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https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 自動車産業における産学共同研究の実証的考察 Author(s) 齋藤, 裕美; 隅蔵, 康一 Citation 年次学術大会講演要旨集, 29: 83-86 Issue Date 2014-10-18Type Conference Paper Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/12401
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自動車産業における産学共同研究の実証的考察
○齋藤裕美(千葉大学/NISTEP)・隅蔵康一(政策研究大学院大学/NISTEP)1.はじめに
科学的な発見は画期的な技術の源泉であり、その科学の源泉は基礎研究にあると考えられる。Mansfield (1991)は, 米国企業へのアンケート調査(おもに R&D マネージャー対象)の結果に基づき, 基礎研 究の成果がなければ新しい製品や製造方法の 10%はその登場が著しく遅れただろうと指摘する.しかし ながら、基礎研究がどのように産業に影響を与えているのか、実態を可視化することは容易ではない。 しかしながら、先行研究では、科学と技術をつなぐさまざまなデータからこの課題に取り組んできた。 特にサイエンス型産業といわれる製薬産業を対象とした研究が多くある。たとえば、Narin et al.(1997) は, 特許が引用する文献に着目して, 特許と科学のリンケージの強さを定量的に示した. Cockburn and Henderson(1997)は, 論文の共著関係に着目し, 大学の科学者との共著論文を多く発表している企業ほど, 研究費あたりの重要特許数が高いと指摘している。 Zucker and Darby(2001)も共著関係に着
目し, 日本のバイオテクノロジー分野の企業と大学のスター科学者の共著論文のデータから, スター科
学者との共同研究が企業の特許生産性や製品の開発, 製品の市場化を向上させたことを示している。
Saito and Sumikura(2010)では企業と大学・公的研究機関との特許の共同出願に着目し, 企業が大学・
公的研究機関からのどれだけ科学的知見を吸収したかを定量的に分析した. その結果, 大学・公的研究 機関からの科学的知見の吸収は, 新薬の承認数といった市場に近い部分のパフォーマンスには影響しな いが, 特許出願や特許出願効率性という技術的パフォーマンスに寄与していることを示している。 産業における基礎研究の効果についてこれまで製薬産業に関する分析が多かったのは、製薬産業が特 にサイエンス型産業であったからであろう。しかしながら、大学・公的研究機関との何らかの連携の効 果をより客観的にみるには、比較対象としてサイエンス型産業以外の産業における分析も必要である。 われわれの知る限り、名古屋大学産学連携本部(2011)による産学官連携の調査報告書などはあるもの の、自動車産業に関する産学共同研究に関する論文は、製薬産業のそれに比べてきわめて少ないように 思える。 そこで本稿では自動車産業をとりあげて、産学共同研究の状況をフォローするとともに、産学共同研 究と企業パフォーマンス、特に特許出願数、との関係についてきわめて素朴な方法で概観する。本稿は 自動車産業における産学共同研究のインパクトを検討していくにあたっての第一報である。
3.データ
本稿が依拠する産学共同研究のデータは科学技術・学術政策研究所が保有する産学連携データベースで ある. これは 1983 年度から 2002 年度までの, 国立大学の法人化(2004 年 4 月)以前における, 全国の 国立大学と民間企業等との共同研究の実態についての情報を収載している. このデータは大学単位で収 集されているが, 産学共同研究を行った相手先の企業名が掲載されている. 我々はこの情報に注目し, 自動車産業だけを抽出した. ここでは JSIC(日本標準産業分類)の基準に従って1、自動車・同附属品製 造業をとりあげた。その中でも自動車製造業(二輪自動車を含む)と自動車部品その他に分類した。 そのうえで、大学等の共同研究相手先として記されている「企業」を単位としたデータに構築し直した. 