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大学周辺地域における学生の居住と利用に関する研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)大学周辺における学生の居住と利用に関する研究 日宇 泰之 1. 序論 1.1 研究の背景. 第1章 学生の居住地の現況把握と分析 1.学生の居住地の現況把握 ↓ 2.学生の属性と居住地のクロス分析.  近年、 少子化に伴う青年層人口の減少によって、 大 学は入学志願者の減少という大きな問題に直面してい る。 これに対応するため、 多様なカリキュラムの創出. ▽. などの工夫をしているが、 受験生は将来生活の主体と. 第2章 学生の居住地選択とキャンパス周辺の利用の分析. なる大学周辺の環境も志願校選定の際の重要な基準と. 1.学生の居住地選択の調査と分析. していることや、 大学における活動の拡大には大学周 辺地域との連携が必要となることから、 大学周辺地域. 1.学生のキャンパス周辺の利用についての 調査と分析. ↓. ↓. 2.学生の居住に影響を与える事項の抽出. 2.学生の属性とキャンパス周辺の利用の クロス分析. ↓ 3.キャンパス周辺地域の類型化と分析. の環境の向上が大学の魅力にもつながると思われる。 1.2 研究の目的. ▽.  本研究は、 大学の魅力の向上や大学における活動を. まとめ. 支援するキャンパス周辺地域において、 大学の魅力に. 図 1  研究のフロー. つながる良好な環境を創り出すために必要な事象を導. 度・性別・現住所・自宅か否かの各項目を調査シート. き出すことを目的とする。. に記入する方法で行った。. 1.3 研究の概要.  調査を行った項目は、学生の入学年度・所属学科・.  まず、 九州大学を対象として学生の居住地の調査を. 性別・住所・自宅か否かの5項目である。住所につい. 行い、 学生の居住地について現状の把握を行った後、. ては学生のプライバシーの保護などから街区符号 (∼. 箱崎キャンパス、 六本松キャンパス周辺における居住. 丁目∼番)までを調査した。自宅か否かについては、. の傾向と学生の属性との関係についての分析を行う。. 学生カードに記入されている保証人 (親権者の場合が.  次に、 学生に対するアンケート調査を行い、 学生の. 多いので) の住所と学生の住所が異なっているかどう. 居住地の選択とキャンパス周辺の都市施設の利用につ. かにより判断した。. いて把握する。. 2.2調査で得られたデータの概要.  最後に、 学生居住数の多い街区について、 街区の情.  調査の結果得られた学生数は12、592人(男子学生. 報から類型化を行い、 学生居住の多い街区の特徴を把. 9,541人、女子学生3,051人)であり九州大学の発表. 握する。. する5月1日時点の調査対象部局の全学生数 13,999 人の90%について把握したこととなる(表1)。. 2.学生の居住地の現状把握と分析 2.1 調査の方法. 2.3学生の居住地についての分析.  調査は九州大学・大学院の各学部の事務局で管理し. 学生は8,783人であった。 男子学生と比べると女子学. ている学生カードから、各学生の学部・学科・入学年. 生のほうが自宅から通学している割合が高く (表2) 、.  自宅から通学している学生は3,809人、 そうでない. 表 1  居住地調査で得られた学生数 所属 学 部. 修 士 課 程 期博. 男子学生 女子学生 合計 所属 男子学生 女子学生 合計 所属. ︶ 士 男子学生 課︵ 程 後 女子学生 合計. 21世紀プ ログラム 203 77 284 805 1093 3283 431 79 33 46 4 349 147 211 302 265 359 412 19 21 38 15 552 224 496 1108 1358 3642 843 98 54 84 19 人文科学 比較社会 人間環境 法学府 経済学府 理学府 数理学府 工学府 システム 生物資源 府 文化学府 学府 情報科学 環境科学 51 66 121 87 103 287 80 722 309 276 57 80 107 60 16 74 12 43 13 161 108 146 228 147 119 361 93 765 322 438 経済学府 理学府 数理学府 工学府 システム 生物資源 人文科学 比較社会 人間環境 法学府 府 文化学府 学府 情報科学 環境科学 15 97 119 46 59 172 42 262 123 166 17 93 59 19 12 29 7 18 6 30 32 190 178 65 71 201 49 280 129 196. 文学部. 教育学部 法学部. 経済学部 理学部. 工学部. 3-1. 農学部. 医学部. 歯学部. 薬学部. 計 6338 2138 8476 計 2102 623 2725 計 1101 290 1391.

