国立国語研究所学術情報リポジトリ
国定読本用語総覧9 : 第五期『ヨミカタ』『よみか た』昭和十六年度以降使用・『初等科国語』昭和十 七年度以降使用 て〜ん
著者 国立国語研究所
ページ 3‑1038
発行年月日 1994‑06
シリーズ 国立国語研究所国語辞典編集資料 ; 9
URL http://doi.org/10.15084/00001622
◎﹃ヨミカタ﹄﹃よみかた﹄昭和十六年度以降使用
◎﹃初等科国語﹄昭和十七年度以降使用 第五期﹁て〜ん﹈
国立国語研究所編
刊行のことば
国立国語研究所は︑その事業項目として国語辞典の編集を掲げている︒その一つは歴史的辞典であるが︑日本語の展開
発達を記述する基礎をなすものとして︑我々は日本大語誌とも名づけるべきものを構想した︒文献の上にたどられる限り
の日本語の足跡を︑用例として収集し︑整理しようとするものである︒
時代をかりに三百年︑百五十年︑五十年等に区切って見るとき︑一八五一年以後の時期は︑日本語が近代的発展をとげ
た︑著しい一時代である︒そして一九〇一年からの五十年は︑現代語の基礎の確立した時期と見ることができる︒我々は︑
まずこの五十年にしぼって︑用例収集の作業にとりかかった︒ここに取りあげる六種の国定読本は︑ちょうどこの時期に
使用されたものであって︑この時期の国語教育の基本教材であり︑その用語は︑それ自身発展しつつ︑国民的な現代語の
成立の基礎をなすということができる︒
ここで国定読本というのは︑明治三十七年四月から昭和二十四年三月までの間に使用された文部省著作の小学校用国語
教科書六種のことである︒その六種を使用時期に従って示すと次の通りである︒
第第第第第第 六五四三ニー 期期期期期期
第一期国定読本については︑﹃国定読本用語総覧1﹄ 明治三十七年より使用﹃尋常小学読本﹄︵今日イエスシ読本と俗称︶一〜八 明治四十三年より使用﹃尋常小学読本﹄︵今日ハタタコ読本と俗称︶巻一〜十二 大正七年より使用﹃蠕国語読本﹂︵今貝ナハト読本と俗称︶登〜+二 昭和八年より使用﹃小学国語読本﹄︵今日サクラ読本と俗称︶巻一〜十二 昭和十六年より使用﹃ヨミ国財﹄一〜二﹃よみかた﹄三〜四﹃初等科国語﹄一〜八︵今日アサヒ読本と俗称︶ 昭和二十二年より使用﹃こくご﹄一〜四﹃国語﹄第三学年︵上下︶第四〜六学年︵各上中下︶︵今日みんな いいこ読本と俗称︶
一冊にまとめ︑第二期国定読本から第六期国定読本まではそれぞれ
二分冊とする方針で刊行を進めてきている︒このたび刊行するのは第五期国定読本の用語総覧の第二分冊であり︑﹁て〜
ん﹂の部を収める︒ この作業は︑もともと︑この時期の用語を採集する方法の検討のために︑国語辞典編集準備室において試験的に行って
きたものであるが︑昭和六十三年十月に国語辞典編集室が新設され︑その室の事業として引き継がれた︒作業方法につい
ては︑最初手作業で行っていたものを︑第三期からコンピュータ利用方式に切り換えるなどしたが︑結果はほぼ当初の内
容と体裁を踏襲してきた︒今後も内容については一貫した方針を保持するつもりであるが︑第五期より体裁を部分的に改
めた︒すなわち︑約一万三千の見出しのうち︑特に使用頻度の高いもの︵度数二百以上︶五十一語についてのみ︑文脈を
固定長方式にした︒いわゆるKWIC方式である︒四段組を三段組に改めたのは︑右の変更に伴うものである︒文脈範囲
指定に費やす研究者の時間を節約するのが目的であり︑読者諸賢の御理解をお願いする︒
この﹃国定読本用語総覧9﹄の編集作業及び諸本の調査にあたったのは︑室長 木村睦子︑研究員 加藤安彦︑藤原浩
史︑調査員 林大︵名誉所員︶︑貝美代子︑︑久池井紀子︑山田雅一︑奥村大志である︒
国定読本の諸本の調査にあたっては次の機関及び諸氏のお世話になったことを記して謝意を表する︒
国立教育研究所教育情報資料センター教育図書館︑早書文庫︑大分県立大分図書館︑山形県立博物館教育資料館︑千
葉県総合教育センター︑横須賀市教育研究所︑八千代市歴史民俗資料館︑東京都江戸川区教育研究所︑出島村郷土資
料館︵茨城県︶︑玉川学園教育博物館︑茨城大学教育学部図書室︑福岡教育大学付属図書館︑東京都江戸川区立小岩小
学校︑日本女子大学付属豊明小学校︑文化庁文化部国語課主任国語調査官安永実︑財団法人教科書研究センター付属
図書館長補佐 中村紀久二︑山形大学教授石島庸男︑茨城大学教授佐々木靖章︑福岡教育大学教授根本今朝男
また︑前八巻にひきつづき印刷刊行を引き受けられた三省堂にも謝意を表する︒
平成六年四月
国立国語研究所長 水 谷 修
凡 (3)
凡
例
(一
j内容 ︵二︶底本 ︵三︶用語採集の範囲 ︵四︶見
出し語の立て方 ︵四・一︶単位 ︵四・二︶読み︵五︶見出し語
の注記 ︵五・一︶見出し ︵五・二︶漢字 ︵五・三︶品詞 ︵五・四︶人名・地名などの注記 ︵五・五︶度数 ︵五・六︶表記
︵五・七︶活用形 ︵六︶見出し語の排列 ︵七︶用例と所在
︵七・一︶用例文 ︵七・二︶所在 ︵七・三︶層別
(一
j 内 容
本書は︑昭和十六年度から用いられた第五期国定読本﹃ヨミカタ﹄﹃よ
みかた﹄﹃初等国語ヨミカタ﹄︵いわゆるアサヒ読本︒全十二冊︒︶の全用
語を五十音順に排列し︑その全用例のうちテからンの部までを収めたも
のである︒
︵二︶底本
各種機関の所蔵本を底本として用いた︒詳しくは巻8所収の解説参
照︒
︵三︶ 用語採集の範囲
底本のうち︑
①目録 ②本文 ③図版
の部分を用語採集の対象とした︒ただし︑③のうち︑判読しがたい語は除いた︒表紙・扉・ページを示す数字・奥付などの部分は︑用語採集の対象としない︒なお︑教師用書に示された漢字の新出と読み替えの表示は︑本書の付 録5﹁漢字一覧︵提出順︶﹂および付録6﹁漢字一覧︵五十音順︶﹂にま
とめた︒︵四︶ 見出し語の立て方
︵四・一︶ 単 位
自立語は原則として文節から助詞・助動詞を切り離したものを一単位
とし︑助詞・助動詞は︑﹃現代語の助詞・助動詞−用法と実例﹄︵国立
国語研究所報告3︶を参考にして単位を決定した︒ただし︑
①形容動詞は立てない︒形容動詞の語幹にあたる部分を﹁形状詞﹂
として一単位とし︑語尾にあたる部分を助動詞とする︒
②サ変動詞﹁する﹂︑および﹁いたす・くださる・なさる・もうし
あげる﹂など意味上ほぼサ変動詞﹁する﹂にあたるものが︑体言
または体言相当のものにじかに接続している場合は切り離さな
い︒
③助詞・助動詞を構成要素に持つ副詞・接続詞等の処理は別に行う︒
④動植物名や固有名詞︵人名・地名・戦争名・課名・題名など︶は
全体で一単位とする︒
⑤同語形であっても品詞の異なるもの︑口語・文語などで活用の
異なるものは別見出しとして扱った︒ただし︑﹁会う﹂のように口
語五段活用と文語四段活用の終止形が同形で併存するものは︑一
つの見出しにまとめた︒
複合語などの後部にあらわれる要素については︑次のように切り出し
凡
(4)
て見出しに立て︑
した︒ あいて
呂で︑主となる見出しを参照させて検索できるように 5おあいていたす・そうだんあいて
︵四・二︶ 読 み
漢字表記の読みを決定するにあたっては︑教師用書に新出または読み
替えとして提示されている漢字を参考にした︒
四期までの国定読本では︑ある漢字がその読本中で初めて使われる時
には︑新出漢字として上欄に掲げ︑その後別の音訓で使われる時には︑
傍線を付して読替漢字として掲げている︒その漢字を提出順または代表
音訓順に示したのが三期の第二分冊に添える付録の﹃漢字一覧︵提出
順︶﹄及び﹃漢字一覧︵五十音順︶﹄である︒巻.頁が進むにしたがって
提出音訓が増えるので︑そのいずれに該当するのか確定できない場合も