無論, 同年に複数の産学共同研究を行っている可能性もある. そこで企業ごとに各年における大学・公 的研究機関との共同研究の件数を集計することで, 各企業が各年にどれだけ, どのような相手と共同研 究しているかのデータを作成した. データの構築方法の詳細は, 齋藤・隅蔵(2013a,b,c)を参照されたい. ここでは1983 年から 2002 年までの国立大学との産学共同研究の件数の累積を, 産学連携度として定義 1 JSIC は何年かごとに改訂されている。本データは平成 14 年(2002 年)3 月改訂(平成 20 年 3 月末 まで)の基準に従っている。 行っていないため,必ずしも正しい結果であるこ との保証できない.今後,評価方法の実施項目の 充実を行い,事例検証を増やしていくことで,評 価方法の安定性を図りたい. 参考文献 [1] 関根重幸:「公的研究機関とのオープンイノ ベーションのポイント」,研究開発リーダー Vol. 11,No.4,pp.8-10,(2014). [2] 山口佳和:「多様な産学連携活動の総合評価 手法の開発」2008 千葉工業大学附属総合研 究所 プロジェクト研究年報 pp. 148-152, (2008). [3] 伊藤伸:「TLO 業務と戦略的共同研究マネジ メント」研究開発リーダー Vol. 4,No.9, pp.20-22,(2007). [4] 若林節子,弓取修二:「新エネルギー・産業 技術総合開発機構における追跡調査・評価 の試み」産学連携 Vol.4, N0. 1, pp. 6-13, (2007). [5] 小林直人:「産業技術総合研究所におけるア ウトカムの視点からの戦略的研究評価と産 官学連携への課題」産学連携 Vol.4, N0. 1, pp. 14-24, (2007). [6] 吉田秀紀,篠原譲司,佐々正:「目的基礎研 究プロジェクトの評価に向けて」産学連携 Vol.4, N0. 1, pp. 1-5, (2007). [7] 東京医科歯科大学:「平成 25 年度経済産業 省産学連携評価モデル・拠点モデル実証事 業(モデル構築事業)報告会報告書」東京医科 歯科大学(2014). [8] 桑江良昇:「産学連携の推進と成功要因」研 究開発リーダー Vol. 4,No.9,pp.23-26, (2007). [9] 實淵武治:「産学連携の共同研究・委託研究 進め方とその戦略」研究開発リーダー Vol. 4,No.9,pp.27-30,(2007). [10] 阿部弘:「産学連携(委託研究,共同研究)の 推進と連携先の評価,選定」研究開発リー ダー Vol. 4,No.9,pp.31-34,(2007). [11] M. B. Chrissis, M. Konrad, S. Shrum 著 ,JASPIC CMMI V1.2 翻訳研究会 訳:CMMI 標準教本 第 2 版,日経 BP 社(2009). [12] 中條武志:ISO9001 の知識〈第 3 版〉,日本 経済新聞出版社(2010). [13] 永松陽明,岡田公治,他 7 名:「業務プロセ スのベストプラクティス表現方法とライブ ラリの構築」プロジェクトマネジメント学会 誌,Vol. 13,No.1,pp. 22-27 (2011). [14] 永松陽明,中條武志,谷口芳夫,「業務プロ セスにおける不具合情報の有効活用の研究」 日本品質管理学会誌「品質」 Vol.43, No.1, pp.143-151 (2013). [15] 永松陽明:「プロセスの弱点顕在化と質の充 実による事故撲滅」日本品質管理学会第 141 回シンポジウム講演要旨集,pp. 65-77,(2012).
図 2 自動車産業(自動車製造)における各年の平均特許出願件数 図 3 自動車産業(自動車部品その他)における各年の平均特許出願件数 0 50 10 0 15 0 20 0 t_ j_ st ud y 0 2000 4000 6000 8000 10000 patent 0 50 10 0 15 0 20 0 t_j _s tud y 0 2000 4000 6000 8000 10000 patent 図 4 2003 年における産学連携度と特許出願件数 図 5 2007 年における産学連携度と特許出願件数
(自動車製造業) (自動車製造業)
することとする。本データは各企業・各年における産学共同研究の有無をカウントしているため, 1 件の 産学共同研究が複数年続いていても各年で 1 つとカウントした. その場合でも, 継続的に産学共同研究 を行っているという指標として解釈できよう。またこの産学連携データベースに特許出願数のデータを 追加した。企業の特許出願状況については, 知的財産研究所が公開している「IIP パテントデータベース」を用いた(Goto and Motohashi, 2007).
