科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 礎 講 義 民 事 法 入 門 2
渡辺 達徳
講 義 前 期 1 回 毎週 1 年 - (1)授業題目: 民事判例を素材とした民事法入門 (2)授業の目的と概要: 民事紛争の法的あり方について、とくに民法における規範の基本的内容と解釈上の考え方 の理解を前提に、問題解決へのアプローチの仕方を検討する。同時に、単なる条文操作の背 景にある制度選択や価値判断にも配慮して、民法のみならず、社会科学の諸学問領域との接 合を試みる。 (3)学習の到達目標: 民法規範の基本的内容及び解釈上の考え方を理解する。隣接諸科学の諸分野と民法上のルー ルの関連を学ぶ。 (4)授業内容・方法と進度予定: 1.隣人訴訟判決を読む(1) 民事紛争と民事裁判 2.隣人訴訟判決を読む(2) 契約責任の基本構造を学ぶ 3.隣人訴訟判決を読む(3) 不法行為責任の基本構造を学ぶ 4.民事紛争の法的解決のあり方 5.宇奈月温泉事件判決を読む(1) 所有権と「権利濫用」を考える 6.宇奈月温泉事件判決を読む(2) 権利の形式と実質 7.阪神電鉄事件判決を読む(1) 身分法の構造を学ぶ 8.阪神電鉄事件判決を読む(2) 胎児の法的地位と「人」について 9.酌婦前借金判決を読む(1) 公序良俗違反の意味を学ぶ 10.酌婦前借金事件判決を読む(2) 複合的契約関係・不法原因給付を学ぶ 11.マンション分譲契約交渉破棄事件を読む(1) 契約を支配する「信義則」 12.マンション分譲契約交渉破棄事件判決を読む(2) 信義則の機能 13.日本における法の継受と民法 14.現代社会における民法(高齢化・情報化・国際化) 15.民法によって体現される憲法的価値 (5)成績評価方法: 筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 河上正二『民法学入門』(日本評論社、第2版増補版、2014年) 必要に応じて、関連する裁判例その他の資料を授業時に配布する。なお、開講時に参考図 書の紹介を行う。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 礎 講 義 刑 事 法 入 門 2
井上 和治
講 義 前 期 1 回 毎週 1 年 - (1)授業題目: 刑事法入門 (2)授業の目的と概要: 刑事法とは,犯罪と刑罰に関する法規範の総称であり,犯罪の一般的・個別的な成立要件を定め る「刑法」と,犯罪が捜査・訴追されてゆく手続を定める「刑事訴訟法」を中核とする法領域であ る。講義では,刑事法を学ぶことの意義を考える出発点となりうるようなトピックや実際の事件等 を素材として,刑法総論・刑法各論・刑事訴訟法等の基本的な構造や概念につき,インテンシヴな 検討を加える予定である。そのような検討の過程で,刑事法の学習を進めてゆく際に必要となる基 本的なスキルについても詳しく解説する。 (3)学習の到達目標: 第 3 セメスターから順次開講される刑法・刑事訴訟法等の講義を受講する前提として,刑法総論・ 刑法各論・刑事訴訟法という基本的な領域ほか,刑事政策・少年法といった応用的な領域において 取り扱われる事柄の概要を理解することを目標とする。 (4)授業内容・方法と進度予定: 第 01 回 オリエンテーション 第 02 回 刑法総論① 第 03 回 刑法総論② 第 04 回 刑法各論① 第 05 回 刑法各論② 第 06 回 刑法各論③ 第 07 回 刑事訴訟法① 第 08 回 刑事訴訟法② 第 09 回 刑事訴訟法③ 第 10 回 刑事訴訟法④ 第 11 回 刑事政策① 第 12 回 刑事政策② 第 13 回 刑事政策③ 第 14 回 刑事政策④ 第 15 回 少年法 (5)成績評価方法: ① 期末試験の成績による(持込は一切不許可)。 ② 講義中の私語は,他の学生に対する迷惑行為として禁止する。違反者を発見した際には必ず 退室を求めるほか,氏名・学生証番号等を確認のうえ,相応の減点措置をとる場合もある。 (6)教科書および参考書: ① 教科書は存在しない。参考文献は各回のレジュメにおいて詳細に指示する。 ② 小型のものでよいので,初回から必ず六法を持参すること。 (7)その他: ① 講義関係資料は,担当教員のHP(http://kazuharu-inoue.my.coocan.jp/)に毎回アップロー ドする。アクセス用のパスワードは第 1 回目の講義の際に告知する(以後の照会には応じない)。 ② 科目等履修生及び他学部生等の履修は認めない。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 礎 講 義 司 法 制 度 論 2
坂田 宏
講 義 前 期 1 回 毎週 1 , 2 年 - (1)授業題目: 司法制度論(民事紛争処理制度を中心に) (2)授業の目的と概要: 授業の目的は,民事実体法を巡って生ずる民事紛争を掌る民事司法制度の基礎的な理解を 図ることである。そのために,日本における民事司法制度の物的側面及び人的側面について「裁 判所法」を中心に講義し,その基礎的知識のもとで具体的な民事紛争解決のための手続(「民 事訴訟法」「人事訴訟法」「家事事件手続法」),さらに行政救済法や,労働委員会制度に見ら れるADRなどについて授業する。 (3)学習の到達目標: 1. 日本における民事司法について,その物的側面及び人的側面に関する基礎的な理解を習 得する。 2.具体的な民事紛争解決のための手続について基礎的な理解を習得する。 (4)授業内容・方法と進度予定: 第 1 回:オリエンテーション 第 2 回:民事裁判の基礎(法的三段論法・法解釈と事実認定) 第 3 回:裁判所制度(最高裁判所:判例を読む) 第 4 回:裁判所制度(下級審裁判所。家庭裁判所を除く) 第 5 回:裁判官 第 6 回:弁護士(法曹養成とパラリーガル) 第 7 回:民事訴訟の仕組み① 第 8 回:民事訴訟の仕組み② 第 9 回:民事訴訟の仕組み③ 第 10 回:民事訴訟の仕組み④ 第 11 回:家庭裁判所と人事訴訟・家事審判 第 12 回:行政訴訟 第 13 回:裁判を受ける権利(安く早く判りやすい裁判とは?) 第 14 回:実例 ADR(労働委員会) (5)成績評価方法: 期末試験の成績で評価する。 (6)教科書および参考書: 教科書としては,市川正人=酒巻匡=山本和彦『現代の裁判』(最新版・有斐閣)を用いる。 授業に応じて資料を配付する。 (7)その他: 毎回の授業後の時間を質問のために用意している。その他コンタクトをとりたい学生は,遠科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 礎 講 義 法 と 歴 史 Ⅰ 2
大内 孝
