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外国語を使う楽しさを体験する英語劇の実践研究 : 『英語ノート』導入前と導入後の2つの実践から

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(1)

NII-Electronic Library Service

 外 国語

使

し さ を

体験

す る

英語

劇の

実践

研 究

r

語 ノ

ー ト

前 と導

2

実践か ら一

    熊 木   礼 子 っ く ば 市 立 葛城小 学 校 キ

ド:音 声 や リズ ム

『英 語 ノ

ト』

ALT の協力

1

 

めに   英語教 育に おける英語劇につ い て は

  コ ミュ ニ ケ

ショ ン に関わ る 心 理 的 要 因の強化

  「話 す」 はもと よ り

すぐれ た 「活 動 、   非 言 語 的 手 段 と結びつ い た現 実の コ ミュ ニ ケ

る 機会

  場 面や文 脈の で英語 を理解し

表 現 する力の育成

  英 語で の 自己表現の練 習

  望 ま しい人 間 関 係の 中での 楽 しい英 語 学 習

  英 語学習の 目的 意識 と成 功感

  AET との共 同作 業の 絶好の機 会

の 8つ の 意 義が挙 げ られてい る (佐野

、1990

)。 小学 校段階で英語 劇に取 り組 むことの メリッ トは

  身体 全 体で表 現 す る喜び を素 直に感じられ る

  小学校 外 国語活動は音 声が中心で

劇 は そ れ に適 した 活 動であ る

  学 級 担 任 制 なの で

外国 語活 動以外の 時 間に も関連した 内容の 指 導 が 可 能

な ど を 挙 げ るこ と ができ よ う

 平成 20年 に 文部 科 学省か ら出された 『英語ノ

2

』で は

、Lesson

 

8

「オ リジ ナル の劇 をつ く ろう に お いて

 

「大 き な か ぶ」を グル

プごと にア レ ンジ した オ リジナル 劇 を 演 じ るこ と になっ てい る

これ によっ て小学校 外 国 語 活 動に おい て英語 劇に

定の位 置づけ が 与 え られた が

教 室でグル

プ 毎 の劇を行 うだ けで は

上 記の ような英語 劇の メ リッ トを 充 分 活 か すこ と は難しい

そこ で

ク ラス 全 体で あ る 程 度の長 さとス ト

の あ る劇に取 り組ま せ た い

ま た

劇は

観 客の前で行 うこと が 前 提で ある。 ク ラス メイ ト以外の観客 に 見ても らい

喜 んでも ら え れば

児 童が得 る自信 や 達成 感は格 段に大 き く な る

そ うい う体 験は

その 英 語 学 習 意 欲 向上もつ な がる と考 え られ る

 し か し

  適 当な発 表の場が ない   練 習に時間が か か る、   小 学 生 向 けの 適 当 な 台 本 が 少 ない

  衣 装や 道具等の 準備が 必要

等から

英語劇 に本 格 的に取 り組 むの は大 変である

 

本 稿で は、 こ の よ う な 状 況の 中で

『英 語 ノ

』 導 成 20 年 度

5

21

21

年 度に

6

年生

22

名の各

1

ク ラスで英語 劇 の継 続実 践 を 行っ た 成 果 を 報 告 す る

な お

2ク ラス の 学 年の 持 ち 上 が りで学級 を 担任したの で

6年生児 童の 半 数は 5年生の 時に英語劇を経 験し てい る

2

. 英 語劇

2

1

的 な ね らい  上 述の よ うに

英 語 劇には さ まざまなメリッ トが ある

小 学校での 実 践 例とし て

佐 野 (

1990

) に 玉川学 園小学 部に お ける指導実 践が詳 し く述べ られて い る

米 田 (2008)は

北陸 学 院小学校で英語 劇の 実践を 行い

児 童の英語に対し て の興味関心 が 深 まっ たこと を 報 告 してい る

 