4.分析結果
まずは 1983 年から 2002 年における自動車産業と国立大学との共同研究状況について自動車製造と自動 車部品製造その他に分けて概観しよう。図 1 は自動車産業と国立大学との共同研究件数の各年の平均を 時系列に示したものである。自動車部品その他における産学共同研究の件数は、20 年間ほぼ変わってい ない。それに対して自動車製造は 1986 年前後に若干、産学共同研究の増減があったが、それ以降は徐々 に上昇傾向にあり、1998 年を境に急増している。 図 1 自動車産業における各年の平均共同研究件数 次に 1983 年から 2002 年の間、自動車産業において特許出願件数がどのように変化してきたのかを概観 しよう。自動車製造業は大企業が多いためか特許出願件数が多く、自動車部品その他と同列に比較でき ない。そこで以下では図を分けよう。図 2 は自動車製造業全体における各年の平均特許出願件数の時系 列推移を表したものである。1983 年~2002 年までの 20 年間においてそれほど特許出願件数は大きく変 動していないように見える。一方、自動車部品その他全体をみると、各年の平均特許出願件数は少なく とも 1995 年までは上昇傾向にあるようにみえる(図 3)。1995 年以降は若干の増減を繰り返しているが、 比較的安定している。 次に産学共同研究の経験が、いかに企業のパフォーマンスに影響するかをみるために、パフォーマン スの代理指標として特許出願件数を採用し、産学連携度と特許出願件数の関係を、散布図を通じてみて みよう。産学共同研究の成果がでるまでには時間がかかる。我々の産学連携度のデータは 1983 年から 2002 年までであるので、特許出願件数についてはその後の 2003 年時点と 2007 年時点を取り上げよう。 まず自動車製造業についてみよう。該当する企業が 12 社である。2003 年および 2007 年とも左下に企 業が集中しているが、これは産学連携度が少ない企業は特許出願数も小さいことをあらわす。2003 年か ら 2007 年にかけて、1 社だけ産学連携度も高く、特許出願数も 9000 超の企業があるが、ほかは変わら ない、あるいは特許出願件数が減少している。 次に自動車部品その他の企業についてみてみよう。こちらも 2003 年および 2007 年共に左下に企業が 集中しており、産学連携度が少ない企業は特許出願数も少ない。一方で特許出願件数が 200 件以下で産 学官連携は高いという企業もある。逆に産学連携度が少ないにもかかわらず、特許出願件数が多い企業 もある。2007 年のほうが 800 件を超える出願は減少している。図 2 自動車産業(自動車製造)における各年の平均特許出願件数 図 3 自動車産業(自動車部品その他)における各年の平均特許出願件数 0 50 10 0 15 0 20 0 t_ j_ st ud y 0 2000 4000 6000 8000 10000 patent 0 50 10 0 15 0 20 0 t_j _s tud y 0 2000 4000 6000 8000 10000 patent 図 4 2003 年における産学連携度と特許出願件数 図 5 2007 年における産学連携度と特許出願件数
(自動車製造業) (自動車製造業)
することとする。本データは各企業・各年における産学共同研究の有無をカウントしているため, 1 件の 産学共同研究が複数年続いていても各年で 1 つとカウントした. その場合でも, 継続的に産学共同研究 を行っているという指標として解釈できよう。またこの産学連携データベースに特許出願数のデータを 追加した。企業の特許出願状況については, 知的財産研究所が公開している「IIP パテントデータベース」を用いた(Goto and Motohashi, 2007).