講 義 前 期 1 回 毎週 1 年 - (1)授業題目: 法と歴史Ⅰ (2)授業の目的と概要: 本講義は、わが国の法制度が基本的に立脚しているところの「西洋近代法」が「普遍的」で あり、対して古代・中世・近世の法のあり方がいかに特殊であるか、を認識しようとするも のでは決してない。それどころか、「西洋近代法」ですら、少なくとも歴史的事実認識として は、古代から近世にかけての法と同じく、それを取り巻くそれぞれの社会の諸状況を前提とし、 その限りでのみ当該社会に適合的でありうる、極めて特殊なものに過ぎないことが理解され よう。したがって、諸君が本学部で学ぶであろう「○○法」の多くもまた、時間的・空間的 に極めて限定された局面でしか通用しない、実に特殊なものに過ぎない。このような相対的 な視点を提供することが本講義の最大のねらいである。 (3)学習の到達目標: 歴史の実例をとおして、上記に示された目的が、学習者にとっていかなる意味があるか(あ るいは、ないか)を、自ら考察することができる。 (4)授業内容・方法と進度予定: 「法と歴史」は、1年次配当の「法と歴史Ⅰ」と、3、4年次配当の「法と歴史Ⅱ」とに分 けて講義を行う。この「法と歴史Ⅰ」は前半に相当する。なお、下記「その他」に注意すること。 「法と歴史」全体(すなわち「法と歴史Ⅰ」および「法と歴史Ⅱ」)が扱う主項目は以下の通り。 Ⅰ.近代法の諸特質(理念型的整理) Ⅱ.近代法との比較における前近代法のあり方 ・違法行為に対する法的反応 ・法観念 ・「法定立」の諸形式 Ⅲ.近代及び近代法の萌芽 Ⅳ.近代法の諸特質(再論)とその現代的変容 Ⅴ.法制史学方法論(他の法学諸分野との関係) (5)成績評価方法: 期末の試験による。 (6)教科書および参考書: 「教科書」はない。しかし、六法(ごく小型ので可)は必ず持参すること。その他の参考書 は教室で指示する。 (7)その他: 「法と歴史Ⅱ」(隔年開講)を履修するためには、この「法と歴史Ⅰ」の単位を取得するこ とが要件となる。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 礎 講 義 日 本 近 代 法 史 2
坂本 忠久
講 義 後 期 1 回 毎週 1 年 - (1)授業題目: 近代日本における法の形成過程の歴史 (2)授業の目的と概要: 明治維新以降の日本における近代法の形成は、前近代日本の法文化を背景にしつつ、異質 の歴史的伝統を有する西洋法を継受しながら進められた。そこで本講義においては、近代に おける法の特色を一通り確認し、その変遷について理解することを目的としたい。 (3)学習の到達目標: ・明治維新以降における法の歴史について理解する。 ・近代日本における法の継受の特色について理解する。 (4)授業内容・方法と進度予定: 1 法史学とはなにか 2 伝記・評伝類を読む 3 日本人は法律が嫌いか 4 裁判史料を読む 5 法の継受を考える 6 立法史料を読む 7 「夫専権離婚」説を批判する 8 法律雑誌を読む 9 二つの時期の基本的性格 10 明治憲法体制の形成と成立 11 私法制度の形成と展開 12 刑事法 13 司法制度 14 予備日 15 まとめ (5)成績評価方法: 期末試験による。 (6)教科書および参考書: その都度コピー等を配布する予定である。 (7)その他: 高校で日本史を選択していることが望ましいが、必須条件ではない。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 礎 講 義 比 較 法 社 会 論 2
芹澤 英明
講 義 前 期 1 回 毎週 1 , 2 年 - (1)授業題目: アメリカ社会における合衆国最高裁判所の位置づけ (2)授業の目的と概要: 2005 年9月、合衆国最高裁首席裁判官 Rehnquist が死去し、1986 年以来約 20 年の長期に わたって続いてきた Rehnquist Court の時代が終わった。また、この年には、合衆国最高裁史 上初の女性裁判官だった O'Connor 裁判官も引退を表明し、首席裁判官を含む2名の新裁判官 の任命手続きが行われることとなった。この講義では、Rehnquist Court から Roberts Court への移行とその後の合衆国最高裁裁判官の任命過程や判例の変化を検討することで、アメリ カ社会における合衆国最高裁の機能、さらに、法律専門職としての裁判官の役割を分析する。 日米比較法の観点から、アメリカ合衆国における、最高裁判所裁判官の法律家としての特 徴について考察したい。 (3)学習の到達目標: アメリカ社会における最高裁判所の役割を学ぶことで、現代社会において裁判が果たす機能 を学ぶとともに、あわせて、日米比較法の基本的な考え方を理解することが目標とされている。 (4)授業内容・方法と進度予定: 1.イントロダクション 2.アメリカ法におけるアメリカ合衆国最高裁判所の位置 3.アメリカ合衆国最高裁紹介ビデオ 4.アメリカ合衆国最高裁判所の判例法理 5. 〃 6.Rehnquist Court(1986 - 2005)の特徴 7.Rehnquist 首席裁判官(1924 - 2005)の足跡 8. 〃 9.O'Connor 裁判官の足跡 10. 〃 11.John Roberts 新首席裁判官の任命過程 12.Samuel Alito, Jr. 裁判官任命以後の変化 13.Scalia 裁判官対 Breyer 裁判官の判例法理論争 14.日米比較法からみたアメリカ合衆国裁判所の特徴 15.アメリカ社会における最高裁の位置づけ (5)成績評価方法: 期末筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 参考書『アメリカ法判例百選』(有斐閣)。 インターネット上に講義案を発表する。(http://www.law.tohoku.ac.jp/ ~ serizawa/) その他の参考文献については、講義時に紹介する。 (7)その他:科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 礎 講 義 法 学 の 理 論 2
樺島 博志
講 義 後 期 1 回 毎週 2 年 - (1)授業題目: 現代日本社会の精神史的状況―テロと水俣病をめぐる法・政治・技術― (2)授業の目的と概要: 文明と技術の発展は,人間の共同生活としての政治にとっていかなる影響を与えるであろ うか。法と規範の観点から,ひいては正義論の視点から,この問題に取り組むことを,本講 義の目的とする。そのための主題として,9.11 テロ以降の 21 世紀の政治的展開,および 20 世 紀後半におこった水俣病事件を取り上げる。 (3)学習の到達目標: 本講義では,憲法,国際法,行政法,民法,刑法,国際政治学,比較政治学,政治思想な ど多岐に亙る分野横断的な対象を取り扱う。受講者は,考察対象のはらむ問題群について総 合的に解決する能力を涵養することが期待される。 (4)授業内容・方法と進度予定: 1.ガイダンス-哲学・法哲学・法理学 第 1 部 政治と法,法と倫理,倫理と政治―テロ・戦争・正義 2.国際テロの政治的・精神史的背景 3.文明の衝突と日本 4.技術革新と文明の衝突 5.近代的巨大装置 6.戦争・暴力・法 7.歴史の終焉と倫理 第 2 部 水俣病事件をめぐる法と倫理 8.水俣病の発生の経緯 9.水俣病をめぐる企業と生産活動 10.水俣病の原因究明と外部の動き 11.水俣病訴訟 -1 12.水俣病訴訟 -2 13.水俣病事件をめぐる現在の課題 14.総括 (5)成績評価方法: 期末筆記試験により評価を行う。 出題形式としては,理論的問題に対する解答を求める一行問題の形で行う。 (6)教科書および参考書: 携帯用の六法(ポケット六法など)を持参すること。 授業の概要および進行を記したスクリプトを配布する。 授業の各単元の参考書についてはスクリプトにおいて参照指示する。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 礎 講 義 日本政治外交史Ⅰ 2
伏見 岳人
