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痴呆性高齢者への情動表出と対人交流の促進に向けた回想法グループ [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)痴呆性高齢者への情動表出と対人交流の促進に向けた回想法グループ キーワード:痴呆性高齢者、情動表出、対人交流、回想、行為化. 人間共生システム専攻 2HE0045P 馬場智子. Ⅰ.問題と目的. 覚的・非視覚的イメージの利用や感覚・感情への焦点. 痴呆性高齢者の問題として、情動体験や人に対する. 化が可能である心理的援助法の 1 つである心理劇を失. 興味は保たれているが、器質的(認知的)な障害により適. 語症高齢者へ適用した。その結果、表情・身振りなど. 切に表現することが難しく、不安や攻撃性といった形. の情動を伴った応答や自発的な発話が生じたと報告し. での不適切な表出に至ることが指摘されている(眞. ている。. 砂,1998;新福,1991)。これらは、他者とのコミュニケ. よって、聴覚的理解の困難を抱える痴呆性高齢者に. ーションの阻害因子となり、結果として対人関係の過. とって、行為的表現は、視覚的な情報として有効であ. 疎化といった問題につながる可能性も考えられる。. り、さらに、言語的活動以上の自己表現や情動体験を. 黒川ら(1995)は、高齢者へ心理学的援助の一つである. もたらすと考えられる。. 回想法を適用し、その効果として①情動機能の回復②. 以上のことから、痴呆性高齢者は、内的には情動を体. 発語回数の増加③表情などの非言語的表現の豊かさの. 験しているものの、様々な機能の低下により適切な表. 増加④支持的・共感的な対人関係の形成⑤他者への関. 出が困難であると考えられる。そこで、1)情動表出. 心の増大としている。また、Goldwasser(1987)は、痴. と対人交流の促進を目的とし. 呆性高齢者に対して、回想法が認知・行動・情動の3. う視点を取り入れた. 側面に及ぼす影響を検討し、回想の情動的側面への影. を検討することを本研究の目的とする。. 2)回想・行為化とい. グループ活動を行い、その効果. 響を示した。 Ⅱ.方. しかし、回想は、言語表現・自発性の豊かな高齢者. 法. 1.対象者. にとってカタルシスなどの個別的な効果を生むことが. 痴呆性高齢者(中度)3名(平均 CA:84.8 歳). あるが、一方で、自己内での活動で収束してしまい、. 2.対象者の問題性とグループにおける目的. 他者理解や他者との情緒的な共有につながりにくい一 面もある。また、回想法では、言語的な能力が必要と. A氏:記憶・理解力は比較的良好である。情緒面・. されるが、知的機能の低下とともに、喚語障害・統語. 対人面において豊かであったが、骨折をきっかけに人. 能力の障害(綿森ら,1983)・聴覚的理解の困難さといっ. 物誤認・妄想的発言が出現し、うつ症状・不定愁訴が. た言語障害が出現する痴呆性高齢者にとっては、回想. 見られ対人的な接触も減少した。 目的:自由な自己表現による情動の表出、または深. 法場面での活動には限界があると考えられる。 針塚(1994)は、言語的活動も主体の心理的活動の 1. まり、対人関係能力の形成・維持とする。. つであるが、行為といった表情・姿勢・動作などの身. B 氏:言語的な理解力は比較的保たれているが、他. 体的活動は言語活動と同じかそれ以上の「個人の心身. 者への自発的な働きかけや情緒的な表現はほとんどな. の全体的表現」であるとしている。古川(1994)は、1). い。また、他者からの働きかけに対しても拒否的で反. 行為を媒介とした相互作用が中心であり、2)架空の. 応に乏しい。. 場面の設定により、様々な体験・情動が生じ、3)視. 目的:情動の活性化、自発的な表出・表現、または他 1.