生じるが︑これによって編者の意図の推定できる場合も多い︒例えば︑
﹃用語総覧5﹄の付録6によると︑﹁石﹂という字は曝書の26ページが初
出で﹁いし﹂︵石がき︶︑つぎに︑巻六の64ページに読替が立ち﹁シャク﹂
︵磁石︶︑最後に巻六の95ページに読替が立つ︵大石︶︒ここで﹃大石﹄の
﹁石﹂の読みは︑前の二つと同じであってはならないので︑これは﹁おお
いし﹂ではなくて﹁タイセキ﹂だということになる︒
第五期国定読本では︑欄外に漢字を掲げていないが︑編纂趣意書に
代って教師用書に新出および読替の漢字と読みが示してある︒
詞
︵五︶ 見出し語の注記
各見出し語ごとに︑次のような事項を記した︒ 例
見出し漢字 注記 度数 表記
いつくしま ﹇厳島﹈︹地名︺
用例 いつくしま
1 嚴島 十一348図
いつくしま筆画は古より日本三景の一に敷へられて殊
に名高く︑︿略﹀︒
所在︵巻・ページ・行︶層別
見出し 漢字 品詞 度数 表記 活用形
コ
そ・う﹇沿﹈︵四・五︶4 そふ 沿ふ ︽ーウ・ーッ・ーヒ︾六722 東の方は此の橋のたもとから︑川にそって電車が
出ます︒
︵五・一︶ 見出し
現代仮名遣いによって︑和語・漢語は平仮名︑外来語は片仮名で記し
た︒
活用語は終止形を見出しとし︑活用しない部分と活用する部分との間
に・︵中点︶を入れた︒
︵五・二︶ 漢 字
語の識別のため︑必要に応じて︑見出し語にあたる漢字を注記した︒
︵五・三︶ 品 詞
品詞は次の通りとし︑後に示すような略号を用いて示した︒なお︑助
詞と動詞は︑さらに細分類を行った︒
名詞︵名︶代名詞︵代名︶ 形状詞︵形状︶ 副詞︵副︶連体詞︵連
凡 (5)
体︶ 接続詞︵接︶ 感動詞︵感︶ 助詞 動詞 形容詞︵形︶ 助
動詞︵助動︶
助詞は次のように分類し︑後に記すような略号を用いて示した︒
格助詞︵格助︶ 副助詞︵副助︶ 係助詞︵係助︶ 接続助詞︵腎助︶
並立助詞︵並置︶ 準体助詞︵準助︶ 終助詞︵終助︶ 間投助詞︵間
助︶また︑動詞は活用の種類によって分かち︑次のように示した︒
四段︵四︶ 五段︵五︶上二段︵上二︶上一段︵上一︶下二段︵下
二︶下一段︵下一︶力行変格︵力変︶サ行変格︵サ変︶ナ行変
格︵ナ変︶ ラ行変格︵ラ変︶
︵五・四︶ 人名・地名などの注記
見出し語の意味・用法について︑必要に応じて︑﹁人名・地名・課名・
話し手名﹂などの注記を加えた︒なおその場合には品詞は省略した︒
︵五・五︶ 度 数
見出し語ごとに︑その使用度数
︵用例の数︶を記した︒︵五・六︶表記
その見出し語の全用例について︑片仮名・平仮名・漢字や︑振り仮名
の有無などの表記の異なりを列挙した︒二種類以上の表記がある場合
は︑次の順とした︒
①片仮名
②平仮名
③変体仮名
④漢字︵片仮名の振り仮名つき︶
⑤漢字︵平仮名の振り仮名つき︶
⑥漢字︵振り仮名なし︶
⑦アラビア数字 ⑧ローマ数字
︵五・七︶ 活用形
活用のある見出し語の用例について︑活用形の異なるものを列挙し
た︒ただし︑ここでいう活用形の異なりとは︑未然形・連用形などの別
ではなく︑語形上の異なりをさす︒
活用形を列挙する際︑活用しない部分︵見出しで︑中点・より前の部
分︶は一で記し︑活用する部分を︑原文通りの仮名遣いで︑片仮名によっ
て示した︒
また︑二つ以上の活用形がある場合は︑五十音順に並べた︒
︵六︶ 見出し語の排列
見出し語の排列は現代仮名遣いの五十音順とする︒ただし︑片仮名は
平仮名に︑濁音・半濁音は清音に︑小字︵アイゥェォ つやゆよ︶は普
通の仮名に︑長音符号﹁1﹂は直前の仮名の母音に︑それぞれ置き換え
たものとみなして︑一字目から順次︑五十音順に排列する︒
同じ仮名の連なりとなった見出しは︑次の各項を一字目から順に適用
して排列する︒
①清音←濁音←半濁音
②小文字←大文字 すなわち︑拗音←直音︑促音←直音
③普通の仮名←長音符号
以上によっても排列の決まらないものは︑次の各項を順に適用して排
列する︒ ①次の品詞順とする︒
名詞←代名詞←形状詞←副詞←連体詞←接続詞←感動詞←助詞←
動詞←形容詞←助動詞
a名詞のなかでは次の順とする︒
凡
(6)
課名←話し手名←人名←地名←それ以外の名詞
b助詞のなかでは次の順とする︒
格助詞←副助詞←係助詞←接続助詞←並立助詞←準体助詞←終
助詞←間投助詞
c動詞のなかでは次の活用順とする︒
四段←五段←上二段←上一段←下二段←下一段←劇変←サ変←
ナ変←ラ変
②漢字表記の付けられるもの︑付けられないものの順とする︒ a漢字表記の付けられるものについては︑字数の少ないものか
ら多いものの順とする︒字数が同じ場合は︑一字目の画数順と
し︑一字目が同画数の場合は︑﹃康煕字典﹄の順に並べ︑同字は
まとめたうえで︑二字目の画数順とする︒
b漢字表記の付けられないものについては︑
平仮名←片仮名︵外来語︶の順とする︒
︵七︶ 用例と所在
︵七・一︶ 用例文
用例は︑仮名遣い・分かち書きなどまで︑できるだけ原文通りとした︒
漢字字体は︑対応する普通の明朝活字体とした︒
用例の長さおよび体裁は︑今回から見出し語により二通りに分けた︒
すなわち出現頻度の高い語︵主として助詞・助動詞︶はKWIC形式と
し︑それ以外のものは︑従来通り可変長とした︒用例文の中間の一部を
省略する場合は︑︿略﹀のように示した︒
同一見出し語に含まれる用例は︑底本における出現順に排列した︒
用例中︑見出し語にあたる部分は太字で示した︒
なお︑五十音図・いろはは︑本文ではそれぞれ一部分を示すにとどめ︑
付録に全体の形を示す︒ ︵七・二︶ 所 在
用例は︑見出しにあたる語のはじまる位置によって︑底本の巻・ペー ジ・行の順で所在を示した︒第五期国定読本は︑学年によって書名が
﹃ヨミカタ﹄﹃よみかた﹄と﹃初等科国語﹄に分れるが︑巻番号は通しで数える︒すなわち︑﹃ヨミ江田﹄﹃よみかた﹄一〜四が巻一〜四に︑﹃初等科国語﹄一〜八が巻五〜十二にあたる︒また頁番号が二百を超える場合
は︑﹁付録﹂中の用例であり︑その頁から二百を引いたものが正しい頁番号である︒なお︑図版中の語は︑それぞれ
五36図のように記し︑図版中の語であることが分かるようにした︒︵七・三︶層別
用例文の文体上の性格を次の三類八種に分類した︒①口語文 文語文 候文 ②散文 韻文 手紙文 ③地の文会話文
以上のうち︑口語文・散文・地の文については注記せず︑それ以外は︑上記の分類の第一字目によって︑図魍暴君園のように区分を示し
た︒なお︑目録と図版中の語については︑原則として層別の表示を行わな
い︒て一て
て
て ﹇手﹈︵名︶伽 手3あいて・あらて・いて・う
えて・うって・おおて・おおで・おさきて・おも
で・かしわで・かたて・かみて・からめて・くま
で・しもて・にがて・のりて・ひきて・ひだりて・
ふかで・みぎて・やまて・ゆくて・よせて・りょう
て 一434圃ニドオジギシテ︑手ヲウッテ︑
一497 ワタクシタチハ︑手ニモチキレナイホド
ツンデ︑ウチヘカヘリマシタ︒
二268 長イ手ヲノバシテ︑柿ヲイクツモイク
ツモトリマシタ︒
一一421 正男サンバ︑人ギャウノ手ヲトリマシタ︒
一一831下手ノ主唱ゴムマリヲノセテヰルネ︒
三679 おかあさんに手を引かれながら︑ 三694 おじぎをしたり︑小さい手をたたいた
りしては︑たいこをならしました︒
三715 私は︑手に持ってみた竹を︑そっとき
りぎりすのみる方へさし出しました︒
三771 にいさんとぼくが︑手をつないで︑海へ
はいりました︒
三773 にいさんは︑ぼくの手をはなして︑深い
方へおよいで行きました︒
三湿9 かめは︑うらしまの手を取って︑そこら をぐるぐ歩きます.