た だ し

多くの公立小 学 校で は

佐 野 (1990) や 米 田 (2008 )に報告され て い る実 践 例の よ うに諸 条件に恵ま れ てい るわ けではない

ま た

  米田 (

2008

)に報告 されてい る 実 践 例では

発音や イン トネ

シ ョ ン につ い て は

母 語で ある 日本 語の影 響 を受けて い るこ とが確認 されてい る

  配 役によ っ て 児 童の活動 内容にぱらつ き が 生じ る

  舞 台 や衣装の準 備に力 を と ら れ、 英語 が 付 随 的 な もの に なっ て しま うこと が ある

な どの 問 題が あ る

 

これ らの 問 題 を 可能 な限 り回避し

英 語劇の メリッ トを 存分に 発 揮で き るこ とを 目指し た

2.2

  勤 務 校の事 情

 

筆 者が 平成 20 年 度に赴 任し た小学校の平 成

19

年 度まで の英 語活動は、各 ク ラス年 間

3

回 程度の

ALT

訪 問で あっ た

平成

20

年度は

同 様の

ALT

訪 間の ほか

3年生か ら6 年生 が 月

2

回各 20 分 間の モ ジ

一1 一

N工工

Eleotronio  Library  

(2)

ル で

チャ ン ツ の 音 声 教 材 を 使 用 し て学 級 担任が英語 活動を行っ た

21 年度か ら は

『英 語ノ

ト』を 使 用 し て年間

35

時 間 (うち

ALT との TT は20 時間 程度)の外 国 語 活 動 を 行っ て い る。   11月 に 行 わ れ る 「葛 城つ りとい う学校 行 事で は

学 年ま たは学 級 単位で様々 な 学 習を 行 う

発 表の 容 は

学 年

学 級の 実 態 に 合 わ せて学級 担任が 選択できる

体 育館で全校 児童 と保護 者が参 観 する学 習 発 表 会は

英語劇を 発表 する絶好の機 会と思 わ れ た

2

3

 演 目 と 台 本

 

児 童の負 担

観客が児 童 や 保 護 者であるこ と を 考 えると

演目 は よ く知ら れ てい る昔 話 や

演 技 を 見てい て大体わか る よ うな簡 単 なス ト

が よい

クラス 全 員が出 演 す るこ と を 考 え る と、 台 詞 のある 登 場 人物が多 数出てく る 必 要があ る

日本 や 世 界の 話の 簡 単 な英 訳本は各 種 出てい るが

登 場人物の 少 ない の が多

劇の脚 本 と なっ てい る もの は 中 学

高 校 生 レベ ル の もの が多い 小 学牛 が クラス全 体で行 う劇 に 適 し た もの はな か なか見つ け ら れ ない の が実 情である

 

本 実 践で は

平成 20 年度は

アル ク出 版の 子ども 英 語』 2008 年 2月 号の 「ま た の 台 本 をべ

に し台 本 を 作 成

平 成

21

年 度

『英語 ノ

2

大 き なか ぶ 」 を 発 展 させ て台 本 を 準 備 し た

2

4

音声

や リズム を

重視

す るこ と につ い て

 

学習指導 要 領の 目標 に は

 

外 国 語声 や リズムな どに慣れ親し む とともに

口本語 とのい を 知 り

言 葉の 面白 さや豊かさに気づく」 と ある

動 作 と と もに台 詞 を 言い

チャ ン ツや 歌を 取 り入 れ た語 劇は

その よ うなこ と を存 分に体 験でき る 活動であ る

  先に触れ た佐野 (1990 )

米 田 (2008) に 報 告 されてい る 実 践で は

ネ イテ ィブス ピ

に よ る 音 声のテ

プあるい は

CD

と台 本が児童に与え られてい

2008が指 摘 してい る よ うに

音 声教 材と十 分な練 習 期間があっ ても

児 童が台 本 に 頼っ カ タ カ ナ 的 な 発 音 こ と が ある

 