(2) 課程が進むにつれて自宅から通学する割合が減少して. 崎キャンパス周辺どちらにも居住している可能性のあ. いた(表 3)。. る2年生は調査対象とせず、3年生以上の学生を対象.  キャンパスから2km以内に含まれる小学校区を対象. とし、143人の回答を得た(表4)。アンケート調査は. として町丁目ごとに学生居住数を算出し、 学生の属性. 以下の9つの質問事項を用いて行った。. データとのクロス分析を行った。 学生の所属と居住地. (1)住所(居住地調査と同じく街区符号まで). の関係をみると、 面積の広い箱崎キャンパスでは学生. (2)住居のタイプ. の所属によって居住地の傾向が変化していたが、 面積. (3)住居についている設備. の狭い六本松キャンパスでは所属による居住地の傾向. (4)住居を選ぶ際考慮した条件. に差はなかった。 これは主に活動する建物の場所が居. (5)家を出る時間と帰宅時間について. 住地の決定に大きく影響したためと思われる(図2)。. (6)近所の人との関わり.  キャンパスの境界から 100mごとに線を引き、その. (7)現在しているアルバイトとその場所. 中に重心が含まれる街区の学生居住数を集計したとこ. (8) 都市施設の利用頻度と移動手段(コンビニエンス. ろ、2 つのキャンパス両方でキャンパスの境界から.  ストア、スーパーマーケット、飲食店、居酒屋). 100m∼200mの範囲で居住数が最も多く、女子学生は. (9)通学の手段と所要時間. 100∼200mをピークに徐々に減少していたが、男子学. 3.2 学生の居住地選択の方法. 生は 100 ∼ 200mより遠い距離帯にも学生数の多いも.  住居選択の条件として、 最も回答数の多かったもの. のが存在するという傾向が現れていた(図3、4)。. は「部屋代」で「部屋の広さ」 「通学の便」がそれに続 いた。 「周囲の環境」 は全体を合計したものでは低い割. 3.学生とキャンパス周辺地域の関係について 3.1 調査の方法. 合であるが、女子学生のみでみてみると、 最も重視し.  学生が居住地を決定する要因の把握と、 学生のキャ. 境の具体的な内容としては、 男性はコンビニエンスス. ンパス周辺施設の利用について把握することを目的と. トア、 スーパーなどの生活利便施設までの距離を重視. してアンケート調査を行った。 調査は学生数の多い箱. しているのに対し、女性は「駅・バス停までの距離」、. 崎キャンパスを対象に行った。このとき、 九州大学の. た条件という回答が多くなっている(表5)。 周囲の環. 「治安」を重視していた。. カリキュラムを考慮して、六本松キャンパス周辺、箱.  こうした男女の居住地選択の条件の違いを顕著に示. 表 2  自宅か否かと性別の関係 自宅 男子学生 女子学生 全体. 10.0%. 非自宅 合計 自宅 非自宅 合計 2671 6870 9541 28.0% 72.0% 100.0% 1138 1913 3051 37.3% 62.7% 100.0% 3809 8783 12592 30.2% 69.8% 100%. 8.0% 6.0% 4.0% 2.0%. 表 3  課程と自宅か否かの関係 自宅 学部 修士 博士 全体. 0.0% 筥 筥 筥 筥 松 松 松 松 原 原 箱 箱 箱 箱 箱 箱 箱 馬 馬 馬 馬 名 多 松 松 松 松 島 島 島 島 田 田 崎 崎 崎 崎 崎 崎 崎 出 出 出 出 島 の 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 1 2 3 4 5 6 7 1 2 4 5 4 津 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 丁 5 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 目 丁 目. 