三一2 かめが︑うらしまの手を取って出て行
きます︒
四217 外では︑ その 友だちが 四人並んで︑ ﹁︿略﹀︒﹂といって︑手をふりました︒四224 うんてんしゅさんがおたがひに手をあ げて︑元氣よくあいさつをしました︒四309 ﹁わあ︒﹂と手をたたいて︑笑ってみる ものもあるやうでした︒四401 おばあさんの手に︑しっかりとすがりつ いてるたかぐやひめのからだは︑四522 のちには︑︿略﹀︑友だちと手を つなぎ あったりして︑思ふままにすべります︒四547 ﹁おお︑まぶしい︒﹂といって︑手で顔 をかくしました︒五66 ささの葉を手に持って︑五86 大勢の神様は︑手をうってお喜びになりま した︒ い すず五94国 五十鈴川のきれいな水で手を洗ひ︑口を すすぎました︒五215 おたまじゃくしは︑手も足もなくて泳げる のですから︑五505 ちゃうど親の手に︑子どもがすがりつくや うでした︒五558 小さな川と︑仲よく手をつないで︑川は︑ いつのまにか大きくなります︒五794 せいのびして︑手をのばしてみたが︑だめ だ︒六114 右の手で︑すばやく︑葉といっしょにっか まへました︒六115 左の手で︑頭のあたりをつかむと︑六292 かうして︑あたたかい心で育てられ︑しん せつな手で︑荷作りされたみかんは︑六471囹 これから︑しっかりと手をつないで行く 日本も南洋も︑みんなお米のできる國なのです︒六621 左の手に︑めがねの玉を持って︑目から遠 くはなした︒六624 右の手に虫めがねを持って︑のぞいて見た︒六832 弟が持って來た圖垂を見ますと︑子どもが︑ 手をあげてけい禮をしてみる給でした︒六946 白い旗は︑つい︑目の前にひらくしてゐ るが︑手がとどかない︒六961 とうとう︑旗に手がとどいた︒雪柳6 ほんたうに︑手に取って︑さはってみたい やうな氣がします︒七84 まはりの砂が︑少しつつくつれて行くので︑ 手ですくって︑かい出しました︒七86 すると︑小石のやうなものが︑手にさはり ました︒七114 手には︑葉の根もとにまるい玉のやうな袋 のついてみる︑茶色な海藻を持ってるました︒七639園 ﹁見れば尊い錦の御澄︑どうしてそれを 手に入れたのか︒﹂とつめ寄った︒七644園 ﹁大塔宮を御道筋に待ち受け申し︑この 御旗を︑この荘司が手に入れたのだ︒﹂七6810 急に思ひついたらしく︑手をうつて︑正男 ﹁さうだ︑さうだ︒七788団大きな目を見はって︑くわつぼつに手を あげて敬禮をしたり︑八2310風動は星が美しく︑手を延せば︑すぐつか めさうに近く見えます︒八423 萬壽がかけ寄って︑らうのとびらに手を掛 けますと︑ かうし八426 萬壽は︑格子の間から手を入れて︑八429 親子は手を取りあって泣きました︒八673 つかまへようとして手をさしのべると︑鳩 は︑また翼をひろげて飛びあがった︒八681 鳩は︑取扱兵の手にだかれたまま︑つめた
て一て
くなってしまった︒
八844 みんなは︑思はず手をたたいた︒
八9710 まるで︑つきたての餅を︑手でまるくした
り︑長くしたりするのと同じやうに︑
八鵬4 作られたものは︑最後に︑職工さんたちの
力強い手で︑だんだん組み立てられて行きます︒
八柵1 それは︑つい今しがた︑番人が火をつける
ために︑手でさはったからです︒
八田5 しかも︑その手は︑ピヤノでもひくやヶに︑
絶えず動いてゐます︒
九2510長髪い南洋の天地と︑たくさんの住民たち
が︑手をひろげて待ってるる︒
九333 母は涙をふいて立ちあがり︑娘の手を取つ
てお窮眞の前に立ちました︒
九343 一たび占領地へはいれば︑ことばが通じな
いかぎり︑手も足も望ません︒
九363図圃 父母の國よさらばと手を振ればまなぶ
た熱しますら男の子も
九527 舷門には︑銃を手にした番兵があたりを警
戒してみる︒
九596図 義歯あやしみて︑﹁︿略﹀︒﹂とて︑手をわ
かつて三方より園む︒
九6110図 他の家事どもこのさまを見て︑﹁︿略﹀︒﹂
とて︑手に汗をにぎりけり︒九627図圓景正︑錦りてのち﹁手を負ひぬ︒﹂と
いひて︑のけざまに伏したれば︑
九743 土で固めた帝威のかまの上へそっと手を置
いた︒九957 立ち止って︑手を前へ延し足で地面をける
と︑からだはすいと水の上へ浮かんだ︒九栩5圏嚢動機のおほひをはっして︑機械に手を
當ててやうすを調べます︒ 九川9園 母が額に手を當てて︑熱のかげんをみた りなんかするのと似てゐますね︒九10囹 よくこれまで戦ってくれた︑︿略﹀と︑ 手を合はせて拝みたい氣持にさへなります︒九価7園 飛行中に起つた故障は︑みんなこの人た ちの手によってなほさなければなりません︒笹津1 爾岸の敵もみかたも︑思はず手に汗をにぎ る︒九伽3 その手には︑血に染まった短刀が光ってゐ る︒九槻1 諸城は︑片端から尼子の手に返った︒九舳6 ぼくが手をあげると︑母もあげた︒九㎜7寒駅には︑金州城が手に取るやうに見えま す︒ かうさく三川3 そばで︑滞人たちが耕作の手を休めて︑こ ちらを眺めてみる︒九㎜4 ﹁さやうなら︒﹂﹁さやうなら︒﹂マルタは︑ とびあがりながら手を振った︒九㎜11 ぼくの手は︑がっしりとにぎられてるた︒九躍9 ぼくは︑友だちと﹁しっかりやらう︒﹂と いひながら︑手をにぎった︒九筋12 自分たちの家は︑自分たちの手で建てよう といふので︑大工の仕事に取りかかった︒十133 大尉は︑これを讃んで思はず涙を落し︑水 兵の手をにぎって︑十148 水兵は︑︿略﹀︑やがて手をあげて敬慨し︑ にっこりと笑って立ち去った︒十227 風にあふられて︑火の手がぽっとあがった︒十336 話しながらも︑二人の手が器用に動く︒十724 地上勤務の者も泣きながら走り寄って︑わ れわれの手をにぎった︒
十757 これを人の手によらず︑機械の力で動かす やうに工夫したかった︒十762 ややもすれば︑手のとどきさうもない空想 になりがちであった︒十887 静かに手をさしのべると︑ステッセル国軍 は︑その手を堅くにぎった︒十888 その手を堅くにぎった︒十979 やがて︑爾將軍は︑堅く手をにぎって︑な ごりを惜しみながら別れを告げた︒特写8図圓 同じくは直實が手にかけ奉って︑のち のとぶらひをも仕らん︒十㎜8図敵を散々に射れば︑源氏のものども多く 手を負ひ︑射殺さる︒十伽2 そのかげで︑職人の手が動いてみる︒十伽3その手は︑盆を一枚一枚︑はけでさび色に 塗って行く︒十伽7 職人は︑話しながらも︑仕事の手はちっと もゆるめない︒十旧5園 時計仕掛が嚢明されない前は︑︿略V︑心 棒を手でまはさなければならなかったのです︒十撹2鐵條網が︑手のとどくところにせまった︒十欄10 看護の手を鑑くし︑無事に送り届けてあげ なければlIかう思った私は︑十川9 張は︑夜具をかつぎ︑手に軍畑と塩をさげ︑十一66圃黒龍江は︑やさしい手をひろげ︑わが 子のやうに満洲をだきかかへて︑春の歌を遵ふ︒十一82園 ﹁この杖をかうして持ってるると︑永 久に手を引かれてみるやうです︒﹂十一667図國 汝は︑聞きしにも似ず手こそ荒けれ︒十一758 高さは五百メートルぐらゐですから︑ま つたく手に取れさうに見えます︒十一梱9 ベートーベンは︑ひく手をやめた︒