そこ で

本実践で は

児 童に

切の 文 字を与 え ない こ と に し た

聴 覚に 加 えて視 覚 を 使 え ば 理解や 記 憶の助けになるこ と は 言 う ま で も ないが

視 覚 に 頼 りが ち な 児 童は

英語の文字 指 導をしっ か り受 けて い ない 状 態で 台 本 を見 れば

当 然

4

年 生で既 習の ロ

マ 字の 影 響を受けて し ま う

そこ で

先 行 的にチャ ン ツ や 歌の 指 導を取り入 れて英語の ズ ム に 慣 れ させなが ら

音 声 だ けに集中 し て台 詞 を練 習 する こ と を考え た

 

チャ ン ツ で児 童に感じ取 らせたい こ と は

  強く発音す る音と弱 く 発 音 す る 音 が ある こと

  強 く 発音 する単語はゆっ く り

弱 く発 音 す る 単 語 は そ れ よ り速 く 言うこ と

である

リズム ボックス を使 うの も よい が

手 拍子をしな が ら言 う方が

各 単語を均 等に言っ て い ない こ と を よ り体感で きる

劇 中で は

その 場 面 で舞台 に立 っ てい ない児 童 らでチャ ン ツを する こ とで

、BGM

や 効果音を入れ な く ても

ク ラ イマ ックス の 部分を盛 り 上げる こ ともできる (図

D

 

歌の指 導は チャ ン ツの 延 長線上に あ る と考 えてい る。 歌で は原則 的 に 1 音符に 1音 節が対 応 す る が

日本 語の 1音 節 が 基 本 的に 1子音+1 母音ま たは

1

母音だけであるの に対 し

英語の 1 音節に は 数 個の子 音 が含まれ るこ とがあ る

ま た

短い時 間の 中に強 勢のかれてい ない 語 を立 て続 けに歌 う場 合も ある

日本語を母 語 とす る 者に とっ て 語の が速い

難 しい と感 じ るの は

この た めである と言え よう

こ の よ うな 日本語の 歌 との い を 超 え て英 語の 歌 を 楽しく 歌 うに は、 歌 図

1

.舞 台

下でチャ ンツ       を す る 児 童 詞の チャ ン ツ か ら入 るの が よい

た く さ んの 言葉が ある ように思っ て も

手 拍 子の 中 に ちゃ ん と言 葉 が はま る とい うこ と を 児 童 が 体 感 する と

メ ロ デを付けて も楽に歌え る

英 語の 歌 詞の 多 くは脚韻 を踏ん でい るの で

歌を歌うこ とで

英 語の リズム の 豊 か さに触 れる こと ができる

 

例えば

平成 20年 度の 実 践で歌っ た”

Skidamarink

と平 成 21 年 度の 実 践で歌っ た

lt

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Small

 

World「

t

(3)

NII-Electronic Library Service

  ●         ●         ●   ●

1

 

tove

 

y

◎U 

ln

 the raoming

    ●     ●     ● ●

and  

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t

e afernoon

●         ■       ■    ● 王

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 moon

 

Oh

      ●        ●       ●         ● 三t「s

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d

 oξ

laughter

, a world  of tears}

      ●         ●      ●        ●

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d

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fears.

      ●      ●       ●       ●

There

 

ls

 so much

hat

 we  share  

that

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s time we

re aware

      ●      ●     ● ●

1

ゼsas 搬a臼w 併

lda

氏e「a睦

 

ア レ ン 玉(2010)も

脚 韻を踏ん だ チャ ン ツやマ ザ

ス の 歌 を 教 材に

文 レベ ル での習 をす る こと が英 語の リズム を獲得 す る た め に 効 果 的 で あ るこ と を指 摘し てい る

2

5

全員

べ て の

台詞

練 習す

ることにつ い て

 