非自宅 合計 自宅 非自宅 合計 2703 5775 8478 31.9% 68.1% 100.0% 765 1958 2723 28.1% 71.9% 100.0% 341 1050 1391 24.5% 75.5% 100.0% 3809 8783 12592 30.2% 69.8% 100.0%. 工学系. 理学系. 松 郷 箱 田 口 崎 3 町 埠 丁 頭 3 目 丁. 農学系. 千 千 吉 そ 代 代 塚 の 1 4 2 他 丁 丁 丁 目 目 目. 文系. 図 2  箱崎キャンパス周辺における各所属の学生居住数 500. 250. 男子学生平均 447.1m 女子学生平均 377.1m. 400. 男子学生平均 447.7m 女子学生平均 423.2m. 200. 300. 150. 200. 100. 100. 50 0. 0. ∼100 ∼200 ∼300 ∼400 ∼500 ∼600 ∼700 ∼800 ∼900 ∼1000. ∼100 ∼200 ∼300 ∼400 ∼500 ∼600 ∼700 ∼800 ∼900 ∼1000 男子学生. 女子学生. 男子学生. 図 3  箱崎キャンパスからの距離と学生居住数. 女子学生. 図 4  六本松キャンパスからの距離と学生居住数. 表 4  アンケート調査における回答者の内訳                         ()内の数字は女子学生数. 自宅学生 非自宅学生 計. 3年 11(4) 39(5) 50(9). 学部生 4年 11(3) 24(10) 35(13). 計 22(7) 63(15) 85(22). 1年 4(2) 25(3) 29(5). 修士課程 2年 5(1) 17(1) 22(2). 計 9(3) 42(4) 51(7). 3-2. 1年 0 2(0) 2(0). 博士〈後期〉 課程 2年 3年 0 0 1(1) 2(1) 1(1) 2(1). 研究生 計 0 5(2) 5(2). 1(0) 1(0) 2(0). 合計 32(10) 111(21) 143(31).

(3) 表 5  学生の居住地選定の条件と重視した順序 部屋代 部屋の設備 通学の便 部屋の広さ 周囲の環境 その他 回答無し 男子学生 女子学生 男子学生 女子学生 男子学生 女子学生 男子学生 女子学生 男子学生 女子学生 男子学生 女子学生 男子学生 女子学生 41.1% 28.6% 12.2% 14.3% 18.9% 9.5% 18.9% 9.5% 6.7% 38.1% 1.1% 0.0% 1.1% 0.0% 22.2% 14.3% 15.6% 14.3% 13.3% 23.8% 31.1% 33.3% 11.1% 9.5% 0.0% 4.8% 6.7% 0.0% 22.2% 19.0% 20.0% 19.0% 24.4% 38.1% 16.7% 14.3% 8.9% 4.8% 0.0% 0.0% 7.8% 4.8% 6.7% 28.6% 23.3% 4.8% 17.8% 4.8% 13.3% 23.8% 25.6% 23.8% 1.1% 4.8% 12.2% 9.5% 23.1% 22.6% 17.8% 13.1% 18.6% 19.0% 20.0% 20.2% 13.1% 19.0% 0.6% 2.4% 6.9% 3.6%. 最も重視した条件 2番目に重視した条件 3番目に重視した条件 4番目に重視した条件 合計. す例として、 街区の駅からの距離による男女の割合の. ほば毎日利用していた(図 8、9)。. 変化を示す(図 5)。  学生の登校時刻は大部分の学生が12時までであり、. 4.学生が多く居住する街区の特徴 4.1 分析の方法. 半数以上の学生が17時から23時の間に帰宅している.  学生居住数の多い街区の特徴を把握するため、 学生. が、修士課程の学生には23時以降という回答も20%. 居住数が10人以上の街区を対象として、街区の利便. ほどあった (図6) 。 昼間はほとんど学校にいるためか、. 性や建物の種類などをカテゴリー化し、 数量化Ⅲ類分. 