十一備6団 花ばさみや花器などが︑そっくりまさ
て一て
えさんの手で︑かはいがられてるると思ふと︑
十一槻5 バランガへ通じる白い道は︑その観測所
から手に取るやうに見えるので︑
十一桝3 兵隊さんがさし出す紙切れを手に取って︑
一字一字薄あかりにすかしながら讃んだ︒
十﹇伽8図閣 やれ打つなはへが手をする足をする
十一㎜1 青いパパイヤが︑手を延せばとどきさう
なところに︑︿略﹀ぶらさがってみる︒
十二209 足も手も顔も︑ほこりにまみれ︑目だけ
が異様に光ってみる︒
十一一233 トラックの上の兵士たちは︑高く手を振 あいさつ つて挨拶しながら︑
十二688 やっと手まねで水を飲ませてもらった聞
多は︑やがて農夫たちの手で自宅へ運ばれた︒
十一一695 醤者は︑ぼう然としてほとんど手のくだ
.しやうも知らない︒
十二709 母の手は︑堅く五郎三郎の袖にすがって
みた︒十一一712園 たとへ治療のかひはないにしても︑で
きるだけの手を盛くさないでは︑
十二945図 菊水の刀を右の手に抜き持ちて︑
十二984七二 手を蓋くして合戦仕り候はずば︑父
の申しし遺言にもたがひ︑
十二9810図國 身命を書くして合職仕り︑かれらが
首を正行が手に掛けて取り候か︑
十二梱1 船員たちがあわてふためいてみるのが︑
手に取るやうに見える距離まで追ひつめて︑
十二伽9 目が見えない上に︑手の自由もきかない︒
十二伽5 ﹁︿略﹀︒﹂といって︑二人の衛生兵の手
を︑自由のきかない爾方の手で︑堅く握った︒
十二伽5 雨方の手で︑堅く握った︒
十二衙2 雪にうまって冬を越した人形が︑︿略﹀︑ 妹の小さな手にだかれてみた︒
十二伺1 手を入れる︒水は思ったより冷たかった︒
十二川2 南十字星は手の届きさうなところに光つ
てをり︑
十二㎜5 制海権・制空権ともにわが手に握られて
みる大東亜海へ︑ ぢやうぎ十二躍2 コンパス・定木を手にしながら︑絶え
ず現在の位置を海圖に書き込んで行く︒
十二別10 高角砲の勇士たちは︑みかた機とわかつ
て狂氣のやうに手を振った︒
て ︵接助︶㎜ テ デ て で畢あえて・あけて・
アジアにのりて・いたって・いってまいります・う
みへきて・かえって・かくて・かさねて・かねて・
きわめて・けっして・こうして・さだめて︒した
がって・してみると・しゅとして・せめて・そうし
て・それでいて・それにつけても・たいして・だん
じて・ついては・といって・どうして・として・
とってかえす・はじめて・はたして・まして・めを
いぬかれて・やってくる・よりて・わけても
一284 ︒シロモ︑ヨロコンデツイテイキマス︒ 一285.︑ヨロコンデツイテイキマス︒モシモ
一295園 ハルエサンガ︑キテイラッシャイマス︒ 一362 ズシイカゼガフイテキマス︒木ノハ
一364 ︑ソヨソヨウゴイテヰマス︒イケニ︑
一375 マス︒カゼヲウケテ︑ハシリマス︒ミヅ
一384圏 チャウチン サゲテコイ︒ホウボウ︑
一388圃 カズホド トンデコイ︒タナバタノ
一403 ︒ツチヲタカクシテ︑山ヲツクリマシ
一41一 タ︒スッカリデキテカラ︑オヂイサンニ
一412 ︑オヂイサンニミテイタダキマシタ︒
一417 ︑﹁︿略﹀︒﹂トイッテ︑ホメテクダサノー
一417 ︒﹂トイッテ︑ホメテクダサイマシタ︒ 一423圏一426圏一434圏一434圃一435圃一435圏一444一445一448一464一468﹇475一481一492一494一498一504一506一518一522一522一541圃一545圏一554團一555團一56一 ト︑一565一568一572一574園一578
一593 ︒ドウゾ︑トホシテクダサイナ︒ヨウ ソレナラ︑トホシテアグマセウ︒オミ ︒ニドオジギシテ︑手ヲウッテ︑モ シテ︑手ヲウッテ︑モーツウッテ︑ テ︑モーツウッテ︑オジギシテ︑ワタ ウッテ︑オジギシテ︑ワタクシタチハシャイマシタ︒イッテミルト︑ハチウエガホガ︑ニツサイテヰマシタ︒ムラサ ピヤノガ︑キコエテキマシタ︒﹁︿略V︒トフタリデ︑ツイテイキマシタ︒オハガニツ三ツサイテヰマシタ︒﹁︿略V︒サンガオッシャッテ︑ソノネモトニ︑︒イモウトヲツレテ︑ノハラへ花ヲツキャウノ花モサイテヰマシタ︒イモウミヲソットツマンデ︑﹁カハイラシイネ︒キレナイホドツンデ︑ウチヘカヘリマブノアメガ︑オチテキマシタ︒オカアカアサンバ︑イソイデアマドヲオシメニガ︑ザアットフッテキマシタ︒ユフダリガアカルクナッテ︑日ガサシテキマナッテ︑日ガサシテキマシタ︒セミガ︑ ︒アリガナランデ︑セッセトトホル︒ マジメナカホシテ︑セッセトトホル︒ ヨット オジギシテ︑ソレカラダマッ ソレカラダマッテ︑セッセトトホル︒ 下カラ水が出テキマス︒イサムサ
ンバ︑スナヲホッテ︑イケヲツクリマジメ山水ガニゴッテヰマシタガ︑ダン
ダンキレイニスンデイキマシタ︒﹁︿略
︒﹁サカナヲトッテ入レヨウヨ︒﹂ト︑
リハ︑川ヘハイッテ︑サカナヲサガシ
コノハウヘシヅンデ︑トキドキニョロ
て一て
一595 エビハ スキトホッテ︑目ダマダケガ︑ク
一597 ︒スイスイオヨイデイクウチニ︑ドコ
一603幽 ︑オホゼイヨッテ ナンノサウダン︒
一61一 トビガ︑空ヲトンデヰマシタ︒イケニ
一624 ﹁︿略﹀︒﹂カウイッテカラ︑トビハゥタ一684 オイデオイデヲシテヰマス︒オ月サマ
ー698 ウレシサウニナイテヰマス︒ウサギ︑一702圃 ウサギ︑ナニ見テハネル︒十五ヤオ
一704圏 ヤォ月サマ︑見テハネル︒ムカシム一718 ンブリコトナガレテ來マシタ︒オバア
一723 ソノモモヲヒロッテ︑ウチヘカヘリマ一727 ンが山カラカヘッテクルト︑オバアサ
一735 モモガニツニワレテ︑中カラ大キナ男一743 ンダン大キクナッテ︑タイソウツヨク
一751園 ンゴヲコシラヘテクダサイ︒﹂トイ
一755 ダンゴヲコシラヘテヤリマシタ︒モモ一775 ハ︑ケライニナッテ︑ツイテイキマシ一775 イニナッテ︑ツイテイキマシタ︒マタ
一792 ビダンゴヲモラッテ︑ケライニナリマ一805 ビダンゴヲモラッテ︑ケライニナリマ
一807 ルト︑キジヲツレテ︑オニガシマヘワ
一81一 ニハ︑モンヲシメテ︑マモッテヰマシ
一81一 ヲシメテ︑マモッテヰマシタ︒キジガ︑
一812 シタ︒キジガ︑トンデイッテ︑上カラチ
一812 ジガ︑トンデイッテ︑上カラチキノや
一816 スルト門ヲノボッテ︑中カラ門ノ戸ヲ一824 キジハ︑トビマハッテオニノカホヲツ
一832 ラウハ︑刀ヲヌイテ︑オニノタイシャ
一854 ハ︑オニヲユルシテヤリマシタ︒三脚