3

3で述べ た よ台 本を 持 た な では

ど うや っ て自分の 台詞 を 言 うタ イ ミン グ が わか る の か。 そ れは、 全員が、 すべ ての 台 詞 を練習 す るこ と で可能になる

。15

分程度の簡 単 な 劇 な らば

短 時間の練 習で も く り返し行 うことで

大体 覚える こと ができ る

これ は

劇の 流れや 自分の役割を 理 解し て表 現した り

劇 中の コ ュ ニ ケ

シ ョ ン を 楽し んだ りす るた め にも重要なポイン トで ある

 実 際の方 法 と して

練習の 初期 は

場 面 ごと に

配 役の児童 が演 技する のを 見 な が ら

台 詞 を 全 員 で言っ てい く。 演 技 を 見 な が ら

自分 も やっ て い る気 持ちになっ て台詞 を言 うの である

こ の時 点で

演 技 をしてい る児 童 と見て い る児童は

動 きが あるか ない かの違い で、 台 詞 に 関 して は差がない

全 員が た く さんの 台 詞 を 言っ

よ り英 語 に親しむ こ と がで き る

ま た

みんなで練 習し てい くの で

自分の台 詞 だ けが難し い の で はない か と悩む児童 もい ない

2

6

 道具や衣装

 

劇に取り組む ことの大変さの

つ に 大道具

小道具

衣装の準 備がある

も ちろん

立派な 道具や 衣装がそ ろえば

劇は大い に盛 り上が る であろう。 し か し

限 られ た 時 間の 中でその 準備 に力を 入 れ る と

教 師も児童 も そ ち ら に 気 を 取 られ

肝 心の 台 詞 や演技の練 習が お ろ そか になっ て しまうお それ があ る

登 場 人 物 ら しい演 技 を あ ま り しない で

衣装に頼っ て しま う児 童が出て く る 可能性 も ある

そこ で、 本 実践では、 道具 や 衣 装 に あ ま り凝らずに 取 り組むこ と と した

演 じ る側 も観 客も想像力 を 豊かにし て

台 詞 や 演 技を楽しみ たい

3.

 

実 践 の 取 り

3

1

 

入 前の

5

年 生で の

実践

1

)ク ラス劇 に す る た め の工

 

2.

3

の 考 え 方の も と に

い くつ か の昔 話の 語の ビデオ と簡単な 紙 芝 居 を 見せた 中で

児童の反応も よ く

ちょ うど台 本が 見つ かっ た 「うら し ま た ろ う」 を 演 目 に 選 ん だ

 配 役は

4人の リレ

の 太 郎

2人の リレ

の亀 と乙姫

台 詞の 他 に 歌っ て踊 る 各

3

人の 貝 と タコ

4

人の魚た ち

子 ど も た ち と村入 は

1

2

役 に し

台 詞 も付け 加 え

クラス全員が出られて、 かつ 台 詞 や 演 技の 量に偏りが ない よ う配 慮 した

前口上の後

劇 が 始 ま る

魚たちが歌う”

Skidamarink

「「

振 り付 け を変えて フ ィナ

レで 全員が歌い踊 り

ミュ

ジカル 風に した

2

)指

 

運動 会が終 わっ た

9

月 下旬に

葛 城まつ りで、 英語 劇 「う ら しま た ろ う」 をやろ う と児 童に 提案し た

配 役 を 決 め

台 本 を 準 備 した

10 月に入っ て朝の会の 「朝の 歌」 の時 間 に

挿 入 歌

3

曲 を 易 しい もの から順に練 習し た

劇は教室で、   場面 ご と に 演 技 を 見 な が ら全 員 で 台 詞 を 言 う

劇 中の チ ャン ツ を 練 習 す る

  場 面 ごとの メン バ

に分かれて

工夫し な が ら練 習 を す る

グル

プの 踊 り は休み 時 間に振り付け を考え る、   通 して練 習 を す る

の 順で練 習した

。10

月 下 旬に は

フ ィナ

レ の練 習

一3 一

N工工

Eleotronio  Library  

(4)