近所の人とのかかわりには約65%の学生が「全くか. 析を行い、 その後数量化Ⅲ類分析によって得られたサ. かわりがない」と回答した。. ンプルスコアをもとにクラスター分析を行って、 学生.  学生のキャンパス周辺施設の利用では、 コンビニエ. 居住数の多い街区を類型化する。学生居住数が10人. ンスストアが45%の学生がほぼ毎日利用していると. 以上の街区は調査によって学生の居住がみられた街区. 回答し、 90%以上の学生が週に1回以上利用している. の総数に占める割合が18%であり、大学キャンパス. と回答した。 さらに帰宅時間が遅くなることの多い、. 周辺の街区における全学生居住数に対する割合は約. 修士課程の学生に 「ほとんど毎日利用する」 の比率が. 65%であった。. 高くなっていた(図8)。このため、学生の帰宅時刻と.  分析に用いた項目は1.駅からの距離、2.キャン. コンビニエンスストアの利用頻度の関係を調べてみる. パスの境界からの距離、 3.商業施設数、 4.住宅数、 5.2. と、21時以降に帰宅する学生の半数以上がコンビニ. 階建て以下共同住宅数、6.3∼5階建共同住宅数、7.6. エンスストアをほぼ毎日利用していた。 また、 飲食店. 階建て以上共同住宅数の7変数40カテゴリーである。. も学生の帰宅時刻が遅くなるにつれて利用の頻度が高. 学生は主に共同住宅に居住していると考えられること. くなっており、23時以降に帰宅する学生の約60%が. から、共同住宅は低層共同住宅、中層共同住宅、高層. 3.3 学生のキャンパス周辺地域との関わり. 共同住宅の3つに分割した。 低層共同住宅は木造で、 100% 81. 319. 188. 195. 756. 638. 75%. 設備もあまりよくないと思われるもの、 高層共同住宅. 76. 168. は鉄骨造では、 エレベーターが設置されておりその他. 50%. の設備もよいと思われるもの、 中層共同住宅はどちら. 461. 780. にも当てはまらない中程度のものである (表6)。. 25%. 4.2 数量化Ⅲ類分析の適用. 0%. 男子学生. 80 1∼ 10 00 m. 60 1∼ 80 0m. 40 1∼ 60 0m. 20 1∼ 40 0m. 0∼ 20 0m.  街区のもつデータを変量とした40カテゴリーにつ いて数量化Ⅲ類分析を行った。 その結果、 固有値の大 きいものから0.3344、0.2601、0.2487という数値が. 女子学生. 得られたため、 固有値の高い順にⅠ軸、 Ⅱ軸及びⅢ軸. 図 5  駅からの距離と街区の男女割合 0% 博士課程. 20%. 40%. 00. 60%. 80%. 3. 0. 100%. 1. 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 100%. 特に決まってない. 0. 23時以降. 03. 修士課程 学部. 11. 1. 0. 3. 9. 14. 10. 8 7. 8. ∼23時. 2. 18. 23時以降. 特に決まってない. ∼21時 ∼19時. ∼15時. ∼17時. ∼19時. ∼21時. ∼23時. ほぼ毎日. 0%. 20%. 40%. 60%. 80%. 週4∼5回. 週2∼3回. 週1回. 月2∼3回. 月1回. ほ とんど利用しない. 図 8  学生の帰宅時刻とコンビニエンスストアの利用頻度. 図 6  学生の所属する課程と帰宅時刻. 0%. 100%. 20%. 40%. 60%. 80%. 100%. 特に決まってない. 博士課程. 23時以降. 修士課程. ∼ 23時. 学部. ∼ 21時 ∼ 19時. ほとんど毎日. 週4∼5回. 週2∼3回. 週1回. 月2∼3回. 月1回. ほとんど利用しない. ほぼ毎日. 図 7  学生のコンビニエンスストアの利用頻度. 週4∼5回. 週2∼3回. 週1回. 月2∼3回. 月1回. ほとんど利用しない. 図 9  学生の帰宅時刻と飲食店の利用頻度. 3-3.