4.分析結果
まずは 1983 年から 2002 年における自動車産業と国立大学との共同研究状況について自動車製造と自動 車部品製造その他に分けて概観しよう。図 1 は自動車産業と国立大学との共同研究件数の各年の平均を 時系列に示したものである。自動車部品その他における産学共同研究の件数は、20 年間ほぼ変わってい ない。それに対して自動車製造は 1986 年前後に若干、産学共同研究の増減があったが、それ以降は徐々 に上昇傾向にあり、1998 年を境に急増している。 図 1 自動車産業における各年の平均共同研究件数 次に 1983 年から 2002 年の間、自動車産業において特許出願件数がどのように変化してきたのかを概観 しよう。自動車製造業は大企業が多いためか特許出願件数が多く、自動車部品その他と同列に比較でき ない。そこで以下では図を分けよう。図 2 は自動車製造業全体における各年の平均特許出願件数の時系 列推移を表したものである。1983 年~2002 年までの 20 年間においてそれほど特許出願件数は大きく変 動していないように見える。一方、自動車部品その他全体をみると、各年の平均特許出願件数は少なく とも 1995 年までは上昇傾向にあるようにみえる(図 3)。1995 年以降は若干の増減を繰り返しているが、 比較的安定している。 次に産学共同研究の経験が、いかに企業のパフォーマンスに影響するかをみるために、パフォーマン スの代理指標として特許出願件数を採用し、産学連携度と特許出願件数の関係を、散布図を通じてみて みよう。産学共同研究の成果がでるまでには時間がかかる。我々の産学連携度のデータは 1983 年から 2002 年までであるので、特許出願件数についてはその後の 2003 年時点と 2007 年時点を取り上げよう。 まず自動車製造業についてみよう。該当する企業が 12 社である。2003 年および 2007 年とも左下に企 業が集中しているが、これは産学連携度が少ない企業は特許出願数も小さいことをあらわす。2003 年か ら 2007 年にかけて、1 社だけ産学連携度も高く、特許出願数も 9000 超の企業があるが、ほかは変わら ない、あるいは特許出願件数が減少している。 次に自動車部品その他の企業についてみてみよう。こちらも 2003 年および 2007 年共に左下に企業が 集中しており、産学連携度が少ない企業は特許出願数も少ない。一方で特許出願件数が 200 件以下で産 学官連携は高いという企業もある。逆に産学連携度が少ないにもかかわらず、特許出願件数が多い企業 もある。2007 年のほうが 800 件を超える出願は減少している。1C08
中小企業の産学共同研究:アンケート調査の分析
○能見利彦(経産省) 1.はじめに 国のイノベーションを活性化させる上におい て,中小企業の役割が注目されている。例えば, ラングロアの「消えゆく手」仮説[1]においては, 歴史を俯瞰して,アダム・スミスの時代は所有者 経営型の中小企業が資本主義の中心だったが, 1880 年頃から専門経営者が経営する大規模組織 (大企業)の時代が到来し,1990 年頃から専門 特化した小規模組織のネットワークがニュ-エ コノミーを構築するようになったと指摘し,今後 の中小企業の重要性を主張している。 我が国の中小企業政策においても,1999 年 12 月に中小企業基本法を改正し,従来の弱者保護の 考え方から,中小企業の「機動性,柔軟性,創造 性」に着目して「我が国経済のダイナミズムの基 盤」としての役割を発揮させる[2] ことに政策の 重点を移している。一方で,研究開発の面では, 中小企業は大企業以上に外部の技術を活用する ことが必要で,外部との関係・ネットワークを構 築して,オープン・イノベーションに取り組むこ とが必要である。そのため,産学連携施策におい ても,中小企業が大学と連携してイノベーション を起こしていくことを積極的に支援する必要が ある。 中小企業は社によって多種多様であるが,その 中で研究開発に取り組んでいる中小企業は利益 率が高く,産学連携に積極的に取り組んでいるこ とが指摘されている[3]。総務省統計によれば,中 小製造業の中で 8.1%の企業しか研究開発を行っ ていないが,表1に示すように,それらの企業は, 中小製造業平均に比べて研究開発関係の指標が 高いだけでなく,経営規模が大きく(従業員数が 2.5 倍),売上高が 3.4 倍で営業利益が 4.2 倍で売 上高営業利益率は4.3%(平均は 3.5%)と経営状 況の指標も高い。産学連携の相手としては,研究 開発を行っている中小企業が有力なターゲット と考えられる。 このため,研究開発を行っている中小企業の産 学連携,特に大学との共同研究の現状を把握する ためにアンケート調査を行った。以下に,その結 果を報告する。なお,本報告は,所属組織の見解 ではなく,個人の見解である。 表1 研究開発を行う中小製造業の姿 (2012 年度) 中小企業 平均 研究開発 している 中小企業 1社当たり売上高 (百万円) 886 3,045 1社当たり営業利益(百万円) 31.4 130.6 1社当たり従業員数(人) 31.3 78.8 1社当たり社内使用研究費 (百万円) 5.5 67.9 1社当たり自己負担研究費 (百万円) 5.5 68.0 1社当たり研究者数 (人) 0.4 5.2 売上に対する社内使用研究費比率(%) 0.62% 2.23% 売上に対する自己負担研究費比率(%) 0.63% 2.25% 出典:総務省「平成25年科学技術研究調査報告」に基づいて試算 製 造 業 2.