と体育 館ステ

ジでの し練 習を した

その ビデオ を み ん なで見て意 見 を 言い 合い

演 技の 修正 をし た

ま た

児童 と共に簡 単 な小道 具 を 作っ た

。11

月 上旬に リハ

ル と本 番 を行っ た 。 英 語 劇の 練習 に充てたの は

学活 や 総合 的な学習の 時 間 14時 間であ る

3

)成 果   1か月 余 りの練 習 期 間であっ た が

どの 児 童も楽しみなが ら取 り組 む こ とができ

本番で も 堂々 と 演 技 を す るこ とが で き た (図

2

)。 保 護 者 にも

 

英 語

E

 

楽 し く 見 られ た と大 変好 評

 

これ は

、2.

4

で述べ た よ う な

児 童英 語 や イ

シ ョ ン を 体 得 し

自信 を 待 っ て台 詞 を言っ た り歌を歌っ た り し た た めと言 え る

子音 字で終わ る 単 語の 語 尾に母 音が加 わっ た り

目本の 中で 日常 的 に 使 わ れてい る 単 語 や フ レ

ズがカ タ カ ナ的 な発音

イン トネ

シ ョ ン になっ たりする こ ともなく

2」 の 問 題 点  は ク リア

するこ とができ た

図 2.

 

「う らしま た ろ       う」 の

場 面  ま た

2.

1

の 問 題 点  につ い て は

、3.

1

の(

1

)で述べ 配 役

方 式 1 2

台 詞 け 加 え な どで

全員が ほぼ均 等の 活 動 を 行 うこ とが で き た

問 題 点   の道 具や衣 装も

2

の よ うな 簡単な もの を 児 童 と

緒に休み時間に準 備した だ けで

英語劇のしさを味わ うこ とが でき た

 

英 語 劇の練 習 を始め た頃 と本番 後の児童の 意識 調 査 (図

3

) を 見 る と

前 者では 「語劇が とても 楽 しみだ」 と答え た児童 が

7

割弱 だった が

後者で は9 割の 児 童 がも 楽 し かっ たと答 え

残 り 1 割の 児 童 も 「少 し楽 し かっ た と答えてい る

ま た 「中学 校での英語学 習が楽しみか1 とい う質 問に対 し て は

前者で は 「と て も楽しみだ」 と答えた 児 童が 3割 弱であっ たの に対し

後者で は

4

割 強 に 増 えてお り

児 童の 英 語へ の興 味 関 心 が高まっ たこと が わか る

  「英語劇を やっ て よ かっ たこ と は何か 」 とい う質問 に は

多かっ た順に

「英 語に興 味がも 「英語い 方 が わかっ た 「英 語の ズム がわかっ た1

 

「発 音 が う ま く なっ た

 

「ジェ ス チ

の違いが わかっ た

 

「や れ ばできる と 思っ た」 が あっ た

実 際力 がつ い たかどうか は別 と して

童の気 持ちと して は

楽しかっ た だ けでなく

活 動の 中 で 得 た もの が あ り

達 成 感や満 足 感 を 味 わ え たこと が伺える

 英 語の リズム や 当声に親 しむ と と もに

  「国 語を使 う楽しさ」 を体験す るこ と は

中 学 校の 英 語 学 習へ の スム

ズ な移 行につ な が る とら れ る

ま た

手招 き や 自を 指 すぐ さい か ら

異 文 化 に 関 心 を もっ こ と ができ た 児 童 もい た

 

副 次 的 な 成果 と し て は

ク ラスみ ん な で

つ の もの をつ る 喜を 味 わこ と、 発 表 を 通 し て保 護 者や 地域の人 に 小 学 校 外 国 語 活 動 にっ い て知っ ても ら え たこと

が挙げ ら れる

 こ の実 踐で は

ALT

の訪 問 が 少 なかっ たの で学 級担 任が指 導を し た が

上述の 方 法で ALT の 力 を 得れば

学級担任 は 英 語 が あ ま り得 意でな くても、 英語 劇の 指 導は可能であると考える

 