(4) 表 6  数量化分析に用いた説明変数とカテゴリー分類. 説 明 変 数. 駅からの距離 大学キャンパスからの距離 商業施設数 住宅数 低層共同住宅数 中層共同住宅数 高層共同住宅数. 1 0∼200m 0∼200m 0棟 0棟 0棟 0棟 0棟. カテゴリー 3 4 401∼600m 601∼800m 401∼600m 601∼800m 6∼10棟 11∼15棟 11∼20棟 21∼30棟 3∼4棟 5∼6棟 3∼4棟 5∼6棟 3∼4棟 5∼6棟. 2 201∼400m 201∼400m 1∼5棟 1∼10棟 1∼2棟 1∼2棟 1∼2棟. 5 801∼1000m 801∼1000m 16∼20棟 31∼40棟 7∼8棟 7棟∼ 7棟∼. 6 1001m∼ 1001m∼ 21棟∼ 40棟∼ 9棟∼. を採用した。 第Ⅰ軸は 「街区の建物数」 (正方向で商業、 住宅、共同住宅数大)、第Ⅱ軸は「街区の利便性」 (正 方向で駅からの距離、商業施設数、共同住宅数大)第 Ⅲ軸は 「大学の影響力」 (正方向でキャンパスから距離 近、住宅数大)と解釈した。  4.3 学生居住数の多い街区の類型化  数量化Ⅲ類分析で得られたサンプルスコアをもとに クラスター分析(ユークリッド距離、ward法)を行い 5 つのグループを得た。グループ1 は、キャンパスか ら 400m 以内、住宅は 1 ∼ 10 棟、中低層共同住宅が 1 ∼4棟の範囲のカテゴリー割合が高く、 「キャンパスに 近く、 住宅と中低層共同住宅が混在する街区」 といえ る。グループ2は、キャンパスから600m以内、商業施 設、住宅、共同住宅、特に高層共同住宅の棟数が多い カテゴリーの割合が高いことから 「キャンパスから少. 図 1 0  箱崎キャンパス周辺の各街区グループ. し離れた建物の種類、 数ともに多い街区」 といえる。 グ. 5. まとめ. ループ 3 は、キャンパスから 201 ∼ 600m、商業施設、 (1) キャンパスの境界からの距離と居住数の関係とし 住宅数、 低層共同住宅の棟数が多いカテゴリーの割合. て、100m ∼ 200m の範囲に居住数のピークが存在し、. が高いことから、 「駅に近い、商業施設、住宅、共同住. 女子学生は 100 ∼ 200mから徐々に減少していくのに. 宅が混在する街区」といえる。グループ4は、駅、キャ. 対し、男子学生は 100 ∼ 200m より遠い距離帯にも学. ンパスどちらからも距離が800m以上、 商業施設、 住宅. 生数の多いものが存在するという傾向を把握した。. の棟数が少ないカテゴリー、 低層共同住宅の棟数が多. (2) 帰宅が夜遅くなる学生の半数以上がコンビニエン. いカテゴリーの割合が高いことから「駅、 キャンパス. スストア、 飲食店をほぼ毎日利用するなど学生の生活. から離れた低層共同住宅の多い街区」といえる。グ. とキャンパス周辺の施設利用の関係を把握した。. ループ5は、どの建物棟数も0棟のカテゴリーの割合. (3)学生の多く住む街区について、街区のデータを変. が高いことから 「駅、キャンパスから離れた建物の種. 量とした数量化Ⅲ類分析を行い、 「キャンパスに近く、. 類が混在しない街区」であるといえる (図10)。 グルー. 住宅と中低層共同住宅が混在する街区」 「 、キャンパス. プ2、 4は1街区あたりの居住数が多く学生の集まりや. から少し離れた建物の種類、 数ともに多い街区」 「 、駅. すい街区といえるが、グループ4は女子学生の1街区. に近い、商業施設住宅、低層共同住宅が混在する街. あたりの居住数が他のグループに比べて極端に少な. 区」「 、駅、キャンパスから離れた低層共同住宅の多い. く、男子学生が集中する街区である。グループ1、3、. 街区」 「 、駅、キャンパスから離れた建物の種類が混在. 5は居住数、 男女割合ともに似た傾向であった(表7)。. しない街区」の5つの典型的な街区タイプを得た。. 表 7  各グループごとの学生居住数. group1 街区数 男子学生数 女子学生数 各グループの居住割合(男子学生) 各グループの居住割合(女子学生) 1街区あたり学生数 1街区あたり男子学生数 1街区あたり女子学生数. group2 68 933 355 28.5% 34.0% 18.94 13.72 5.22. group3 12 252 93 7.7% 8.9% 28.75 21.00 7.75. 3-4. group4 8 112 46 3.4% 4.4% 19.75 14.00 5.75. group5 55 1140 213 34.8% 20.4% 24.60 20.73 3.87. 合計 64 839 337 25.6% 32.3% 18.38 13.11 5.27. 207 3276 1044 100.0% 100.0% 20.87 15.83 5.04.

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