一857 タカラモノヲモッテ︑朗唱ガシマヲタ一872 エ勇マシクカヘッテ來マシタ︒オヂイ
一876 タイソウヨロコンデ︑モモタラウヲム
二64圃青イ海ニウイテヰタ︑トホクノ方
二66圃 クノ方ニ ウイテヰタ︒ニ アシタニ73 カラ︑空ガクモッテ來マシタ︒アシタニ77 リマセン︒外へ出テ︑空バカリ見テヰ
ニ77 出テ︑空バカリ見テヰマス︒勇サンバ︑一一W3 木ノ枝ニツルシテ︑テルテルバウズ︑
二87二半 タ天キニ シテオクレ︒トゥタヒ
ニ9一 ンダンクラクナッテ來マシタ︒トウトニ93 ビショヌレニナッテ︑ナイテヰマス︒
二94 レニナッテ︑ナイテヰマス︒少シタッ
ニ95 ヰマス︒少シタッテカラ︑勇サンバ︑オ一一X6 サンニイヒツカッテ︑ハガキヲ出シニ
ニ97囹 ンハ︑﹁雨ガフッテツマラナイナア︒﹂二98 ガラ︑カサヲサシテ出カケマシタ︒少
ニー03 ︑ラジオガキコエテ來マシタ︒﹁︿略﹀︒
ニー07 勇サンバ︑ウレシクテタマリマセンデシ
一一P1一 ギデハガキヲ出シテ︑ウチヘカヘリマ
一一P17囹 タウヲコシラヘテアゲマスヨ︒﹂ト
一一
P3P園 ノカチニキマッテヰルナ︒﹂カメ﹁ソ
ニー41囹 アンナニオクレテシマッタ︒コノヘ
ニー46囹︺ ン︑ヒルネヲシテヰルゾ︒イマノウ
一一
P8S カラ︑本ヲオクッテイタダキマシタ︒
一一
P9S シイコトガ︑カイテアリマシタ︒ソレ
ニー97 カウリャントイッテ︑日本ノキビニ ニ
ニ20一 キルコトガ︑カイテアリマシタ︒ヨン
ニ202 アリマシタ︒ヨンデイクウチニ︑ツギ
ニ206圃 カウリャンカッテヒロイナア︑ドツ
ニ211 へ︑勇サンハイッテ見タクナリマシタ
ニ212︒勇サンバ外へ出テ︑ムネヲハリナガ
ニ217圏圖 ウリャンカッテヒロイナア︑ドツ一一
ニ242 ルハ︑カニニイッテ︑柿ノタネトトリ Q2S圃 ︑カマヲカツイデ アゼミチヲ︑トホ
42 41 40 40 40 39 3了 3了 36 36 36 36 35 35 35 34 33 33 32 32 31 29 29 29 29 29 29 2了 2了 2了 26 26
21655252877588547261587542166187
園 圃 園
︒ヒタヒニサハッテミマシタ︒オナカ ﹀︒﹂﹁アチラニネテヲリマス︒﹂ ヲモッテ︑ハイッテ來マシタ︒﹁︿略﹀︒ キナカバンヲモッテ︑ハイッテ來マシ ノバウシヲカブッテ︑大キナカバンヲ タ︒アノ山コエテ︑里へ行ッタ︒里 ︑灰ノ中ヲサガシテ︑﹁ヤケタ︑ヤケタ︒ ︑オイシサウニシテヰマシタ︒オトゥ コトヲオモヒ出シテ︑マタハタケへ行 トカタマリニナッテヰマシタ︒オイモ ノ子ハ︑五ヒキヰテ︑ヒトカタマリニ ︑﹁︿略﹀︒﹂トイッテ︑弟ト︑オトナリノヲニツモッテ來テ︑灰ノ中ヘオ入レ
オイモヲニツモッテ來テ︑灰ノ中ヘ ︑﹁︿略﹀︒﹂トイツテ︑ヨロコビマシタ︒ カンナクヅヲモッテオイデニナリマシ チラコチラニオチテヰル木ノ枝ヤ︑︑チチチチトナイテヰマス︒九イモ
ヂノハヲヒロッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ ヲーマイヒロッテ︑日ニスカシナガ ガ︑タクサンオチテヰマス︒アルクト︑ カラドシントオチテ來マシタ︒ソコへ︑ ︑イタイ︒﹂トナイテ︑戸グチノ方ヘニ ガメノ中ニカクレテヰタハチガ︑サル ︑アツノー︒﹂トイッテ︑水ヲカケニイキ ︒灰ノ中ニカクレテヰタ栗ガ︑サルニ ︑カニノウチへ來テ︑ヒバチノ前ニス ナゲツケテ︑イッテシマヒマシタ︒カ カニ ニナゲツケテ︑イッテシマヒマ ︒長イ手ヲノバシテ︑柿ヲイクツモイ ︒﹁︿略﹀︒﹂トイッテ︑木ニノボリマシ タ︒﹁ボクガトッテアゲヨウ︒﹂トイて一て
二423 ︒オナカヲオサヘテミマシタ︒正男サ
一一
S2U タ︒デモ︑笑ハナイデ︑ジットガマンシ
一一
S2V ︑ジットガマンシテヰマシタ︒正男サ
一一
S2W ハ︑テイネイニミテカラ︑﹁︿略﹀︒﹂ト︑
一一
S3T マジメナカホヲシテイヒマシタ︒花子
二463 ガ︑キモノヲヌッテイラッシャイマシ
一[
ニ473囹 ンチャンヲツレテ︑ワンワンヲ見回 S6T ヤンガンバへ行ッテ︑ハリバコニサハ
ニ474園ワンヲ見二行ッテチャウダイ︒﹂ト
ニ476 ケンチャンヲツレテ︑外へ出マシタ︒
二477 トナリノ前へ行ッテ︑﹁シロ︑シロ︒﹂トニ493 中ヘカホヲ入レテ︑カヒバヲタベテ
ニ494 テ︑カヒバヲタベテヰマシタ︒タベナニ495 ドキシッポヲフッテヰマシタ︒ケンチニ497 ヤンハ︑ニコニコシテ見テヰマシタ︒十
二497 ︑ニコニコシテ見テヰマシタ︒十四
二506囹 コヒバ︑ドウシテヰルデセウネ︒﹂
二512囹 ドコカニカクレテヰルノダラウ︒﹂
二515囹 妹ハ︑﹁氷ガハッテ︑サカナタチハサ
一一
T2V ︑前カケヲヒロゲテ︑フッテ來ル雪ヲ
一一
ニ528 テ來ル雪ヲウケテヰマス︒雪ハ︑ア
T2W ヲヒロゲテ︑フッテ來ル雪ヲウケテ一一
ニ533 ︒ナカヨクナランデ︑フッテ來ルノモ T3Q カラアトカラフッテ來マス︒ナカヨク
一一
ニ536 ヲシナガラ︑フッテ來ルノモアリマス T3
S クナランデ︑フッテ來ルノモアリマス
ニ538 ヲシナガラ︑フッテ來ルノモアリマスニ544 ノタマヲコシラヘテ︑ソレヲニ人デコ
ニ546 ンダン大キクナッテ︑コロガスコトガ
ニ548 サノーノヲコシラヘテ︑大キイノニカサ
ニ552 シタ︒ヨルニナッテ︑私記ニイサンニ︑
二553囹︑﹁雪ダルマヲ見テ來マセウ︒﹂トイ
一一
T5S ︑﹁︿略﹀︒﹂トイッテ︑二人デ外へ出マ
ニ556 マシタ︒月が光ッテヰマシタ︒雪ダルニ558 ︑ドッカリスワッテヰマシタ︒十五二563圏 のうらじろ持って卜い︒お正月苛い
二572圏 ちっきつきとんで來い︒お正月賢い
一一
T7
S圃らのお舟にのって粗い︒十六 翠蓋
ニ582 ノテッパウヲ持ッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
ニ59一 ンハ︑竹馬ニノッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
ニ594 ︑竹ノツツヲ持ッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
一一
U0S イシャベルヲ持ッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
一一
U0W 三リンシャニノツテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
ニ614 グライダーヲ持ッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
ニ624 ジドウシャヲ持ッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