(2) 者との関わりとする。. また、各々の場面を、言語的なやり取りを主とするもの. C 氏:言語的な理解力、働きかけに対する反応性は良好. (以下、言語場面とする)と言語的な表現に加え、行為を媒. であるが、 その内容が対応していないことが多い。 一方で、. 介とするもの(以下、行為場面とする)の二場面に分類し、. 視覚的な刺激に対する反応は適切であり(ex:花を見て「黄. 各カテゴリーの平均点を算出した。. 色の花やね」 ) 、比較的多い印象を受ける。. 2) .発言数による分析. 目的:視覚的刺激を利用しながら、その場への注意・理. 発言数は、発言の対象(Th・メンバー)、場面(言語・行為). 解の促進、 また、 それに応じた情動の表出をねらいとした。. 別の総数をカウントし、各カテゴリーにおける平均値を算. 3.手続き. 出した。. 1) .グループの構造. 3).臨床的記述. 参加者は、対象者 3 名と筆者(以下、Th と表記する)現場. セッション後の記録と録画 VTR から作成された逐語録. スタッフ 1 名の計 5 名であった。セッションは週1回、1. を主として用い、本研究の目的(情動表出・対人交流)に. セッション40∼50分を目安に計13回行なった。. 対応した逐語録を作成した。. 2) .グループ実施法 Ⅲ.結果と考察. プログラムは、ウォーミングアップ場面と回想場面に分 けられた。. 1.行為場面と言語場面から見た情動表出. a)ウォーミングアップ(以下、WU と記す). 1).量的分析. .印象評定による分析 a). 目的:情動が活性化し、メンバーへの注目や他者への意 識性が促され、相互性のあるやりとりへと発展できるよう. 印象評定の情動表出得点の平均値を従属変数とする場. なものを行った(ex;自己紹介・体操・クイズ・歌謡と振り付. 面(言語・行為)×活動(ある・なし)の2要因被験者内計画に. け)。. よる分散分析を行った結果、有意差は認められず、活動全. 実施上の留意点:①視覚的情報の利用(ex:自己紹介の. 体を通じて情動表出の変化は見られなかったと言える。こ. 際に、順番を示すものとしてカラーボールを持たせる)、②. のことは、3ヶ月という短期間では効果は現れにくいこと. 理解が伴わない場合には、簡明な説明を再度行う。③言語. を反映していると考えられる。. 的なやり取り(ex:自己紹介)に加え、行為を伴う表現やや. 2) .質的分析―プロトコルによる臨床的記述から Th の発言を「」 、メンバーの発言を『』によって記す。. りとりを扱ったプログラム(ex:歌唱と振り付け)を取り入 れる。. a).言語を媒介とした場面での情動表出. b).回想. #6 回想場面(学生時代). 目的:情動を伴った自己表現やメンバーとの相互的なや. この回は、始めの挨拶にその日着ている洋服の話題を取 り上げた。この場面では、A氏と Th のやりとりが中心と. りとり、メンバー間での共有とする。 実施上の留意点:情動を伴った体験を引き出すために、. なった。. 表現される過去の体験の情動的な側面に注目すること. 制服には、ズボンを着用していたというA氏の発言に対. (ex:「そのときどんな気持ちでしたか?」と質問する)、ま. して、Thは、セーラー服とズボンという組み合わせを不. た、従来、回想法で多く扱われてきたテーマ(ex:ライフ. 思議に思い、 思わず「もんぺですか?」と尋ねた。 それに対し、. イベントや過去の生活史にまつわる事象、結婚、昔の遊び). A 氏は『いいえ』と否定し、さらに『(ズボンの)裾は広が. に加え、対人的なやりとりが含まれる場面やテーマ(ex:家. ってて、もんぺは裾がしぼんどるでしょうが』と、実際に. 族との思い出)を選択した。さらにそれらの回想の内容を劇. はいているズボンの裾を絞りながら、双方の相違点を的確. 化することにより、体験の共有化を図った。. に説明し、 『やっぱ、学校にはいていくのやけんね』と理由. 4.データ収集と結果の処理. も述べた。このように、A氏は一つの話題や出来事に対し、. 1).印象評定による分析. 具体的な事実を詳細に想起し、整合性を持って過去の体験. ①情動表出②対人交流③認知/注意④発話の豊かさ、から. を述べることができた。また、ズボンが制服であった理由. 構成された尺度を作成し(5 段階評定)、各対象者に対し、. は動きやすさであったことから、 『バレーボールでもして. Th と心理学専攻の大学院生 1 名の計 2 名により評定を行. ね。私、外に出るときには一番に出て行きよりましたよ!』. なった。全セッションを対象とし、1セッションにつき、. と、自身が活動的であったことを具体的な様子を交えて述. 開始後5分、WU 場面、回想場面について評定した。. べ、Th の「 ‘おてんばさん’だったんですね」というA氏 2.