5

 灘

29殉i     66% 10%

90%   (10月

2

日)        (11月11日 ) 英 語 劇が楽しみ   英語劇は 楽 しか っ た 5%

 

29

66% (

10

2

日 )

  

i43

% 57

   \

(11月11日 〉 中 学 校 の 英 語 学 習 が 楽 しみ とてもそ う思う       少し そう思 う

あま り そ う 思わない

そ う 思 わ な い 図

3

英 語 劇 を や る 前 (

10

2

日)と

本番後 (

11

11

21

名)

意識

調

査結

4

)課 題

 

平成 20 年度は その 機 会 が な かっ た が

、ALT

と協 力 する こ とで さ らに効 果 的な指 導が期 待できる

残 され た課 題は

  ALT の 協 力 を得てさらに効 果 的に英語劇の指 導を行うに は どの よ うに した ら よい か

  小 学 校 段階に 合っ た 台 本 や 音 声 教 材の 開 発 を 期 待 したい

とい ことである。

(5)

NII-Electronic Library Service

3 .

2

 英

語 ノ

6

生で の

実践

1

語ノ

トの

活動

か した オリジ ナル 英 語 劇

 

平 成 20 年 度の 実 践 後 刊行 さ れ た 『英語ノ

2

』の 指 導資料 に は

Lesson 

8

「オ リ ジナ ル の劇をつ く ろ う」の 単元の 内 容 と して

  英 語で オ リジ ナル の り をする楽 しさ を体験 する

  積極 的に 台詞 を 言 う

  気 持ち を込 めた 台 詞

ジェ ス チャ

で表 現の大 切 さ を 知 る

  英 語の 音 声や リズム に 慣れ親しむ

  生 活習 慣

行 事 などのい に気 付 く

  ALT な ど と交 流 し て 文 化 等に対 する理 解 を 深 める

が挙 げら れ て お り

筆者の考 えてい たことに

3.

1

(4)で述べ た 課 題 を 加た も と ほぼ 同じ で っ た 。 そこで 21年 度 は

基 本 的 な考え方は前年度を踏 襲し た上で

『英語 ノ

2

活 動 を 全 体で行 うオ リジナ ル劇に活かす こと と、

ALT

か ら効 果 的 な 協 力 を 得 るこ と を念頭 に実 践を行っ た

2

)オ リ ジ ナ ル 劇の 工夫 点  は じめに述べ た よ う

ク ラス全員が出演する劇にするた め に は

『英語ノ

2

』の グル

プ 劇 「大 き なか ぶ 」を 発 展させたり広 げ たりする必要が ある。 『英語ノ

2』 活 動 を 活に は

ぶ を引っ 張 る 場 面 を メ イン に し たい

そこ で

  引っ 張る もの を

2

つ (ぶ とに ん じん )増や

登 場 入 物 を増や す (図

4

  種を ま く前か らの 話に し て

2組の おじい さんと おば あ さ ん は

そ れ ぞ れ

2

人の リレ

で演 じ る

  プロ ロ

グ をつ け る (1人が

1

ラス ずつ 歌い

踊る)

の方 法で

クラス全 員が活 躍できる劇 「大 きな か ぶ と大きなに ん じ ん 」 に した。 これに加 え

前回 同 様前口上 を 付け

ク ライマ ックスでの 手拍子 入 りのチャ ン ツ と

フ ィナ

レでの員のと踊 り を 入れ た

 

異文化

自国の 文 化の 理 解 とい う観 点か ら

  劇 中に 日本の 話 (「浦 島 太 郎」 と 「桃 太 郎 の 登場人物 を 登場させ る

  様々 な動物のき 声 を 入 れ る

こ と に した

場 面に合っ て いれ ば

例えば

How  

big

 

Wow ! A 

big

 tumipl” ”

A

 very

big

 tumip!「「

Great

” i ,

We

 

did

 

it

IIGood  

job1

の よ う ない くつ の 表 現 の から

その ときの気 分で好 きなもの を言っ よい こ と に した。 そ の

実 感が伴い

ュ ニ ケ

シ ョ ン を より楽 し めると考え た か らであ る

       