ニ66一 ンダン大キクナッテ︑ヨイムスメニナ
ニ668 サンバ︑サウダンシテ︑真日サマノトコ
一一
U7S マノトコロへ行ッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トタノ
一一
U8P園 ムスメヲモラッテクダサイ︒﹂ト心
隔688 サンバ︑ビックリシテ︑﹁︿略﹀︒﹂トタヅ
ニ694囹 イクラ私ガテッテヰテモ︑雲サンガニ695園來ルト︑カクサレテシマヒマス︒雲サ
一一
V0P 雲ノトコロへ行ッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
ニ71一 サンバ︑ビックリシテ︑﹁︿略﹀︒﹂トタヅ
ニ716園私が空デイバッテヰテモ︑風サンが
一一V17園 ト︑吹キトバサレテシマヒマス︒風サ
一一
V2R 風ノトコロへ行ッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
一[
V4U ベノトコロへ行ッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイヒ
ニ764園 ガリトカジラレテハ︑タマリマセン︒
二788国 ︑セイガヒククテカホが出ナイノデ
一一
W0P国王 タラケト︑カイテヤラウ︒﹂トオッ
一一
W0V園 タ︑カゲエヲシテ見セテクダサイ︒
二811園 ゲエヲシテ見目テクダサイ︒﹂﹁︿略﹀
二823園 ドウサンヲ見目テクダサイ︒﹂﹁︿略﹀ 二826囹 ドハ︑私ガヤッテミマセウ︒﹂﹁︿略﹀二832圓 ゴムマリヲノセテヰルネ︒﹂﹁サウデ一一
W3
V園サマが雲カラ出テ來ルトコロデス︒
二863 ︒犬ヲーピキカッテ︑タイソウカハイ
ニ864 イソウカハイガッテヰマシタ︒アル日︑
二872 ンガ︑ソコヲホッテミマスト︑土ノ中二877 タ︒コノ話ヲキイテ︑犬ヲカリニ來マ
ニ879 ムリニ犬ヲナカセテ︑畠ヲホッテミマ
一一
ニ882 ヂイサンバ︑オコッテ犬ヲコロシテシ W7X カセテ︑畠ヲホッテミマスト︑キタナ
ニ883 コッテ犬ヲコロシテシマヒマシタ︒犬山884 ︒犬ヲカハイガッテヰタオヂイサンバ
ニ886 ノオハカヲツクッテ︑ソコへ︑小サナニ895 マシタ︒米ヲツイテミマスト︑キタナ
ニ897 シタ︒マタオコッテ︑ウスヲコハシテ︑
一一
W9V テ︑ウスヲコハシテ︑火ニクベテシマ
ニ898 ハシテ︑火ニクベテシマヒマシタ︒犬二899 ︒犬ヲカハイガッテヰタオヂイサンハ
一一
X0Q ︑ソノ灰ヲモラッテ來マシタ︒スルト︑
二903 スルト︑風が吹イテ來テ︑灰ヲトバシニ903 ト︑風が吹イテ來テ︑灰ヲトバシマシ
ニ908 ︒灰ヲザル直入レテ︑﹁︿略﹀︒﹂トイッ
ニ912 ︑﹁︿略﹀︒﹂トイッテ︑アルキマシタ︒ト
ニ913 マガオ通リニナッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トオツ
ニ915囹 イ︒花ヲ.告別セテゴラン︒﹂トオッ
ニ917サンバ木炬ノボッテ︑灰ヲマキマシタ︒
ニ924﹂トオホメニナッテ︑ゴハウビヲタク
一一X19 カレ木口花が咲イテ︑一ド小花ザカリニ926 ヂイサンバ︑ノコッテヰタ灰ヲカキアニ927 タ灰ヲカキアツメテ︑カレ木ニノボッ
ニ927 ︑カレ木型ノボッテ︑トノサマノオカ
ニ928 ノオカヘリヲマッテヰマシタ︒ソコへ︑
て一て
二928 マガオ通りニナッテ︑﹁︿略﹀︒﹂トオッ
ニ929圓 ド︑花ヲ士人セテゴラン︒﹂トオッニ932 ンハ︑灰ヲツカンデマキマシタ︒イク
ニ938 トウトウシバラレテシマヒマシタ︒二
一一
二95一 コンナコトヲ考ヘテヰルウチニ︑イツ X4Q ︑ネドコニ ハイッテカラ考ヘマシタ︒
ニ952 ツノマニカネムッテシマヒマシタ︒ユニ954 花ガーメンニ咲イテ︑テフテフガトン
一【
X5S ︑テフテフガトンデヰマシタ︒ソコへ︑
一一
X5U ノオヂイサンが出テ來マシタ︒見ルト︑
一一
二967園長い間はたらいてるます︒二年生も︑
ニ966園 なさんのっかってみる机もこしか
X6R ︑﹁︿略﹀︒﹂トイッテ︑ニコニコナサイ一一
二985園 一年生がはいって穿て︑またつかひ X8R た︒先生は︑つづけておっしゃいました︒
二985園生がはいって來て︑またつかひます︒
二986園 けを︑かはいがってやりませうね︒﹂二
二996 マシタガ︑マタネテシマヒマシタ︒﹁︿
一一o4 ︒ケレドモ︑ネムクテネムクテタマリマ
一一
o4 ︑ネムクテネムクテタマリマセン︒ソ
ニ梱1 ︑﹁︿略﹀︒﹂トイッテ︑シャウジノガラ
ニ欄2圃 土 そっとあげて︑つくしのばうや二半7 中のみちを走って︑せんろの方へ行
二8 んぐん大きくなって︑こっちへ來ます︒
一一ソ4 大きな音をたてて弾ました︒﹁︿略﹀︒
一一ソ6囹 あるか︑かぞへてみよう︒﹂と︑にい
二半2 ﹁︿略﹀︒﹂とかぞへて︑十八まで來た時二鵬3 牛のたくさんのってみる車が︑いくつ
二鵬4 ︒﹁おや︒﹂と思ってみる間に︑ぼくは
二鵬9 大きなこゑを出してかぞへました︒﹁︿
二極4 んだん小さくなって︑とほくの方へ行
二研5とほくの方へ行ってしまひました︒ぼ
二町6 牛のことを考へて︑﹁︿略﹀︒﹂と思ひ三62圏 天下をゆびさして︑お立ちになって三63圃︑お立ちになっていらっしゃる︒小
三64囲 やくでお茶くんで︑かけてあげまし三65圃 茶くんで︑かけてあげましょ︑おし三81園 あ︑野原へ行ってとばさう︒﹂二人は三82 人は︑それを持って出かけました︒勇 三83 くかさんをたたんで︑いとをくるく 三84 とをくるくまいて︑それを空へ向か 三84 それを空へ向かって力いっぱいなげま
三85 ︒すると︑開かないでそのまま落ちて三85 いでそのまま落ちて來ました︒﹁︿略﹀︒三89 ︒﹁︿略﹀︒﹂といって︑正男さんが︑同じ三91 たが︑すぐに落ちて來ました︒﹁︿略﹀︒三95 さんが︑犬をつれてあそびに來ました
三96囹 た︒﹁何をさがしていらっしゃるの︒﹂三97園 る石を︑さがしてみるのです︒﹂と︑三101 ︒﹁︿略﹀︒﹂といって︑春枝さんはかラ三103 おもりにつけかへてから︑勇さんがあ三103 ら︑勇さんがあげてみました︒すると︑三104 さんはぱっと開いて︑ふはりふはりと三105 はりふはりと落ちて來ました︒﹁うまい三112 方から風が吹いて來て︑らくかさん三112 ら風が吹いて來て︑らくかさんが吹 三115北の方へとばされて行きました︒勇さ
三121 ︑そのあとをおって行きました︒﹁︿六三124もわんわんとほえて︑まっさきに走っ