(3) の活動的な性格を表現した言葉を繰り返し(『そう!おてん. 2(1)=3.05,.05<p<.10))このことから、行為を用いた関. ばさんもおてんばさん!』)、自身の学生時代の様子を楽し. わりでは他者への働きかけが増すと考えられる。また、C. そうに話していた。制服の話題から学生時代の様子に展開. 氏は有意差がみられなかったことから、 理解力の問題から、. し、回想を通してA氏の学生時代のいきいきと様子が伝わ. Th とメンバーどちらにも注意を向けにくかったと考えら. ってくる場面が展開した。. れる。. b).行為を媒介とした場面での情動表出. 2) .質的分析―プロトコルによる臨床的記述から. #1 行為場面 (劇化:肩たたき). a).言語を媒介とした場面での対人交流 #2 回想場面(秋の食べ物). 回想場面で、肩たたきの思い出をそれぞれに話してもら った。B 氏においては、父親とのやりとりや父親自身に関. この回では、自己紹介で名前と季節の食べ物をテーマに. することが表現された。よって、Thが父親役を取り、B. 発表させ、連続性を持った、メンバーの関与度が高いテー. 氏に小さい頃のB氏としての役割を与え劇化した。. マを回想場面で展開した。. Th が父親役になり、肩もみを始めるところから劇を始. 回想場面でも、メンバーからメンバーへの発言が見られ. めた。Th が「気持ちいい」と感想を述べると、B氏は、Th. た。 A氏は、 それまでの話題であった好みの食材の話から、. の肩を叩いたり、揉み方を変えるといった工夫を行い、さ. 自給か購入といった入手法の話へと話題を展開した(『みな. らに、 自分から終了の合図を出すなどの自発性が見られた。. さんは買わっしゃろうけど(‘買うのだろうけど’の意)、. また、揉み方を変え、 『これもいいでしょ』と自信ありげに. 私かたは自分で何でも作りよりましたけんねー』)。また、. 語ったり、それを誉めると照れた表情を示した。. A氏は、調理法についてのB氏の発言(『お煮付けにします。. 2.言語場面と行為場面から見た対人交流. お醤油で』)の後に、 『ゆでたり、魚の後だきで炊いたりし. 1).量的分析. よりましたよ』と、B氏とは異なる独自の調理法について. a).印象評定による分析. 述べた。その直後にB氏も『おだしがあったりすれば一番. 印象評定の対人交流得点の平均値を従属変数とする場面. ですもんね』と付け加え、A氏の発言を受けた上で、自己. (言語・行為)×対象(Th・メンバー)の2要因被験者内計画に. 主張した発言をしている。最後にC氏が『やっぱり、皆さ. よる分散分析を行なった。その結果、対象の主効果(F(1,8). ん思うたごと食べますけんね』と調理法は個別に様々であ. =6.951 <.05)が認められた。下位検定の結果、メンバーよ. ることを述べ、3人のやりとりをまとめた。. りもThに対しての得点が高かった。このことから、Th. b).行為を媒介とした場面での対人交流. がリーダーとしてグループを行ったため、Th への注目が. #9 回想場面 (みんなで魚釣りをしよう). 高くなったと考えられる。. この回では、 A氏が田舎で生活していたこともあり、 『ふ るさと』を歌った後、歌詞にちなんで、故郷での思い出や. Fig 1 対象の主効果. 自然での遊びをテーマに回想し、メンバー全員が同時に劇. 5 4 平3 均 値2 1 0. に参加できるような場面を取り上げた。 イメージアップの段階で、A氏は、動作も交え言語的な 説明が可能であり(『棒のごたると(竿を指す)で、ひょいと (竿を上げる動き)釣るとでしょ?』)、B氏は手で竿を上げ メンバー. る表現を行っていたこと、C氏は、イメージできているの. Th. かは不確かであったが、A氏、B氏の様子に注目していた. b).発語数による分析. ので、3人とも劇化は可能だと思われた。Thが竿をたら. 場面と対象による2×2のχ2 検定を各メンバーそれぞ. す動作をし、架空の池を見つめながら「何がつれるかな」と. れに対して行った結果、3名ともに発言数の差は見られな. 発言すると、A氏が『小さか魚やね』と自発的に発言した。. かった。(A氏(χ2(1)=0.37,ns)、B氏(χ2(1)=0.02,ns)、. その直後に、B氏は池を覗く動作をし、A氏の方を見て『ふ. C氏(χ2(1)=0.15,ns)). なぐらいですかねえ』とA氏の発言をさらに具体化したイ. また、各場面と対象(Th・メンバー)における発言数の. メージを表現した。また、C氏は『何がつれるかわからん. 差を検定した。その結果、A氏・B氏には、行為場面にお. ねえ』と発言し、釣れるのが待ち遠しいような表情を示し. いて Th とメンバーへの発言数の差に有意な傾向が認めら. ていた。. れ た 。( A 氏 ( χ 2(1)=2.87 , .05<p<.10) , B 氏 ( χ. Thが、竿を思いっきり上げ「あ!ひっかっかった!結 3.