講 義 前 期 1 回 毎週 1 , 2 年 - (1)授業題目: 日本政治外交史入門 (2)授業の目的と概要: この授業は、主に近現代日本の歴史を分析対象として扱いながら、政治学の基礎的な考え方を学ぶ入 門科目である。政治学の基礎理論、日本の統治機構の特質、政治過程の分析枠組み、世界の中の日本と いう四つのテーマに即して、それぞれの基礎的な内容を具体的に論じていく。 (3)学習の到達目標: 政治学の基礎的な考え方を修得すること。近現代日本の政治と外交について概要を理解すること。 (4)授業内容・方法と進度予定: 講義は以下の進度に基づいて行われる。参加者は、事前に配布される予習課題を読んだ上で、毎回の 授業に臨むことになる。詳しくは初回の授業で説明する。 1.イントロダクション・・・法学部でなぜ政治学を学ぶのか 第一部 政治学の基礎理論 2.民主政治 3.国家と国民 第二部 日本の統治機構の特質 4.憲法体制 5.官僚制 6.議会 7.中央地方関係 第三部 政治過程の分析枠組み 8.選挙 9.政党 10.利益集団とメディア 11.司法と政治 第四部 世界の中の日本 12.外交と安全保障 13.歴史問題 14.グローバリゼーション 15.まとめ なお、初学者対象の基礎講義であることを鑑み、読書・作文の基礎的な訓練に資するように、政治学 の基礎文献(福沢諭吉『学問のすすめ』、マックス・ヴェーバー『職業としての政治』など)に関する読 書レポートを提出する機会を複数回設ける予定である。 (5)成績評価方法: 期末試験(80%)と中間レポート(20%) (6)教科書および参考書: 教科書に準ずる参考書として、以下の二冊を推奨する。 ・川出良枝・谷口将紀編『政治学』東京大学出版会、2012 年 ・北岡伸一『日本政治史 外交と権力』有斐閣、2011 年 その他の参考文献は、授業の中で適宜紹介する。 (7)その他: 授業担当者の連絡先は以下の通り。fushimi @ law.tohoku.ac.jp科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 礎 講 義 ヨーロッパ政治史Ⅰ 2
平田 武
講 義 後 期 1 回 毎週 1 , 2 年 - (1)授業題目: ヨーロッパ政治史講義Ⅰ (2)授業の目的と概要: 中小国をも含めたヨーロッパを対象とする歴史学と政治学研究の接点を紹介する。講義Ⅰ では、比較ヨーロッパ政治学諸理論の概観を行った後に、ヨーロッパにおける近代化・国家 形成から 18 世紀末~ 19 世紀前半の革命期までをとりあげることが目標である。 (3)学習の到達目標: ヨーロッパにおける政治の近代化過程について、歴史学の成果とその政治学的分析とにつ いての概観を得ること。 (4)授業内容・方法と進度予定: Ⅰ 序説:政治学と歴史 Ⅱ ヨーロッパ史における時間と空間 Ⅲ 国家形成 Ⅳ 革命の時代 (5)成績評価方法: 学期末の筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 特に教科書は指定しないが、全体の参考書として以下を挙げておく。 篠原一『ヨーロッパの政治:歴史政治学試論』(東京大学出版会、1986 年) (7)その他: 科目等履修生・他学部学生の履修を認める。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 憲 法 Ⅰ 2
中林 暁生
講 義 後 期 1 回 毎週 1 年 - (1)授業題目: 憲法総論・人権総論 (2)授業の目的と概要: 近代立憲主義および日本国憲法による権利保障の構造について講義する。 (3)学習の到達目標: 近代立憲主義および日本国憲法による権利保障の構造についての理解を深める。 (4)授業内容・方法と進度予定: 授業は講義形式で行う。 授業の進度予定 1 憲法の意味 2 近代立憲主義とその現代的変容 3 日本憲法史 4 最高法規としての日本国憲法 5 日本国憲法の基本原理① 6 日本国憲法の基本原理② 7 日本国憲法の基本原理③ 8 日本国憲法による権利の保障① 9 日本国憲法による権利の保障② 10 日本国憲法による権利の保障③ 11 幸福追求権① 12 幸福追求権② 13 法の下の平等① 14 法の下の平等② 15 法の下の平等③ (5)成績評価方法: 期末試験による。 (6)教科書および参考書: ・ 芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法〔第 5 版〕』(岩波書店,2011 年),佐藤幸治『日本国憲法論』 (成文堂,2011 年)または辻村みよ子『憲法〔第 4 版〕』(日本評論社,2012 年) ・ 長谷部恭男=石川健治=宍戸常寿編『憲法判例百選Ⅱ〔第 6 版〕』(有斐閣,2013 年),憲 法判例研究会編『判例プラクティス憲法〔増補版〕』(信山社,2014 年)または戸松秀典= 初宿正典編著『憲法判例〔第 7 版〕』(有斐閣,2010 年) ・2015 年度版または 2016 年度版の六法 ※ 教科書・参考書については初回の授業で詳しく説明するので,その説明を聞いてから購 入しても構わない。 (7)その他:科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 憲 法 Ⅱ 2
佐々木弘通
講 義 後 期 1 回 毎週 2 年 2 , 3 , 4 年 (1)授業題目: 統治機構論 (2)授業の目的と概要: 日本国憲法の解釈論を主題とする講義では、大別して、憲法総論、人権論(人権総論と人権 各論)、統治機構論、の 3 つの内容を扱う。本講義が扱うのはそのうち統治機構論である。統 治機構論に関する専門的知識を伝達することと、それに基づく判断力を養成することが、本 講義の目的である。 (3)学習の到達目標: 統治機構論に関する専門的知識の習得と、それに基づく判断力の養成とが、目標となる。 (4)授業内容・方法と進度予定: 1.国会(1) 2.国会(2) 3.国会(3) 4.国会(4) 5.国会(5) 6.内閣(1) 7.内閣(2) 8.内閣(3) 9.裁判所(1) 10.裁判所(2) 11.裁判所(3) 12.司法審査制(1) 13.司法審査制(2) 14.地方自治 (5)成績評価方法: 期末試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書 佐藤幸治『日本国憲法論』(成文堂、2011 年) 戸松秀典=初宿正典『憲法判例・第 7 版』(有斐閣、2014 年) (7)その他: 教科書は、開講時に新版が出ていればそれによる。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 憲 法 Ⅲ 2
糠塚 康江
講 義 後 期 1 回 毎週 2 年 2 , 3 , 4 年 (1)授業題目: 憲法人権各論 (2)授業の目的と概要: 日本国憲法の解釈論を主題とする講義では、大別して、憲法総論、人権論(人権総論と人 権各論)、統治機構論、の 3 つの内容を扱う。本講義が扱うのはそのうち人権各論である。人 権各論に関する専門知識を伝達することと、それに基づく判断力を要請すること、その営み を通じて「立憲主義」の精髄にアプローチすることが、本講義の目的である。 (3)学習の到達目標: 憲法人権各論に関する専門知識を習得し、それに基づく判断力を養成し、それを通して「立 憲主義」の理解を深める。 (4)授業内容・方法と進度予定: 概ね、次のような内容・進度を予定しているが、前回に積み残した内容を補足することも あれば、あるいは予定を次回に回すこともあり得る。 1.権利の体系と憲法上の権利、精神的自由(1)-内心の自由 2.精神的自由(2)-信教の自由と政教分離 3.精神的自由(3)-表現の自由(1) 4.精神的自由(4)-表現の自由(2) 5.精神的自由(5)-表現の自由(3) 6.精神的自由(6)-表現の自由(4)、学問の自由 7.経済的自由(1)-職業選択の自由 8.経済的自由(2)-財産権の保障 9.人身の自由と手続的諸権利 10.社会権(1)-自由権との相克、生存権 11.社会権(2)-教育を受ける権利、労働に関する権利 12.参政権 13.国務請求権 14.以降、補遺 (5)成績評価方法: 期末試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書は特に指定しないが、店頭で読み比べて自分にとって読み易く、出版年の新しいもの を選んで随時利用することが望ましい。判例集は、『憲法判例百選Ⅰ〔第 6 版〕』が最新である。 比較的新しい単独の著者による概説書としては、芦部信喜〔高橋和之補訂〕『憲法〔第 5 版〕』 (岩波書店、2011 年)、佐藤幸治『日本国憲法論』(成文堂、2011 年)、辻村みよ子『憲法〔第 4 版〕』(日本評論社、2012 年)、高橋和之『立憲主義と日本国憲法〔第 3 版〕』(有斐閣、2013 年)、 長谷部恭男『憲法〔第 6 版〕』(新世社、2014 年)がある。 (7)その他: 適宜「東北大学インターネットスクール」を利用するので、受講者は定期的にアクセスし てください。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 行 政 法 Ⅰ 4