三124 ︑まっさきに走って行きました︒﹁︿略三126 ︒﹁︿略﹀︒﹂といって︑春枝さんもつい三126 ︑春枝さんもついて行きました︒らく三136 太いつなをかけて︑ありったけの力三137 つたけの力を出して︑お引きになりま 三142 の土地が動きだして︑大きな舟のやう三146 土地をつぎあはして︑國を珍くなさい三153 それにつなをかけて︑﹁︿略﹀︒﹂と︑這い三157 な舟のやうに動いて︑こっちへやって三158 ︒神さまは︑かうして國を惹くなさっ三172圃 小じゃりをふんで︑右記校のせいと三174圃 ︒きちんと並んで︑さいけいれいを一一
黷P74圃 いけいれいをして︑こゑをそろへて
三175圃 ︑こゑをそろへて﹁君が代﹂を歌ひ
三182 ゆうべの雨がはれて︑日が子持よくて
三183日が倉持よくてってゐます︒さをの四
三186 ぞんぶん風をのんで︑やねよりもたか三188 ます︒尾をおろして來てさをにつけ
三188 ︒尾をおろして來てさをにつけるかと三192 はらをふくらましてをどりあがります︒三198 吹きながらあるいてゐました︒五でう三204 持った大男が立ってゐます︒牛わか丸
三219園 ほしければ取ってみよ︒﹂といひま
三222 なたをふりまはして切ってかかりまし
三222 ふりまはして切ってかかりました︒牛三228 へとへとにつかれてしまひました︒そ
三234 けいはかうさんして︑牛わか丸のけら三237 野原の草をてらしてゐます︒小川の水
三238 たのしさうに流れて行きます︒小鳥が︑三241 の上で歌を歌ってゐます︒太郎さん
三243︑ささの葉を取って︑ささ舟を作りま
三248囹でしんばんをしてください︒﹂と︑太三252 郎さんもよろこんで︑めいめいのささ三253 いのささ舟を持って︑小川の岸に並び
三255 ささの小枝を持って︑橋の上に立ちま
三259 すべるやうに流れて行きます︒三人は︑
三261 三人は︑舟と並んで川のふちを走っ
て一て
三261三262三262
三268三278
三281三282
三288三298三303
三314三315三322
三322三325
三328園 一ぼん大きくて︑一ばんがっしり
三332囹がいくつもあって︑てきの軍かんを
三338園ずっと早く走れて︑形がすっきりし
三339園 形がすっきりしてみて︒ぼくは︑あ
三339園 すっきりしてみて︒ぼくは︑あれに三341園 は︑あれにのって︑せかい中の海を
三342囹 海をのりまはしてみたい︒﹂といひ
三348囹 んです︒小さくて︑かるくて︑ぐんぐ三348囹小さくて︑かるくて︑ぐんぐん走りま三371 さんになるといってゐます︒十 お話
三373圏兵さんは旗持って︑ぱたばたばたば
三398 やさまは︑すぐ見てくださいました︒﹁三401園 やあ︑二本並んでむしばができて三401囹 でむしばができてみる︒おくわしを
三403 ︒﹁︿略﹀︒﹂といって︑くすりで洗った
三404 すりをつけたりしてくださいました︒
三413囹 うむしばになってはいけませんね︒﹂ 川のふちを走って行きます︒草の塾す︒草の葉に止ってみたてふてふが︑ふてふが︑おどろいてとび立ちました︒の小枝をふりあげて︑﹁︿略﹀︒﹂といひが︑川ばたで遊んでゐました︒そこへた︒そこへ牛が來て︑水をのみました︒争奪は︑びっくりしてうちへかへりまし蛙が︑それを聞いて︑﹁︿略﹀︒﹂といひといきを吸ひごんで︑おなかをふくら︒﹂﹁︿略﹀︒﹂といって︑大型はいっそうと大きな音がして︑大急のおなかがのおなかがやぶれてしまひました︒九お話を聞いたりして︑軍かんのことは ことはよく知ってゐます︒をぢさん ことをよく知ってゐます︒春雄さん ︑ 三425三426三428園三431園三436三438園三443三447三452三454三456園三458圏三462三464囹三464囹三468園三473三478園三479囹三482園一一
黷S84囹三485園三488園
三493 た︒
三493 ︑三495
三501囹三502園
三506園三513
三517三518
はの痛みを忘れてにこにこしてゐま
忘れてにこにこしてゐました︒十二 ︑ねこに取られてこまる︒なんとか る︒なんとかして取られないくふうねずみが︑前へ出ていひました︒﹁︿略 ねこの首につけて︑その音が聞えた︒﹂﹁︿略﹀︒﹂といって︑みんなはかんし
︒﹂みんなはだまってしまひました︒十
きれいな水が流れてゐます︒正男さん
魚をすくったりして遊びます︒正男さ 水はどこから來て︑どこへ行くのだ
さんの水が流れて︑それでよくなく このことを聞いてみました︒にいさ
遠い山から流れて來て︑海へ行くん 山から流れて來て︑海へ行くんだ︒
いっぱいになって︑こぼれませんか︒︒﹂﹁︿略﹀︒﹂といって︑にいさんは笑ひ
をずっとのぼって行くと︑山と山が
山と山が近よって︑せまい谷になる
おくから︑流れて駈るのだが︑その だんだんくだって行くと︑大川にな
くと︑大川になって︑おしまひには︑廣 山や海へ行ってみると︑よくわか
けれども︑考へてみると︑水がいつ 水がいつも流れてなくならないのが
おちいさんに聞いて.みました︒﹁︿略﹀︒
しみこんだりして︑少しつつ山から 川へとったはって流れる︒その水が
のうちがつづいていくのと同じこ
ふしは︑都へ行って︑りっぱなさむら
刀をこしにさして︑おわんの舟にの
がら︑川をのぼって行きました︒二
61 61 60 60 60 60 59 59 58 58 58 58 56 56 56 54 54 54 54 53 53 52 52 52 52 52
52654487992287297443286.652
三618園
63 62 62 62 61
6 7 6 6 9
都について︑とのさまのけら
さまのおともをして︑たびに出かけま
すると︑おにが出て來て︑おひめさまと︑おにが出て來て︑おひめさまをた
は︑針の刀をぬいて︑おにに向かひま
寸ぼふしをつまんで︑一口にのんでし
んで︑一口にのんでしまひました︒一のぼり︑鼻を通って目へ出て來まし
を通って目へ出て來ました︒目から
痛いので︑あわてて逃げだしました︒
小づちをおき忘れて行きました︒五
つゆになって︑毎日のやうに雨ときどき雨がやんで︑空が明かるくな
と強い日がさして來ます︒庭のあぢ
︒小川の水がふえて︑音をたてて流れふえて︑音をたてて流れます︒太郎さ︑今年は海へつれて行ってもらへる︒
海へ つれて行ってもらへる︒海︑海︑きな水をけがあって︑その中に︑金魚
がたくさんおよいでゐました︒﹁︿略﹀︒︑﹁︿略V︒﹂といって︑小さなあみをか
小さなあみをかしてくれました︒ぼくぼくはそれを持って︑じっと金魚を見
どれも︑かはいくてぎれいです︒﹁︿撃
ちを二ひきすくって︑ガラスばちに入スばちの中へ入れてくれました︒みど
︒﹁ぼくが︑持ってかへるよ︒﹂ガラス手にしっかり持って︑ぼくはそろそろ︑﹁︿略﹀︒﹂といって︑だいを持って來
って︑だいを持って來てくださいまし︑だいを持って來てくださいました︒
しばらくじっとしてゐましたが︑その
て一て
三637
三639三641
三643園
三644
三663魍
三665魍
三671三674三675