調査の概要 今回,中小企業と大学との産学連携の実態を把 握するために,未来工学研究所に委託して,①研 究開発を行っている中小企業へのアンケート調 査と②大学の産学連携担当部署へのアンケート 調査を行った。アンケートの実施期間は 2013 年 12 月 16 日~2014 年 1 月 31 日である。 前者のアンケートは,中小企業2,381 社に調査 票を郵送し, 734 社から回答を得て, 回収率は 30.8%であった。送付先の選定方法は, 中小企業 庁の 2006 年度から 2013 年度の「サポートイン ダストリー(ものづくり基盤技術)事業」に採択さ れた企業1,381 社及び中小企業庁の 2012 年度補 正予算による「ものづくり中小・小規模事業者試 作開発等支援補助金事業」に採択された企業から 都道府県別人口比率でランダム抽出した1,000 社 である。研究開発を行っている中小企業を抽出す るためにこれらの研究支援制度の対象企業リス トを利用したが, そのために調査対象業種は製造 業または情報通信業となった。 後者のアンケートは,産学連携実績の上位200 大学に調査票を送り,135 大学から回答を得て, 回答率は67.5%であった。対象大学は,文部科学 省統計「大学における産学連携等実施状況につい て」で 2011 年度の共同研究件数と受託研究件数 0 10 20 30 40 50 t_j _s tud y 0 200 400 600 800 1000 patent 0 10 20 30 40 50 t_j _s tu dy 0 200 400 600 800 1000 patent 図 6 2003 年における産学連携度と特許出願件数 図 7 2007 年における産学連携度と特許出願件数(自動車部品その他) (自動車部品その他)
5.結語
本稿では自動車産業における産学共同研究が企業のパフォーマンスにどのような影響をもたらすのか についての分析に先立つ予備的考察をした。本稿の分析では定かではないことが多数あるが、まずは第 一報として、今後より精査したい。そのうえでサイエンス型産業である製薬産業との比較も行いたいと 考えている。 参考文献Mansfield, E., “Academic research and industrial innovation,”Research Policy 20(1991), pp.1-12.
Narin F., Hamilton K., Olivastro D. “The increasing linkage between U.S. technology and public science,”
Research Policy, 26 (1997), pp.317-330.
Cockburn, I and R Henderson “Public-private interaction and the productivity of pharmaceutical research,” NBER
Working Paper Series, working paper 6018(1997).
Goto, A and K. Motohashi, “Construction of a Japanese Patent Database and a first look at Japanese patenting activities”, Research Policy, Volume 36, Issue 9, November 2007, Pages 1431-1442.
Saito, H. and K. Sumikura., “An Empirical Analysis on Absorptive Capacity Based on Linkage with Academia,”
International Journal of Innovation Management , International Society for Professional Innovation
Management, Vol.14, No.3(2010), pp.491-509.
Zucker, LG and MR Darby., “Capturing technological opportunity via Japan’s star scientists: Evidence from Japanese firm’s biotech patents and products,” Journal of Technology Transfer, 26 (2001), pp.37–58. 齋藤裕美・隅蔵康一“産学共同研究と企業パフォーマンスの実証研究~医薬品産業を対象に”日本機械 学会 2013 年度年次大会講演論文集,5 p., 2013 年. 齋藤裕美・隅蔵康一「産学共同研究における相手先の多様性と企業パフォーマンス~医薬品産業を対象 に」第 10 回日本知財学会年次学術研究発表会予稿集,5p., 2013 年. 齋藤裕美・隅蔵康一「企業の側から見た産学共同研究~全業種比較」第 27 回研究・技術計画学会年次 学術大会 講演要旨集, 5p., 2013 年. 名古屋大学産学連携本部(2011)「産学官連携に関する調査報告書―次世代自動車研究開発、における 大学と産業界との連携のありかたについての提言」