北島 周作
講 義 前 期 2 回 毎週 2 年 - (1)授業題目: 行政法総論 (2)授業の目的と概要: 行政法総論の講義を行う。 (3)学習の到達目標: 行政法総論(基礎理論、行為形式等)の内容を理解する。 (4)授業内容・方法と進度予定: 1. ガイダンス 2. 行政法の基本構造・原理 3. 行政立法 4. 行政行為 5. 行政裁量 6. 行政契約 7. 行政指導 8. 行政計画 9. 行政上の義務履行確保 10. 即時強制・行政調査 11. 行政手続 12. 情報公開 13. 個人情報保護 それぞれ1~2回程度を予定している。 (5)成績評価方法: 期末試験による。 (6)教科書および参考書: ○教科書 塩野宏『行政法I』(有斐閣)、藤田宙靖『行政法総論』(青林書院)、芝池義一『行政法読本』 (有斐閣)、曽和俊文『行政法総論を学ぶ』(有斐閣)、宇賀克也『行政法概説I』(有斐閣)、 大橋洋一『行政法 I』(有斐閣)、櫻井敬子・橋本博之『行政法』(弘文堂)などから、目 的と好みにあったものを選択されたい。詳細は初回に説明する。 ○判例集 宇賀克也ほか編『行政判例百選Ⅰ・Ⅱ』(有斐閣)を用いる (7)その他:科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 行 政 法 Ⅱ 4
北島 周作
講 義 後 期 2 回 毎週 2 年 - (1)授業題目: 行政救済法 (2)授業の目的と概要: 行政救済法(行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家補償法)の分野の講義を行う。 (3)学習の到達目標: 行政救済に関する法制度、関連判例の内容を理解する。 (4)授業内容・方法と進度予定: 1. ガイダンス 2. 行政上の不服申立て 3. 行政訴訟制度の概要 4. 取消訴訟の基本構造 5. 訴訟要件1 6. 訴訟要件2 7. 取消訴訟の審理 8. その他の抗告訴訟 9. 仮の救済 10. 当事者訴訟 11. 民衆訴訟・機関訴訟 12. 国家賠償法 1 13. 国家賠償法 2 それぞれ1~2回程度を予定している。 (5)成績評価方法: 期末試験による。 (6)教科書および参考書: ○教科書 塩野宏『行政法Ⅱ』(有斐閣)、藤田宙靖『行政法総論』(青林書院)、芝池義一『行政法読本』 (有斐閣)、宇賀克也『行政法概説Ⅱ』(有斐閣)、大橋洋一『行政法Ⅱ』(有斐閣)、櫻井敬子・ 橋本博之『行政法』(弘文堂)、神橋一彦『行政救済法』(信山社) などから、目的と好み にあったものを選択されたい。詳細は初回に説明する。 ○判例集 宇賀克也ほか編『行政判例百選Ⅰ・Ⅱ』(有斐閣)を用いる。 (7)その他:科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 刑 法 Ⅰ 2
遠藤 聡太
講 義 前 期 1 回 毎週 2 年 2 , 3 , 4 年 (1)授業題目: 刑法Ⅰ (2)授業の目的と概要: 刑法 I 及び II では,刑法総論と呼ばれる問題領域について,特に各種犯罪に共通する成立 要件を中心に概説的な講義を行う。このうち刑法 I は,構成要件論,違法論,責任論の基礎を 取り扱う。 (3)学習の到達目標: 構成要件論,違法論,責任論に関する基礎的な知識を習得する。 (4)授業内容・方法と進度予定: 講義形式による授業を行う。授業では,(6) で掲げた判例教材『判例刑法総論』を参照するので, 毎回必ず持参すること。概ね以下のような構成で講義を進めていく。 1.序論 1.1.「刑法」の意義 1.2.刑法の基礎原理 2.犯罪総論 2.1.構成要件 2.1.0.総説 2.1.1.主体 2.1.2.行為 2.1.3.結果 2.1.4.因果関係 2.2.違法性 2.1.0.総説 2.2.1.刑法典上の違法性阻却事由─正当行為,正当防衛,緊急避難 2.2.2.被害者の同意 2.3.責任 2.3.0.総説 2.3.1.故意・過失 2.3.2.違法性の意識 2.3.3.適法行為の期待可能性 2.3.4.責任能力 (5)成績評価方法: 筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書:山口厚『刑法〔第 3 版〕』(有斐閣,2015 年) 教材 :西田典之=山口厚=佐伯仁志『判例刑法総論〔第 6 版〕』(有斐閣,2013 年)科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 刑 法 Ⅱ 2
成瀬 幸典
講 義 後 期 1 回 毎週 2 年 - (1)授業題目: 刑法Ⅱ (2)授業の目的と概要: 刑法総論に属する諸問題のうち、不作為犯、未遂犯、共犯、罪数を扱う。 (3)学習の到達目標: 上記の刑法総論に属するテーマについて、法学部生として要求される水準の知識を習得す る。 (4)授業内容・方法と進度予定: 講義形式により、概ね以下の順序で行う。 1.実行行為と不作為犯(3回程度) 2.未遂犯(4回程度) 3.共犯(6回程度) 4.罪数(2回程度) 第1回目の講義において、より詳細な予定表を配布する。 講義では、ごく簡単なレジュメを配布する予定である。 講義の内容を理解するためには、十分な予習・復習をすることが期待される。 (5)成績評価方法: 筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書:成瀬幸典=安田拓人『判例プラクティス刑法Ⅰ総論』(信山社) 基本書は、特に指定しない。 定評のある刑法総論の基本書を各自で購入し、予習復習に活用すること。 参考書:特になし。 (7)その他: 刑法Ⅰの単位を修得していることが望ましい。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 刑 法 Ⅲ 4
遠藤 聡太
講 義 前 期 2 回 毎週 3 , 4 年 3 , 4 年 (1)授業題目: 刑法 III (2)授業の目的と概要: 刑法 III では,刑法各論と呼ばれる問題領域について,特に重要と思われる犯罪を中心に概 説的な講義を行う。 (3)学習の到達目標: 刑法各論に関する基礎的な知識を習得する。 (4)授業内容・方法と進度予定: 講義形式による授業を行う。授業では,下に掲げた判例教材『判例刑法各論』を参照するので, 毎回必ず持参すること。概ね以下のような構成で講義を進めていく。 1.個人的法益に対する罪 1.1.生命・身体に対する罪 1.2.自由に対する罪 1.3.秘密に対する罪 1.4.名誉に対する罪 1.5.信用・業務に対する罪 1.6.財産に対する罪 2.社会的法益に対する罪 2.1.公共の安全に対する罪 2.2.文書犯罪 3.国家的法益に対する罪 3.1.公務の保護 3.2.司法に対する罪 (5)成績評価方法: 筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書:山口厚『刑法〔第 3 版〕』(有斐閣,2015 年) 教材 :西田典之=山口厚=佐伯仁志『判例刑法各論〔第6版〕』(有斐閣,2013 年) 参考書: 成瀬幸典=安田拓人=島田聡一郎『判例プラクティス 刑法 II 各論』(信山社, 2012 年) (7)その他: 教科書・教材等の使い方,授業における注意点等については,講義初回で説明する予定で科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 刑 事 訴 訟 法 4