4

.英

き な か

      

ぶ と

きなに ん じん」 (

3

ALT

の協 力 について  

Lesson

 

8

オ リジ ナル の 劇 をつ く ろ う」 の 4 時間の うちの 第 2 時 と第

4

時 を

ALT

との

TT

で行っ た

2

時の 主な指 導内容は

オ リジ ナル劇でも 使 え そ うな 台 詞の

ェ ス チ

をつ けて言 う 練 習で ある

第 4 時は

 「かぶ

j

の 登場人物はその ま までグル

プ 劇 を 行っ た

。5

年 生 に 比べ

6

年生は演じ るこ とへ の 抵 抗感 も 強い 演 技 を 大 き く す るた め に

ALT に ア ドバ イ ス を し てもらっ た

 

10

月の ALT との TT では

オ リ ジナ ル劇の

2

つ のチャ ン ツの 指導を し た。 放 課 後 に は

『英 語ノ

2

』にない台詞にっ い て

自然な英 語表現か ど うか助 言 を 受 けた

4

)指 導 過 程

 

『英 語ノ

ト2』の活動を 活かすため に

、9

月に

Lesson

 

4

でな く

Lesson

 

8

に 入 り

予定の 数 4 時 間で活 動 した。 そ の後の 指 導 過 程は前年度とほ ぼ 同じで

10月は朝の 歌で挿入歌や 踊 りの練習をし

ll月 に は 『英 語 ノ

2

』の 表 現を使っ てオ リジナル 劇の練 習 を 行っ た

練 習に充て たの は

外 国 語 活 動の 時 間 と 学 活 や 総 合 的 な 学 習の時間の計

15

時間である

 

本番は 「葛 城まつ り 」の 学 習発 表の予 定であっ た が

新 型 イン フ ルエ ン ザの影 響で行事が 取 りや め に な り

学級の保護 者 参観で行っ た

後日

「大きなかぶ」 を国語で学習 した

1

年 生 に も 見 せ た

5

)成 果   『英 語ノ

ト2』で くり返 し聞 き

ジェ ス チ ャ

を付けて言 う練 習をした 台 詞 を多く使っ い るの で

オ リジナル に移 行 する時 点で

児 童は あ る 程 度の 自 信 を 持っ て ス タ

トするこ と が できた

一5 一

N工工

Eleotronio  Library  

(6)

語を習っ てい る児 童 も数 名い たが

劇を 見 る 限 り

習っ てい る 児 童 と そ うでない児 童の 差 異は認 め ら れ ず

どの児 童 もしっ か り と 台 詞 を言っ い た。

3.

2

の (

1

)で述べ た実 践の ね らい の

1

つ の 「『英語ノ

2

活 動 を 活 か 」 こ とがで きた成 果と言える

ま た

、3.

2

の(

3

)の ように

ALT

の 訪問 を 見 通 し て計画的に TT を 行 うこ とで

児 童 は演 技や台詞の 工 を 広げる こ と ができた

  今 回

新型 イン フ ルエ 練 習 や 本番数 名 児 童ん だ が

役 に も 代 役 が 出劇 を 行 うこ とが で き た

これは

25

で述べ た 全が すて の台 詞 をて い る こ との 副次 的 な成果であ る

 

初め て英語劇をやっ た 児 童 は

前回 同 様

い つ の間 に か 台 詞 が言え る ように なったことに驚い て い た

昨 年度英 語 劇 「う らま た」 を し た

 

の 方が英 語 や 演 技が難 し かっ たけ れ ど

楽し かっ た

英語劇 をやっ て少 し英語が上 手 く なっ た と 思 う

」 「動 き な が ら台 詞 を 言 うのが 大変 だっ た け れ ど

練習 して 自然に覚え られ た

」 「前 は 初 め恥ず かしくて小 さい だったけれ ど

今回は 最 初か ら大きな声で で きた

」 「お客 さんが笑っ て くれ たので良かっ た

等 が あ り

前年度よ り 自信 を深 め

楽しん で演技 を してい たこと が 伺 え る

 2

年 連 続で見た保護 者の 感 想に は

 