(4) 構強い!」と発言し、魚がかかった様子を表現すると、B氏. それに対し、行為場面でのやりとりは、言語的活動性や. は『ぱっとあげな!』と竿を思いっきり上げ、生き生きと. 他者に対する自発性の低いB氏や言語的理解力が低下して. した自発的な表現がみられた。また、C氏は、 『がんばりん. いるC氏が関与する場面が多く見られた。他者への意識性. しゃい!』と気合の入った様子でThを励ました。. や注目が高まった様子や自発的な発言が認められ、メンバ. Thが釣り上げるのに失敗した後には、B氏はA氏に. ー間の対人交流につながったと考えられる。また、Thの. 『あなたのは?』と様子を伺うような自発的な発言をし、. 介入がなくても、メンバー間でやりとりが生じる場面も見. A氏は、 『まだよ。かかったら、(糸が)つつつと動くもんね』. られた。内容的には、言語場面が事実に関したやりとりが. と応じている。C氏も『誰のに来るかねー。めったに釣っ. 多かったのに対し、行為場面では、 その時に体験されたであ. たことないけんねー。あなた(A氏)のはどう?』と発言し、. ろう情動が表情や仕草を通じて再現され、メンバー間での. 少し不安な様子と楽しみにしている気持ちが表現され、文. 対人交流が促進されたと考えられる。. 脈を理解しメンバーに働きかける様子が見られた。この場. 3.回想と行為の臨床的意義について. 面では、3者ともに、場面理解・関与度ともに高く、また、. 以上のように、言語と行為の視点から、情動表出と対人. メンバーに向かった発言が出てきたと思われる。. 交流について検討を行い、両場面において質的な違いはあ. 終了後の感想は、A氏: 『次はみんなつれるといいです』 、. るが、情動表出、対人交流ともに認められたと考えられる。. B 氏: 『釣れなかった。場所が悪かったんでしょ(笑)』 、C. よって、回想場面、行為場面、双方の効用を相補的に組みあ. 氏: 『えさは、乾いたものを使った。1回でもつれるとうれ. わせ臨床的な関わりにつなげる必要性があると考えられる。. しいだろうね』であった。 Ⅴ.今後の課題 Ⅳ.総合考察. 本研究では、 グループ活動を通して、痴呆性高齢者の情動. 1. 痴呆性高齢者の情動表出について. 表出と対人交流について考察を行なったが、情動表出にお. 量的な分析に関しては、有意差が認められなかった。こ. ける量的分析では、有意差は認められなかった。今回、分. のことは、痴呆性高齢者にとって、短期間での問題の改善. 析には評定結果を用いたが、5段階評価を用いたことや内. は難しいことを反映していると考えられる。一方、質的な. 容の妥当性が十分であったか疑問が残り、今後、検討を加. 分析からは、言語場面ではA氏によって情動的な表現が多. える必要があると思われる。また、情動表出のための援助. くなされたのに対し、行為場面では、 情動表出の少ないB氏. のあり方により詳細な検討を加えるために、回想や行為化. や認知的な要因のためにその場の文脈の理解が難しいC氏. を用いた個別的な関わりを行い、さらに、その有効性を検. にも、その瞬間に体験されたであろう生き生きとした情動. 討する必要があったと思われる。. がより多く見られた。また、行為を媒介としたやりとりが. 対人交流における量的分析からは、グループ全体を通し. 展開されていく中で、場面を展開させるような創造性を伴. メンバー間よりも Th とメンバー間の対人交流が多く見ら. った自発性も現れた。. れ、本研究の目的であるメンバー間の対人交流の促進を反. 2.痴呆性高齢者の対人交流について. 映した結果とはいえなかった。この結果には、場面の設定. 量的な分析からは、メンバー間よりも Th との対人的な. が、毎回必ず情動体験や他者とのやりとりを含んだもので. 相互作用が多く見られ、グループ全体を通した Th への意. はなかったこと、また、Th の力量の問題が影響している. 識性の高さが明らかになった。 これは、 メンバーの注目が、. と思われる。よって、今後は場面の設定や選択、展開の仕方. リーダーとしてグループを展開した Th の方へ高く示され. に工夫を加える必要があると考えられる。. たためと考えられる。 Ⅵ.引用文献. 質的な分析からは、言語場面、行為場面双方において、 メンバー間のやりとりが認められたが、その過程の質的な. 眞砂美紀 1988 ロールシャッハ・テストから見た痴呆老. 差が示された。まず、言語場面でのやりとりでは、言語能. 人の人格特性 心理臨床学研究 6(1),4-15. 力・自発性において高い能力をもつメンバー(A氏)を始発. 林 智一 1999 人生の統合期の心理療法におけるライ. とする場合が多かったこと、また、 Thが意図的に相互的な. フレビュー 心理臨床学研究 17(4),390-400. 関わりへと発展するよう介入した場合に展開することが多. 黒川由紀子・斎藤正彦・松田 修 1995 老年期における. かった。また、対人交流の内容としては、具体的事実や現. 精神療法の効果評価−回想法をめぐって− 老年精神医学. 象をめぐるものが多かった。. 雑誌 6, 315 4.

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