井上 和治
講 義 後 期 2 回 毎週 3 , 4 年 3 , 4 年 (1)授業題目: 刑事訴訟法 (2)授業の目的と概要: 来年度前期に開講される刑事訴訟法特論(4 単位)と合わせ,合計 60 回の講義を通じ,刑 事訴訟法に関する主要な問題(あくまでも司法試験の論文式試験に合格するため必要となる もの)を詳細に検討する。 (3)学習の到達目標: 司法試験の論文式試験に合格するための前提となる基礎的な学力を身に付ける。 (4)授業内容・方法と進度予定: 講義及び受講者との対話・討論によって授業を進める。予習範囲を指定するので,受講者は, 教科書と判例集の該当部分を読んで全体像を把握した後,講義に臨むことが求められる。 Ⅰ 刑事訴訟法序説 Ⅱ 捜査-捜査総論,捜査の端緒,逮捕・勾留,被疑者等の取調べ,捜索・差押え,接見交 通 Ⅲ 公訴-公訴総論,訴訟条件,起訴状の記載,訴因の変更 Ⅳ 証拠-来年度前期の刑事訴訟法特論に委ねる (5)成績評価方法: ① 期末試験及び講義中の質疑応答の内容による。 ② 初回から毎回出席をとる。合計 5 回以上欠席した者については,事情の如何を問わず, 単位を認定しない。 ③ 遅刻と途中退出は欠席として扱う。 ④ 遅刻者に対しては,その回の講義資料を配布しない。 ⑤ 講義中に私語を行う学生,指定した教材を購入・持参せずに教室に座っている学生に対 しては,大幅な減点措置をとる。 (6)教科書および参考書: ① 教科書:宇藤崇=松田岳士=堀江慎司『刑事訴訟法』(最新版) ② 判例集:三井誠編『判例教材刑事訴訟法』(最新版) (7)その他: ① 司法試験の受験を検討している学生は,必ず 3 年次後期に履修すること。 ② 来学期の刑事訴訟法特論の履修者は,本講義の単位を取得済みの者に限られる。 ③ 講義関係資料は,担当教員のHP(http://kazuharu-inoue.my.coocan.jp/)にアップロー ドする。アクセス用のパスワードは第 1 回目の講義の際に指定する(以後の照会には応じ ない)。 ④ 他学部生及び科目等履修生の受講は認めない。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 民 法 総 則 2
渡辺 達徳
講 義 後 期 1 回 毎週 1 年 - (1)授業題目: 民法総則 (2)授業の目的と概要: 民法第1編「総則」について講義する。民法総則は、民法全般にわたる共通ルールを、抽 象度を高めて理論的・体系的に配列した部分であり、その後の民法の学習だけでなく、他の 法律を学ぶ前提となる基本的考え方や概念を多く含んでいるという意味で、重要な学習分野 である。基本的な制度趣旨の把握及び体系的理解に加えて、個々の条文に即して見た場合も、 高度な理論展開や重要な判例の集積があることを意識しながら学習することが重要である。 なお、現在進められている民法(債権関係)改正作業においては、民法総則のうち、意思表示・ 法律行為、代理、時効などの規定の改正も意図されている。この講義では、こうした動向に も目を配りながら解説を行う。 (3)学習の到達目標: 「授業の目的と概要」に記された民法総則の意義を理解できるようになること。 (4)授業内容・方法と進度予定: 基本的には教員による講義形式で行う。以下のような項目を取り扱うよう予定しているが、 講義時間の制約から、3.及び6.は、簡潔に済ませるか自習に委ねられることになろう。 1.民法の基本構造 2.私権の主体(人・法人) 3.私権の客体(物) 4.意思表示・法律行為 5.代理 6.条件、期限及び期間の計算 7.時効 (5)成績評価方法: 筆記試験により評価する。 (6)教科書および参考書: 特定の教科書は使用せず、必要な都度、講義資料を配付しながら授業を進める。また、開 講時に参考図書を紹介する。 (7)その他:科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 物 権 法 2
中原 太郎
講 義 後 期 1 回 毎週 2 年 2 , 3 , 4 年 (1)授業題目: 物権法 (2)授業の目的と概要: 本講義では、民法典第 2 編に規定されている物権を扱う。前半はいわゆる物権総論、後半 は担保物権に充てられる。授業時間の制約上、講義で扱う内容は、全体の概観と基本的問題 に限定され、発展的学習は受講者各自に委ねられる。 (3)学習の到達目標: 物権法に関し、全体の構造および基本的な個別法理の一般論を理解したうえで、具体的な 問題へのアプローチ方法をつかむ。 (4)授業内容・方法と進度予定: 授業は講義形式で行われる。以下のスケジュールを予定している。 第 1 回 物権法総論、物権変動総論 第 2 回 物権変動①-対抗問題(その 1) 第 3 回 物権変動②-対抗問題(その 2) 第 4 回 物権変動③-公信問題 第 5 回 所有権①-総論、取得原因 第 6 回 所有権②-共同所有 第 7 回 用益物権 第 8 回 占有権(含:取得時効) 第 9 回 担保物権総論 第 10 回 留置権、先取特権、質権 第 11 回 抵当権① 第 12 回 抵当権② 第 13 回 譲渡担保① 第 14 回 譲渡担保② 第 15 回 仮登記担保、所有権留保 (5)成績評価方法: 学期末の筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書:安永正昭『講義 物権・担保物権法(第 2 版)』(有斐閣、2014 年) 判例集:内田貴ほか編『民法判例集 総則・物権(第 2 版)』(有斐閣、2014 年) 瀬川信久ほか編『民法判例集 担保物権 ・ 債権総論(第 3 版)』(有斐閣、2014 年) 参考書:佐久間毅『民法の基礎 2 物権』(有斐閣、2006 年) 道垣内弘人『担保物権法(第 3 版)』(有斐閣、2008 年) 七戸克彦『基本講義 物権法Ⅰ・Ⅱ』(新世社、2013-2014 年) (7)その他: 民法総則、契約法・債権総論を履修済み又は履修中であることが望ましい。 開講前の予習として、道垣内弘人『リーガルベイシス民法入門』(日本経済新聞出版社、 2014 年)の該当箇所を読んでおくとよい。 講義内容に関する要望はメールで随時受け付ける([email protected] ただし、 質問は講義の前後などに直接すること)。また、講義内容以外の学習相談一般も歓迎する。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 契約法・債権総論 4
久保野恵美子