了5 了4 了4 74 73 了2 72 72 了1 了著 了1 70 69 69 69 69 69 68 68 68 6了 6了
1881477375158852195166
匪〕匿ヨ團
す︒汽船も通ってゐます︒沖の方か いくつも浮かんでゐます︒汽船も通 いっしょになってゐます︒白帆が︑ さうと︑草を分けて行きました︒二十 の先にのりうつって︑ねぎをおいしさ いて︑葉の表へ出て來ました︒﹁︿略﹀︒ ︑ひょっこり動いて︑葉の表へ出て だ︒竹の先についてみる白いねぎが︑ は︑まだじっとしてみるやうです︒風一一 、..い .一
︒﹂私は︑手に持ってみた竹を︑そっと ︒風がさっと吹いて︑草が一どに動き ートルとははなれてみないやうです︒ す︒ときどき吹いて來る風のために︑ 中に︑じっと立ってゐます︒ときどき 手をたたいたりしては︑たいこをなら って︑それを買っていただきました︒ こがほしいといって︑それを買ってい ︑私は人形を買っていただきました︒ ばちのもんがついてゐました︒おかあ おされるやうにして︑はいでんの前へ いうなものを費ってゐました︒氷やとがはに店がつづいて︑いろくなもの
が︑おほぜい歩いてゐました︒爾がは が︑きれいに並んでゐました︒新しい おかあさんについておまるりをしに︑も一どかはって金の星︒十八 ︑一どにかはって青い星︑も一ど
︑﹁︿略﹀︒﹂といって︑笑ひました︒十七 にらめっこをしてみるのね︒﹂とい三761團
は︑いつも動いてゐます︒海は︑生 り︑ほそ長くなって見えたりしました︒三756團 どっと音をたててくだけます︒その のやうにひろがって大きく見えたり︑三754團波がうねって來て︑はまべで︑どっと 三754国 ら︑波がうねって來て︑はまべで︑︑上の方へ浮かんで行ったり︑下の方三761園︺ ます︒海は︑生きてみると思ひました
三766團 さくら色に光ってみるのが︑一ばん
三767国 たくさんひろって︑かへりたいと思三771 くが︑手をつないで︑海へはいりまし
三773 ぼくの手をはなして︑深い方へおよい
三774︑深い方へおよいで行きました︒ぼく
三775 ころで水をとばして遊びました︒何か三776 さはるので︑つかんでみると︑はまぐり
三777 おかあさんに見せてあげると︑﹁︿略﹀︒
三783波がだんだんよせて來て︑せっかく作
三783 だんだんよせて重て︑せっかく作った三788 いさんもかせいしてくれました︒波は︑
三789 からあとからよせて來ます︒ぼくらは︑
三802圃 むをそっとなでてあげませう︒から
三805圃 あとをおっかけて行って︑ときどき︑
三805圃
おっかけて行って︑ときどき︑おちぢ三807圃 早く大きくなって︑りっぱな軍馬に三813うしでめんを作って遊びました︒勇さ
三818 さんは︑それを見て︑﹁︿略﹀︒﹂といっ
三822 ︑﹁︿略﹀︒﹂といって︑たぬきの顔をか三823 わきから耳へかけて︑茶色にぬりまし
三825 でゑを切りぬいて︑めんを作りまし
三832 ︒長いひもをつけて︑首へかけると︑
三838 さんは︑少し考へてからいひました︒ ︑
三852園 三861園
三862園
三864 なんだか重くて進まないやうだ︒ に︑水がはいって來た︒あ︑舟が沈︒うさぎ君︑助けてくれ︒﹂とねえさんが︑來て見ていらっしゃい 三864 えさんが︑來て見ていらっしゃいまし三865 郎さんも氣がついて︑あわててやめま三865 がついて︑あわててやめました︒おか三868 ︑﹁︿略﹀︒﹂といって︑おほめになりま三872 びに行かうと思って︑外へ出ました︒三874 した︒と中まで來て︑ふと見ると︑正三875 に︑自動車が止ってゐました︒そばに︑三876 ︑人が四五人立ってゐました︒﹁なん三877 だらう︒﹂と思って︑私は急いで行っ三877 思って︑私は急いで行って見ました︒三877 ︑私は急いで行って見ました︒正男さ三889 タイヤが︑ひしゃげてゐました︒﹁︿略﹀︒
三894園ブにあながあいて︑空氣がぬけてし
三895園 て︑空氣がぬけてしまったのです︒三899 て︑自動車につけてあったほかの車三901 ほかの車を持って來て︑とりつけま三901 の車を持って來て︑とりつけました︒三906 ︑﹁︿略﹀︒﹂といって︑自動車に乗りま三918 ウ︒﹂自動車は走って行きます︒私たち三919 なくなるまで︑見てゐました︒二十四三943 です︒朝早く起きて︑にいさんと國旗三944 ︑風にひらくして︑いつもより勇ま
三946 た︒みんな庭へ出て︑宮城の方を拝み三948 ︑島地ではたらいていらっしゃる兵た三953 のお手つだひをして︑庭の草を取りま三957 を︑きれいに取っておしまひになった三961 にいさんは︑こはれてみたごみ箱のふ三965 ︑﹁︿略﹀︒﹂といって︑お喜びになりま三967 ですよ︒﹂と呼ばれて︑行ってみると︑三967 と呼ばれて︑行ってみると︑おかあさ三969 ぜんのしたくをしていらっしゃいまし三974 た︒ごはんがすんでから︑戦地の兵た
て一て
三978のかめをとりまいて遊んでゐます︒子
三978 をとりまいて遊んでゐます︒子ども一﹁
三981囹 かめをころがしてみよう︒﹂子ども二
三987園 かめをころがしてみるのです︒﹂う三989園 そんなことをしてはいけない︒かは
三991園 だから︑はなしておやり︒﹂子ども四
三997園 ものだ︒ゆるしておやり︒さうだ︒三㎜1園 このかめを費ってくれないかね︒﹂み
三隅2園 ね︒﹂みんな﹁費ってあげよう︒﹂うらし三兜6﹂いひながら︑行ってしまひます︒うら
三㎜9 ︒﹂かめをだき起して︑せなかをさすっ
三㎜9 ︑せなかをさすってやります︒かめは︑三川2囹 こを通りかかってよかった︒早くう
三山6 らしまがつりをしてゐます︒そこへ︑三棚6 そこへ︑かめが出て來ます︒かめ﹁うら
三皿1囹助けくださいまして︑ほんたうにあり三撹3園 れしょうと思ってまみりました︒﹂う
三皿7園 おもしろい︒行ってみませう︒﹂かめ﹁三撹9 らしまの手を取って︑そこらをぐるぐ
三蹟8 んないしながら︑出て來ます︒かめ﹁ここ
三九3 いろくな魚が出て凹ます︒その後か
三梱8園助けくださいましてありがたうござい三脳9園 ︑ゆっくり遊んでいってくださいま
三掴9囹 くり遊んでいってくださいませ︒﹂
三価2 ごちそうをはこんで暗ます︒おとひめ﹁
三価3園 なくめしあがってください︒﹂うらし
三鵬3園 をどりををどってもらひませう︒﹂
三鵬4 魚たちは︑そろってをどります︒うら三伽2 のことを思ひ出して︑急に家へかへり
三研7園 かなをどりをして︑ごらんにいれま三佃1園 はったことをして︑おなぐさめいた
三㎜2園 すから︑かへらしていただきます︒﹂ 三田6 が︑玉手箱を持って來ます︒うらしま﹁三㎜7園 でいただきまして︑ありがたうござ三㎜1園 ︑おあけになってはなりません︒い三柵2園 ︑そのままにしておいていただきた