今 年 は よ り

しそ う に演じてい た。 声 もとても大き くな っ 自信 を 持っ やっ い る のを感じた

」 「昨 年の英 語 劇 もすばらし かっ た が

今 年はさら に み ん なリ ズ ミ カル に英 語 を 話 して い た。 何 よ り も み ん な 楽 しんでやっ てい た姿に感 動。 」等が あっ た

 

1

年 生の感 想 には、 「すご く面 白 くて英語 が 上 手で した

」 「私 も英語 をし ゃべ っ て み た く な りま し た

 

「大 き なかぶに出て こ ない動 物 や人 たちが 出て きて面 白かっ たです

」等が あっ た 劇の後

体 育館 か ら教室へ 戻 る 途 中

2

人の

1

年生 が そ れ ぞれ ”

皿iank you very  much

 ”

Big

 turnip!” と 話 し かけ てきて驚いた

少 な くともturnip は 1 年生に とっ 初め聞い た 単 語であると 思 わ れるの で

かな り 熱心 に見て い た とい うこ とで あ り

伝わるものがあっ た とい うことでもある

5

  まと

 

こ の実 践により

次の よ うなこ とが 言 え よ う

  音 声に よ る指 導を 重 視 す ること に よ り

児童 は

台本 なし で 15 分程 度の語劇を 英 語の声 や リズム に親し みな が ら演じ る こ とがで きる

  『英語ノ

』の 活 動 を活かすことで

児童の負 担も少なく

さら に自信を 持っ て台 詞 を 言 うこ と ができ る

  『英 語ノ

ト』の 活動で使用 し た 表 現 を 児 童 が柔軟に台 詞に採 り入 れ る こ と で

劇 中の コ ュ ニ

層 楽と が

  音 声 指 導だ け で な く

演 技 を 大 き くす る 面で

ALT

指 導が効 果 的である

 

以上の よ うに、 小学校 外国 語 活 動に おい て英語劇は き わ めて有 意 義な 活 動であ る。

 

『英語ノ

に英語劇が採 り上げら れて いること は 評価で き るが

グル

プ 劇 か ら よ り本 格 的 な劇に発 展させ るた めの切な 台 本 や 指 導 資料は不 足 し てい る

これ らが充実すれば

学校現 場で はもっ と取 り組 み や す く なる の で

そ れ を期 待したい

適切な 台 本が 得 られ た 場合でも

児童数や 上演時間 等の実態に合わ せて ALT にア レ ン ジ し ても ら うこ と ができれば

学級担 任の負 担は少 な く 取り組 み や す く な る。

 

英語 劇 とい う活 動

小学 校外 国 語 活 動の 中で

児 童 に とっ も 教 師 に と

魅 力 的 な活 動と し て今 後も採り上げられ てい くこ と を願 う もの であ る

        参考文献

ア レン玉井 光江 (2010 )

『小学校 英 語の教 育 法

理論と実 践』

大修館 書 店

小口真 澄 (

2008

今 月ふ ろく を使お う!」

『子 ど も英語』

2

月号

、54−61.

ア ル ク

佐野正

1990

. 『

英語 劇指 導マ ニ ュ アル 』

玉川大 学出版部

文部 科 学 省 (

2009

『英 語ノ

2

文部 科 学省 (

2009

『英語 ノ

2

指 導 資 料 』

米田佐 紀子 (

2008

語 劇 を 通 し日本 人 児 童 に語 力 を 定せ る

シ ョ ン能

  

力か らみた発音

語彙

文 型の定 着 を 目指 し て

『北 陸 学 院 短 期 大 学 紀要』 第 40 号

、65−84.

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