講 義 前 期 2 回 毎週 2 年 2 , 3 , 4 年 (1)授業題目: 契約法・債権総論 (2)授業の目的と概要: 民法のうち、講学上、債権総論および債権各論のうち契約法といわれている部分の講義をします(なお、 債権各論のうち契約法以外の部分(事務管理・不当利得・不法行為)は、不法行為法の講義で扱われます)。 民事法入門および民法総則を履修済みの受講生を対象に、債権総論および契約法の基礎的問題を重点 的にとりあげて説明します。 (3)学習の到達目標: 契約法・債権総論の分野の基本的なルールや考え方について、基礎的理解を得ることを到達目標とし ます。 (4)授業内容・方法と進度予定: 授業は講義形式により、おおよそ以下の順序で行われる予定です。 1 序論 -履修分野の概要 2 債権総論 (1)債権総論の構造 (2)債権の目的 (3)債権の効力 (4)多数当事者の債権 (5)債権の譲渡 (6)債権の消滅 3 契約総論 4 契約各論 (1)権利移転型契約(贈与、売買、交換) (2)貸借型契約(消費貸借、使用貸借、賃貸借) (3)役務提供型契約(雇用、請負、委任、寄託) (4)その他の契約(組合、終身定期金、和解) (5)民法典に規定されていない契約 (5)成績評価方法: 期末の筆記試験によります。 (6)教科書および参考書: 参考書 (債権総論) 中田裕康『債権総論 [ 第 3 版 ]』(岩波書店) 内田貴『民法Ⅲ(債権総論・担保物権)[第3版]』(東京大学出版会) 角紀代恵『債権総論』(新世社) (契約法) 潮見佳男『債権各論Ⅰ(契約法・事務管理・不当利得)[ 第2版 ]』(新世社) 山本敬三『民法講義Ⅳ -1(契約法)』(有斐閣) (副教材) 瀬川信久・内田貴・森田宏樹『民法判例集(債権総論・担保物権)第3版』(有斐閣) 瀬川信久・内田貴『民法判例集(債権各論)第 3 版』(有斐閣) (7)その他: 履修要件はありませんが、民事法入門および民法総則を履修済みまたは履修中であることが望まれま科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 不 法 行 為 法 2
石綿はる美
講 義 後 期 1 回 毎週 2 年 2 , 3 , 4 年 (1)授業題目: 不法行為法(事務管理・不当利得を含む) (2)授業の目的と概要: 民法のうち、第 3 編「債権」の第 3 章「事務管理」、第 4 章「不当利得」、第 5 章「不法行為」 について扱う。特に不法行為について中心的に扱う。不法行為は、学説の展開が著しく、初 学者は、難しさを感じることが多い分野でもある。できるだけ、具体的に解説をすることを 心がけながら、不法行為法についての基本的な問題を中心に学ぶことで、受講者が今後より 発展的な問題に取り組む際の能力を身につけることを目的とする。 (3)学習の到達目標: ① 不法行為・事務管理・不当利得の基本的なルールや考え方を理解すること。 ② 基本的な紛争事例に即した解決の道筋を考えることができるようになること。 (4)授業内容・方法と進度予定: 授業は講義形式で行う。大まかな予定は以下のようなものである。 1.不法行為 (1)序 (2)一般不法行為の要件 (3)特殊不法行為の要件 (4)不法行為の効果 (5)共同不法行為 2.不当利得 3.事務管理 (5)成績評価方法: 学期末の筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書 :橋本佳幸他『民法Ⅴ(事務管理・不当利得・不法行為)』(有斐閣、2011 年) 判例教材:瀬川信久=内田貴『民法判例集・債権各論〔第 3 版〕』(有斐閣、2008 年) (7)その他:科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 家 族 法 2
石綿はる美
講 義 前 期 1 回 毎週 3 年 2 , 3 , 4 年 (1)授業題目: 家族法 (2)授業の目的と概要: 民法のうち家族法と呼ばれる部分(民法第 4 編「親族」、第 5 編「相続」に該当する部分)について扱 う。家族法についての基本的な問題を中心に学ぶことで、受講者が今後より発展的な問題に取り組む際 の能力を身につけることを目的とする。 また、講義では、家族法と財産法の交錯領域について重点的に取り上げるよう心掛ける。家族法は、 民法の他分野から異質なものとして扱われることもあるが、財産法から完全に独立したものではない。 相続とは、基本的には、被相続人の「財産」をどのように分割・承継するのかという問題であり、また 親族法においても、夫婦・親子間の「財産関係」をどのように考えるのかという問題が生じることがある。 したがって、家族法の学習をすると同時に、民法の他分野についての理解を深めていくことも目的とする。 (3)学習の到達目標: ① 家族法の基本的なルールや考え方を理解すること。 ② 基本的な紛争事例に即した解決の道筋を考えることができるようになること。 (4)授業内容・方法と進度予定: 授業は講義形式で行う。大まかな進行予定は次のようなものである。 1.序論 2.親族法 (1)夫婦 (2)親子 (3)後見・保佐・補助 (4)扶養 3.相続法 (1)相続の開始 (2)相続人 (3)相続の承認・放棄 (4)相続財産 (5)遺言 (6)遺産の共有・管理 (7)遺産分割 (8)遺留分 (5)成績評価方法: 学期末の筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書 :前田陽一他『民法Ⅵ(親族・相続)〔第 3 版〕』(有斐閣、2015 年) 判例教材:水野紀子=大村敦志編『民法判例百選Ⅲ』(有斐閣、2015 年) その他、参考文献は適宜紹介する。 (7)その他: 履修要件は特に設けないが、民法の財産法についての講義を履修済みであることを前提として講義を科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 会 社 法 Ⅰ 4
得津 晶
講 義 前 期 2 回 毎週 3 年 3 , 4 年 (1)授業題目: 会社法Ⅰ (2)授業の目的と概要: 現代社会において経済活動の中心を占める会社制度の中でもとりわけ株式会社制度がどの ような制度なのか、その仕組みを定めている「会社法」を中心とする日本法の内容の理解を めざす。 制度・ルールの内容とともに、なぜそのような制度・ルールが存在するのかを重点的に取 り扱うが、「ルールの内容」には、主要な論点における解釈論も含むものとする。だが、いわ ゆる論点についての細かい解釈論については法曹専門教育機関である法科大学院の教育に委 ねる。 (3)学習の到達目標: 会社法の基本的な仕組みや考え方を理解する。 会社法の重要な論点について、具体的な場面を想定しながら考えることができるようにす る。 (4)授業内容・方法と進度予定: 受講生が教科書に一通り目を通してきたことを前提として、重要な論点について、できるだ け具体例を用い、実務における運用にも目を向けながら、説明・検討を加えていく。おおむね、 以下のような順序で講義を進めていく予定である。 1.会社法総論 2.株式会社総論:資本と利益の区別 3.会社の機関 4.株式 5.株式による資金調達 (5)成績評価方法: 筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書:伊藤靖史ほか『会社法〔第3版〕』(有斐閣、2015 年 3 月下旬公刊予定) 山下友信=神田秀樹編『商法判例集〔第 6 版〕』(有斐閣、2014 年) 参考書:落合誠一編『会社法 Visual Materials』(有斐閣、2011 年) 江頭憲治郎『株式会社法〔第 5 版〕』(有斐閣、2014 年) (7)その他: さしあたり大学設置基準 ( 学校教育法に基づく文部省令 )21 条 2 項を確認しておくこと (available at, http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S31/S31F03501000028.html)。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 会 社 法 Ⅱ 2
温 笑侗
