安定領域の応答 AISに比 べて, 1次振動の主不安定領域の応答 A2Pおよび1 次振動の副不安定領域の応答 AISが卓越 している.

また,前述 と同様 に支点変位が大 きくなると1次 ( 成)振動 (AIS,AIP,(A'lP))な らび2次 (達成)振 動 (A2S,A2P, (A'2S))の発生領域は ともに広 くなるo CableC(♂‑700,L‑170m)な らびにCableD(♂‑700, L‑440m)においては,1次 お よび2次振動 の副不 安定領域の応答 AIS,A2S,のみ存在 してお り,1 振動が卓越 している (Casel)。支点変位が大 き くな る と1次お よび2次振動の主不安定領域わ応答,AIP, A2Pが現れ (Case2),それ らは支点変位の増加にと

もない発生領域は広 くなる (Case3)。 しか し,両者 ともに CableA,Bにおいて現れた達成応答 (A′1P, A12S)は存在 しない。 また,これ らの結果かち いえる

ことは,ケーブル長が長い程応答 (実振幅)は大 きく なるが,達成応答 (A'lP,A'2S)が現れるか否かに関 しては,ケーブル長の影響は関与せず傾斜角に依存す ることが考 えられる。傾斜角の影響に関 しては,次節 で詳述する。

765432.100000000(U5:)uauOdwoJaP72mdwv 87′0543つ一0000000szuauOdZuODaPnZ̲I/dwv 10000srZuauOdwoDaPn717Zdzuv 80 7′hU00 543000 つー100

257

1.0 2.0 3.0 4.0 PregHCnCy a)

Fig.7 Frequencyresponsecurves: CableAandCase1.

5 2.5

′LU54000

(m) 0.7

0.6

0.5 0.4

0.3

0.2 0.1

0.0

3.5 4.5

Fr甲〝eJIC)I") Fig.8 Frequencyresponsecurves:

CableAandCase2.

0.5 3.5

PrequecyaJ Fig.9 Frequencyresponsecurves:

CableAandCase3.

′b54321

000000

4.5

(6)

JTuauOd2uOJ・aPnqdZuV

1.5 2.5

007′b543つ一0000000i:?uauOdwoDaPnZZJd

w

r

0.2 0.1 3.5 4,5

FregueHq'aJ Fig.10 Frequencyresponsecurves:

CableBandCase1.

0.5 1.5 2.5 3.5 cyL2) Fig.ll FrequencyresponsecuⅣes:

CableちandCase2.

87′LU

54

31000

00

(UOO.fTuauOdwoD

aPmZd2u

V 000 1・41・21・Oo・8060

4.5

5 1.5 2.5 3.5 4.5

Freqw"cya) Fig.12 Frequencyresponsecurves:

CaもleBandCase3.

0.5

(‖缶7′b543りん0000000・yuauadwoDaPnjZZd2uV

1.5 2.5

(m) 5.0 4.0 3.0

2.0

1 . 0

0.0 3.5 4.5

Freguenq′a) Fig.13 Frequencyresponsecurves:

CableCandCase1.

0.5 1.5 2.5

(m) 5.0 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0 3.5 4.5 ノa) Fig.14 Frequencyresponsecurves:

CableCandCase2.

1.5 2.5

5・。4・03

3.5 4.5 F71egenり′a) Fig.15 Frequencyresponsecurves:

CableCandCase3.

(7)

高橋 和雄 ・山口 健市・HERATH.M.C.R 259

87/b543つ︼1000000005:ZuauOLkoDaPnZ.ZZdwv

0.5 1.5 2.5 3.5

F7'egueCyL2) Fig.16 FrequencyresponsecuⅣes:

CableD andCase1.

4.5

0076543つ‑1000000005:7uauad2uODaPMRZdwv

Fig.17 Frequencyresponsecurves:

CableD andCase2.

1.5 2.5 3.5 4.5 FrcglJenC)'aJ Fig.18 Frequencyresponsecurves:

CableD andCase3.

(3)ケーブルの傾斜角の影響

Fig.19‑22は,ケーブル長 L‑50m のケーブルの Case3について,傾斜角 を変化 させた場合の1次, 2次振動の主および副不安定領域の応答曲線を示す。

また,図中の実線は1次振動を,破線は2次振動を表 01次振動の副不安定領域の応答AISにおいては, 鉛直ケーブル (♂‑ Oo)か ら水平ケーブル (♂‑900) へ傾斜角 βを大 きくしてい くと,それに追随 して共振 領域は広 くなる。すなわち,支点変位が一定な らば, 励振力のみが作用す る鉛直ケーブル (♂‑ Oo),励振 力 と強制外力が同時に作用する傾斜ケーブル(♂‑300, 600),強制外力のみが作用する水平ケーブル(♂‑900) の順 に共振領域は広 くな り,応答に関 しては強制外力 が励振力 よりも支配的である。

一万,2次振動の主不安定領域の応答 A2P におい ては,傾斜角 βが大 き くなるに したがい発生領域は狭 くな り,水平ケーブル (♂‑900)では応答は存在 しな い。 この ことより,A2P においては,応答 に関 して は励振力が強制外力 よりも支配的である。 また,1 振動の主不安定領域の応答 A IP と2次振動の副不安 定領域の応答 A2Sが共存する振動数領域では,傾斜 角 βを大 き くして い くと,達 成 しな い単 独 の応 答

A IPOみ現れ,ついで振幅の小 さい領域 に1次の達成

応答A '1Pおよび2次の達成応答A '2Sが現れる。 さ

らに,傾斜角 βを大 き くすると,連成振動は現れな く な り,やがて2次達成応答 A2Sのみ存在する。 これ

らより,達成応答A'1P,A'2Sは債斜角が小 さい場合, すなわち,励振力が強制外力よりも支配的な懐斜ケー ブルのみ現れることになる。

Fig.19 Frequencyresponsecurves:

Cable3and♂‑Oo

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