講 義 後 期 1 回 毎週 3 年 - (1)授業題目: 会社法Ⅱ (2)授業の目的と概要: 会社法Ⅱにおいては、会社法Ⅰで学んだことを前提として、社債、会社の計算、組織再編 及び会社の設立を中心に取り扱う。 (3)学習の到達目標: 会社法の基本的な考え方を理解し、重要な論点について分析できる能力を養う。 (4)授業内容・方法と進度予定: 会社法のうち下記の内容について、具体例を用いながら講義・議論する。 1.社債 2.会社の計算 3.組織再編 4.会社の設立 (5)成績評価方法: 期末の筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 伊藤靖史ほか『リーガルクエスト会社法』の第3版 (7)その他: 「会社法 I」と「会社法 II」を併せて履修することが望ましい。また、会社法Ⅰで扱われる 内容について理解していることが前提となる。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 商法総論・商行為法 2
清水真希子
講 義 後 期 1 回 毎週 3 , 4 年 - (1)授業題目: 商法総論・商行為 (2)授業の目的と概要: 私法の一般法である民法に対して、企業に関する特別法を構成するのが商法である。 商法という分野には、商法総則、会社法、決済法(手形小切手法)、商取引法などさまざま な分野が含まれるが、この講義では商法の中でも、次の 3 つの分野について講義する。 (1)商法総論:商法とはいかなる学問分野かについて (2)商法・会社法総則:商法典および会社法典の総則規定について (3)商行為法:商取引法の基礎について (3)学習の到達目標: (1)商人、企業という概念に馴染むこと。 (2)商法総則・会社法総則の規定について、会社法と関連付けて理解すること。 (3)商行為法の基礎的な概念と基礎的な取引類型について知識を深めること。 (4)授業内容・方法と進度予定: 以下のような内容について講義する。授業は、講義形式で進める。 Ⅰ.商法総論 商法とはどういう分野か 商法の適用範囲(商人概念・商行為概念) Ⅱ.商法・会社法総則 営業の主体としての商人にまつわる諸問題 商業登記、商号、営業(事業)譲渡、商業使用人 Ⅲ.商行為法 商人の営業活動に関する諸問題 商事売買、商法に特有の担保、その他の各種営業など (5)成績評価方法: 定期試験による。 (6)教科書および参考書: 参考書 近藤光男『商法総則・商行為法』(有斐閣) 『商法判例集』 『商法(総則・商行為)判例百選』 (7)その他: 本講義が扱う問題には、民法(財産法部分)につきある程度勉強が進んでいないと理解が 難しいものが含まれる。会社法の知識は必須ではないが、ないよりはあった方が全般的な理 解が容易となるだろう。 2008 年度までに「商法総論・手形法」および「商取引法Ⅰ」のいずれか一つでも履修した者は、 本講義を履修することはできない。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 民 事 訴 訟 法 4
今津 綾子
講 義 前 期 2 回 毎週 3 , 4 年 - (1)授業題目: 民事訴訟法 (2)授業の目的と概要: 民事訴訟法(判決手続)について、体系的に理解する。 (3)学習の到達目標: 民事訴訟手続のうち判決手続、すなわち訴えの提起から裁判所における審理を経て、判決 に至るまでの手続の流れを把握する。 民事訴訟手続における基本的な原理・原則、重要な道具概念の意義を正確に理解し、それ らに則って、上記の手続の過程で生ずる諸問題に対し論理的に解決の道筋をつけることがで きるようになる。 (4)授業内容・方法と進度予定: 授業は講義形式で進める。 内容は以下のものを予定している。 1.民事訴訟手続の流れ 2.訴訟の開始・進行 3.訴訟の審理 4.訴訟の終了 (5)成績評価方法: 期末試験による。 (6)教科書および参考書: 教科書:三木浩一=笠井正俊=垣内秀介=菱田雄郷『民事訴訟法』(有斐閣、2013) ※授業開始までに改訂版が出ていればそちらによります。 参考書:高橋宏志ほか編『民事訴訟法判例百選[第 4 版]』(有斐閣、2010) 参考書: 上原敏夫=池田辰夫=山本和彦『基本判例民事訴訟法[第 2 版補訂]』(有斐閣、 2010) (7)その他:科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 現 代 政 治 分 析 4
尾野 嘉邦
講 義 前 期 2 回 毎週 2 , 3 , 4 年 2 , 3 , 4 年 (1)授業題目: 現代政治分析 (2)授業の目的と概要: 社会の中でどのように政治的決定が行われているのだろうか。本講義では、社会科学の観点から政治 現象を分析し、現代政治を理解するための枠組みを提供する。具体的には、日本や諸外国の事例をもとに、 政治的アリーナにおけるアクターやそれらを取り巻く政治制度に着目して、現代民主政治の仕組みと政 治過程について学ぶ。 (3)学習の到達目標: 本講義では、政治事象が学問としてどのように捉えられ、理論化されてきたのかについて紹介する。 履修学生は、講義を通じて学んだ理論や分析枠組みをもとに、ダイナミックに変化する現代の政治を分 析し、理解できるようになることが期待される。また、講義を通じて、物事を多方面から批判的に考え る力を養うことを目指す。 (4)授業内容・方法と進度予定: 授業では以下の内容を扱うことを予定しているが、状況に応じて変更の可能性がある。 1. 政党とは 2. 政党の目的と形成 3. 政党組織 4. 政党システム 5. 選挙制度と政党システム 6. 空間理論と政党間競争 7. 投票行動と政党 8. 政党と議会 9. 政党と政権 10. 社会科学としての政治学 11. 政治コミュニケーション 12. アメリカにおける選挙 学生は必ず事前に教科書を読んで授業の内容について予習してくること。授業では、学生に質問に答 えてもらう質疑応答や、グループごとに学生同士の対話を行うディスカッションの機会を設ける。 (5)成績評価方法: 出席(10%)、小テスト・レポート(30%)、期末試験(60%)とする。なお、出席点については、 2回までの欠席はカウントしない。また、質疑応答の際の発言内容も考慮に入れる。 (6)教科書および参考書: 教科書及び参考書については開講時に紹介・説明する。川人貞史ほか『現代の政治と選挙(新版)』(有 斐閣)をメインの教科書とする予定である。 (7)その他: 授業の内容や進め方、注意点などについて、初回の授業で詳しく説明するので、履修を希望する学生 は必ず出席すること。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 国 際 関 係 論 4
戸澤 英典
講 義 前 期 2 回 毎週 1 , 2 , 3 年 - (1)授業題目: 国際関係論 (2)授業の目的と概要: 現代の国際社会における主要な諸問題について、体系的・理論的に把握できるようになる ことを目標とする。 (3)学習の到達目標: 国際社会の諸問題に対して各自の見解を論理的に説明できること。 (4)授業内容・方法と進度予定: 以下のテーマごとに講義を行うことを予定している。 1.国際関係論の基本的視座 2.近代国際体系-ウェストファリア・システム-の特徴とその変容 3.国際関係の思想 4.グローバル化(globalization) 5.グローバル・ガヴァナンス論 (1) -国連システム 6.グローバル・ガヴァナンス論 (2) -国際行政、機能主義、国際レジーム 7.国際政治経済 8.地域統合論 9.安全保障 10.ナショナリズム 11.民族紛争 12.開発・援助 13.グローバル・プロブレマティーク 14.日本の対外関係 (5)成績評価方法: 学期末の筆記試験による。 (6)教科書および参考書: 特になし。各回のテーマに応じてレジュメおよび参考資料を担当教員のウェブサイト (http://www.law.tohoku.ac.jp/~tozawa/Official% 20HP/index.htm)上に適宜アップする。 この他の参考文献に関しては、開講時および各々のテーマ別に指定する。 (7)その他: オフィスアワーを設ける予定だが、日時については上記ウェブサイトを参照のこと。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 基 幹 講 義 行 政 学 4
西岡 晋
講 義 後 期 2 回 毎週 2 , 3 年 2 , 3 , 4 年 (1)授業題目: 行政学 (2)授業の目的と概要: 行政学は、実証的な観点からその実相を理論的に分析するとともに、規範的な見地からその理念像を も提示する学際的な学問である。本講義では、おもに(1)制度、(2)管理、(3)政策(活動)の三つの 側面から行政を照射し、日本を中心とする行政機構の実態を明らかにするとともに、できうればその将 来像についても関説したい。 (3)学習の到達目標: 行政および行政学に関する知識を習得して認識を深め、自らが行政について社会科学的に分析・思考 しうる能力を獲得することが最終的な目標である。 (4)授業内容・方法と進度予定: 本講義では、おもに(1)制度、(2)管理、(3)政策(活動)の三つの観点から行政について検討する。 おおよそ以下のテーマに即して講義する予定だが、変更もありうる。 1. 行政学の基礎 (1) 行政の本質 (2) 行政学説史 2. 「制度」からみた行政 (3) 執政制度 (4) 内閣制度 3. 「管理」からみた行政 (5) 中央官庁の組織 (6) 日本型行政組織の特徴 (7) 中央官庁の人事システム 4. 「政策」からみた行政 (8) 政策過程の基礎知識 (9) 権力理論 (10) 政策段階論 (11) 政策実施と評価 (12) 政策ネットワーク論 (13) 合理的選択制度論 (14) 歴史的制度論 (15) 言説的制度論 (5)成績評価方法: 学期末試験の成績により評価する。 (6)教科書および参考書: ○特定の教科書は用いない。 ○参考書 ・縣公一郎・藤井浩司編『コレーク政策研究』成文堂、2007 年。 ・秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉『公共政策学の基礎』有斐閣、2010 年。 ・岩崎正洋編『政策過程の理論分析』三和書籍、2012 年。 ・曽我謙悟『行政学』有斐閣、2013 年。 ・真渕勝『行政学』有斐閣、2009 年。 (7)その他:科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 展 開 講 義 比 較 憲 法 2
中林 暁生
講 義 後 期 1 回 毎週 3 , 4 年 3 , 4 年 (1)授業題目: 比較憲法 (2)授業の目的と概要: 日本国憲法と外国の憲法との比較を行うことの意義についての検討と,日本国憲法の下で 生じている問題についての比較憲法的視点からの検討とを行う。 (3)学習の到達目標: 日本国憲法の下で生じている諸問題を相対化する視点を養う。 (4)授業内容・方法と進度予定: 授業は講義形式で行う。 授業の進度予定 1 「比較憲法」の意義 2 近代立憲主義とその現代的変容① 3 近代立憲主義とその現代的変容② 4 近代立憲主義とその現代的変容③ 5 近代立憲主義とその現代的変容④ 6 比較を通して考える憲法問題①-1 7 比較を通して考える憲法問題①-2 8 比較を通して考える憲法問題②-1 9 比較を通して考える憲法問題②-2 10 比較を通して考える憲法問題③-1 11 比較を通して考える憲法問題③-2 12 比較を通して考える憲法問題④-1 13 比較を通して考える憲法問題④-2 14 比較を通して考える憲法問題⑤-1 15 比較を通して考える憲法問題⑤-2 (5)成績評価方法: 期末試験による。 (6)教科書および参考書: ・教科書 辻村みよ子『比較憲法 新版』(岩波書店,2011 年) 初宿正典=辻村みよ子編『新解説世界憲法集』(三省堂,2014 年) ・参考書 樋口陽一『比較憲法〔全訂第 3 版〕』(青林書院,1992 年) 君塚正臣編著『比較憲法』(ミネルヴァ書房,2012 年) (7)その他:科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 展 開 講 義 地 方 自 治 概 論 2
宍戸 邦久
講 義 前 期 1 回 毎週 3 , 4 年 - (1)授業題目: 地方自治概論 (2)授業の目的と概要: 日本は、中央集権システムのもと、成長と拡大を基調とする政策により福祉国家の実現へ と邁進していた時代から、少子高齢化の進展とともに成熟社会へと転換している。このよう な中で、地方行政の分野ではどのような政策が展開されているのか理解することにより、今 後のあるべき地方自治の姿を考える上で必要となる知識の習得と思考力の養成を目指す。 (3)学習の到達目標: 地域の自立や活性化のためには何が必要かについて、学んだ知見をもとに、自分なりに考え、 意見を述べられるようになることを目標とする。 (4)授業内容・方法と進度予定: 1.はじめに 2.政策立案の方法 3.地方制度史 4.地方分権改革 5.市町村合併 6.道州制 7.地方公務員制度 8.地方議会制度 9.地方税制 10.地方財政制度① 11.地方財政制度② 12.地方財政制度③ 13.地方財政制度④ 14.住民と行政の協働 15.これからの地方自治 ※授業内容については、変更することがある。 (5)成績評価方法: レポートによって評価を行う。 (6)教科書および参考書: 教科書は特に指定しないが、参考書として以下を挙げておく。 礒崎初仁・金井利之・伊藤正次『ホーンブック 地方自治 [ 第3版 ]』北樹出版、2014 年 (7)その他: 担当教員は総務省出身の実務家教員であり、総務省や地方公務員への就職希望者には、希 望に応じて助言などを行うので、相談されたい( [email protected] )。科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 展 開 講 義 地 方 自 治 法 2
飯島 淳子
講 義 前 期 1 回 毎週 3 , 4 年 - (1)授業題目: 地方自治法 (2)授業の目的と概要: わが国の地方自治の制度、および、それに関する「法理論」のありようを講義する。 (3)学習の到達目標: 一般行政法理論との連関を視野に入れつつ、わが国の地方自治の仕組みを憲法・地方自治 法の内容に沿って説明できるようになる。 (4)授業内容・方法と進度予定: イントロダクション 地方消滅 / 地方創生? Ⅰ 地方自治の基礎理論 法理論と政策法務 地方自治の意義・理論枠組み 住民自治と団体自治 地方自治の要素 区域、住民、法人格――地方公共団体の種類と機関 Ⅱ 団体自治論 (1)自治権 対 国家立法権 事務配分論:事務分類、役割分担原則 自主立法権:条例論、ローカルルール論 〈 立法法務 〉 (2)自治権 対 国家行政権 行政的関与 〈 執行法務 〉 係争処理制度 Ⅲ 住民自治論 (1)住民論 (2)住民によるコントロール:住民訴訟 〈 争訟法務 〉 (3)参加と協働 (5)成績評価方法: 筆記試験によって判定する。 (6)教科書および参考書: 特に指定しないが、以下を参考に、好きな教科書を選んでほしい。 宇賀克也『地方自治法概説』(有斐閣) 塩野宏 『行政法Ⅲ』(有斐閣) 藤田宙靖『行政組織法』(有斐閣) 磯部力・小幡純子・斎藤誠編『地方自治判例百選』(有斐閣)科目区分 授業科目 単位 担当教員 授 業 形 態 開 講 学 期 週間授業回数 配 当 学 年 対 象 学 年 展 開 講 義 租 税 法 2